JPH0540718Y2 - - Google Patents

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JPH0540718Y2
JPH0540718Y2 JP789188U JP789188U JPH0540718Y2 JP H0540718 Y2 JPH0540718 Y2 JP H0540718Y2 JP 789188 U JP789188 U JP 789188U JP 789188 U JP789188 U JP 789188U JP H0540718 Y2 JPH0540718 Y2 JP H0540718Y2
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ventilation fan
input terminal
terminal
motor
winding
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は遠隔にて速度切り換えをする換気扇に
関するものである。
従来の技術 従来から、換気扇の速度切り換えを遠隔にて行
なうには、第4図〜第6図に示すように換気扇モ
ータから速度の段数に応じた数の電線(通常2段
速度調節のものが主で、3本)を導出し換気扇本
体101と手元スイツチ102間に配線するもの
であつた。第4図に示すように換気扇本体101
と手元スイツチ102とは、天井板や壁等により
さえぎられ、また、遠く隔てて設置するのがつね
であることから、第5図のように手元スイツチ1
02内の主開閉スイツチ102aと直列に電流検
知型パイロツトランプ102bを接続し、さら
に、3路スイツチ102cにて換気扇モータの強
ノツチ用の端子Hと弱ノツチ用の端子Lの接続を
切替え、前記電流検知型パイロツトランプ102
bにて、換気扇本体へ流れる電流を検知し換気扇
の通電状態の表示を行なつていた。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成では、換気扇の施工(配
線)作業を行なう際に誤まつた結線をされてもそ
の誤結線を検知し表示することは不可能であり、
長時間誤まつた結線状態で通電された場合、モー
タが異常に加熱され焼損する危険性があつた。た
とえば、第6図のようにモータの弱ノツチ用端子
Lと共通端子Cに接続される結線を取違えてしま
つた場合、3路スイツチ102cを切替えて第6
図に示すようにすると、モータの速度調節用コイ
ル104に直接電源電圧が印加され、モータが異
常に加熱され焼損する危険性を生じ、電流検知型
パイロツトランプ102bは、換気扇本体へ流れ
る電流の検知を行なつて表示をするために誤まつ
た状態に通電されているにもかかわらず、運転表
示ランプを表示してしまい誤結線を検知すること
が困難であつた。
本考案はこのような課題を解決するもので、誤
結線時に、適確に誤結線であることを検出し、換
気扇が正しく結線されているか否かの表示を行な
い換気扇を正しく施工できるようにすることを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、遠隔にて
動作切り換えを行う換気扇の本体側に換気扇モー
タを設け、この換気扇モータは、主巻線の一方の
端部と補助巻線の一方の端部とをコンデンサを介
して接続した共通端子と、補助巻線のもう一方の
端部と主巻線のもう一方の端部とを接続した第1
の入力端子と、補助巻線中に少なくとも1箇所接
続した第2の入力端子とを有し、前記本体から遠
隔の場所に設けられた手元スイツチにより前記第
1の入力端子と第2の入力端子とが選択的に電源
と接続されて高速・低速の速度切り換えが行われ
るコンデンサモータであり、前記共通端子と電源
との間に、この間に流れる電流を検知して通電を
表示する運転表示回路を設けた換気扇装置の構成
としたものである。
作 用 本考案は上記構成により、正常結線時には、共
通端子と電源との間に電流が流れ、運転表示回路
は動作して表示するが、誤結線をして第1の入力
端子と第2の入力端子との間に電源電圧が印加さ
れた場合、共通端子と電源との間には電流が流れ
ないので運転表示がされず、誤結線であることに
気づくこととなる。
実施例 以下、本考案の一実施例について、第1図〜第
3図を参照しながら説明する。
図に示すように、天井埋込形の換気扇本体1
は、遠く隔てた室内の壁面に配置された手元スイ
ツチ2と配線接続されている。換気扇本体1には
換気扇モータ4が設けられており、この換気扇モ
ータ4は、主巻線の一方の端部と補助巻線の一方
の端部とをコンデンサを介して接続した共通端子
Mと、主巻線のもう一方の端部と補助巻線のもう
一方の端部とを接続した第1の入力端子Aと、補
助巻線の途中から導出した第2の入力端子Bとを
有したコンデンサモータである。なお、第1の入
力端子Aと第2の入力端子Bとの間の巻線が速調
コイル4iとなる。また換気扇本体1には、端子
C,H,Lを有した端子台5が設けられており、
端子Hと第1の入力端子A、端子Lと第2の入力
端子Bのそれぞれが接続されるとともに、端子C
と共通端子Mとが、電流検知型パイロツトランプ
からなる運転表示回路3を介して接続されてい
る。一方、手元スイツチ2は、主開閉スイツチ2
aと速度切り換え用の3路スイツチ2bとを直列
に接続して構成されており、主開閉スイツチ2a
を電源に接続し、3路スイツチ2bの固定接点を
端子H,Lに接続している。そして、3路スイツ
チ2bの可動接点を切り換えて、端子Hおよび端
子Lを選択的に電源と切り換え接続する。
以上のように構成された換気扇装置において、
正常時(正しく配線されている場合)は、第2図
に示すとおりであり、端子台5の端子HまたはL
を通り換気扇モータ4を流れた電流は、かならず
共通端子Mと端子台5の端子Cを結ぶ電線上を流
れ、前記運転表示回路3にてこの電流を検知し表
示することとなる。
つぎに、第3図に示すように端子台5の端子C
とLとを取りちがえて結線した場合、図の状態に
手元スイツチ2が切り換えられたとすると、第1
の入力端子Aと第2の入力端子B間に電源電圧が
直接印加され速調コイル4iに電流が流れるが、
この状態では端子台5の端子Cは開放状態にあ
り、共通端子Mと端子Cを結ぶ電線上には電流が
流れないため、運転表示回路3は動作しない。換
気扇本体1に通電しているにもかかわらず、運転
表示がないことから、施工者は誤結線であること
を知り、すみやかに電源を切り結線の再確認を行
い、正しく結線をやり直すこととなり、誤つた結
線での換気扇装置の使用を防止することが容易に
なる。
また、施工者は施工時、速度切り換え用のスイ
ツチがある場合には、通常このスイツチの切り換
えをして動作の確認をするものであり、3路スイ
ツチ2bが第3図における下側に接続されたとき
は、運転表示回路3は表示するが、上側に切り換
えてすぐ誤結線に気づくこととなる。そして、仮
に第3図における下側に接続した状態だけを確認
したとしても、3路スイツチ2bは高速側に切り
換えられているにもかかわらず低速運転をするの
で、異常に気づくこととなる。さらに、この状態
に気づかずに運転しても低速運転を続けるだけ
で、換気扇モータ4は焼損することがなく、途中
で反対側に切り換えると運転表示回路3の表示が
消えてしまい、ここで異常に気づくこととなる。
なお、実施例では、換気扇モータ4の速調コイ
ルは1つであるが、複数個の場合にも適用できる
ことはいうまでもない。
考案の効果 以上の実施例から明らかなように本考案によれ
ば、換気扇モータの巻線コイルの共通端子から導
出したリード線に流れる電流を検知して換気扇の
運転表示を行なうことにより、誤結線を検知し、
誤まつた結線での換気扇の使用を防止することが
できその実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の換気扇装置を示す
配置図、第2図は同換気扇装置の正常時の結線
図、第3図は同誤結線時の結線図、第4図は従来
の換気扇装置の配置図、第5図は同換気扇装置の
正常時の結線図、第6図は同誤結線時の結線図で
ある。 1……換気扇本体、2……手元スイツチ、3…
…運転表示回路、4……換気扇モータ、A……第
1の入力端子、B……第2の入力端子、M……共
通端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠隔にて動作切り換えを行う換気扇の本体側に
    換気扇モータを設け、この換気扇モータは、主巻
    線の一方の端部と補助巻線の一方の端部とをコン
    デンサを介して接続した共通端子と、補助巻線の
    もう一方の端部と主巻線のもう一方の端部とを接
    続した第1の入力端子と、補助巻線中に少なくと
    も1箇所接続した第2の入力端子とを有し、前記
    本体から遠隔の場所に設けられた手元スイツチに
    より前記第1の入力端子と第2の入力端子とが選
    択的に電源と接続されて高速・低速の速度切り換
    えが行われるコンデンサモータであり、前記共通
    端子と電源との間に、この間に流れる電流を検知
    して通電を表示する運転表示回路を設けた換気扇
    装置。
JP789188U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH0540718Y2 (ja)

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JP789188U JPH0540718Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01112346U JPH01112346U (ja) 1989-07-28
JPH0540718Y2 true JPH0540718Y2 (ja) 1993-10-15

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