JPH08266005A - リニアアクチュエータ - Google Patents

リニアアクチュエータ

Info

Publication number
JPH08266005A
JPH08266005A JP6583995A JP6583995A JPH08266005A JP H08266005 A JPH08266005 A JP H08266005A JP 6583995 A JP6583995 A JP 6583995A JP 6583995 A JP6583995 A JP 6583995A JP H08266005 A JPH08266005 A JP H08266005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
linear actuator
electric motor
worm
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6583995A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hirozawa
俊夫 廣澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK filed Critical MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP6583995A priority Critical patent/JPH08266005A/ja
Publication of JPH08266005A publication Critical patent/JPH08266005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 装置全体の剛性及び気密性を確保すると共
に、スライドロッドの起動位置及び停止位置を設定し、
所定のストロークを得るようにしたリニアアクチュエー
タを提供する。 【構成】 送りネジ2に位置決めウォーム7が固設さ
れ、位置決めウォーム7に噛合された外周ギア8と内周
ギヤ9とを備えた位置決めホイール11の軸穴10aに
対して下側位置決めノブ12に固設された軸棒13が挿
通されると共に該軸棒13が上側位置決めノブ14の軸
穴14eに挿通されたことにより、上側位置決めノブ1
4と下側位置決めノブ12の各外周に弾性的に支持され
たツメ15が上下の内周ギヤ9、9の夫々に係合位置を
調節自在に係止され、上下の位置決めノブ12、14が
リミットスイッチ16、17のスイッチアーム16a、
17aに夫々係合されることにより、夫々のリミットス
イッチ16、17を開閉して電動モータ4の往復動作を
起動及び停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドロッドを直線
方向に往復移動するためのストローク調節を簡単な機構
で行うようにしたリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電動モータに連結された送り
ネジをスライドロッドに螺合して、電動モータを回転駆
動することにより、スライドロッドを直線移動するよう
にしたリニアアクチュエータが用いられている。
【0003】このようなリニアアクチュエータにおいて
は、スライドロッドに所定のストロークで往復移動をさ
せるために、電動モータを起動し、停止し、反対方向に
起動するための信号を送る位置決め機構(ストローク調
整機構)が設けられている。従来の位置決め機構は、例
えば、スライドロッドを収納したロッドケースの外周に
リミットスイッチを固設し、ロッドケースの内側を移動
するスライドロッドに対してリミットスイッチのスイッ
チアームを接触させるためにロッドケースに対して長手
方向の開口部を穿設する必要があり、このためにロッド
ケースの剛性及び防水性又は防塵性が失われる等の問題
点があった。
【0004】また、その他の位置決め機構としては、送
りネジにロータリエンコーダを設け、送りネジの回転を
利用して該送りネジの移動範囲を検出するようにしたの
も存在するが、このようなロータリエンコーダを利用し
たものでは、送りネジの絶対位置が検出できないという
問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消するために成されたもので、ロッドケースに加
工を加えることなく、ロッドケースの剛性及び気密性を
保持することによって装置全体の剛性及び気密性を確保
すると共に、簡単な位置決め機構を構成することによっ
て、スライドロッドの起動位置及び停止位置を設定し、
所定のストロークを得るようにしたリニアアクチュエー
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のリニアアクチュエータは、本体ケース内
にて送りネジの後端にウォームホイールが固設されると
共に、該ウォームホイールに対して電動モータの回転軸
に固設されたウォームが噛合され、前記送りネジをスラ
イドロッドの雌ネジに螺合して前記電動モータの回転駆
動により前記スライドロッドを直線移動するリニアアク
チュエータにおいて、前記送りネジの後方に位置決めウ
ォームが固設され、該位置決めウォームに噛合された外
周ギアと該外周ギアの内側に設けられた内周ギヤと該内
周ギヤを上下に隔てる連結板とを備えた位置決めホイー
ルの軸穴に対して下側位置決めノブに固設された軸棒が
挿通されると共に該軸棒が上側位置決めノブの軸穴に挿
通されたことにより、前記上下の位置決めノブの各外周
に弾性的に支持されたツメが前記上下の内周ギヤの夫々
に係合位置を調節自在に係止され、前記上下の位置決め
ノブの夫々が隣設されたリミットスイッチのスイッチア
ームに夫々係合されることにより、夫々のリミットスイ
ッチを開閉して前記電動モータの往復動作の起動位置及
び停止位置を設定するようにしたことを特徴としてい
る。
【0007】また、前記下側位置決めノブの軸棒の上端
に治具を係止するための切欠面が形成されると共に、前
記上側位置決めノブの上端に治具を係止するための係止
孔が設けられ、これらの上側位置決めノブの上端と軸棒
とが前記本体ケースの開口部に対して気密性を保って露
出された構成とするのが好ましい。
【0008】また、トラニオンを前記本体ケースの所要
数カ所に設けた構成としてもよい。さらに、前記電動モ
ータが前記本体ケースに対して直角又は任意の回動方向
を成して平行に取り付けられた構成としてもよい。
【0009】
【作用】上記の構成において、本発明における位置決め
機構は、送りネジの後方に固設された位置決めウォーム
と、該位置決めウォームに噛合する位置決めホイールと
該位置決めホイールの上下に配設された上側位置決めノ
ブと下側位置決めノブとから成り、これらの機構は送り
ネジの後方にて本体ケース内に収容することができるた
め、ロッドケースに対しては全く非加工で構成すること
が可能である。
【0010】従って、ロッドケースの剛性と気密性が保
持されると共に、位置決め機構が本体ケース内に収容さ
れたことによって、装置全体の気密性を確保することが
でき、高剛性で防水性と防塵性の高いリニアアクチュエ
ータを得ることができる。
【0011】また、本発明における位置決め機構は、ス
ライドロッドの往復起動の位置を決定する二つのリミッ
トスイッチを開閉するための上側と下側の位置決めノブ
が位置決めホイールの内周ギアに対して弾性を有するツ
メで係合されたことにより、このツメの係止位置を変動
して二つのリミットスイッチに対する開閉タイミングを
決定することができるため、リミットスイッチに接続さ
れた電動モータの正転と逆転の起動及び停止をスライド
ロッドの絶対位置において付与することができ、これに
よりスライドロッドの最大ストロークの範囲内で自由な
ストロークを設定してスライドロッドの往復移動を行う
ことが可能となる。
【0012】また、下側位置決めノブの軸棒の上端に治
具を係止するための切欠面が形成されると共に、上側位
置決めノブの上端に治具を係止するための係止孔が設け
られ、これらの上側位置決めノブの上端と軸棒とが本体
ケースの開口部に対して気密性を保って露出された構成
とされることにより、本体ケースの外部から治具を使用
して上記のストローク設定を行うことが可能となる。
【0013】また、トラニオンを本体ケースの所要数カ
所に設けた構成とすることにより、本発明のリニアアク
チュエータの取付け位置を様々に変化することができ
る。
【0014】さらに、電動モータが本体ケースに対して
直角又は任意の回動方向を成して平行に取り付けられた
ことにより、リニアアクチュエータの取り付けスペース
に応じて電動モータの取り付け姿勢を様々に変えること
が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0016】図1は本発明によるリニアアクチュエータ
の横断面図である。図2は図1の部分縦断面図である。
図3は本発明のリニアアクチュエータの他の実施例を示
す部分縦断面図である。図4(a) は上側位置決めノブと
位置決めホイールと下側位置決めノブとから成る位置決
め機構の分解斜視図であり、図4(b) はリミットスイッ
チの分解斜視図であり、図4(c) は図4(a) の位置決め
機構と図4(b) のリミットスイッチの組み立て斜視図で
ある。
【0017】この実施例における電動モータ4は本体ケ
ース1に対して直角方向に固設されている。即ち、図2
に示す本体ケース1に収容された電動モータ4の回転軸
4aが本体ケース1の円筒形の中空1aに対して直角を
向くようにされている。
【0018】本体ケース1の中空1aの外端には、図1
に示すように、ロッドカバー20が止めネジ21で固定
され、ロッドカバー20の先端内周にはパッキン22が
固着され、該パッキン22の内周にスライドロッド6が
気密性を保って摺動自在に挿通され、該スライドロッド
6の軸孔に形成された雌ネジ6aに対して送りネジ2の
外周に設けられた雌ネジが螺合されている。
【0019】送りネジ2の後端は連結軸23に結合さ
れ、連結軸23の後端にウォームホイール3が固設され
ると共に、該ウォームホイール3の両側には本体ケース
1内に保持されたベアリング24、24が嵌合されて送
りネジ2の後端の連結軸23を回動自在に保持した状態
としてある。さらに、ウォームホイール3が電動モータ
4の回転軸4aに連結されたウォーム5に噛合されてい
る。
【0020】上記の構成により、電動モータ4を駆動す
ると、ウォーム5が回転するに伴いウォームホイール3
が回転して送りネジ2を回転する結果、スライドロッド
6をロッドカバー20の先端のパッキン22に沿って摺
動しつつ前後に往復移動することができる。
【0021】さらに、送りネジ2とベアリング24間の
連結軸23には位置決めウォーム7が固設され、該位置
決めウォーム7に対して位置決めホイール11の外周ギ
ア8が噛合するように設けられている。
【0022】この位置決めホイール11は、本体ケース
1の中空1aを横方向に拡張した部所に収容され、その
近傍には、位置決めホイール11の上下に配設された位
置決めノブ12、14によって開閉されるリミットスイ
ッチ16、17が設置されたことにより、スライドロッ
ド6を往復動作する際の停止位置と起動位置を設定する
位置決め機構が構成されている。
【0023】この位置決め機構について説明すると、図
4(a) に示すように、位置決めホイール11の外周には
上記のように位置決めウォーム7に噛合する外周ギア8
が形成され、その内周には内周ギヤ9が形成され、さら
に内周ギヤ9を上下に隔てる連結板10が形成され、該
連結板10の中心には軸孔10aが形成されている。ま
た、このような位置決めホイール11の連結板10を挟
んでその上下側に位置決めノブ12、14が配設されて
いる。
【0024】下側位置決めノブ12はその中心に軸棒1
3が固設され、該軸棒13が上記の位置決めホイール1
1の軸孔10aに挿通される(図4(c) 参照)と共に、
軸棒13の外周には上記の内周ギヤ9に周接する外径を
成してディスク12aが形成され、該ディスク12aの
外周近傍における一部の外周に薄肉部を残した空所15
bが形成されることにより、上記の薄肉部が弾性支持体
15aを成し、該弾性支持体15aの外周の中央位置に
はツメ15が突出形成されている。
【0025】このような構成により、下側位置決めノブ
12の軸棒13を位置決めホイール11の軸孔10aに
挿通することによって下側の内周ギヤ9内にディスク1
2aが収容され、ツメ15が弾性支持体15aによって
外方に押圧された状態で内周ギヤ9に係合される。
【0026】また、この下側位置決めノブ12におい
て、ディスク12aの下方にはツメ15の反対側の外周
方向に突出されたノブ12bが形成され、上記のように
ツメ15が内周ギヤ9に係合されたことにより、ノブ1
2bの突出方向が固定状態にされるが、ノブ12bを軸
孔10a周りの正逆いずれかの方向に回動することによ
り、ツメ15の係合位置を内周ギヤ9に沿った正逆いず
れかの周方向に移動することができる。
【0027】また、下側位置決めノブ12の軸棒13を
位置決めホイール11の軸孔10aに挿通すると、この
軸棒13が軸孔10aから上方に突出される。この突出
した軸棒13が上側位置決めノブ14の軸孔14eに挿
通される。
【0028】上側位置決めノブ14は、弾性支持による
ツメ15、ノブ14b等に関しては、下側位置決めノブ
12と略同様に構成されているが、中心に軸孔14eが
形成され、図4(c) に示すように、下側位置決めノブ1
2の軸棒13を上側位置決めノブ14の軸孔14eに挿
通することにより、上側位置決めノブ14のディスク1
4aが上側の内周ギヤ9内に収容され、上記同様に上側
位置決めノブ14のツメ15が上側の内周ギヤ9に係合
される。
【0029】このような構成により、上側位置決めノブ
14と位置決めホイール11は、下側位置決めノブ12
の軸棒13によって、図4(c) に示すように一体的に連
結され、上側位置決めノブ14の軸孔14eから上方に
突出された軸棒13の上端には治具(不図示)を係止す
るための切欠面13aが形成されており、上側位置決め
ノブ14の上端には治具を係止するための係止孔14d
が穿設されている。
【0030】そして、図2に示すように、上側位置決め
ノブ14の上端の周部14cと下側位置決めノブ12の
下端の周部12cとが本体ケース1の空所1aの上下の
凹所に回動自在に嵌合されると共に、上側位置決めノブ
14の周部14cが本体ケース1の上端に設けられた開
口部1bに対して気密を保って回動自在に嵌合されたこ
とにより、この開口部1bから治具を挿入して上側位置
決めノブ14の係止孔14dと下側位置決めノブ12の
軸棒13に治具を嵌合して正逆いずれかの方向に回動す
ることができ、これによって上側位置決めノブ14と下
側位置決めノブ12の回動位置を調整することが可能で
ある。
【0031】さらに、図2に示すように、上側位置決め
ノブ14と下側位置決めノブ12の夫々のノブ14b、
12bに係合する位置に、スイッチアーム16a、17
aが配置された図4(b) に示すリミットスイッチ16、
17が配設されている。
【0032】図4(c) において、これらのリミットスイ
ッチ16、17は、ホルダー25に対してビス26で固
設され、ホルダー25の上端と下端が、図2に示すよう
に本体ケース1の空所1a内の定位置に固設されたこと
により、リミットスイッチ16、17が定位置にて固定
状態にされている。
【0033】なお、図4(b) 、(c) において、27はリ
ミットスイッチ16、17の端子16b、17bに接続
されたリード線(不図示)を処理する係止孔であり、各
リミットスイッチ16、17のリード線は電動モータ4
に接続されている。
【0034】上記の構成により、電動モータ4を駆動す
ると、図1に示すようにウォーム5とウォームホイール
3を経て送りネジ2が回動され、これによりスライドロ
ッド6がロッドケース20に沿って直線方向に移動する
と同時に、位置決めウォーム7が回転することによって
位置決めホイール11が回転する。
【0035】このような位置決めホイール11の回転時
においては、上下の内周ギア9、9に対して上下のツメ
15、15が係止された状態にあるため、これに従動し
て上側位置決めノブ14と下側位置決めノブ12が回転
して夫々のノブ14b、12bがリミットスイッチ1
6、17のスイッチアーム16a、17aを開閉するこ
とにより、電動モータ4の往復動作の停止及び起動が制
御され、これによりスライドロッド6のストローク及び
往復移動の際の起動位置が決定される。
【0036】図3は、本発明の他の実施例を示すもの
で、図2のリニアアクチュエータの電動モータ4が本体
ケース1に対して直角に取り付けてあるのに対し、この
実施例においては、電動モータ4がギア機構を内蔵した
ギアケース31を介して本体ケース1と平行に取り付け
られている。ギアケース31の内部は省略してあるが、
通常の技術により構成することができ、ギア機能を介在
した分、図3のリニアアクチュエータのトルクを大にす
ることができ、またリニアアクチュエータの設置スペー
スによっては、このように電動モータ4を平行に設けた
ことによって適用範囲を広げることができる。
【0037】さらに、上記のように本体ケース1と電動
モータ4の間にギアケース31を介在し、この本体ケー
ス1とギアケース31の連結部32を回動自在に構成す
ることにより、リニアアクチュエータの設置スペースに
応じて電動モータ4の取り付け方向を、図3の二点鎖線
4’で示すように紙面に対して直角方向、或はその他の
自由な回転位置に向けることができる。
【0038】また、本発明においては、図2に示すよう
に、トラニオン30を本体ケース1の後端に設けるほ
か、本体ケース1の側部(二点鎖線で示すトラニオン3
0a)等に設けることもできる。この場合、トラニオン
30aには送りネジ2の軸心を向く方向に取付孔30b
が設けられ、該取付孔30bの内周に雌ネジを形成して
取付け用のボルトをこの取付孔30bに螺締するとよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリニアア
クチュエータによれば、スライドロッドの起動停止位置
を設定し、ストロークを設定する位置決め機構を本体ケ
ース内に収容することができるため、ロッドケースに対
しては全く非加工の状態で装置全体の気密性を確保する
ことができ、ロッドケースの剛性を保ち、且つ防水性と
防塵性の高いリニアアクチュエータを得ることができ
る。
【0040】また、本発明における位置決め機構は、位
置決めホイールの内周ギアに対して上下の位置決めノブ
が弾性を有するツメで係合されたことにより、リミット
スイッチに対する開閉タイミングを容易且つ確実に設定
し変動することが可能となり、このリミットスイッチの
開閉タイミングによって電動モータの正転と逆転の起動
及び停止をスライドロッドの絶対位置において付与する
ことができるため、スライドロッドの最大ストロークの
範囲内で自由なストロークを設定してスライドロッドを
往復移動させることが可能となる。
【0041】また、本発明によれば、上側位置決めノブ
の上端と軸棒とが本体ケースの開口部に対して気密性を
保って露出されたことにより、本体ケースの外部から治
具を使用して上側位置決めノブと下側位置決めノブの回
動位置を設定することが可能となり、上記の防塵性及び
防水性が確保される。
【0042】また、トラニオンを本体ケースの所要数カ
所に設けた構成とすることにより、リニアアクチュエー
タの取付け位置を様々に変様することができる。
【0043】さらに、電動モータが本体ケースに対して
直角又は任意の回動方向を成して平行に取り付けられた
ことにより、リニアアクチュエータの取り付けスペース
に応じて、電動モータの取り付け姿勢を様々に変化する
ことができ、上記同様、リニアアクチュエータの広範囲
な使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるリニアアクチュエータの横
断面図である。
【図2】図2は図1の部分縦断面図である。
【図3】図3は本発明のリニアアクチュエータの他の実
施例を示す部分縦断面図である。
【図4】図4(a) は上側位置決めノブと位置決めホイー
ルと下側位置決めノブとから成る位置決め機構の分解斜
視図であり、図4(b) はリミットスイッチの分解斜視図
であり、図4(c) は図4(a) の位置決め機構と図4(b)
のリミットスイッチの組み立て斜視図である。
【符合の説明】
1…本体ケース 2…送りネジ 3…ウォームホイール 4…電動モータ 4a…回転軸 5…ウォーム 6…スライドロッド 6a…雌ネジ 7…位置決めウォーム 8…外周ギア 9…内周ギヤ 10…連結板 11…位置決めホイール 10a…軸穴 12…下側位置決めノブ 13…軸棒 13…切欠面 14…上側位置決めノブ 14d…係止孔 14e…軸穴 15…ツメ 16、17…リミットスイッチ 16a、17a…スイッチアーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)内にて送りネジ(2)
    の後端にウォームホイール(3)が固設されると共に、
    該ウォームホイール(3)に対して電動モータ(4)の
    回転軸(4a)に固設されたウォーム(5)が噛合さ
    れ、前記送りネジ(2)をスライドロッド(6)の雌ネ
    ジ(6a)に螺合して前記電動モータ(4)の回転駆動
    により前記スライドロッド(6)を直線移動するリニア
    アクチュエータにおいて、前記送りネジ(2)の後方に
    位置決めウォーム(7)が固設され、該位置決めウォー
    ム(7)に噛合された外周ギア(8)と該外周ギア
    (8)の内側に設けられた内周ギヤ(9)と該内周ギヤ
    (9)を上下に隔てる連結板(10)とを備えた位置決
    めホイール(11)の軸穴(10a)に対して下側位置
    決めノブ(12)に固設された軸棒(13)が挿通され
    ると共に該軸棒(13)が上側位置決めノブ(14)の
    軸穴(14e)に挿通されたことにより、前記上下の位
    置決めノブ(12、14)の各外周に弾性的に支持され
    たツメ(15)が前記上下の内周ギヤ(9、9)の夫々
    に対して係合位置を調節自在に係止され、前記上下の位
    置決めノブ(12、14)の夫々が隣設されたリミット
    スイッチ(16、17)のスイッチアーム(16a、1
    7a)に夫々係合されることにより、夫々のリミットス
    イッチ(16、17)を開閉して前記電動モータ(4)
    の往復動作の起動位置及び停止位置を設定するようにし
    たことを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記下側位置決めノブ(12)の軸棒
    (13)の上端に治具を係止するための切欠面(13
    a)が形成されると共に、前記上側位置決めノブ(1
    4)の上端に治具を係止するための係止孔(14d)が
    設けられ、これらの上側位置決めノブ(14)の上端と
    軸棒(13)とが前記本体ケース(1)の開口部(1
    a)に対して気密性を保って露出されたことを特徴とす
    る請求項1記載のリニアアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 トラニオン(30)を前記本体ケース
    (1)の所要数カ所に設けたことを特徴とする請求項1
    記載のリニアアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記電動モータ(4)が前記本体ケース
    (1)に対して直角又は任意の回動方向を成して平行に
    取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のリニア
    アクチュエータ。
JP6583995A 1995-03-24 1995-03-24 リニアアクチュエータ Pending JPH08266005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6583995A JPH08266005A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 リニアアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6583995A JPH08266005A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 リニアアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08266005A true JPH08266005A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13298592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6583995A Pending JPH08266005A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 リニアアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08266005A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108566037A (zh) * 2018-05-23 2018-09-21 浙江捷昌线性驱动科技股份有限公司 一种尾拉定位结构和线性致动器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108566037A (zh) * 2018-05-23 2018-09-21 浙江捷昌线性驱动科技股份有限公司 一种尾拉定位结构和线性致动器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4154125A (en) Knob locking and drag device
JPH0586761A (ja) ドアロツク装置用アクチユエータ
JP2004134400A (ja) ハウジングに支持されたピボット要素を内蔵する自動車用ランプユニット
EP1178903B1 (en) Drive system
JPH08266005A (ja) リニアアクチュエータ
US8720113B1 (en) Non-handed swing door operator
JPH10264660A (ja) 調節移動可能な車両部分用の駆動装置
GB2054794A (en) Adjustment mechanism
JP4530563B2 (ja) 車両のステアリングロック装置
JP4502538B2 (ja) 車両のステアリングロック装置
JPH0788913B2 (ja) バルブのスピンドル駆動機構
US4611501A (en) Remote control apparatus
JP2004212465A (ja) 遠隔操作用カメラ
JPH0229537B2 (ja)
JPH0723260A (ja) 撮像カメラ
JPH11224567A (ja) リミットスイッチ装置
US5046379A (en) Remote control apparatus
US5906126A (en) Angle adjusting device of steel bar bending apparatus
WO2000069685A1 (en) Mirror actuator housing construction
JP3940469B2 (ja) マッサージ機
JPH06270088A (ja) 移載装置
KR0173714B1 (ko) Ama 패널 위치조정장치
JPH0225893Y2 (ja)
JP2563048Y2 (ja) リミットスイッチ作動機構
JPH0137116Y2 (ja)