JPH05129843A - 再送信単チヤンネル信号処理装置 - Google Patents

再送信単チヤンネル信号処理装置

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JPH05129843A
JPH05129843A JP31332691A JP31332691A JPH05129843A JP H05129843 A JPH05129843 A JP H05129843A JP 31332691 A JP31332691 A JP 31332691A JP 31332691 A JP31332691 A JP 31332691A JP H05129843 A JPH05129843 A JP H05129843A
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利一 小原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力同一チャンネルにテレビジョン放送信
号を周波数変換する場合に、出力テレビジョン放送信号
と入力テレビジョン放送信号の周波数を一致させ、ビー
ト障害を防止する。 【構成】 周波数変換器54でテレビジョン放送信号を周
波数変換した第1中間周波信号を、分離手段71で、第 1
中間周波映像信号と音声信号とに分離する。中間周波音
声信号は利得調整器78でレベル調整され、この調整した
第 1中間周波音声信号を合成器80で第 1中間周波映像信
号と合成する。この合成中間周波信号を、周波数変換器
82で第2中間周波信号に周波数変換する。これは周波数
変換器94でさらに周波数変換される。周波数変換器54、
82、94に供給する局部発振信号は、共通の基準信号源66
の基準信号を基に、PLL発振器の局部発振器56、84、
96が発振する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共同聴視施設のヘッド
エンドにおいて、例えばアンテナで受信したり、ビデオ
テープレコーダから出力したりした複数のテレビジョン
放送信号を、共同聴視施設のエリア内に隣接チャンネル
で再送信するために、各テレビジョン放送信号を処理す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】或るチャンネルAでテレビジョン放送信
号を送信すると共に、これの上側に隣接するチャンネル
Bでもテレビジョン放送信号を送信した場合に、即ち隣
接チャンネルで送信した場合に、上側のチャンネルBの
映像信号fbvの2倍の周波数の高調波とチャンネルA
の音声信号faaとで相互変調が生じると、上側チャン
ネルBの周波数帯内に2fbv−faaの信号が発生す
る。即ち、上側チャンネルbにビート障害が生じる。ま
た、チャンネルAの映像信号favと、同音声信号fa
aと、チャンネルBの映像信号fbvとで相互変調が生
じると、チャンネルAの周波数帯内にfav+fbv−
faaの信号が生じる。即ち下側チャンネルaにビート
障害が生じる。
【0003】これらビート障害の発生を防止するため、
共同聴視施設のヘッドエンドでは、各テレビジョン放送
信号を隣接チャンネルの関係に周波数を変換する際に、
各チャンネルのテレビジョン放送信号の音声信号のレベ
ルを減少させることが行われている。このような処理を
行うための装置として、再送信単チャンネル処理装置が
用いられている。従来、このような装置として、例えば
図2に示すようなものが使用されていた。
【0004】即ち入力端子10から供給された、映像信
号と音声信号とを含む或るチャンネルのテレビジョン放
送信号は、増幅器12によって増幅された後、周波数変
換器14において、局部発振器16からの局部発振信号
と混合されて、例えば中間周波映像信号の中心周波数が
58.75MHzで中間周波音声信号の中心周波数が5
4.25MHzである中間周波信号に周波数変換され
る。この中間周波信号は、増幅器18で増幅された後、
2分配器20によって2分配され、その一方の中間周波
信号は、その中間周波映像信号を取り出させるように通
過帯域を選択した帯域通過フィルタ22に供給され、こ
こで中間周波映像信号が取り出され、増幅器24で増幅
される。また、他方の中間周波信号は、その中間周波音
声信号を取り出せるように通過帯域を選択した帯域通過
フィルタ26に供給され、これによって取り出された中
間周波音声信号は増幅器28で増幅された後、利得調整
器30によってビート障害が生じないようなレベルに調
整される。
【0005】このレベル調整された音声信号と、増幅器
24からの中間周波映像信号とは、合成器32によって
合成されて、中間周波音声信号のレベルを低くした中間
周波信号とされ、これは周波数変換器34によって所定
のチャンネルのテレビジョン放送信号に周波数変換さ
れ、増幅器36によって増幅された後、利得調整器38
によって全体のレベルが調整され、出力端子40に供給
される。
【0006】ここで、周波数変換器34に周波数変換の
ために供給される局部発振信号は、入力端子10に供給
されたテレビジョン放送信号のチャンネルと、出力端子
40から出力されるテレビジョン放送信号とのチャンネ
ルを異ならせる場合には、スイッチ42を切り替えて、
周波数可変の局部発振器44より、中間周波信号の周波
数と出力端子40に生じさせようとする周波数とによっ
て定まる周波数とされた局部発振信号を供給する。
【0007】また、各隣接チャンネルで複数のテレビジ
ョン放送信号を再送信する場合、チャンネルを変更しな
くてもよいテレビジョン放送信号が生じる。この場合、
局部発振器44に局部発振器16の局部発振信号と同じ
周波数の局部発振信号を発生させればよいが、完全に同
一周波数を発生させることは困難であり、入力端子10
のテレビジョン放送信号と、出力端子40のテレビジョ
ン放送信号とに微妙な周波数のずれが生じる。このよう
なずれが生じているときに、例えば出力端子40から共
同聴視施設の各端末に伝送するラインに、放送局から送
信された入力端子10のテレビジョン放送信号と同じ信
号が飛び込むと、同一チャンネルビート障害を生じる。
【0008】従って、入力端子10と出力端子40のテ
レビジョン放送信号のチャンネルが同じ場合には、スイ
ッチ42を切り替えて、局部発振器16の局部発振信号
を2分配器46で分配したものを周波数変換器34に供
給し、入出力のテレビジョン放送信号の周波数を一致さ
せている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような装
置では、入力端子10と出力端子40のテレビジョン放
送信号を同じチャンネルとする場合には、スイッチ42
の切替え操作が必要であり、その作業が面倒であるとい
う問題点があった。
【0010】また、出力端子40のテレビジョン放送信
号のチャンネルは、例えば90MHzから450MHz
と広帯域な範囲のうちから選択した1つのチャンネルと
しなければならない場合がある。この場合、図2に示し
たような2段階の周波数変換では、映像中間周波信号の
中心周波数が58.75MHzで、音声中間周波信号の
中心周波数が54.25MHzである関係上、局部発振
器44は、90MHzから450MHzの範囲内の周波
数の局部発振信号を発振しなければならず、ビート障害
を生じる。これを避けるため、3段階の周波数変換を行
うことがあるが、この場合、入力と出力とのチャンネル
を同一にするために1つの局部発振器が発振した局部発
振信号を、各周波数変換器に共通に使用することができ
ず、上述したような同一チャンネルビート障害が生じる
可能性がある。そのため、入力と出力を同一チャンネル
とする場合には、2段階の周波数変換を行い、かつこれ
らの周波数変換に共通の局部発振信号を使用する専用の
処理装置を別途に準備しなければならないという問題点
があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の各問題
点を解決するためになされたもので、テレビジョン放送
信号を第1の局部発振信号に基づいて中間周波信号に周
波数変換する第1の周波数変換手段と、第1の局部発振
信号を発振する第1の局部発振手段と、上記中間周波信
号を中間周波映像信号と中間周波音声信号とに分離する
分離手段と、この分離された中間周波音声信号のレベル
を調整するレベル調整手段と、このレベル調整手段でレ
ベル調整された中間周波音声信号と上記中間周波映像信
号とを合成して合成中間周波信号とする合成手段と、こ
の合成手段からの合成中間周波信号を第2の局部発振信
号に基づいて周波数変換する第2の周波数変換手段と、
第2の局部発振信号を発振する第2の局部発振手段とを
備え、第1及び第2の局部発振手段を、共通の基準信号
源からの基準信号に基づいて第1及び第2の局部発振信
号をそれぞれ発生するPLL発振手段としたものであ
る。
【0012】また、第2の周波数変換手段の出力信号を
第3の局部発振信号に基づいて周波数変換する第3の周
波数変換手段と、第3の局部発振信号を発振する第3の
局部発振手段とを付加し、第3の局部発振手段も、上記
基準信号源からの上記基準信号に基づいて第3の局部発
振信号を発生するPLL発振手段とすることもできる。
【0013】さらに、第1及び第2の局部発振信号のう
ち少なくとも一方を周波数可変としたり、第3の局部発
振信号も周波数可変とすることもできる。
【0014】
【作用】本発明によれば、第1の周波数変換手段でテレ
ビジョン放送信号を周波数変換した中間周波信号は、分
離手段によって中間周波映像信号と中間周波音声信号と
に分離され、中間周波音声信号はビート障害が生じない
ようにレベル調整手段によってレベル調整が行われ、こ
のレベル調整された中間周波音声信号は合成手段で中間
周波映像信号と合成されて、合成中間周波信号とされ
る。この合成中間周波信号は、第2の周波数変換手段に
よって周波数変換される。ここで、第1及び第2の周波
数変換手段に局部発振信号として供給される第1及び第
2の局部発振信号は、共通の基準信号源からの基準信号
を基に、PLL発振手段である第1及び第2の局部発振
手段によって発振されている。従って、入出力同一チャ
ンネルに周波数変換する場合、第1の周波数変換手段に
供給されたテレビジョン放送信号と、第2の周波数変換
手段から出力されるテレビジョン放送信号の周波数は、
完全に一致する。
【0015】また、第2の周波数変換手段の出力をさら
に、第3の周波数変換手段によって周波数変換する場合
も、第3の周波数変換手段に第3の局部発振信号を供給
する第3の局部発振手段も、第1及び第2の局部発振手
段と共通の基準信号源の基準信号を基に第3の局部発振
信号を発振しているので、入出力同一チャンネルに周波
数変換する場合、第1の周波数変換手段に供給されたテ
レビジョン放送信号と、第3の周波数変換手段から出力
されるテレビジョン放送信号の周波数は、完全に一致す
る。
【0016】
【実施例】この実施例の再送信用単チャンネル信号処理
装置は、図1に示すように、入力端子50に供給された
1つのチャンネルのテレビジョン放送信号(映像信号と
音声信号とを含む。)は、増幅器52で増幅された後、
周波数変換器54に供給される。この周波数変換器54
には、局部発振器56から局部発振信号が供給され、こ
のテレビジョン放送信号を第1中間周波数信号に周波数
変換する。この第1中間周波信号は、例えば中心周波数
が58.75MHzである第1中間周波映像信号と、中
心周波数が54.25MHzである第1中間周波音声信
号とを含んでいる。
【0017】常に第1中間周波映像信号及び第1中間周
波音声信号の中心周波数が上記の各周波数となるよう
に、局部発振器56は、入力端子50に供給されたテレ
ビジョン放送信号の映像信号よりも58.75MHz高
い周波数の局部発振信号fL1を発振する。即ち、テレ
ビジョン放送信号をfで表すと、周波数変換器54は、
fU−fの周波数変換を行っている。
【0018】局部発振器56は、いわゆるPLL発振器
で、電圧制御発振器58を有し、この電圧制御発振器5
8の出力を1分岐器60で分岐して、周波数変換器54
に供給すると共に、プログラマブルカウンタ62に供給
する。プログラマブルカウンタ62は、電圧制御発振器
58の出力を分周し、PLLIC64に供給する。PL
LIC64は、基準信号源66から供給された基準信号
と、プログラマブルカウンタ62の出力とを内蔵する位
相比較器によって位相比較し、その比較信号を内蔵する
ループフィルタによって濾波して、電圧制御発振器58
に供給する。従って、電圧制御発振器58が発振する局
部発振信号の周波数は、プログラマブルカウンタ62で
の分周比によって決定された周波数になるので、局部発
振信号の周波数を入力端子50に供給されたテレビジョ
ン放送信号の映像信号よりも58.75MHz高い周波
数となるように、プログラマブルカウンタ62の分周比
を決定する。
【0019】周波数変換器54の出力である第1中間周
波信号は、増幅器68で増幅された後、分離手段71の
一部をなす2分配器70によって2分配される。この一
方の分配出力は、分離手段71の一部をなす帯域通過フ
ィルタ72に供給される。この帯域通過フィルタ72
は、第1中間周波信号から第1中間周波映像信号を抽出
できる通過帯域を有するものであるので、この帯域通過
フィルタ72の出力信号は、第1中間周波映像信号とな
る。この第1中間周波映像信号は、増幅器73で増幅さ
れる。
【0020】分配器70の他方の分配出力は、分離手段
71の一部をなす帯域通過フィルタ74に供給される。
即ち、分離手段71は、2分配器70、帯域通過フィル
タ72、74によって構成されている。帯域通過フィル
タ74は、第1中間周波信号から第1中間周波音声信号
を抽出できる通過帯域を有するものであるので、この帯
域通過フィルタ74の出力信号は第1中間周波音声信号
となる。この第1中間周波音声信号は、増幅器76で増
幅された後、レベル調整手段、例えば利得調整器78で
レベルが調整される。このレベルが調整された第1中間
周波音声信号と、増幅器73で増幅された第1中間周波
映像信号とは、合成器80で合成されて、第1中間周波
音声信号のレベルを小さくした合成第1中間周波信号と
される。
【0021】この合成第1中間周波信号は、周波数変換
器82に供給される。この周波数変換器82には、局部
発振器84から局部発振信号fL2が供給される。周波
数変換器82は合成第1中間周波信号を第2中間周波信
号に周波数変換する。この第2中間周波信号の中心周波
数が例えば611MHzとなるように、局部発振信号の
周波数を、611MHzから第1中間周波信号の周波数
を減算した周波数に選択してある。即ち、周波数変換器
82は、合成第1中間周波信号をfL1−fとすると、
fL1−f+fL2の周波数変換を行う。
【0022】局部発振器84もPLL発振器で、電圧制
御発振器86と、PLLIC88と、分岐器89を有し
ている。図示していないが、電圧制御発振器86とPL
LIC88との間には、プログラマブルカウンタも設け
られている。周波数変換器82に入力される第1中間周
波信号の周波数が一定であり、かつ第2中間周波信号の
周波数も一定であるので、局部発振器84の発振周波数
も一定となり、そのため図示していないプログラマブル
カウンタの分周比は一定値に保持されている。また、P
LLIC88に内蔵する位相比較器には、PLLIC6
4の位相比較器と同様に基準信号源66の基準信号が供
給されている。
【0023】周波数変換器82からの第2中間周波信号
は、この第2中間周波信号を構成する第2中間周波映像
信号と第2中間周波音声信号とを通過させる通過帯域を
有する帯域通過フィルタ90によって不要な信号成分が
除去された後、増幅器92で増幅される。
【0024】この増幅器92の出力である第2中間周波
信号は、周波数変換器94に供給される。この周波数変
換器94には、局部発振器96から局部発振信号fL3
が供給されている。周波数変換器94は、中心周波数が
611MHzである第2中間周波信号を、例えば90乃
至450MHzの範囲内の任意のチャンネルに周波数変
換する。そのため、局部発振信号fL3は、第2中間周
波信号よりもその出力チャンネルの周波数だけ高い周波
数に選択される。即ち、周波数変換器94は、第2中間
周波信号をfL1−f+fL2とすると、fL3−(f
L1−f+fL2)の周波数変換を行う。そのため、局
部発振器96の周波数可変範囲は、704乃至1058
MHzとなる。
【0025】このような局部発振信号fL3を発振する
局部発振器96もPLL発振器で、電圧制御発振器9
8、分岐器100、プログラマブルカウンタ102、P
LLIC104を備えたもので、局部発振器84、56
と同様にプログラマブルカウンタ102の分周比を変更
することによって、局部発振信号fL3の周波数を可変
できる。そして、PLLIC104に内蔵されている位
相比較器には、他のPLLIC64、88と同様に、基
準信号源66の基準信号が供給されている。
【0026】周波数変換器94の出力信号は、増幅器1
06で増幅された後、利得調整器108によって全体の
レベルが調整され、出力端子110から出力され、図示
しない他の再送信用単チャンネル信号処理装置の出力信
号と混合されて、即ち、各再送信用単チャンネル信号処
理装置から出力されるテレビジョン放送信号が、それぞ
れ隣接チャンネルの関係を保って共同聴視施設のエリア
に送信される。
【0027】このように構成された再送信用単チャンネ
ル信号処理装置において、例えば入力端子50に供給さ
れるテレビジョン放送信号と出力端子110から出力さ
れるテレビジョン放送信号とを同一のチャンネルとした
い場合、出力端子110のテレビジョン放送信号の周波
数はfL3−(fL1−f+fL2)であり、これがf
に等しくなければならない。即ち、fL3−fL1−f
L2を0としなければならない。各局部発振器56、8
4、96にそれぞれ別個の基準信号を用いた場合、各基
準信号を同じ周波数に完全に調整することは困難である
ので、fL3−fL1−fL2を0とすることができ
ず、同一チャンネルビート障害が生じる恐れがある。し
かし、この実施例では、各局部発振器56、84、96
には、同一の基準信号源66から基準信号を供給してい
るので、fL3−fL1−fL2を完全に0とすること
ができ、同一チャンネルビート障害が生じることはな
い。
【0028】上記の実施例では、出力端子110に出力
されるテレビジョン放送信号の周波数範囲を90乃至4
50MHzと広範囲に変化させる必要から3段階の周波
数変換を行ったが、出力されるテレビジョン放送信号の
周波数の可変範囲が小さくてもよい場合には、図2に示
したような2段階の周波数変換でもよい。無論、その場
合でも、2つの局部発振器は、同一の基準信号源からの
基準信号を用いるPLL発振器とする。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、同一基
準信号源からの基準信号を各局部発振器に供給している
ので、入出力同一チャンネルに周波数変換する場合に、
入力テレビジョン放送信号と出力テレビジョン放送信号
との間に微妙な周波数のずれが生じない。よって、同一
チャンネルビート障害が生じることはない。従って、2
段階の周波数変換を行う場合には、入出力同一チャンネ
ルチに変換する場合に、スイッチを切り替えて、第1段
階の周波数変換と第2段階の周波数変換との同一に局部
発振信号を使用する必要がない。また、出力されるテレ
ビジョン放送信号の周波数可変範囲を広げるために3段
階の周波数変換を行う場合でも、確実に同一チャンネル
ビート障害を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再送信用単チャンネル信号処理装
置の1実施例のブロック図である。
【図2】従来の再送信用単チャンネル信号処理装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
54 (第1の)周波数変換器 56 (第1の)局部発振器 66 基準信号源 71 分離手段 78 利得調整器(レベル調整手段) 82 (第2の)周波数変換器 84 (第2の)局部発振器 94 (第3の)周波数変換器 96 (第3の)局部発振器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送信号を第1の局部発振
    信号に基づいて中間周波信号に周波数変換する第1の周
    波数変換手段と、第1の局部発振信号を発振する第1の
    局部発振手段と、上記中間周波信号を中間周波映像信号
    と中間周波音声信号とに分離する分離手段と、この分離
    された中間周波音声信号のレベルを調整するレベル調整
    手段と、このレベル調整手段でレベル調整された中間周
    波音声信号と上記中間周波映像信号とを合成して合成中
    間周波信号とする合成手段と、この合成手段からの合成
    中間周波信号を第2の局部発振信号に基づいて周波数変
    換する第2の周波数変換手段と、第2の局部発振信号を
    発振する第2の局部発振手段とを備え、第1及び第2の
    局部発振手段は、共通の基準信号源からの基準信号に基
    づいて第1及び第2の局部発振信号をそれぞれ発生する
    PLL発振手段であることを特徴とする再送信単チャン
    ネル信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の再送信単チャンネル信号
    処理装置において、第1及び第2の局部発振手段のうち
    少なくとも一方が、発振周波数を可変できることを特徴
    とする再送信単チャンネル信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の再送信単チャン
    ネル信号処理装置において、第2の周波数変換手段の出
    力信号を第3の局部発振信号に基づいて周波数変換する
    第3の周波数変換手段と、第3の局部発振信号を発振す
    る第3の局部発振手段とを、設け、第3の局部発振手段
    も、上記基準信号源からの上記基準信号に基づいて第3
    の局部発振信号を発生するPLL発振手段としたことを
    特徴とする再送信単チャンネル信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の再送信単チャンネル信号
    処理装置において、第3の局部発振手段も、発振周波数
    を可変できることを特徴とする再送信単チャンネル信号
    処理装置。
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