JP2529469B2 - テレビジョン方式変換装置 - Google Patents

テレビジョン方式変換装置

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JP2529469B2 JP2338019A JP33801990A JP2529469B2 JP 2529469 B2 JP2529469 B2 JP 2529469B2 JP 2338019 A JP2338019 A JP 2338019A JP 33801990 A JP33801990 A JP 33801990A JP 2529469 B2 JP2529469 B2 JP 2529469B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NTSC,PAL等のテレビジョン方式を相互に変
換するテレビジョン方式変換装置に関するものである。
従来の技術 テレビジョン方式の変換には、大きく分けて次の2項
の変換が必要である。
(1)ライン数,フィールド数の変換 (2)色信号の搬送波周波数及び変調方式の変換 これらの内、(1)のライン数,フィールド数の変換
には、ディジタルメモリ等を用いたディジタル信号処理
による変換が一般的である。一方、(2)の色信号の変
換には、従来はアナログ信号処理を用いたデコード,エ
ンコードが一般であった。以下、図面を基に上記の方法
による従来のテレビジョン方式変換装置について説明す
る。
第3図は従来のテレビジョン方式変換装置のブロック
図である。同図において、1は入力端子であり、被変換
テレビジョン信号が入力される。2は輝度信号・色信号
分離回路であり、入力された被変換テレビジョン信号を
輝度信号と搬送色信号に分離する。38はアナログ信号処
理による搬送色信号デコード回路であり、搬送色信号を
2つの色差信号U,Vにデコードする。39は色信号用のア
ナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)であり、2つ
の色差信号を多重してディジタル変換する。40は色信号
用のディジタルメモリであり、書き込みクロックおよび
読み出しクロックの制御により、ディジタル変換された
色差信号を間引きあるいは補間処理することにより、ラ
イン数およびフィールド数を変換する。41および42は色
信号用のディジタル/アナログ変換器(D/A変換器)で
あり、ライン数およびフィールド数を変換した2つの色
差信号をアナログ変換する。43はアナログ信号処理によ
る搬送色信号エンコード回路であり、アナログ変換され
た2つの色差信号を搬送色信号にエンコードする。6,9,
12はそれぞれ輝度信号用のA/D変換器,ディジタルメモ
リ,D/A変換器であり、各々の動作は色信号処理用のそれ
と同じである。14は同期分離回路であり、輝度信号から
同期信号を分離する。44は書き込みクロック発生回路で
あり、また45は読み出しクロック発生回路であり、この
両クロックの制御によりライン数およびフィールド数の
変換を施す。13は出力バッファ回路であり、変換された
輝度信号及び搬送色信号を出力端子19に出力する。
以上のように構成された従来のテレビジョン方式変換
装置の動作を、例えば入力端子1に入力される被変換テ
レビジョン信号がNTSC方式テレビジョン信号であり、PA
L方式テレビジョン信号はに変換して出力端子19に出力
する場合について説明する。輝度信号・色信号分離回路
2にて、分離されたNTSC方式の搬送色信号は、NTSC方式
の搬送色信号デコード回路38にて3.58MHzの直角2相搬
送波で復調されることによりNTSC方式の2つの色差信号
U,Vにデコードされる。デコードされたNTSC方式の2つ
の色差信号は、A/D変換器39にてディジタル変換された
後、書き込みクロック発生回路44より発生された書き込
みクロックによって、ディジタルメモリ40に書き込まれ
る。この書き込みクロックは、同期分離回路14より出力
されたNTSC方式の同期信号にロックして発生されるた
め、ディジタルメモリ40に書き込まれたNTSC方式の2つ
の色差信号は、そのライン,フィールドナンバと、ディ
ジタルメモリ40のアドレス空間のライン,フィールドア
ドレスとが一致するように書き込まれる。即ち、525本
のラインナンバと60枚のフィールドナンバとがアドレス
に対応するように書き込まれるのである。そして読み出
しクロック発生回路45より発生されるPAL方式の同期信
号にロックした読み出しクロックによって読み出される
ことにより、ライン数は適当に補間されて625本とな
り、またフィールド数は適当に間引きされて50枚とな
り、PAL方式の2つの色差信号に変換されて読み出され
る。
このようにしてディジタルメモリ40より読み出された
PAL方式の2つの色差信号は、D/A変換器41,42にてアナ
ログ信号に変換された後、PAL方式の搬送色信号エンコ
ード回路43にて、4.43MHzの直角2相オルタネーション
搬送波で変調されることにより、PAL方式の搬送色信号
となる。また輝度信号においては、輝度信号・色信号分
離回路2より出力されたNTSC方式の輝度信号が、色差信
号と同じようにA/D変換器6にてディジタル変換された
後、書き込みクロック発生回路44より出力されるNTSC方
式の同期信号にロックした書き込みクロックにて、ディ
ジタルメモリ9に書き込まれる。そして読み出しクロッ
ク発生回路45により出力されるPAL方式の同期信号にロ
ックした読み出しクロックによって読み出されることに
よりライン数が525本から625本に補間され、またフィー
ルド数が60枚から50枚に間引きされることにより、PAL
方式の輝度信号に変換されて読み出され、D/A変換器12
にてアナログ信号変換される。
以上のようにしてNTSC方式からPAL方式に変換された
搬送色信号および輝度信号は、出力バッファ回路13を通
して出力端子19に出力される。このようにしてNTSC方式
のテレビジョン信号は、PAL方式のテレビジョン信号に
変換される。
なお、逆にPAL方式のテレビジョン信号からNTSC方式
のテレビジョン信号に変換する場合は、輝度信号・色信
号分離回路2がPAL方式の輝度信号・色信号分離回路と
なり、搬送色信号デコード回路38がPAL方式の搬送色信
号デコード回路となり、搬送色信号エンコード回路43が
NTSC方式の搬送色信号エンコード回路となる。さらに書
き込みクロック発生回路44はPAL方式の同期信号にロッ
クした書き込みクロックを発生し、読み出しクロック発
生回路45はNTSC方式の同期信号にロックした読み出しク
ロックを発生すればよい。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成の従来のテレビジョン
方式変換装置においては、搬送色信号デコード回路38お
よび搬送色信号エンコード回路43が、それぞれ入力信号
のテレビジョン方式の種類および出力信号のテレビジョ
ン方式の種類の数だけ必要であり、さらにそれらの回路
はすべてアナログ信号処理の回路であるため、その回路
規模は非常に大きいものであり、またその調整箇所も非
常に多く、その結果総合的なコストは高くなると共に、
信頼性に欠けるものであった。
このために搬送色信号デコード回路および搬送色信号
エンコード回路をディジタル信号処理で構成することが
考えられる。しかし第3図に示した従来のテレビジョン
方式変換装置において、搬送色信号デコード回路38をデ
ィジタル信号処理で構成し、A/D変換器39の後段に配置
すると共に、搬送色信号エンコード回路43をディジタル
信号処理で構成して、D/A変換器41,42の前段に配置する
ように構成した場合、そのディジタル信号処理による搬
送色信号デコード回路および搬送色信号エンコード回路
の規模がかなり大きなものとなり、コストが大幅に増加
して民生用等には適さないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑み、搬送色信号デコード回路お
よび搬送色信号エンコード回路を簡単なディジタル信号
処理で構成し、コストの大幅な低減および無調整化を実
現できるテレビジョン方式変換装置を提供することを目
的としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は、第1のテレビジョン方式の搬送色信号を、
第1のテレビジョン方式の搬送波周波数に応じたクロッ
クでディジタル変換するA/D変換手段と、ディジタル変
換された第1のテレビジョン方式の搬送色信号を第1の
テレビジョン方式の2つの色差信号にディジタルデコー
ドするデコード手段と、デコードされた第1のテレビジ
ョン方式の2つの色差信号を、間引きおよび補間処理に
より第2のテレビジョン方式のライン数およびフィール
ド数に変換する走査線変換手段と、走査線変換された2
つの色差信号を第1のテレビジョン方式の搬送色信号に
ディジタルエンコードするエンコード手段と、エンコー
ドされた搬送色信号を第1のテレビジョン方式の搬送波
周波数に応じたクロックでアナログ変換するD/A変換手
段と、アナログ変換された搬送色信号の搬送波周波数を
第2のテレビジョン方式の搬送波周波数に変換すること
により第2のテレビジョン方式の搬送色信号を得る周波
数変換手段と、を備えたテレビジョン方式変換装置であ
る。
作用 本発明は上記構成により、第1のテレビジョン方式の
信号を第2のテレビジョン方式の信号に変換する際に、
第1のテレビジョン方式の搬送波周波数に応じたクロッ
クでテレビジョン変換し、ディジタルデコードおよびデ
ィジタルエンコードを施した後アナログ変換し、その後
周波数変換手段によって搬送色信号の搬送波周波数を第
1のテレビジョン方式から第2のテレビジョン方式に変
換するので、簡単なディジタル信号処理でデコード手段
およびエンコード手段を構成することが可能となる。
実施例 本発明の具体的な実施例を以下図面を基に説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるテレビジョン方式
変換装置のブロック図である。第1図において、1は入
力端子であり、被変換テレビジョン信号が入力される。
2は輝度信号・色信号分離回路であり、入力された被変
換テレビジョン信号を輝度信号と搬送色信号に分離す
る。5は色信号用のA/D変換器であり、搬送色信号をデ
ィジタル変換する。7はディジタル信号処理による搬送
色信号デコード回路であり、搬送色信号を2つの色差信
号U,Vにデコードする。8は色信号用のディジタルメモ
リであり、書き込みクロックおよび読み出しクロックの
制御により、ディジタルデコードされた色差信号を間引
きあるいは補間処理することにより、ライン数およびフ
ィールド数を変換する。10はディジタル信号処理による
搬送色信号エンコード回路であり、ライン数およびフィ
ールド数を変換した2つの色差信号を搬送色信号にエン
コードする。11は色信号用のD/A変換器であり、エンコ
ードされた搬送色信号をアナログ変換する。6,9,12はそ
れぞれ輝度信号用のA/D変換器,ディジタルメモリ,D/A
変換器であり、各々の動作は色信号処理用のそれと同じ
である。14は同期分離回路であり、輝度信号から同期信
号を分離する。15はAPC回路であり、輝度信号・色信号
分離回路2によって分離された搬送色信号のバースト信
号にロックした搬送波信号を出力する。16はクロック発
生器であり、APC回路より出力された搬送波信号を逓倍
することによりディジタル信号処理用のクロックを発生
する。17は書き込みクロック発生回路、また18は基準ク
ロック発生回路であり、この両クロックの制御によりラ
イン数およびフィールド数の変換を施す。29は周波数変
換器であり、D/A変換器11より出力された搬送色信号の
搬送波周波数を発振器28の発振周波数によって周波数変
換する。13は出力バッファ回路であり、変換された輝度
信号及び搬送色信号を出力端子19に出力する。
以上のように構成された本発明のテレビジョン方式変
換装置の動作を、例えば入力端子1に入力される被変換
テレビジョン信号がNTSC方式テレビジョン信号であり、
PAL方式テレビジョン信号に変換して、出力端子19に出
力する場合について説明する。輝度信号・色信号分離回
路2にて、分離されたNTSC方式の搬送色信号は、A/D変
換器5およびAPC回路15に入力される。APC回路15では、
入力された搬送色信号のバーストにロックした搬送波信
号、即ちNTSC方式の搬送波周波数の搬送波信号を発生
し、クロック発生器16に入力する。クロック発生器16で
は入力された搬送波信号を4逓倍してディジタル信号処
理用のクロック(14.3MHz)を発生し、書き込みクロッ
ク発生回路17および基準クロック発生回路18に供給す
る。書き込みクロック発生回路17では同期分離回路14よ
り出力されたNTSC方式の同期信号に応じて、ディジタル
信号処理用のクロックを位相変調することにより、NTSC
方式の同期信号にロックした書き込みクロックを作成
し、輝度信号処理の書き込みクロックとしてA/D変換器
6およびディジタルメモリ9に供給する。また基準クロ
ック発生回路18では、ディジタル信号処理用のクロック
を波形成形することにより、NTSC方式の搬送波信号にロ
ックした基準クロックを作成し、輝度信号処理の読み出
しクロックおよび色信号処理のクロックとして、A/D変
換器5、搬送色信号デコード回路7、ディジタルメモリ
8,9、搬送色信号エンコード回路10、D/A変換器11,12に
それぞれ供給する。A/D変換器5では、NTSC方式の搬送
色信号がNTSC方式の搬送波周波数の4逓倍にロックした
基準クロックによってディジタル変換され、その後搬送
色信号デコード回路7にてNTSC方式の2つの色差信号に
デコードされる。ここで搬送色信号デコード回路7はそ
の入力信号が搬送波周波数の4逓倍にロックしたクロッ
クで、ディジタル変換された搬送色信号であるため、乗
算器等を用いずに簡単な信号処理にてデコード処理をす
ることができる。そして、デコードされたNTSC方式の2
つの色差信号はディジタルメモリ8に書き込まれる。そ
の際に色差信号のライン,フィールドナンバと、ディジ
タルメモリ8のアドレス空間のライン,フィールドアド
レスとが一致するようにディジタルメモリ8のアドレス
を同期分離回路14より出力されたNTSCの同期信号に応じ
てリセットする。即ち、525本のラインナンバと60枚の
フィールドナンバとがアドレスに対応するように書き込
まれるのである。そして、基準クロック発生回路18より
発生される読み出しクロックによって、PAL方式の同期
信号に応じてアドレスをセットしながら読み出すことに
より、ライン数は適当に補間されて625本となり、また
フィールド数は適当に間引きされて50枚となり、PAL方
式の2つの色差信号に変換されて読み出される。ここで
読み出しクロックはNTSC方式の搬送波周波数の4逓倍の
周波数(14.3MHz)の基準クロックであるが、このクロ
ックを基にしてPAL方式の同期信号に応じたアドレスリ
セット信号を発生する場合、そのPAL方式同期信号周波
数に若干の誤差が生ずる。しかしこの周波数誤差は僅か
なものであり通常のテレビジョン受像器に対しては全く
問題は無い。このようにしてディジタルメモリ8より読
み出されたPAL方式の2つの色差信号は、搬送色信号エ
ンコード回路10にて、NTSC方式の搬送波周波数の搬送色
信号にエンコードされる。ここで、搬送色信号エンコー
ド回路10に入力される色差信号は、NTSC方式の搬送波周
波数の4逓倍にロックした基準クロックでディジタル化
されているため、乗算器等を用いずに簡単な信号処理に
てエンコード処理をすることができる。そして、エンコ
ードされたNTSC方式の搬送波周波数をもつPAL方式の搬
送色信号は、D/A変換器11にてアナログ変換される。そ
の後アナログ変換された搬送色信号は、周波数変換器29
にて発振器28よりNTSC方式の搬送波周波数(3.58MHz)
とPAL方式の搬送波周波数(4.43MHz)の差の周波数(0.
85MHz)もしくは和の周波数(8.01MHz)の発振周波数を
受けて周波数変換することにより、その搬送波周波数が
PAL方式の搬送波周波数に変換される。
一方、輝度信号においては、輝度信号・色信号分離回
路2より出力されたNTSC方式の輝度信号が色差信号と同
じようにA/D変換器6にてデコード変換された後、書き
込みクロック発生回路17より出力されるNTSC方式の同期
信号にロックした書き込みクロックにてディジタルメモ
リ9に書き込まれる。そして、基準クロック発生回路18
より出力されるPAL方式の搬送波信号にロックした読み
出しクロックによって、PAL方式の同期信号に応じてア
ドレスをリセットしながら読み出されることにより、ラ
イン数が525本から625本に補間され、またフィールド数
が60枚から50枚に間引きされ、PAL方式の輝度信号に変
換して読み出すことができる。そして、その後D/A変換
器12にてアナログ信号変換される。
以上のようにしてNTSC方式からPAL方式に変換された
搬送色信号および輝度信号は、出力バッファ回路13を通
して出力端子19に出力される。このようにしてNTSC方式
のテレビジョン信号は、PAL方式のテレビジョン信号に
変換される。
なお、逆にPAL方式のテレビジョン信号からNTSC方式
のテレビジョン信号に変換する場合は、輝度信号・色信
号分離回路2をPAL方式の輝度信号・色信号分離回路と
し、周波数変換器29は搬送色信号をPAL方式の搬送波周
波数からNTSC方式の搬送波周波数に周波数変換するもの
とする。さらに書き込みクロック発生回路17は、PAL方
式の同期信号にロックした書き込みクロックを発生し、
基準クロック発生回路18はNTSC方式の同期信号に応じて
アドレスリセット信号を発生すればよい。
次に、書き込みクロック発生回路17の具体的な構成例
について説明する。
第2図は書き込みクロック発生回路のブロック図であ
る。第2図において、20は同期分離回路14より出力され
た同期信号が入力される同期入力端子であり、21はクロ
ック発生器16より出力されたディジタル信号処理用のク
ロックが入力されるクロック入力端子であり、22は書き
込みクロックを出力する出力端子である。25はクロック
入力端子21より入力されたクロックを遅延して遅延クロ
ック群(C1〜Cn)を出力するクロック遅延器であり、23
は遅延クロック群と同期入力端子20より入力された同期
信号とを位相比較する位相検出器であり、24は位相検出
器23の位相検出結果に応じて遅延クロック群から1つの
クロックを選択する位相選択器である。
このように構成された書き込みクロック発生器17は、
例えばクロック入力端子21にNTSC方式の搬送波信号を逓
倍したクロックが入力され、同期入力端子20にNTSC方式
の同期信号が入力されたとすると、クロック遅延器25よ
り出力された遅延クロック群の中からNTSC方式の同期信
号に最も近い位相のクロックを位相検出器23で検出し、
その位相のクロックを位相選択器24にて選択して、出力
端子22に出力する。その結果、出力端子22より出力され
る書き込みクロックは、その周波数はNTSC方式の搬送波
周波数の逓倍でありながら、NTSC方式の同期信号にロッ
クしたクロックとなる。このようにして簡単な構成にて
同期信号にロックした書き込みクロックを発生すること
ができる。これにより搬送波周波数と、同期信号周波数
とがずれているような非標準のテレビジョン信号、例え
ば家庭用VTRの再生信号のようなものでも取り扱うこと
ができる。
以上のように本発明は、周波数変換器4によって搬送
色信号の搬送波周波数を変換した後、ディジタル変換し
てディジタル信号処理による搬送波デコード処理を行う
ため、搬送波デコード回路7および搬送波エンコード回
路10が非常に簡単な構成にて実現できる。
発明の効果 以上説明したように本発明によると、搬送色信号デコ
ード回路および搬送色信号エンコード回路を簡単なディ
ジタル信号処理で構成でき、コストの大幅な低減および
無調整化を実現できる。その結果、装置全体として安価
でばらつきの少ない信頼性の高いテレビジョン方式変換
装置を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるテレビジョン方式変換
装置の構成を示すブロック図、第2図は第1図の書き込
みクロック発生回路の内部構成を示すブロック図、第3
図は従来例を示すテレビジョン方式変換装置のブロック
図である。 2…輝度信号・色信号分離回路、5,6…A/D変換器、7…
搬送色信号デコード回路、8,9…ディジタルメモリ、10
…搬送色信号エンコード回路、11,12…D/A変換器、13…
出力バッファ回路、14…同期分離回路、15…APC回路、1
6…クロック発生器、17…書き込みクロック発生回路、1
8…基準クロック発生回路、28…発振器、29…周波数変
換器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のテレビジョン方式の輝度信号と、第
    1のテレビジョン方式の搬送色信号とを、第1のテレビ
    ジョン方式の搬送波周波数に応じたクロックでディジタ
    ル変換するA/D変換手段と、 前記ディジタル変換された第1のテレビジョン方式の搬
    送色信号を、第1のテレビジョン方式の2つの色差信号
    にディジタルデコードするデコード手段と、 前記デコードされた第1のテレビジョン方式の2つの色
    差信号と、前記ディジタル変換された第1のテレビジョ
    ン方式の輝度信号とを、それぞれ間引きおよび補間処理
    により、第2のテレビジョン方式のライン数およびフィ
    ールド数に変換する走査線変換手段と、 前記走査線変換された2つの色差信号を、第1のテレビ
    ジョン方式の搬送色信号にディジタルエンコードするエ
    ンコード手段と、 前記エンコードされた搬送色信号と、前記走査線変換に
    より得られた第2のテレビジョン方式の輝度信号とを、
    前記第1のテレビジョン方式の搬送波周波数に応じたク
    ロックでアナログ変換するD/A変換手段と、 前記アナログ変換された搬送色信号の搬送波周波数を、
    第2のテレビジョン方式の搬送波周波数に変換すること
    により、第2のテレビジョン方式の搬送色信号を得る周
    波数変換手段と、 を備えたテレビジョン方式変換装置。
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