JPH08251679A - 2線式リモコン装置 - Google Patents

2線式リモコン装置

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JPH08251679A
JPH08251679A JP5149295A JP5149295A JPH08251679A JP H08251679 A JPH08251679 A JP H08251679A JP 5149295 A JP5149295 A JP 5149295A JP 5149295 A JP5149295 A JP 5149295A JP H08251679 A JPH08251679 A JP H08251679A
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JP
Japan
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signal
negative pulse
voltage
pulse
light emitting
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Pending
Application number
JP5149295A
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English (en)
Inventor
Tei Nishida
禎 西田
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R B CONTROLS KK
Original Assignee
R B CONTROLS KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御部2から操作部3に送信する所定電圧の
基準信号に対して正パルス信号を重畳させる回路22と
負パルス信号を重畳させる回路23とを設け、操作部3
に、電源スイッチ31がオンすると発光する第1の発光
ダイオード35と、負パルスの重畳によるフォトカプラ
4のオンで発光する第2の発光ダイオード36と、正パ
ルスの重畳によるフォトカプラ5のオンで発光する第3
の発光ダイオード37とを設けた。 【効果】 パルス波形が歪んだり多少の電圧降下が生じ
ても各発光ダイオードを発光させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器等の本体に設け
られ本体の作動制御を行なう制御部と該制御部の作動を
遠隔操作する操作部とを2本のケーブルで連結した2線
式リモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば給湯器は安全性やスペース効率の
観点から屋外に設置する場合があり、該給湯器から台所
・浴室・洗面所といった屋内の各所に配管され、給湯が
行なわれる。またこれら各所に操作部を設置し、屋外に
離れた給湯器側の状態を各操作部に表示させると共に、
各操作部を介して給湯温度の調節等の操作を行なうよう
に構成されている。このような制御を行なうためには給
湯器側の制御部と操作部とをケーブルで連結し、リモコ
ン装置を構成する必要があるが、多数本のケーブルで両
者を接続すると施工工数が増加したり誤配線のおそれが
生じる。そこで、制御部と操作部とを2本のケーブルで
連結したリモコン装置が従来から知られており、例えば
実公平1−19504号公報により、本体側の状態を表
示する複数個の発光ダイオードを操作部に設け、2本の
ケーブルを介して制御部から操作部へ電圧を複数段に切
替えた信号を送信し、操作部で各電圧を検出して各発光
ダイオードを個別に発光させ、あるいは信号をパルス状
にすると共にパルス間隔を複数に切替え、パルス間隔を
検出して各発光ダイオードを個別に発光させるようにし
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のもののよう
に、信号の電圧を複数段に切替えることにより発光ダイ
オードを個別に発光させるようにすると、信号の電圧を
正確に維持しなければならず、そのためケーブルでの電
圧降下等の原因で操作部に受信された時点での信号の電
圧が変化すると複数段の各電圧を正確に検出できない場
合が生じる。一方、パルス間隔を切替えるものでは、パ
ルス間隔を検知するためタイマ回路やカウンタ回路等か
らなる比較的複雑な検出回路を操作部に設けなければな
らず、操作部の製造コストが高くなるという不具合が生
じる。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、多
少の電圧降下が生じても制御部からの信号を比較的簡単
な回路で確実に受信することのできる2線式リモコン装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、本体に設けられた制御部と本体
から離れた位置に設置されら操作部との間を2本のケー
ブルで接続した2線式リモコン装置において、上記制御
部に、2本のケーブルを介して操作部に送信する所定電
圧の基準信号に対して本体側の状態に応じて正パルス信
号及び負パルス信号を重畳させる正パルス重畳手段と負
パルス重畳手段とを設けると共に、操作部に、制御部か
ら送信された信号に重畳された正パルスを検知して表示
する正パルス検知手段と負パルスを検知して表示する負
パルス検知手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、上記操作部に可変抵抗器を介設した調節回路
を設け、上記制御部に調節回路の閉成と可変抵抗器の抵
抗値とを検知する手段を設けて調節回路の閉成時に負パ
ルス重畳手段を作動させるようにすると共に、操作部に
上記負パルス検知手段の表示を遅延させる遅延手段を設
けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、操作部は制御部から送信
されてくる信号の電圧が具体的に何ボルトであるかを検
知しなくても、基準信号に対して正パルス及び負パルス
が重畳されているかを検知するだけでよく、従って、基
準信号に対する各パルスの大きさやパルス波形が多少変
化し、あるいはケーブルでの電圧降下により信号の電圧
が全体的に多少降下してもパルスが重畳されているか否
かを検知できなくなるようなことはない。
【0008】ところで、負パルスが重畳されたときの信
号の電圧を十分に低く設定すると、例えば負パルスの検
知によって発光ダイオードを発光させるように接続して
いても、信号の電圧が低いため発光ダイオードが発光し
ない。このように発光ダイオードが発光しない状態で可
変抵抗器の抵抗値を制御部が読み取るようにすると、発
光ダイオードへの通電の影響を受けることなく正確に可
変抵抗器の設定値を読み取ることができる。但し、その
ままでは負パルスが重畳されていることを検知しても発
光ダイオードが発光しないので、操作部に入力される信
号が少なくとも基準信号の電圧まで上昇した時点まで発
光ダイオードの発光を遅延させるようにした。
【0009】
【実施例】図1を参照して、1は給湯器であり、例えば
台所・浴室・洗面所等に取り付けられた蛇口11(11
a,11b,11c,・・・)から給湯するものであ
る。該給湯器1の作動は給湯器1に内蔵された制御部2
によって行なわれる。ところで、該給湯器1は安全性や
スペース確保の観点から屋外等の比較的離れた位置に設
けられ、出湯温度の調節等の操作は屋内の各所に設けら
れた複数の操作部3(3a,3b,3c,・・・)を介
して行なわれる。
【0010】図2に示すように、制御部2はバーナへの
ガス供給量を増減制御する電磁比例制御弁やガス供給量
に応じて燃焼空気の供給量を調整するファン(共に図示
せず)の作動制御を行なうマイクロコンピュータ21を
備えている。該マイクロコンピュータ21には所定電圧
の基準信号を出力する信号線24・25が接続されてい
る。また、マイクロコンピュータ21からの信号を受け
て正パルスを発生させる発振部22と負パルスを発生さ
せる発振部23とが共に信号線24に接続されている。
マイクロコンピュータ21は給湯器1内での異常発生を
検知すると発振部22に信号を送り正パルスを基準信号
に重畳させる。また、複数の操作部3の内の優先状態に
ある操作部3に対しては、発振部23で発生した負パル
スを重畳させた信号を送信する。このように基準信号に
対して負パルスを重畳させた信号は図3に示す波形とな
り、正パルスを重畳させた信号は図4に示す波形とな
る。本実施例では基準信号の電圧をVbとし、正パルス
と負パルスの信号電圧を共にVhに設定した。従って、
負パルスが重畳されると信号の電圧はVm(=Vb−V
h)になる。尚、26は信号線24に直列に介設された
分圧抵抗であり、該分圧抵抗26の両端電圧は分圧検知
部27により検知され、その結果はマイクロコンピュー
タ21に入力される。
【0011】一方、図2に示すように、操作部3は制御
部2に対して2本のケーブルKを介して接続され、一方
のケーブルKに接続されるライン3aには電源スイッチ
31が直列に介設され、更に該ライン3aと他方のケー
ブルKに接続されるライン3bとの間には優先スイッチ
32と可変抵抗器33とが直列に並んで接続されてい
る。電源スイッチ31をオンした状態で優先スイッチ3
2をオンにすると、上記制御部2内の分圧抵抗26の両
端電圧は分圧抵抗26の抵抗値と可変抵抗器33の抵抗
値とで規定される分圧に減少するので、分圧検知部27
からの信号によりマイクロコンピュータ21は操作部3
の優先スイッチ32がオンにされたことを検知すること
ができる。また、その状態で可変抵抗器33の抵抗値を
変化させると分圧抵抗26の両端電圧が変化するので、
マイクロコンピュータ21はその両端電圧の変化から可
変抵抗器33の抵抗値を検知することができる。従っ
て、可変抵抗器33で出湯温度を調節できる。
【0012】ところで、ライン3a・3bはダイオード
ブリッジ34に接続され、2本のケーブルK・Kを逆に
接続した場合であっても、ダイオードブリッジ34から
一定の極性の信号がラインS・Gに供給されるようにし
た。該ラインS・G間には電源表示用の第1の発光ダイ
オード35と優先表示用の第2の発光ダイオード36と
異常表示用の第3の発光ダイオード37とが接続されて
おり、上記電源スイッチ31をオンにすると第1の発光
ダイオード35が発光する。また、ラインS・G間には
コンデンサ38が接続されており、電源スイッチ31を
オンにするとコンデンサ38が充電されB点の電圧が基
準信号であるVbになる。そして、ラインSとB点との
間の電圧変化を検出する2個のフォトカプラ4・5を設
け、フォトカプラ4により第2の発光ダイオード36を
制御し、フォトカプラ5で第3の発光ダイオード37を
制御するようにした。各フォトカプラ4・5は各々発光
ダイオード41・51とその発光でオンするフォトトラ
ンジスタ42・52とで構成されている。フォトカプラ
4の発光ダイオード41はS・B間にBからSへの方向
が順方向となるように接続され、Sの電圧がBの電圧よ
り低くなる場合、即ち負パルスが重畳されている場合に
発光し、第2の発光ダイオード36に直列に接続されて
いるフォトトランジスタ42をオンさせて第2の発光ダ
イオード36を発光させる。
【0013】また、フォトカプラ5の発光ダイオード5
1はS・B間にSからBへの方向が順方向になるように
接続され、Sの電圧がBの電圧より高くなる場合、即ち
正パルスが重畳されている場合に、発光ダイオード51
が発光して第3の発光ダイオード37に直列に接続され
ているフォトトランジスタ52をオンさせて、第3の発
光ダイオード37を発光させる。
【0014】以上説明したように、電源スイッチ31を
オンすると第1の発光ダイオード35が発光する。ま
た、優先スイッチ32をオンにすると分圧検知部27か
らの信号によりマイクロコンピュータ21は優先スイッ
チ32がオンされたと判断し、発振部23を作動させ負
パルスを重畳させることにより第2の発光ダイオード3
6を発光させる。尚、いずれかの操作部の優先スイッチ
がオンされると、そのオンにされた優先スイッチがオフ
にされるまでは、他の操作部の優先スイッチをオンにし
ても該他の操作部への信号に負パルスは重畳されず、ま
た該他の操作部の可変抵抗器を操作しても給湯温度は変
化しない。一方、マイクロコンピュータ21が給湯器1
内の異常発生を検知すると発振部22を作動させ全ての
操作部への信号に正パルスを重畳させ第3の発光ダイオ
ード37を発光させる。
【0015】ところで、優先スイッチ32がオンされ、
可変抵抗器33の抵抗値を分圧検知部27で検知する際
に、各発光ダイオード35・36・37のいずれか1つ
でも発光していると、発光している発光ダイオードの回
路抵抗が可変抵抗器33に並列に付加されるため可変抵
抗器33の抵抗値を正確に検知できない。そこで、負パ
ルスが重畳された場合の電圧Vmを第1及び第2の発光
ダイオード35・36が発光しない低電圧に設定し、負
パルスが重畳されている期間内に可変抵抗器33の抵抗
値を検知すれば、正確に可変抵抗器33の抵抗値を検知
することができる。但し、そのように設定すると第2の
発光ダイオード36はまったく発光しなくなるので、遅
延回路6を設け、負パルスが重畳された場合に、フォト
カプラ4の発光ダイオード41の発光タイミングをSの
電圧がVbまたはそれ以上に上昇した時点まで遅延さ
せ、第2の発光ダイオード36を確実に発光させるよう
にした。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明では、正パルスや負パルスが重畳されているか
否かを検知すればよく、従って、パルス波形が歪んだり
多少の電圧降下が生じても制御部からの信号を比較的簡
単な回路で確実に受信することができる。
【0017】また、請求項2の発明では、操作部に設け
た可変抵抗器の抵抗値を制御部側から正確に検知するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される給湯器の構成を示す図
【図2】本発明の一実施例の構成を示す回路図
【図3】負パルスが重畳された信号の電圧変化を説明す
る図
【図4】正パルスが重畳された信号の電圧変化を説明す
る図
【符号の説明】
1 給湯器 2 制御部 3 操作部 4 フォトカプラ(正パルスを検知する手段) 5 フォトカプラ(負パルスを検知する手段) 6 遅延回路 22 (正パルスの)発振部 23 (負パルスの)発振部 33 可変抵抗器 Vb 基準信号の電圧 Vm 負パルス重畳時の信号の電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に設けられた制御部と本体から離れ
    た位置に設置されら操作部との間を2本のケーブルで接
    続した2線式リモコン装置において、上記制御部に、2
    本のケーブルを介して操作部に送信する所定電圧の基準
    信号に対して本体側の状態に応じて正パルス信号及び負
    パルス信号を重畳させる正パルス重畳手段と負パルス重
    畳手段とを設けると共に、操作部に、制御部から送信さ
    れた信号に重畳された正パルスを検知して表示する正パ
    ルス検知手段と負パルスを検知して表示する負パルス検
    知手段とを設けたことを特徴とする2線式リモコン装
    置。
  2. 【請求項2】 上記操作部に可変抵抗器を介設した調節
    回路を設け、上記制御部に調節回路の閉成と可変抵抗器
    の抵抗値とを検知する手段を設けて調節回路の閉成時に
    負パルス重畳手段を作動させるようにすると共に、操作
    部に上記負パルス検知手段の表示を遅延させる遅延手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の2線式リモコ
    ン装置。
JP5149295A 1995-03-10 1995-03-10 2線式リモコン装置 Pending JPH08251679A (ja)

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JP5149295A JPH08251679A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 2線式リモコン装置

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JP5149295A JPH08251679A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 2線式リモコン装置

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JPH08251679A true JPH08251679A (ja) 1996-09-27

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JP5149295A Pending JPH08251679A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 2線式リモコン装置

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JP (1) JPH08251679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032758A (ja) * 2001-07-11 2003-01-31 Rb Controls Co 2線式リモコン装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032758A (ja) * 2001-07-11 2003-01-31 Rb Controls Co 2線式リモコン装置

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