JPH05131181A - エアブロー装置 - Google Patents

エアブロー装置

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JPH05131181A
JPH05131181A JP31959191A JP31959191A JPH05131181A JP H05131181 A JPH05131181 A JP H05131181A JP 31959191 A JP31959191 A JP 31959191A JP 31959191 A JP31959191 A JP 31959191A JP H05131181 A JPH05131181 A JP H05131181A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
compressed air
rotary
blown
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP31959191A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Kato
保久 加藤
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアブロー装置は、ワーク等の被清掃面に多
面的に圧縮エアを吹付けて高いブロー効果を得ることが
でき、また作業を自動化することができる。 【構成】 固定ブロック24に回転自在に支持された回
転ブロック30にエアノズル32が取付けられ、固定ブ
ロック24の固定エア室22,回転ブロック30の回転
エア室28を通してエアノズル32から圧縮エアを清掃
すべき部品の被清掃面に吹付ける。エアノズル32は、
部品の吹付け面に傾斜して圧縮エアを吹付けるように指
向されており、圧縮エアの噴射による反動で回転ブロッ
ク30に回転が付与される。従って、エアノズル32
は、多面的に繰り返し圧縮エアを部品の被清掃面に吹付
けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々のワーク、治具等
に付着した切粉、切削油等の不要な付着物を圧縮エアで
飛ばして除去するのに用いられるエアブロー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用の車輪用ハブやディス
クプレート等の種々の部品(ワーク)にはタップ穴が切
削によって形成されるが、これらの部品の切削時にタッ
プ穴や取付け面に切粉や切削油等が付着し、これらの不
要な付着物を取除かなければならない。このような付着
物を取除くために、従来から加工ラインの最終工程で作
業者がエアガンを部品に当ててエアガンからの圧縮エア
の吹付けによって付着物を飛ばして除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアガンによ
って部品等の付着物を飛ばす作業は、作業者の手によっ
て行なうので、人手を必要とする上に作業時間がかか
り、また圧縮エアは、ワークの一点に集中的に吹付ける
のでブロー効果が低く、複数の点に圧縮エアを吹付けよ
うとすると、1つのエアガンに複数のノズルを取付けな
ければならないのでエアの消費量が多く不経済であっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、ワ
ーク等の被清掃面に多面的に圧縮エアを吹付けて高いブ
ロー効果を得ることができ、また作業を自動化すること
ができるエアブロー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題解決手段
は、圧縮エアが供給される固定エア室を有する固定ブロ
ックと、この固定ブロックに気密に回転自在に取付けら
れ固定ブロックの固定エア室に連通する回転エア室を有
する回転ブロックと、この回転ブロックに気密に取付け
られ回転エア室に連通する少なくとも1つのエアノズル
とを備え、このエアノズルは被清掃材の吹付け面に傾斜
して圧縮エアを吹付けるように指向されて圧縮エアの吹
付けによる反動で回転ブロックに回転を付与するように
したことを特徴とするエアブロー装置を提供することに
ある。
【0006】
【作用】このように、エアノズルが回転することができ
ると、ワーク等の被清掃面に多面的にかつ繰り返し圧縮
エアが吹付けられるので、圧縮エアのブロー効果が向上
し、従ってタップ穴内の切粉の付着物のように除去し難
い付着物が確実に除去される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
すると、図1乃至図3は本発明に係るエアブロー装置1
0を示し、図示の実施例では、エアブロー装置10は、
加工ラインの最終工程からシュート14上を送られてく
る部品(図4乃至図6参照)12の被清掃面(吹付け
面)13に圧縮エアを吹付けるように設置されているの
が示されている。尚、図1及び図2において符号16は
シュート14の部品受けロール、符号18は部品12を
一時的にエアブロー装置10上に停止するストッパー、
また符号20は部品12がストッパー18で受止められ
たことを検出する近接スイッチである。ストッパー18
は、シュート14を横切るように進退して操作位置(図
2の位置)と非操作位置との間を移動する。
【0008】本発明のエアブロー装置10は、図3に詳
細に示すように、圧縮エアが供給される固定エア室22
を有する固定ブロック24と、この固定ブロック24に
シールド付きベアリング26によって気密に回転自在に
取付けられ固定ブロック24の固定エア室22に連通す
る回転エア室28を有する回転ブロック30と、この回
転ブロック30に気密に取付けられ回転エア室28に連
通する少なくとも1つのエアノズル32とを備えてい
る。
【0009】固定ブロック24は、側壁に固定ねじ杆3
4を有し、この固定ねじ杆34は、シュート14の下方
に設けられた架台36にねじ止めされたアングル状のブ
ラケット38を貫通しナット40によって固定されてい
る。この固定ブロック24は、エア配管42の先端アダ
プタ44が気密に連結されるタップ孔46を有し、この
タップ孔46は固定エア室22に連通している。
【0010】回転ブロック30は、図示の実施例では、
固定ブロック24にベアリング26で回転自在に支持さ
れた中空ロータ軸48と、このロータ軸48の中空部4
8aの上端に螺入して気密に固定された配管用ニップル
50と、この配管用ニップル50の上端を螺入して気密
に連結されたロータ52とから成っている。回転エア室
28は、このロータ52内に形成され、この回転エア室
28は、エアノズル32の数に相応する放射方向の複数
のエア貫通孔28aから成っており、これらのエア貫通
孔28aの中心は配管用ニップル50に連通している。
【0011】エアノズル32は、ロータ52の各エア貫
通孔28aに連通して気密に取付けられたアダプタ54
を介して取付けられている。図示の実施例では、4つの
エアノズル32が90度間隔で取付けられているが、4
つ以外の任意の数とすることができる。このエアノズル
32は、図4に示すように、被清掃材である部品12の
吹付け面13に傾斜して圧縮エアを吹付けるように指向
するように折曲げられた折曲げ先端32aを有する。こ
の傾斜角度θは、エアノズル32から噴射された圧縮エ
アの吹付けによる反動で回転ブロック30に回転を付与
するような適宜の角度とすることができるが、例えば清
掃すべきタップ穴12a(図5参照)の軸線に対して約
5度とすることができる。
【0012】次に、本発明のエアブロー装置10の使用
状態をのべると、圧縮エアの吹付けによって清掃される
べき被清掃材である部品12は、例えば図6及び図7に
示すように、自動車用アクスルの端部に取付けられるハ
ブであるのが示されている。このハブは、円筒形ハブ本
体12Aとこの円筒形ハブ本体12Aの途中に設けられ
た鍔12Bとから成っており、円筒形ハブ本体12Aの
一端面に複数のタップ穴12aが設けられ、また鍔12
Bに鍔孔12bが設けられている。
【0013】図1及び図2に示すように、部品12がシ
ュート14上を下降し、ストッパー18に突き当たって
止まると、近接スイッチ20が働いて図示しない圧縮エ
ア供給源の供給バルブが開き、エア配管42に圧縮エア
が供給される。この圧縮エアは、固定ブロック24内の
固定エア室24a、回転ブロック30の中空ロータ軸4
8の中空部48a、配管用ニップル50の内部を経て回
転エア室28内に供給され、この回転エア室28から複
数のエアノズル32に供給され、その先端から噴出して
部品12の被清掃面13を清掃する。尚、エアノズル3
2から噴出する圧縮エアのエア圧は、ワークの大きさや
エアノズルの口径に応じて異なるが、例えばノズル口径
2mmで4つのエアノズルによって図6及び図7の部品
を清掃する場合には3kg/cm2 とする。
【0014】既にのべたように、回転ブロック30は、
ベアリング26によって固定ブロック24に回転自在に
取付けられ、またエアノズル32は、部品12の吹付け
面13に傾斜して圧縮エアを吹付けるように指向してお
り、圧縮エアの噴射の反動で回転ブロック30は自動的
に回転する。従って、部品12の被清掃面である吹付け
面13に多面的にかつ繰り返し圧縮エアが吹付けられる
ので、圧縮エアのブロー効果が向上し、タップ穴12
a、鍔孔12b内の切粉の付着物のように除去し難い付
着物が確実に除去される。尚、部品1個当たり吹付け時
間は約3秒である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、圧縮エ
アを噴出するエアノズルが圧縮エアの吹付けの反動で回
転することができるようにしたので、ワーク等の被清掃
面に多面的にかつ繰り返し圧縮エアを吹付けることがで
きるから、圧縮エアのブロー効果が向上し、従ってタッ
プ穴内等の切粉の付着物のように除去し難い付着物が確
実に除去される実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアブロー装置の使用状態の概略
側面図である。
【図2】本発明に係るエアブロー装置の使用状態の概略
上面図である。
【図3】本発明に係るエアブロー装置の拡大側面図であ
る。
【図4】本発明のエアブロー装置のエアノズルの傾斜状
態を示す拡大正面図である。
【図5】本発明のエアブロー装置の動作状態の拡大断面
図である。
【図6】本発明の装置によって清掃される部品の一例の
平面図である。
【図7】図6の部品の一半部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 エアブロー装置 12 部品 13 清掃面(吹付け面) 24 固定ブロック 24a 固定エア室 26 ベアリング 28 回転エア室 30 回転ブロック 32 エアノズル 48 中空ロータ軸 50 配管ニップル 52 ロータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮エアが供給される固定エア室を有す
    る固定ブロックと、前記固定ブロックに気密に回転自在
    に取付けられ前記固定ブロックの固定エア室に連通する
    回転エア室を有する回転ブロックと、前記回転ブロック
    に気密に取付けられ前記回転エア室に連通する少なくと
    も1つのエアノズルとを備え、前記エアノズルは被清掃
    材の吹付け面に傾斜して圧縮エアを吹付けるように指向
    されて圧縮エアの吹付けによる反動で前記回転ブロック
    に回転を付与するようにしたことを特徴とするエアブロ
    ー装置。
JP31959191A 1991-11-08 1991-11-08 エアブロー装置 Pending JPH05131181A (ja)

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JP31959191A JPH05131181A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 エアブロー装置

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JP31959191A JPH05131181A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 エアブロー装置

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JPH05131181A true JPH05131181A (ja) 1993-05-28

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ID=18111982

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JP31959191A Pending JPH05131181A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 エアブロー装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167911A (ja) * 2011-02-17 2012-09-06 Santo Dengyo:Kk 乾燥装置
JP2018094490A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 春日電機株式会社 回転ノズル

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145581A (en) * 1979-04-28 1980-11-13 Yamaha Motor Co Ltd Rotary air injecting type duster
JPH0248148B2 (ja) * 1984-12-18 1990-10-24 Kogyo Gijutsuin
JPH03109983A (ja) * 1989-09-26 1991-05-09 Toppan Printing Co Ltd 粉体付着防止装置

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