JPH0512908B2 - - Google Patents

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JPH0512908B2
JPH0512908B2 JP9737088A JP9737088A JPH0512908B2 JP H0512908 B2 JPH0512908 B2 JP H0512908B2 JP 9737088 A JP9737088 A JP 9737088A JP 9737088 A JP9737088 A JP 9737088A JP H0512908 B2 JPH0512908 B2 JP H0512908B2
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JP
Japan
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circuit
data
phase
sampling
vector
Prior art date
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JP9737088A
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English (en)
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Inventor
Juji Minami
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は受信映像信号から文字放送データを抜
取る場合において、文字放送データと正確に位相
の一致した抜取りサンプリングによつて文字放送
データを抜取るための文字放送信号抜取り回路に
関するものである。
「従来の技術」 従来の文字放送信号抜取り回路では、受信映像
信号の中から文字放送データを抜き取るためのサ
ンプリングクロツクはカラーバーストの3.58MHz
を8/5倍するか、CRIを2逓倍した周波数より作
られており、入力されるデータに従つてこのサン
プリングクロツクの位相をずらしていた。
「発明が解決しようとする課題」 このため、ゴースト、群遅延ノイズ等によつて
受信映像信号の波形が歪み、CRI(Clock Run
In)に遅れた歪みが生じたり、カラーバーストが
安定して取り出せない場合には、誤りのある文字
放送データになるという問題点があつた。
本発明はゴースト、群遅延、ノイズなどによつ
てサンプリングクロツクと文字放送の間に位相ず
れが生じても、文字放送信号と一致した正しいデ
ータを抜取ることを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、抜取り用サンプリングクロツクによ
り受信映像信号から文字放送データを2値データ
として抜取る回路において、前記サンプリングク
ロツクを順次1/n角度ずつ位相を遅延してn相
のサンプリングクロツクを形成するサンプリング
クロツク形成回路と、このサンプリングクロツク
形成回路の各サンプリングクロツクで、前記受信
映像信号の中の文字放送データをスライスした2
値データからCRI信号をサンプリングして取り出
すサンプリング回路と、前記n相のうち前半の
n/2相の2値データと、後半のn/2相の2値
データとを、いずれか一方を反転して順次先頭か
ら前半と後半の各ビツト毎に排他的オアをとつて
エラー点を検出し、このエラー点から略n/4相
を最適ベクトルとして発生するデコーダと、この
デコーダの出力に応じた前記サンプリング回路の
データの最適位相のデータとして選択する選択回
路とを具備し、前記デコーダは、排他的オア回路
と、この排他的オア回路の出力がすべて一致した
ときにベクトル不定と判定して、このベクトル不
定出力によつて前半のn/2相の2値データと、
後半のn/2相の2値データとのいずれか一方を
最適位相のデータとして選択するベクトル不定判
別回路と、このベクトル不定判別回路で選択され
たデータを、ノイズによる動作不安定防止のため
CRI複数区間の平均化する平均化回路と、この平
均化されたデータにより最適位相を決定する最適
ベクトル出力回路とからなることを特徴とする文
字放送信号抜取り回路である。
「作用」 文字ビデオ信号の水平同期信号からCRI信号で
ある56Tc〜72Tcの区間内をスライス回路で2値
データに変換する。
また、サンプリングクロツク形成回路により
CRIの1区間を例えば16相に分離したサンプリン
グクロツクを形成する。すなわち、CRIの1区間
を175×2n sec、基本のサンプリングクロツクの
周期を175n secとすると、基本クロツクから
175/8≒22n secずつ順次遅延したサンプリング
クロツクを形成する。そしてデコーダにより、前
半の8相のクロツクでサンプリングしたデータの
反転したデータと、後半の8相のクロツクでサン
プリングしたデータとの排他的オアをとる。選択
回路ではこのデコーダのベクトル値に対応した位
相のサンプリングクロツクにより抜取つたデータ
を最適データとして選択する。前記排他的オア出
力が不定のときは、前後半の値が全く同一である
から、いずれか一方のデータのベクトル値に対応
した位相のサンプリングクロツクを最適位相とし
て選択する。
さらに、CRI複数区間のデータを平均化回路で
平均化することにより、ノイズによる誤動作を可
及的に少なくする。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図において、1は文字放送信号の入力端
子、2はスライス用基準信号入力端子である。こ
れらの入力端子1,2は文字放送信号を2値デー
タにスライスするスライス回路3に結合されてい
る。4はサンプリングクロツク形成回路で、この
サンプリングクロツク形成回路4では、周期Tc
の基本クロツクと、この基本クロツクより順次
Tc/8遅れのクロツクとの8相のクロツクが形
成される。ここで、1周期をn(=16)相とする。
なお、前記Tcはカラーバースト周波数の3.58M
Hzを8/5倍した5.7MHzの周波数で、その周期
は約175n secである。
したがつて、各相の位相差は175/8≒22n sec
となる。これらスライス回路3とサンプリングク
ロツク形成回路4とは、サンプリング回路5、第
1のラツチ回路6へ結合されている。この第1の
ラツチ回路6は、第2の反転ラツチ回路7、デコ
ーダ8の排他的オア回路9、第2のメモリ10、
選択回路11に結合されている。前記排他的オア
回路9は、前記デコーダ8の第1のメモリ12と
ベクトル不定判別回路13に結合され、このベク
トル不定判別回路13の出力で第1メモリ12と
第2メモリ10のいずれか一方が選択される。こ
の第1、第2メモリ12,10は平均化回路1
4、最適ベクトル出力回路15を経て最適データ
を選択する前記選択回路11に結合され、この選
択回路11はデータ出力端子16に結合されてい
る。
以上のような構成における作用を説明する。ス
ライス回路3に、入力端子1から第2図aとその
拡大したdに示すような文字放送信号が入力し、
入力端子2に入力した基準信号でスライスする
と、第2図eに示すような1と0の2値データに
変換される。文字放送信号の周期は2Tcであり、
サンプリングクロツク発生回路4からは周期Tc
のサンプリングクロツク1と、Tc/8ずつ位相
のずれたサンプリングクロツク2〜8が出力す
る。なおTcは、カラーバースト周波数の3.58M
Hzを8/5倍した5.73MHzの周期で約175n secで
あり、したがつて、各クロツク1〜8の位相差は
175/8≒22n secである。
また、CRI(Clock Run In)の区間は2Tcであ
り、第2図eのように順次第1区間、第2区間、
第3区間、第4区間とする。この結果、1区間を
16相のサンプリングクロツクに分離したこととな
る。文字放送信号のスライスデータを16相のサン
プリングクロツクのうち、前半の8相のクロツク
でサンプリングする。
第3図a,bの実線のような正常な文字放送デ
ータに対し、実際は、一部に波形歪が発生し、鎖
線のような波形べあつたとすると、前半8相(8
ビツト)は0000001となる。これが第1ラツチ
回路6を介して第2反転ラツチ回路7で反転され
11111110となる。後半の8相(8ビツト)につい
ても同様にサンプリングすると1111100となり、
第1、第2ラツチ回路6,7の出力が各相(ビツ
ト)毎に排他的オアがとられ、0000000とな
る。
同様にして4区間についての出力を平均化回路
14で平均化し、最適ベクトル出力回路15へ送
る。
この例では、7番目のビツトが一致しないか
ら、これがエラー点となる。一致しているのは、
第8番目から第6番目までであるから、これによ
り最適ベクトル出力回路15で、最適ベクトルと
して中間の2.5相目となる。サンプリングパルス
には、2.5相目がないから、この最適ベクトルが
例えば2を出力するものとすると、選択回路11
では、最適データとして第2番目のサンプリング
パルス2によるデータが出力端子16に出力され
る。
つぎに、文字放送信号とスライスした2値デー
タが第3図a,bの点線のように全く波形歪がな
い場合、前半8相は11111111となり、反転して
00000000となる。また後半8相は00000000であ
る。このようにエラー点がないと、ベクトルの基
準点が判らないので、そのため排他的オア回路9
の出力はベクトル不定となる。このようなベクト
ル不定の場合のために、第4図に示すように、排
他的オア回路9の出力側にベクトル不定判別回路
13を設け、かつ第1ラツチ回路6の出力側に第
2メモリ10を設ける。そしてベクトル不定判別
回路13がベクトル不定信号を出力すると、いず
れか一方のメモリ、例えば第2メモリ10を選択
するようにしてその出力を最適ベクトル出力回路
15へ送り、その第2メモリ10の出力のなかか
ら、ベクトル不定の場合には、予め例えば4と決
めておき、これを最適ベクトルとして第4番目の
データを最適データとして選択する。なお、ベク
トル不定の場合には、すべてのデータが正しいか
ら何番に決めておいてもよい。
第2メモリ10の出力は、平均化回路14へ送
られ、4回の平均で最適ベクトルを求め最適デー
タを選択する。
前記実施例において、第2図eに示す第1、第
2、第3、第4区間の平均化をとつたが、これに
限られるものではなく、例えば180度位相遅れの
第5、第6、第7区間を設定し、7回の平均化を
とるようにしてもよい。
「発明の効果」 本発明は上述のように放送規格に合致したサン
プリングクロツクを保持し、文字放送信号自体に
基づいてサンプリングデータの遅延時間を求める
ように構成したので、ジツタ等で水平同期信号、
カラーバースト信号、CRI信号に歪が生じても常
に最適な位相のクロツクで正確なデータを抜取る
ことができる。また、平均化回路でCRI複数区間
を平均化することにより、ノイズによる誤動作が
減少せしめられて正確な位相を求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による文字放送信号抜取り回路
の一実施例を示すブロツク図、第2図および第3
図は各部の波形図である。 1……文字放送信号入力端子、2……基準信号
入力端子、3……スライス回路、4……サンプリ
ングクロツク形成回路、5……サンプリング回
路、6……第1ラツチ回路、7……第2反転ラツ
チ回路、8……デコーダ、9……排他的オア回
路、10……第2メモリ、11……最適データ選
択回路、12……第1メモリ、13……ベクトル
不定判別回路、14……平均化回路、15……最
適ベクトル出力回路、16……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抜取り用サンプリングクロツクにより受信映
    像信号から文字放送データを2値データとして抜
    取る回路において、前記サンプリングクロツクを
    順次1/n角度ずつ位相を遅延してn相のサンプ
    リングクロツクを形成するサンプリングクロツク
    形成回路と、このサンプリングクロツク形成回路
    の各サンプリングクロツクで、前記受信映像信号
    の中の文字放送データをスライスした2値データ
    からCRI信号をサンプリングして取り出すサンプ
    リング回路と、前記n相のうち前半のn/2相の
    2値データと、後半のn/2相の2値データと
    を、いずれか一方を反転して順次先頭から前半と
    後半の各ビツト毎に排他的オアをとつてエラー点
    を検出し、このエラー点から略n/4相を最適ベ
    クトルとして発生するデコーダと、このデコーダ
    の出力に応じた前記サンプリング回路のデータを
    最適位相のデータとして選択する選択回路とを具
    備し、前記デコーダは、排他的オア回路と、この
    排他的オア回路の出力がすべて一致したときにベ
    クトル不定と判定して、このベクトル不定出力に
    よつて前半のn/2相の2値データと、後半の
    n/2相の2値データとのいずれか一方を最適位
    相のデータとして選択するベクトル不定判別回路
    と、このベクトル不定判別回路で選択されたデー
    タを、ノイズによる動作不安定防止のためCRI複
    数区間の平均化する平均化回路と、この平均化さ
    れたデータにより最適位相を決定する最適ベクト
    ル出力回路とからなることを特徴とする文字放送
    信号抜取り回路。
JP9737088A 1988-04-20 1988-04-20 文字放送信号抜取り回路 Granted JPH01268381A (ja)

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JP9737088A JPH01268381A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 文字放送信号抜取り回路

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JPH01268381A JPH01268381A (ja) 1989-10-26
JPH0512908B2 true JPH0512908B2 (ja) 1993-02-19

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