JPH051291U - 筐体のシールド構造 - Google Patents

筐体のシールド構造

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Publication number
JPH051291U
JPH051291U JP5494991U JP5494991U JPH051291U JP H051291 U JPH051291 U JP H051291U JP 5494991 U JP5494991 U JP 5494991U JP 5494991 U JP5494991 U JP 5494991U JP H051291 U JPH051291 U JP H051291U
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JP
Japan
Prior art keywords
upper cover
lower cover
substrate
sides
shield structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP5494991U
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English (en)
Inventor
正彰 梅沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH051291U publication Critical patent/JPH051291U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基板5の周縁部両面に導体からなるアース部
9a,9bを設けると共に、このアース部9a,9bを
導通させるスルーホール10を形成し、前記基板の周縁
部両面を上カバー1の凸部7と下カバー2の凹部8で挟
みつけることにより、前記上カバー1と下カバー2を電
気的に導通させてシールドする。 【効果】 従来必要としていたガスケットが不要とな
り、部品点数を削減することができると共に、組み立て
作業能率の向上及びコストダウンを図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器の筐体のシールド構造、特に無線通信機等において所定の機 能を持たせた基板を収納する筐体のシールド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のこの種の筐体の一般的なシールド構造を示す要部断面図、図5は 全体の分解斜視図である。 図において1は導電性を有する上カバー、2は同じく導電性を有する下カバー で、この両カバー1と2はダイキャストまたは導電処理を施したプラスチックに よって形成されており、上カバー1の閉じ合わせ面にはその全周に渡る溝3が、 また下カバー2の閉じ合わせ面には前記溝3に嵌合する突部4がそれぞれ設けら れている。 5は所定の機能を持たせた基板、6は導電性ゴムあるいは金網等により形成さ れたガスケットである。
【0003】 この構成において基板5は上カバー1と下カバー2から成る筐体内に収納され る。その際、上カバー1の溝3内にガスケット6を装着し、更にこの溝3に下カ バー2の突部4を嵌合させて、上カバー1と下カバー2をネジ等の任意の締結手 段で固定することにより上カバー1と下カバー2をガスケット6に接触させ、こ れにより上カバー1と下カバー2を電気的に導通させて、ノイズ等を防止するた めのシールドを行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の構造によると、上カバーと下カバーとをガスケ ットにより導通させるため、組み立てにおいてガスケットを上カバーの溝内に装 着する工程を要し、部品点数の削減、組み立て作業能率の向上、及びコストダウ ンを図る上での妨げになるという問題がある。 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、シールド性能を損 なうことなく従来用いられていたガスケットを省略して、部品点数の削減、組み 立て作業能率の向上及びコストダウンを図ることができる筐体のシールド構造を 実現することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、上カバーと下カバーから成る筐体内に基 板を収納し、前記上カバーと下カバーを互いの閉じ合わせ面で電気的に導通させ てシールドする筐体のシールド構造において、基板の周縁部両面に導体からなる アース部を設けると共に、この両面のアース部を導通させる導通部を形成し、前 記基板の周縁部両面を前記上カバーと下カバーを互いの閉じ合わせ面で挟みつけ て、前記上カバーと下カバーを前記アース部及び導通部を介して電気的に導通さ せたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上述した構成を有する本考案によれば、従来必要としていたガスケットを必要 とせず、基板を介して上カバーと下カバーとを電気的に導通させてシールドする ことができるので、シールド性能を損なうことなく部品点数をの削減することが できると共に、組み立て作業能率の向上及びコストダウンを図ることができる。
【0007】
【実 施 例】
以下に図面を参照して実施例を説明する。 図1は本考案による筐体のシールド構造の第1の実施例を示す要部断面図、図 2当該実施例の全体の分解斜視図である。 図において1は上カバー、2は下カバー、5は基板であり、これらは従来のも のに相当し、前記両カバー1と2はダイキャストまたは導電処理を施したプラス チックによって形成されていることも従来と同じであるので、同一の符号で示し ているが、以下の点で構成が異なっている。
【0008】 すなわち、本実施例では上カバー1と下カバー2の閉じ合わせ面の内周側全周 に渡って凸部7と凹部8を形成しており、上カバー1と下カバー2を閉じ合わせ たときに凸部7と凹部8との間に基板5の厚さ以下のギャップが形成されるよう にしている。 また、基板5は周縁部が下カバー2の凹部8上に載る大きさの外形、つまり下 カバー2の閉じ合わせ面の内周より大きく外周より小さい外形を有するように形 成し、前記周縁部両面に導体によるアース部9a,9bを設けると共に、基板5 の周縁部複数箇所に導通部としてのスルーホール10を形成して、各スルーホー ル10により前記両面のアース部9a,9bを導通させた構造となっている。
【0009】 次に、作用について説明する。 前記基板5は周縁部を下カバー2の凹部8上に載せ、この凹部8と上カバー1 の凸部7により基板5の周縁部を挟みつけるように、上カバー1を下カバー2に 被せて閉じ合わせた後、この上カバー1と下カバー2をネジ等の任意の締結手段 で固定する。 これにより上カバー1の凸部7が基板5のアース部9aと面接触し、また下カ バー2の凹部8が基板5のアース部9bと面接触し、このアース部9aとアース 部9bは前記の如くスルーホール10により導通しているため、上カバー1と下 カバー2は電気的に導通する。 従って、基板5が上カバー1と下カバー2から成る筐体内に収納されると同時 に、上カバー1と下カバー2が導通してシールドが図られる。
【0010】 図4は本考案による筐体のシールド構造の第2の実施例を示す要部断面図で、 この実施例は基板5は周縁部両面に設けたアース部9aと9bをスルーホール1 0で導通させる代わりに、基板5の周面にアース部9aと9bと同材料による導 体またはメッキ11を導通部として設け、この導体またはメッキ11によりアー ス部9a,9bを導通させたものである。 このようにした基板5を前記と同様に上カバー1の凸部7と下カバー2の凹部 8により挟みつけて、上カバー1と下カバー2を固定することにより同様にシー ルドすることができる。
【0011】 尚、上述した実施例では、上カバー1に凸部7を形成し、下カバー2に凹部8 を形成したが、逆でもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、基板の周縁部両面に導体からなるアース部を設 けると共に、この両面のアース部を導通させる導通部を形成し、前記基板の周縁 部両面を前記上カバーと下カバーを互いの閉じ合わせ面で挟みつけて、前記上カ バーと下カバーを前記アース部及び導通部を介して電気的に導通させる構造とし ているため、従来必要としていたガスケットが不要となり、基板を介して上カバ ーと下カバーとを電気的に導通させてシールドすることができるので、シールド 性能を損なうことなく部品点数を削減することができると共に、組み立て作業能 率の向上及びコストダウンを図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による筐体のシールド構造の第1の実施
例を示す要部断面図である。
【図2】図1の実施例の全体の分解斜視図である。
【図3】本考案による筐体のシールド構造の第2の実施
例を示す要部断面図である。
【図4】従来の筐体のシールド構造を示す要部断面図で
ある。
【図5】図4のシールド構造の全体の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 上カバー 2 下カバー 5 基板 7 凸部 8 凹部 9a,9b アース部 10 スルーホール 11 導体またはメッキ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上カバーと下カバーから成る筐体内に基
    板を収納し、前記上カバーと下カバーを互いの閉じ合わ
    せ面で電気的に導通させてシールドする筐体のシールド
    構造において、基板の周縁部両面に導体からなるアース
    部を設けると共に、この両面のアース部を導通させる導
    通部を形成し、前記基板の周縁部両面を前記上カバーと
    下カバーを互いの閉じ合わせ面で挟みつけて、前記上カ
    バーと下カバーを前記アース部及び導通部を介して電気
    的に導通させたことを特徴とする筐体のシールド構造。
  2. 【請求項2】 基板の周縁部両面に設けたアース部を導
    通させる導通部として、前記周縁部にスルーホールを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の筐体のシールド構
    造。
  3. 【請求項3】 基板の周縁部両面に設けたアース部を導
    通させる導通部として、前記基板周面に導体またはメッ
    キを設けたことを特徴とする請求項1記載の筐体のシー
    ルド構造。
JP5494991U 1991-06-20 1991-06-20 筐体のシールド構造 Pending JPH051291U (ja)

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JPH051291U true JPH051291U (ja) 1993-01-08

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ID=12984915

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020012767A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020012767A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置
JP2020013806A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置

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