JPH0119504Y2 - - Google Patents
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- JPH0119504Y2 JPH0119504Y2 JP1983141765U JP14176583U JPH0119504Y2 JP H0119504 Y2 JPH0119504 Y2 JP H0119504Y2 JP 1983141765 U JP1983141765 U JP 1983141765U JP 14176583 U JP14176583 U JP 14176583U JP H0119504 Y2 JPH0119504 Y2 JP H0119504Y2
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- Japan
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- control
- operating device
- circuit
- control circuit
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- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 9
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
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- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業状の利用分野)
本考案は、給湯機、ふろ釜、空調機などの本体
と、これらを遠隔制御するための操作器との間の
接続ケーブルを2本とする2線式遠隔制御装置に
関する。
と、これらを遠隔制御するための操作器との間の
接続ケーブルを2本とする2線式遠隔制御装置に
関する。
(従来の技術)
電子制御回路を用いた給湯機、ふろ釜、空調機
などは、安全上あるいは特性上屋外や高所など、
実際の出湯あるいは適温環境の使用場所から隔た
つた場所に置かれるため、手元操作器を設置して
遠隔制御する場合が多い。この操作器に要求され
る機能は、電源スイツチのオン・オフ、温度の切
り替え、複数の操作器を用いる場合の優先操作器
の指定などの操作、あるいは動作状態の表示など
が必要であり、給湯機、空調機などの本体と手元
操作器との間の接続ケーブルは10芯〜20芯におよ
ぶ場合が多い。
などは、安全上あるいは特性上屋外や高所など、
実際の出湯あるいは適温環境の使用場所から隔た
つた場所に置かれるため、手元操作器を設置して
遠隔制御する場合が多い。この操作器に要求され
る機能は、電源スイツチのオン・オフ、温度の切
り替え、複数の操作器を用いる場合の優先操作器
の指定などの操作、あるいは動作状態の表示など
が必要であり、給湯機、空調機などの本体と手元
操作器との間の接続ケーブルは10芯〜20芯におよ
ぶ場合が多い。
しかも、上記本体と上記手元操作器の接続は家
庭などの設置現場で行なわれるため、誤配線ある
いは、接触不良などの事故が起こり易い。そのた
め、接続ケーブルの芯数を低減することが望まれ
ており、特開昭57−120027号公報によつて、電源
を周期的に手元操作器に送り、手元操作器の操作
によつてその電圧を変化させて、所望の温度制御
ができる2芯方式の制御装置が開示されている。
庭などの設置現場で行なわれるため、誤配線ある
いは、接触不良などの事故が起こり易い。そのた
め、接続ケーブルの芯数を低減することが望まれ
ており、特開昭57−120027号公報によつて、電源
を周期的に手元操作器に送り、手元操作器の操作
によつてその電圧を変化させて、所望の温度制御
ができる2芯方式の制御装置が開示されている。
(考案が解決しようとする課題)
従来の2芯方式では、操作器に送られる電源電
圧が一定でなく、近年の高度な機能を要求される
制御を行なうに不十分であり、依然として、操作
器の接続に関しては、それぞれに極性があり、逆
に接続することができない。
圧が一定でなく、近年の高度な機能を要求される
制御を行なうに不十分であり、依然として、操作
器の接続に関しては、それぞれに極性があり、逆
に接続することができない。
本考案は、操作器に送られる同期電源の電圧を
一定に保つた上で、接続ケーブルの極性に区別を
する必要のない遠隔制御装置を提供することがで
きる。
一定に保つた上で、接続ケーブルの極性に区別を
する必要のない遠隔制御装置を提供することがで
きる。
(課題を解決するための手段)
本考案は、制御対象である本体と、上記本体か
ら隔たつた場所に設置された1つ叉は複数の操作
器と、上記本体と上記操作器を接続する2芯の接
続ケーブルとからなり、上記本体側の制御回路中
に、直流電力発生回路と、制御回路と、操作器の
状態を読み取る手段と、操作器に制御の状態を伝
達する手段と、上記操作器の状態を読み取る手段
と操作器に制御の状態を伝達する手段とが動作す
る期間と上記直流電力発生回路からの直流電力を
伝達する期間を一定の周期で交互に切り換えその
出力をオープンコレクタで行なう手段を有し、上
記操作器に、全波整流器と、上記本体から送られ
た電力を一時的に蓄えるコンデンサと、制御対象
の状態を変化させる手段と、上記制御回路から伝
達された制御の状態を表示する手段とを有すし、
上記全波整流器の交流端子に、上記制御回路のオ
ープンコレクタ出力に接続し、上記全波整流器の
直流端子に、制御対象の状態を変化させる手段の
出力と、制御の状態を表示する手段と、逆流防止
のダイオードを介して上記コンデンサを接続した
2線式遠隔制御装置である。このときに、上記制
御回路に、上記操作器の状態を読みとる期間と制
御状態を伝送する期間を設け、上記操作器に、制
御対象の状態を変化させる手段として、複数のス
イツチとそのスイツチの状態を一時的に記憶する
回路とその出力としてオープンコレクタ出力を用
い、制御状態を表示する手段として、制御状態を
一時的に記憶する回路を用い、上記制御回路から
送られた周期的な直流電力を、上記コンデンサに
一時的に蓄え上記操作器の回路の電源として用い
るとともに、上記記憶回路のリセツト信号として
用いれば、複雑な操作を行なう操作器を2線で接
続でき、好ましい。さらに、上記操作器に送られ
る周期的な直流電力の電圧と、上記操作器の状態
を読みとる電圧とに異なる電圧を用いれば、制御
回路の構成を簡単にすることができ、さらに好ま
しい。
ら隔たつた場所に設置された1つ叉は複数の操作
器と、上記本体と上記操作器を接続する2芯の接
続ケーブルとからなり、上記本体側の制御回路中
に、直流電力発生回路と、制御回路と、操作器の
状態を読み取る手段と、操作器に制御の状態を伝
達する手段と、上記操作器の状態を読み取る手段
と操作器に制御の状態を伝達する手段とが動作す
る期間と上記直流電力発生回路からの直流電力を
伝達する期間を一定の周期で交互に切り換えその
出力をオープンコレクタで行なう手段を有し、上
記操作器に、全波整流器と、上記本体から送られ
た電力を一時的に蓄えるコンデンサと、制御対象
の状態を変化させる手段と、上記制御回路から伝
達された制御の状態を表示する手段とを有すし、
上記全波整流器の交流端子に、上記制御回路のオ
ープンコレクタ出力に接続し、上記全波整流器の
直流端子に、制御対象の状態を変化させる手段の
出力と、制御の状態を表示する手段と、逆流防止
のダイオードを介して上記コンデンサを接続した
2線式遠隔制御装置である。このときに、上記制
御回路に、上記操作器の状態を読みとる期間と制
御状態を伝送する期間を設け、上記操作器に、制
御対象の状態を変化させる手段として、複数のス
イツチとそのスイツチの状態を一時的に記憶する
回路とその出力としてオープンコレクタ出力を用
い、制御状態を表示する手段として、制御状態を
一時的に記憶する回路を用い、上記制御回路から
送られた周期的な直流電力を、上記コンデンサに
一時的に蓄え上記操作器の回路の電源として用い
るとともに、上記記憶回路のリセツト信号として
用いれば、複雑な操作を行なう操作器を2線で接
続でき、好ましい。さらに、上記操作器に送られ
る周期的な直流電力の電圧と、上記操作器の状態
を読みとる電圧とに異なる電圧を用いれば、制御
回路の構成を簡単にすることができ、さらに好ま
しい。
(作用)
操作器に送られる周期的な電源電圧が一定であ
り、制御の命令の電圧が一定となり、制御が正確
に行えるほか、表示器を一定の状態で駆動でき、
さらに複雑な制御命令を発生させることもでき
る。
り、制御の命令の電圧が一定となり、制御が正確
に行えるほか、表示器を一定の状態で駆動でき、
さらに複雑な制御命令を発生させることもでき
る。
また、操作器の入力側に全波整流器を挿入した
ことで、本体の操作器への接続が逆となつても、
操作器の電源の極性は常に同じである。
ことで、本体の操作器への接続が逆となつても、
操作器の電源の極性は常に同じである。
(実施例 1)
第1図は本考案の1実施例であり、第1図にお
いて、Aは給湯機等の本体部分に設置され、台所
や風呂場等に設置される手元操作機Bとの間で2
本の電線17,18を通して制御信号を送受信し
て遠隔制御するための本体回路の構成図である。
1は直流電源であり、100VAC電源から降圧全波
整流することなどにより得る。3,4,7,1
0,20,23,24,28,29,32、は抵
抗器、2,5,9,26,31、はトランジス
タ、6,11,12,13,22,27は定電圧
ダイオード、14,33はダイオード、21,2
5,30、は発光ダイオードであり、19は本考
案の具体的な構成の主要部分を成す全波整流器で
ある。34はコンデンサ、35は可変抵抗器であ
る。8は矩形波発生器、15は手元操作器からの
制御信号をデジタル制御回路8のタイマー信号に
応じてサンプルホールドして燃焼制御回路16の
制御指示設定を行なうためのサンプルホールド回
路である。X,X′は手元操作器の接続点である。
いて、Aは給湯機等の本体部分に設置され、台所
や風呂場等に設置される手元操作機Bとの間で2
本の電線17,18を通して制御信号を送受信し
て遠隔制御するための本体回路の構成図である。
1は直流電源であり、100VAC電源から降圧全波
整流することなどにより得る。3,4,7,1
0,20,23,24,28,29,32、は抵
抗器、2,5,9,26,31、はトランジス
タ、6,11,12,13,22,27は定電圧
ダイオード、14,33はダイオード、21,2
5,30、は発光ダイオードであり、19は本考
案の具体的な構成の主要部分を成す全波整流器で
ある。34はコンデンサ、35は可変抵抗器であ
る。8は矩形波発生器、15は手元操作器からの
制御信号をデジタル制御回路8のタイマー信号に
応じてサンプルホールドして燃焼制御回路16の
制御指示設定を行なうためのサンプルホールド回
路である。X,X′は手元操作器の接続点である。
第1図の回路の構成を第3図の2芯ケーブルの
電線17,18間に生じる信号波形を参照してさ
らに説明する。矩形波発生器8に駆動されるトラ
ンジスタ5のオンオフ動作により、トランジスタ
2はオンオフ動作を行なう。即ちトランジスタ5
がオンのとき、トランジスタ2もオンとなり、ト
ランジスタ5がオフのときトランジスタ2もオフ
となる。電線17,18間に生じる電圧は、トラ
ンジスタ2がオンのとき、第3図のeレベルの電
圧(時刻t2〜t3)を発生し、トランジスタ2
がオフのときdレベルの電圧(時刻t1〜t2)
を発生を発生する。ここで定電圧ダイオード6の
導通電圧値は第3図中のcレベルに設定されてお
り、d<c<eの関係を満たしている。eレベル
は定電圧ダイオード11,12,13の導通電圧
によつて決まり、その電圧を定電圧ダイオード2
2,27で受けてLED25,30の点灯制御を
行なうため11,12,13,22,27の導通
電圧はcレベル以上に選定してある。
電線17,18間に生じる信号波形を参照してさ
らに説明する。矩形波発生器8に駆動されるトラ
ンジスタ5のオンオフ動作により、トランジスタ
2はオンオフ動作を行なう。即ちトランジスタ5
がオンのとき、トランジスタ2もオンとなり、ト
ランジスタ5がオフのときトランジスタ2もオフ
となる。電線17,18間に生じる電圧は、トラ
ンジスタ2がオンのとき、第3図のeレベルの電
圧(時刻t2〜t3)を発生し、トランジスタ2
がオフのときdレベルの電圧(時刻t1〜t2)
を発生を発生する。ここで定電圧ダイオード6の
導通電圧値は第3図中のcレベルに設定されてお
り、d<c<eの関係を満たしている。eレベル
は定電圧ダイオード11,12,13の導通電圧
によつて決まり、その電圧を定電圧ダイオード2
2,27で受けてLED25,30の点灯制御を
行なうため11,12,13,22,27の導通
電圧はcレベル以上に選定してある。
トランジスタ2がオフの状態(時刻t1〜t2)で
は、定電圧ダイオード6の導通電圧(レベルc)
が抵抗7と35とで分圧され線路17,18間に
は、第3図のレベルdの電圧が発生する。可変抵
抗器35は出湯温度の設定などリニア信号の設定
を行なうものであるため、時刻t1〜t2の期間では
可変抵抗器35と並列に電流の流れる回路が形成
されることは望ましくない。そのため、LEDの
電源を形成するコンデンサ34の電圧が動作中、
第3図のcレベル以下にならないようにコンデン
サ34の容量、抵抗32の抵抗値などを決めてい
る。
は、定電圧ダイオード6の導通電圧(レベルc)
が抵抗7と35とで分圧され線路17,18間に
は、第3図のレベルdの電圧が発生する。可変抵
抗器35は出湯温度の設定などリニア信号の設定
を行なうものであるため、時刻t1〜t2の期間では
可変抵抗器35と並列に電流の流れる回路が形成
されることは望ましくない。そのため、LEDの
電源を形成するコンデンサ34の電圧が動作中、
第3図のcレベル以下にならないようにコンデン
サ34の容量、抵抗32の抵抗値などを決めてい
る。
動作はt1〜t2の期間では電線17,18間に生
じる電圧が定電圧ダイオード6で決まる基準電圧
が抵抗7と可変抵抗35に分圧され、可変抵抗3
5の両端電圧として与えられるため可変抵抗35
を変化することにより出湯温度の設定値とするこ
とができる。この期間の電圧は信号制御回路15
の回路部分でサンプルホールドされ、燃焼制御回
路16に与えられ所定の燃焼動作を行なう。つぎ
にトランジスタ2がオンの期間では燃焼制御回路
16からの燃焼制御状態を示す信号を信号制御回
路15で受け、それに応じて導通電圧値の異なつ
た定電圧ダイオード11,12,13のどれかを
接地状態とする。トランジスタ9は定電圧回路を
形成しているため、トランジスタ9のエミツタに
は上記接地された定電圧ダイオードの電圧値によ
つて決まる電圧が生じダイオード14を通して電
線17,18間には第3図のeレベルの電圧が生
じる。この電圧は定電圧ダイオード22,27に
より検出され、eレベルの電圧以下の場合、eレ
ベル以下の導通電圧の定電圧ダイオードがベース
に接続されたトランジスタ(26,31のうち1
ケ叉は2ケ)が導通になりLED(25,30のう
ち1ケ叉は2ケ)が点灯し、検出電圧がeレベル
の電圧以上の場合はLEDは点灯しない。この場
合抵抗7,35,32は十分インピーダンスが高
いためトランジスタ9により発生されたLED点
灯用信号であるeレベルの電圧はその値以下に低
下するなどの影響は受けていない。
じる電圧が定電圧ダイオード6で決まる基準電圧
が抵抗7と可変抵抗35に分圧され、可変抵抗3
5の両端電圧として与えられるため可変抵抗35
を変化することにより出湯温度の設定値とするこ
とができる。この期間の電圧は信号制御回路15
の回路部分でサンプルホールドされ、燃焼制御回
路16に与えられ所定の燃焼動作を行なう。つぎ
にトランジスタ2がオンの期間では燃焼制御回路
16からの燃焼制御状態を示す信号を信号制御回
路15で受け、それに応じて導通電圧値の異なつ
た定電圧ダイオード11,12,13のどれかを
接地状態とする。トランジスタ9は定電圧回路を
形成しているため、トランジスタ9のエミツタに
は上記接地された定電圧ダイオードの電圧値によ
つて決まる電圧が生じダイオード14を通して電
線17,18間には第3図のeレベルの電圧が生
じる。この電圧は定電圧ダイオード22,27に
より検出され、eレベルの電圧以下の場合、eレ
ベル以下の導通電圧の定電圧ダイオードがベース
に接続されたトランジスタ(26,31のうち1
ケ叉は2ケ)が導通になりLED(25,30のう
ち1ケ叉は2ケ)が点灯し、検出電圧がeレベル
の電圧以上の場合はLEDは点灯しない。この場
合抵抗7,35,32は十分インピーダンスが高
いためトランジスタ9により発生されたLED点
灯用信号であるeレベルの電圧はその値以下に低
下するなどの影響は受けていない。
以上の動作から明かなように動作期間中の電流
はAからBの方へのみ流れるため、動作的には全
波整流器19の有無は全く関係ない。(全波整流
器19が無い場合は接点Xを19の+極性端に、
X′を−極性端子に接続する。ところが給湯器本
体とリモコンの接続は家庭などの設置現場で行な
われるため、接続極性が決つていると接続ミスが
生じる恐れがある。全波整流器19を接続すると
XX′での接続は電線17側と18側とを入れかえ
て接続しても問題なく誤接続を生じることはな
い。
はAからBの方へのみ流れるため、動作的には全
波整流器19の有無は全く関係ない。(全波整流
器19が無い場合は接点Xを19の+極性端に、
X′を−極性端子に接続する。ところが給湯器本
体とリモコンの接続は家庭などの設置現場で行な
われるため、接続極性が決つていると接続ミスが
生じる恐れがある。全波整流器19を接続すると
XX′での接続は電線17側と18側とを入れかえ
て接続しても問題なく誤接続を生じることはな
い。
(実施例 2)
第2図は本考案の別の給湯機遠隔制御の実施例
である。この制御信号は第4図に示すように時刻
t6〜t13間に発生したような“0”と“1”の電圧
レベルの組合せで成るデジタル信号である。時刻
t5〜時刻t6の期間で発生する上記信号レベルより
高い電圧は操作器Bのタイマおよびシフトレジス
タ機能を有した信号制御回路40中のICや、表
示用LED48,49,50点灯等などの電源を
作成するための電圧であると共に、t6〜t13までの
制御信号の開始点(時刻t6)を設定するためのリ
セツト信号として用いている。38はタイマー機
能を有したデジタル制御回路、37はトランジス
タ、39は信号のサンプルホールド回路、43,
44,45,46,47、はロジツクインバー
タ、48,49,50は表示発光用LED,51,
52,53は抵抗、54,55は動作指示設定用
のスイツチである。
である。この制御信号は第4図に示すように時刻
t6〜t13間に発生したような“0”と“1”の電圧
レベルの組合せで成るデジタル信号である。時刻
t5〜時刻t6の期間で発生する上記信号レベルより
高い電圧は操作器Bのタイマおよびシフトレジス
タ機能を有した信号制御回路40中のICや、表
示用LED48,49,50点灯等などの電源を
作成するための電圧であると共に、t6〜t13までの
制御信号の開始点(時刻t6)を設定するためのリ
セツト信号として用いている。38はタイマー機
能を有したデジタル制御回路、37はトランジス
タ、39は信号のサンプルホールド回路、43,
44,45,46,47、はロジツクインバー
タ、48,49,50は表示発光用LED,51,
52,53は抵抗、54,55は動作指示設定用
のスイツチである。
動作はデジタル制御回路38の指示によりトラ
ンジスタ5が第5図の時刻t5〜t6の期間でオン、
時刻t6〜t7の期間でオフとなる動作を交互にくり
返す。トランジスタ2のオンの期間t5〜t6ではダ
イオード14を通して直流電源1の電圧がそのま
ま線路17,18から操作器Bに印加される。そ
してコンデンサ34に充電平滑されて、ICを使
用した信号制御回路40の制御回路および表示用
LED48,49,50などの駆動電源となる。
特にICの電源として用いる場合は定電圧特性を
有することが必要で、その場合はコンデンサ34
の両端子はさらに定電圧回路を介してICの電源
端子に接続される。
ンジスタ5が第5図の時刻t5〜t6の期間でオン、
時刻t6〜t7の期間でオフとなる動作を交互にくり
返す。トランジスタ2のオンの期間t5〜t6ではダ
イオード14を通して直流電源1の電圧がそのま
ま線路17,18から操作器Bに印加される。そ
してコンデンサ34に充電平滑されて、ICを使
用した信号制御回路40の制御回路および表示用
LED48,49,50などの駆動電源となる。
特にICの電源として用いる場合は定電圧特性を
有することが必要で、その場合はコンデンサ34
の両端子はさらに定電圧回路を介してICの電源
端子に接続される。
トランジスタ2のオフ期間t6〜t13においては、
定電圧タイオード6で電圧が制限され、ピーク電
圧がt5〜t6の期間より低下する。その電圧はさら
にタイマ機能を有する制御回路38により駆動さ
れるトランジスタ37のオンオフによりデジタル
信号に変換される。デジタル制御回路38からト
ランジスタ37に与えられる駆動信号は燃焼制御
回路16の制御状態により決められる。デジタル
制御回路38はさらに操作器Bからの指示設定信
号をサンプルホールド回路39でサンプリングす
るタイミングを与える。本体回路Aで発生された
t6〜t13期間の信号はさらに操作器Bにおいて、ス
イツチ54,55のオン・オフ状態により変調さ
れ結合されて制御指示、表示信号となる。この動
作は第4図の時刻t6で信号制御回路40はその中
に組み込まれたタイマーがリセツトされ、デジタ
ル制御回路38と同じ周期で動作し第4図のt6〜
t13信号に従つて信号制御回路40の出力即ちロ
ジツクインバータ43〜47の入力がシフトレジ
スター機能によつて経時的にシフトされる。そし
てロジツクインバータ43〜45の入力分にいて
は次の制御信号が伝送されてくるまでの間ラツチ
され、制御状態に相当するランプを安定に点灯す
る(例えば燃焼中を表示する)。さらに該インバ
ータ46,47については信号制御回路40から
の“1”レベルの信号が入力端子に印加されてい
る間、その出力は“0”レベルとなり、もしスイ
ツチ54,55がオン状態にセツトされておれば
その期間の信号が“0”レベルに引かれ、オフ状
態にセツトされておれば“1”レベルに保たれ
る。この期間は例えばロジツクインバータ46の
入力はt11〜t12、ロジツクインバータ47の入力
はt12〜t13の期間で“1”レベルにする。この部
分の信号はサンプルホールド回路39の回路で
各々サンプルホールドされて、燃焼制御回路16
の指示設定回路として用いられている。
定電圧タイオード6で電圧が制限され、ピーク電
圧がt5〜t6の期間より低下する。その電圧はさら
にタイマ機能を有する制御回路38により駆動さ
れるトランジスタ37のオンオフによりデジタル
信号に変換される。デジタル制御回路38からト
ランジスタ37に与えられる駆動信号は燃焼制御
回路16の制御状態により決められる。デジタル
制御回路38はさらに操作器Bからの指示設定信
号をサンプルホールド回路39でサンプリングす
るタイミングを与える。本体回路Aで発生された
t6〜t13期間の信号はさらに操作器Bにおいて、ス
イツチ54,55のオン・オフ状態により変調さ
れ結合されて制御指示、表示信号となる。この動
作は第4図の時刻t6で信号制御回路40はその中
に組み込まれたタイマーがリセツトされ、デジタ
ル制御回路38と同じ周期で動作し第4図のt6〜
t13信号に従つて信号制御回路40の出力即ちロ
ジツクインバータ43〜47の入力がシフトレジ
スター機能によつて経時的にシフトされる。そし
てロジツクインバータ43〜45の入力分にいて
は次の制御信号が伝送されてくるまでの間ラツチ
され、制御状態に相当するランプを安定に点灯す
る(例えば燃焼中を表示する)。さらに該インバ
ータ46,47については信号制御回路40から
の“1”レベルの信号が入力端子に印加されてい
る間、その出力は“0”レベルとなり、もしスイ
ツチ54,55がオン状態にセツトされておれば
その期間の信号が“0”レベルに引かれ、オフ状
態にセツトされておれば“1”レベルに保たれ
る。この期間は例えばロジツクインバータ46の
入力はt11〜t12、ロジツクインバータ47の入力
はt12〜t13の期間で“1”レベルにする。この部
分の信号はサンプルホールド回路39の回路で
各々サンプルホールドされて、燃焼制御回路16
の指示設定回路として用いられている。
以上の動作で明らかなように、操作器Bの全波
整流器出力の「+」極性端子電位は本体側に相当
する入力側の「+」極性端子に比べて高電位にな
ることはなく、全波整流器19を用いないで極性
を合わせて、AとBを2線路で直結した場合と等
しい。したがつて、第1図の実施例と同様に全波
整流器19の接続により、AとBの接続ケーブル
の極性を考慮する必要はなくなることは明らかで
ある。
整流器出力の「+」極性端子電位は本体側に相当
する入力側の「+」極性端子に比べて高電位にな
ることはなく、全波整流器19を用いないで極性
を合わせて、AとBを2線路で直結した場合と等
しい。したがつて、第1図の実施例と同様に全波
整流器19の接続により、AとBの接続ケーブル
の極性を考慮する必要はなくなることは明らかで
ある。
(考案の効果)
以上に述べたように、本考案により、操作器に
送られる同期電源の電圧を一定に保つので、制御
の精度が高く、接続ケーブルの極性に区別する必
要がないので接続の作業の容易な遠隔制御装置を
提供することができた。
送られる同期電源の電圧を一定に保つので、制御
の精度が高く、接続ケーブルの極性に区別する必
要がないので接続の作業の容易な遠隔制御装置を
提供することができた。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図、第3図は
本考案の一実施例を説明するための信号波形図、
第4図は本考案の他の実施例を説明するための信
号波形図である。 符号の説明、1……直流電源、2,5,9,2
6,31,37……トランジスタ、3,4,7,
10,20,23,24,28,29,32,5
1,52,53……抵抗、6,11,12,1
3,22,27……定電圧ダイオード、8……矩
形波発生器、14,33……ダイオード、15…
…信号制御回路、16……燃焼制御回路、17,
18……2芯ケーブルの電線、19……全波整流
器、21,25,30,48,49,50……表
示用LED、34……コンデンサ、35……可変
抵抗、38……デジタル制御回路、39……サン
プルホールド回路、40……信号制御回路、4
3,44,45,47……ロジツクインバータ、
54,55……スイツチ、A……本体、B……操
作器。
図は本考案の他の実施例を示す回路図、第3図は
本考案の一実施例を説明するための信号波形図、
第4図は本考案の他の実施例を説明するための信
号波形図である。 符号の説明、1……直流電源、2,5,9,2
6,31,37……トランジスタ、3,4,7,
10,20,23,24,28,29,32,5
1,52,53……抵抗、6,11,12,1
3,22,27……定電圧ダイオード、8……矩
形波発生器、14,33……ダイオード、15…
…信号制御回路、16……燃焼制御回路、17,
18……2芯ケーブルの電線、19……全波整流
器、21,25,30,48,49,50……表
示用LED、34……コンデンサ、35……可変
抵抗、38……デジタル制御回路、39……サン
プルホールド回路、40……信号制御回路、4
3,44,45,47……ロジツクインバータ、
54,55……スイツチ、A……本体、B……操
作器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 制御対象である本体と、上記本体から異なつ
た場所に設置された1つ叉は複数の操作器と、
上記本体と上記操作器を接続する2芯の接続ケ
ーブルとからなり、上記本体側の制御回路中
に、直流電力発生回路と、制御回路と、操作器
の状態を読み取る手段と、操作器に制御の状態
を伝達する手段と、上記操作器の状態を読み取
る手段と操作器に制御の状態を伝達する手段と
が動作する期間と上記直流電力発生回路からの
直流電力を伝達する期間を一定の周期で交互に
切り換えその出力をオープンコレクタで行なう
手段を有し、上記操作器に、全波整流器と、上
記本体から送られた電力を一時的に蓄えるコン
デンサと、制御対象の状態を変化させる手段
と、上記制御回路から伝達された制御の状態を
表示する手段とを有し、上記全波整流器の交流
端子に、上記制御回路のオープンコレクタ出力
に接続し、上記全波整流器の直流端子に、制御
対象の状態を変化させる手段の出力と、制御の
状態を表示する手段と、逆流防止のダイオード
を介して上記コンデンサを接続した2線式遠隔
制御装置。 2 上記制御回路に、上記操作器の状態を読み取
る周期と制御状態を伝送する期間を設け、上記
操作器に、制御対象の状態を変化させる手段と
して、複数のスイツチとそのスイツチの状態を
一時的に記憶する回路とその出力としてオープ
ンコレクタ出力を用い、制御状態を表示する手
段として、制御状態を一時的に記憶する回路を
用い、上記制御回路から送られた周期的な直流
電力を、上記コンデンサに一時的に蓄え上記操
作器の回路の電源として用いるとともに、上記
記憶回路のリセツト信号として用いる請求項1
記載の2線式遠隔制御装置。 3 上記操作器に送られる周期的な直流電力の電
圧と、上記操作器の状態を読み取る電圧及び制
御回路から送られる制御状態を示す信号電圧が
異なる請求項2記載の2線式遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14176583U JPS6050584U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 2線式遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14176583U JPS6050584U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 2線式遠隔制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6050584U JPS6050584U (ja) | 1985-04-09 |
JPH0119504Y2 true JPH0119504Y2 (ja) | 1989-06-06 |
Family
ID=30316973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14176583U Granted JPS6050584U (ja) | 1983-09-13 | 1983-09-13 | 2線式遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050584U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61240799A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の信号伝送装置 |
JP4567153B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2010-10-20 | 株式会社アイオイ・システム | 二線式遠隔制御システム及び二線式表示装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440303A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-29 | Borg Warner | Improved heat exchanger |
JPS5574246A (en) * | 1978-11-29 | 1980-06-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Signal delivery system |
JPS57120027A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-26 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Double-wire combustion controller |
JPS57127394A (en) * | 1981-11-13 | 1982-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Time division multiplex transmission system |
JPS5925497A (ja) * | 1982-08-03 | 1984-02-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 遠隔制御回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033641Y2 (ja) * | 1978-11-02 | 1985-10-07 | 松下電器産業株式会社 | 信号重畳装置 |
-
1983
- 1983-09-13 JP JP14176583U patent/JPS6050584U/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5440303A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-29 | Borg Warner | Improved heat exchanger |
JPS5574246A (en) * | 1978-11-29 | 1980-06-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Signal delivery system |
JPS57120027A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-26 | Yamatake Honeywell Co Ltd | Double-wire combustion controller |
JPS57127394A (en) * | 1981-11-13 | 1982-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Time division multiplex transmission system |
JPS5925497A (ja) * | 1982-08-03 | 1984-02-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 遠隔制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6050584U (ja) | 1985-04-09 |
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