JPH05133525A - 遠隔制御システム - Google Patents
遠隔制御システムInfo
- Publication number
- JPH05133525A JPH05133525A JP3294095A JP29409591A JPH05133525A JP H05133525 A JPH05133525 A JP H05133525A JP 3294095 A JP3294095 A JP 3294095A JP 29409591 A JP29409591 A JP 29409591A JP H05133525 A JPH05133525 A JP H05133525A
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- control unit
- voltage
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Abstract
ることなく、簡単な回路で遠隔制御部と本体制御部との
間を2線で信号を伝送できる遠隔制御システムを提供す
る。 【構成】 遠隔制御部1は、抵抗値を切り替える温度調
節器4と、ツェナーダイオード8と燃焼表示発光ダイオ
ード3の直列接続体とを2線で形成したリモコンケーブ
ル5、5間に並列に接続して構成する。遠隔制御部1と
リモコンケーブル5で接続される本体制御部11に、リ
モコンケーブル5、5間に印加する電圧を時分割で切り
替える電圧制御部16と、直列に抵抗17を接続し抵抗
17に発生する電圧を測定する電圧測定部18とを備
え、リモコンケーブル5を通して信号を伝送する。
Description
遠隔制御部(リモコン部)と本体制御部の間を2線で信
号伝送する遠隔制御システムに関する。
ーとする給湯機は、給湯機本体を屋外に設置し、一方、
運転指示や温度調節の操作を台所などの屋内で行いたい
といった要望から、給湯機本体と有線で接続されたリモ
コン部にその操作部を設ける構成がとられてきた。とこ
ろが、運転指示や温度調節、また、運転表示といった複
数の情報を伝送するには、多線のリモコンケーブルによ
って給湯機本体とリモコン部を接続することが必要で、
そのためにメーカーが準備した専用のリモコンケーブル
を必要な長さに応じて手配し、それを用いて接続工事を
行うという方式がとられてきた。しかしながら、この方
式では、実際に設置現場に行かないと必要なリモコンケ
ーブルの長さがわからないため、リモコンケーブルの手
配が遅れ、それが設置工事の遅れにつながるといった課
題があった。また、多線のリモコンケーブルは、その外
径も太くなるため、設置後の見栄えも悪く、壁内の埋め
込み工事もやりにくいものであった。
で、給湯機本体とリモコン部を極性のない2線ケーブル
で接続できる制御方式が開発され、最近の給湯機ではそ
のほとんどがこの方式を採用している。この2線リモコ
ン方式の主流は、給湯機本体とリモコン部の両方にマイ
クロコンピュータを塔載し、両方の間でシリアルな信号
伝送を行う方式となっている。
式は、従来、簡単な回路構成であったリモコン部にもマ
イクロコンピュータを塔載することが必要となり、した
がって、浴槽への自動給湯機能を有するような高機能の
商品であって、リモコン部との伝送情報量が多いシステ
ムには最適であるが、単機能の給湯機で簡単で低価格が
望まれる商品には、リモコン部に要するコストが大きく
なるため、全体のコストの点で負担となっていた。ま
た、リモコン部にもマイクロコンピュータを塔載するこ
とによって、制御回路も当然複雑になるため、商品のト
ラブルが発生した際の故障解析、修理が困難となるとい
った課題もあった。
で、シンプルな回路構成の遠隔制御部と本体制御部との
間を2線で信号を伝送できる遠隔制御システムを安いコ
ストで提供することを目的としている。
するために、遠隔制御部と、前記遠隔制御部と2線で形
成した接続線により接続した本体制御部よりなり、前記
遠隔制御部は、ボリュウムまたはスイッチを用いて抵抗
値を切り替える抵抗切り替え部と、1個または複数個の
電圧の異なるツェナーダイオードと発光ダイオードなど
の表示素子の直列接続体とを前記接続線間に並列に接続
して構成し、本体制御部は、前記接続線間に印加する電
圧を時分割で切り替える電圧制御部と、前記接続線に直
列に抵抗を接続しその抵抗に発生する電圧を測定する電
圧測定部とを備えたことを課題解決手段としている。
御部の電圧制御部から印加される電圧が、遠隔制御部の
ツェナーダイオードより高い場合にはそのツェナーダイ
オード直列に接続された発光ダイオードなどの表示素子
が点灯することを利用して、印加電圧の選択により、表
示素子の点灯または消灯が選択できる。また、すべての
ツェナーダイオードより低い電圧を印加するタイミング
を設け、このときに、接続線に直列に挿入した抵抗に発
生する電圧を電圧測定部によって測定すると、ボリュウ
ムまたはスイッチの設定位置を検出できる。これら電圧
の切り替えによる表示素子の切り替えと、電圧測定によ
るボリュウムまたはスイッチの設定位置検出を時分割で
高速に行うことにより、簡単な回路で2線接続の遠隔制
御システムが実現できる。
て図1および図2に基づいて説明する。
コン部という)1は、給湯機本体(図示せず)の運転/
停止を指示する運転スイッチ2、給湯機本体の燃焼状態
を表示する燃焼表示発光ダイオード3、給湯機本体の給
湯温度を設定する温度調節器4などを設けている。温度
調節器4は、ロータリースイッチにて構成されており、
その各ポジションに図2に示すように‘低’から‘高’
まで目盛りが設けてある。リモコンケーブル5の接続端
子6には、リモコン部1の接続を無極性にするために設
けたブリッジダイオード7を接続し、運転スイッチ2を
介して燃焼表示発光ダイオード3と直列に接続された動
作電圧7Vのツェナーダイオード8および保護抵抗9を
接続している。抵抗群10aから10kは温度調節用ロ
ータリースイッチの各接点に接続された抵抗値の異なる
抵抗群であるつぎに、本体制御部11は、リモコン部1
に電圧を供給するトランジスタ12動作電圧7Vのツェ
ナーダイオード13、動作電圧20Vのツェナーダイオ
ード14およびツェナーダイオード13のアノード端子
に接続したトランジスタ15で構成した電圧制御部16
を抵抗17を介してリモコンケーブル5の接続端子18
に接続し、抵抗17に発生する電圧を測定する電圧測定
部18を構成するマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンという)19を設け、抵抗17の発生電圧はマイコン
19のアナログ入力ポート(Aポート)に接続し、トラ
ンジスタ15のベース端子をデジタル出力ポート(Oポ
ート)に接続している。
と、まず、停止時は、運転スイッチ2はオフとなってい
る。このとき、本体制御部11は、マイコン19のOポ
ートが常時オンしており、トランジスタ15がオン、ツ
ェナーダイオード13がオンして、トランジスタ12の
ベース電位は7Vに維持され、エミッタ電位もほぼ7V
に維持される。この電圧がリモコン部1の接続端子6に
送られ、ブリッジダイオード7を通るとその直流出力端
子でほぼ5.5Vの電圧となる。しかし、運転スイッチ
2がオフのため、リモコン部1に電流は流れず、本体制
御部11の抵抗17にも流れる電流はなく、電圧も発生
しない。これが、マイコン19のAポートに入力され、
停止状態が検出される。ここで、ブリッジダイオード7
は、リモコン部1の接続端子6での電圧極性方向にかか
わらず、運転スイッチ2の接続側をプラスにそろえる役
割を果たし、リモコンケーブル5の接続方向に影響を受
けない無極性を実現している。
リモコン部1に電流が流れる。しかし、電圧が5.5V
のため動作電圧が7Vのツェナーダイオード8はオフし
ており、したがって、燃焼表示発光ダイオード3も消灯
している。一方、ロータリースイッチ4は、温度設定位
置によって抵抗群10aから10kのいずれかに接続さ
れており、これに5.5Vが印加されて電流が流れる。
この電流が、リモコンケーブル5を通して本体制御部1
1の抵抗17に流れ、その電流に応じた電圧が発生し、
これがマイコン19のAポートに入力される。ここで、
抵抗群10aから10kは、それぞれ異なる抵抗値であ
るので流れる電流も異なり、したがって、マイコン19
のAポートの電圧を判定することで、運転スイッチ2の
オンとともに温度設定位置が検出できる。
と、本体制御部11で燃焼動作が開始される。そして、
やがてバーナが着火して本体制御部11がこれを検出す
ると、マイコン19のOポート出力から50Hzの周期
でオン、オフを繰り返す信号が出力される。Oポートが
オフ時は、トランジスタ15がオフし、ツェナーダイオ
ード13がオフし、代わりにツェナーダイオード14が
オンしてトランジスタ12のベース電圧は20Vに上昇
する。そして、トランジスタ12のエミッタ電位もほぼ
20Vに上昇して、リモコン部1の接続端子6にこの電
圧が印加される。ブリッジダイオード7の出力では約1
8.5Vの電圧となり、動作電圧7Vのツェナーダイオ
ード8がオンして燃焼表示発光ダイオード3が点灯す
る。このようにして、給湯機本体が燃焼中は、マイコン
19のOポートのオン、オフに同期して燃焼表示発光ダ
イオード3が消灯、点灯を繰り返すが、その周期が50
Hzと高速のため、連続して点灯しているように見え
る。また、この期間中もマイコン19ではOポートのオ
ンのタイミングでAポートから抵抗17の電圧を繰り返
し入力しており、したがって、温度調節器4の変更や運
転スイッチ2のオフにも即座に対応することができる。
および燃焼待機中におけるそれぞれのタイミングにおけ
るマイコン19のOポートの出力波形とリモコン接続端
子6での電圧波形の関係を示し、図4(a)、(b)は
燃焼中の波形を示している。
部1にマイコンを搭載することなく簡単な回路で、運転
スイッチ2と温度調節器4の検出および燃焼表示発光ダ
イオード3の点灯消灯が制御できる無極性2線接続のリ
モコンシステムが実現できる。
あったが、異なる動作電圧のツェナーダイオードと表示
素子の直列接続体を並列に追加接続し、本体制御部11
の電圧制御部16にその数に対応した種類の電圧を発生
する構成を設ければ、リモコン部1での表示の種類を容
易に増やすことができる。
によれば、遠隔制御部にマイコンを設けることなく、ツ
ェナーダイオードを用いた簡単な回路で2線接続の遠隔
制御システムが実現でき、コスト面できわめて大きな効
果を発揮することができ、回路構成や通信方法が簡単な
ため、遠隔制御部にもマイコンを搭載した従来の方式に
比べ、信頼性が向上するとともに、トラブル発生時の故
障解析や修理が容易におこなえ、サービス性を大幅に向
上できる。また、遠隔制御部の入力にブリッジダイオー
ドを追加することにより、容易に無極性接続が実現でき
る。
よび動作待機中のタイミングチャート
タイミングチャート
Claims (4)
- 【請求項1】遠隔制御部と、前記遠隔制御部と2線で形
成した接続線により接続した本体制御部よりなり、前記
遠隔制御部は、ボリュウムまたはスイッチを用いて抵抗
値を切り替える抵抗切り替え部と、1個または複数個の
電圧の異なるツェナーダイオードと発光ダイオードなど
の表示素子の直列接続体とを前記接続線間に並列に接続
して構成し、前記本体制御部は、前記接続線間に印加す
る電圧を時分割で切り替える電圧制御部と、前記接続線
に直列に抵抗を接続しその抵抗に発生する電圧を測定す
る電圧測定部とを備えた遠隔制御システム。 - 【請求項2】遠隔制御部は、接続線間にブリッジ構成の
ダイオードを備え、本体制御部との接続を無極性とした
請求項1記載の遠隔制御システム。 - 【請求項3】遠隔制御部は、接続線に直列にスイッチを
備えた請求項1記載の遠隔制御システム。 - 【請求項4】本体制御部の電圧制御部と電圧測定部をマ
イクロコンピュータにて構成した請求項1記載の遠隔制
御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294095A JPH05133525A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294095A JPH05133525A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 遠隔制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133525A true JPH05133525A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17803225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3294095A Pending JPH05133525A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 遠隔制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05133525A (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3294095A patent/JPH05133525A/ja active Pending
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