JPH05134495A - 原稿給紙装置 - Google Patents

原稿給紙装置

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JPH05134495A
JPH05134495A JP3297552A JP29755291A JPH05134495A JP H05134495 A JPH05134495 A JP H05134495A JP 3297552 A JP3297552 A JP 3297552A JP 29755291 A JP29755291 A JP 29755291A JP H05134495 A JPH05134495 A JP H05134495A
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JP
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shaft
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feed roller
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JP3297552A
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Hiromichi Ema
裕通 江間
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コロおよびコロに付随する機能部品を一体化
することにより、原稿給紙に係る機能部品を一括して交
換できる原稿給紙装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 フィードユニット20に軸支されたフィード
コロの軸18は軸方向に延設され、装置本体側2ヶ所に
形成された支持部材41によって回転自在かつその軸方
向に移動自在に支持される。この支持部材41に支持さ
れたフィードコロ11の軸18は、固定部材としての止
め輪(Eリング)22によって装置本体側の駆動装置と
伝達機構16との接続位置に固定される。フィードユニ
ット20を取り外すときは、まず止め輪22を外し、フ
ィード軸18の両端を上方に引き出すことにより、樹脂
のバネ性により前記スナップフィット形状が外側に開
き、容易に引き抜ける。また、取り付けるときには、上
記手順を逆にたどって上方から押し下げるだけで、フィ
ード軸18が支持部材41に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置、複写機、イメージスキャナ(シートスキャナ)等に
用いられる原稿給紙装置に関し、特にピックアップコロ
とフィードコロの交換作業を容易化する原稿給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置や複写機等にあ
っては、原稿台に載置された複数枚の原稿を1枚ずつ順
次原稿読取部に給送する原稿給紙装置が多用されてお
り、オペレータの便宜性に資している。従来のこの種の
原稿給紙装置は、主に摩擦力を利用して原稿を給送する
ようになっており、その構成上機能部品特性の時間によ
る変化が大きい。特に、その寿命内においてハイボリュ
ームな給紙量が要求される装置では、それらの部品が容
易に交換できるかどうかが、その寿命内のトータルで考
えてもサービスコスト上で考えても、ユーザーおよびメ
ーカー双方にとって非常に重要な問題となる。
【0003】そこで、従来より、ピックアップコロある
いはフィードコロの交換作業を容易化するために、種々
の提案がなされている。例えば、特願平1−85954
号の明細書に記載された考案では、原稿ガイド板の着脱
性を向上したり、またコロの支持軸を駆動軸に着脱可能
に取り付けることにより、交換作業の容易化が図られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の原稿給紙装置にあっては、コロ交換のみを念
頭において発案されているため、コロに付随する他の機
能部品を交換する場合は、ネジ類をさらに外さなくては
ならず、不便であった。そこで、請求項1記載の発明
は、コロおよびコロに付随する機能部品を一体化するこ
とにより、原稿給紙に係る機能部品を一括して交換でき
る原稿給紙装置を提供することを目的としている。
【0005】また、請求項2記載の発明は、フィードコ
ロの軸振れを防止することにより、給紙性能を向上でき
る原稿給紙装置を提供することを目的としている。ま
た、請求項3記載の発明は、フィードコロの一方の軸を
丸穴で支持し他方の軸をスナップフィットで支持するこ
とにより、給紙性能と着脱性を両立できる原稿給紙装置
を提供することを目的としている。
【0006】また、請求項4記載の発明は、機能部品の
上部に設けられた原稿ガイドの固定方法を簡略化するこ
とにより、機能部品の交換作業性を一層容易化できる原
稿給紙装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、分離部材に対向し複数枚の
原稿の中から1枚ずつを分離給紙するフィードコロと、
このフィードコロと分離部材との対向位置に複数枚の原
稿を移送するピックアップコロと、を備えた原稿給紙装
置において、前記フィードコロとピックアップコロを軸
支すると共に、装置本体側の駆動装置と接離自在に構成
されて前記フィードコロおよびピックアップコロに駆動
力を伝達する伝達機構と、この伝達機構の駆動力によっ
て前記フィードコロとピックアップコロを給送方向にの
み回転させるワンウェイクラッチと、前記フィードコロ
の軸を中心に前記ピックアップコロを原稿との圧接方向
に所定圧で付勢するトルクリミッタと、を組み込んで一
体化したフィードユニットと、このフィードユニットに
軸支されたフィードコロの軸を軸方向に延設し、延設さ
れた軸を装置本体側2ヶ所にあって回転自在かつその軸
方向に移動自在に支持する支持部材と、この支持部材に
支持されたフィードコロの軸を前記装置本体側の駆動装
置と伝達機構との接続位置に固定する固定部材と、を備
え、前記支持部材にスナップフィット形状の軸受部分を
形成したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、支持部材に支持されたフィードコロの
軸振れを防止する軸振れ防止部材を備えたことを特徴と
するものである。また、請求項3記載の発明は、上記目
的を達成するために、支持部材を樹脂により形成し、一
方の支持部材に軸受部分となる丸穴を形成し、他方の支
持部材にスナップフィット形状の軸受部分を形成したこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、上記目的を
達成するために、フィードユニット上部の原稿ガイドを
開閉自在に形成し、この原稿ガイドを樹脂または金属の
バネ性により固定したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、フィードコロとピックアップコロをフィードユニッ
トによって軸支すると共に、このフィードユニットに、
装置本体側の駆動装置と接離自在に構成されて前記フィ
ードコロおよびピックアップコロに駆動力を伝達する伝
達機構と、この伝達機構の駆動力によって前記フィード
コロとピックアップコロを給送方向にのみ回転させるワ
ンウェイクラッチと、前記フィードコロの軸を中心に前
記ピックアップコロを原稿との圧接方向に所定圧で付勢
するトルクリミッタと、を組み込んで一体化し、このフ
ィードユニットに軸支されたフィードコロの軸を軸方向
に延設し、延設された軸を装置本体側2ヶ所に設けたス
ナップフィット形状の軸受部分を備えた支持部材によっ
て回転自在かつその軸方向に移動自在に支持し、この支
持部材に支持されたフィードコロの軸を固定部材によっ
て前記装置本体側の駆動装置と伝達機構との接続位置に
固定する。
【0011】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、支持部材に支持されたフィードコロの軸
振れを軸振れ防止部材によって防止する。また、上記構
成を有する請求項3記載の発明においては、支持部材を
樹脂により形成し、一方の支持部材に軸受部分となる丸
穴を形成し、他方の支持部材にスナップフィット形状の
軸受部分を形成する。
【0012】また、上記構成を有する請求項4記載の発
明においては、フィードユニット上部の原稿ガイドを開
閉自在に形成し、この原稿ガイドを樹脂または金属のバ
ネ性により固定する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図6は本発明の一実施例に係る原稿給紙装置を示す図で
あり、同図(a)はその斜視図、同図(b)はその動作
説明図である。まず、構成を説明する。図6(a)、
(b)において、フィードコロ11は、分離部材として
の分離コロ12に対向し、複数枚の原稿13の中から1
枚ずつを分離給紙する。ピックアップコロ14は、フィ
ードコロ11と分離コロ12との対向位置に複数枚の原
稿13を移送する。本実施例のフィードコロ11とピッ
クアップコロ14は、例えば板金製のピックアップブラ
ケット15に軸支されている。このピックアップブラケ
ット15には、装置本体側の駆動装置と接離自在に構成
されて前記フィードコロ11およびピックアップコロ1
4に駆動力を伝達する伝達機構16と、この伝達機構1
6の駆動力によって前記フィードコロ11とピックアッ
プコロ14を給送方向にのみ回転させるワンウェイクラ
ッチ17と、前記フィードコロ11の軸18を中心に前
記ピックアップコロ14を原稿13との圧接方向に所定
圧で付勢するトルクリミッタ19とが組み込まれ、フィ
ードユニット20として一体化されている。
【0014】このフィードユニット20に軸支されたフ
ィードコロの軸18は軸方向に延設され、装置本体側2
ヶ所に形成された支持部材21によって回転自在かつそ
の軸方向に移動自在に支持される。この支持部材21に
支持されたフィードコロ11の軸18は、固定部材とし
ての止め輪(Eリング)22によって前記装置本体側の
駆動装置と伝達機構16との接続位置に固定される。
【0015】上記構成において、装置本体の駆動装置、
例えばモータからの駆動力は、アイドラ軸23およびア
イドラギヤ24によって、本実施例の伝達機構16に伝
達される。伝達機構16は、アイドラギヤ24と接離し
フィードコロ11を駆動するフィードギヤ25、フィー
ドギヤ25の駆動力を中継するピックアップアイドラギ
ヤ26、ピックアップアイドラギヤ26により駆動され
ピックアップコロ14を駆動するピックアップギヤ27
等から構成される。なお、図1(a)中、フィード軸1
8は、フィードユニット20においては軸受28により
軸支され、支持部材21においては軸受29により軸支
される。また、30はピックアップコロ14の軸であ
る。
【0016】上記構成のフィードユニット20を原稿給
紙装置にセットした状態が図6(b)に示される。図6
(b)において、原稿ガイド31に複数枚の原稿13が
セットされ、上方より圧板32が軽く押し当てられる。
搬送ローラ対33は、フィードコロ11および分離コロ
12により給紙された原稿を、原稿読取部に設けられた
読取ガラス34上を搬送する。
【0017】次に、作用を説明する。図1(a)、
(b)を参照しながら実際に原稿13が給紙されるとき
の様子を説明する。まず、原稿13がオペレータにより
図示のように原稿ガイド31上にセットされる。次に、
オペレータにより原稿給紙開始ボタンが押されると、ア
イドラギヤ24が駆動され、伝達機構16およびワンウ
ェイクラッチ17によりフィードコロ11とピックアッ
プコロ14が給紙方向に回転する。ここで、ピックアッ
プトルクリミッタ19がフィード軸18を中心に、所定
のトルクでフィードユニット20を持ち上げるため、図
6(b)の破線にて示す位置までピックアップコロ14
が持ち上がり、原稿13に接触する。このとき、原稿1
3の上からはピックアップ圧板32が接触しているた
め、原稿13は所定の力を受け、フィードコロ11と分
離コロ12との対向位置まで搬送される。フィードコロ
11まで搬送された原稿13は、複数枚でフィードコロ
11と分離コロ(または分離パッド)12に接触し、最
下部の1枚のみが給紙される。1枚のみの分離給紙後、
搬送ローラ対33により画像読取部まで搬送される。搬
送ローラ対33によって原稿搬送が行なわれると、フィ
ードコロ11およびピックアップコロ14は、駆動力が
カットされ連れ回り状態となる。このときの連れ回り負
荷を低減するため、両コロの軸には、スプリングクラッ
チ等を用いたワンウェイクラッチ17が設けられてい
る。ワンウェイクラッチ17の実施例を図7に示す。図
7(a)に示すワンウェイクラッチ17は図6(a)に
示す構成の実施例であり、図7(b)に示すワンウェイ
クラッチ17はフィードコロ11と一体化した実施例で
ある。フィードコロ11とワンウェイクラッチ17を一
体化した場合、省スペースを実現でき、装置の小型化を
図れる。
【0018】ここで、本実施例において、フィードコロ
11とピックアップコロ14は、付属の機能部品と共に
フィードユニット20として一括して交換される。すな
わち、取り外す場合は、支持部材21の外側に取り付け
られている止め輪22を取り外す。次いで、フィード軸
18を図6(a)中のA方向に移動し、アイドラギヤ2
4とフィードギヤ25を切り離すと共に、奥側の支持部
材21からフィード軸18を抜き出す。そして、斜め上
方のB方向に移動することで、手前側の支持部材21か
らフィード軸18を抜き出し、フィードユニット20を
装置本体から取り外す。取り外した後、上記手順を逆に
たどって、新たなフィードユニット20を取り付ける。
【0019】このように、本実施例においては、機能部
品をフィードユニット20として一体化し、かつ2個の
止め輪22を外すことで、容易にそのユニットを取り外
せるので、機能部品を一括して簡単に交換できる。図1
は請求項1記載の発明の一実施例に係る原稿給紙装置を
示す図である。なお、本実施例において上述例と同一の
構成については、同一符号を付してその具体的な説明を
省略する。
【0020】まず、構成を説明する。本実施例の支持部
材41は、樹脂により形成され、スナップフィット形状
の軸受部分を備える。次に、作用を説明する。フィード
ユニット20をスナップフィット形状よりなる支持部材
41で支持する。フィードユニット20を取り外すとき
は、まず止め輪22を外し、フィード軸18の両端を上
方に引き出すことにより、樹脂のバネ性により前記スナ
ップフィット形状が外側に開き、容易に引き抜ける。ま
た、取り付けるときには、上記手順を逆にたどって上方
から押し下げるだけで、フィード軸18が支持部材41
に支持される。
【0021】このように、本実施例においては、支持部
材をスナップフィット形状とすることにより、樹脂のバ
ネ性を利用して着脱が容易となり、交換性が高まる。図
2は請求項2記載の発明の一実施例に係る原稿給紙装置
を示す図である。なお、本実施例において上述例と同一
の構成については、同一符号を付してその具体的な説明
を省略する。
【0022】まず、構成を説明する。本実施例は、支持
部材41に支持されたフィードコロ11の軸振れを防止
する軸振れ防止部材51を備える。次に、作用を説明す
る。軸振れ防止部材51により、フィード軸18の横振
れが防止され、原稿給紙時にフィードユニット20が力
を受けても、フィード軸18の軸芯が理想位置よりずれ
ることはなくなる。なお、図中、軸振れ防止部材51は
手前側の1ヶ所にのみ設けられているが、奥側に設けて
も、また両方に設けても構わない。
【0023】このように、本実施例においては、フィー
ド軸18の振れを防止してフィード軸18の軸芯を理想
位置に保つので、給紙動作の確実性を増し給紙不良を低
減できる。図3は請求項3記載の発明の一実施例に係る
原稿給紙装置を示す図である。なお、本実施例において
上述例と同一の構成については、同一符号を付してその
具体的な説明を省略する。
【0024】まず、構成を説明する。本実施例は、支持
部材41、61を樹脂により形成し、一方の支持部材6
1に軸受部分となる丸穴を形成する。また、他方の支持
部材41にスナップフィット形状の軸受部分を形成す
る。なお、支持部材61は、駆動側(ギヤ側)に形成さ
れ、支持部材41は手前側に形成される。次に、作用を
説明する。
【0025】駆動側の軸受部分を摺動性のよい丸穴によ
り形成し、フィード軸18を丸穴で固定するため、ギヤ
ピッチ等の精度が得られ、より安定した給紙機構を実現
できる。フィードユニット20を取り外すときは、まず
前述したように止め輪を外し、フィード軸18を一旦A
方向に引き抜いてから、支持部材41から真上方向に引
き抜けば簡単に取り外せる。取り付けるときは、上記手
順を逆にたどって、まず支持部材41にフィード軸18
を取り付け、次いで支持部材61の丸穴にフィード軸を
差し込んで、固定する。
【0026】このように、本実施例においては、着脱性
を向上する共に安定した給紙機構を実現できる。図5は
請求項4記載の発明の一実施例に係る原稿給紙装置を示
す図であり、同図(a)はその第1実施例、同図(b)
はその第2実施例を示す。なお、本実施例において上述
例と同一の構成については、同一符号を付してその具体
的な説明を省略する。
【0027】まず、構成を説明する。本実施例において
は、フィードユニット20上部の原稿ガイド31を開閉
自在に形成し、この原稿ガイド31を樹脂または金属の
バネ性により固定する。図5(a)に示す原稿ガイド3
1には爪71が形成されており、この爪71を装置本体
側の穴72に引っ掛けることにより、原稿ガイド31を
固定する。この固定は、装置本体外部より爪71を撓め
ることにより、簡単に解除することができ、フィードユ
ニット20の交換作業時に原稿ガイド31は上方に開か
れる。
【0028】また、図5(b)に示す原稿ガイド31は
ビス73により固定されている。次に、作用を説明す
る。フィードユニット20の着脱時には、原稿ガイド3
1を装置本体に固定する爪71またはネジ73を取り外
すことにより、原稿ガイド31を上方に開き、フィード
ユニット20上部を開放する。フィードユニット20の
上部を開放することにより、交換作業を真上から行なう
ことができ、作業性を向上する。
【0029】このように、本実施例においては、原稿ガ
イド31を開くことができるので、より簡単なフィード
ユニット20の交換性を実現できる。図4は本発明の他
の実施例に係る原稿給紙装置を示す図である。なお、本
実施例において上述例と同一の構成については、同一符
号を付してその具体的な説明を省略する。
【0030】まず、構成を説明する。本実施例において
は、ピックアップブラケット15を樹脂化してフィード
軸18の軸受28と一体化する。次に、作用を説明す
る。ピックアップブラケット15と軸受28を一体とし
て樹脂化したことにより、ピックアップブラケット15
にフィード軸18を取り付ける作業が容易となる。
【0031】このように、本実施例においては、フィー
ドユニット20の組立性およびコストダウンが図れる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る原稿給紙装置によれば、フィードコロとピック
アップコロをフィードユニットによって軸支すると共
に、このフィードユニットに、装置本体側の駆動装置と
接離自在に構成されて前記フィードコロおよびピックア
ップコロに駆動力を伝達する伝達機構と、この伝達機構
の駆動力によって前記フィードコロとピックアップコロ
を給送方向にのみ回転させるワンウェイクラッチと、前
記フィードコロの軸を中心に前記ピックアップコロを原
稿との圧接方向に所定圧で付勢するトルクリミッタと、
を組み込んで一体化し、このフィードユニットに軸支さ
れたフィードコロの軸を軸方向に延設し、延設された軸
を装置本体側2ヶ所に設けたスナップフィット形状の軸
受部分を備えた支持部材によって回転自在かつその軸方
向に移動自在に支持し、この支持部材に支持されたフィ
ードコロの軸を固定部材によって前記装置本体側の駆動
装置と伝達機構との接続位置に固定するので、フィード
コロとピックアップコロと共に原稿給紙に係る機能部品
を一括して交換でき、交換作業を容易化できる。
【0033】また、請求項2記載の発明に係る原稿給紙
装置によれば、支持部材に支持されたフィードコロの軸
振れを軸振れ防止部材によって防止するので、交換作業
性を向上できると共に、給紙性能を向上できる。また、
請求項3記載の発明に係る原稿給紙装置によれば、支持
部材を樹脂により形成し、一方の支持部材に軸受部分と
なる丸穴を形成し、他方の支持部材にスナップフィット
形状の軸受部分を形成するので、給紙性能と着脱容易性
を両立できる。
【0034】また、請求項4記載の発明に係る原稿給紙
装置によれば、フィードユニット上部の原稿ガイドを開
閉自在に形成し、この原稿ガイドを樹脂または金属のバ
ネ性により固定するので、原稿ガイドを簡単に開閉で
き、機能部品の交換作業性を一層容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例に係る原稿給紙
装置を示す図である。
【図2】請求項2記載の発明の一実施例に係る原稿給紙
装置を示す図である。
【図3】請求項3記載の発明の一実施例に係る原稿給紙
装置を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る原稿給紙装置を示す
図である。
【図5】請求項4記載の発明の一実施例に係る原稿給紙
装置を示す図であり、同図(a)はその第1実施例、同
図(b)はその第2実施例を示す。
【図6】本発明の一実施例に係る原稿給紙装置を示す図
であり、同図(a)はその斜視図、同図(b)はその動
作説明図である。
【図7】ワンウェイクラッチの実施例を示す図であり、
同図(a)に示すものは図6(a)に示す構成の実施
例、同図(b)に示すものはフィードコロと一体化した
実施例である。
【符号の説明】
11 フィードコロ 12 分離コロ(分離部材) 13 ピックアップコロ 16 伝達機構 17 ワンウェイクラッチ 18 軸(フィード軸) 19 トルクリミッタ 20 フィードユニット 21,41,61 支持部材 22 止め輪(固定部材) 31 原稿ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離部材に対向し複数枚の原稿の中から1
    枚ずつを分離給紙するフィードコロと、 このフィードコロと分離部材との対向位置に複数枚の原
    稿を移送するピックアップコロと、を備えた原稿給紙装
    置において、 前記フィードコロとピックアップコロを軸支すると共
    に、 装置本体側の駆動装置と接離自在に構成されて前記フィ
    ードコロおよびピックアップコロに駆動力を伝達する伝
    達機構と、 この伝達機構の駆動力によって前記フィードコロとピッ
    クアップコロを給送方向にのみ回転させるワンウェイク
    ラッチと、 前記フィードコロの軸を中心に前記ピックアップコロを
    原稿との圧接方向に所定圧で付勢するトルクリミッタ
    と、を組み込んで一体化したフィードユニットと、 このフィードユニットに軸支されたフィードコロの軸を
    軸方向に延設し、延設された軸を装置本体側2ヶ所にあ
    って回転自在かつその軸方向に移動自在に支持する支持
    部材と、 この支持部材に支持されたフィードコロの軸を前記装置
    本体側の駆動装置と伝達機構との接続位置に固定する固
    定部材と、を備え、 前記支持部材にスナップフィット形状の軸受部分を形成
    したことを特徴とする原稿給紙装置。
  2. 【請求項2】支持部材に支持されたフィードコロの軸振
    れを防止する軸振れ防止部材を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の原稿給紙装置。
  3. 【請求項3】支持部材を樹脂により形成し、一方の支持
    部材に軸受部分となる丸穴を形成し、他方の支持部材に
    スナップフィット形状の軸受部分を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の原稿給紙装置。
  4. 【請求項4】フィードユニット上部の原稿ガイドを開閉
    自在に形成し、この原稿ガイドを樹脂または金属のバネ
    性により固定したことを特徴とする請求項1記載の原稿
    給紙装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7155139B2 (en) * 2003-10-11 2006-12-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Snapfit for fixing roller and roller assembly of office automation machine having the same
JP2010228832A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Oki Data Corp 媒体給紙装置及び画像形成装置

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