JPH05135183A - 制御点データ処理装置 - Google Patents

制御点データ処理装置

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JPH05135183A
JPH05135183A JP29908591A JP29908591A JPH05135183A JP H05135183 A JPH05135183 A JP H05135183A JP 29908591 A JP29908591 A JP 29908591A JP 29908591 A JP29908591 A JP 29908591A JP H05135183 A JPH05135183 A JP H05135183A
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JP
Japan
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control point
point data
spline curve
order
input
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29908591A
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English (en)
Inventor
Masayuki Okamoto
雅之 岡本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】3次Bスプライン曲線を表示できるように制御
点データを処理する制御点データ処理装置に関し、最初
及び最後の制御点を通過しない3次Bスプライン曲線を
生成する場合に必要とするデータ量と同一のデータ量で
最初及び最後の制御点を通過するn次Bスプライン曲線
を生成できるようにし、データの準備作業を容易にす
る。 【構成】3次Bスプライン曲線の最初及び最後の制御点
データが制御点データ入力手段6に入力された場合、こ
れら最初及び最後の制御点データを制御点データ格納手
段7に格納し、この制御点データ格納手段7から選択手
段8を介して3次Bスプライン曲線生成手段9に最初及
び最後の制御点データを連続して3回供給し、それ以外
の場合には、制御点データ入力手段6に入力される制御
点データをそのまま選択手段8を介してn次Bスプライ
ン曲線生成手段9に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・グラフ
ィックス等において、3次Bスプライン曲線等、n次B
スプライン曲線を表示できるように、n次Bスプライン
曲線の制御点データを処理する制御点データ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ・グラフィックス
における曲線の表現には、折れ線や、2次曲線による近
似のほか、スプライン曲線による近似が使用されてい
る。このスプライン曲線には、制御点(control poin
t)として与えられた点列Q0、Q1・・・Qnを通過する
内挿スプライン曲線と、必ずしも制御点を通過しない近
似スプライン曲線とがある。この近似スプライン曲線の
代表的なものとして、いわゆるベジェ曲線とn次Bスプ
ライン曲線とがある。
【0003】ここに、n次Bスプライン曲線では、曲線
セグメントは、連続する(n+1)個の制御点により、
その形状が決定される。したがって、m個の曲線セグメ
ントは、(n+m)個の制御点により表わすことができ
る。
【0004】例えば、3次Bスプライン曲線について、
図5に示すように、制御点Q0、Q1・・・Q6が設定さ
れている場合には、曲線セグメントP1は、制御点Q0
1、Q2、Q3により形状が決定され、曲線セグメント
2は、制御点Q1、Q2、Q3、Q4により形状が決定さ
れ、曲線セグメントP3は、制御点Q2、Q3、Q4、Q5
により形状が決定され、曲線セグメントP4は、制御点
3、Q4、Q5、Q6により形状が決定される。
【0005】このように、例えば、3次Bスプライン曲
線では、m=4個の曲線セグメントP1、P2、P3、P4
は、n+m=3+4=7個の制御点Q0、Q1・・・Q6
により表わすことができる。
【0006】ここに、n次Bスプライン曲線では、原則
として、与えられた制御点を曲線が通過しない。このた
め、直線や、最初及び最後の制御点を通過するベジェ曲
線等との接続を図る場合には、なんらかの処理を行い、
最初及び最後の制御点を通過するn次Bスプライン曲線
を生成する必要がある。
【0007】この場合、一般には、最初の制御点の後に
最初の制御点と同一座標の制御点が連続して(n−1)
個あり、また、最後の制御点の前に最後の制御点と同一
座標の制御点が連続して(n−1)個あるものとして、
曲線セグメントを算出し、最初及び最後の制御点を通過
するn次Bスプライン曲線を生成するという処理が行わ
れている。
【0008】例えば、図6に示すように、図5に示す場
合と同様に3次Bスプライン曲線について、制御点
0、Q1・・・Q6が設定されている場合には、制御点
0、Q0、Q0、Q1により曲線セグメントP1の形状を
決定し、次に、制御点Q0、Q0、Q1、Q2により曲線セ
グメントP2の形状を決定し、次に、制御点Q0、Q1
2、Q3により曲線セグメントP3の形状を決定し、次
に、制御点Q1、Q2、Q3、Q4により曲線セグメントP
4の形状を決定し、次に、制御点Q2、Q3、Q4、Q5
より曲線セグメントP5の形状を決定し、次に、制御点
3、Q4、Q5、Q6により曲線セグメントP6の形状を
決定し、次に、制御点Q4、Q5、Q6、Q6により曲線セ
グメントP7の形状を決定し、次に、制御点Q5、Q6
6、Q6により曲線セグメントP8の形状を決定すると
いう特別な処理が行われる。
【0009】ここに、従来の制御点データ処理装置にお
いては、例えば、n次Bスプライン曲線の制御点Q0
1・・・Qn・・・のデータがこの順に入力されると、
制御点を[Q0、Q1・・・Qn]、[Q1、Q2・・・Q
n+1]・・・・[Qi-1、Qi、Qi+1、Qi+2]・・・の
ように区分し、各曲線セグメントを算出し、n次Bスプ
ライン曲線を生成するように構成されていた。
【0010】したがって、従来の制御点データ処理装置
において、最初及び最後の制御点を通過するn次Bスプ
ライン曲線を生成する場合には、最初の制御点から最後
の制御点までのデータを1個ずつ順に供給するだけでは
足りず、最初及び最後の制御点のデータについては、曲
線セグメントを算出する場合に重複して使用される数を
外部から供給する必要があった。
【0011】例えば、図6に示すように、3次Bスプラ
イン曲線について、制御点Q0、Q1・・・Q6が設定さ
れている場合において、最初及び最後の制御点Q0、Q6
を通過する3次Bスプライン曲線を生成する場合には、
制御点Q0、Q0、Q0、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5
6、Q6、Q6のデータをこの順に外部から供給する必
要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の制
御点データ処理装置において、最初の制御点の後に最初
の制御点と同一座標の制御点が連続して(n−1)個あ
り、また、最後の制御点の前に最後の制御点と同一座標
の制御点が連続して(n−1)個あるものとして曲線セ
グメントを算出し、最初及び最後の制御点を通過するn
次Bスプライン曲線を生成するという処理を行う場合に
は、[n+m+2(n−1)]個の制御点のデータが必
要となり、最初及び最後の制御点を通過しないn次Bス
プライン曲線を生成する場合に比較して、用意すべきデ
ータ量が2(n−1)個の制御点分だけ、増加してしま
うという問題点があった。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、最初及び最後
の制御点を通過しない通常のn次Bスプライン曲線を生
成する場合に必要とするデータ量と同一又は少ないデー
タ量で、最初及び最後の制御点を通過するn次Bスプラ
イン曲線を生成することができ、データの準備作業を容
易にすることができるようにした制御点データ処理装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図中、1は3次Bスプライン曲線等の制御点
データを入力するための制御点データ入力手段、2は制
御点データ入力手段1に入力される制御点データのう
ち、所定の制御点データを格納するための制御点データ
格納手段である。
【0015】また、3は制御点データ格納手段2又は制
御点データ入力手段1のいずれかを選択し、制御点デー
タ格納手段2に格納された制御点データ又は制御点デー
タ入力手段1に入力された制御点データのいずれかを選
択して出力する選択手段、4は選択手段3から出力され
る制御点データを処理してn次Bスプライン曲線を生成
するn次Bスプライン曲線生成手段である。
【0016】また、5は制御点データ入力手段1に入力
される制御点データのうち、所定の制御点データの制御
点データ格納手段2への格納制御、及び、制御点データ
格納手段2に格納された制御点データ又は制御点データ
入力手段1に入力された制御点データの選択手段3を介
してのn次Bスプライン曲線生成手段4への供給制御を
行う制御手段である。
【0017】
【作用】本発明において、最初及び最後の制御点を通過
するn次Bスプライン曲線を生成する場合には、制御手
段5をして、例えば、次のように制御させる。即ち、n
次Bスプライン曲線の最初の制御点データが制御点デー
タ入力手段1に入力された場合には、この最初の制御点
データを制御点データ格納手段2に格納し、この制御点
データ格納手段2から選択手段3を介してn次Bスプラ
イン曲線生成手段4に最初の制御点データを連続してn
回供給する。
【0018】また、n次Bスプライン曲線の最後の制御
点データが制御点データ入力手段1に入力された場合に
は、この最後の制御点データを制御点データ格納手段2
に格納し、この制御点データ格納手段2から選択手段3
を介してn次Bスプライン曲線生成手段4に最後の制御
点データを連続してn回供給する。
【0019】それ以外の場合には、制御点データ入力手
段1に入力されるn次Bスプライン曲線の制御点データ
を制御点データ格納手段2に格納せず、全て、そのま
ま、選択手段3を介してn次Bスプライン曲線生成手段
4に供給する。
【0020】制御手段5をして、このように制御させる
場合には、最初及び最後の制御点を通過しない通常のn
次Bスプライン曲線を生成する場合に必要とするデータ
量と同一のデータ量で、最初及び最後の制御点を通過す
るn次Bスプライン曲線を生成することができる。
【0021】ところで、最初及び最後の制御点を通過す
るn次Bスプライン曲線を他の直線や曲線と接続する場
合には、これら直線又は曲線の終点座標は、このn次B
スプライン曲線の始点座標と同一となる。そこで、ま
た、制御手段5をして、次のように制御させても、最初
及び最後の制御点を通過するn次Bスプライン曲線を生
成することができる。
【0022】即ち、n次Bスプライン曲線を接続すべき
直線又は曲線の終点座標を予め制御点データ格納手段2
に格納し、n次Bスプライン曲線の最初の制御点データ
の代わりに、制御点データ格納手段2に格納した直線又
は曲線の終点座標をn次Bスプライン曲線生成手段4に
連続してn回供給する。
【0023】また、n次Bスプライン曲線の最後の制御
点データが制御点データ入力手段1に入力された場合に
は、この最後の制御点データを制御点データ格納手段2
に格納し、この制御点データ格納手段2から選択手段3
を介してn次Bスプライン曲線生成手段4に最後の制御
点データを連続してn回供給する。
【0024】それ以外の場合には、制御点データ入力手
段1に入力されるn次Bスプライン曲線の制御点データ
を制御点データ格納手段2に格納せず、全て、そのま
ま、選択手段3を介してn次Bスプライン曲線生成手段
4に供給する。
【0025】制御手段5をして、このように制御する場
合には、n次Bスプライン曲線について、始点座標(最
初の制御点のデータ)を入力する必要がないので、最初
及び最後の制御点を通過させない通常のn次Bスプライ
ン曲線を生成する場合に必要とするデータ量よりも少な
いデータ量で、最初及び最後の制御点を通過するn次B
スプライン曲線を生成することができる。
【0026】なお、制御手段5をして、上述のように制
御させる場合と、制御点データ入力手段1に入力される
制御点データを全て制御点データ格納手段2に格納せ
ず、全て、そのまま、選択手段3を介してn次Bスプラ
イン曲線生成手段4に供給するように制御させる場合と
を必要に応じて切り換えて動作させる場合には、最初及
び最後の制御点を通過するn次Bスプライン曲線と、最
初及び最後の制御点を通過しない通常のn次Bスプライ
ン曲線とを必要に応じて生成し分けることができる。
【0027】
【実施例】以下、図2〜図4を参照して、本発明の一実
施例について、最初及び最後の制御点を通過する3次B
スプライン曲線を生成できるようにした制御点データ処
理装置を例にして説明する。
【0028】図2は本発明の一実施例の要部を示すブロ
ック図であり、図中、6は3次Bスプライン曲線等の制
御点データを入力するための制御点データ入力手段、7
は制御点データ入力手段6に入力される制御点データの
うち、所定の制御点データを格納するための制御点デー
タ格納手段である。
【0029】また、8は制御点データ格納手段7又は制
御点データ入力手段6のいずれかを選択し、制御点デー
タ格納手段7に格納された制御点データ又は制御点デー
タ入力手段6に入力された制御点データのいずれかを選
択して出力する選択手段である。
【0030】また、9は選択手段8から出力される制御
点データを処理して3次Bスプライン曲線を生成する3
次Bスプライン曲線生成手段、10は3次Bスプライン
曲線生成手段9等が生成した曲線等を表示するCRT、
11は3次Bスプライン曲線生成手段9等が生成した曲
線等をプリントするプリンタである。
【0031】また、12は制御点データ入力手段6に入
力される制御点データのうち、所定の制御点データの制
御点データ格納手段7への格納制御と、制御点データ入
力手段6に入力された制御点データ又は制御点データ格
納手段7に格納された制御点データの選択手段8を介し
ての3次Bスプライン曲線生成手段9への供給制御とを
行う制御手段である。
【0032】ここに、3次Bスプライン曲線生成手段9
は、基本的には、数1に示す式を使用して曲線セグメン
トを算出し、3次Bスプライン曲線を生成するものであ
る。なお、式中、Pi(t)は、パラメータt(0≦t≦
1)の或る値に対して一つの曲線セグメント上の点を表
わすものであり、したがって、パラメータtの変化に対
してPi(t)を求める場合には一つの曲線セグメントを
表わすことができる。
【0033】
【数1】
【0034】したがって、この3次Bスプライン曲線生
成手段9は、具体的には、図3に示すように動作して3
次Bスプライン曲線を生成することになる。即ち、選択
手段8を介して供給される制御点データから制御点をQ
i-1、Qi、Qi+1、Qi+2にグループ化し(ステップ
1)、パラメータtの初期化を行う(ステップ2)。
【0035】次に、曲線セグメント上の点Pi(t)を算
出し(ステップ3)、点Pi(t)を出力し(ステップ
4)、パラメータtをt=t+0.01として変化させ
た後(ステップ5)、t>1であるか否かを判断し(ス
プッテ6)、t>1でない場合には、ステップ3〜5を
繰り返し、t>1となった場合には、終了する。このよ
うにして、曲線セグメントが順次、算出され、3次Bス
プライン曲線の生成が行われる。
【0036】このように構成された本実施例において、
最初及び最後の制御点を通過する3次Bスプライン曲線
を生成し、表示する場合には、制御手段12をして、例
えば、次のように制御させる。
【0037】即ち、3次Bスプライン曲線の最初の制御
点データが制御点データ入力手段6に入力された場合に
は、この最初の制御点データを制御点データ格納手段7
に格納し、この制御点データ格納手段7から選択手段8
を介して3次Bスプライン曲線生成手段9に最初の制御
点データを連続して3回供給する。
【0038】また、3次Bスプライン曲線の最後の制御
点データが制御点データ入力手段6に入力された場合に
は、この最後の制御点データを制御点データ格納手段7
に格納し、この制御点データ格納手段7から選択手段8
を介して3次Bスプライン曲線生成手段9に最後の制御
点データを連続して3回供給する。
【0039】それ以外の場合には、制御点データ入力手
段6に入力される3次Bスプライン曲線の制御点データ
を制御点データ格納手段7に格納せず、全て、そのま
ま、選択手段8を介してn次Bスプライン曲線生成手段
9に供給する。
【0040】制御手段12をして、このように制御させ
る場合には、例えば、図4(A)に示すように3次Bスプ
ライン曲線の制御点データQ0、Q1・・・Qn-1、Qn
入力される場合、本実施例は、次のように動作すること
になる。
【0041】即ち、まず、制御点データ入力手段6に制
御点Q0のデータが入力されると、制御点Q0のデータ
は、制御点データ格納手段7に格納される。この場合、
選択手段8は、制御点データ格納手段7を選択し、制御
点データ格納手段7から3次Bスプライン曲線生成手段
9に対して制御点Q0のデータが連続して3回供給され
る。
【0042】次に、制御点データ入力手段6に制御点Q
1のデータが入力されると、選択手段8は、制御点デー
タ入力手段6を選択し、この場合、制御点Q1のデータ
は、制御点データ格納手段7には格納されず、そのま
ま、選択手段8を介して3次Bスプライン生成手段9に
対して供給される。同様な処理がQ2〜Qn-1に対して行
われる。
【0043】次に、制御点データ入力手段6に制御点Q
nのデータが入力されると、制御点Qnのデータは、制御
点データ格納手段7に格納される。この場合、選択手段
8は、制御点データ格納手段7を選択し、制御点データ
格納手段8から3次Bスプライン曲線生成手段9に対し
て制御点Qnのデータが連続して3回供給される。
【0044】以上の動作の結果として、3次Bスプライ
ン曲線生成手段9には、図4(B)に示すように、制御点
0、Q0、Q0、Q1・・・Qn-1、Qn、Qn、Qnのデー
タが順に供給されることになる。
【0045】ここに、3次Bスプライン曲線生成手段9
は、これら制御点Q0、Q0、Q0、Q1・・・・Qn-1
n、Qn、Qnを[Q0、Q0、Q0、Q1]、[Q0
0、Q1、Q2]、[Q0、Q1、Q2、Q3]、[Q1、Q
2、Q3、Q4]・・・・[Qn-4、Qn-3、Qn-2
n-1]、[Qn-3、Qn-2、Qn-1、Qn]、[Qn-2、Q
n-1、Qn、Qn]、[Qn-1、Qn、Qn、Qn]にグルー
プ化し、曲線セグメントを算出し、最初及び最後の制御
点Q0、Qnを通過する3次Bスプライン曲線を生成す
る。
【0046】したがって、本実施例によれば、最初及び
最後の制御点を通過させない通常の3次Bスプライン曲
線を生成する場合に必要とするデータ量で、最初及び最
後の制御点を通過する3次Bスプライン曲線を生成する
ことができ、データの準備作業を容易にすることができ
る。
【0047】ところで、最初及び最後の制御点を通過す
る3次Bスプライン曲線を他の直線や曲線と接続させる
場合は、これら直線又は曲線の終点座標は、この3次B
スプライン曲線の始点座標と同一となる。そこで、ま
た、制御手段12をして、次のように制御させても、最
初及び最後の制御点を通過する3次Bスプライン曲線を
生成することができる。
【0048】即ち、3次Bスプライン曲線を接続すべき
直線又は曲線の終点座標を予め制御点データ格納手段7
に格納し、3次Bスプライン曲線の最初の制御点データ
の代わりに、制御点データ格納手段7に格納した直線又
は曲線の終点座標を3次Bスプライン曲線生成手段9に
連続して3回供給する。
【0049】また、3次Bスプライン曲線の最後の制御
点データが制御点データ入力手段6に入力された場合に
は、この最後の制御点データを制御点データ格納手段7
に格納し、この制御点データ格納手段7から選択手段8
を介して3次Bスプライン曲線生成手段9に最後の制御
点データを連続して3回供給する。
【0050】それ以外の場合には、制御点データ入力手
段6に入力される3次Bスプライン曲線の制御点データ
を制御点データ格納手段7に格納せず、全て、そのま
ま、選択手段8を介して3次Bスプライン曲線生成手段
9に供給する。
【0051】制御手段12をして、このように制御させ
る場合には、3次Bスプライン曲線について、始点座標
(最初の制御点のデータ)を入力する必要がないので、
最初及び最後の制御点を通過させない通常の3次Bスプ
ライン曲線を生成する場合に必要とするデータ量よりも
少ないデータ量で、最初及び最後の制御点を通過する3
次Bスプライン曲線を生成することができる。
【0052】なお、制御手段12をして、上述のように
制御させる場合と、制御点データ入力手段6に入力され
る制御点データを全て制御点データ格納手段7に格納せ
ず、全て、そのまま、選択手段8を介して3次Bスプラ
イン曲線生成手段9に供給するように制御させる場合と
を必要に応じて切り換えて動作させる場合には、最初及
び最後の制御点を通過する3次Bスプライン曲線と、最
初及び最後の制御点を通過しない通常の3次Bスプライ
ン曲線とを必要に応じて生成し分けることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、最初及び最後の制御点
を通過しない通常のn次Bスプライン曲線を生成する場
合に必要とするデータ量と同一又は少ないデータ量で、
最初及び最後の制御点を通過するn次Bスプライン曲線
を生成することができるので、データの準備作業を容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。
【図3】3次Bスプライン曲線生成手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図5】制御点に基づいて最初及び最後の制御点を通過
しない3次Bスプライン曲線を生成する方法を説明する
ための図である。
【図6】制御点に基づいて最初及び最後の制御点を通過
する3次Bスプライン曲線を生成する方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 制御点データ入力手段 2 制御点データ格納手段 3 選択手段 4 n次Bスプライン曲線生成手段 5 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御点データを入力するための制御点デー
    タ入力手段(1)と、 該制御点データ入力手段(1)に入力される制御点デー
    タのうち、所定の制御点データを格納するための制御点
    データ格納手段(2)と、 前記制御点データ格納手段(2)又は前記制御点データ
    入力手段(1)のいずれかを選択し、前記制御点データ
    格納手段(2)に格納された制御点データ又は前記制御
    点データ入力手段(1)に入力された制御点データのい
    ずれかを選択して出力する選択手段(3)と、 該選択手段(3)から出力される制御点データを処理し
    てn次Bスプライン曲線を生成するn次Bスプライン曲
    線生成手段(4)と、 前記制御点データ入力手段(1)に入力される制御点デ
    ータのうち、所定の制御点データの前記制御点データ格
    納手段(2)への格納制御、及び、前記制御点データ格
    納手段(2)に格納された制御点データ又は前記制御点
    データ入力手段(1)に入力された制御点データの前記
    選択手段(3)を介しての前記n次Bスプライン曲線生
    成手段(4)への供給制御を行う制御手段(5)とを備
    えて構成されていることを特徴とする制御点データ処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段(5)は、n次Bスプライン
    曲線の最初の制御点データが前記制御点データ入力手段
    (1)に入力された場合には、該最初の制御点データを
    前記制御点データ格納手段(2)に格納し、前記制御点
    データ格納手段(2)から前記選択手段(3)を介して
    前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に前記最初の
    制御点データを連続してn回供給し、また、n次Bスプ
    ライン曲線の最後の制御点データが前記制御点データ入
    力手段(1)に入力された場合には、該最後の制御点デ
    ータを前記制御点データ格納手段(2)に格納し、前記
    制御点データ格納手段(2)から前記選択手段(3)を
    介して前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に前記
    最後の制御点データを連続してn回供給し、それ以外の
    場合には、前記制御点データ入力手段(1)に入力され
    るn次Bスプライン曲線の制御点データを前記制御点デ
    ータ格納手段(2)に格納せず、全て、そのまま、前記
    選択手段(3)を介して前記n次Bスプライン曲線生成
    手段(4)に供給するように制御することを特徴とする
    請求項1記載の制御点データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段(5)は、n次Bスプライン
    曲線の最初の制御点データが前記制御点データ入力手段
    (1)に入力された場合には、該最初の制御点データを
    前記制御点データ格納手段(2)に格納し、前記制御点
    データ格納手段(2)から前記選択手段(3)を介して
    前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に前記最初の
    制御点データを連続してn回供給し、また、n次Bスプ
    ライン曲線の最後の制御点データが前記制御点データ入
    力手段(1)に入力された場合には、該最後の制御点デ
    ータを前記制御点データ格納手段(2)に格納し、前記
    制御点データ格納手段(2)から前記選択手段(3)を
    介して前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に前記
    最後の制御点データを連続してn回供給し、それ以外の
    場合には、前記制御点データ入力手段(1)に入力され
    るn次Bスプライン曲線の制御点データを前記制御点デ
    ータ格納手段(2)に格納せず、全て、そのまま、前記
    選択手段(3)を介して前記n次Bスプライン曲線生成
    手段(4)に供給するように制御する場合と、前記制御
    点データ入力手段(1)に入力されるn次Bスプライン
    曲線の制御点データを全て前記制御点データ格納手段
    (2)に格納せず、全て、そのまま、前記選択手段
    (3)を介して前記n次Bスプライン曲線生成手段
    (4)に供給するように制御する場合とを必要に応じて
    切り換えることを特徴とする請求項1記載の制御点デー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段(5)は、n次Bスプライン
    曲線を接続すべき直線又は曲線の終点座標を前記制御点
    データ格納手段(2)に格納し、前記n次Bスプライン
    曲線の最初の制御点データの代わりに、前記制御点デー
    タ格納手段(2)に格納した前記直線又は曲線の終点座
    標を前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に連続し
    てn回供給し、また、前記n次Bスプライン曲線の最後
    の制御点データが前記制御点データ入力手段(1)に入
    力された場合には、該最後の制御点データを前記制御点
    データ格納手段(2)に格納し、前記制御点データ格納
    手段(2)から前記選択手段(3)を介して前記n次B
    スプライン曲線生成手段(4)に前記最後の制御点デー
    タを連続してn回供給し、それ以外の場合には、前記制
    御点データ入力手段(1)に入力される前記n次Bスプ
    ライン曲線の制御点データを前記制御点データ格納手段
    (2)に格納せず、全て、そのまま、前記選択手段
    (3)を介して前記n次Bスプライン曲線生成手段
    (4)に供給するように制御することを特徴とする請求
    項1記載の制御点データ処理装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段(5)は、n次Bスプライン
    曲線を接続すべき直線又は曲線の終点座標を前記制御点
    データ格納手段(2)に格納し、前記n次Bスプライン
    曲線の最初の制御点データの代わりに、前記制御点デー
    タ格納手段(2)に格納した前記直線又は曲線の終点座
    標を前記n次Bスプライン曲線生成手段(4)に連続し
    てn回供給し、また、前記n次Bスプライン曲線の最後
    の制御点データが前記制御点データ入力手段(1)に入
    力された場合には、該最後の制御点データを前記制御点
    データ格納手段(2)に格納し、前記制御点データ格納
    手段(2)から前記選択手段(3)を介して前記n次B
    スプライン曲線生成手段(4)に前記最後の制御点デー
    タを連続してn回供給し、それ以外の場合には、前記制
    御点データ入力手段(1)に入力される前記n次Bスプ
    ライン曲線の制御点データを前記制御点データ格納手段
    (2)に格納せず、全て、そのまま、前記選択手段
    (3)を介して前記n次Bスプライン曲線生成手段
    (4)に供給するように制御する場合と、前記制御点デ
    ータ入力手段(1)に入力される制御点データを全て前
    記制御点データ格納手段(2)に格納せず、全て、その
    まま、前記選択手段(3)を介して前記n次Bスプライ
    ン曲線生成手段(4)に供給するように制御する場合と
    を必要に応じて切り換えることを特徴とする請求項1記
    載の制御点データ処理装置。
JP29908591A 1991-11-14 1991-11-14 制御点データ処理装置 Withdrawn JPH05135183A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109783964A (zh) * 2019-01-24 2019-05-21 北京航空航天大学 一种基于曲率单调变化的三次均匀b样条曲线设计方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109783964A (zh) * 2019-01-24 2019-05-21 北京航空航天大学 一种基于曲率单调变化的三次均匀b样条曲线设计方法
CN109783964B (zh) * 2019-01-24 2021-01-08 北京航空航天大学 一种基于曲率单调变化的三次均匀b样条曲线设计方法

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