JP2953549B2 - 映像信号のジッタ補正回路 - Google Patents

映像信号のジッタ補正回路

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JP2953549B2 JP5094163A JP9416393A JP2953549B2 JP 2953549 B2 JP2953549 B2 JP 2953549B2 JP 5094163 A JP5094163 A JP 5094163A JP 9416393 A JP9416393 A JP 9416393A JP 2953549 B2 JP2953549 B2 JP 2953549B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1クロック周期以内の
ジッタを除去する映像信号のジッタ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】放送局から送信されるカラーテレビ信号
は、受信側で画像を再現するための映像信号と、カラー
画像を組み立てるための同期信号、搬送色信号およびカ
ラーバーストを含めた、NTSC方式に準拠した複合映
像信号(標準信号)が用いられている。例えば、NTS
C方式では、前記複合映像信号が色信号を輝度信号の周
波数の一部に多重しているため、輝度信号(Y)と色信
号(C)との混信による妨害(クロスカラー、クロスル
ミナンス)を生じる。EDTV(クリアビジョン)等の
高画質テレビでは、クロスカラー、クロスルミナンス妨
害をフレームメモリと、カラーバーストにPLLロック
したクロック信号(バーストロッククロック)を用いた
くし形YC分離方式を用いて理想的に改善している。し
かし、ホームビデオなどのカラーテレビ信号(非標準信
号)は、ジッタを含むため、カラーバーストの位相と水
平同期信号の位相が一定の関係を保持していないので、
水平同期信号にPLLロックしたクロック信号(Hロッ
ククロック)を用いたライン間のYC分離方式を採らざ
るを得ない。そのため、上記妨害の改善度は従来のアナ
ログテレビと同程度に止まる。従来、上記非標準信号の
ジッタを除去する方法として、「電子技術 1991−
4」に掲載された記事「マルチメディア対応デジタルビ
デオ処理LSIファミリーとその応用」にジッタ除去L
SIの説明がある。要約すると、水平同期信号とカラー
バーストの位相にPLLロックしたクロック信号(バー
ストロッククロック)との位相差を検出し、前記位相差
とクロック信号の周期で正規化したパラメータに基づ
き、クロック信号に映像信号(この場合Y信号)を合わ
せこむ。しかし、水平同期信号とクロック信号の位相差
検出の周期は1水平走査期間に1回であり、検出ミスが
あると、次の水平同期信号まで待つ必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、ジッタを含む映像信号の1水平走
査期間内にかならず位相差検出ができ、それに基づき、
クロック信号に映像信号を合わせこむことにより、ジッ
タを除去する映像信号のジッタ補正回路を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、バーストロッククロックとHロッククロックとを入
力し位相差を検出する位相差検出部と、前記位相差に基
づき所定の係数を生成する係数発生部と、前記係数の平
均をとる平均演算部と、映像信号を、予め定めてなるH
ロッククロックのパルス数に相当する時間だけ遅延させ
る遅延部と、前記遅延した映像信号について前記平均の
係数に基づき演算し、補間データを生成する補正演算部
とからなる。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、位相差検出部で入
力したHロッククロックとバーストロッククロックとの
位相差をクロック毎に検出し、係数発生部は各位相毎に
係数を生成し、平均演算部は所定の数の係数に基づき、
係数の平均値を算出する。補正演算部で、該所定の数に
相応するクロック時間だけ、遅延部を経由し遅らせた映
像信号のサンプルデータに基づき、バーストロッククロ
ックのサンプル時刻に一致した補間データを生成する。
【0006】以下、本発明による映像信号のジッタ補正
回路について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本
発明による映像信号のジッタ補正回路の実施例ブロック
図である。1はバーストロッククロック6とHロックク
ロック7とを入力しそれらの位相差をクロック毎に検出
する位相差検出部である。このクロック毎の位相差を
「d」(図3)とする。2は、前記位相差dとクロック
の周期[「t」とする(図3)]との比(d/t)から
なる係数を各位相ごとに生成する係数発生部である。
お、クロックの周期tはバーストロッククロック6及び
Hロッククロック7双方とも同一値であり、且つ既知で
ある。また、係数発生部2にはこのクロック周期tのデ
ータを予め与えておく。3は、前記係数発生部2よりの
係数の平均をとる平均演算部である。この平均をとる期
間(時間)については予め設定しておくが、その値につ
いては予想されるジッタの変動に応じ数クロック相当分
から最大1H(水平周期)分のクロック相当分の中で適
宜定めればよい。4はジッタを含む映像信号8を、前記
Hロッククロック7で数え、所定のクロック時間だけ遅
延させる遅延部である。ここに、「所定のクロック時
間」とは前記平均演算部3において平均をとる期間とし
て設定した時間と同じ時間であり前記平均演算部3と
同様、この時間を予め遅延部4に設定しておく。また、
遅延する目的は平均演算部3よりの平均係数の出力タイ
ミングに映像信号を合わせるためである。5は、前記遅
延部4で遅延した映像信号につき、前記平均演算部で平
均をとった係数に基づき演算し、補間データ(C)を生
成出力する補正演算部である。 この補間データCはバー
ストロッククロックの位相に一致し、ジッタ補正(除
去)された映像信号9となるものである。
【0007】図2は、本発明による映像信号のジッタ補
正回路の補正演算部の実施例である。10はジッタを含
む入力した映像信号である。12は平均演算部3から供
給される平均をとった係数である。11は補正演算部5
の1クロック遅延(D)、論理和(+)、係数の論理積
(×)による演算の結果得られたジッタを補正した映像
信号である。上記映像信号11は前述の補間データCで
もある。この補間データCの演算式を図4の下部(符号
35)に示すが、同演算式は以下のように展開できる。 補間データC=A×K+B(1−K)……(1) [但し、K=d/t] =(A−B)K+B ……(2) 以下、図4に示した映像サンプリングデータA及びBか
ら補間データCを生成することを例とし、図2について
上記(2)式と対比させつつ説明する。 遅延素子Dは、
先に入力されるデータAを1クロック遅延する。また、
同遅延素子Dの後段の論理和(+)は同遅延素子Dより
のデータを「+」とし、同遅延素子Dを通らずに直接入
力されるデータを「−」として論理和を演算する。 従っ
て、上記論理和(+)ではデータAと、データAから1
クロック遅れて入力されるデータBとが時間的に一致
し、上記(2)式の(A−B)の演算が行われることと
なる。 上記論理和(+)の出力は後段の論理積(×)に
入力するが、同論理積(×)には平均演算部3からの係
数Kが与えられている。これにより、上記(2)式の
(A−B)Kの演算が行われることとなる上記論理積
(×)の出力は後段の論理和(+)に入力するが、同論
理和(+)は同論理積(×)よりのデータを「+」と
し、同論理積(×)を経ないで直接入力されるデータ
(=データB)を「+」として論理和を演算する。これ
により、上記(2)式、即ち(1)式の演算が行われる
こととなる。 このようにして、補間データC、即ち映像
信号11が生成される
【0008】本発明による映像信号のジッタ補正回路の
動作を説明する。図3は、本発明による映像信号のジッ
タ補正回路のバーストロッククロックとHロッククロッ
クの位相差を表すタイムチャートである。20はHロッ
ククロックであり、21はバーストロッククロックであ
る。22はHロッククロック20あるいはバーストロッ
ククロック21の1クロック周期である。23はHロッ
ククロック20とバーストロッククロック21との位相
差(ジッタ量)である。位相差検出部1には上記2種類
のクロックが供給される。
【0009】図4は、本発明による映像信号のジッタ補
正回路の原理説明図である。30はジッタを含む入力し
た映像信号である。31は前記ジッタを含む入力した映
像信号30をサンプリングし、データAおよびデータB
を得るHロッククロックである。32は補間データを求
める式35によってデータAおよびデータBから荷重平
均によりデータCが計算され、該データにより補間され
る、バーストロッククロック33と位相を一致させた
(ジッタが補正された)映像信号である。位相差検出部
1は、供給されるバーストロッククロック6とHロック
クロック7の位相差を取り出し、係数発生部2は前記位
相差に基づくジッタの補正係数を生成し、平均演算部3
は所定のクロック数に応じた補正係数平均値を算出す
る。遅延部4は入力したジッタを含む映像信号8を、前
記Hロッククロック7で数え、前述のように所定時間だ
け遅延させる補正演算部5では映像信号の連続した
2つのデータ、例えば、データAとデータBから荷重平
均により、データCのように、補間データが順次得ら
れ、該補間データはバーストロッククロックと位相が一
致するように生成されるので、映像信号のジッタが補正
される。尚、平均演算部3における位相差を検出するた
めのクロックの数(即ち、平均をとる期間)は、ジッタ
の変動に応じ数クロックから最大1H分のクロックの中
で、適宜定めて良い。また、遅延時間は位相差を検出す
るための相応するクロック時間に一致させる必要がある
ので、遅延部4の遅延素子はシフトレジスタを利用すれ
ば、簡単に遅延時間の変更ができる。また、係数発生部
2と平均演算部3の接続順序を入れ換えても良い。以上
説明のように、Hロッククロック7の位相に一致してい
るジッタを含む映像信号8から、バーストロッククロッ
クの位相に一致するジッタが除去された映像信号9が生
成されることになり、非標準の映像信号に対する正確な
ディジタル処理が可能となる
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はジッタを
含む映像信号の1水平走査期間内にかならず位相差検出
ができ、それに基づき、新たに生成する映像信号の補間
データをクロック信号に一致させることにより、ジッタ
を除去する映像信号のジッタ補正回路を提供する。従っ
て、確実にしかも迅速にジッタを除去できるメリットが
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号のジッタ補正回路の実施
例ブロック図である。
【図2】本発明による映像信号のジッタ補正回路の補正
演算部の実施例である。
【図3】本発明による映像信号のジッタ補正回路のバー
ストロッククロックとHロッククロックの位相差を表す
タイムチャートである。
【図4】本発明による映像信号のジッタ補正回路の原理
説明図である。
【符号の説明】
1 位相差検出部 2 係数発生部 3 平均演算部 4 遅延部 5 補正演算部 6 バーストロッククロック 7 Hロッククロック 8 ジッタを含む映像信号 9 ジッタを補正した映像信号 10 ジッタを含む入力した映像信号 11 ジッタを補正した映像信号 12 平均をとった係数 20 Hロッククロック 21 バーストロッククロック 22 1クロック周期 23 位相差(ジッタ量) 30 ジッタを含む入力した映像信号 31 Hロッククロック 32 位相が合った(ジッタが補正された)映像信号 33 バーストロッククロック 35 補間データを求める式

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーストロッククロックとHロッククロ
    ックとを入力し位相差を検出する位相差検出部と、前記
    位相差に基づき所定の係数を生成する係数発生部と、前
    記係数の平均をとる平均演算部と、映像信号を、予め定
    めてなるHロッククロックのパルス数に相当する時間だ
    け遅延させる遅延部と、前記遅延した映像信号について
    前記平均の係数に基づき演算し、補間データを生成する
    補正演算部とからなることを特徴とする映像信号のジッ
    タ補正回路。
  2. 【請求項2】 上記遅延部がシフトレジスタでなる請求
    項1記載の映像信号のジッタ補正回路。
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