JP3156517B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

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JP3156517B2
JP3156517B2 JP20669394A JP20669394A JP3156517B2 JP 3156517 B2 JP3156517 B2 JP 3156517B2 JP 20669394 A JP20669394 A JP 20669394A JP 20669394 A JP20669394 A JP 20669394A JP 3156517 B2 JP3156517 B2 JP 3156517B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯機等に用いられる
遠隔制御部(リモコン)と本体制御部の通信方式に関す
るもので、簡単な構成で2線信号伝送を実現する遠隔制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油やガス、電気等をエネルギー
とする給湯機は、本体が屋外に置かれ、一方、運転指示
や温度調節の操作を台所等の屋内で行いたいといった要
望から、本体と有線で接続されたリモコンにその操作部
を設ける構成がとられてきた。ところが、運転指示や温
度調節、また、運転表示といった複数の情報を伝送する
には、多線のリモコンケーブルによって本体とリモコン
を接続することが必要で、そのためにメーカが準備した
専用のリモコンケーブルを必要な長さに応じて手配し、
それを用いて接続工事を行うという方式がとられてき
た。
【0003】また、工事性を向上する目的で、本体とリ
モコンを極性の無い2線ケーブルで接続できる制御方式
が開発され、最近の給湯機ではそのほとんどがこの方式
を採用している。この2線リモコン方式については、特
願平3−346021号、特願平3−294095号に
示すように、シンプルな回路構成の2線リモコンが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来の方式では、まず前者においては実際に設置現場に行
かないと必要なリモコンケーブルの長さがわからないた
め、リモコンケーブルの手配が遅れ、それが設置工事の
遅れにつながるといった課題があった。また、多線のリ
モコンケーブルは、その外径も太くなるため、設置後の
見栄えも悪く、壁内の埋め込み工事もやりにくいもので
あった。
【0005】また、後者においては、特願平3−346
021号に示すように、遠隔制御部をゼナーダイオード
Aをトランジスタのベース端子に接続した定電圧回路
と、ゼナーダイオードAより高い動作電圧のゼナーダイ
オードBと表示素子Aとの直列接続体Xを2線間に並列
に接続した構成であり、さらに定電圧回路の出力側に、
スイッチと表示素子Bの直列接続体Yを設けることによ
り、スイッチとそのスイッチに対応する表示ができ、こ
の直列接続体Yを複数並列に構成することで機能を増や
すことができるとしている。しかし、この直列接続体Y
を複数並列に構成する方式では、定電圧回路の出力電流
が表示素子Bを表示させ得る電流の直列接続体Yの数倍
増加する。従って、表示素子Bが比較的安価なLEDを
使用する場合では、表示電流が数mA〜数十mA必要で
あるので、2線に直列に挿入された抵抗に発生する電圧
を測定する電圧測定部も、数mA〜数十mAずつ電流増
加する。従って、電圧測定部の抵抗は電流を確保するた
め小さくする制約を受け、この電流に応じた電圧をマイ
コンのアナログ入力ポートで検出する検出レベルの設計
が困難となる。
【0006】また、特願平3−346021号、特願平
3−294095号では、遠隔制御部の2線間に直列に
運転スイッチを設ける構成としているが、このような構
成ではリモコンを増設した場合、運転スイッチのオンに
よって、運転表示LED、保護抵抗、抵抗を通って電流
がながれ、この電流が、リモコンケーブルを通して電圧
測定部の抵抗にながれ、その電流に応じた発生電圧によ
って運転スイッチのオンを検出するため、上記と同様に
リモコンの数だけ運転スイッチオン時の電流が増加す
る。従って、電圧測定部の抵抗はマイコンのアナログ入
力ポートで検出できるようにするためにある程度大きく
する制約を受け、上記直列接続体Yの数を増加する制約
と逆の制約を受ける。従って、マイコンのアナログ入力
ポートで検出する検出レベルの設計が益々困難となる。
【0007】さらに、特願平3−346021号、特願
平3−294095号では、遠隔制御部の2線間に直列
に運転スイッチを設ける構成としているが、このような
構成ではリモコンの接続の有無が運転スイッチがオフ状
態となっていれば、マイコンのアナログ入力ポートの検
出レベルは電流が流れないのでリモコンの接続の有無に
関係なく同じ無電圧レベルとなる。従って、リモコンケ
ーブル接続工事の不具合や、接続忘れや、ケーブル断線
などに伴うリモコンの接続の有無が判定できないといっ
た課題あった。
【0008】本発明は、かかる従来の課題を解決し、シ
ンプルな回路構成の2線リモコンを安いコストで、しか
も温度調節等のスイッチと表示素子の増加に対して遠隔
制御部と2線で接続される本体制御部の電圧測定部のス
イッチ検出レベルに制約を受けないことを第1の目的と
する。
【0009】また、リモコンの増設に対して遠隔制御部
と2線で接続される本体制御部の電圧測定部のスイッチ
検出レベルに制約を受けないことを第2の目的とする。
また、リモコンの接続の有無を判定できることを第3の
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】また、上記第1、2の目
的を達成するために、2接点間に入力側を設けた定電圧
回路と、定電圧回路の出力側に設けた複数接点を有する
スイッチの1つの接点と表示素子の直列接続体Xと、2
接点間に複数接点を有するスイッチの他方の接点と抵抗
Aの直列接続体Yと、タッチスイッチと抵抗Cの直列接
続体Zとを並列に接続して構成した遠隔制御部を備え、
遠隔制御部の2接点と2線で接続される本体制御部は、
2線間に前記定電圧回路の動作電圧より高い電圧と低い
電圧とを時分割で切り替えて印加する電圧制御部と、2
線に直列に挿入した抵抗Bと、抵抗Bに発生する電圧を
測定する電圧測定部とを備えたとを備えたものである。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、
2接点間に入力側を設けた定電圧回路と、定電圧回路の
出力側に設けた複数接点を有するスイッチの1つの接点
と表示素子の直列接続体Xと、2接点間に複数接点を有
するスイッチの他方の接点と抵抗Aの直列接続体Yと、
タッチスイッチと抵抗Cの直列接続体Zと、抵抗Dとを
並列に接続して構成した遠隔制して構成した遠隔制御部
を備え、遠隔制御部の2接点と2線で接続される本体制
御部は、2線間に前記定電圧回路の動作電圧より高い電
圧と低い電圧とを時分割で切り替えて印加する電圧制御
部と、2線に直列に挿入した抵抗Bと、抵抗Bに発生す
る電圧を測定する電圧測定部とを備えたとを備えたもの
である。
【0012】
【作用】本発明は上記構成によって、下記の作用が得ら
れる。
【0013】第1の課題解決手段により、遠隔制御部
に、タッチ式の運転スイッチと抵抗Cの直列接続体Zと
を並列に接続しているため、本体制御部の電圧制御部か
ら印加される電圧が、定電圧回路の動作電圧より低い場
合に、運転スイッチオン時に直列接続体Yの抵抗Aと抵
抗Cとの合成抵抗と、2線に直列に挿入した抵抗Bの抵
抗分割によって決まる電圧を電圧測定部によって測定す
ると、スイッチの中でオンしているものを検出できる。
このとき、検出レベルは、タッチ式の運転スイッチと直
列接続体Yの複数接点を有するスイッチとのスイッチ入
力の組み合わせによって決まるが、両スイッチのオン状
態が最も検出レベルが高くなる。ここで、タッチ式の運
転スイッチ単独入力時の検出レベルを、2線に直列に挿
入した抵抗Bによる検出電圧範囲の上限付近でに設定す
れば、タッチ式の運転スイッチのオフ(非入力)時にお
いて、直列接続体Yの複数接点を有するスイッチの入力
状態によって抵抗Aの値を上記検出電圧範囲内で自由に
設定できる。この直列接続体Yを複数並列に設置すれ
ば、複数接点を有するスイッチの入力の組み合わせによ
って抵抗Cの各抵抗値を同様に上記検出電圧範囲内で自
由に設定できる。
【0014】また、リモコンを複数設けたとき、タッチ
式の運転スイッチ単独入力時の検出レベルを、2線に直
列に挿入した抵抗Bによる検出電圧範囲の上限付近でに
設定すれば、いずれのリモコンのタッチ式の運転スイッ
チが入力されても、抵抗Bによる検出電圧範囲の上限付
近で制限できるため、いずれかの運転スイッチが入力さ
れたこと検出できる。
【0015】第2の課題解決手段により、遠隔制御部
は、抵抗Dを並列に接続しているため、本体制御部の電
圧制御部から電圧印加時に、タッチ式の運転スイッチの
入力状態(オン・オフ)に関係なく抵抗Dと、2線に直
列に挿入した抵抗Bの抵抗分割によって決まる電圧を電
圧測定部によって測定できるので、リモコンの接続の有
無が検出できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図に基づいて説
明する。
【0017】(実施例1)図2は本発明の第1の実施例
の給湯機の遠隔制御部(リモコン)の操作部外観図で、
1は給湯機の運転/停止を指示する運転スイッチ、2は
運転スイッチ1のオン/オフに従って点灯/消灯する運
転表示LED、3は給湯機の給湯温度を高/低の2段階
に切り換える複数接点を有する温度調節スイッチ、4は
温度調節スイッチ3が高設定(オン)にあることを表示
する高設定表示LED(表示素子)である。運転スイッ
チ1は操作(キー入力)時にのみにオン(接触)するタ
ッチ式のスイッチをもちいている。一方、温度調節スイ
ッチ4は操作毎にオン/オフが切り替わる機械(ロッ
ク)式のスイッチをもちいている。
【0018】図1は本発明の第1の実施例の遠隔制御装
置を給湯機へ応用した制御回路図で、リモコンおよび本
体制御部を示す。まず、リモコン部において、5はリモ
コンケーブルの接続端子、6はリモコン接続を無極性に
するために設けたブリッジダイオード、7はNPNトラ
ンジスタ、8はトランジスタ7のベース端子にカソード
側を接続した動作電圧10Vのゼナーダイオード8と抵
抗9とによって構成されるブロックを定電圧回路10と
する。11は運転表示LED2と直列に挿入した保護抵
抗、12は高設定表示LED(表示素子)4と直列に挿
入した保護抵抗であり、温度調節スイッチ3と高設定表
示LED(表示素子)4とを併せて直列接続体Xと呼
ぶ。13は温度調節スイッチ3の高設定表示LED(表
示素子)4と反対側接点によってリモコンケーブルの接
続端子5間に接続される抵抗Aであり、温度調節スイッ
チ3と抵抗A13とを併せて直列接続体Yと呼ぶ。14
は抵抗Cで、運転スイッチ1と直列に接続されている。
【0019】次に、本体制御部において、15はリモコ
ンケーブルの接続端子、16はリモコン部に電圧を供給
するトランジスタ、17は動作電圧10Vのゼナーダイ
オード、18は動作電圧20Vのゼナーダイオード、1
9はゼナーダイオード17のアノード端子に接続したト
ラジスタで、これらゼナーダイオード17、18とトラ
ンジスタ16、19で電圧制御部を構成している。ま
た、20は2線ケーブルに直列に挿入した抵抗(B)、
21は抵抗20に発生する電圧を測定する電圧測定部で
あるところのマイクロコンピュータ(以下マイコンと称
す)で、抵抗20の発生電圧はアナログ入力ポート(A
ポート)に、また、トランジスタ19のベース端子がデ
ジタル出力ポート(Oポート)にそれぞれ接続されてい
る。
【0020】22は、抵抗20の発生電圧をアナログ入
力ポート(Aポート)の入力可能電圧範囲内に保つため
の保護用ゼナーダイオードである。
【0021】つぎに上記構成において動作を説明する。
まず、停止時の動作を説明する。停止時、本体制御部
は、マイコン21のOポートが常時オンしており、トラ
ンジスタ19がオン、ゼナーダイオード17がオンし
て、トランジスタ16のベース電位は12Vに維持さ
れ、エミッタ電位もほぼ10Vに維持される。この電圧
がリモコン部の接続端子5に送られ、ブリッジダイオー
ド6を通るとその直流出力端子でほぼ8.5Vの電圧と
なる。しかし、運転スイッチ1が入力されておらず、温
度調節スイッチ3も非接触側であるため、リモコン部に
電流は流れず、本体制御部の抵抗(B)20にも流れる
電流は無く、電圧も発生しない。これが、マイコン21
のAポートに入力され、停止状態が検出される。ここで
ブリッジダイオード6は、リモコン部の接続端子5での
電圧極性方向にかかわらず、運転スイッチ1の接続側を
プラスにそろえる役割を果たし、リモコンケーブルの接
続方向に影響を受けない無極性を実現している。
【0022】次に、運転スイッチ1がオン(入力)され
たときの動作を説明する。運転スイッチ1がオンされる
と、リモコン部に電流が流れる。動作電圧10Vのゼナ
ーダイオード8はオフ状態のままで、トランジスタ7は
オフで、そのエミッタ端子に電圧が発生しない。そし
て、運転スイッチ1、抵抗C14を通って電流がながれ
る。この電流が、リモコンケーブルを通して本体制御部
の抵抗(B)20にながれ、その電流に応じた電圧が発
生し、これがマイコン21のAポートに入力され、運転
スイッチ1のオンが検出できる。
【0023】ここで、温度調節スイッチ3の状態検出に
ついて説明する。まず、温度調節スイッチ3がオフ(低
設定)のときは、抵抗(A)13には電流が流れない。
一方、温度調節スイッチ3がオン(高設定)のときは、
抵抗(A)13に電流が流れ、この電流が、リモコンケ
ーブルを通して本体制御部の抵抗(B)20に流れて、
その電流に応じた電圧が発生し、これがマイコン21の
Aポートに入力され、温度調節スイッチ3のオン(高設
定)が検出できる。
【0024】こうして運転スイッチ1を入力すると、本
体制御部がこれを検出し、マイコン21のOポート出力
から50Hzの周期でオン/オフを繰り返す信号が出力
される。Oポートがオフ時は、トランジスタ19がオフ
し、ゼナーダイオード17がオフし、かわりにゼナーダ
イオード19がオンしてトランジスタ16のベース電圧
は、20Vに上昇する。そして、トランジスタ16のエ
ミッタ電位もほぼ20Vに上昇して、リモコン部の接続
端子5にこの電圧が印加される。ブリッジダイオード6
の出力では約18.5Vの電圧となり、定電圧回路10
の動作電圧10Vのゼナーダイオード8がオンして、温
度調節スイッチ3のオン(高設定)側であれば、運転表
示LED2と高設定表示LED4が点灯する。このよう
にして、こうして運転スイッチ1の入力を本体制御部が
検出すると、マイコン21のOポートのオン/オフに同
期して高設定表示LED4が消灯/点灯を繰り返すが、
その周期が50Hzと高速のため、連続して点灯してい
るように見える。また、この期間中もマイコン21では
OポートのオンのタイミングでAポートから抵抗(B)
20の電圧を繰り返し入力しており、従って、温度調節
スイッチ4の変更や運転スイッチ1のオフにも即座に対
応することができる。
【0025】図3に上記それぞれのタイミングにおける
マイコン21のOポートの出力波形と、リモコン接続端
子5での電圧波形の関係を示す。図3(a)は、停止中
及び燃焼待機中の電圧波形で、マイコン21のOポート
はオンを維持し、リモコンの接続端子間には、約10V
の電圧が出力され、高設定表示LED4と運転表示LE
D2は消灯のままである。図3(b)は、運転オン中の
電圧波形で、マイコン21のOポートから50Hzの周
期でオン/オフするパルス信号が出力され、これに同期
してリモコンの接続端子間には10Vと20Vの電圧が
交互に発生し、20Vの電圧によって高設定表示LED
4と運転表示LED2が点灯する。
【0026】図4に、複数接点を有するスイッチ3と表
示素子4との直列接続体Xを2つ設けた場合を示してい
る。この場合は、複数接点を有する他方のスイッチ23
と複数接点を有するスイッチ3との入力の組み合わせに
よって抵抗A13と抵抗E24の各抵抗値を検出電圧範
囲内で自由に設定できる。
【0027】以上のように本実施例によれば、リモコン
部にマイコンを登載することなく動作電圧の異なるゼナ
ーダイオードとLEDの組み合わせ、および、それに対
応した電圧を発生し時分割で切り替える電圧制御部を設
けるだけで運転表示LED2、高設定表示3の点灯/消
灯が制御でき、また、リモコンラインに直列に挿入した
抵抗(B)20に発生する電圧を判定することで、運転
スイッチ1と温度調節スイッチ4の検出ができる無極性
2線接続のリモコンシステムが実現できる。
【0028】なお、本実施例では複数接点を有するスイ
ッチ3と表示素子4との直列接続体Xを2つ設ける構成
としたが、さらに直列接続体X,Yを並列に追加接続
し、本体制御部の電圧制御部にその数に対応した種類の
電圧を発生する構成を設ければ、遠隔表示部での表示の
種類を容易に増やすことができる。
【0029】(実施例2)図5は本発明の第2の実施例
の遠隔制御装置を給湯機へ応用したの制御回路図であ
る。
【0030】上記実施例1と同一部材には同一番号を付
している。リモコンケーブルの接続端子5間に抵抗
(D)25を付加している。
【0031】図6は本発明の遠隔制御部を増設リモコン
ZRとして応用した制御回路図である。上記実施例1と
同一部材には同一番号を付している。
【0032】増設リモコンZRは、リモコン端子(2接
点)5に図5のメインリモコンを並列して接続される。
【0033】つぎに上記構成において動作を説明する。
まず、停止時の動作を説明する。停止時、リモコンケー
ブルが正しく接続されていれば、本体制御部は、マイコ
ン21のOポートが常時オンしており、トランジスタ1
9がオン、ゼナーダイオード17がオンして、トランジ
スタ16のベース電位は12Vに維持され、エミッタ電
位もほぼ10Vに維持される。この電圧がリモコン部の
接続端子5に送られ、ブリッジダイオード6を通るとそ
の直流出力端子でほぼ8.5Vの電圧となる。ここで、
メインリモコン、増設リモコンZRのいずれも運転スイ
ッチ1が入力されいない場合、メインリモコンの温度調
節スイッチ3も非接触側であるときは、メインリモコン
の抵抗(D)25を介してリモコン部に電流が流れ、本
体制御部の抵抗(B)20には抵抗(D)25と抵抗
(B)20とで決まる電流が流れ、対応する電圧が発生
する。これが、マイコン21のAポートに入力され、メ
インリモコンのリモコンケーブルが正しく接続されてい
る状態が検出される。
【0034】もしも、メインリモコンが接続されておら
ず、増設リモコンZRのみが接続されている場合、運転
スイッチ1が入力されいない場合、増設リモコンZRに
は抵抗(D)25が無いためリモコン部に電流が流れ
ず、本体制御部の抵抗(B)20には電流が流れない。
従って対応する電圧も発生しない。これが、マイコン2
1のAポートに入力され、メインリモコンが正しく接続
されていないことが検出される。
【0035】
【発明の効果】以上の様に本発明の遠隔制御装置によれ
ば次の効果が得られる。
【0036】(1)シンプルな回路構成の2線リモコン
を安いコストで、しかも温度調節等のスイッチと表示素
子の増加に対して遠隔制御部と2線で接続される本体制
御部の電圧測定部のスイッチ検出レベルに制約を受けな
い。
【0037】(2)リモコンの増設に対して遠隔制御部
と2線で接続される本体制御部の電圧測定部のスイッチ
検出レベルに制約を受けない。
【0038】(3)リモコンケーブル接続工事の不具合
や、接続忘れや、ケーブル断線などに伴うリモコンの接
続の有無が判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の給湯機の遠隔制御部
(リモコン)および本体制御部の電気回路図
【図2】同実施例の給湯機の遠隔制御部(リモコン)の
操作部外観図
【図3】同実施例の電気回路のタイミングチャート
【図4】同実施例の給湯機の遠隔制御部(リモコン)お
よび本体制御部の他の電気回路図
【図5】本発明の第2の実施例の給湯機の遠隔制御部
(リモコン)および本体制御部の電気回路図
【図6】同実施例の給湯機の遠隔制御部(増設リモコ
ン)の電気回路図
【符号の説明】
1 タッチスイッチ 3 複数接点を有するスイッチ 4 表示素子 5 2接点 10 定電圧回路 13 抵抗A 14 抵抗C 16、17、18、19 電圧制御部 20 抵抗B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−39820(JP,A) 特開 平5−184086(JP,A) 特開 平5−133525(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 F23N 5/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2接点間に定電圧回路の入力側と、前記定
    電圧回路の出力側に設けた複数接点を有するスイッチの
    1つの接点と表示素子の直列接続体Xと、前記複数接点
    を有するスイッチの他方の接点と抵抗Aの直列接続体Y
    と、タッチスイッチと抵抗Cの直列接続体Zとを並列に
    接続して構成した遠隔制御部を備え、前記遠隔制御部の
    2接点と2線で接続される本体制御部は、前記2線間に
    前記定電圧回路の動作電圧より高い電圧と低い電圧とを
    時分割で切り替えて印加する電圧制御部と、前記2線に
    直列に挿入した抵抗Bと、前記抵抗Bに発生する電圧を
    測定する電圧測定部とを備えた遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】2接点間に、定電圧回路の入力側と、前記
    定電圧回路の出力側に設けた複数接点を有するスイッチ
    の1つの接点と表示素子の直列接続体Xと、前記複数接
    点を有するスイッチの他方の接点と抵抗Aの直列接続体
    Yと、タッチスイッチと抵抗Cの直列接続体Zと、抵抗
    Dとを並列に接続して構成した遠隔制御部を備え、前記
    遠隔制御部の2接点と2線で接続される本体制御部は、
    前記2線間に前記定電圧回路の動作電圧より高い電圧と
    低い電圧とを時分割で切り替えて印加する電圧制御部
    と、前記2線に直列に挿入した抵抗Bと、前記抵抗Bに
    発生する電圧を測定する電圧測定部とを備えた遠隔制御
    装置。
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