JPH062921A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH062921A
JPH062921A JP4159681A JP15968192A JPH062921A JP H062921 A JPH062921 A JP H062921A JP 4159681 A JP4159681 A JP 4159681A JP 15968192 A JP15968192 A JP 15968192A JP H062921 A JPH062921 A JP H062921A
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JP
Japan
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compressor
power
connection
indoor unit
outdoor fan
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Application number
JP4159681A
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English (en)
Inventor
Kunio Suzuki
木 邦 夫 鈴
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内ユニットと室外ユニットとの間の電気的
接続を誤った場合にも、その誤接続を自動的に判別し
て、コンプレッサ通電時の大電流により、電流容量の小
さな機器又は素子が破壊されるのを未然に防止すること
を可能にする。 【構成】 端子T1 〜T4 と端子T5 〜T8 との間を接
続ケーブルC1 〜C4 で接続する作業が終了した後、最
初にコンプレッサリレー14をオンにする。接続ケーブ
ルC2 が端子T2,T6 の間に正しく接続されていれば、
コンプレッサ5が起動されて電流センサ12は大きな電
流を検出する。しかし、点線で示すように、誤って接続
ケーブルC2 が端子T2,T7 間に、また、接続ケーブル
C3 が端子T3,T6 間に接続されていると、コンプレッ
サリレー14をオンにしても電流センサ12は小さな電
流しか検出しない。制御回路11内の誤接続判別手段
は、このような電流検出値の大小に基いて接続ケーブル
C2 の誤接続を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニット側と室外
ユニット側とを接続ケーブルで接続し、外部交流電源か
らの交流電力を室内ユニットを介して室外ユニットへ供
給する空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の取付工事は室内ユニット及
び室外ユニットを所定の場所に設置した後、両ユニット
の各接続端子間を接続ケーブルで接続することにより、
ほぼ完了する。そして、室内ユニットに設けられている
電源プラグを室内の所定のコンセントに差込んだ後、試
運転が行なわれることになる。
【0003】この場合、コンセントからの交流電力は、
室内ユニット内の通電路、及び両ユニットを結ぶ接続ケ
ーブルを通って室外ユニット内のコンプレッサ及び室外
ファンに供給される。また、冷房及び暖房の双方のモー
ドを備えている機種の場合は、室外ユニット内に四方弁
コイルが設けられているが、この四方弁コイルにも同様
の経路を辿って、交流電力が供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、取付工事を行
う者が両ユニット間を接続ケーブルで接続する際に、接
続すべき端子を誤ってしまい、誤接続が行なわれること
がある。そして、このような誤接続が生じているか否か
は目視でしか判別できないために、そのまま試運転が行
なわれ、そこで初めて誤接続に気が付くことになる。
【0005】ところが、室内ユニット内の室外ファン通
電路又は四方弁通電路にコンプレッサが接続されてしま
ったような場合、これらの通電路途中に設けられている
リレーあるいは回路素子の電流容量は小さなものである
ため、そのままコンプレッサを起動したのでは、大電流
のためにこれらのリレーあるいは回路素子が破壊される
ことになる。そして、これらのリレーあるいは素子は、
プリント基板状に他の素子等と共に配置されているの
で、このときの破壊によって他の素子までも故障してし
まうことがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、室内ユニットと室外ユニットとの間の電機的接続
を誤った場合にも、その誤接続を自動的に判別して、コ
ンプレッサ通電時の大電流により、電流容量の小さな機
器又は素子が破壊されるのを未然に防止することが可能
な空気調和機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、第1の発明は、室内ユニット及び室外ユ
ニットの双方にコンプレッサ通電路形成用接続端子及び
室外ファン通電路形成用接続端子を設け、両ユニットを
所定の場所に設置した後、両ユニットの各接続端子間を
接続ケーブルで接続することによりコンプレッサ通電路
及び室外ファン通電路を形成し、これら通電路途中に設
けられている室内ユニット内のコンプレッサ電源投入手
段及び室外ファン電源投入手段に投入動作を行なわせる
ことにより、外部交流電源からの電力を室内ユニットを
介して室外ユニット内のコンプレッサ及び室外ファンに
供給する空気調和機において、前記両ユニットの各接続
端子間を接続ケーブルで接続する作業が終了した後、室
外ファン電源投入手段に先立ってコンプレッサ電源投入
手段が投入動作を行なったときの室内ユニット入力電流
の検出値を入力し、この検出値が所定値以上あるか否か
に基いて、コンプレッサ通電路形成用の接続ケーブルに
ついて接続ミスがあるか否かを判別する誤接続判別手段
を備えていることを特徴とするものである。
【0008】また、第2の発明は、室内ユニット及び室
外ユニットの双方にコンプレッサ通電路形成用接続端
子、室外ファン通電路形成用接続端子、及び四方弁通電
路形成用接続端子を設け、両ユニットを所定の場所に設
置した後、両ユニットの各接続端子間を接続ケーブルで
接続することによりコンプレッサ通電路、室外ファン通
電路、及び四方弁通電路を形成し、これら通電路途中に
設けられている室内ユニット内のコンプレッサ電源投入
手段、室外ファン電源投入手段、及び四方弁電源投入手
段に投入動作を行なわせることにより、外部交流電源か
らの電力を室内ユニットを介して室外ユニット内のコン
プレッサ、室外ファン、及び四方弁に供給する空気調和
機において、前記両ユニットの各接続端子間を接続ケー
ブルで接続する作業が終了した後、室外ファン電源投入
手段及び四方弁電源投入手段に先立ってコンプレッサ電
源投入手段が投入動作を行なったときの室内ユニット入
力電流の検出値を入力し、この検出値が所定値以上ある
か否かに基いて、コンプレッサ通電路形成用の接続ケー
ブルについて接続ミスがあるか否かを判別する誤接続判
別手段を備えていることを特徴とするものである。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明の構成
において、前記誤接続判別手段は、前記室内ユニット入
力電流の入力に代えて、室内熱交換器温度の検出値を入
力し、前記コンプレッサ電源投入手段の投入動作時から
所定時間が経過するまでに、この検出値が所定レベル以
上変化するか否かに基いて、前記判別を行なうものであ
ることを特徴とするものである。
【0010】第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの
発明の構成において、前記誤接続判別手段が接続ミスが
あることを判別した場合に、コンプレッサ電源投入手段
の投入を解除し、その後のコンプレッサ電源投入手段、
室外ファン電源投手段、及び四方弁電源投入手段の投入
動作を禁止する電源投入禁止手段を備えていることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明の構成において、作業者は、両ユニ
ットの各接続端子間を接続ケーブルで接続する作業が終
了した後、最初にコンプレッサ電源投入手段に投入動作
を行なわせるようにする。コンプレッサ電源投入手段は
室内ユニット側に設けられているので、コンプレッサ通
電路形成用の接続ケーブルが正しく接続されていれば、
コンプレッサが起動され、室内ユニットの入力電流は大
きいものとなる。
【0012】一方、コンプレッサ通電路形成用の接続ケ
ーブルが誤って接続されている場合、すなわち室外ファ
ン側に接続されている場合には、コンプレッサは起動さ
れず、室内ユニットの入力電流は、それほど大きいもの
とはならない。したがって、誤接続判別手段は、このよ
うな室内ユニットの入力電流の検出値に基いて、誤接続
が行なわれているか否かを判別することができる。
【0013】第1の発明の構成は冷房モード専用の空気
調和機に関するものであるが、第2の発明の構成は冷暖
房の2つのモードを有する空気調和機に関するものであ
り、四方弁が付加されただけである。この第2の発明に
おける誤接続判別手段も、第1の発明の場合と同様にし
て誤接続を判別することができる。
【0014】第1又は第2の発明における誤接続判別手
段は、室内ユニットの入力電流の大きさに基き誤接続を
判別するものであるが、第3の発明における誤接続判別
手段は、室内熱交換器温度の検出値に基いて誤接続を判
別するものである。すなわち、コンプレッサ通電路形成
用の接続ケーブルが正しく接続されていれば、コンプレ
ッサの起動によって室内熱交換器の温度が変化するはず
である。したがって、誤接続判別手段は、この変化が所
定レベル以上のものであるか否かに基き誤接続の判別を
行うことができる。
【0015】第4の発明では、誤接続判別手段が接続ミ
スがあることを判別すると、電源投入禁止手段の働きに
より、コンプレッサへの通電が解除され、その後は、作
業者が操作器等を操作しても、コンプレッサ、室外ファ
ン、及び四方弁に通電されることがない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図7に基き
説明する。図3はこの実施例に係る空気調和機の冷媒回
路図である。
【0017】図3において、室内ユニット1には室内熱
交換器2及び室内ファン3が配置されており、また、室
外ユニット4には、コンプレッサ5、四方弁6、室外熱
交換器7、室外ファン8、及び膨張弁9が配置されてい
る。図3は暖房モードの場合を示しており、コンプレッ
サ5から吐出された冷媒は、四方弁6をとおって室内熱
交換器2に送られる。そして、室内熱交換器2で熱交換
された冷媒は、膨張弁9を通って室外熱交換器7に送ら
れ、ここで再度熱交換された後、四方弁6を通ってコン
プレッサ5の吸入口へ循環されるようになっている。
【0018】図1は、室内ユニット1と室外ユニット4
との電気的接続関係を示す回路図である。図1におい
て、図示を省略してある交流電源用コンセントに電源プ
ラグ10が差込まれるようになっており、この電源プラ
グ10を介して制御回路11に電力が供給されるように
なっている。制御回路11の構成は、図2において後述
する。また、制御回路11には、電流センサ12から室
内ユニット1の入力電流の検出値が入力されるようにな
っている。あるいは、電流センサ12の代わりに室内熱
交換器温度センサ(以下、Tcセンサと略す。)13を
設け、室内熱交換器温度Tcを入力することも可能にな
っている。
【0019】室内ユニット1には、電源共通接続端子T
1 、コンプレッサ通電路形成用接続端子T2 、四方弁通
電路形成用接続端子T3 、室外ファン通電路形成用接続
端子T4 が設けられている。端子T1 には電源共通線が
接続され、端子T2 にはコンプレッサ電源投入手段とし
てのコンプレッサリレー14が接続されている。端子T
3 には、フォトトライアック及びフォトダイオードから
成る四方弁電源投入手段としてのスイッチ回路15が接
続されている。端子T4 には、スイッチ回路15と同様
の、室外ファン電源投入手段としてのスイッチ回路16
が接続されている。そして、これらのコンプレッサリレ
ー14及びスイッチ回路15,16は制御回路11から
の制御信号によりオンオフされるようになっている。
【0020】一方、室外ユニット4には、端子T1 〜T
4 に対応する端子T5 〜T8 が設けられている。これら
の端子T5 〜T8 には、それぞれ電源共通線、コンプレ
ッサ5、四方弁コイル17、室外ファン8が設けられて
いる。そして、端子T1 〜T4 と端子T5 〜T8 とは4
本の接続ケーブルC1 〜C4 により接続されている。
【0021】図2は、図1における制御回路11の構成
を示すブロック図である。図2において、運転スイッチ
18からの操作信号を運転開始判別回路21が入力し、
また、温度設定器19からの設定信号及び室温センサ2
0からの検出信号をサーモオン判別回路22が入力する
ようになっている。運転開始回路23は、運転開始判別
回路21及びサーモオン判別回路22の双方からの信号
を入力したときに、運転開始指令をタイマ24及びコン
プレッサリレー14に出力することになっている。
【0022】タイマ24は、運転開始指令を入力してか
ら30秒経過後に誤接続判別手段25にタイムアップ信
号を出力し、さらに、それから微小時間経過後に室外フ
ァンスイッチ回路15及びタイマ26にタイムアップ信
号を出力するようになっている。そしてタイマ26はタ
イマ24からのタイムアップ信号を入力してから30秒
経過後に四方弁スイッチ回路16にタイムアップ信号
(オン信号)を出力するようになっている。
【0023】誤接続判別手段25はタイマ24から、タ
イムアップ信号を入力した時点での電流センサ12又は
Tcセンサ13からの検出信号に基いて、接続ケーブル
C2について誤接続が行なわれているか否かを判別する
ようになっている。そして、誤接続と判別した場合に
は、その判別信号を電源投入禁止手段27、及び図示を
省略してある表示部へ出力するようになっている。
【0024】次に、以上のように構成される本実施例の
動作を図4乃至図7を参照しつつ説明する。なお、最初
に電流センサ12が設けられている場合につき説明す
る。
【0025】取付工事を行う作業員は室内ユニット1及
び室外ユニット4を所定の場所に設置した後、端子T1
〜T4 と端子T5 〜T8 との間を接続ケーブルC1 〜C
4 により接続する作業を行う。このとき、作業員が接続
を誤ってしまい、図1の点線で示すように、接続ケーブ
ルC2 により端子T2 ,T7 間を接続すると共に、接続
ケーブルC3 により端子T3 ,T6 間を接続してしまっ
たとする。
【0026】従来装置の場合であれば、このような誤接
続に気が付かずにそのままコンプレッサリレー14及び
スイッチ回路15,16を全てオンさせてしまい、コン
プレッサ5を流れる大電流によってスイッチ回路15内
のフォトトライアックを破壊してしまうことになる。し
かし、上記した本発明の構成によれぱ、次のような動作
により、フォトトライアックの破壊を未然に防止するこ
とができる。
【0027】すなわち、作業者は、まず、電源プラグ1
0を外部電源(室内コンセント)に接続する(ステップ
1)。次いで、温度設定器19により室内温度を設定し
た後、運転スイッチ18を押す。すると、運転開始判別
回路21及びサーモオン判別回路22の双方から信号が
出力され、運転開始回路23は運転開始指令を出力す
る。これにより、コンプレッサリレー14がオンとなる
(ステップ2)。
【0028】コンプレッサリレー14がオンされてから
30秒経過すると、タイマ24がタイムアップ信号を出
力する。すると、誤接続判別手段25は、このときの電
流センサ12からの検出値が設定値(10A)以上であ
るか否かを判別する(ステップ3)。
【0029】コンプレッサリレー14のオンにより、も
しコンプレッサ5が起動されているのであれば、電流セ
ンサ12の検出値は10A以上となるはずであるから、
誤接続判別手段25は誤接続を示す信号を出力せず、し
たがって、電源投入禁止手段27も電源投入禁止を示す
信号を出力することはない。そのため、室外ファンスイ
ッチ回路15はタイマ24からのタイムアップ信号によ
りオンとなり(ステップ4)、さらに30秒経過した
後、四方弁スイッチ回路16は、タイマ26からのタイ
ムアップ信号によりオンとなる(ステップ5)はずであ
る。
【0030】しかし、実際には、コンプレッサリレー1
4のオンによりコンプレッサ5が起動されることはない
ので、電流センサ12の検出値は10Aを大きく下回る
ことになる。したがって、誤接続判別手段25は誤接続
が行われていることを判別し、その判別信号を出力す
る。これにより、電源投入禁止手段27は禁止信号を出
力するのでコンプレッサリレー14はオフとなり(ステ
ップ6)、図示を省略した表示部には異常表示が行われ
る(ステップ7)。また、コンプレッサリレー14、室
外ファンスイッチ回路15、及び四方弁スイッチ回路1
6には電源投入禁止手段27からの禁止信号が入力され
続けており、一旦、プラグ10を抜いて電源をオフしな
い限り、作業者が運転スイッチ18を操作してもオンさ
れないようになっている。
【0031】作業者は、表示部に異常表示がされた場合
は、接続ケーブルC1 〜C4 の接続位置を再度見直し、
正しい位置に接続し直す。そして、再び上記のステップ
を繰り返し、接続に誤りが無いことを確認して配線作業
を終了する。なお、コンプレッサリレー14、室外ファ
ンスイッチ回路15、四方弁スイッチ回路16について
のオンオフの変化は図6のタイムチャートに示す通りで
ある。
【0032】次に、図1乃至図2の構成において、電流
センサ12の代わりにTcセンサ13を用いて誤接続の
判別を行う場合につき説明する。
【0033】図7は、コンプレッサ起動直後の室内熱交
換器温度の変化状態を示す特性図である。この図に示す
ように、コンプレッサ停止時の温度が0℃であったとす
ると、コンプレッサを起動してから30秒後には、暖房
時であれば+3℃以上となり、冷房時であれば−3℃以
下となっている。したがって、コンプレッサ起動時の室
内熱交換器温度と、30秒経過後の室内熱交換器温度と
の間の変化幅が3℃以上あるか否かによって、図1にお
ける接続ケーブルC2 が誤接続されているか否かを判別
することができる。この場合のフローチャートは、図4
の点線部で囲まれた部分、即ちステップ3を図5に示す
ステップ8に置換えたものとなる。
【0034】なお、上記の説明において、図2のタイマ
24,26はいずれも30秒でタイムアップとなるもの
を用いているが、この時間は条件に応じて適宜調整する
ことが可能である。特に、電流検出によって誤接続の判
別を行う場合、タイマ24のタイムアップについては3
0秒よりもかなり短い時間とすることができる。
【0035】また、上記実施例では、コンプレッサを起
動する毎に、毎回誤接続判別動作を行うようにすること
を想定しているが、室内ユニットに試運転スイッチを設
けるようにし、取付工事の際に接続ケーブルの接続作業
が終了した場合のみ、この試運転スイッチを操作するこ
とにより誤接続判別動作を行うようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コンプ
レッサ電源投入手段の投入動作を最初に行わせるように
し、そのときの室内ユニット入力電流の検出値あるいは
室内熱交換器温度の検出値を用いて、コンプレッサ通電
路形成用の接続ケーブルについて接続ミスが行われてい
るか否かを判別する構成としたので、室内ユニットと室
外ユニットとの間の電気的接続を誤った場合にも、コン
プレッサ通電時の大電流により、電流容量の小さな機器
又は素子が破壊されるのを未然に防止することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における室内ユニットと室外ユ
ニットとの電気的接続関係を示す回路図。
【図2】図1における制御回路の構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の実施例に係る冷媒回路図。
【図4】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図5】図4の点線部を別のステップに置き換えたフロ
ーチャート。
【図6】本発明の実施例の動作を説明するためのタイム
チャート。
【図7】本発明の実施例の動作を説明するための特性
図。
【符号の説明】
1 室内ユニット 4 室外ユニット 5 コンプレッサ 8 室外ファン 14 コンプレッサ電源投入手段(コンプレッサリレ
ー) 15 四方弁電源投入手段(四方弁スイッチ回路) 16 室外ファン電源投入手段(室外ファンスイッチ回
路) 17 四方弁コイル 25 誤接続判別手段 27 電源投入禁止手段 T1 〜T8 接続端子 C1 〜C4 接続ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内ユニット及び室外ユニットの双方にコ
    ンプレッサ通電路形成用接続端子及び室外ファン通電路
    形成用接続端子を設け、両ユニットを所定の場所に設置
    した後、両ユニットの各接続端子間を接続ケーブルで接
    続することによりコンプレッサ通電路及び室外ファン通
    電路を形成し、これら通電路途中に設けられている室内
    ユニット内のコンプレッサ電源投入手段及び室外ファン
    電源投入手段に投入動作を行なわせることにより、外部
    交流電源からの電力を室内ユニットを介して室外ユニッ
    ト内のコンプレッサ及び室外ファンに供給する空気調和
    機において、 前記両ユニットの各接続端子間を接続ケーブルで接続す
    る作業が終了した後、室外ファン電源投入手段に先立っ
    てコンプレッサ電源投入手段が投入動作を行なったとき
    の室内ユニット入力電流の検出値を入力し、この検出値
    が所定値以上あるか否かに基いて、コンプレッサ通電路
    形成用の接続ケーブルについて接続ミスがあるか否かを
    判別する誤接続判別手段を備えていることを特徴とする
    空気調和機。
  2. 【請求項2】室内ユニット及び室外ユニットの双方にコ
    ンプレッサ通電路形成用接続端子、室外ファン通電路形
    成用接続端子、及び四方弁通電路形成用接続端子を設
    け、両ユニットを所定の場所に設置した後、両ユニット
    の各接続端子間を接続ケーブルで接続することによりコ
    ンプレッサ通電路、室外ファン通電路、及び四方弁通電
    路を形成し、これら通電路途中に設けられている室内ユ
    ニット内のコンプレッサ電源投入手段、室外ファン電源
    投入手段、及び四方弁電源投入手段に投入動作を行なわ
    せることにより、外部交流電源からの電力を室内ユニッ
    トを介して室外ユニット内のコンプレッサ、室外ファ
    ン、及び四方弁に供給する空気調和機において、 前記両ユニットの各接続端子間を接続ケーブルで接続す
    る作業が終了した後、室外ファン電源投入手段及び四方
    弁電源投入手段に先立ってコンプレッサ電源投入手段が
    投入動作を行なったときの室内ユニット入力電流の検出
    値を入力し、この検出値が所定値以上あるか否かに基い
    て、コンプレッサ通電路形成用の接続ケーブルについて
    接続ミスがあるか否かを判別する誤接続判別手段を備え
    ていることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の空気調和機におい
    て、 前記誤接続判別手段は、前記室内ユニット入力電流の入
    力に代えて、室内熱交換器温度の検出値を入力し、前記
    コンプレッサ電源投入手段の投入動作時から所定時間が
    経過するまでに、この検出値が所定レベル以上変化する
    か否かに基いて、前記判別を行なうものであることを特
    徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調
    和機において、 前記誤接続判別手段が接続ミスがあることを判別した場
    合に、コンプレッサ電源投入手段の投入を解除し、その
    後のコンプレッサ電源投入手段、室外ファン電源投手
    段、及び四方弁電源投入手段の投入動作を禁止する電源
    投入禁止手段を備えていることを特徴とする空気調和
    機。
JP4159681A 1992-06-18 1992-06-18 空気調和機 Pending JPH062921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124821A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システムの集中管理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124821A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システムの集中管理装置

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