JPH06311521A - 色ノイズ低減回路 - Google Patents

色ノイズ低減回路

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JPH06311521A
JPH06311521A JP9917893A JP9917893A JPH06311521A JP H06311521 A JPH06311521 A JP H06311521A JP 9917893 A JP9917893 A JP 9917893A JP 9917893 A JP9917893 A JP 9917893A JP H06311521 A JPH06311521 A JP H06311521A
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JP
Japan
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signal
phase difference
circuit
line
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP9917893A
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English (en)
Inventor
Katsuya Ishikawa
勝也 石川
Yosuke Izawa
洋介 井澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力色信号と同期信号との位相差を検出し、
補間を行なうことで、入力色信号間との位相差をなく
し、ノイズ低減の処理を行なう。 【構成】 色信号と水平同期信号との位相差を1ライン
ごとに検出する位相差検出回路と、前記位相検出回路よ
り得られた位相差情報を前記色信号の1ラインのブラン
キング期間に挿入するセレクタと、色信号と位相差情報
を記憶するフィールドメモリと、前記フィールドメモリ
から出力された信号から位相差情報を抜き出し、現在入
力される色信号の位相差情報との演算を行い補間信号を
得る演算回路と、前記補間信号により前記フィールドメ
モリからの出力信号の補間を行う補間回路と、パルスを
発生するタイミング発生回路とを備えたことを特徴とす
る色ノイズ低減回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルテレビジョ
ン受像機等の映像信号の色ノイズを低減する回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機の映像信号は周期的
に画像情報が繰り返す信号であり、1フィールド前の画
像と現在の画像の相関性は非常に強い。一方ノイズ成分
は相関性がないため、映像信号を周期的に平均化するこ
とによりノイズを低減することができる。以下、図5、
図6を用いて映像信号のノイズ低減回路を説明する。
【0003】図5は映像信号のノイズ低減回路の基本構
成を示すものである。入力された映像信号aを1フィー
ルド遅延するフィールドメモリ3と、入力映像信号aか
ら前記フィルードメモリ3からの出力信号pを引算する
第1の引算器11と、前記第1の引算器11の出力信号
lに係数Kをかける乗算器14と、入力映像信号aと前
記乗算器14の出力信号mとを引算する第2の引算器1
2で構成される。以下、その動作を図6を用いて説明す
る。
【0004】図6において入力映像信号aを2フィール
ド目にノイズがあるものを入力するとする。フィールド
メモリ3に1フィールド目が記憶され、2フィールド目
に信号pが出力される。第1の引算器11において、2
フィールド目の入力映像信号aから、フィールドメモリ
3から出力された信号pを引算する。2フィールド目に
は図に示すようノイズがあると、第1の引算器11の出
力信号lはノイズの部分が現れる。次に乗算器14で、
この出力信号lに係数K(ここではK=1/2とする)
をかけるとノイズの振幅が半分になり、出力された信号
mを入力映像信号aから引算し、フィールド間で映像信
号を平均化することによりノイズが低減された出力nが
得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、色信号
は輝度信号に比べて帯域が狭いので、色信号と輝度信号
のデータの関係は図7のように、輝度信号4サンプルに
対して色信号1サンプルとなる。バーストロックのシス
テムでVTRのような非標準信号を入力した場合、1ラ
インのクロック数が一定ではないため、色信号のデータ
は図8に示すようにライン毎にずれており、水平同期信
号と、輝度信号、色信号の関係は一定ではない。
【0006】この為、同一クロックで1フィールド前の
データ読み出すと、図9に示すように、サンプリング点
のずれたデータを演算することになり、結果として図1
0に示すようにライン毎に色の輪郭がずれてしまいジッ
タとなってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の色ノイズ低減回路は、入力される色信号と
水平同期信号との位相差を検出する回路、その情報をラ
インの先頭に入れるセレクタ、フィールドメモリから出
力される1フィールド前の色信号から位相差情報を抜き
出し、現在の入力信号の位相差情報と演算を行い、補間
信号を出力する回路、色信号を記憶するフィールドメモ
リ、補間信号から入力色信号の補間を行う補間回路とセ
レクタ、及びフィールドメモリ、及び位相差演算回路に
必要な信号を発生するタイミング発生回路から構成され
る。
【0008】
【作用】本発明の色ノイズ低減回路は上記の構成によ
り、入力色信号と水平同期信号との位相差を検出し、そ
の情報を入力色信号1ラインのブランキング期間に挿入
し、メモリのイネーブル信号により1ラインのデータ数
を揃えてフィールドメモリに記憶させる。このフィール
ドメモリから出力された色信号からその情報を抜き出
し、入力信号の位相差情報と演算を行いその結果を補間
回路に入力し最適な補間を選択し、1フィールド前の色
信号であるフィールドメモリからの出力信号と入力信号
のデータの演算を行うことによりジッタを補正すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例である色ノイズ低減
回路を説明する。図5において説明したものはその動作
説明を省略する。
【0010】図1において、1は入力色信号aと水平同
期信号bの位相の差を検出する位相差検出回路、2はタ
イミング信号によって信号を切り換えるセレクタ、3は
フィールドメモリ、4はフィールドメモリ3から出力さ
れた信号eの位相差情報と入力色信号aの位相差情報と
を演算して、信号eと入力色信号aとの位相差を出力す
る位相差演算回路、5は位相差演算回路4より出力され
た位相差の情報fに基づいて信号eの補間を行う補間回
路である。
【0011】補間回路5から出力された信号gは、第1
の引算器11に入力されて、前述したノイズ低減のため
の処理が行われる。
【0012】以上のように構成された色ノイズ低減回路
について、その動作について説明する。
【0013】位相差検出回路1は、入力色信号aと水平
同期信号bから1ラインごとにその位相差を検出し、位
相差情報cを得るものである。この位相差は色信号の場
合は図2に示すように4種類有り、各々の場合の位相差
情報cを0、1、2、3とする。
【0014】セレクタ2は、タイミング発生回路6から
送られる信号hのタイミングで、入力色信号aの1ライ
ンのデータの先頭に前記位相差信号cを挿入し、信号d
を出力する。この位相差情報cを挿入する部分はブラン
キング期間のため、映像には影響を与えない。
【0015】3はフィールドメモリであり、タイミング
発生回路6より出力されるイネーブル信号kにより、位
相差情報cが入った色信号である前記信号dを、1ライ
ンのデータ数を揃えて、1フィールド分記憶する。
【0016】4は位相差演算回路であり、前記フィール
ドメモリ3から出力される1フィールド前の色信号e
を、1ライン毎に各ラインの先頭に挿入された位相差情
報cを抜き出し、現在の入力色信号aの位相差情報cと
演算を行い,補間信号fを得る。図3では、フィールド
メモリ3から出力される1フィールド前の信号の位相差
情報cをCn-1、現在の入力色信号の位相差情報cをC
nと記す。
【0017】5は補間回路であり、前記位相差演算回路
4から入力する補間信号fによってフィールドメモリ3
から出力された1フィールド前の色信号から1ラインご
とに補間を行う。補間の方法の一例(図4に示す)とし
て例えば、1フィールド前の色信号の各ラインの先頭に
挿入された位相差情報Cn-1が0(水平同期信号bと位
相があっている場合)、現在の入力色信号aの位相差情
報Cnが2の場合、1フィールド前の1ライン目の隣合
ったサンプリング点のデータを加算し、2で割った値を
補間データとしてサンプリングする。2ライン目も同様
に補間を行う。
【0018】この補間した信号を出力信号gとして第1
の引算器11に入力し、前述したノイズ低減のための処
理を行うと、入力色信号aと出力信号gとはサンプリン
グ点があっているため、ジッタを発生することなくノイ
ズを低減することが出来る。
【0019】以上のように本実施例によれば、位相差検
出回路、タイミング発生回路、セレクタ、フィールドメ
モリ、位相差演算回路、補間回路により、入力信号とフ
ィールドメモリからの出力信号の位相を揃え、入力色信
号とフィールドメモリからの出力を演算する際に発生す
るジッタを補正することができる。この結果、確実なノ
イズ低減処理を行なうことが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、位相差検出回
路、タイミング発生回路、セレクタ、フィールドメモ
リ、位相差演算回路及び補間回路を用いることによっ
て、フィールドメモリから出力される信号を、入力信号
に応じて補間し、入力信号とフィールドメモリからの出
力信号とを演算する際に発生するジッタを補正すること
ができ、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における色ノイズ低減回路のブ
ロック図
【図2】同色ノイズ低減回路の動作を説明するための、
入力色信号と水平同期信号との位相差を示す図
【図3】同色ノイズ検出回路の各信号のデータを説明す
るための波形図
【図4】同色ノイズ低減回路の各信号のサンプリング点
を示す波形図
【図5】従来のノイズ低減回路を示すブロック図
【図6】同ノイズ低減回路の動作を示す波形図
【図7】輝度のデータと色のデータの関係図
【図8】水平同期信号と輝度のデータと色のデータの関
係図
【図9】従来のノイズ低減回路の各信号の波形を示す図
【図10】従来のノイズ低減回路の動作を説明するため
の波形図
【符号の説明】
1 位相差検出回路 2 セレクタ 3 フィールドメモリ 4 位相差演算回路 5 補間回路 6 タイミング発生回路 11 第1の引算器 12 第2の引算器 14 乗算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号と水平同期信号との位相差を1ラ
    インごとに検出する位相差検出回路と、前記位相検出回
    路より得られた位相差情報を前記色信号の1ラインのブ
    ランキング期間に挿入するセレクタと、色信号と位相差
    情報を記憶するフィールドメモリと、前記フィールドメ
    モリから出力された信号から位相差情報を抜き出し、現
    在入力される色信号の位相差情報との演算を行い補間信
    号を得る演算回路と、前記補間信号により前記フィール
    ドメモリからの出力信号の補間を行う補間回路と、パル
    スを発生するタイミング発生回路とを備えたことを特徴
    とする色ノイズ低減回路。
JP9917893A 1993-04-26 1993-04-26 色ノイズ低減回路 Pending JPH06311521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917893A JPH06311521A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 色ノイズ低減回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917893A JPH06311521A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 色ノイズ低減回路

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JPH06311521A true JPH06311521A (ja) 1994-11-04

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9917893A Pending JPH06311521A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 色ノイズ低減回路

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