JPH05132291A - 自走型クレーンのフツク係止構造 - Google Patents

自走型クレーンのフツク係止構造

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JPH05132291A
JPH05132291A JP29558491A JP29558491A JPH05132291A JP H05132291 A JPH05132291 A JP H05132291A JP 29558491 A JP29558491 A JP 29558491A JP 29558491 A JP29558491 A JP 29558491A JP H05132291 A JPH05132291 A JP H05132291A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業員が運転室から出ることなく吊上フックの
係止およびその解除が簡単に行えるようにした自走型ク
レーンのフック係止構造を提供する。 【構成】伸縮ブーム10の下方の車体1または旋回台7
に繋留フック30を上向きに突出して形成し、この繋留
フックの少なくとも先端部31は伸縮ブームの基端側に
向かって斜め上方に傾斜して形成し、吊上フック20を
伸縮ブームの基端側から先端側に向かって横向きに移動
させることによりこの吊上フックを繋留フックに挿脱可
能に引っ掛けて係止させるようにした。 【作用】車体または旋回台に突設した繋留フックに、吊
上フックを横向きに移動させることにより、繋留フック
の傾斜している先端部に吊上フックを輪投げ式に潜らせ
ることができ、吊上フックを繋留フックに係止させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーン車などのよう
な自走型クレーンにおいて、走行中に吊上フックがぶら
つくのを防止するように係止しておく構造に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーン車などのような自走型クレーン
は、走行車体の上に旋回台を載置し、この旋回台に伸縮
ブームを取付けるとともに巻上げウインチ等を設置し、
上記伸縮ブームは起伏シリンダにより起伏作動されるよ
うになっており、かつこの伸縮ブームの先端に軸支した
シーブにワイヤを介して吊上フックを垂下し、この吊上
フックは上記ワイヤを上記巻上げウインチにより巻上
げ、または繰り出すことにより昇降動されるようになっ
ている。したがって、吊上フックに荷物を引っ掛けると
巻上げウインチによるワイヤの巻き取り、あるいは伸縮
ブームの起立作動により吊上フックを上昇させ、荷物を
吊り上げるようになっている。
【0003】ところで、この種の自走型クレーンは、車
両の自走中に伸縮ブームを収縮させるとともにこれを前
倒しの格納状態にして走行する必要があり、この際伸縮
ブームの先端からワイヤを介して垂下されている吊上フ
ックがぶらつくことがあり、これを防止するため吊上フ
ックを車体側に引っ掛けて係止しておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、車体
または旋回台にリング形の繋留具を取付け、上記吊上フ
ックをこの繋留リングに引っ掛けるようになっていた。
【0005】ところが、吊上フックは通常、吊荷が外れ
るのを防止するために鉤形をなすフック部の先端開口部
に閉鎖ストッパを設けてある。つまり、吊上フックは閉
鎖ストッパにより閉鎖リング構造をなしており、このよ
うな吊上フックを上記車体または旋回台に設けたリング
形の繋留具に係止させるには、両者ともリング構造であ
るから、作業員が吊上フックの閉鎖ストッパを開いて上
記リング形の繋留具を潜り通し、これにより吊上フック
を繋留具に引っ掛けるようにしている。
【0006】しかしながら、このような吊上フックを繋
留具に引っ掛ける場合、伸縮ブームの先端からワイヤを
介して垂下されている吊上フックを、予め車体または旋
回台に設けた繋留具に近づけておく必要があり、このよ
うな吊上フックの移動は、車体または旋回台に設けたク
レーン操作運転室で行う。
【0007】つまり、吊上フックを繋留具に近づける操
作および吊上フックが繋留具に引っ掛けられた後で伸縮
ブームを倒すためために操作は運転室で行い、かつ吊上
フックを繋留具に係止させるには運転室の外部の繋留具
の場所で行う必要がある。これらの一連の作業をクレー
ン操作運転手が1人で行おうとすると、運転室と繋留具
の間を行ったり来りしながら作業を行う必要があり、作
業がやり難い。また、これらを別々の作業員で行おうと
すると、格別な作業員が余分に必要になる。
【0008】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、運転室にいる作業
員が運転室から出ることなく吊上フックの繋留およびそ
の解除が簡単に行えるようにした自走型クレーンのフッ
ク係止構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、車両が走行する場合に格納される伸縮ブーム
の下方に位置して車体または旋回台に繋留フックを上向
きに突出して形成し、この繋留フックの少なくとも先端
部は伸縮ブームの基端側に向かって斜め上方に傾斜して
形成し、上記ワイヤにより吊り下げられている吊上フッ
クを伸縮ブームの基端側から先端側に向かって横向きに
移動させることによりこの吊上フックを繋留フックに挿
脱可能に引っ掛けて係止させるようにしたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明によれば、車体または旋回台に上向きに
突出して設けた繋留フックに対しワイヤにより垂下され
ている吊上フックを伸縮ブームの操作により伸縮ブーム
の基端側から先端側に向かって横向きに移動させると、
繋留フックの傾斜している先端部に吊上フックを輪投げ
式に潜らせることができ、この吊上フックを横方向へ引
っ張って繋留フックに係止した吊上フックを寝かせるこ
とにより吊上フックを繋留フックに係止させた状態を保
つことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図3に示す
一実施例にもとづいて説明する。
【0012】図3はクレーン車を示す側面図であり、1
は走行車体を示す。走行車体1は前輪2および後輪3に
より走行するようになっており、図示しないエンジンに
より少なくともいづれか一方の車輪2または3が走行駆
動される。もちろん、4輪駆動であってもよい。
【0013】車体1には前後左右にそれぞれアウトリガ
4…が取付けられており、これらアウトリガ4…は周知
の通り、クレーン作業時に車体1の側方に張り出し、こ
れらアウトリガ4…の先端に取着したジャッキ5を伸長
させて下端の接地板6を地面に当てて車体1を支えるよ
うになっている。
【0014】上記車体1には旋回台7が載置されてい
る。この旋回台7には運転室8が設けられており、この
運転室8において運転手は走行運転およびクレーン作業
運転のどちらも行えるようになっている。つまり、本実
施例の運転室8は、走行運転およびクレーン作業運転の
どちらの運転でも行える兼用運転室となっている。
【0015】上記旋回台7には、伸縮ブーム10が起伏
可能に取着されている。伸縮ブーム10は、複数段のブ
ームを伸縮自在に連結し、図示しない伸縮シリンダによ
り伸長可能となっている。そして、上記旋回台7と基端
側ブーム11の下面との間に起伏シリンダ12を掛け渡
してあり、この起伏シリンダ12により伸縮ブーム10
は起伏作動される。また、旋回台7には図示しないが、
ウインチが設けられており、このウインチによりワイヤ
17が巻き取られ、または繰り出されるようになってい
る。
【0016】伸縮ブーム10における先端側ブーム13
の先端には、先端構成部材14が設置されており、この
先端構成部材14にはシーブ15、16が回転自在に取
着されている。
【0017】ウインチから繰り出されたワイヤ17は、
中間シーブ18、19などを経て上記先端構成部材14
の上側シーブ15、下側シーブ16に巻回され、下側シ
ーブ16から垂下されている。この垂下されたワイヤ1
7には吊上フック20が吊り下げられている。
【0018】吊上フック20は、後で詳しく説明するが
図1に示す通り、フレーム21にフック部22を回動自
在に連結して構成してあり、上記フレーム21に吊上シ
ーブ23を回転自在に取着し、この吊上シーブ23に上
記ワイヤ17を巻付けてある。
【0019】したがって、伸縮ブーム10の伸長姿勢お
よび起伏姿勢を保持しておいて、ウインチによりワイヤ
17を巻き取ると吊上フック20は先端構成部材14に
向かって上昇され、また、このワイヤ17を繰り出すと
吊上フック20は下降される。よって、この吊上フック
20に荷物を引っ掛けることにより、クレーン作業を行
うものである。
【0020】上記吊上フック20は、従来と同様な構造
であってよく、図1に示す通り、フレーム21に鉤形の
フック部22を回動自在に連結してある。この場合、フ
ック部22はフレーム21に対し、支軸24およびジョ
イント25を介して上下および水平旋回可能に取着され
ている。
【0021】フック部22には、吊荷が外れるのを防止
するため、閉鎖ストッパ26を設けてある。閉鎖ストッ
パ26は鉤形をなすフック部22の根元部にピン27を
介して回動自在に取着されているとともに、ねじりばね
28により押圧付勢されており、閉鎖ストッパ26の先
端がフック部22の先端部に内側から当接してフック部
22の先端開口部を閉鎖リングとなるように囲ってい
る。したがって、フック部22に引っ掛けた荷物のワイ
ヤやロープが閉鎖ストッパ26によりフック部22から
外れないように保持される。上記のような吊上フック2
0は従来と同様な構造であってよい。
【0022】本実施例においては車体1の先端部に位置
して繋留具、すなわち図3のX部で示す位置に繋留フッ
ク30を設けてある。この繋留フック30は、車両1が
走行状態にあって伸縮ブーム10が前倒しの状態で格納
されている場合、この伸縮ブーム10のほぼ真下に位置
し、車体1の上面1aに突出して設けられている。この
繋留フック30の根元は車体1の上面1aから垂直に伸
びているが、先端部31は車体1の後方、つまり伸縮ブ
ーム10の基端側に向かって斜め上方に傾斜して形成さ
れている。この傾斜角θは鉛直線に対して鋭角とされて
いる。
【0023】なお、繋留フック30の先端部の高さは、
後述するが吊上フック20の下端を図2の(B)図に示
すように車体1の上面1aに当接させた場合に、フック
部22の内径に収まるような大きさとなっている。
【0024】上記繋留フック30の近傍には、この繋留
フック30よりも車体1の後方、つまり伸縮ブーム10
の基端側に位置してガイドプレート35が設けられてい
る。このガイドプレート35は図1の紙面と直交する方
向に所定の幅を有し、車体1の上面1aから垂直に伸び
ている。そしてこのガイドプレート35の先端36は車
体1の後方、つまり伸縮ブーム10の基端側に向かって
斜めに傾斜している。このような構成のクレーン車にお
ける吊上フックの係止構造について、作用を説明する。
【0025】クレーン車が自走行中は、伸縮ブーム10
を図3に示すように収縮させ、かつ前に倒した格納姿勢
で走行する。この場合、伸縮ブーム10の先端構成部材
14からワイヤ17により垂下されている吊上フック2
0がぶらつくのを防止するため、この吊上フック20を
繋留フック30に引っ掛けて係止させておく。
【0026】つまり、吊上フック20は図1の想像線で
も示されるように、繋留フック30に引っ掛けられ、フ
レーム21が前に倒れるようにして寝かせられ、この状
態でワイヤ17を緊張させて係止状態を保つようになっ
ている。このような姿勢で吊上フック20を繋留フック
30に係止させるためには以下のように操作する。
【0027】つまり、伸縮ブーム10を図3に示すよう
な格納姿勢にする前に、伸縮ブーム10を収縮させると
ともに正しく前向きの姿勢に保持する。そして伸縮ブー
ム10の起立具合を調整操作して伸縮ブーム10の先端
構成部材14からワイヤ17により垂下されている吊上
フック20を、繋留フック30よりも後部となる位置の
真上、つまり図2の(A)図に示すように、繋留フック
30とガイドプレート35との間の略中間位置の真上に
対向させる。この状態でウインチを操作してワイヤ17
を繰出し、吊上フック20を降下させる。この吊上フッ
ク20の降下位置は繋留フック30よりも車体後方であ
る。
【0028】この場合、吊上フック20は、図1に示す
通り、フレーム21に鉤形のフック部22をジョイント
25を介して水平旋回可能に取着してあるから、フック
部22の正面(リング形状として見える面)が丁度、図
1の実線で示すように紙面の方向を向いた姿勢で下降し
てくる場合がある。しかし、このような場合は、フック
部22の外側面がガイドプレート35に摺動し、下降す
る過程でガイドプレート35との摺動作用で向きが変え
られ、フック部22の正面は繋留フック30の方を向く
ようになる。
【0029】この状態が図2の(A)図に示されてい
る。本発明は、図2の(A)図に示されているように、
フック部22の下端が車体1の上面1aから離れて浮い
ている状態で伸縮ブーム10を前に倒すことにより吊上
フック20を前に向けて略水平移動させ(矢印aで示
す)、これにより吊上フック20のフック部22に繋留
フック30の先端を潜らせて挿入させるようにしてもよ
い。
【0030】しかし、本実施例では挿入作業を一層確実
に行うため、図2の(A)図に示されているように、フ
ック部22の下端が車体1の上面1aから浮いている状
態でさらにワイヤ17を繰り出して吊上フック20を矢
印bのように下降させフック部22の下端を図2の
(B)図に示す通り、車体1の上面1aに当接させる。
この状態で伸縮ブーム10を前に倒すことにより吊上フ
ック20のフレーム21を矢印c方向に移動させ、フッ
ク部22を傾ける。このようなフック部22の傾きによ
り、繋留フック30の先端がフック部22を潜って挿入
するようになる。
【0031】そして、さらに伸縮ブーム10を前に倒す
ことにより吊上フック20のフレーム21が図2の
(C)図に示す通り倒れるようになり、フック部22は
繋留フック30に係止したまま寝るようになる。
【0032】この状態で、伸縮ブーム10を全部前倒し
て、ウインチによりワイヤ17を巻き取ることによりワ
イヤ17を緊張させる。すると、吊上フック20は図2
の(C)図中矢印dで示すように、ワイヤ17で引っ張
られた状態が保たれ、これにより吊上フック20は繋留
フック30に引っ掛かって係止される。この場合、繋留
フック30の先端が後に傾斜していることから吊上フッ
ク20は繋留フック30から外れるのが防止されること
になる。
【0033】上記のような係止作業は運転室8で操作員
がクレーン操作、つまり伸縮ブーム10を操作して吊上
フック20を図2に示す順序で移動させるように操作す
れば係止可能となり、閉鎖ストッパ26を開閉操作する
必要がないので、操作員がわざわざ運転室8から吊上フ
ック20を繋留フック30に引っ掛けるために出て行く
必要はない。したがって、吊上フック20の係止作業が
簡単になり、作業能率が向上する。
【0034】また、上記のように係止している吊上フッ
ク20を繋留フック30から外す場合は、基本的に図2
の場合と逆にすればよい。つまり、運転室8で操作員が
伸縮ブーム10を起立させると、繋留フック30に係止
して前倒れしていた吊上フック20は後ろ向きに起立さ
れる。そして、フック部22が略鉛直になった後さらに
伸縮ブーム10を起立させる、またはワイヤ17を巻上
げると、フック部22は後ろ斜め上に向かって傾斜して
いる繋留フック30の先端部31の下面を摺接しつつ後
ろ斜め上に向かって移動し、フック部22は繋留フック
30の先端部31から自動的に外れる。
【0035】したがって、この場合も操作員がわざわざ
運転室8から吊上フック20を繋留フック30から外す
ために出てくるような必要はなく、吊上フック20の解
除作業が簡単である。なお、上記実施例では、繋留フッ
ク30を車体1に設けた場合を説明したが、繋留フック
30は旋回台7の上面に形成してもよい。
【0036】さらにまた、上記実施例では、吊上フック
22を繋留フック30に係止させる場合、図2の(B)
図に示すようにフック部22の下端を車体1の上面1a
に当接させておいて倒すようにしたが、本発明はこれに
限らず、既に説明した通り、図2の(A)図に示されて
いるように、フック部22の下端が車体1の上面1aか
ら離れている状態で吊上フック20を略水平に移動させ
(矢印aで示す)てフック部22に繋留フック30に係
止させるようにしてもよい。そしてまた、繋留フックの
構造は図4に示すように、根元からすでに全体が傾斜し
ている構造であってもよい。ガイドプレート35は省略
してもよい。
【0037】そして、伸縮ブーム10は走行中に前倒し
することには限らず、後倒しして格納するものであって
もよく、この場合は繋留フック30の先端部の傾斜方向
は前向きとなる。さらに、本発明は実施例で示したクレ
ーン車に限らず、トラッククレーン、その他の自走式ク
レーンには適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
転室から伸縮ブームを操作して吊上フックを略水平方向
に移動させることにより吊上フックを繋留フックに係止
させることができ、また逆に伸縮ブームを起立させるこ
とにより吊上フックを繋留フックから外すことができ
る。したがって、吊上フックの係止および解除作業を簡
略化することができ、操作員が運転室からわざわざ降り
て行って吊上フックと繋留フックの係止および解除を操
作する必要がなく、かつ他の格別な作業員も必要なく、
作業能率が向上する。しかも、車体または旋回台に上記
形状の繋留フックを設けるだけの簡単な構造で実現で
き、安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、図3のX部に設けた
吊上フックと繋留フックの詳細な構造を示す図。
【図2】同実施例の吊上フックを繋留フックに係止する
作業を説明するもので、同図の(A)図から(C)はそ
の順に示す説明図。
【図3】同実施例のクレーン車の全体構造を示す側面
図。
【図4】本発明の他の実施例を示す吊上フックと繋留フ
ックの構造を示す図。
【符号の説明】
1…車体、2、3…車輪、7…旋回台、8…運転室、1
0…伸縮ブーム、12…起伏シリンダ、14…先端構成
部、17…ワイヤ、20…吊上フック、21…フレー
ム、22…フック部、26…閉鎖ストッパ、30…繋留
フック、31…先端傾斜部、35…ガイドプレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体に旋回台を設け、この旋回台に
    起伏可能な伸縮ブームを装備するとともに、この伸縮ブ
    ームの先端に設けたシーブにワイヤを介して吊上フック
    を垂下し、走行車体の走行中は上記吊上フックを車体ま
    たは旋回台に設けた繋留具に引っ掛けた状態で走行する
    自走型クレーンのフック係止構造において、 上記繋留具は、車両が走行状態にある場合に格納される
    伸縮ブームの下方に位置して上記車体または旋回台に上
    向きに突出して設けられるとともに少なくとも先端部は
    伸縮ブームの基端側に向かって斜め上方に傾斜してなる
    繋留フックからなり、上記ワイヤにより吊り下げられて
    いる吊上フックを伸縮ブームの基端側から先端側に向か
    って横向きに移動させてこの吊上フックを上記繋留フッ
    クに挿脱可能に引っ掛けて係止させるようにしたことを
    特徴とする自走型クレーンのフック係止構造。
JP3295584A 1991-11-12 1991-11-12 自走型クレーンのフック係止構造 Expired - Fee Related JP2993785B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7027286B2 (en) 2002-10-10 2006-04-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Metallized film capacitor
JP2019112167A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社タダノ フック格納容器及びワイヤ掛け替え方法

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JP2019112167A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社タダノ フック格納容器及びワイヤ掛け替え方法

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