JPH05131702A - 両面記録装置 - Google Patents

両面記録装置

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JPH05131702A
JPH05131702A JP3325165A JP32516591A JPH05131702A JP H05131702 A JPH05131702 A JP H05131702A JP 3325165 A JP3325165 A JP 3325165A JP 32516591 A JP32516591 A JP 32516591A JP H05131702 A JPH05131702 A JP H05131702A
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JP
Japan
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platen
recording
record carrier
outer peripheral
heat
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Pending
Application number
JP3325165A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Karasawa
光則 柄沢
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Nakajima All Precision Co Ltd
Original Assignee
Nakajima All Precision Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を小型化可能であって、かつ連続したシ
ート状の記録担体を使用可能な両面記録装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 連続したシート状記録担体48の両面に情報
等を記録する両面記録装置において、正逆両方向へ回動
可能であると共に、外周面に向けて一端側から送り込ま
れた記録担体48を回動方向へ送るプラテン44と、プ
ラテン44を選択的に正方向または逆方向へ回動させる
ための第1の駆動手段30と、正逆両方向へ回動可能で
あり、回動に伴い両外周面の間に送り込まれた記録担体
をプラテン44の外周へ巻回させるための1対のキャプ
スタンローラ46a、46bと、キャプスタンローラ4
6a、46bを選択的に正方向または逆方向へ回動させ
るための第2の駆動手段32と、キャプスタンローラ4
6a、46bにより記録担体48が送り込まれた際に、
記録担体48をプラテン44と記録手段12との間へ案
内するガイド部材50a、50b、50cとを具備する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両面記録装置に関し、一
層詳細にはファクシミリ、プリンタ等の記録装置におい
て、記録手段を介して連続したシート状記録担体の両面
に情報等を記録する両面記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録手段を介して連続したシート
状記録担体の両面に情報等を記録する両面記録装置の例
として、特開昭59−45181号公報、特開平2−2
77670号公報に開示される装置が有る。これらの装
置においては、まず記録紙の表面側に印字ヘッドを介し
て記録が行われる。1頁分の記録が終了すると記録用紙
は切断され、反転部へ送られる。反転部において、切断
された記録紙が切換位置へ達したのをセンサが検出する
と、可動ガイド部材が作動し、記録紙を反転経路を経由
して逆方向へ送る。この逆送り動作によって記録紙の裏
面が印字ヘッドと対向するので、印字ヘッドを介して裏
面に印字が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の両面記録装置には次のような課題がある。反転部
には、記録紙を反転させるための可動ガイド部材および
可動ガイド部材を作動させるための機構が必要となり、
反転部の構造が複雑である。また、一旦切断された記録
紙を反転する構造のため、切断された記録紙の送り方向
分の長さ以上の反転経路を有する反転部を設ける必要が
有り、装置の大型化を避けることができない。さらに、
記録用紙の送り方向分の長さが反転部の反転経路の長さ
に制約されるため、例えばファクシミリのように受信情
報量が不特定の装置の場合、情報量に対して記録紙が短
くなり受信エラーとなることがあり、ロール紙のような
連続した記録紙を使用したい場合でも使用することがで
きないという課題もある。従って、本発明は装置を小
型、簡素化可能であって、かつ連続したシート状の記録
担体を使用可能な両面記録装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、記録手段を
介して連続したシート状記録担体の両面に情報等を記録
する両面記録装置において、外周面へ前記記録手段が当
接および離間可能な位置に設けられ、正逆両方向へ回動
可能であると共に、外周面に向けて一端側から送り込ま
れた前記記録担体を回動方向へ送るプラテンと、該プラ
テンを選択的に正方向または逆方向へ回動させるための
第1の駆動手段と、正逆両方向へ回動可能であり、外周
面同志が接触し、少なくとも一方が回動することによ
り、他方が一方と逆方向へ回動可能であり、前記プラテ
ンに接近して設けられ、回動に伴い両外周面の間に送り
込まれた前記記録担体を前記プラテンの外周へ巻回させ
るための1対のキャプスタンローラと、少なくとも一方
の前記キャプスタンローラを選択的に正方向または逆方
向へ回動させるための第2の駆動手段と、前記キャプス
タンローラにより前記記録担体が送り込まれた際に、前
記プラテンの回動方向によって選択された記録担体の面
がプラテンの外周面と対向する状態を維持すると共に、
記録担体をプラテンと前記記録手段との間へ案内するガ
イド部材とを具備することを特徴とする。また、その両
面記録装置において、制御信号により、前記第1の駆動
手段と前記第2の駆動手段の駆動を制御する制御手段設
け、自動化してもよいし、前記ガイド部材は、前記記録
担体を前記記録手段より先方の排出位置まで案内可能に
するとよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。プラテンの回動方向を
選択することにより、記録担体をプラテンの回動方向へ
選択的に送ることが可能となるので、プラテンの外周面
と対向する記録担体の面を選択可能となる。従って、記
録担体の一方の面での記録が終了した後、記録担体を記
録前の状態に戻し、プラテンを従前と逆方向へ回動させ
ながらキャプスタンローラで記録担体を送り込むと、記
録担体の反転部を設けること無く記録担体の他方の面を
記録手段に対応させることができ、記録担体の両面に情
報等を記録可能となる。記録担体の一方の面での記録が
終了した後、記録担体を記録前の状態に戻し、プラテン
を逆方向へ回動させ、キャプスタンローラで記録担体を
送り込みながら記録担体の他方の面に記録を行うので、
記録担体は長さの制約は受けず、連続したものであって
も使用可能となる。特に、制御手段を設けると、制御信
号により、自動的に両面記録動作を行うことが可能とな
る。さらに、ガイド部材が、記録担体を記録手段より先
方の排出位置まで案内可能にすると、プラテンとキャプ
スタンローラの回動で記録済の記録担体を排出可能とな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。まず、図1(ブロックダイアグラ
ム)および図2(外観図)と共に電気的構成について説
明する。なお、本実施例においては、両面記録装置の例
として、ロール状の記録紙に情報等を記録するファクシ
ミリ装置を挙げて説明する。10は光学ユニットであ
り、送信またはコピーする原稿(不図示)を内蔵するレ
ンズとCCDを含む光学機構で読み取り、原稿上の画素
の位置を示すデータを出力する。12は記録手段の一例
であるサーマルヘッドであり、通信回線20を介して受
信、もしくは光学ユニット10を介して読み取った情報
をシート状記録担体の一例である感熱紙上に画素の組み
合わせで表示、出力する。本実施例のファクシミリ装置
で使用される感熱紙は表面と裏面に記録可能になってお
り、ロール状に巻回され、ファクシミリ装置本体11内
に収容されている。なお、記録手段としてはサーマルヘ
ッド12の他、レーザ等による普通紙へ表示する方式で
もよい。
【0007】14はスピーカであり、原稿の送信終了
や、アラームとして異常事態の発生等をオペレータに報
知する。16はモデムであり、交換器18を介して通信
回線20に接続されている。モデム16はファクシミリ
装置からのデジタル信号をアナログ信号に変換して通信
回線20へ送信、または通信回線20を介して着信した
アナログ信号をデジタル信号に変換し、ファクシミリ装
置へ送信する。交換器18は通信回線20とモデム16
とを接続している。交換器18には電話機のハンドセッ
ト22のフックオン/フックオフを検知するフックスイ
ッチ24が接続されており、電話機の状態が判断可能に
なっている。また、交換器18は、相手局の呼び出し、
通信回線20を介して自局宛の呼び出し信号が着信した
らリンガ(不図示)を鳴らす等、一般的な電話機として
の機能を司る。26はキーボードであり、通信の相手局
の電話番号等を交換器18へ入力し、またファクシミリ
装置に頁指定出力等の指示を入力する。
【0008】28はRAMであり、入力されたデータ、
ファクシミリ装置内で処理された各種情報等が一時記憶
される。なお、記憶内容によってはRAM28のメモリ
エリアの代わりにディスクやメモリ(IC)カード等の
外部メモリを用いてもよい。30は第1の駆動手段であ
るプラテンモータであり、受信の際に感熱紙が外周に巻
回されるプラテン(後述)を正逆両方向へ選択的に回動
させる。32は第2の駆動手段であるキャプスタンロー
ラモータであり、感熱紙をプラテンヘ送り込むキャプス
タンローラ(後述)を正逆両方向へ選択的に回動させ
る。34はROMであり、ファクシミリ装置のオペレー
ティングシステムや、頁指定出力等のアプリケーション
プログラム、予め定められている各種制御データ等が記
憶されている。36は各駆動部であり、送信またはコピ
ー時において、光学ユニット10の原稿の読み取り走査
のために原稿を搬送する機構を駆動するモータ、表示、
出力された感熱紙を切断する機構を駆動するモータ等で
ある。これら各駆動部は不図示のドライバ回路を介して
駆動される。なお、上記モータの回転量をパルス数のカ
ウントや、エンコーダを介して計測することにより、原
稿等の送り量を検知可能になる。
【0009】38は各センサであり、例えば送信、コピ
ー時において、原稿の検出や、光学ユニット10の原稿
の読み取りの終了等を検出する。40はディスプレイで
あり、例えばLCDからなり、キーボード26を介して
ファクシミリ装置に入力されたデータ等を表示したり、
オペレータへ報知する情報、データ等をキャラクタ出力
する。42は制御手段であるマイクロプロセッサ(MP
U)であり、ROM34に記憶されているオペレーティ
ングシステム、アプリケーションプログラム、オペレー
タからの指示等を示す制御信号に従ってサーマルヘッド
12、プラテンモータ30、キャプスタンローラモータ
32、各駆動部36等、ファクシミリ装置各部のコント
ロールを行う。続いて、図3を参照して、感熱紙の送り
込み機構について説明する。
【0010】44はプラテンであり、サーマルヘッド1
2がMPU42に制御される不図示の接離動機構を介し
て記録のため外周面へ当接可能、かつ感熱紙48の送り
込み、または引き出しのために外周面から離反可能な位
置に設けられている。プラテン44は軸54を中心に正
逆両方向へ回動可能であり、軸54がプラテンモータ3
0へ連結されている。感熱紙48がプラテン44へ巻回
される際に、プラテン44の回動方向により、プラテン
44の外周面に向けて先端側から送り込まれた感熱紙4
8をプラテン44の回動方向へ送る。その結果、プラテ
ン44の外周面と対向する感熱紙48の面(表面または
裏面)が選択される。46a、46bはキャプスタンロ
ーラであり、軸56a、56bを中心にそれぞれ正逆両
方向へ回動可能である。キャプスタンローラ46a、4
6bは互いの外周面同志が接触し、キャプスタンローラ
46aが回動することにより、キャプスタンローラ46
bがキャプスタンローラ46aと逆方向へ回動可能にな
っている。また、キャプスタンローラ46a、46bは
プラテン44に接近して設けられ、キャプスタンローラ
46a、46bの回動に伴い両外周面の間に送り込まれ
た感熱紙48を感熱紙ロール48aから引き出し、プラ
テン44の外周へ巻回させる。本実施例においてはキャ
プスタンローラ46aの、軸56aがキャプスタンロー
ラモータ32へ連結されている。キャプスタンローラ4
6a、46bは常時感熱紙48を挟持するため、プラタ
ンモータ30とキャプスタンローラモータ32の回動量
をMPU42が検出することで感熱紙48の現在位置を
検知可能となっている。このため、従来の装置のように
送り込まれた記録紙の現在位置を検出するためのセンサ
は無くてもよい。なお、プラテン44とサーマルヘッド
12が感熱紙48を挟持して送る量と、キャプスタンロ
ーラ46a、46bの感熱紙48を送る量とは一致する
とは限らないので、感熱紙48の引き合いが生じないよ
う両送り量が予め調整されている。
【0011】50a、50b、50cはガイド部材であ
り、図示の形状に、プラテン44の周囲に形成されてい
る。ガイド部材50a、50b、50cは、キャプスタ
ンローラ46a、46bにより感熱紙48が送り込まれ
た際に、プラテン44の回動方向によって選択された感
熱紙48の一方の面が、プラテン44の外周面と対向す
る状態を維持する。また、ガイド部材50a、50b、
50cは感熱紙48をプラテン44とサーマルヘッド1
2との間、さらには感熱紙48をサーマルヘッド12の
先方に位置する排出位置、および感熱紙48の切断機構
52へ案内する。なお、感熱紙48はキャプスタンロー
ラ46a、46bにより感熱紙ロール48a方向へ引き
戻された際には一点鎖線に示すようにキャプスタンロー
ラ46a、46bと感熱紙ロール48aとの間の空間内
で弛むことができるようになっている。続いて、図4の
フローチャートおよび図5〜図13の状態図を参照して
両面記録の動作について説明する。電源が投入されると
(ステップ100)、MPU42はRAM28をクリア
し、感熱紙48の先端を予め定められた初期位置(図5
参照)へセットする等、受信準備を行う(ステップ10
2)。感熱紙48の先端が初期位置へ達したかは、MP
U42がプラテンモータ30およびキャプスタンローラ
モータ32の回動量から検知する。
【0012】MPU42は、通信回線20からデータが
着信したかどうかを確認し(ステップ104)、着信し
たと判断した場合は記録のため、プラテンモータ30と
キャプスタンローラモータ32を正回転させ、感熱紙4
8をプラテン44の外周に巻回させる(ステップ10
6)。その際、感熱紙48の表面側に記録するため、プ
ラテン44の外周面と感熱紙48の裏面が対向するよう
になる(図6参照)。MPU42は感熱紙48の先端が
サーマルヘッド12より先方へ送り込まれたのを検出し
たらRAM28に記憶されている受信データを読出し、
サーマルヘッド12を介して通常の記録を行う(ステッ
プ108)。記録を行っている間の感熱紙48の送りは
プラテンモータ30とキャプスタンローラモータ32を
正回転させて行う(図7参照)。記録動作中、MPU4
2は1頁分の記録が終了したか否かをチェックし(ステ
ップ110)、1頁分の記録が終了したと判断した場合
は、次の頁分のデータが有るか否か、すなわち感熱紙4
8の裏面に記録すべきデータの有無をチェックする(ス
テップ112)。もし、ステップ112において次の頁
分のデータが無いと判断された場合は感熱紙48を図7
の状態から先方へ送り、記録した部分が切断機構52の
先方である排出位置(不図示)へ達したのをMPU42
が検出したら切断機構52で感熱紙を切断して排出する
(ステップ124)と共に、プラテンモータ30とキャ
プスタンローラモータ32を逆回転させて感熱紙48の
切断後の先端を前記初期位置へ戻し(図5参照)、記録
を終了する(ステップ126)。なお、感熱紙48の切
断後の先端を前記初期位置(図5参照)へ戻さず、サー
マルヘッド12より先方に位置した状態で次の記録に備
えて待機させてもよい。
【0013】一方、ステップ112において次の頁分の
データが有ると判断した場合、サーマルヘッド12を感
熱紙48から離反させ、プラテンモータ30とキャプス
タンローラモータ32を逆回転させ(図8参照)、感熱
紙48の先端を前記初期位置へ戻す(ステップ11
4)。MPU42は感熱紙48の先端が初期位置へ戻っ
たかどうかをチェックし(ステップ116)、感熱紙4
8の先端が初期位置へ戻ったのを検出したら(図9参
照)、次の頁分のデータを感熱紙48の裏面に記録する
ためプラテンモータ30を逆回転させ、キャプスタンロ
ーラモータ32を正回転させて感熱紙48を送り込み、
感熱紙48をプラテン44の外周に巻回させる(ステッ
プ118)。その際、感熱紙48の裏面側に記録するた
め、プラテン44の外周面と感熱紙48の記録済の表面
が対向するようになる(図10参照)。MPU42は感
熱紙48の先端がサーマルヘッド12より先方へ送り込
まれたのを検出したらRAM28に記憶されている次の
頁分の受信データを読出し、サーマルヘッド12を介し
て通常の記録を行う(ステップ120)。記録を行って
いる間の感熱紙48の送りはプラテンモータ30を逆回
転させ、キャプスタンローラモータ32を正回転させて
行う(図11参照)。
【0014】記録動作中、MPU42は1頁分の記録が
終了したか否かをチェックし(ステップ122)、1頁
分の記録が終了したと判断したら、さらに次の頁分のデ
ータの有無にかかわらず、感熱紙48を図11の状態か
ら先方へ送り、記録した部分が前記排出位置へ達したの
をMPU42が検出したら切断機構52で感熱紙を切断
し(図12参照)、排出する(ステップ124)。これ
は、感熱紙48の両面への記録が終了したからである。
MPU42は、受信が終了した場合は、次の受信に備
え、またさらに次の頁分のデータが有る場合は当該デー
タを感熱紙48の表面に記録するため、プラテン30を
正回転させ、キャプスタンローラモータ32を逆回転さ
せて感熱紙48の切断後の先端を前記初期位置へ戻し
(図13参照)、1回の両面記録を終了する(ステップ
126)。なお、感熱紙48の切断後の先端を前記初期
位置(図5参照)へ戻さず、サーマルヘッド12より先
方に位置した状態で1回の両面記録を終了し、その状態
で次の記録に備えて待機させてもよい。以上、本発明の
好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述
の実施例に限定されるのではなく、例えば、記録装置と
してはファクシミリ装置の他、印字装置、計測器に組み
込まれているマイクロプリンタにも応用可能である。ま
た、記録手段としてもサーマルヘッドの他、印字装置の
各種印字ヘッドを使用することも可能である等、発明の
精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもち
ろんである。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る両面記録装置を用いると、
プラテンの回動方向を選択することにより、記録担体を
プラテンの回動方向へ選択的に送ることが可能となるの
で、プラテンの外周面と対向する記録担体の面を選択可
能となる。従って、記録担体の一方の面での記録が終了
した後、記録担体を記録前の状態に戻し、プラテンを従
前と逆方向へ回動させながら記録担体をキャプスタンロ
ーラで送り込むと、記録担体の反転部を設けること無く
記録担体の他方の面を記録手段に対応させることがで
き、記録担体の両面に情報等を記録可能となるので、従
来と比べ、可動ガイド部材を作動させる機構を含め反転
部を設けない分、装置の小型、簡素化が可能となる。ま
た、記録担体の一方の面での記録が終了した後、記録担
体を記録前の状態に戻し、プラテンとキャプスタンロー
ラを回動させて記録担体の他方の面に記録を行うので、
記録担体は長さの制約は受けず、連続したものであって
も使用可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両面記録装置の実施例であるファ
クシミリ装置のブロックダイアグラム。
【図2】そのファクシミリ装置の外観を示した斜視図。
【図3】記録手段であるサーマルヘッド周辺の構造を示
した説明図。
【図4】両面記録動作を示したフローチャート。
【図5】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図6】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図7】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図8】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図9】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図10】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図11】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図12】プラテン等の各状態を示した説明図。
【図13】プラテン等の各状態を示した説明図。
【符号の説明】
12 サーマルヘッド 30 プラテンモータ 32 キャプスタンローラモータ 42 MPU 44 プラテン 46a、46b キャプスタンローラ 50a、50b、50c ガイド部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段を介して連続したシート状記録
    担体の両面に情報等を記録する両面記録装置において、 外周面へ前記記録手段が当接および離間可能な位置に設
    けられ、正逆両方向へ回動可能であると共に、外周面に
    向けて一端側から送り込まれた前記記録担体を回動方向
    へ送るプラテンと、 該プラテンを選択的に正方向または逆方向へ回動させる
    ための第1の駆動手段と、 正逆両方向へ回動可能であり、外周面同志が接触し、少
    なくとも一方が回動することにより、他方が一方と逆方
    向へ回動可能であり、前記プラテンに接近して設けら
    れ、回動に伴い両外周面の間に送り込まれた前記記録担
    体を前記プラテンの外周へ巻回させるための1対のキャ
    プスタンローラと、 少なくとも一方の前記キャプスタンローラを選択的に正
    方向または逆方向へ回動させるための第2の駆動手段
    と、 前記キャプスタンローラにより前記記録担体が送り込ま
    れた際に、前記プラテンの回動方向によって選択された
    記録担体の面がプラテンの外周面と対向する状態を維持
    すると共に、記録担体をプラテンと前記記録手段との間
    へ案内するガイド部材とを具備することを特徴とする両
    面記録装置。
  2. 【請求項2】 制御信号により、前記第1の駆動手段と
    前記第2の駆動手段の駆動を制御する制御手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の両面記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は、前記記録担体を前記
    記録手段より先方の排出位置まで案内可能であることを
    特徴とする請求項1または2記載の両面記録装置。
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