JP2713265B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JP2713265B2
JP2713265B2 JP7229670A JP22967095A JP2713265B2 JP 2713265 B2 JP2713265 B2 JP 2713265B2 JP 7229670 A JP7229670 A JP 7229670A JP 22967095 A JP22967095 A JP 22967095A JP 2713265 B2 JP2713265 B2 JP 2713265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
perspective
parameter
parameters
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7229670A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0954822A (ja
Inventor
徹 江頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7229670A priority Critical patent/JP2713265B2/ja
Priority to US08/612,414 priority patent/US5726716A/en
Priority to AU47942/96A priority patent/AU702353B2/en
Publication of JPH0954822A publication Critical patent/JPH0954822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2713265B2 publication Critical patent/JP2713265B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCRTなどの画像表
示手段を有する画像表示装置に関し、特に遠近画法化し
た画像を表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置の表示形式として良く用い
られる方式に、表示画面の矩形の部分領域を縦,横それ
ぞれ3分割した9つの領域の中央の領域に表示対象とな
る原画像の一部を表示し、その周辺の8つの領域には原
画像の縮小画像の一部を表示して合成し、領域分割の位
置と各領域の表示内容とを適切に設定して表示領域間の
表示内容の連続性を保つことにより、原画像より小さ
い、表示画面上の部分領域に仮想的に原画像の全部分を
表示する遠近画法方式がある(例えば特開平3−113
578号公報)。
【0003】図5を用いてこの遠近画法方式をより具体
的に説明する。同図は領域分割線によってaからiまで
の9つの領域に格子状に区分けされた標準原画像80
2,標準原画像802を横方向に縮尺RXで縮小した横
縮小原画像803,標準原画像802を縦方向に縮尺R
Yで縮小した縦縮小原画像804,標準原画像802を
横方向に縮尺RXで、縦方向に縮尺RYでそれぞれ縮小
した縦横縮小原画像805,表示対象となる表示画像8
01,標準原画像802を遠近画法化した遠近画法画像
806を示している。
【0004】遠近画法による画像は、遠近画法画像80
6のように、格子状に分割された9つの領域A,B,
C,D,E,F,G,H,Iから構成されている。そし
て、領域Eには標準原画像802の領域eの画像が、領
域D,Fにはそれぞれ横縮小原画像803の領域d,f
の画像が、領域B,Hにはそれぞれ縦縮小原画像804
の領域b,hの画像が、領域A,C,G,Iにはそれぞ
れ縦横縮小原画像805の領域a,c,g,iの画像
が、それぞれ当てはめられている。すなわち、遠近画法
画像806は標準原画像802の領域e以外が縮小され
たものと見做すことができるため、標準原画像802よ
り小面積となる。
【0005】遠近画法による画像は原画像における格子
状の領域分割線の位置により異なる画像となる。そこ
で、この領域分割線の位置を遠近画法パラメタと呼ぶ。
ただし、RX,RYを定数とすると原画像の領域分割線
の位置を決定することは遠近画法画像806の図示する
Wa,Wb,Ha,Hbの長さを決定することと同値で
あるので、それらを遠近画法パラメタと呼ぶ。さらに、
遠近画法は通常Wb,Hbの値は一定としてWa,Ha
の値を変化させて縮小する領域を変化させるので、その
場合にはWa,Haを遠近画法パラメタと呼ぶ。そこで
以降では、Wa,Haを遠近画法パラメタと呼ぶことに
する。
【0006】図6は遠近画法化した画像を表示する従来
の画像表示装置のブロック図である。同図に示すように
従来の画像表示装置110は、パラメタ入力手段101
と遠近画法画像生成手段102と画像表示手段103と
から構成されている。パラメタ入力手段101はキーボ
ードやマウスのような座標入力装置などの別の装置から
の信号を遠近画法パラメタに変換し、遠近画法画像生成
手段102は、この変換された遠近画法パラメタに従う
遠近画法画像を作成し、CRT等で構成された画像表示
手段103は、その作成された遠近画法画像を視覚化す
る。
【0007】図7は遠近画法画像生成手段102の構成
例を示すブロック図であり、遠近画法制御手段1021
と原画像記憶手段1022と画像複製手段1023と表
示画像記憶手段1024で構成されている。原画像記憶
手段1022には、図5に示した標準原画像802,横
縮小原画像803,縦縮小原画像804および縦横縮小
原画像805が記憶されている。図6のパラメタ入力手
段101から遠近画法パラメタが入力されると、遠近画
法制御手段1021は、この遠近画法パラメタに従う遠
近画法画像となるように原画像記憶手段1022に記憶
されている画像の複写元の領域と表示画像記憶手段10
24の複写先の領域とを指定して画像複製手段1023
を起動する。画像複製手段1023は、原画像記憶手段
1022に記憶されている標準原画像802,横縮小原
画像803,縦縮小原画像804および縦横縮小原画像
805それぞれから指定された複写元の領域の表示画像
を読み出して、表示画像記憶手段1024の指定された
複写先の領域に複写することで、表示画像記憶手段10
24上に遠近画法画像を生成する。この表示画像記憶手
段1024上に生成された遠近画法画像は図6の画像表
示手段103によって画面上に表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像表
示装置110では、パラメタ入力手段101で遠近画法
パラメタが入力されると、遠近画法画像生成手段102
はその入力された遠近画法パラメタに従う遠近画法画像
を作成し、画像表示手段103はその作成された遠近画
法画像を表示する。従って、現在表示されている遠近画
法画像の遠近画法パラメタと大きく相違する遠近画法パ
ラメタが入力された場合には、表示される遠近画法画像
が瞬間的に大きく変化する。このため、遠近画法画像を
注目している人が注目点を見失うことがあるという欠点
があった。
【0009】本発明はこのような従来の欠点を解決した
もので、その目的は、前回と大きく相違する遠近画法パ
ラメタが入力された場合であっても、表示中の遠近画法
画像が瞬間的に大きく変化するのを抑制し、注目者が注
目点を見失うことを防ぐことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、遠近画法パラメタの入力を受けるパラメタ入力手段
と、遠近画法画像の中間パラメタを発生する中間パラメ
タ発生手段と、遠近画法パラメタを記憶するパラメタ記
憶手段と、遠近画法画像を生成する遠近画法画像生成手
段と、表示画像を視覚化する画像表示手段とを具備し、
入力された遠近画法パラメタに従う遠近画法画像を表示
する際、前記中間パラメタ発生手段は、前記パラメタ記
憶手段に記憶されている遠近画法パラメタから前記入力
された遠近画法パラメタに向けて変化する複数の中間パ
ラメタを前記遠近画法画像生成手段に与え、その後に前
記入力された遠近画法パラメタを前記パラメタ記憶手段
に記憶する。
【0011】中間パラメタ発生手段としては、例えば、
前記パラメタ記憶手段に記憶されている遠近画法パラメ
タから前記入力された遠近画法パラメタに向けて変化
し、かつ互いに一定の差分を持つ複数の中間パラメタを
前記遠近画法画像生成手段に与える手段や、前記パラメ
タ記憶手段に記憶されている遠近画法パラメタから前記
入力された遠近画法パラメタに向けて変化し、かつ互い
の差分を次第に大きくし、その後次第に小さくする変化
を持たせた複数の中間パラメタを前記遠近画法画像生成
手段に与える手段が採用できる。
【0012】また、遠近画法画像生成手段としては、従
来と同様な手段を利用できる他、標準原画像,横縮小原
画像,縦縮小原画像および縦横縮小原画像を記憶する原
画像記憶手段と、作成した遠近画法画像を記憶する表示
画像記憶手段と、前記原画像記憶手段に記憶されている
画像の部分画像の前記表示画像記憶手段への複製と前記
表示画像記憶手段に記憶されている画像の部分画像の前
記表示画像記憶手段への複製とを行う画像複製手段と、
前記表示画像記憶手段に記憶されている遠近画法画像に
対応する遠近画法パラメタを記憶する中間パラメタ記憶
手段と、前記中間パラメタ発生手段から入力された遠近
画法パラメタと前記中間パラメタ記憶手段に記憶されて
いる遠近画法パラメタとに基づいて、前記中間パラメタ
発生手段から入力された遠近画法パラメタに従う遠近画
法画像の領域分割線で区分けされる領域毎に、該領域の
画像を作成する上で前記表示画像記憶手段上の画像を利
用できる領域と利用できない領域とを求め、利用できる
領域については、複製元となる前記表示画像記憶手段の
領域および複製先となる前記表示画像記憶手段の領域を
前記画像複製手段に指定して複製処理を行わせ、利用で
きない領域については、複製元となる前記原画像記憶手
段の領域および複製先となる前記表示画像記憶手段の領
域を前記画像複製手段に指定して複製処理を行わせた
後、前記中間パラメタ生成手段から入力された遠近画法
パラメタを前記中間パラメタ記憶手段に記憶する遠近画
法制御手段とから構成される遠近画法画像生成手段を利
用できる。
【0013】本発明の画像表示装置においては、パラメ
タ記憶手段が現在表示されている遠近画法画像に対応す
る遠近画法パラメタを保持しており、パラメタ入力手段
で新たな遠近画法パラメタが入力されると、中間パラメ
タ発生手段が、パラメタ記憶手段に記憶されている遠近
画法パラメタから前記入力された遠近画法パラメタに向
けて変化する複数の中間パラメタを順次に遠近画法画像
生成手段に与えて遠近画法画像を生成させることによ
り、表示される遠近画法画像をスムーズに変化させ、そ
の後に前記入力された遠近画法パラメタを前記パラメタ
記憶手段に記憶して、次回の新たな遠近画法パラメタの
入力に備える。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の画像表示装置の一実施例の
ブロック図である。この実施例の画像表示装置210
は、図6に示した従来の画像表示装置110に遠近画法
パラメタを補間する中間パラメタ発生手段201と遠近
画法パラメタを記憶するパラメタ記憶手段202とを付
加した構成を有している。同図において、パラメタ入力
手段101はキーボードやマウスのような座標入力装置
などの別の装置からの信号を遠近画法パラメタに変換
し、中間パラメタ発生手段201に入力する。中間パラ
メタ発生手段201は、パラメタ記憶手段に記憶されて
いる遠近画法パラメタから前記入力された遠近画法パラ
メタに向けて変化する複数の中間パラメタを順次に生成
して遠近画法画像生成手段102に与え、その後に前記
入力された遠近画法パラメタをパラメタ記憶手段202
に記憶する。遠近画法画像生成手段102は、中間パラ
メタ発生手段201から中間パラメタが入力される毎
に、その中間パラメタに従う遠近画法画像を生成し、C
RT等で構成される画像表示手段103は、遠近画法画
像生成手段102で遠近画法画像が生成される毎に、画
面上の遠近画法画像を更新表示する。
【0016】図2はパラメタ入力手段101から遠近画
法パラメタが入力される毎に中間パラメタ発生手段20
1が行う処理の一例を示すフローチャートであり、以
下、同図を参照して中間パラメタ発生手段201の動作
を説明する。なお、パラメタ入力手段101から入力さ
れる遠近画法パラメタを(Wa1,Ha1)とする。
【0017】中間パラメタ発生手段201は、パラメタ
入力手段101から遠近画法パラメタ(Wa1,Ha
1)が入力されると、後述のステップ610の処理によ
ってパラメタ記憶手段202に以前記憶しておいた遠近
画法パラメタを読み出す(ステップ602)。以降のス
テップでは、この遠近画法パラメタの値を(Wa0,H
a0)と参照する。なお、初めてステップ602を実行
する際など、パラメタ記憶手段202に以前の遠近画法
パラメタが記憶されていないときには、(Wa1,Ha
1)と同じ値、または適当に定めた値を(Wa0,Ha
0)として用いる。
【0018】次に変数Dw,Dh,D,Xに値を代入す
る(ステップ603)。即ち、DwにはWa1−Wa0
を、HwにはHa1−Ha0を、DにはDwの絶対値と
Dhの絶対値の大きい方を、Xには0を、それぞれ代入
する。
【0019】次に、変数XにX+f(X,D)の値を代
入する(ステップ604)。ここで、fは2変数関数で
あり、0≦A<Bを満たす全てのA,Bに対し、f
(A,B)>0かつf(A,A)≧0を満たす任意の関
数である。関数fの具体例は後述する。
【0020】次に、変数Xと変数Dの値を比較し(ステ
ップ605)、変数Xの方が大きいか又は等しい場合に
はステップ608に進み、それ以外の場合にはステップ
606に進む。
【0021】ステップ606では、遠近画法パラメタと
して、(Wa0+Dw・X/D,Ha0+Dh・X/
D)を生成し、遠近画法画像生成手段102に対し出力
する。この遠近画法パラメタが、(Wa0,Ha0)と
(Wa1,Ha1)を補間する中間パラメタである。そ
して、或る適当に定めた時間、もしくは遠近画法画像生
成手段102がステップ606において与えた遠近画法
パラメタに従う遠近画法画像を作成し終えるなどして次
の遠近画法パラメタの受け付けが可能になるまで待ち
(ステップ607)、その後にステップ604に戻る。
【0022】他方、ステップ608では、遠近画法パラ
メタとして(Wa1,Ha1)を遠近画法画像生成手段
102に対し出力する。そして、或る適当に定めた時
間、もしくは遠近画法画像生成手段102がステップ6
08において与えた遠近画法パラメタに従う遠近画法画
像を作成し終えるなどして次の遠近画法パラメタの受け
付けが可能になるまで待ち(ステップ609)、パラメ
タ記憶手段202に遠近画法パラメタ(Wa1,Ha
1)を記憶する。
【0023】次に中間パラメタ発生手段201の処理ス
テップ604において用いる関数fの具体例について説
明する。
【0024】(1)具体例1 関数fを、 f(X,D)≡C と定義する。ここで、Cは任意の正定数である。図3
(a)にこの関数fのグラフを示す。
【0025】このような関数fを使用すると、中間パラ
メタ発生手段201が出力する遠近画法パラメタは、パ
ラメタ入力手段101から遠近画法パラメタが入力され
る毎に、一定の変化速度、つまり一定の差分で変化す
る。このため、遠近画法画像生成手段102に入力され
る遠近画法パラメタが瞬間的に大きく変化することがな
くなり、画像表示手段103で表示される遠近画法画像
に瞬間的に大きな変化が生ずるのが防止される。
【0026】(2)具体例2 関数fを、
【0027】
【数1】
【0028】と定義する。ここで、C0は任意の正定
数、C1,C2は0または任意の正定数である。図3
(b)にこの関数fのグラフを示す。
【0029】このような関数fを使用すると、中間パラ
メタ発生手段201が出力する遠近画法パラメタは、パ
ラメタ入力手段101から遠近画法パラメタが入力され
る毎に、始め徐々に大きく変化し、その後徐々に小さく
変化する。遠近画法パラメタの変化にこのような加速,
減速を持たせると、遠近画法画像中の注目点は自然界に
おける質量を持つ物体の運動と類似した動きをとるた
め、具体例1よりも視覚的にさらに自然となる。よっ
て、具体例1よりも平均の変化速度を大きくして遠近画
法パラメタの変化に要する時間をより短縮しても視線の
追従を具体例1と同等に容易にすることができる。
【0030】次に、遠近画法画像生成手段102の好ま
しい実施例を図4を参照して説明する。図7の遠近画法
画像生成手段102では、表示画像記憶手段1024で
必要な画像データを全て原画像記憶手段1022から転
送した。このため、中間パラメタ発生手段201から中
間パラメタが入力されてから、それを満たす遠近画法画
像を生成するまでの遅延時間が大きい。本発明では、パ
ラメタ入力手段101に遠近画法パラメタが入力される
と、複数の中間パラメタが生成され、その各々について
遠近画法画像を生成するので、遠近画法画像生成手段1
02の高速化が特に要求される。そこで、図4の実施例
の遠近画法画像生成手段102では、一般に同一画像記
憶手段上の画像複製は異なる画像記憶手段間の画像複製
より高速に行える点に着目し、表示画像記憶手段102
4で必要な画像データを全て原画像記憶手段1022か
ら転送するのではなく、再利用可能な部分は表示画像記
憶手段1024の領域間で複写し、不足する複製先の領
域についてのみ原画像記憶手段1022から複製するこ
とで、遠近画法画像生成の高速化を実現する。以下、図
4の遠近画法画像生成手段102の構成および動作を説
明する。
【0031】図4の遠近画法画像生成手段102は、原
画像記憶手段1022と、表示画像記憶手段1024
と、遠近画法制御手段1025と、中間パラメタ記憶手
段1026と、画像複製手段1027とで構成され、画
像複製手段1027は、原画像複製手段10271と、
表示画像複製手段10272と、複製制御手段1027
3とで構成されている。
【0032】原画像記憶手段1022には、図5に示し
た標準原画像802,横縮小原画像803,縦縮小原画
像804および縦横縮小原画像805が記憶されてい
る。また、中間パラメタ記憶手段1026には、表示画
像記憶手段1024上に現在作成されている遠近画法画
像に対応する遠近画法パラメタが記憶されている。今、
この遠近画法パラメタを(Wa0,Ha0)とする。パ
ラメタ入力手段101から新しい遠近画法パラメタとし
て、(Wa1,Ha1)が入力されると、中間パラメタ
発生手段201は、図2を参照して説明したように中間
パラメタを生成し、遠近画法画像生成手段102に出力
する。この遠近画法パラメタを(Wa0+α,Ha1+
β)とする。ここで、αは例えば図2の例ではDw・X
/Dであり、βはDh・X/Dである。
【0033】中間パラメタ発生手段201から出力され
た遠近画法パラメタ(Wa0+α,Ha1+β)は、遠
近画法画像生成手段102の遠近画法制御手段1025
で受け取られ、遠近画法制御手段1025は、受け取っ
た遠近画法パラメタ(Wa0+α,Ha0+β)と中間
パラメタ記憶手段1026に記憶されている遠近画法パ
ラメタ(Wa0,Ha0)とに基づいて、遠近画法パラ
メタ(Wa0+α,Ha0+β)に従う遠近画法画像の
9つの領域毎に、遠近画法パラメタ(Wa0,Ha0)
に従う表示画像記憶手段1024上の画像データを利用
できる領域と利用できない領域とを求める。そして、利
用できる領域については、複製元となる表示画像記憶手
段1024の領域および複製先となる表示画像記憶手段
1024の領域を求め、利用できない領域については、
複製元となる原画像記憶手段1022の領域および複製
先となる表示画像記憶手段1024の領域を求める。そ
して、領域分割線の移動方向と反対側の領域に対応する
複製処理よりも移動方向側の領域に対する複製処理が先
に行われるような順序で、複製元および複製先の領域を
順次に画像複製手段1027の複製制御手段10273
に通知する。
【0034】複製制御手段10273は、遠近画法制御
手段1025から通知された複製元の領域が原画像記憶
手段1022の領域である場合には、通知された複製元
および複製先の領域を原画像複製手段10271に指定
して複製を要求する。原画像複製手段10271は、指
定された原画像記憶手段1022の複製元の領域の画像
データを、指定された表示画像記憶手段1024の複製
先の領域に複製する処理を行う。他方、遠近画法制御手
段1025から通知された複製元の領域が表示画像記憶
手段1024の領域である場合、複製制御手段1027
3は、通知された複製元および複製先の領域を表示画像
複製手段10272に指定して複製を要求する。表示画
像複製手段10272は、指定された表示画像記憶手段
1024の複製元の領域の画像データを、指定された表
示画像記憶手段1024の複製先の領域に複製する処理
を行う。
【0035】画像複製手段1027による以上の処理に
よって表示画像記憶手段1024上に、遠近画法パラメ
タ(Wa0+α,Ha0+β)に従う遠近画法画像が表
示画像記憶手段1024上に作成されると、遠近画法制
御手段1025は、前記の遠近画法パラメタ(Wa0+
α,Ha0+β)を中間パラメタ記憶手段1026に記
憶し、中間パラメタ発生手段201から次の中間パラメ
タが入力されるのを待つ。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像表示
装置によれば、パラメタ入力手段からの遠近画法パラメ
タが大きく変化しても、中間パラメタ発生手段201が
遠近画法パラメタの変化を補間し、互いに変化の小さい
複数の中間パラメタに変換して遠近画法画像生成手段に
伝えるため、表示される遠近画法画像は一度に大きな変
化をせずに小さい変化の連続となり、遠近画法画像を注
目している人は視線を追従し易くなり、注目点を見失う
ことがない。
【0037】なお、遠近画法画像生成手段による遠近画
法画像の生成速度が遅いと、中間パラメタ発生手段から
新たな中間パラメタが生成された後に、その中間パラメ
タに従う遠近画法画像が表示されるまでの時間が長くな
り、従って、表示される遠近画法画像の変化速度が極端
に低下するが、表示画像の一部を再利用する構成の遠近
画法画像生成手段を備える構成によれば、全て原画像か
ら複製処理する場合に比べて遠近画法画像の作成時間を
短縮することができるため、中間パラメタに従う遠近画
法画像の生成を高速化でき、表示される遠近画法画像の
変化を滑らかなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】中間パラメタ発生手段の処理例を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2のステップ604で用いる関数fのグラフ
を示す図である。
【図4】遠近画法画像生成手段の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図5】遠近画法の原理の説明図である。
【図6】従来の画像表示装置のブロック図である。
【図7】従来の遠近画法画像生成手段のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101…パラメタ入力手段 102…遠近画法画像生成手段 103…画像表示手段 201…中間パラメタ発生手段 202…パラメタ記憶手段 210…画像表示装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠近画法パラメタの入力を受けるパラメ
    タ入力手段と、遠近画法画像の中間パラメタを発生する
    中間パラメタ発生手段と、遠近画法パラメタを記憶する
    パラメタ記憶手段と、遠近画法画像を生成する遠近画法
    画像生成手段と、表示画像を視覚化する画像表示手段と
    を具備し、入力された遠近画法パラメタに従う遠近画法
    画像を表示する画像表示装置であって、前記中間パラメ
    タ発生手段は、前記パラメタ記憶手段に記憶されている
    遠近画法パラメタから前記入力された遠近画法パラメタ
    に向けて変化する複数の中間パラメタを前記遠近画法画
    像生成手段に与え、その後に前記入力された遠近画法パ
    ラメタを前記パラメタ記憶手段に記憶することを特徴と
    する画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記中間パラメタ発生手段は、前記パラ
    メタ記憶手段に記憶されている遠近画法パラメタから前
    記入力された遠近画法パラメタに向けて変化し、かつ互
    いに一定の差分を持つ複数の中間パラメタを前記遠近画
    法画像生成手段に与えることを特徴とする請求項1記載
    の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記中間パラメタ発生手段は、前記パラ
    メタ記憶手段に記憶されている遠近画法パラメタから前
    記入力された遠近画法パラメタに向けて変化し、かつ互
    いの差分が次第に大きくなり、その後次第に小さくなる
    変化を持たせた複数の中間パラメタを前記遠近画法画像
    生成手段に与えることを特徴とする請求項1記載の画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記遠近画法画像生成手段は、標準原画
    像,横縮小原画像,縦縮小原画像および縦横縮小原画像
    を記憶する原画像記憶手段と、作成した遠近画法画像を
    記憶する表示画像記憶手段と、前記原画像記憶手段に記
    憶されている画像の部分画像の前記表示画像記憶手段へ
    の複製と前記表示画像記憶手段に記憶されている画像の
    部分画像の前記表示画像記憶手段への複製とを行う画像
    複製手段と、前記表示画像記憶手段に記憶されている遠
    近画法画像に対応する遠近画法パラメタを記憶する中間
    パラメタ記憶手段と、前記中間パラメタ発生手段から入
    力された遠近画法パラメタと前記中間パラメタ記憶手段
    に記憶されている遠近画法パラメタとに基づいて、前記
    中間パラメタ発生手段から入力された遠近画法パラメタ
    に従う遠近画法画像の領域分割線で区分けされる領域毎
    に、該領域の画像を作成する上で前記表示画像記憶手段
    上の画像を利用できる領域と利用できない領域とを求
    め、利用できる領域については、複製元となる前記表示
    画像記憶手段の領域および複製先となる前記表示画像記
    憶手段の領域を前記画像複製手段に指定して複製処理を
    行わせ、利用できない領域については、複製元となる前
    記原画像記憶手段の領域および複製先となる前記表示画
    像記憶手段の領域を前記画像複製手段に指定して複製処
    理を行わせた後、前記中間パラメタ生成手段から入力さ
    れた遠近画法パラメタを前記中間パラメタ記憶手段に記
    憶する遠近画法制御手段とから構成されることを特徴と
    する請求項1,2または3記載の画像表示装置。
JP7229670A 1995-03-07 1995-08-15 画像表示装置 Expired - Lifetime JP2713265B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229670A JP2713265B2 (ja) 1995-08-15 1995-08-15 画像表示装置
US08/612,414 US5726716A (en) 1995-03-07 1996-03-07 Perspective representation system for displaying portions of an original picture in a displayable picture
AU47942/96A AU702353B2 (en) 1995-03-07 1996-03-07 System and method for perspective representation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229670A JP2713265B2 (ja) 1995-08-15 1995-08-15 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0954822A JPH0954822A (ja) 1997-02-25
JP2713265B2 true JP2713265B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=16895845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7229670A Expired - Lifetime JP2713265B2 (ja) 1995-03-07 1995-08-15 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2713265B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0954822A (ja) 1997-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5452372A (en) Image processing apparatus
JPH06110992A (ja) Cadシステムにおける形状変形入力操作方法
JP2713265B2 (ja) 画像表示装置
US5499324A (en) Graphic display apparatus with improved shading capabilities
JPH09115000A (ja) リアルタイムシミュレーション装置および映像生成方法
JPH0721407A (ja) 画像表示方法
US5726716A (en) Perspective representation system for displaying portions of an original picture in a displayable picture
JP2786098B2 (ja) 図形拡大編集方法
JP2000020754A (ja) モデル表示装置
JPH0765205A (ja) 三次元形状表示装置
JP3066060B2 (ja) ベゼー曲線区間の多角形近似方式
JP3351093B2 (ja) 画像処理方法およびその装置
JPH05342368A (ja) 3次元画像生成方法及び装置
JP3159845B2 (ja) アニメーション作成装置
JPH0823741B2 (ja) ベクトル文字もしくはベクトル図形の処理方法
JP2713249B2 (ja) 画像表示装置
JP3517982B2 (ja) 図形描画装置
JPH1049652A (ja) 3次元cadにおけるb−スプライン曲線と直線との交点算出方法
JPH08329280A (ja) 画像合成装置
JPH08314906A (ja) スクロールバー表示制御システム
JPH07121735A (ja) 図形処理方法とその装置
JPH08221544A (ja) 画像変形処理装置
JPH0955881A (ja) 画像の影付け方法
JPH08190635A (ja) 直線発生方法
JPH0785315A (ja) 三次元形状データ変形処理方法およびアニメーション作成方法