JP2002198466A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002198466A
JP2002198466A JP2000394800A JP2000394800A JP2002198466A JP 2002198466 A JP2002198466 A JP 2002198466A JP 2000394800 A JP2000394800 A JP 2000394800A JP 2000394800 A JP2000394800 A JP 2000394800A JP 2002198466 A JP2002198466 A JP 2002198466A
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pin
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Yoshifumi Takashima
喜文 高嶋
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体チップに無接続なNCピンに印加された
静電ノイズの隣接するピンへの放電を防止することがで
き、チップサイズを拡大することなく、静電ノイズによ
る半導体チップの破壊を防止することができる半導体装
置を提供する。 【解決手段】NCピンP1である半田ボール2と隣接す
る入力ピンP3である半田ボール2との間に位置して、
プリント基板1の表面に露出して設けられた、接地電位
ピンP2である半田ボール2が接続されている配線導体
4に接続されている静電ノイズ吸収配線導体3を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部端子として半
田ボールを用いた半導体装置に関し、特に静電ノイズ耐
圧を向上させた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IC、LSI等の半導体装置は、
半導体チップの微細加工技術が進み、チップサイズの縮
小化が進んでいる。このため、半導体装置も小型化が進
んでいる。
【0003】小型化した半導体装置として、BGA(B
all Grid Allay)型半導体装置やCSP
(Chip Size Package/Chip S
cale Package)型半導体装置などの、外部
端子として半田ボールを有する半導体装置が存在する。
【0004】従来のBGA型半導体装置(従来例1)
は、図9の平面図及び図10の図9のD−D断面図で説
明される。図9及び図10に示すように、プリント基板
1に半導体チップ6が搭載され、半導体チップ6とプリ
ント基板1に形成された配線パターンを有する配線導体
4とがボンディングワイヤ7で接続され、プリント基板
1の半導体チップ6の搭載面と反対面上に形成された絶
縁膜5の開口部にて半田ボール2が配線導体4に接続さ
れ、プリント基板1上の半導体チップ6やボンディング
ワイヤ7等が封止樹脂8で覆われている。
【0005】このように、半田ボール2を格子上に配置
することで外部端子を形成するため、容易に多ピン化し
小型化することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置は、今後更に小型化・多ピン化が進むと、半田ボー
ル間隔が狭くなることが予想される。半田ボール間隔が
狭くなることで、次のような問題が生じてくる。
【0007】図9及び図10に示すように、半導体チッ
プ6のどこにも接続されていない外部端子(半田ボール
2)、即ちNC(No Connection)ピンP
1が存在し、NCピンP1に静電ノイズが印加された場
合、電荷の放電経路が無いため、ギャップ放電現象を起
こしてしまう。そして、半田ボール間隔(ピン間隔)が
狭い該半導体装置では、サージSGにより隣接ピン(入
力ピンP3)に対して静電ノイズを印加してしまう可能
性が、他のパッケージタイプ(例えばSOJ、TSO
P)の半導体装置に比べて高い。
【0008】この時、NCピンP1に隣接している入力
ピンP3は、半田ボール2が配線導体4とボンディング
ワイヤ7とを通じて、半導体チップ6上に形成された静
電破壊保護回路(図示せず)に接続されているが、ギャ
ップ放電現象による静電ノイズはこの静電破壊保護回路
の耐圧以上の急峻なパルスであるため、半導体チップ6
を破壊してしまう恐れがある。
【0009】なお、ギャップ放電現象について詳しく述
べてある例としては、社団法人 電子情報通信学会技術
研究報告(環境電磁工学)、1998年12月18日発
行、P37〜P42がある。この文献によると、300
0V以下における電流立上り時間は1ns以下であり、
非常に急峻なパルスであると記載されている。そして、
通常LSIデバイスの設計において、耐圧基準としてい
るESDA規格やJEDEC規格等によると、規定され
ている放電波形の立上り時間は2−10ns程度とされ
ている。これはギャップ放電における放電波形の電流立
上り時間と比べて緩やかであるため、前述の問題が発生
する。
【0010】そこでこの問題を解決するために、例えば
特開平11−163247号公報(従来例2,3)に
は、図11の説明図(従来例2)及び図12の説明図
(従来例3)に示す半導体装置およびリードフレームが
ある。これには、図11に示すように、半導体チップ6
上にNCピン専用のボンディングパッド62と静電破壊
保護回路64とを形成し、NCピンP1(インナリード
9)とNCピン専用ボンディングパッド62とをボンデ
ィングワイヤ7で接続する半導体装置が示されている。
この場合、NCピンP1に印加された静電ノイズを、N
Cピン専用静電破壊保護回路64で過電圧を吸収して、
接地電位ピンP2へ放電する(サージの経路SGP)こ
とで、NCピンP1に隣接する入力ピンP3への静電放
電による(サージにより印加された静電ノイズによる)
半導体チップ6の破壊を防止することが開示されてい
る。
【0011】この従来例2は、NCピンP1に印加され
た静電ノイズを、接地電位ピンP2へ放電することによ
り、NCピンP1に隣接する入力ピンP3への静電放電
による半導体チップ6の破壊を防止する点において効果
を奏している。
【0012】しかしながら、この従来例2ではNCピン
専用のボンディングパッド62と静電破壊保護回路64
とを設けているため、チップサイズが大きくなってしま
うという問題が生じる。そして、チップサイズが大きく
なってしまうと、半導体ウエハ当たりの有効チップ数が
減少するため、生産歩留を落とす原因となるという問題
が生じる。
【0013】またこれには、図12に示すように、NC
ピンP1は半導体チップ6に無接続であり、そして、N
CピンP1、入力ピンP3と半導体チップ6との間には
接地電位ピンP2が配置されており、NCピンP1であ
るインナリード9と接地電位ピンP2であるインナリー
ド9とが対向する部分はクリアランスを小さくした半導
体装置およびリードフレームが示されている。この場
合、NCピンP1であるインナリード9と接地電位ピン
P2であるインナリード9とが対向する部分はクリアラ
ンスを小さくして、NCピンP1に印加された静電ノイ
ズが、接地電位ピンP2へ放電しやすい形状になってい
ることで、NCピンP1に隣接する入力ピンP3への静
電放電による半導体チップ6の破壊を防止することが開
示されている。
【0014】しかしながら、この従来例3では放電箇所
が半導体装置内部の樹脂封止部であるため、放電が起き
にくいという問題が生じる。つまり、絶縁材料の絶縁耐
力は空気の10〜100倍に達することが知られている
が、封止樹脂は絶縁材料であるため、半導体装置内部の
樹脂封止部では放電が起きにくい。この結果、半導体装
置の外部(空気)に露出しているピン間(アウタリード
間)で放電が起きてしまう可能性があるという問題が生
じる。
【0015】従って、本発明の目的は、NCピンに印加
された静電ノイズの隣接するピンへの放電を防止するこ
とができ、印加された静電ノイズによる半導体チップの
破壊を防止することができる半導体装置を提供すること
にある。
【0016】本発明の他の目的は、チップサイズを拡大
することなく、静電ノイズによる半導体チップの破壊を
防止することができる半導体装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
基板と、前記基板に形成された配線パターンを有する第
1の配線導体と、前記基板に搭載された半導体チップ
と、前記半導体チップと前記第1の配線導体とを接続す
る接続手段と、前記第1の配線導体に接続され前記接続
手段により前記半導体チップに接続されている第1の外
部端子と、前記第1の配線導体に接続のみされている第
2の外部端子とを有する半導体装置において、前記第2
の外部端子と前記第2の外部端子と隣接する外部端子と
の間に位置して前記基板に形成された配線パターンを有
する第2の配線導体を有することを特徴とする。
【0018】また、前記第2の配線導体が、前記第2の
配線導体と前記第2の外部端子との距離が、前記第2の
外部端子と前記第2の外部端子と隣接する外部端子との
距離より小さい位置に設けられている。
【0019】また、前記第2の配線導体が、接地電位ピ
ンである前記第1の外部端子が接続されている前記第1
の配線導体に接続されている。または、前記第2の配線
導体が、電源供給ピンである前記第1の外部端子が接続
されている前記第1の配線導体に接続されている。
【0020】また、前記第2の配線導体が、前記第2の
外部端子の周囲を囲む形状で設けられている。また、前
記第2の配線導体が、前記基板の表面に露出して設けら
れている。
【0021】本発明の半導体装置は、基板と、前記基板
に形成された配線パターンを有する配線導体と、前記基
板に搭載された半導体チップと、前記半導体チップと前
記配線導体とを接続する接続手段と、前記配線導体に接
続された外部端子とを有する半導体装置において、前記
外部端子の周囲を取り巻くように形成された第1の絶縁
膜と、前記第1の絶縁膜と隣接する前記第1の絶縁膜と
の間を覆うように前記基板の表面に形成された導電膜
と、前記導電膜と前記基板との間に形成された第2の絶
縁膜とを有することを特徴とする。
【0022】また、前記導電膜が、接地電位ピンである
前記外部端子が接続されている前記配線導体に接続され
ている。
【0023】この様な本発明によれば、配線導体に接続
のみされ半導体チップに接続されていない外部端子と隣
接する外部端子との間に位置して、接地電位ピンである
外部端子が接続されている配線導体に接続されている配
線導体又は導電膜を設けている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施形態を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、
図3は図2の第1の実施形態の半導体装置を実装基板に
実装した状態を示す断面図、図4及び図5は図1及び図
2の第1の実施形態の動作を示す、図4は図1のB部拡
大図、図5は図4のA−A断面図である。
【0025】図1及び図2に示すように、本実施形態の
半導体装置は、プリント基板1、プリント基板1に搭載
された半導体チップ6、プリント基板1に形成された配
線パターンを有する配線導体4及び静電ノイズ吸収配線
導体3、半導体チップ6と配線導体4とを接続するボン
ディングワイヤ7、プリント基板1の半導体チップ6の
搭載面と反対面上に全面を覆うように形成され、プリン
ト基板1の配線導体4上に選択的に開口部が設けられ、
プリント基板1の静電ノイズ吸収配線導体3の表面を露
出して形成された絶縁膜5、絶縁膜5に設けられた開口
部にて配線導体4に接続された半田ボール2、プリント
基板1上の半導体チップ6やボンディングワイヤ7等を
覆っている封止樹脂8を有している。
【0026】ここで、静電ノイズ吸収配線導体3は、半
導体チップ6に無接続なNCピン(P1)である半田ボ
ール2と隣接する半田ボール2との間に位置して、NC
ピン(P1)である半田ボール2の周囲を囲む形状で、
(静電ノイズ吸収配線導体3の)表面を絶縁膜5上に露
出して設けられ、そして、接地電位ピン(P2)である
半田ボール2が接続されている配線導体4に接続されて
いる。
【0027】なお、NCピンP1は、半導体チップ6に
無接続な半田ボール2である。そして、接地電位ピンP
2、入力ピンP3及び電源供給ピン(図示せず)である
半田ボール2は、夫々配線導体4とボンディングワイヤ
7とを介して半導体チップ6に接続されている。
【0028】そして、図3に示すように、本実施形態の
半導体装置は、実装基板21に実装された状態でも、静
電ノイズ吸収配線導体3は、例えばリフローにより実装
基板21に接続された、NCピンP1である半田ボール
2及び隣接する半田ボール2が接触(ショート)しない
位置に設けられている。
【0029】ここで、この半導体装置は、図4及び図5
に示すように動作する。図4及び図5に示すように、N
CピンP1に静電ノイズSNが印加されると、NCピン
P1は半導体チップ6に無接続であり、ボンディングワ
イヤ7を介しての電荷移動ができないため、ギャップ放
電(サージSG)を起こす。
【0030】ギャップ放電電圧Vsは、パッシェンの法
則によって以下の式で表される。
【0031】
【式1】
【0032】上記式は、温度Tと空気圧力pが一定であ
る条件下では、ギャップ放電電圧Vsは電極間距離dに
依存することを示す。すなわち、電極間距離dが小さけ
ればギャップ放電電圧Vsも小さくなるため、ギャップ
放電が起きやすくなる。
【0033】図5に於いて、NCピンP1と隣接する入
力ピンP3との距離をa、NCピンP1と静電ノイズ吸
収配線導体3との距離をbとすると、電極間距離(d)
の関係はa>bであるので、サージSGの経路として
は、図4及び図5に示す、サージの経路SGPとなる。
【0034】NCピンP1に印可された静電ノイズSN
は、静電ノイズ吸収配線導体3を介して、接地電位に対
して放電されるが、接地電位ピンP2は配線導体4とボ
ンディングワイヤ7とを通じて、半導体チップ6に形成
された高容量のコンデンサー(図示せず)に接続されて
いるため、静電ノイズSNを十分吸収することができ
る。
【0035】また、本実施形態では、静電ノイズ吸収配
線導体3は、接地電位ピンP2に接続されているが、本
発明はこれに限定されず、電源供給ピン(図示せず)に
接続されていても良い。
【0036】ここで、本実施形態では、既存の半導体装
置の製造工程に対しての変更が少ないため、生産コスト
を上げることなく、静電ノイズによる半導体チップの破
壊を防止することができる。
【0037】図6は本発明の第2の実施形態を示す平面
図、図7は図6のC−C断面図、図8は図7の第2の実
施形態の半導体装置を実装基板に実装した状態を示す断
面図である。図6及び図7に示すように、本実施形態の
半導体装置は、図1及び図2に示す第1の実施形態が、
半田ボール2及び静電ノイズ吸収配線導体3以外のプリ
ント基板1の表面に絶縁膜5が形成され、静電ノイズ吸
収配線導体3が接地電位ピンP2である半田ボール2が
接続されている配線導体4に接続されて構成されている
のに対し、半田ボール2の周囲を取り巻くように第1の
絶縁膜13が形成され、半田ボール2及び第1の絶縁膜
13以外のプリント基板1の表面に、第1の絶縁膜13
と隣接する第1の絶縁膜13との間を覆うように導電膜
15が形成され、導電膜15が接地電位ピンP2である
半田ボール2が接続されている配線パターンを有する第
2の配線導体12に接続され、導電膜15とプリント基
板1との間には第2の配線導体12及び接地電位ピンP
2以外のNCピンP1、入力ピンP3等である半田ボー
ル2が夫々接続されている配線パターンを有する第1の
配線導体11上に選択的に開口部が設けられた第2の絶
縁膜14が形成されているものである。
【0038】そして、図6及び図7に示すように、第1
の絶縁膜13により導電膜15と半田ボール2とは絶縁
されている。また、第2の絶縁膜14により導電膜15
と第1の配線導体11とは絶縁されている。
【0039】そして、図8に示すように、本実施形態の
半導体装置は、実装基板21に実装された状態でも、例
えばリフローにより実装基板21に接続された、半田ボ
ール2が導電膜15に接触(ショート)することは第1
の絶縁膜13により起こらない。
【0040】ここで、この半導体装置は、次のように動
作する。NCピンP1に静電ノイズSN(図示せず)が
印加されると、ギャップ放電(サージSG)を起こす。
【0041】NCピンP1に印可された静電ノイズSN
は、導電膜15を介して、接地電位に対して放電される
が、接地電位ピンP2は第2の配線導体12とボンディ
ングワイヤ7とを通じて、半導体チップ6に形成された
高容量のコンデンサー(図示せず)に接続されているた
め、静電ノイズSNを十分吸収することができる。
【0042】ここで、第2の実施形態と第1の実施形態
との相違として、第1の実施形態では、NCピンである
半田ボールの周囲に静電ノイズ吸収配線導体を設けるた
め、プリント基板内の他の信号配線導体とショートしな
いように、静電ノイズ吸収配線導体の配線パターンの設
計を行う必要がある。しかし、第2の実施形態では、プ
リント基板の表面全体が導体(導電膜)であるため、N
Cピンである半田ボールの場所に寄らず静電ノイズを吸
収する放電経路が得られるので、第1の実施形態のよう
に静電ノイズ吸収配線導体の配線パターンを考慮する必
要がなく、スタンダードなプリント基板を用いた半導体
装置を提供することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、N
Cピン(である半田ボール)と隣接するピン(である半
田ボール)との間に静電ノイズ吸収配線導体又は導電膜
を設け、NCピンに印加された静電ノイズを吸収してい
るので、NCピンに印加された静電ノイズの隣接するピ
ンへの放電を防止することができ、印加された静電ノイ
ズによる半導体チップの破壊を防止することができると
いう効果が得られる。
【0044】また、半導体チップ上へのNCピン専用の
ボンディングパッドや静電破壊保護回路の形成(配置)
が不要であるので、チップサイズを拡大することなく、
静電ノイズによる半導体チップの破壊を防止することが
できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施形態を示す平
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の第1の実施形態の半導体装置を実装基板
に実装した状態を示す断面図である。
【図4】図5と共に、図1及び図2の第1の実施形態の
動作を示す、図1のB部拡大図である。
【図5】図4と共に、図1及び図2の第1の実施形態の
動作を示す、図4のA−A断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す平面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】図7の第2の実施形態の半導体装置を実装基板
に実装した状態を示す断面図である。
【図9】従来技術を示す平面図である。
【図10】図9のD−D断面図である。
【図11】他の従来技術を示す説明図である。
【図12】さらに他の従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 半田ボール 3 静電ノイズ吸収配線導体 4 配線導体 5 絶縁膜 6 半導体チップ 61 ボンディングパッド 62 NCピン専用ボンディングパッド 63 静電破壊保護回路 64 NCピン専用静電破壊保護回路 65 内部回路 7 ボンディングワイヤ 8 封止樹脂 9 インナーリード 11 第1の配線導体 12 第2の配線導体 13 第1の絶縁膜 14 第2の絶縁膜 15 導電膜 21 実装基板 P1 NCピン P2 接地電位ピン P3 入力ピン SG サージ SGP サージの経路 SN 静電ノイズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板に形成された配線パタ
    ーンを有する第1の配線導体と、前記基板に搭載された
    半導体チップと、前記半導体チップと前記第1の配線導
    体とを接続する接続手段と、前記第1の配線導体に接続
    され前記接続手段により前記半導体チップに接続されて
    いる第1の外部端子と、前記第1の配線導体に接続のみ
    されている第2の外部端子とを有する半導体装置におい
    て、前記第2の外部端子と前記第2の外部端子と隣接す
    る外部端子との間に位置して前記基板に形成された配線
    パターンを有する第2の配線導体を有することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の配線導体が、前記第2の配線
    導体と前記第2の外部端子との距離が、前記第2の外部
    端子と前記第2の外部端子と隣接する外部端子との距離
    より小さい位置に設けられている請求項1記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の配線導体が、接地電位ピンで
    ある前記第1の外部端子が接続されている前記第1の配
    線導体に接続されている請求項1または2記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の配線導体が、電源供給ピンで
    ある前記第1の外部端子が接続されている前記第1の配
    線導体に接続されている請求項1または2記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の配線導体が、前記第2の外部
    端子の周囲を囲む形状で設けられている請求項1または
    2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の配線導体が、前記基板の表面
    に露出して設けられている請求項1,2または5記載の
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 基板と、前記基板に形成された配線パタ
    ーンを有する配線導体と、前記基板に搭載された半導体
    チップと、前記半導体チップと前記配線導体とを接続す
    る接続手段と、前記配線導体に接続された外部端子とを
    有する半導体装置において、前記外部端子の周囲を取り
    巻くように形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁
    膜と隣接する前記第1の絶縁膜との間を覆うように前記
    基板の表面に形成された導電膜と、前記導電膜と前記基
    板との間に形成された第2の絶縁膜とを有することを特
    徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記導電膜が、接地電位ピンである前記
    外部端子が接続されている前記配線導体に接続されてい
    る請求項7記載の半導体装置。
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