JP3048754U - マットレスカバー - Google Patents
マットレスカバーInfo
- Publication number
- JP3048754U JP3048754U JP1997010996U JP1099697U JP3048754U JP 3048754 U JP3048754 U JP 3048754U JP 1997010996 U JP1997010996 U JP 1997010996U JP 1099697 U JP1099697 U JP 1099697U JP 3048754 U JP3048754 U JP 3048754U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- mattress
- pillow
- holding
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 背上げ用ベッド1のマットレス21を容易且
つ確実に止められ、同時に枕のずれを防止できる枕カバ
ー31つきのマットレスカバーを提供する。 【解決手段】 マットレスを覆うための箱型のカバー2
2と、枕カバーとでなり、カバーは、返し部25によっ
て開口部26が形成され、返し部25の端縁には係合用
紐28が添設されると共に一端側返し部25aには止め
具29が縫着されており、枕カバー31は、袋部32か
ら延長すると共に止め具35が縫着された保持部33,
34で構成され、上記一端側の返し部25aに枕カバー
31の保持部34を止め具29,35により着脱自在に
設け、袋部に枕を挿入した使用状態では、袋部はマット
レス上面に位置し、保持部はマットレスの側面に沿って
巻かれてカバーの返し部に止着されてマットレスの下面
とベッド床板の間で挟持されるようにした。
つ確実に止められ、同時に枕のずれを防止できる枕カバ
ー31つきのマットレスカバーを提供する。 【解決手段】 マットレスを覆うための箱型のカバー2
2と、枕カバーとでなり、カバーは、返し部25によっ
て開口部26が形成され、返し部25の端縁には係合用
紐28が添設されると共に一端側返し部25aには止め
具29が縫着されており、枕カバー31は、袋部32か
ら延長すると共に止め具35が縫着された保持部33,
34で構成され、上記一端側の返し部25aに枕カバー
31の保持部34を止め具29,35により着脱自在に
設け、袋部に枕を挿入した使用状態では、袋部はマット
レス上面に位置し、保持部はマットレスの側面に沿って
巻かれてカバーの返し部に止着されてマットレスの下面
とベッド床板の間で挟持されるようにした。
Description
【0001】
この発明は利用者の上半身を起こすことができる背上げベッドに好適なマット レスカバーに関する。
【0002】
たとえば、自力で起き上がることが困難な利用者などには床板の一部を起上さ せることで上半身を起こすことができる背上げベッドに用いられる。背上げベッ ドは周知のように、ベッドフレームを有し、このベッドフレーム上に床板が設け られる。この床板の一部、つまり利用者の上半身に対応する部分は起伏自在に構 成されている。
【0003】 上記床板上には、マットレスが載置され、このマットレス上には利用者が仰臥 する。したがって、上記床板の起伏自在な部分を起上させることで、利用者の上 半身を起こすことができるようになっている。 通常、上記背上げベッドを利用する場合、上記マットレスは汚れるのを防止す るためにマットレスカバーで覆われるとともに、利用者は頭部に枕を当てるよう にしている。ところで、上記マットレスカバー周辺部がマットレスの下面側へ折 り込まれているだけであり、枕はマットレス上に単に載置されているだけである 。そのため、利用者が上半身を起こすために上記床板の起伏自在な部分を起上さ せると、その起上に応じてマットレスが床板から浮き上がったり、ずれるなどの 不都合がある。
【0004】 そのため、上記枕はマットレス上に単に載置されているだけであるから、床板 の一部を起上させると、落下してしまうということがある。背上げ時に枕の落下 を防止できるようにするために、たとえば実公平4−46748号公報に示され る背上げベッド用枕カバーが提案されている。この公報に示された枕カバーは枕 を保持することができる枕カバーシートと、このシートに一端が連結され、他端 に固定具が設けられたベルトからなり、上記固定具を背上げベッドの背板のスノ コ板に連結することで、背上げ時に上記枕がずれ落ちるのを防止できるようにし ている。このような枕カバーを用いれば、確かに背上げ時に枕がずれ落ちるのを 防止することはできる。しかしながら、枕のずれ落ちを防止できても、マットレ スカバーとは別物品であるから利用者には不便であった。
【0005】
このように、従来は、背上げ時に枕の落下を防止できるようにした枕カバーは 開発されているものの、枕を止めるものとマットレスカバーが別であったので利 用者にとっては不便なものであった。この考案の目的は、枕のずれ落ち防止と同 時に、マットレスのカバーを一体にすることによってベッドメーキングの作業を 容易にしたマットレスカバーを提供することにある。
【0006】
請求項1の考案は、背上げベッド用のマットレス上面と側面を覆う箱型のカバ ーと枕を収容する枕カバーとでなり、カバーは、下面側四周に返し部を設け、こ の返し部により開口部が形成され、返し部の端縁には係合用紐が添設されると共 に一端側返し部には止め具が縫着されており、枕カバーは、筒状に縫合された袋 部と、袋部から延長する共に止め具が縫着された保持部で構成されており、上記 のカバーの一端側の返し部に枕カバーの保持部を止め具により着脱自在に設け、 袋部に枕を挿入した使用状態では、袋部はマットレス上面に位置し、保持部はマ ットレスの側面に沿って巻かれてカバーの返し部に止着されてマットレスの下面 とベッド床板の間で挟持されることを特徴とするから枕のずれ落ち防止と同時に 、マットレスのカバーを一体にすることによってベッドメーキングの作業を簡単 にすることができる。
【0007】
以下、この考案の一実施の形態を図面を参照して説明する。 図6は、背上げベッド1を示し、この背上げベッド1は四隅部下端にキャスタ2 が設けられたベース3を有する。このベース3上には上下駆動機構4によってベ ッドフレーム5が上下駆動自在に設けれている。このベッドフレーム5の長手方 向一端にはヘッドボード6が設けられ、他端にはフットボード7が設けれている 。 上記ベッドフレーム5には床板8が設けれている。この床板8は5つの床板8 a〜8eに分割されている。中央に位置する固定床部8cは上記ベッドフレーム 5に固定され、この固定床部8cの一端には腰床部8bと背床部8aが順次回動 自在に連結されている。
【0008】 上記ベッドフレーム5の下面側には背上げ用の駆動機構11が設けれている。 この駆動機構11は回動駆動される第1の駆動アーム12と第2の駆動アーム1 3とを有する。第1のアーム12の先端には一対の第1のローラ14が回転自在 に設けられ、この第1のローラ14は上記背床部8aの下面に設けれたガイドレ ール15に転動自在に係合している。したがって、上記第1の駆動アーム12が 回動すれば、その動きに応じて上記背床部8aが起伏駆動され、それに腰床部8 bが連動するようになっている。
【0009】 上記第2の駆動アーム12の先端には第2のローラ16が回転自在に設けられ 、この第2のローラ16は上記第1の脚床部8dの下面に転接している。したが って、上記第2の駆動アーム12が回動すれば、その動きに上記第1の脚床部8 dが起伏駆動され、それに第2の脚床部8eが連動するよになっている。 上記第2の脚床部8eと上記ベッドフレーム5の側面との間にはリンク17が 両端を回動自在に結合して設けられている。それによって、第1の脚床部8dの 動きに連動してこの第1の脚床部8dとでほぼへの字状をなす第2の脚床部8e が、その状態で保持されるようになっている。
【0010】 上記床板8にはマットレス21が載置されている。このマットレス21の上面 と側面は箱状のカバー22によって覆われている。 このカバー22は、表面部23と四側面の側面部24と、側面部24から内方 に設けた四周の返し部25とで開口部26を設けた箱状に縫製されており、返し 部25a乃至25dの端縁27には連続して係合用紐28たとえばゴム紐が添着 してされている。
【0011】 カバー22の一端側に位置する返し部25aには、複数の止め具29(雌部) が縫着されており、この止め具29の各々は横方向縦方向で間隔をもって整列し ている。このカバー22の頭部側には、枕カバー31が着脱自在に取り付けられ る。
【0012】 枕カバー31は、二枚の布地の側端部を合わせ縫合した筒状の袋部32と、こ の袋部32に連続し延長して設けられ、ほぼマットレスの厚さ分の寸法に見合う 幅寸法を有する第1の保持部33と、第1の保持部33から連続し延長して設け られた第2の保持部34とでなり、第2の保持部34には返し部25の止め具2 9に対応した複数の止め具35(雄部)が縫着されている。この止め具35の各 々は横方向縦方向で間隔をもって整列している。 枕カバー31の第2の保持部34の止め具35(雄部)は、カバー22の返し部 25aの止め具29(雌部)に着脱自在に止着される。
【0013】 このようにして構成されたカバー22は、係合用紐28を伸ばすことにより開 口部26を拡開しながらマットレス21に被せれば、係合用紐28の収縮により 、返し部25はマットレス21の裏面に止められ、カバー22はマットレス21 を被覆することになる。
【0014】 保持部34を止め具35、29によってカバー22に着脱自在に設けと共に、 カバー22の返し部25aと枕カバー31の第2の保持部34は、床板8の背床 部8aとマットレス21に挟まれているので枕36がずれ動くことが避けられる 。枕カバー30の袋部32には枕36が収容され、第1の保持部33と第2の保 持部34をマットレス21の側面に沿って巻き込み、返し部25aと保持部34 が背床部8aとマットレス21に挟持される。
【0015】 開口部26には、長手方向の二側面の返し部25bと25dを掛け渡した保持 ベルト37が止め具38で連結されている。この保持ベルト37によって、返し 部25bと25dが開くことのないようにしてカバー22がマットレス21にし っかりと止められることになる。
【0016】 このマットレスカバーの使用時は、枕36が収容された袋部32は、カバーを 介してマットレス上面に位置し、袋部32に連続して延長した第1の保持部33 は、ほぼマットレスの厚さに見合う幅寸法によりマットレス側面に沿って巻かれ 、第1の保持部33から延長した第2の保持部34は、返し部25aに止着され ると共にマットレス下面と背床部8aに挟持されることになる。
【0017】 枕カバー31は袋部32、第1,第2の保持部33、34を一枚の布地で各部 分を連続して構成されても良く、別の布地を連結することはこの考案の必須な要 件ではなく、たとえば、袋部32は端部を折り返して枕収容部を形成するように 縫合すればよい。また上記保持部を第1と第2に分けることも必須要件ではない 。
【0018】
請求項1の考案によれば、背上げベッド用のマットレス上面と側面を覆うため の箱型のカバーと、枕を収容する枕カバーとでなり、カバーは、下面側の四周に 返し部を設け、この返し部により開口部が形成され、返し部の端縁には係合用紐 が添設されると共に一端側返し部には止め具が縫着されており、枕カバーは、筒 状に縫合された袋部と、袋部から延長すると共に止め具が縫着された保持部で構 成されており、上記一端側の返し部に枕カバーの保持部を止め具により着脱自在 に設けており、袋部に枕を挿入した使用状態では、袋部はマットレス上面に位置 し、保持部はマットレスの側面に沿って巻かれ、保持部はカバーの返し部に止着 されてマットレスの下面とベッド床板の間で挟持されるマットレスカバーを提供 するものであるから、マットレスにカバーを被せる際に同時に枕カバーを設ける ことができてベッドメーキングの作業が容易になると共に、さらにこの枕カバー はその保持部がマットレス下面とベッド背床部に挟持されるので、枕カバーの袋 部に収容された枕は、ベッド背上げ時でもずれ動くことが規制され、その位置を ほぼ一定に保つことができる。
【図1】(a)は、この考案の一実施の形態の全体構成
を示すカバー表面側の平面図、(b)は同じくカバー裏
面側の平面図。
を示すカバー表面側の平面図、(b)は同じくカバー裏
面側の平面図。
【図2】枕カバーの裏面側の平面図。
【図3】全体構成を示す斜視図
【図4】図3のX−X線に沿う断面図。
【図5】図1のY−Y線に沿う断面図。
【図6】背上げベッドの側面図
1…背上げベッド 8…床板8 8a…背床部 21…マットレス 22…カバー 23…上面 24…側面 25…返し部 26…開口部 31…枕カバー 32…袋部 33…第1の保持部 34…第2の保持部 35…止め具 36…枕 37…保持ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】背上げベッド用のマットレス上面と側面を
覆う箱型のカバーと枕を収容する枕カバーとでなり、カ
バーは、下面側四周に返し部を設け、この返し部により
開口部が形成され、返し部の端縁には係合用紐が添設さ
れると共に一端側返し部には止め具が縫着されており、
枕カバーは、筒状に縫合された袋部と、袋部から延長す
る共に止め具が縫着された保持部で構成されており、上
記一端側返し部に枕カバーの保持部を止め具により着脱
自在に設け、袋部に枕を挿入した使用状態では、袋部は
マットレス上面に位置し、保持部はマットレスの側面に
沿って巻かれてカバーの返し部に止着されてマットレス
の下面とベッド床板の間で挟持されることを特徴とする
マットレスカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010996U JP3048754U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | マットレスカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010996U JP3048754U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | マットレスカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048754U true JP3048754U (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=43183024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010996U Expired - Lifetime JP3048754U (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | マットレスカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048754U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101362919B1 (ko) * | 2013-09-06 | 2014-02-18 | 홍향숙 | 베개를 수납할 수 있는 기능성 침대 커버 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP1997010996U patent/JP3048754U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101362919B1 (ko) * | 2013-09-06 | 2014-02-18 | 홍향숙 | 베개를 수납할 수 있는 기능성 침대 커버 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5737782A (en) | Sick or wounded patient bed having separable frame and moving/lifting apparatus for the separable frame | |
JP3048754U (ja) | マットレスカバー | |
JP3910873B2 (ja) | 背上げ式ベッド装置 | |
JP3562940B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3710694B2 (ja) | 起床式ベッド装置 | |
JP3020463B2 (ja) | 浴槽に兼用できる介護用ベッド | |
JP3545922B2 (ja) | 枕ずれ止め付きシ−ツ | |
EP1051934A1 (en) | A baby support mat | |
JPH04297257A (ja) | 介護用具 | |
JP3700077B2 (ja) | 療養ベッド | |
JP2606076Y2 (ja) | 寝具支持板 | |
JP3203504U (ja) | 枕保持具 | |
JPH0453783Y2 (ja) | ||
JP2000014488A (ja) | 収納式ベッド装置 | |
JP3815749B2 (ja) | ベッドにおける手摺装置 | |
JP2000288039A (ja) | 体位移動用マット | |
JP3566552B2 (ja) | マットレス装置及びベッド装置 | |
KR940002050Y1 (ko) | 책상용 대판을 갖는 침대용 헤드보드 | |
JPH0938140A (ja) | 介護用シート | |
JP3375261B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2530566B2 (ja) | 浴槽に兼用できる介護用ベッド | |
JP4146682B2 (ja) | 起床式ベッド装置 | |
JPH0334176Y2 (ja) | ||
KR910000265Y1 (ko) | 다목적 침대 | |
JP3008358U (ja) | 折畳み式座椅子 |