JPH05133879A - 恒温恒湿槽 - Google Patents

恒温恒湿槽

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Publication number
JPH05133879A
JPH05133879A JP32382891A JP32382891A JPH05133879A JP H05133879 A JPH05133879 A JP H05133879A JP 32382891 A JP32382891 A JP 32382891A JP 32382891 A JP32382891 A JP 32382891A JP H05133879 A JPH05133879 A JP H05133879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spotlight
rotating shaft
motor
constant
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP32382891A
Other languages
English (en)
Inventor
Rikiya Fujiwara
力弥 藤原
Takashi Tanaka
隆 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05133879A publication Critical patent/JPH05133879A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 恒温恒湿槽において、庫内灯だけでは観察し
難い試料の一部分を、明確かつ集中的に観察できるよう
にする。 【構成】 スポットライト(5)を開閉扉(1)の内側
に庫内に向かって設け、スポットライト(5)の後部
(22)を第2の回転軸(12)に取付ける。この第2
の回転軸(12)は第2のモータ(11)により正逆方
向に回転するが、同時にこの回転軸(12)は第2の軸
受(16)を介して第1の回転軸(10)上に、該第1
の回転軸(10)と直交するように設けられており、第
1のモータ(9)により軸全体としても軸方向に回動可
能となっている。このため、第1のモータ(9)及び第
2のモータ(11)の適宜回転により、スポットライト
(5)を庫内の任意個所に照射できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気・電子部品等の試
料を槽内に載置し、槽内を所定の温度と湿度にして、試
料の環境試験を行う恒温恒湿槽に係り、特に槽内の観察
を容易に行えるように改良した恒温恒湿槽に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、市販に供されている恒温恒湿槽
の外観を示したものである。従来、恒温恒湿槽は、同図
に示すように前面に開閉扉(1)を具備し、該扉(1)
にガラスの観測窓(2)と内部を照らす庫内灯(3)と
を配して、庫内に載置した電気・電子部品等の試料を外
部から観察できるようになっている。(4)は槽外壁に
設けた庫内灯スイッチである。
【0003】通常の観察であれば、庫内灯(3)は庫内
を照らし出すのに過不足のない明るさをもっており、庫
内の様子をそれだけで充分把握することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ときとして、
試料の一部分だけを集中的に、かつ詳細に観察する必要
があり、そのようなとき、従来の庫内灯(3)による照
明だけでは照度不足を感じることがあった。
【0005】また庫内には試料載置のための柵等が設置
されており、試料にその影が重なることがある。このよ
うなときも、従来の庫内灯(3)だけでは観察し難いこ
とがあった
【0006】本発明はかかる実状に鑑みて、照射方向を
任意に変更可能なスポットライトを前記開閉扉部分に設
け、これにより前述の如き照度不足に対する問題を解決
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明の特徴は、観測窓を有する開閉扉を備えた恒温
恒湿槽において、開閉扉内に、扉面に平行し、かつ互い
に直交せしめて第1,第2の2本の回転軸を設け、夫々
の回転軸を正逆回転可能な第1及び第2のモータで正逆
方向に回転自在となす一方、第1の回転軸は扉内面側に
固定した第1の軸受に支承せしめ、第2の回転軸は前記
第1の回転軸に1体回転可能に固着した第2の軸受を支
承せしめると共に、該第2の回転軸に、該軸に直交する
如く庫内に向かって照射可能なスポットライトを突出せ
しめることである。
【0008】
【作用】本発明によれば、開閉扉の内側にはスポットラ
イトがあり、該スポットライトは第2の回転軸に直交し
て取り付けられているので、第2のモータを操作すれば
スポットライトの照射方向を、例えば縦方向に変更可能
である。
【0009】さらに、第2の回転軸は、第1の回転軸に
固着した第2の軸受を介して第1の回転軸に直交してい
るので、第1のモータを操作すれば、スポットライトの
照射方向を、前記とは直交する例えば横方向に変更可能
である。
【0010】従って両モータの適当な操作により、スポ
ットライトの向きを変え庫内の隅々まで照射することが
できる。このため特に詳しく観察したい部分にスポット
ライトを当てて、その部分だけを充分な照度で集中的に
観察することが容易である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづき説明
する。図1は本発明恒温恒湿槽の外観を示したもので、
前記図5に示した従来のものと外見的には同様のもの
で、同部分には、同番号を付している。
【0012】しかして本発明の特徴であるスポットライ
ト(5)は同図中や、開閉扉(1)の内側部分に設けら
れている。その位置は、観測窓(2)の側部近傍が好ま
しく、図2では、開閉扉(1)の断熱壁を切欠いて、ス
ポットライト照射方向変更機構(6)と共にケーシング
(7)に収め、スポットライト(5)のライト部(8)
を庫内側に露出して設置している。
【0013】スポットライト照射方向変更機構(6)
は、第1のモータ(9)により回転される第1の回転軸
(10)と、第2のモータ(11)により回転される第
2の回転軸(12)とからなり、これら回転軸(1
0),(11)によりスポットライト(5)の照射方向
を縦方向と横方向とに変更可能としたもので、詳しくは
以下のように構成される。
【0014】まず前記モータ(9),(11)は、共に
正逆回転可能なモータで、この場合はギャドモータを適
用している。各回転軸(10),(12)との間にギャ
(13),(14)を介設して、各回転軸(10),
(12)を所定のゆっくりした速度で、正逆いずれの方
向にも回転させ得るものである。なお、両モータ
(9),(11)は、前記第1及び第2の回転軸(1
0),(12)をギャドモータと同様に回転させ得るも
のであれば、例えば、ステッピングモータを使用しても
よい。
【0015】そして上記モータ(9),(11)のう
ち、第1のモータ(9)は、ケーシング(7)上部に、
その回転軸を下方に向けて設置し、一方、第2のモータ
(11)はケーシング(7)内にその回転軸を水平方向
に指向させて配設する。このとき第1のモータ(9)は
ケーシング(7)に対し、固定するが、第2のモータ
(11)はケーシング(7)に固定せず、後述するよう
に第2の軸受(16)に固定する。
【0016】次に各軸受(15),(16)のうち、ま
ず、第1の回転軸(10)を支承する第1の軸受(1
5)は、断面コの字状をして、上下に軸挿通孔(1
7),(17)を備えたものであり、ケーシング(7)
に固定されて、前記第1の回転軸(10)を前記上下軸
挿通孔(17),(17)に挿通保持し、その場におい
て第1の回転軸(10)の回転を可能としている。
【0017】一方、第2の回転軸(12)を支える第2
の軸受(16)は、上下2枚の水平板(18),(1
8)と、この2枚の水平板(18),(18)を接続す
る1枚の垂直板(19)、それに垂直板(19)の左右
両端から水平板(18)と反対方向に突出した1対の垂
直片(20),(20)からなっていて、前記第1の回
転軸(10)に対しては、2枚の水平板(18),(1
8)の各中央部を第1の回転軸(10)が貫通してお
り、この貫通個所で固定されている。
【0018】そして1対の垂直片(20)には、夫々軸
挿通孔(21),(21)が設けられていて、前記第2
の回転軸(12)はかかる軸挿通孔(21),(21)
に挿通され、第1の回転軸(10)に直交して支えられ
ている。
【0019】また、第2の回転軸(12)の一端には、
前記したように第2のモータ(11)がギャ(14)を
介して接続されている。該モータ(11)がケーシング
(7)に固定されず、この第2の軸受(16)に固定さ
れているのも前述した通りで、図示していないが、第2
の軸受(16)から延設したモータ取付板に支承されて
いる。
【0020】従って以上の構成から第2の回転軸(1
2)は第2のモータ(11)により正逆回転可能である
が、同時に軸全体としても、第1のモータ(9)の回転
により水平方向に回動することとなる。
【0021】前記スポットライト(5)は、このような
第2の回転軸(12)の、1対の垂直片(20),(2
0)に支えられた中間部分、即ち、前記第1の回転軸
(10)と交差する部分に、その後部(22)が取付部
材(23)を介して取着される。なおこのとき、ライト
部(8)の光軸が第2の回転軸(12)の軸方向と直交
する角度となるよう配設される。
【0022】そこで、こうして配したスポットライト
(5)は、第1のモータ(9)の正逆回転により左右方
向に、また第2のモータ(11)の正逆回転により上下
方向に移動することとなるが、そのための操作スイッチ
(20)としては、例えば図2に示すようなものを考
え、これを開閉扉(1)の外側に設ける。なおスポット
ライト(5)の点灯スイッチも同様の個所に並設する。
その場合、スポットライト(5)は庫内を隅々まで照射
することができれば、それで目的は達成されるため、前
記スイッチ(24)と各モータ(9),(11)との間
に、スポットライト(5)の移動を制限する機構を介在
させることが好ましい。
【0023】例えばスポットライト(5)は夫々の方向
に一定速度で移動するので、各方向に対する作動時間に
制限(リミットタイム)を加えるのも一つの方法であ
る。図3には、そうした場合の具体的なスポットライト
(5)操作時のフローチャートを示してあり、例えば
(SWI)が第2のモータ(11)を右回転させるスイ
ッチであり、スポットライト(5)を上方に向けるスイ
ッチであるとすると、(SWI)が押されていて
(イ)、またリミットタイム以下であるとき(ロ)は、
さらに右回転を続け(ハ)、(SWI)が押されなくな
ったとき(ニ)、あるいは、押されていても、リミット
タイムを超えたときは(ホ)、第2のモータ(12)の
回転を停止する(ヘ)ようにしてある。これにより、ス
ポットライト(5)の操作は一段と楽なものとなり、観
察者は観察に没頭できることとなる。
【0024】こうして、本発明においては、庫内に載置
した試料に対して、その任意の部分に、スポットライト
(5)を適宜照射することができ、これにより、必要個
所を明るく照らし出して、その部分だけの集中的な観察
が可能となる。またスポットライト(5)の使い方はそ
れだけに届まらず、例えば試料の、ある一個所だけを時
間を違えて観察するような場合でも、その場所を照射し
続けておけば、当該観察個所の目印となり、再観察時、
当該個所発見が簡単となる。このため、その個所を探し
出すのに手間どって、貴重な一瞬を見逃さずにすむ。
【0025】以上が本発明の実施例であるが、本発明は
勿論上記実施例に拘泥されるものではなく要旨を変更し
ない限り適宜変更可能であり、例えば各軸受(15),
(16)の取付方向等は両軸受(15),(16)が直
交さえしていれば、その角度を共に90゜変更したもの
とすることも、可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、恒温恒
湿槽において、開閉扉内に、扉面に平行し、かつ互いに
直交せしめて第1,第2の2本の回転軸を設け、夫々の
回転軸を正逆回転可能な第1及び第2のモータで正逆方
向に回転自在となす一方、第1の回転軸は扉内面側に固
定した第1の軸受に支承せしめ、第2の回転軸は前記第
1の回転軸に1体回転可能に固着した第2の軸受を支承
せしめると共に、該第2の回転軸に、該軸に直交する如
く庫内に向かって照射可能なスポットライトを突出せし
めたものであるから、スポットライトにより庫内の各部
を任意に集中的に照らし出すことができる。従って試料
の一個所を集中的に詳しく観測する場合や、柵等の影に
覆われた部分を観察する場合に顕著な効果を奏する。
【0027】また、試料のある一個所だけを時間を違え
て観察する場合には、その個所をスポットライトで照射
し続けておけば、次に観察する場合の目印となる利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明恒温恒湿槽の外観図である。
【図2】本発明恒温恒湿槽の要部説明図である。
【図3】本発明恒温恒湿槽のスポットライト操作スイッ
チの一例を示す平面図である。
【図4】図3に示す操作スイッチによるスポットライト
の作動を示すフローチャートである。
【図5】従来の恒温恒湿槽の外観図である。
【符号の説明】
(1) 開閉扉 (5) スポットライト (9) 第1のモータ (10) 第1の回転軸 (11) 第2のモータ (12) 第2の回転軸 (15) 第1の軸受 (16) 第2の軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測窓(2)を有する開閉扉(1)を備
    えた恒温恒湿槽において、開閉扉(1)内に、扉面に平
    行し、かつ互いに直交せしめて第1,第2の2本の回転
    軸(10),(12)を設け、夫々の回転軸(10),
    (12)を正逆回転可能な第1及び第2のモータ
    (9),(11)で正逆方向に回転自在となす一方、第
    1の回転軸(10)は扉(1)内面側に固定した第1の
    軸受(15)に支承せしめ、第2の回転軸(12)は前
    記第1の回転軸(10)に1体回転可能に固着した第2
    の軸受(16)を支承せしめると共に、該第2の回転軸
    (12)に、該軸(12)に直交する如く庫内に向かっ
    て照射可能なスポットライト(5)を突出せしめたこと
    を特徴とする恒温恒湿槽。
JP32382891A 1991-11-11 1991-11-11 恒温恒湿槽 Pending JPH05133879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32382891A JPH05133879A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 恒温恒湿槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP32382891A JPH05133879A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 恒温恒湿槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05133879A true JPH05133879A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18159051

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32382891A Pending JPH05133879A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 恒温恒湿槽

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JP (1) JPH05133879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109387474A (zh) * 2018-09-29 2019-02-26 南京钢铁股份有限公司 一种安全晶间腐蚀试验投放试样方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109387474A (zh) * 2018-09-29 2019-02-26 南京钢铁股份有限公司 一种安全晶间腐蚀试验投放试样方法

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