JPH05136295A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
- Publication number
- JPH05136295A JPH05136295A JP3295357A JP29535791A JPH05136295A JP H05136295 A JPH05136295 A JP H05136295A JP 3295357 A JP3295357 A JP 3295357A JP 29535791 A JP29535791 A JP 29535791A JP H05136295 A JPH05136295 A JP H05136295A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- chip
- integrated circuit
- film
- semiconductor integrated
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/181—Encapsulation
Abstract
(57)【要約】
【目的】ICチップを被うモールドの厚さがTSOP等
のケースで薄くなった時、外界よりの光、PSDの影響
を防ぐ。 【構成】ICチップに設けたSiO2 の保護膜の上を金
属膜で前面を覆う。またESDよりの保護のため、Si
O2 の保護膜に開けられたスルーホールを通して金属膜
を電源又はGNDに接続する。 【効果】モールドで防ぎきれない光については光を通さ
ない金属膜で遮断する。モールドの表面が帯電すること
によりESDについては、この金属膜を一定電位に落す
ことにより静電遮へいする。
のケースで薄くなった時、外界よりの光、PSDの影響
を防ぐ。 【構成】ICチップに設けたSiO2 の保護膜の上を金
属膜で前面を覆う。またESDよりの保護のため、Si
O2 の保護膜に開けられたスルーホールを通して金属膜
を電源又はGNDに接続する。 【効果】モールドで防ぎきれない光については光を通さ
ない金属膜で遮断する。モールドの表面が帯電すること
によりESDについては、この金属膜を一定電位に落す
ことにより静電遮へいする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置(以
後ICと記す)に関する。
後ICと記す)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICは信頼性向上のため半導体素
子表面を酸化膜(SiO2 )で被っていた。酸化膜は透
明であるため、外界よりの光が来るとICを構成する素
子まで届く構造となっていた。そのため通常は金属性の
リードフレームに搭載し、そのまわりをモールドと呼ば
れる光を遮断する能力のあるプラスチックによりさらに
被っていた。
子表面を酸化膜(SiO2 )で被っていた。酸化膜は透
明であるため、外界よりの光が来るとICを構成する素
子まで届く構造となっていた。そのため通常は金属性の
リードフレームに搭載し、そのまわりをモールドと呼ば
れる光を遮断する能力のあるプラスチックによりさらに
被っていた。
【0003】従来例を図4に示す。図4(a)は、IC
チップの概形である。半導体基板100に内部素子10
5が形成されている。内部素子には金属配線104が施
され、保護膜102で覆われている。
チップの概形である。半導体基板100に内部素子10
5が形成されている。内部素子には金属配線104が施
され、保護膜102で覆われている。
【0004】図4(b)は図4(a)のICチップ11
4をリードフレーム109,110に搭載した図であ
る。リードフレームとICチップは、ICチップの保護
膜102に開けられたボンディングパッドと呼ばれる穴
103を使って、ボンディング線108により接続され
ている。
4をリードフレーム109,110に搭載した図であ
る。リードフレームとICチップは、ICチップの保護
膜102に開けられたボンディングパッドと呼ばれる穴
103を使って、ボンディング線108により接続され
ている。
【0005】図4(c)は図4(b)をモールド111
と呼ばれる光を遮断する能力のあるプラスチックにより
被った図である。ICチップ表面とモールド方面112
の距離は、通常1000μm以上とり光を十分遮断でき
るモールドの厚さを確保していた。
と呼ばれる光を遮断する能力のあるプラスチックにより
被った図である。ICチップ表面とモールド方面112
の距離は、通常1000μm以上とり光を十分遮断でき
るモールドの厚さを確保していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICは
外界よりの光をモールドにより遮断する構造となってい
るので、ICチップを被うモールドの厚さが薄い場合、
光がICを構成する素子まで届くという欠点があった。
光が素子まで届くと素子内に電子・正孔体が発生し、素
子に電気的悪影響を及ぼす。特に半導体記憶回路装置の
記憶素子(メモリセル)は光に対して敏感であり、記憶
を失なう可能性が大きい。
外界よりの光をモールドにより遮断する構造となってい
るので、ICチップを被うモールドの厚さが薄い場合、
光がICを構成する素子まで届くという欠点があった。
光が素子まで届くと素子内に電子・正孔体が発生し、素
子に電気的悪影響を及ぼす。特に半導体記憶回路装置の
記憶素子(メモリセル)は光に対して敏感であり、記憶
を失なう可能性が大きい。
【0007】また従来のICは、ICチップの表面を被
っている酸化膜,モールドなどが絶縁物(誘電体)であ
るため、モールド表面をこすった場合、表面に静電気が
発生する。静電気が発生するとICの素子との間には絶
縁物しかないため素子を構成している導電体(MOS型
半導体集積回路装置ではゲート電極を構成しているポリ
シリコンや、配線を構成しているアルミニウム)に電荷
が誘発して素子(ゲート酸化膜等)を破壊する恐れがあ
る。この可能性は被覆するモールドの厚さが薄くなる程
大きくなる。このように従来のICは絶縁物のみでIC
チップを被う構造となっているので、モールド表面に静
電気が発生した場合、半導体素子を破壊する欠点もあっ
た。
っている酸化膜,モールドなどが絶縁物(誘電体)であ
るため、モールド表面をこすった場合、表面に静電気が
発生する。静電気が発生するとICの素子との間には絶
縁物しかないため素子を構成している導電体(MOS型
半導体集積回路装置ではゲート電極を構成しているポリ
シリコンや、配線を構成しているアルミニウム)に電荷
が誘発して素子(ゲート酸化膜等)を破壊する恐れがあ
る。この可能性は被覆するモールドの厚さが薄くなる程
大きくなる。このように従来のICは絶縁物のみでIC
チップを被う構造となっているので、モールド表面に静
電気が発生した場合、半導体素子を破壊する欠点もあっ
た。
【0008】最近の傾向として、TSOP(thin
small outline package)などの
小型ケースが塚われる場合が増加している。これらの小
型ケースではICチップを被覆するモールドの厚さは2
00〜300μmと、かなり薄くなっており光及び静電
気の問題が顕著になって来ている。
small outline package)などの
小型ケースが塚われる場合が増加している。これらの小
型ケースではICチップを被覆するモールドの厚さは2
00〜300μmと、かなり薄くなっており光及び静電
気の問題が顕著になって来ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のICはICチッ
プを被う保護膜のさらにその上を金属膜で被覆した特徴
を有している。
プを被う保護膜のさらにその上を金属膜で被覆した特徴
を有している。
【0010】金属はモールドと比較すると光を遮断する
能力はきわめて高い。また、金属は静電遮蔽の能力があ
るので、被覆した金属膜をICのGND又は電源電極に
接続することにより、モールド表面に発生した静電気が
ICを構成する素子に及ぼす事を防ぐことができる。
能力はきわめて高い。また、金属は静電遮蔽の能力があ
るので、被覆した金属膜をICのGND又は電源電極に
接続することにより、モールド表面に発生した静電気が
ICを構成する素子に及ぼす事を防ぐことができる。
【0011】よって、ICチップを金属膜で被覆する事
により、従来の欠点であった光及び静電気の影響を排除
することができる。
により、従来の欠点であった光及び静電気の影響を排除
することができる。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は最も簡単な実施例でICチップの断面(切断
面を示すハッチングは省略)である。光を遮断する目的
で従来のICチップの表面、すなわち、保護膜102の
表面に金属膜101を設けている。この場合は金属膜は
露出するためAu等の腐食しない金属を使用する必要が
ある。このICチップを図4と同様にリードフレームに
搭載しモールドで封止すると本発明のICが出来上る。
る。図1は最も簡単な実施例でICチップの断面(切断
面を示すハッチングは省略)である。光を遮断する目的
で従来のICチップの表面、すなわち、保護膜102の
表面に金属膜101を設けている。この場合は金属膜は
露出するためAu等の腐食しない金属を使用する必要が
ある。このICチップを図4と同様にリードフレームに
搭載しモールドで封止すると本発明のICが出来上る。
【0013】図2はAl等の腐食しやすい金属を使用す
る場合の実施例で、ICチップの断面を示してある。保
護膜102の表面に設けた金属膜101をさらに保護膜
106で被い、金属膜101の腐食を防ぐ構造になって
いる。保護膜106としてはSiO2 等の酸化膜でもよ
いし、ポリイミド等の有機材料でもよい。このICチッ
プを、図4と同様に、リードフレームに搭載しモールド
で封止すると第2実施例のICが出来上る。
る場合の実施例で、ICチップの断面を示してある。保
護膜102の表面に設けた金属膜101をさらに保護膜
106で被い、金属膜101の腐食を防ぐ構造になって
いる。保護膜106としてはSiO2 等の酸化膜でもよ
いし、ポリイミド等の有機材料でもよい。このICチッ
プを、図4と同様に、リードフレームに搭載しモールド
で封止すると第2実施例のICが出来上る。
【0014】図3は静電気よりICを保護するための実
施例である。ICチップの表面を被う金属膜101は下
層の酸化膜102に開けられたスルーホール107によ
りIC上で信号線,電源GND配線として使われている
金属膜104に接続されている。金属膜104は電源電
位又はGND電極に接続されている。このICチップ
を、図4と同様にリードフレームに搭載し、モールドに
より封止すると第3実施例のICが出来上る。
施例である。ICチップの表面を被う金属膜101は下
層の酸化膜102に開けられたスルーホール107によ
りIC上で信号線,電源GND配線として使われている
金属膜104に接続されている。金属膜104は電源電
位又はGND電極に接続されている。このICチップ
を、図4と同様にリードフレームに搭載し、モールドに
より封止すると第3実施例のICが出来上る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ICチッ
プ表面を被う絶縁物の保護膜のさらに上を金属膜で被覆
することにより外界よりの光,静電気を遮断できる効果
がある。モールドのみではこれらの遮断が不十分であっ
た場合、動作の信頼性に問題があったが本発明を用いる
事により信頼性は向上する。
プ表面を被う絶縁物の保護膜のさらに上を金属膜で被覆
することにより外界よりの光,静電気を遮断できる効果
がある。モールドのみではこれらの遮断が不十分であっ
た場合、動作の信頼性に問題があったが本発明を用いる
事により信頼性は向上する。
【0016】最近の傾向として、IC上を被うモールド
の厚さは薄くなっており外界よりの光,静電気の影響は
大きくなっている。このような状況において光,静電気
を遮断できる本発明の効果は大きい。
の厚さは薄くなっており外界よりの光,静電気の影響は
大きくなっている。このような状況において光,静電気
を遮断できる本発明の効果は大きい。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】第2の実施例を示す図である。
【図3】第3の実施例を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
100 半導体基板 101 金属膜 102,106 保護膜 104 金属配線 105 半導体素子 109,110 リードフレーム 111 モールド
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に複数の半導体素子を備え、
この半導体素子を絶縁物の保護膜で覆った半導体集積回
路チップをリードフレームに搭載し、モールドで封止し
た半導体集積回路装置において、前記半導体集積回路チ
ップの主要部分を被う金属膜を前記保護膜上に設けた事
を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記金属膜を接地電極又は電源電極に接続したこ
とを特徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295357A JPH05136295A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295357A JPH05136295A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136295A true JPH05136295A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17819575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295357A Withdrawn JPH05136295A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136295A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5821587A (en) * | 1996-06-24 | 1998-10-13 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd | Field effect transistors provided with ESD circuit |
JP2000196026A (ja) * | 1998-12-30 | 2000-07-14 | Stmicroelectronics Inc | センサ用静電放電保護 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3295357A patent/JPH05136295A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5821587A (en) * | 1996-06-24 | 1998-10-13 | Hyundai Electronics Industries Co., Ltd | Field effect transistors provided with ESD circuit |
JP2000196026A (ja) * | 1998-12-30 | 2000-07-14 | Stmicroelectronics Inc | センサ用静電放電保護 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |