JPH05129274A - 多成分系薬液処理装置 - Google Patents

多成分系薬液処理装置

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JPH05129274A
JPH05129274A JP23371791A JP23371791A JPH05129274A JP H05129274 A JPH05129274 A JP H05129274A JP 23371791 A JP23371791 A JP 23371791A JP 23371791 A JP23371791 A JP 23371791A JP H05129274 A JPH05129274 A JP H05129274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical
amount
replenished
chemical solution
chemical liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP23371791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yada
秀雄 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SPC Electronics Corp
Original Assignee
SPC Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SPC Electronics Corp filed Critical SPC Electronics Corp
Priority to JP23371791A priority Critical patent/JPH05129274A/ja
Publication of JPH05129274A publication Critical patent/JPH05129274A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的]半導体製造過程において用いる多成分系薬液処
理装置の薬液の組成管理を自動化して正確に行う。 [構成]薬液の液面レベルを検知する液面レベルセンサ
ー、薬液の導電率を検知する導電率センサー、ワークの
処理数をカウントするワーク処理数カウンターを設け、
これらセンサー/カウンターからの情報に基づいて制御
機構により補給すべき薬液の種類、量を算出し、処理槽
に補給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体製造の際に用い
る装置、詳しくは半導体製造の際実施されるウエット処
理において用いる多成分系薬液処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体製造の過程においては、半導体ウ
エハのエッチング、異物の除去等の為、薬液を満した処
理槽にウエハ等を浸漬させることがあり、一般に薬液と
してはNH4 OH−H22 −H2 Oなどの3成分系薬
液が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら薬液は一定の組
成比で調合されているが、分解、蒸発、ウエハによる持
ち出し等により、その組成比が時間と共に刻々と変化す
ることは避けられず、絶えず薬液を補給することが必要
であった。これに対処する為、従来においては、一定時
間毎に、経験により得られた組成比で一定量づつ補給す
る方法がとられていた。この補給方法は実際の組成比を
検知して補給するものではない為、時間の経過と共に組
成が初期状態からずれることは避けられず、正確な組成
比に戻す為、一定時間毎に槽内の薬液全部を交換する必
要があった。
【0004】この発明は薬液処理装置に関する上記従来
の問題点を解決することを目的とするものであり、薬液
の組成比を常に安全化させ、一定時間経過後の薬液全部
の交換などという不経済なことを行う必要がなく、薬液
の正確な組成比を維持することができる新規な多成分系
薬液処理装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、多成分系の
薬液を用いる薬液処理装置において、薬液の導電率、薬
液の液面レベル、ワーク処理数をそれぞれ検知するセン
サー及びカウンターを処理槽に付設すると共にこれらセ
ンサーから送られるデータにより補給を要する液薬及び
その量を算出し、薬液を適宜処理槽に供給する制御機構
を備えて多成分系薬液処理装置を構成することにより、
上記課題を解決せんとするものである。
【0006】
【作用】処理槽内にワークであるウエハを浸漬し、エッ
チング、異物の除去等の為の薬液処理を行う。その際、
センサー/カウンターにより薬液の液面レベル、ウエハ
処理数、薬液の導電率を遂時検知し、制御機構において
これらデータから補給を要する薬液及びその量を算出
し、その結果に基づき薬液を適宜処理槽に補給し、薬液
の量及び組成比を適正に保持する。従って、従来の場合
の様に一定期間毎に薬液を全部取替える必要はなく、常
に適正な組成比の薬液が適量処理槽に満たされているこ
とになる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明に係る多成分系薬液処理装置
の一実施例を模式的に描いた側面図である。図中1はワ
ーク2を浸漬せしめる処理槽、4は隔壁18により処理
槽1と隔てられている外槽であり、処理槽1と外槽4と
は底部に設けられた配管5により連通せしめられてい
る。3は配管5の途中に設けられた循環ポンプである。
【0008】一方、10,11,12は外槽4の上方に
位置せしめられた薬液タンクであり、供給パイプ19を
介して貯溜した各薬液を外槽4に滴下できる様になって
いる。13,14,15はそれぞれ供給パイプ19の途
中に設けられた定量ポンプであり、後記する制御機構9
からの指令により作動し、外槽4に薬液を所望量滴下で
きる様になっている。17は外槽4の上部側壁に開口し
たドレンパイプであり、オーバーフローした薬液を外部
に排出させるためのものである。一方、6は外槽4の側
壁に取付けられた液面レベルセンサー、7は薬液の導電
率を検知する導電率センサー、8はワークの処理数をカ
ウントするワーク処理数カウンターであり、これらセン
サー/カウンターからは制御機構9に信号が送られる様
になっており、制御機構9においてはこれらセンサー/
カウンターからの情報に基づいて各薬液の補給量を算出
し、定量ポンプ13,14,15を駆動させる様になっ
ている。次にこの多成分系薬液処理装置の作動について
説明する。
【0009】処理槽1内にワーク2としてウエハ等を位
置させ、循環ポンプ3によって薬液を処理槽1から外槽
4、外槽4から処理槽1と循環させる。そして、処理槽
1へは定量ポンプ13,14,15を作動させ供給パイ
プ19を介して薬液タンク10,11,12から補給薬
液を各成分毎に適宜滴下してワーク2の薬液処理を行な
う。薬液タンク10,11,12から補給する補給薬液
の組成と量の決定は次の通りに行なう。即ち、薬液とし
てNH4 OH、H22、H2 Oの3種を用いた場合、
ワーク2の投入されていない処理槽1内におけるNH4
OH、H22 の分解は下記の通りとなる。 NH4 OH → NH3 +H22 2H22 → O2 ↑+2H2 O 上記分解による体積変化は極めて小さいものであり、液
面の低下は水分の蒸発によるものと考えられる。
【0010】濃度比がNH4 OH:H22 :H2 O=
1:1:5で30リットルの処理槽の場合、図2のグラ
フから明らかな通り、初期濃度比との比の経時変化(時
間0の傾きより分解速度を求めた)はNH4 OHは19
cc/分、H22 は1cc/分となり、液面の低下量
は本実施例の30リットルの処理槽の場合10cc/分
となる。従って、外槽4に取付けた液面レベルセンサー
6によって、液面レベルを検知し、20cc分液面レベ
ルが低下した時点で薬液の補給を行なうこととし、薬液
の分解速度と水の蒸発を考慮し、H22 を3.6cc
補給した後、NH4 OH41cc補給する様に制御機構
9をセットすると共にワーク処理数カウンター8により
ウエハ処理数をカウントし、ウエハによる薬液消耗量を
上記補給量に上乗せする様制御機構9を調整し、薬液の
補給を行う。又、導電率センサー7により外槽4内の薬
液の導電率を測定し、本実施例の場合、導電率が13.
4μS/cmになるまで、NH4 OHを滴下する。なお図
3はH22 10cc、H2 O50ccにNH4 OH
を加えていったときの導電率曲線のグラフである。この
ときNH4 OHの滴下量が41cc以上になったとき
は、NH4 OH 1ccにつきH22 1ccの割合
で加え、滴下補正を行う。なお、制御機構9で設定した
滴下量の薬液は定量ポンプ13,14,15を駆動する
ことにより供給パイプ19より滴下する。そして、前記
補給により余剰となった薬液はドレンパイプ17により
排出される。なお、薬液濃度比、処理温度などが変化す
ると分解速度比、蒸発量も変化するが、その都度使用環
境に合った設定値を制御機構9に代入すれば何ら問題な
く対応できる。
【0011】
【発明の効果】この発明は上記の通りの構成を有するも
のであり、定量的に薬液の組成比を把握することによ
り、組成比の安定化が可能となり、ウエハ等の被処理物
の処理安定化、薬浸交換頻度の減少による作業能率の向
上、薬液消費量の節約等多くの利点があり、極めて実用
的なものである。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る多成分系薬液処理装置の一実施
例の側面図である。
【図2】薬液の初期濃度との比の経時変化を表したグラ
フである。
【図3】薬液の導電率曲線のグラフである。
【符号の説明】
1 処理槽 2 ワーク 3 循環ポンプ 4 外槽 5 配管 6 液面レベルセンサー 7 導電率センサー 8 ワーク処理数カウンター 9 制御機構 10 薬液タンク 11 薬液タンク 12 薬液タンク 13 定量ポンプ 14 定量ポンプ 15 定量ポンプ 17 ドレンパイプ 18 隔壁 19 供給パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多成分系の薬液を用いる薬液処理装置に
    おいて、薬液の導電率、薬液の液面レベル、ワーク処理
    数をそれぞれ検知するセンサー及びカウンターを処理槽
    に付設すると共にこれらセンサーから送られるデータに
    より補給を要する液薬及びその量を算出し、薬液を適宜
    処理槽に供給する制御機構を備えた多成分系薬液処理装
    置。
JP23371791A 1991-08-22 1991-08-22 多成分系薬液処理装置 Pending JPH05129274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23371791A JPH05129274A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 多成分系薬液処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23371791A JPH05129274A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 多成分系薬液処理装置

Publications (1)

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JPH05129274A true JPH05129274A (ja) 1993-05-25

Family

ID=16959457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23371791A Pending JPH05129274A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 多成分系薬液処理装置

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JP (1) JPH05129274A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08108131A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 化学反応装置とその運転方法
KR100481176B1 (ko) * 2002-08-20 2005-04-07 삼성전자주식회사 기포검출장치가 장착된 웨트 크리닝 설비
JP2010232520A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 処理液供給装置および処理液供給方法
JP2019212652A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 東京エレクトロン株式会社 基板液処理方法、基板液処理装置及び記憶媒体

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JP2010232520A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 処理液供給装置および処理液供給方法
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