JPH0513584U - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0513584U
JPH0513584U JP6241191U JP6241191U JPH0513584U JP H0513584 U JPH0513584 U JP H0513584U JP 6241191 U JP6241191 U JP 6241191U JP 6241191 U JP6241191 U JP 6241191U JP H0513584 U JPH0513584 U JP H0513584U
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JP
Japan
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cleaned
holes
hole
cleaning liquid
cleaning
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JP6241191U
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English (en)
Inventor
正幸 永井
敏博 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitamura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複雑な内部構造を有する被洗浄物の内面に付
着した切粉や油脂等を確実に剥離除去する。 【構成】 複数の貫通孔6を有する中空筒状の被洗浄物
4を支持部材となるパレット9で位置決め保持し、洗浄
液15を噴射する複数の噴射ノズル16の噴射位置と各貫通
孔6とを対峠させるとともに、被洗浄物4の各貫通孔6
は、閉塞部材21によって選択的に開閉する。 【効果】 閉塞部材21で少なくとも2個の貫通孔6A,6B
を除いて他の貫通孔6を選択的に塞ぎ、開成状態の何か
一方の貫通孔6Aを介して洗浄液15を被洗浄物4の内部に
直接噴射させて他方の貫通孔6Bから洗浄液15とともに被
洗浄物4の内面に付着する切粉や油脂等排出できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車,金属機械等の各種精密部品等の中空状の被洗浄物を洗浄液 をスプレーして洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置として、特開昭63−315182号公報には洗浄液を収容 した洗浄槽にシリコンウェハー等の板状の被洗浄物を間隔を置いて浸漬し、この 被洗浄物間に噴射ノズルからの洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置が開示されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例においては、噴射ノズルの噴射圧によって、被洗浄物間に洗浄液の 乱流を生じさせ、その撹拌作用により被洗浄物外面の付着物を除去ものであり、 、被洗浄物の外面付着物に対して効果がある半面、例えば、自動車,各種精密機 械等に用いられる中空筒状の被洗浄物の内部は噴射ノズルによる撹拌作用の効果 が低く、構造的に内部の付着物を効果的に除去することが困難であり、特に、自 動車用フューエルパイプ等の筒状部の表面に多数の立ち上り部を突設し、かつ、 この立ち上り部に貫通孔を有するるような形状の複雑な中空パイプにおいては、 筒状部の内面及び貫通孔の内面の付着物を除去することが一層困難となる。
【0004】 本考案はこのような課題に基づいて成されたものあり、複雑な内部構造を有す る被洗浄物内面に付着する切粉や油脂等を確実に剥離除去することができる洗浄 装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、洗浄機の内部に搬送された表面に複数の貫通孔を有する中空筒状の 被洗浄物の周壁面に向けて複数の噴射ノズルから洗浄液を噴射して洗浄する洗浄 装置において、前記各貫通孔を選択的に開閉する閉塞部材を設るとともに、前記 噴射ノズルの噴射位置と貫通孔とを対峠させて被洗浄物を位置決め保持する支持 部材を設けたものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記構成により、閉塞部材で少なくとも2個の貫通孔を除いて他の 貫通孔を選択的に塞ぎ、開成状態の何か一方の貫通孔を介して洗浄液を被洗浄物 の内部に直接噴射させて他方の貫通孔から洗浄液とともに被洗浄物の内面に付着 する切粉や油脂等を排出した後、開状態の各貫通孔を閉塞部材で塞ぐとともに、 閉塞部材で閉状態となっている他の貫通孔を順次選択的に開いて同様な洗浄を行 なうことによって、被洗浄物内面の付着物が除去される。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0008】 図1乃至図6は本考案の一実施例を示し、洗浄機1の外筺体1Aには一側に搬入 部となる搬入台2が設けられ、他側には搬出部となる搬出台3が設けられており 、この搬入台2から搬出台3に至る搬送路に沿って被洗浄物4を図示しない搬送 装置によって搬送する。被洗浄物4は例えば、自動車用フューエルパイプ等の中 空の筒状部本体4Aの外面に複数の立ち上り部5を突き出し形成する形状となって おり、この立ち上り部5及び筒状部本体4Aの両側には筒状部本体4Aの内外を連通 する貫通孔6が形成され、さらに、筒状部本体4Aには取付孔7を有する取付座8 が側方に突設される。このような被洗浄物4の支持部材となるパレット9は、平 坦な載置ベース10に位置決めピン11を圧入する多数の位置決め孔12と後述する噴 射ノズルと対向する多数の連通孔13を穿設し、予め被洗浄物4の取付孔7に合せ て圧入した位置決めピン11に被洗浄物4の取付孔7を圧入することによって、前 記載置ベース10に被洗浄物4を位置決め状態で仮止め保持する。
【0009】 洗浄機1の洗浄槽1A内部には、被洗浄物4の上下及び前後左右から洗浄液15を 噴射する複数の噴射ノズル16が設けられ、各噴射ノズル16の下方には噴射ノズル 16から噴射する洗浄液15を収容するホッパー17が設けられており、このホッパー 17で回収した洗浄液15をフィルター18で濾過した後、ポンプ19によって再び噴射 ノズル16に圧送している。また、洗浄槽14には、前記パレット9に仮止めされた 被洗浄物4を押圧して固定保持する固定用シリンダ20が配設されるとともに、被 洗浄物4の貫通孔6に対峙してその貫通孔6を選択的に塞ぐ閉塞部材21が設けら れており、この閉塞部材21は貫通孔6の開口端周縁に形成する凹所22に嵌入する シリコン,軟質ゴム等からなる柔軟な閉塞キャップ23と、この閉塞キャップ23を 駆動するシリンダ装置24とから構成されている。
【0010】 以上のように構成される本考案の作用について説明する。
【0011】 まず、図2で示すように予め被洗浄物4をパレット9に圧入する位置決めピン 11にセットし、このように被洗浄物4を位置決め状態で仮止めしたパレット9を 搬入台2上に載置し、これを搬送装置(図示しない)によって洗浄槽14に移送し て所定位置で停止させた後、固定用シリンダ20を作動することによって、被洗浄 物4を載置ベース10に押し付けて仮止め状態の被洗浄物4を固定し、このように して洗浄槽14内部に位置決め固定された被洗浄物4は、その被洗浄物4の貫通孔 6と噴射ノズル16の噴射位置とが対峙して配置されるとともに、パレット9の連 通孔13と被洗浄物4下方の噴射ノズル16とが対向して配置される。この後、閉塞 部材21のシリンダ装置24を作動させて少なくとも被洗浄物4の2個の貫通孔6A, 6Bを除いて他の貫通孔6を閉塞キャップ22で閉塞する。尚、噴射ノズル16とシリ ンダ装置24により直線的にスライド移動する閉塞キャップ23との位置関係によっ てこれら噴射ノズル16と閉塞キャップ23とが干渉する恐れのある位置では、閉塞 キャップ23を直接シリンダ装置24で移動する他の閉塞部材21の構造とは異なり図 5で示すようにリンクアーム25を介して閉塞キャップ23を円弧状に移動するよう 構成されている。そして、ポンプ19を起動させて各噴射ノズル16から洗浄液15を 被洗浄物4上下及び前後左右に向けて噴射して被洗浄物4外面の付着物を剥離除 去する。この場合、被洗浄物4の底面部分は載置ベース10に設けた連通孔13を介 して噴射ノズル16からの洗浄液15が噴射される。また、前記閉塞されていない2 個の貫通孔6A,6Bのうちの一方の貫通孔6Aと対応する噴射ノズル16は図示しない 切換弁によって洗浄液15の噴射を停止するように制御されており、これにより、 図3に示すように他方の貫通孔6Bと対応する噴射ノズル16からの洗浄液15が貫通 孔6Bを介して被洗浄物4の内部に直接噴射され、その洗浄液15が前記貫通孔6Aか ら排出され、これにより、貫通孔6Bを介して噴射された洗浄液15の動圧により主 に貫通孔6B廻りに付着する切粉,切削材,油脂等を集中的に剥離除去し、貫通孔 6Aから洗浄液15とともに被洗浄物4の外部に排出する。次に所定時間経過後、今 まで排出側となっていた一方の貫通孔6Aと対応する噴射ノズル16の切換弁を開方 向に切換え、他方の貫通孔6B側の噴射ノズル16の切換弁を閉方向に切換えて洗浄 液15の噴射を停止することによって、図4に示すように前述した洗浄プロセスと は逆に貫通孔6A廻りに付着する切粉,切削材,油脂等を集中的に剥離除去し、貫 通孔6Bから洗浄液15とともに被洗浄物4の外部に排出する。この後、開状態の各 貫通孔6A,6Bを閉塞部材21で塞ぐとともに、閉塞部材21で閉状態となっている他 の貫通孔6を順次選択的に開いて各貫通孔6A,6Bと同様な洗浄プログラムを行な い被洗浄物4の内面付着物を除去する。
【0012】 このように、本考案においては、複数の貫通孔6を閉塞部材21で選択的に開閉 させて開成する何か一方の貫通孔6を介して洗浄液15を被洗浄物4の内部に直接 噴射させて他方の貫通孔6から排出することによって、従来は除去することが困 難であった複雑な内部構造を有する被洗浄物4内面に付着する切粉や油脂等を確 実に剥離除去することができる。
【0013】 尚、本実施例では、2個の貫通孔6A,6Bを除く他の貫通孔6を閉塞部材21で塞 ぎ何か一方の貫通孔6Aを介して洗浄液15を被洗浄物4の内部に直接噴射させて他 方の貫通孔6Bから排出する例を示したが、これは洗浄対象の被洗浄物4に形成す る貫通孔6の位置関係等によっては、図6で示すように、3個の貫通孔6A,6B, 6Cを開成させて他の貫通孔6を閉塞部材21で塞ぎ、そのうちの2個の貫通孔6A, 6Bを介して洗浄液15を被洗浄物4の内部に直接噴射させ、残る貫通孔6Cから切粉 ,切削材,油脂等を洗浄液15とともに被洗浄物4の外部に排出することも可能で あり、洗浄対象の被洗浄物4に応じてその内面付着物を効果的に剥離除去できる ように閉塞部材21で各貫通孔6を選択的に開閉すればよいものである。
【0014】 以上、本考案の一実施例を詳述したが、本考案は上記実施例に限定されるもの では無く、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、洗浄 槽は単槽に限らず複数槽並設させてもよく、また、洗浄装置内には洗浄槽の他に 高圧エアブロー方式による実質同一の装置を並設し、ここで被洗浄物内面の水切 り工程を行なうように構成してもよい。さらに、支持部材としてのパレットの形 状や被洗浄物の位置決め方法等は適宜設定すればよい。また、この閉塞部材の駆 動手段はシリンダに限らずアクチェータ等各種機構を用いてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、洗浄機の内部に搬送された表面に複数の貫通孔を有する中空筒状の 被洗浄物の周壁面に向けて複数の噴射ノズルから洗浄液を噴射して洗浄する洗浄 装置において、前記各貫通孔を選択的に開閉する閉塞部材を設るとともに、前記 噴射ノズルの噴射位置と貫通孔とを対峠させて被洗浄物を位置決め保持する支持 部材を設けたことにより、複雑な内部構造を有する被洗浄物の内面に付着する切 粉や油脂等を確実に剥離除去することができる洗浄装置を提供することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】同被洗浄物の組み付け状態を示す要部の斜視図
である
【図3】同洗浄工程を示す要部の断面図である。
【図4】同洗浄工程を示す要部の断面図である。
【図5】同閉塞部材の変形例を示す要部の断面図であ
る。
【図6】同洗浄工程の変形例を示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
4 被洗浄物 6,6A,6B,6C 貫通孔 9 パレット(支持部材) 15 洗浄液 16 噴射ノズル 21 閉塞部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄機の内部に搬送された表面に複数の
    貫通孔を有する中空筒状の被洗浄物の周壁面に向けて複
    数の噴射ノズルから洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置
    において、前記各貫通孔を選択的に開閉する閉塞部材を
    設るとともに、前記噴射ノズルの噴射位置と貫通孔とを
    対峙させて被洗浄物を位置決め保持する支持部材を設け
    たことを特徴とする洗浄装置。
JP6241191U 1991-08-07 1991-08-07 洗浄装置 Pending JPH0513584U (ja)

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JP6241191U JPH0513584U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 洗浄装置

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JPH0513584U true JPH0513584U (ja) 1993-02-23

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ID=13199383

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0315343U (ja) * 1989-06-27 1991-02-15
JP2013146664A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Honda Motor Co Ltd 貫通孔の洗浄方法及び洗浄装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61101281A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 本田技研工業株式会社 洗浄方法および装置

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