JPH05135036A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH05135036A
JPH05135036A JP3227004A JP22700491A JPH05135036A JP H05135036 A JPH05135036 A JP H05135036A JP 3227004 A JP3227004 A JP 3227004A JP 22700491 A JP22700491 A JP 22700491A JP H05135036 A JPH05135036 A JP H05135036A
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JP
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word
dictionary
phrase
pushing
window
Prior art date
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JP3227004A
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Yumi Sato
由美 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/40Processing or translation of natural language
    • G06F40/53Processing of non-Latin text

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Machine Translation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用例辞書を共通化することができ、しかも必
要な語句のみを推こうの対象にして作業の効率化を図る
ことのできる文書処理装置を提供する。 【構成】 文章推こう用の語句とそれらの用例を格納し
た推こう用辞書と、文章の推こうを必要としない語句を
登録する推こう不要語句一時登録手段と、推こう用辞書
に格納されかつ推こう不要語句一時登録手段に登録され
ていない語句が推こうの対象となる文章に含まれている
か否かを順に検索する検索手段とを文書処理装置に具備
させる。オペレータが推こう不要と判別した語句につい
ては辞書を変更することなくその識別ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作成された文書や作成中
の文書についてその推敲(推こう)を行うことのできる
文書処理装置に係わり、詳細には間違いを生じやすい同
音異議語等についてその使用の適否をチェックすること
のできる文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本語ワードプロセッサやコンピュータ
等の文書処理装置の普及によって、オフィスや家庭で文
書の電子的な作成や編集が活発に行われている。このよ
うな文書作成作業や編集作業においては、オペレータの
勘違いで間違った同音異議語が選択されたり、カタカナ
で表現すべき外来語を間違って漢字に変換してしまう等
の各種のミスが発生することが多い。例えば「山に登
る」とすべきところを「山に昇る」というような文書を
作成してしまったり、「音とライト」とすべきところを
「音渡来と」のような変換を行ってしまうような場合が
それである。
【0003】従来から、入力の間違いが生じる可能性の
ある語句の意味や文例を装置に内蔵した電子化された辞
書によって調べるようにした文書処理装置が存在する。
このような装置では、作成した文書を表示画面上に表示
し、疑わしい箇所をカーソルで指定したり、あるいはキ
ーボード上から疑わしい語句を入力して、それらの語句
の意味や用例を表示画面上に表示することにしていた。
【0004】しかしながら、従来のこのような装置では
次のような問題があった。
【0005】(イ)疑わしい語句をカーソルで指定した
りキーボードからその語句を入力するという操作が必要
であり、せっかく電子化された辞書が存在しても、辞書
を引く手間がかかり気軽に文章をチェックすることがで
きなかった。
【0006】(ロ)疑わしい語句であるかどうかは、原
則として文章の作成者が判断することになるので、その
者が間違った語句を正しい語句として誤解して記憶し、
作成を行っている文章については、これを正しくするこ
とはできなかった。もちろん、従来からこのような欠点
を除くために、作成者と異なる者が文章のチェックを行
うことが推奨されている。ところが、このためには文章
の作成、点検作業に複数の要員を配置する必要があり、
個人的に文章を作成する場合の改善とはならない。ま
た、人件費の面でも作業効率の観点でも問題がある。
【0007】(ハ)以上、疑わしい語句について説明し
たが、入力した語句よりも更に適切な語句がある場合に
も、文章の作成者がその存在を認識しなければ、その語
句に変更したり、変更を検討することができないという
問題があった。
【0008】そこで本発明者は、作成した文書を表示す
るCRT等の文書表示手段と、文書作成に間違いを生じ
やすい語句とそれらの用例を集め、各個人ごとに用意さ
れた用例辞書と、この用例辞書で文書中の語句を検索す
る検索手段と、検索された語句について用例の表示の要
否を選択する用例選択手段と、用例の表示が不要なとき
用例辞書から該当の語句を削除する辞書訂正手段とを備
えた文書処理装置を先に提案した(特願平2−5646
8号)。
【0009】図6は、この文書処理装置の回路構成の概
要を表わしたものである。
【0010】この文書処理装置はCPU11を搭載して
おり、データバス等のバス12を通じて次の各部と接続
されている。
【0011】(i)RAM13:この文書処理装置の制
御用のプログラムを格納したり、一時的なデータを格納
するためのランダム・アクセス・メモリである。
【0012】(ii)ディスク制御部14:磁気ディスク
15に格納されているプログラムを読み出してRAM1
3に格納したり、磁気ディスク15に格納されている文
書や辞書を読み出したり、RAM13上で作成または訂
正した文書や辞書を磁気ディスク15に格納するような
入出力制御を行う。
【0013】(iii )表示描画メモリ16:表示用の画
像を展開するためのメモリである。
【0014】(iv)キーボード・マウス制御部17:キ
ーボード18およびマウス19からデータを入力し、バ
ス12に送出するための制御を行う。
【0015】(v)印刷用描画メモリ21:印刷用の画
像を展開するためのメモリである。
【0016】(vi)表示制御部22:ディスプレイ23
に画像を描画する制御を主として行う部分である。
【0017】(vii )プリンタ制御部24:プリンタ2
5の紙送り等の主に機械的な動作を制御する部分であ
る。
【0018】(viii)描画制御部26:プリンタ25で
印字する画情報の描画を制御する部分である。
【0019】図7は、この従来提案された文書処理装置
の処理動作を表わしたものである。まず、オペレータは
キーボード18を操作してこの文書処理装置を文書推こ
うを行うための訂正モード(推こうモード)に設定する
(図7ステップS401)。訂正モード以外のモードを
選択した場合には(N)、その指定したモードが実行さ
れることになる。訂正モードが選択されると(Y)、訂
正のための辞書および訂正のための制御を行うプログラ
ムが磁気ディスク15から読み出され、RAM13に格
納される(ステップS402)。この後、オペレータが
自己に割り当てられたID(識別情報)を入力すると
(ステップS403;Y)、そのIDに対応した辞書が
選択される。
【0020】図8は、辞書の一部を表わしたものであ
る。辞書31は単語単位に区切られた「あいえん」等の
読み部分32の下に、「愛煙」、「合縁」のような漢字
や片仮名等で表現された語句33が配列されている。こ
れらの語句については、8通りのIDに関する要不要情
報34が設定されるようになっている。ここで信号
“1”はそのIDを有するオペレータにとってチェック
に必要な語句であることを示し、信号“0”はチェック
する必要がないことを示している。このうち最上段のI
Dがすべての単語について“1”となっているのは、す
べての単語についてチェックする必要がある場合にこの
IDを使用させるためである。第2段目から第5段目に
ついては信号“1”と信号“0”が混在しているが、こ
れはそれぞれのIDを有するオペレータが使用の際に個
別に要否を設定したためである。第6段目以降のIDが
すべて“1”となっているのは、これらについては未使
用のIDであるためである。未使用のIDのすべての単
語が“1”となっているのは、すべての単語について一
度チェックを行わせるためである。
【0021】IDに関する要不要情報34の下には、各
単語についての用例情報35が同一読み部分32に対し
て格納されている。これらの用例情報35は、その読み
部分32がアクセスされたとき共通して表示されること
になる。ただし、その読み部分32がアクセスされるに
は、ディスプレイ23(図6)上で表示されている該当
単語についての入力されたIDに対応する信号が“1”
となっていることを要する。図8に示した読み部分「あ
いしゅう」について説明すると、第2段目のIDは「哀
愁」および「愛執」共に“1”となっているので、どち
らが書かれていてもそれらのチェックのための制御およ
び相互の用例が表示されることになる。これに対して、
第3段目のIDは「哀愁」について“0”となっている
ので、この語句が文章中に書かれている場合には「あい
しゅう」に関するチェックのための制御および用例の表
示は行われない。これは後に説明するように、そのID
のオペレータが「哀愁」という語句について明確に把握
しているので、これをチェックする必要がないからであ
る。
【0022】一方、このオペレータが「愛執」という語
句を文章中に使用した場合には、この単語についての信
号が“1”となっているので、この単語のチェックが行
われ、後に説明するようにオペレータが要求した場合に
は用例の表示が行われることになる。
【0023】図7に戻って説明を続ける。オペレータが
IDを入力すると、要不要情報34における該当するI
Dの箇所が以後参照されることになる。この状態でCP
U11(図6)はチェックの対象となる文章についてそ
の最終箇所までチェックが終了したかどうかを判別する
(ステップS405)。終了していない場合には
(N)、文書中の語を単語に切り出し、この切り出した
単語が図8に示した辞書における該当するIDの信号
“1”の箇所に対応するかどうかを検索する(ステップ
S407)。そして、対応する単語が存在する場合に
は、これを反転表示する(ステップS408)。
【0024】図9は、反転表示の一例を表わしたもので
ある。文書表示用のウィンドウ23Aに表示された文章
中の「上った」という文字について基本形の「上る」が
辞書で検索され、この部分のIDに関する要不要情報3
4が“1”であった場合には、「上った」という部分が
反転表示されることになる。
【0025】この状態でオペレータは用例表示の必要の
有無を入力する(ステップS409)。すなわち、「上
った」という使い方が疑わしい場合には用例の表示を指
示し、疑わしくない場合には表示なしを指示する。用例
の表示を指示した場合には(Y)、その語句に対応する
用例がディスプレイ23上の別のウィンドウに表示され
る(ステップS410)。
【0026】図10は、別に設けられたこのウィンドウ
の表示内容を表わしたものである。ウィンドウ23B内
には、「のぼる」という基本形に対して、間違いの生じ
るおそれのある各単語とそれらの用例や、必要な場合に
は意味が表示される。ここでは、オペレータが使用した
「上った」という語句の基本形としての「上る」が最初
の単語として表示されており、この部分をカーソル41
が初期的に指示している。オペレータは用例等を見て
「上る」という表現が適切であるかどうかを判別し、例
えば「登る」という語句が適切であると考えた場合には
カーソル41をこの位置に移動させてキーボード18上
の選択キーまたはマウス19の選択スイッチ(共に図示
せず)を押す。このようにしていずれかの語句の選択が
行われたら(ステップS411;Y)、該当する単語の
訂正が必要である場合にはその訂正を行う(ステップS
412)。このとき、選択した基本形の単語を文章中の
活用形に変換して置き換えを行うことはもちろんであ
る。この後、ステップS405に戻って、チェックする
文書がまだ残っている場合には次の単語について同様の
処理が継続して行われることになる。
【0027】一方、ステップS409で用例表示の希望
がなかった場合には(N)、該当する単語についてオペ
レータはその使用について問題を生じさせていないこと
になる。したがって、この場合には該当する単語を辞書
から削除する(ステップS413)。具体的には、この
部分のIDに関する要不要情報34を“1”から“0”
に訂正する。これにより、同一IDを選択している限
り、その単語のチェックは行われないことになり、不要
な単語のチェック作業を省略することができるようにな
る。辞書についてこのような学習を行わせたら、ステッ
プS405に戻って、チェックする文書がまだ残ってい
る場合には次の単語について同様の処理が継続して行わ
れる。そして、最終的に点検すべき文書の残りが無くな
ったら(ステップS405;Y)、辞書を磁気ディスク
15の該当する辞書と置き換える等の終了処理を行って
(ステップS414)、全処理が終了する(エンド)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の提案したこ
のような文書処理装置では、次のような問題があった。
【0029】用例辞書が個人ごとに用意されたので、文
書の推こうを行う人の数が多くなったり推こうする語句
の数や用例を多く収容すると、これらの辞書のために大
容量のメモリを必要とするという問題があった。そこ
で、用例辞書を共通化することが考えられた。しかしな
がら、このようにすると、ある人が用例辞書を使用して
不要な部分を削除してしまうと、他の人が使用するとき
その人に必要な語句が推こうの対象から除去されてしま
うという欠点があった。
【0030】そこで本発明の第1の目的は、用例辞書を
共通化することができ、しかも必要な語句のみを推こう
の対象にして作業の効率化を図ることのできる文書処理
装置を提供することにある。
【0031】本発明の第2の目的は、推こうの不要な語
句に関する情報を所定の場合にクリアすることのできる
文書処理装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、文章推こう用の語句とそれらの用例を格納した推こ
う用辞書と、文章の推こうを必要としない語句を登録す
る推こう不要語句一時登録手段と、推こう用辞書に格納
されかつ推こう不要語句一時登録手段に登録されていな
い語句が推こうの対象となる文章に含まれているか否か
を順に検索する検索手段とを文書処理装置に具備させ
る。
【0033】すなわち請求項1記載の発明では、文章の
推こうを必要としない語句を登録する推こう不要語句一
時登録手段を配置し、オペレータが推こう不要と判別し
た語句については辞書を変更することなくその識別がで
きるようにして、前記した第1の目的を達成する。
【0034】請求項2記載の発明では、推こうの対象と
なる文章をウィンドウ内に表示するウィンドウ表示手段
と、文章推こう用の語句とそれらの用例を格納した推こ
う用辞書と、文章の推こうを必要としない語句を登録す
る推こう不要語句一時登録手段と、表示手段に表示され
た文章のうち推こう用辞書に格納されかつ推こう不要語
句一時登録手段に登録されていない語句を検索する検索
手段と、この検索手段の検索結果を表示する推こう用ウ
ィンドウと、この推こう用ウィンドウの開閉を指示する
推こう用ウィンドウ開閉指示手段と、この推こう用ウィ
ンドウ開閉指示手段がウィンドウを開くことを指示した
とき、対応した推こう不要語句一時登録手段の登録内容
を抹消する登録内容抹消手段とを文書処理装置に具備さ
せる。
【0035】すなわち請求項2記載の発明では、推こう
用ウィンドウを開く際にそのウィンドウに関する推こう
不要語句一時登録手段の登録内容を抹消することにし
て、イニシャライズされた推こう用辞書の内容で推こう
を開始させることにして、前記した第2の目的を達成す
る。
【0036】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0037】図1は本発明の一実施例における文書処理
装置の回路構成の概要を表わしたものである。図6と同
一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適
宜省略する。
【0038】本実施例の文書処理装置では、この図1に
示したようにRAM13′の内部の所定の領域に推こう
不要語句リスト登録領域13Lを設けている。磁気ディ
スク15には、本実施例の文書処理装置の各種制御を行
うためのプログラムやその他のデータが格納されてい
る。装置の起動時にはプログラムの内容がRAM13′
に転送され、これを用いて制御が行われるようになって
いる。
【0039】図2は、この文書処理装置で文書の推こう
を行うモードに設定するまでの作業を表わしたものであ
る。オペレータがディスプレイ23上に初期的に表示さ
れた文書アイコンのうち所望のものを選択すると文書ウ
ィンドウが開設される(図2ステップS101)。この
状態でオペレータがこの文書ウィンドウの所定の箇所を
クリックすると(ステップS102;Y)、ポップアッ
プメニュー用のウィンドウが開設される(ステップS1
03)。なお、オペレータがこのようなポップアップメ
ニュー開設のためのアクションの代わりに他のアクショ
ンを行えば(ステップS104;Y)、これに対応した
作業が行われる。このような作業としては文書の編集作
業を一例として挙げることができる。
【0040】ところで、ステップS103でポップアッ
プメニューが開設されたら、オペレータはこの中から所
望の項目を指定することができる。オペレータが“推こ
う”という項目をマウス19で指定したら(ステップS
105;Y)、文書ウィンドウに表示されている文章を
推こうするための推こうモードに移行する(ステップS
106)。これに対して他の項目の指定が行われたら
(ステップS107;Y)、その指定された項目を実行
するためのモードに移行する。
【0041】図3は、推こうモードにおける文書処理装
置の制御の流れを表わしたものである。
【0042】この推こうモードでは、推こう用のウィン
ドウが新たに開設されたかどうかがチェックされる(図
3ステップS201)。このウィンドウが新たにオープ
ンした場合には、RAM13′内の推こう不要語句リス
ト登録領域13Lに登録されている推こう不要語句リス
トをリセットする(ステップS202)。そして、この
後、推こうのための辞書の検索を開始するための処理を
行う(ステップS203)。ウィンドウが新たにオープ
ンしたものではない場合には、ステップS203に直ち
に進むことになる。
【0043】ステップS203で検索を開始するための
処理が行われたら、現在の検索箇所が文章ウィンドウ内
の文章の終りに到達しているかどうかのチェックが行わ
れる(ステップS204)。文章の終りまで処理が進ん
でいた場合には(Y)、検索終了のための所定の処理が
行われ(ステップS205)、処理が終了する(エン
ド)。
【0044】推こうのための検索処理が終了していなけ
れば(ステップS204;N)、文書中の語を単位に切
り出す(ステップS206)。そして、これが推こう用
辞書のいずれかの語句と一致するかの判別が行われる
(ステップS207)。一致しなければ次の語句を切り
出して(ステップS206)、同様に推こう用辞書との
比較が行われる(ステップS207)。
【0045】このような作業で、推こう用辞書と文章中
の語句が一致したものとする。この場合には、続いて推
こう不要語句リストの中の語句と一致がとれるかの点検
が行われる(ステップS208)。推こう不要語句リス
トの中の語句と一致がとれた場合には、オペレータがそ
の語句の推こうを無視する(イグノア)ことなので、ス
テップS204に戻って次の語句についての推こうが開
始される。すなわち、この場合にはディスプレイ23上
に推こうの結果が表示されることはない。
【0046】これに対してステップS208で推こう不
要語句リストと一致しなかった場合には(N)、その語
句は推こうの対象であり、オペレータに表示を行う必要
がある。そこでこの場合には文書ウィンドウにおける文
書中の該当箇所の語句が反転表示される(ステップS2
09)。先に示した「のぼる」という例では、図9に示
したように「上った」という語句が検索結果として反転
表示されることになる。この場合には、「のぼる」につ
いての用例が推こう用のウィンドウに表示される(ステ
ップS210)。
【0047】図4はこの推こう用のウィンドウの表示内
容を表わしたものである。この推こう用のウィンドウ2
3B′の表示内容は図10に示したウィンドウ23Bと
同様であるが、ウィンドウ上部の枠内に「無視」という
コマンドが新しく表示されている。「閉じる」、「継
続」というコマンドについては図10と同様である。た
だし、「継続」というコマンドは、ウィンドウ23B′
開設当初では「開始」というコマンドとなっており、こ
れをクリックすることによって検索が開始するようにな
っている。この点については、図10に示したウィンド
ウ23Bについても同様である。
【0048】図3に戻って説明を続ける。
【0049】ステップS210で用例が推こう用のウィ
ンドウ23B′に表示されたら、オペレータはマウス1
9の操作によって「継続」、「無視」、「閉じる」のい
ずれかのコマンドを選択することになる(ステップS2
11〜S213)。
【0050】「継続」というコマンドが選択されたら
(ステップS211;Y)、推こうが継続される。そこ
で、この場合にはステップS204に戻って制御が行わ
れることになる。
【0051】「無視」というコマンドが選択されたら
(ステップS212;Y)、オペレータが以後、同一の
語句の推こうを欲していないのでこの語句の反転表示や
用例の表示を省略するようにしたイグノア処理が行われ
る(ステップS214)。そして、その後にステップS
204に制御が戻ることになる。「閉じる」というコマ
ンドが選択された場合には(ステップS213;Y)、
ステップS205に進んで検索終了のための処理が行わ
れ、すべての処理が終了する(エンド)。
【0052】図5は、推こう不要語句リストの登録処理
を具体的に表わしたものである。推こう不要語句リスト
の登録に際しては、検索された語句をまず語幹に直す
(図5ステップS301)。例えば「上った」という語
句は「上」という単語に変換される。これは、「上る」
もその活用形の「上った」等もリスト上で同一のものと
して取り扱うためである。語幹に変換されたら、これが
推こう不要語句リストに存在するかどうかのチェックが
行われる(ステップS302)。推こう不要語句リスト
に存在していなければ(N)、その語句はオペレータが
再度確認する必要のないものとして語幹を推こう不要語
句リストに追加する(ステップS303)。
【0053】ステップS302で推こう不要語句リスト
に同一の語幹が存在していた場合には、重複登録を避け
るために推こう不要語句リストへの追加は行わない。
【0054】推こう不要語句リストは、すでに説明した
ように推こう用のウィンドウ23B′を閉じて開けばそ
の内容がリセットされるので、オペレータは推こう用辞
書の内容そのままで推こう作業を開始させることができ
る。
【0055】なお、以上説明した実施例では日本語の同
音異議語の処理について説明したが、翻訳文の推こう等
の各種の推こうに本発明を適用することができるのは当
然である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、文章の推こうを必要としない語句を登録す
る推こう不要語句一時登録手段を設けたので、推こうを
効率的に行うことができる。
【0057】また請求項2記載の発明によれば、ウィン
ドウの開閉に応じて推こう不要語句の登録を抹消するこ
とができるようにしたので、オペレータが交代して異な
った文章の処理を行うとき、前のオペレータの文章力や
経験に影響されない推こうを行うことができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例における文書処理装
置の回路構成の概要を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の文書処理装置を文書の推こうを行
うモードに設定する作業を表わした流れ図である。
【図3】 本実施例で推こうモードにおける文書処理装
置の制御を表わした流れ図である。
【図4】 本実施例で推こう用のウィンドウの表示内容
の一例を表わした平面図である。
【図5】 本実施例で推こう不要語句リストの登録処理
を表わした流れ図である。
【図6】 先に提案した文書処理装置の回路構成の概要
を表わしたブロック図である。
【図7】 この提案の装置で文書訂正モードが選択され
た場合の動作を表わした流れ図である。
【図8】 この提案の装置の辞書の内容の一部を示した
説明図である。
【図9】 この提案の装置のディスプレイにおける文書
の表示ウィンドウを示した平面図である。
【図10】 この提案の装置のディスプレイにおける用
例の表示ウィンドウを示した平面図である。
【符号の説明】
11……CPU、13′……RAM、13L……推こう
不要語句リスト、15……磁気ディスク、18……キー
ボード、 19……マウス、23……ディスプレイ、2
3A……文書表示用のウィンドウ、23B′……推こう
用のウィンドウ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文章推こう用の語句とそれらの用例を格
    納した推こう用辞書と、 文章の推こうを必要としない語句を登録する推こう不要
    語句一時登録手段と、 前記推こう用辞書に格納されかつ推こう不要語句一時登
    録手段に登録されていない語句が推こうの対象となる文
    章に含まれているか否かを順に検索する検索手段とを具
    備することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 推こうの対象となる文章をウィンドウ内
    に表示するウィンドウ表示手段と、 文章推こう用の語句とそれらの用例を格納した推こう用
    辞書と、 文章の推こうを必要としない語句を登録する推こう不要
    語句一時登録手段と、 前記表示手段に表示された文章のうち前記推こう用辞書
    に格納されかつ推こう不要語句一時登録手段に登録され
    ていない語句を検索する検索手段と、 この検索手段の検索結果を表示する推こう用ウィンドウ
    と、 この推こう用ウィンドウの開閉を指示する推こう用ウィ
    ンドウ開閉指示手段と、 この推こう用ウィンドウ開閉指示手段がウィンドウを開
    くことを指示したとき、対応した前記推こう不要語句一
    時登録手段の登録内容を抹消する登録内容抹消手段とを
    具備することを特徴とする文書処理装置。
JP3227004A 1990-10-10 1991-09-06 文書処理装置 Pending JPH05135036A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59496490A 1990-10-10 1990-10-10
US07/594964 1990-10-10

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