JPH0526174U - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0526174U JPH0526174U JP6291891U JP6291891U JPH0526174U JP H0526174 U JPH0526174 U JP H0526174U JP 6291891 U JP6291891 U JP 6291891U JP 6291891 U JP6291891 U JP 6291891U JP H0526174 U JPH0526174 U JP H0526174U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaned
- cleaning
- tank
- nozzle
- cleaning liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空状の被洗浄物内面の付着物を効果的に除
去するとともに、洗浄工程で被洗浄物内面に残留する洗
浄液を除去することのできる洗浄装置を提供する。 【構成】 取付筒部24に噴射ノズル17及びエアノズル19
と連通する連通路25を形成し、洗浄時に噴射ノズル17と
被洗浄物4を連通接続させて噴射ノズル16からの洗浄液
10を連通路25を介して被洗浄物4の内部に直接噴射して
被洗浄物4内面の付着物を除去する。この後、乾燥工程
でエアノズル19と被被洗浄物4を連通接続させて噴射ノ
ズル19から被洗浄物4の内部に空気を噴射させて被洗浄
物4内に残留する洗浄液10を水切りする。
去するとともに、洗浄工程で被洗浄物内面に残留する洗
浄液を除去することのできる洗浄装置を提供する。 【構成】 取付筒部24に噴射ノズル17及びエアノズル19
と連通する連通路25を形成し、洗浄時に噴射ノズル17と
被洗浄物4を連通接続させて噴射ノズル16からの洗浄液
10を連通路25を介して被洗浄物4の内部に直接噴射して
被洗浄物4内面の付着物を除去する。この後、乾燥工程
でエアノズル19と被被洗浄物4を連通接続させて噴射ノ
ズル19から被洗浄物4の内部に空気を噴射させて被洗浄
物4内に残留する洗浄液10を水切りする。
Description
【0001】
本考案は、自動車,金属機械等の各種精密部品等の中空状の被洗浄物に洗浄液 を噴射して洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
従来この種の装置として、特開昭63−315182号公報には洗浄液を収容 した洗浄槽にシリコンウェハー等の板状の被洗浄物を間隔を置いて浸漬し、この 被洗浄物間に噴射ノズルからの洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置が開示されて いる。
【0003】
前記従来例においては、噴射ノズルの噴射圧によって、被洗浄物間に洗浄液の 乱流を生じさせ、その撹拌作用により被洗浄物外面の付着物を除去ものであり、 、被洗浄物の外面付着物に対して効果がある半面、例えば、自動車,金属機械等 の各種精密部品に用いられる中空パイプ等の内部は噴射ノズルによる撹拌作用の 効果が低く、構造的に中空パイプ等の内部の付着物を除去することが困難であり 、特に,屈曲するような形状の複雑な中空パイプにおいては、その内面の付着物 を除去することが一層困難となる。
【0004】 本考案はこのような課題に基づいて成されたものあり、中空状の被洗浄物内面 の付着物を効果的に除去するとともに、洗浄時に残留する洗浄液を排除すること のできる洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、洗浄槽内に中空状の被洗浄物を搬送し、この被洗浄物に向けて洗浄 液の噴射する噴射ノズルを設けた洗浄装置において、前記被洗浄物の一端開口部 を接続して被洗浄物を組み付ける連結部材を設け、連結部材には前記噴射ノズル と被洗浄物内部を連通させる連通路を設け、この連通路を介して噴射ノズルから の洗浄液を被洗浄物内部に噴射して成るものである。
【0006】 また、本考案は、前記被洗浄物被洗浄物の一端開口部に前記連結部材を接続し 、この連結部材の連通路を介してエアノズルからの空気を被洗浄物内部に噴射し て成るものである。
【0007】
本考案は、上記構成により、噴射ノズルからの洗浄液が連通路を介して被洗浄 物内部に噴射され、被洗浄物内面の付着物が除去されるとともに、エアノズルか ら噴射される空気により被洗浄物内面を水切りして洗浄液が除去される。
【0008】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】 図1乃至図3は本考案の一実施例を示し、洗浄機1の外筺体1Aには一側に搬入 部となる搬入台2が設けられ、他側には搬出部となる搬出台3が設けられており 、この搬入台2から搬出台3に至る搬送路に沿って各種中空パイプ等の被洗浄物 4を組み付けるバスケット5を図示しない搬送装置によって搬送する。前記外筺 体1A内部には前記搬入台2側から超音波洗浄槽6,シャワーノズル7を備えた水 洗槽8及び冷風乾燥槽9,温風乾燥槽9Aを順次並設し、超音波洗浄槽6は底部に 超音波振動子6Aを備え、内部に洗浄剤として例えば水溶性洗浄剤(商品名「ネオ スデタージェントシリーズ」(株)ネオス社製)から成る洗浄液10が収容され、 一方、水洗槽8の下部に設けた貯水槽11には純水10A が収容されている。また、 前記超音波洗浄槽6の側部にはオーバーフロー槽12が隣設されており、このオー バーフロー槽12と超音波洗浄槽6とは循環給水路13によって連通接続されるとと もに、オーバーフロー槽12内の洗浄液10はその下部に設けたヒータ14によって、 例えば60℃の温度に制御され、このように温度設定された洗浄液10を循環給水路 13中に設けたストレーナ15を経由してポンプ16によって噴射ノズル17に圧送し、 その噴射ノズル17から吐出する洗浄液10の一部をオーバーフロー槽12に還流させ る。また、前記貯水槽11の純水10A は、この貯水槽11底部の循環給水路13A に設 けたストレーナ15A を経由してポンプ16A によって前記シャワーノズル7に圧送 して再び貯水槽11に還流させる。前記冷風乾燥槽9にはブロア18を介してエアノ ズル19が接続されており、温風乾燥槽9Aにはブロア18A ,ヒータ20を介してエア ノズル19A が接続されている。
【0010】 前記バスケット5は枠材21を枠組みして箱状に形成され、その一側面に複数の 中空角筒状の横パイプ22を間隔を置いて平行に配置し、前記各横パイプ22の中央 には各横パイプ22間を連通させる中空角筒状の縦パイプ23を固着しするとともに 、各横パイプ22の内面には前記被洗浄物4の一端開口部を嵌着してその被洗浄物 4を横パイプ22と連通状態で連結する連結部材たる複数の取付筒部24を固着し、 この取付筒部24に前記噴射ノズル17及びエアノズル19と被洗浄物4とを連通する 連通路25を形成し、前記最下端の横パイプ22と縦パイプ23との直交部分には前記 各ノズル17,19側と連通接続する筒状の取入口26が突設され、この取入口26と対 向してバスケット5の側部には突部27が突設される。また、前記超音波洗浄槽6 ,冷風乾燥槽9の内面両側には、前記取入口26と突部27を誘い込むテーパ状の案 内突部28,28A が固着され、この各案内突部28,28A の下方にバスケット5の両 側下端部を支持するストッパ29を固着するととともに、音波洗浄槽6,冷風乾燥 槽9の外面には、各案内突部28,28A の取付位置に対応して前記連通路25側に各 ノズル17,19を装着する受座30を固着し、他側には取入口26の外端面を一方の案 内突部28A に押し付けるアクチェータ31を配設している。このアクチェータ31は 、その作動子32が超音波洗浄槽6,冷風乾燥槽9の外面に固着する案内筒33に摺 動可能に案内され、かつ、作動子32の先端部は超音波洗浄槽6,冷風乾燥槽9の 外壁面と案内突部28に設けた挿通孔34を介して超音波洗浄槽6,冷風乾燥槽9の 内部に挿通可能に配置されている。一方、取入口26側に位置する超音波洗浄槽6 ,冷風乾燥槽9の外壁面と案内突部28A には、取入口26と受座30との連通孔35が 設けられている。
【0011】 以上のように構成される本考案の作用について説明する。
【0012】 まず、予め被洗浄物4の一端開口部をバスケット5に設けた取付筒部24にセッ トし、このように被洗浄物4を位置決め状態で組み付けたバスケット5を搬入台 2上に載置し、これを搬送装置(図示しない)によって超音波洗浄槽6上に移送 した後、超音波洗浄槽6内に下降させる。この際、バスケット5に設けた取入口 26と突部27が超音波洗浄槽6の内面に設けた案内突部28に沿って案内され、スト ッパ29によってバスケット5が位置決めされる。このように位置決めさたバスケ ット5と超音波洗浄槽6との位置関係は、超音波洗浄槽6の外面壁と案内突部28 A に設けた連通孔35とバスケット5の取入口26とが連通し、一方、挿通孔34とア クチェータ31の作動子32とが対向し、これにより、作動子32が挿通孔34を介して 超音波洗浄槽6内に出没可能に配置される。そして、アクチェータ31を作動させ て作動子32で一方の案内突部28を押圧してバスケット5を側方に移動することに よって取入口26が他方の案内突部28A に開設する連通孔35周縁に密着し、この連 通孔35及び取入口26を介して噴射ノズル17を装着する受座30と取付筒部24の連通 路25とを連通させる。この後、超音波洗浄槽6の底部に設けた超音波振動子6Aを 励振させて被洗浄物4外面の付着物を剥離除去する。この場合、超音波洗浄槽6 に付設するオーバーフロー槽12内の洗浄液10は予めヒータ14により所定温度、例 えば60℃に制御されるとともに、ポンプ15の作動によってストレーナ14で濾過さ れた洗浄液10が噴射ノズル17に圧送され、この噴射ノズル17からの洗浄液10を連 通孔35,給水口26及び連通路25を経由して被洗浄物4内部に直接噴射して被洗浄 物4内面の付着物を除去する。この後、前記アクチェータ31の作動子32を超音波 洗浄槽6の外部に後退させてバスケット5を上昇させ、超音波洗浄工程の終了し た被洗浄物4を再び搬送装置によって水洗槽8に搬送し、シャワーノズル7から 噴射する純水10A によって水洗いされ、このようにして洗浄工程が完了した被洗 浄物4を冷風乾燥槽9に搬送する。ここで超音波洗浄槽6同様に冷風乾燥槽9に 設けたストッパ29でバスケット5を位置決めし、アクチェータ31を作動させて連 通孔35及び取入口26を介してエアノズル19を装着する受座29と取付筒部24の連通 路25とを連通させ、ブロア18から圧送される空気をエアノズル19から被洗浄物4 内面に噴射し、洗浄工程時に被洗浄物4内に残留する洗浄液10を除去した後、被 洗浄物4を温風乾燥槽9Aに搬送し、ヒータ20で温められた温風をブロア18A を介 してエアノズル19A から被洗浄物4に向けて噴射して被洗浄物4を乾燥し、この ように乾燥工程の終了した被洗浄物4を搬出台3に搬送する。
【0013】 従って、本考案においては、超音波振動子6Aによって被洗浄物5外面の付着物 を除去するとともに、噴射ノズル17からの洗浄液10を連通路25を介して被洗浄物 4内部に直接噴射することによって、従来では除去することが困難な屈曲するよ うな形状の複雑なパイプ状の被洗浄物4内面の付着物を効果的に除去することが できるとともに、洗浄工程時に被洗浄物4内に残留する洗浄液10はエアノズル19 から噴射する空気を被洗浄物4内部に直接噴射することによって効果的に除去で きる。
【0014】 以上、本考案の一実施例を詳述したが、本考案は上記実施例に限定されるもの では無く、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例えば複数の 取付筒部に複数の被洗浄物をセットした例を示したが一個の取付筒部に単一の被 洗浄物をセットし、洗浄,水切り,乾燥を行うようにしてもよく取付筒部の個数 及び形状は適宜設定すればよい。また、このバスケットを側方に移動する手段は アクチェータに限らずシリンダー等各種機構を用いてもよい。また、噴射ノズル の数や配列方向及びその取り位置あるいは洗浄槽の数は適宜設定すればよい。ま た、洗浄装置本体の構造は各種タイプに適用可能である。
【0015】
本考案は、洗浄槽内に中空状の被洗浄物を搬送し、この被洗浄物に向けて洗浄 液の噴射する噴射ノズルを設けた洗浄装置において、前記被洗浄物の一端開口部 を接続して被洗浄物を組み付ける連結部材を設け、連結部材には前記噴射ノズル と被洗浄物内部を連通させる連通路を設け、この連通路を介して噴射ノズルから の洗浄液を被洗浄物内部に噴射することにより、中空状の被洗浄物内面の付着物 を効果的に除去することのできる洗浄装置を提供することができる。
【0016】 また、本考案は、前記被洗浄物被洗浄物の一端開口部に前記連結部材を接続し 、この連結部材の連通路を介してエアノズルからの空気を被洗浄物内部に噴射す ることにより、被洗浄物内面に残留する洗浄液を排除することのできる洗浄装置 を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】同要部の断面図である。
【図2】同バスケットの一部を切欠き側面図である。
4 被洗浄物 6 超音波洗浄槽 10 洗浄液 17 噴射ノズル 19 エアノズル 24 取付筒部(連結部材) 25 連通路
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】同要部の断面図である。
【図3】同バスケットの一部を切り欠いた側面図であ
る。
る。
【符号の説明】 4 被洗浄物 6 超音波洗浄槽 10 洗浄液 17 噴射ノズル 19 エアノズル 24 取付筒部(連結部材) 25 連通路
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄槽内に中空状の被洗浄物を搬送し、
この被洗浄物に向けて洗浄液の噴射する噴射ノズルを設
けた洗浄装置において、前記被洗浄物の一端開口部を接
続して被洗浄物を組み付ける連結部材を設け、連結部材
には前記噴射ノズルと被洗浄物内部を連通させる連通路
を設け、この連通路を介して噴射ノズルからの洗浄液を
被洗浄物内部に噴射するように構成したことを特徴と洗
浄装置。 - 【請求項2】 前記被洗浄物被洗浄物の一端開口部に前
記連結部材を接続し、この連結部材の連通路を介してエ
アノズルからの空気を被洗浄物内部に噴射するように構
成したことを特徴と洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291891U JPH0526174U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291891U JPH0526174U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526174U true JPH0526174U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=13214118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6291891U Pending JPH0526174U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526174U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018027526A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 東洋製罐株式会社 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP6291891U patent/JPH0526174U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018027526A (ja) * | 2016-08-18 | 2018-02-22 | 東洋製罐株式会社 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3786549B2 (ja) | 半導体湿式エッチング装置 | |
US5653820A (en) | Method for cleaning metal articles and removing water from metal articles | |
JP7328521B2 (ja) | 容器洗浄装置 | |
JP3846584B2 (ja) | 部品類の洗浄装置及び洗浄方法 | |
JPH0526174U (ja) | 洗浄装置 | |
KR100305735B1 (ko) | 부품 자동세척기 | |
JPH05281A (ja) | 瓶の洗浄装置 | |
JPH0246816A (ja) | 洗浄機 | |
KR100328258B1 (ko) | 웨이퍼 세정장치 | |
JPH0758070A (ja) | 洗浄装置 | |
JPH0593587U (ja) | 洗浄装置 | |
KR101853412B1 (ko) | 강관 산세처리시스템 및 그 방법 | |
JP3063239U (ja) | 内槽と外槽の間を洗浄できる洗濯機 | |
KR200169713Y1 (ko) | 반도체 튜브 세정장치 | |
JP2005144430A (ja) | 洗浄装置 | |
JPH0627678Y2 (ja) | 布帛等の液流処理装置における洗浄装置 | |
JPH02218481A (ja) | 洗浄方法 | |
JPH09285768A (ja) | ワーク洗浄方法およびその装置 | |
KR102181480B1 (ko) | 마스크 세척장치 | |
JPH0513587U (ja) | 超音波洗浄装置 | |
JPH02310989A (ja) | プリント基板の洗浄方法およびその装置 | |
JP3661316B2 (ja) | 上下階連絡タイプの洗びん機 | |
JPH0537377U (ja) | 洗浄装置 | |
JPS63194787A (ja) | 洗浄方法及び装置 | |
JPH057275Y2 (ja) |