JPH0513515Y2 - - Google Patents

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JPH0513515Y2
JPH0513515Y2 JP1986148542U JP14854286U JPH0513515Y2 JP H0513515 Y2 JPH0513515 Y2 JP H0513515Y2 JP 1986148542 U JP1986148542 U JP 1986148542U JP 14854286 U JP14854286 U JP 14854286U JP H0513515 Y2 JPH0513515 Y2 JP H0513515Y2
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JP
Japan
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upper presser
conveyor
meat
meat box
rotating shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、肉箱の前端部に沿つて昇降自在に
設けられ、肉箱の底部に付設した下部コンベアと
協働して材料を挟みつつ送り出すようにした食肉
スライサーの上押え装置に関する。
従来の技術 従来この種の食肉スライサーの上押え装置は、
起立する肉箱の両側壁の間に嵌合して前端部に沿
つて昇降する左右一対の上押えフレームの下面
に、該上押えフレームの前後に横架した回転軸を
介してベルトコンベア形の搬送体を張設するか、
または、上記回転軸にスパイクローラ形の搬送体
を取り付けて構成した上押えコンベアを備えてい
る(例えば実開昭61−92594号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 上記のように上押えフレームに横架した回転軸
に、ベルトコンベア形またはスパイクローラ形の
搬送体からなる上押えコンベアを取り付けた上押
え装置は、材料が残り少なくなつた場合に搬送体
の前端部が形成する円弧面が材料に接触するよう
になつて、押える機能を果せなくなり、スライス
時に材料が躍つたり、コンベアの材料送り量が不
安定になつたりして乱雑なスライス片を形成する
ようになる。そして、ハムあるいはベーコンのよ
うに高さがほぼ一定の材料を連続して肉箱に供給
して、食肉スライサーのスライス運転を連続して
行う場合には先に投入された材料の後端部に続い
て次の材料の前端部が上押え装置に係合するの
で、前の材料の後端部の押えがさらに十分に働ら
かず、躍つたり送り量が不安定になつて、後続の
材料がスライスされるまでの間に乱雑なスライス
片が混入し、その選別のために後処理に手数を要
する。また、上押えコンベアの前端部の円弧面
と、刃物の刃面との間では上記のように材料が押
えられない区間を生ずるので、上押え装置に後側
が押えられている場合でもその最前端部は振動し
易く、そのためにスライス片の厚さが一定しない
場合もあるので、可及的に刃面に接近した位置ま
で材料に押え作用を与えられるように食肉スライ
サーの上押え装置を改良することが望まれてい
た。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、肉箱の前端部に沿つて昇降自
在に設けられ、肉箱の底部に付設した下部コンベ
アと協働して材料を挟みつつ送り出すようにした
食肉スライサーの上押え装置において、上押えフ
レームの間に設けた搬送体の前方で材料の先端部
の上方から接する圧接部を先端に有し、後部に上
記上押えフレームとの間に張した引き上げばねを
備えて、上記搬送体の回転軸を支点とする上押え
レバーを設けたことを特徴とする食肉スライサー
の上押え装置を提供するものである。
作 用 上記のようにして上押えレバーを設けたこの食
肉スライサーは、刃面と上押え搬送体との間で材
料の上方から後部を引き上げばねに持ち上げられ
た上押えレバーの先端の圧接部が圧接するので、
スライス中の材料の最前端の振動が抑制される。
また、材料の最後部がスライス位置に達したとき
は、その切れ残りの材料の後端面と上記圧接部と
が係合して、残り少ない材料を後側で押えスライ
ス時の振動を抑止する。さらに、ハムあるいはベ
ーコンのように連続してほぼ一定の高さの材料が
投入される場合は、先の材料の終わりの部分に続
いて送られてくる次の材料の前端部が下がつてい
た上記圧接子を引き上げばねに抗して押し上げつ
つ所定高さの係合に移るので材料の連続抑止も自
動的に可能である。
実施例 図面に示す実施例は、肉箱を機台上に傾斜させ
て定置し、その前端面に沿つて丸刃を自転させつ
つ公転するようにした従来公知の高速食肉スライ
サーに本考案を実施した場合のもので、以下に本
考案をこの実施例について説明する。
図において、Aは軸線を傾けて自転しつつ公転
する丸刃、Bはこの丸刃Aの刃面aに前端面bを
沿わせて機台F上に傾斜させて定置した肉箱、C
は肉箱Bの底部に付設した下部コンベアDと協働
して材料Mを上下から挟みつつ図示左方へ向けて
送り出すようにした食肉スライサーの上押え装置
である。
この上押え装置Cは、肉箱Bの前部に設けた門
形の支持枠1にスリーブナツト2とロツクナツト
3とによつて所定高さに固定される支持杆4と、
肉箱Bの左右の側壁5に形成した案内溝6に嵌合
するピン7とに支承されて、肉箱Bの前端部bに
沿つて昇降自在に設けられた上押えフレームf
と、上押えフレームfの前後に互いに平行に横架
した回転軸8に張設されたキヤタピラ形の搬送体
(第3図に示す実施例の場合)9または上記回
転軸8にそれぞれ継軸嵌合して一体回転するよう
に取り付けられたスパイクローラ形の搬送体(第
1,2図に示す実施例の場合)9とによつて構
成されている。10は、上記搬送体9の前方で材
料Mに上方から圧接する圧接部11と、上押えフ
レームfの背面との間に張設した引き上げばね1
2によつて常時上方に付勢されている後部13と
を具えて、上記回転軸8に遊嵌し、該回転軸8を
支点軸として材料Mの送り方向に沿つて回動可能
に設けられた上押えレバーである。第1,2図に
示す実施例において上押えレバー10は、回転
軸8と一体回転するように取り付けられたスパイ
クローラ形(個々に歯車形をなす)の搬送体9の
継目部分に個別に嵌合し、個別に引き上げばね1
2を具えて材料Mの横断方向の高さの差に応じて
個別に回動可能に設けられている。第3図に示す
実施例において上押えレバー10は、針付きキ
ヤタピラ形の搬送体9の外側で回転軸8に両側部
14を遊嵌させた1レバー揺動形に構成されてい
る。
上記のように構成したこの上押え装置は、丸刃
Aの刃面aと肉箱Bの前端面bとの間に上押えレ
バー10の圧接部11を介在させているので、上
押え装置Cの搬送体9の前端部が形成する円弧面
の前方で材料Mが上から押えられることになる。
したがつて材料Mの最先端を押え、残り少なくな
つたときは、材料の切れ残り部分の背面(材料の
後端面)と係合して押え、材料Mが連続して送ら
れてくる場合は、前の材料の後端面に沿つて下降
していた圧接部11が次の材料の前端部との係合
によつて引き上げばね13に抗して押し上げられ
て連続的な材料の抑止も自動的に行う。
考案の効果 前記のように構成し、上記のように用いられる
ようにした本考案によれば、上押えフレームの回
転軸を支点軸とし、先端に上押え装置の搬送体の
前方で材料の上方から圧接する圧接部を具え、後
端に上押えフレームとの間に引き上げばねを張設
した上押えレバーが丸刃の刃面と上押え装置の搬
送体との間で材料を押えるので、スライス時に生
ずる材料の最前端部の振動が抑制されてスライス
片の厚さ精度を向上できる。また材料が残り少な
くなつたとき、上記圧接子が下降して材料の後端
面と係合してこれを保持するので、躍りが抑制さ
れて乱雑なスライスを防ぎ厚さの一定なスライス
片をより多く得ることができる。さらに高さのほ
ぼ一定な材料を連続して肉箱に供給する場合は、
材料の区切り毎に高さに応じて材料が引き上げば
ねに抗して上押えレバーを揺動させて圧接子の係
合位置を変えるので連続自動抑止もできる。した
がつて、スライス作業能率と品質の向上と共に、
スライス片の後処理を容易にして大量生産に好適
するという実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
実施例をその使用状態とともに示す一部切欠立
面図、第2図は実施例の上押え装置部分の横断
平面図、第3図は実施例の要部を示す一部切欠
立面図である。 F……機台、A……丸刃、a……刃面、B……
肉箱、b……前端面、C……上押え装置、D……
下部コンベア、1……支持枠、2……スリーブナ
ツト、3……ロツクナツト、4……支持杆、5…
…側壁、6……案内溝、7……ピン、f……上押
えフレーム、8……回転軸、9……搬送体、10
……上押えレバー、11……圧接部、12……引
き上げばね、13……後部、M……材料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉箱Bの前端部bに沿つて昇降自在に設けら
    れ、肉箱Bの底部に付設した下部コンベアDと協
    働して材料Mを挟みつつ送り出すようにした食肉
    スライサーの上押え装置において、上押えフレー
    ムfの間に設けた搬送体9の前方で材料Mの先端
    部の上方から接する圧接部11を先端に有し、後
    部13に上記上押えフレームfとの間に張設した
    引き上げばね12を備えて、上記搬送体9の回転
    軸8を支点軸とする上押えレバー10を設けたこ
    とを特徴とする食肉スライサーの上押え装置。
JP1986148542U 1986-09-26 1986-09-26 Expired - Lifetime JPH0513515Y2 (ja)

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JP1986148542U JPH0513515Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JP1986148542U JPH0513515Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6353698U JPS6353698U (ja) 1988-04-11
JPH0513515Y2 true JPH0513515Y2 (ja) 1993-04-09

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ID=31062911

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723198Y2 (ja) * 1988-05-07 1995-05-31 南常鉄工株式会社 食肉スライサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213356Y2 (ja) * 1972-10-14 1977-03-25
JPS60138695U (ja) * 1985-01-16 1985-09-13 株式会社 渡辺鉄工所 食品スライサーの給送箱における上部給送装置の安全装置

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JPS6353698U (ja) 1988-04-11

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