JPH051362U - ベツド装置 - Google Patents

ベツド装置

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JPH051362U
JPH051362U JP5009991U JP5009991U JPH051362U JP H051362 U JPH051362 U JP H051362U JP 5009991 U JP5009991 U JP 5009991U JP 5009991 U JP5009991 U JP 5009991U JP H051362 U JPH051362 U JP H051362U
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JP
Japan
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vertical rod
bed frame
recess
side fence
fence
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JP5009991U
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JPH0715483Y2 (ja
Inventor
文三 古賀
勇 吉野
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フランスベツド株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、ベッドフレ−ムの側部に起伏自在
に設けられた側柵が不使用時に邪魔になることがないよ
うにしたベッド装置を提供することにある。 【構成】ベッドフレ−ム1と、このベッドフレ−ム1の
側部材2の内面側に形成された凹部9と、この凹部9に
設けられ下横部材12と上横部材13とが複数の縦杆1
5の両端部にそれぞれ回動自在に連結されているととも
に、上記縦杆15をほぼ垂直に起立させた状態で回動不
能に保持するストッパ機構18を有し、上記縦杆15を
倒伏させたときに上記側部材2の上面から突出すること
のない状態で上記凹部9に収容される側柵11とを具備
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はベッドフレ−ムの側部に側柵が起伏自在に設けられたベッド装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
ベッド装置には、マットレス上に横たわった利用者が落下したり、布団がずれ 落ちるのを防止するなどの目的のために、ベッドフレ−ムの側部に側柵を設ける ようにしたものがある。上記側柵は、利用者がマットレスに乗り降りしたり、診 察を受けるときに便利なように起伏自在な構成としたものが知られている。
【0003】 このような側柵が設けられたベッド装置としては、実公平2−16688号公 報に示されものが知られている。この公報に示された側柵は、上横部材と下横部 材とに複数の縦杆の上下端部がそれぞれ回動自在に連結されている。つまり、上 記縦杆は、下端を支点として上横部材とともに起伏自在な構成となっている。縦 杆はほぼ垂直に起立させた状態でストッパ機構によって回動不能に保持できるよ うになっている。
【0004】 したがって、側柵を利用するときには、縦杆を起立状態で保持すればよく、不 使用時には上記ストッパ機構を操作して縦杆を倒伏させればよい。
【0005】 ところで、このような従来の構成においては、上記側柵がベッドフレ−ムの側 部材の上面に設けられているため、不使用時に倒伏させたときに、下横部材、縦 杆および上横部材が上記ベッドフレ−ムの側部材の上面側に突出した状態で重合 する。そのため、利用者がマットレスに乗り降りする際に倒伏させた側柵にぶつ かるなどして邪魔となるばかりか、上記側柵がベッド装置の外観を低下させると いうこともある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の側柵は、倒伏させたときにベッドフレ−ムの側部材の上面 に重合突出するため、邪魔であるとともに、外観的に体裁が悪いなどのことがあ った。
【0007】 この考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、側 柵を倒伏させたときに、その側柵がベッドフレ−ムの側部材の上面側に突出する ことがないようにしたベッド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、ベッドフレ−ムと、このベッドフレ− ムの側部材の内面側に形成された凹部と、この凹部に設けられ下横部材と上横部 材とが複数の縦杆の両端部にそれぞれ回動自在に連結されているとともに、上記 縦杆をほぼ垂直に起立させた状態で回動不能に保持するストッパ機構を有し、上 記縦杆を倒伏させたときに上記側部材の上面から突出することのない状態で上記 凹部に収容される側柵とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、不使用時に側柵を倒伏させると、その側柵はベッドフレ− ムの側部材の凹部内に収容されるため、上面側に突出するようなことがない。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。図3と図4に示すベッ ド装置はベッドフレ−ム1を備えている。このベッドフレ−ム1は平行に離間対 向した一対の側部材2を有し、これら側部材2の長手方向一端側にはヘッドボ− ド3、他端側にはフットボ−ド4が連結されることで、平面形状が矩形枠状に形 成されている。
【0011】 上記各側部材2の内面側の下端部には、長手方向ほぼ全長にわたって受桟5が 設けられている。これら受桟5には床板6が幅方向両端部を係合させて架設され ている。この床板6上にはマットレス7が載置されている。上記各受桟5の長手 方向両端部の下面には、図4に示すようにベッドフレ−ム1を所定の高さで支持 するための脚8が設けられている。
【0012】 上記側部材2の内面側のヘッドボ−ド3側の長手方向ほぼ半分の部分には、側 部材2の上面および内面に開放した凹部9が形成されている。各凹部9には側柵 11が設けられている。この側柵11は、図1に示すように上下方向に平行に離 間した下横部材12と上横部材13とを有する。各横部材12、13の互いに対 向する面にはそれぞれ取付部材14が設けられている。各横部材12、13の対 応する一対の取付部材14には、図2に示すようにそれぞれ縦杆15の下端部と 上端部とがピン16によって回動自在に連結されている。
【0013】 上記下横部材12と上横部材13とに取付けられた取付部材14は、それぞれ が逆方向の側面および水平面が開放した箱型状に形成されている。それによって 、縦杆15は、ほぼ垂直に起立した状態から図2に矢印で示す倒伏方向に回動さ せることができるようになっている。
【0014】 上記下横部材12は帯状の鋼板からなり、上記上横部材13は帯状の鋼板13 aの上面に合板13bを介してウレタンフォ−ムなどの弾性材13cを重合し、 この弾性材13cを外装地13dで被覆して形成されている。つまり、上横部材 13の上面側はクッション性を有するから、利用者がマットレス7上で上半身を 起こした姿勢をとるときに、上記上横部材13を肘掛けとして利用することもで きるようになっている。
【0015】 上記側柵11を倒伏させることで重合する下横部材12、縦杆15および上横 部材13がなす高さ寸法は、上記凹部9の深さ寸法とほぼ同じに設定されている 。それによって、倒伏させた側柵11は凹部9内に、上横部材13の上面が側部 材2の上面とほぼ面一になるよう収容される。この状態を図1に鎖線で示す。
【0016】 最もヘッドボ−ド3側に位置する縦杆15の上部には図2に示すようにコマ1 7aが取付けられている。このコマ17aにはピン状の突起17bがヘッドボ− ド3側に向かって水平に突設されている。上記コマ17aの突起17bが突設さ れた一端側は上下方向に沿って傾斜したテ−パ部17cに形成されている。
【0017】 上記突起17bには図2に示すストッパ機構18のストッパ19が係脱するよ うになっている。このストッパ19はレバ−部21と直杆部22とによってL字 状に形成されていて、その角部が上記上横部材13の下面に取付けられた支持体 23にピン24によって回動自在に連結されている。上記ピン24にはばね25 が設けられ、このばね25はストッパ19を矢示方向に付勢している。
【0018】 上記直杆部22の縦杆15側の側面には凹状の係合部26が形成されている。 縦杆15をほぼ垂直となるまで起立させたときに、上記係合部26に上記ピン2 4が自動的に係合するようになっている。係合部26にピン24が係合すれば、 縦杆15の矢示方向の回動が阻止されるから、縦杆15は起立状態で保持される ことになる。
【0019】 上記ストッパ19のレバ−部21を押圧し、このストッパ19をばね25によ る付勢方向と逆方向に回動させれば、上記係合部26とピン24との係合を外す ことができる。それによって、起立状態で保持された縦杆15を倒伏方向に回動 させることができるようになっている。
【0020】 上記レバ−部21は、柔軟な合成樹脂などによって筒状に形成されたカバ−2 7で覆われている。したがって、上記レバ−部21を操作するときにはカバ−2 7の上から押圧操作すればよい。また、縦杆15を起立方向に回動させて上記直 杆部22の係合部26にピン24を自動的に係合させるとき、直杆部22がピン 24に当たることで、ストッパ19のレバ−部21が上横部材13の下面に接近 する方向に回動する。しかしながら、レバ−部21がカバ−27で覆われている ことにより、レバ−部21と上横部材13の下面との間に手などを挟むのが防止 される。
【0021】 このように構成された側柵11によれば、使用時には縦杆15を起立方向に回 動させ、ストッパ19の係合部26にピン24を係合させれば、各縦杆15が起 立状態で回動不能に保持されるから、上記側柵11を利用することができる。
【0022】 一方、不使用時には、ストッパ19を操作し、その係合部26とピン24との 係合を外し、縦杆15を倒伏方向に回動させればよい。縦杆15を倒伏状態まで 回動させると、この縦杆15および上横部材13は、ベッドフレ−ム1の側部材 2の内面側に形成された凹部9に、上記側部材2の上面側に突出することなく、 ほぼ面一となる状態で収容される。つまり、側柵11はベッドフレ−ム1の外側 からはほとんど見えない状態となる。
【0023】 そのため、利用者がマットレス7に乗り降りする際、側柵11にぶつかったり 、被服が引っ掛かるなどのことがないから、安全性を向上させることができるば かりか、外観的にも良好となる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案は、ベッドフレ−ムの側部材の内面側に凹部を形成 し、この凹部に側柵を設け、不使用時には上記側柵を倒伏させることで上記凹部 に収容できるようにした。
【0025】 そのため、上記側柵は不使用時にはベッドフレ−ムの上面側に突出しないから 、利用者がマットレスに乗り降りする際、倒伏状態にある側柵にぶつかったり、 被服を引っ掛けるなどのことがないばかりか、外部からはほとんど見えないため 、ベッドフレ−ムの外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側部材の内面側の側
面図。
【図2】同じく上横部材に設けられたストッパ機構の部
分の断面図。
【図3】同じくベッドフレ−ムの長手方向に沿う断面
図。
【図4】同じく幅方向に沿う断面図。
【符号の説明】
1…ベッドフレ−ム、2…側部材、9…凹部、11…側
柵、12…下横部材、13…上横部材、15…縦杆、1
8…ストッパ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ベッドフレ−ムと、このベッドフレ−ム
    の側部材の内面側に形成された凹部と、この凹部に設け
    られ下横部材と上横部材とが複数の縦杆の両端部にそれ
    ぞれ回動自在に連結されているとともに、上記縦杆をほ
    ぼ垂直に起立させた状態で回動不能に保持するストッパ
    機構を有し、上記縦杆を倒伏させたときに上記側部材の
    上面から突出することのない状態で上記凹部に収容され
    る側柵とを具備したことを特徴とするベッド装置。
JP5009991U 1991-06-28 1991-06-28 ベッド装置 Expired - Lifetime JPH0715483Y2 (ja)

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JP5009991U JPH0715483Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 ベッド装置

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JP5009991U JPH0715483Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 ベッド装置

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JPH051362U true JPH051362U (ja) 1993-01-14
JPH0715483Y2 JPH0715483Y2 (ja) 1995-04-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129963U (ja) * 1973-03-12 1974-11-08

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49129963U (ja) * 1973-03-12 1974-11-08
JPS5324843Y2 (ja) * 1973-03-12 1978-06-26

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