JPH0512948A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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Publication number
JPH0512948A
JPH0512948A JP15938891A JP15938891A JPH0512948A JP H0512948 A JPH0512948 A JP H0512948A JP 15938891 A JP15938891 A JP 15938891A JP 15938891 A JP15938891 A JP 15938891A JP H0512948 A JPH0512948 A JP H0512948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
fixed contact
fixed
arc
Prior art date
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Pending
Application number
JP15938891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hayashi
龍也 林
Sadajiro Mori
貞次郎 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0512948A publication Critical patent/JPH0512948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点間に発生したアークの足を接点外に転移
させ、接点消耗の低減化を行う。 【構成】 固定接触子8の一端に設けられた固定接点8
Aと、可動接触子6の一端に設けられた可動接点6Aと
を対向配置し、固定接触子8と可動接触子6とは互いに
反対方向に延びるように構成し、固定接触子8の固定接
点8A近傍に、接点6A,8Aの対向方向と逆方向に突
出する屈曲部8Bを設けた。この屈曲部は可動接触子に
設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電流の開閉を行なう
開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の開閉器として、例えば特
開平2ー239523号公報に示された電磁接触器の構
成を示す部分断面図である。図において、1はプラスチ
ックで形成された取付台、2はこの取付台1上にケイ素
鋼板で積層された固定鉄心、3は固定鉄心2に対向して
設置され、ケイ素鋼板で積層された可動鉄心、4は可動
鉄心3と固定鉄心2とを引き外しバネ(図示せず)に抗
して吸着させる駆動力を付与する操作コイル、5はプラ
スチックで形成され、角窓を有するクロスバーであり、
その下端では可動鉄心3を保持している。6はクロスバ
ー5の角窓に挿入されて押しバネ7により押圧保持され
ている可動接触子、6Aは可動接触子6の一端に設けら
れた可動接点、8は可動接触子6と対向して設けられ、
電流を導通させる固定接触子、8Aはこの固定接触子8
の一端に設けられた固定接点、8Cは固定接触子8の端
子部を示す。9は電磁接触器本体と外部回路と接続する
ための端子ネジ、10は固定接触子8を取り付けるベー
ス、11は電磁接触器本体の上面を覆うカバーである。
【0003】図4は固定接触子8を拡大して示す構成図
であり、図4(a)はその側面を示し、図4(b)はそ
の上面を示している。また、図5に示すように、固定接
触子8の一端に設けられた固定接点8Aと、可動接触子
6の一端に設けられた可動接点6Aは対向して配置さ
れ、固定接触子6と可動接触子8とは互いに反対方向に
延びている。
【0004】次に動作について説明する。操作コイル4
を消磁すると、引き外しバネ(図示せず)により可動鉄
心3が固定鉄心2より開離し、クロスバー5も図3に示
す状態を占め、固定接点8Aと可動接点6Aとが開離し
て、この接点8A,6A間にアーク12が生じる。この
アーク12は電流零点において消弧され、電流が遮断さ
れることになる。
【0005】次に接点8A,6A間に発生したアーク1
2の動作を、図5に基づいて説明する。生じたアーク1
2は、可動接触子6の導通電流Iが作る磁界に基づく駆
動力F2と、固定接触子8の導通電流Iが作る磁界に基
づく駆動力F1とを受ける。ところが、これらの駆動力
F1とF2の大きさはほぼ同一であり、向きが逆である
ため、アーク12は可動接点6Aと固定接点8Aの上で
膠着してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁接触器など
の開閉器は以上のように構成されており、アーク12が
可動接点6Aと固定接点8Aの上で膠着するとアーク1
2の駆動が行われないので、良好な遮断性能が得られ
ず、またアーク12の足が接点8A,6A外に転移され
ないため、接点消耗が多いという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、アークの足を接点外に転移する
ことができ、接点消耗を低減できる開閉器を得ることを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る開閉器
は、固定接触子の固定接点近傍または可動接触子の可動
接点近傍に、接点の対向方向と逆方向に突出する屈曲部
を設けたものである。
【0009】
【作用】この発明における屈曲部は、導通電流Iが作る
磁界に基づいてアークに働く駆動力を小さくする。従っ
て、固定接触子と可動接触子に流れる導通電流Iが作る
磁界に基づくアークに働く駆動力の均衡がくずれ、アー
クが接点へ膠着するのを防止でき、アークは駆動され
る。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例による開閉器を図
について説明する。この実施例の電磁接触器は固定接触
子8の形状を除けば従来の電磁接触器と同様であるの
で、図1には固定接触子8と可動接触子6の部分のみを
示している。図1において、6は可動接触子、6Aは可
動接触子6の一端に設けられた可動接点、8は可動接触
子6と対向して設けられ、電流を導通させる固定接触
子、8Aはこの固定接触子8の一端に設けられた固定接
点、8Cは固定接触子8の他端の端子部を示す。8Bは
固定接触子8の固定接点8A近傍に設けられた、固定接
点8Aの対向方向と逆方向に突出する屈曲部であり、例
えばU字形状に形成している。
【0011】固定接触子8と可動接触子6は例えば銅C
uで構成され、可動接点6Aと固定接点8Aは例えば銀
Ag合金で構成されている。また、屈曲部8Bの大きさ
は、例えばda=2mm〜50mm程度,db=1mm
〜20mm程度,dc=1mm〜50mm程度に構成し
ている。
【0012】今、導通電流Iが固定接触子8から可動接
触子6に流れている場合を考える。固定接点8Aと可動
接点6Aとが開離して、固定接点8Aと可動接点6Aと
の間にアーク12が生じる。アーク12は可動接触子6
の導通電流Iが作る磁界に基づく駆動力F2と、固定接
触子8の導通電流Iが作る磁界に基づく駆動力F1とを
受ける。固定接触子8には固定接点8Aの近傍にU字状
に形成した屈曲部8Bが設けてあるため、この屈曲部8
Bを流れる導通電流Iが作る磁界に基づくアーク12に
対する駆動力は駆動力F1を弱め、駆動力F2を強め
る。
【0013】この理由は次のようである。屈曲部8Bを
流れる導通電流Iが図の下方向に流れる場合はアーク1
2に対して反発力が働き、図の上方向に流れる場合はア
ーク12に対して吸引力が働く。しかし、アーク12と
の距離が近い方が力が強いため、結果として屈曲部8B
を流れる導通電流Iが作る磁界に基づく駆動力は吸引力
として働くことになる。従って、駆動力はF1<F2と
なり、アーク12はF2方向に駆動され、アーク12の
足が接点8A,6A外に転移される。このアーク12は
電流零点において消弧され、電流が遮断されることにな
る。
【0014】実施例2.実施例1では固定接触子8に屈
曲部8Bを設けたが、図2に示すように可動接触子6に
U字状に形成した屈曲部6Bを設けてもよい。この場
合、駆動力はF1>F2となりアーク12はF1方向に
駆動される。
【0015】なお、屈曲部の形状は、U字形状に限るも
のではなく、V字形状やコの字形状などでもよい。
【0016】また、上記実施例では電磁開閉器の場合に
ついて説明したが、遮断器、断路器や他の開閉器であっ
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、固定接
触子の一端に設けられた固定接点と、この固定接点に対
向配置され、固定接触子と反対方向に延びる可動接触子
の一端に設けられた可動接点を備え、固定接触子の固定
接点近傍または可動接触子の可動接点近傍に、接点の対
向方向と逆方向に突出する屈曲部を設けたことにより、
アークの足を接点外に転移することができ、接点消耗を
低減できる開閉器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による開閉器に係る可動接
触子および固定接触子を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例2による開閉器に係る可動接
触子および固定接触子を示す構成図である。
【図3】従来の電磁接触器を示す部分断面図である。
【図4】従来の電磁接触器に係る固定接触子を拡大して
示す構成図である。
【図5】従来の電磁接触器の接点間に発生したアークの
動作を示す説明図である。
【符号の説明】
6 可動接触子 6A 可動接点 6B 屈曲部 8 固定接触子 8A 固定接点 8B 屈曲部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】固定接触子の一端に設けられた固定接点
    と、この固定接点に対向配置され、上記固定接触子と反
    対方向に延びる可動接触子の一端に設けられた可動接点
    とを備え、上記固定接触子の固定接点近傍または可動接
    触子の可動接点近傍に、上記接点の対向方向と逆方向に
    突出する屈曲部を設けたことを特徴とする開閉器。
JP15938891A 1991-07-01 1991-07-01 開閉器 Pending JPH0512948A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15938891A JPH0512948A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15938891A JPH0512948A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 開閉器

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Publication Number Publication Date
JPH0512948A true JPH0512948A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15692699

Family Applications (1)

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JP15938891A Pending JPH0512948A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 開閉器

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JP (1) JPH0512948A (ja)

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