JPH05128666A - 回転ヘツド式記録再生装置 - Google Patents
回転ヘツド式記録再生装置Info
- Publication number
- JPH05128666A JPH05128666A JP3292963A JP29296391A JPH05128666A JP H05128666 A JPH05128666 A JP H05128666A JP 3292963 A JP3292963 A JP 3292963A JP 29296391 A JP29296391 A JP 29296391A JP H05128666 A JPH05128666 A JP H05128666A
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- Japan
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- tape
- cassette
- rotary cylinder
- recording
- cassette tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テ−プの損傷を防止し記録再生の確実性
を向上させる。 【構成】 カセットテ−プ3に内蔵されたテ−プ5が正
規の位置に正しくセットされ、かつ正規の走行経路に正
しく引き出されたかを検出する為に、発光素子および受
光素子からなる光センサ−14a,14bを各々の位置
に設ける。既光センサ−14a,14bからの検出信号
をマイクロコンピュ−タ5に取り込み、次の動作移行の
可否を判断し、モ−タ駆動回路16を制御する。これに
よって、既テ−プ5の大きな損傷が防止でき記録再生の
確実性が向上する。
を向上させる。 【構成】 カセットテ−プ3に内蔵されたテ−プ5が正
規の位置に正しくセットされ、かつ正規の走行経路に正
しく引き出されたかを検出する為に、発光素子および受
光素子からなる光センサ−14a,14bを各々の位置
に設ける。既光センサ−14a,14bからの検出信号
をマイクロコンピュ−タ5に取り込み、次の動作移行の
可否を判断し、モ−タ駆動回路16を制御する。これに
よって、既テ−プ5の大きな損傷が防止でき記録再生の
確実性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセットテ−プからテ
−プを引き出し、回転シリンダにテ−プを巻き付けて記
録再生するDAT等の回転ヘッド式記録再生装置に係わ
り、特に引き出されたテ−プの損傷防止に関するもので
ある。
−プを引き出し、回転シリンダにテ−プを巻き付けて記
録再生するDAT等の回転ヘッド式記録再生装置に係わ
り、特に引き出されたテ−プの損傷防止に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、機器の小型化、軽量化にともな
い、機器に搭載されるメカニズムにおいても小型化、軽
量化が要求されている。たとえば、DATのようにテ−
プをカセットテ−プから引き出して記録再生を行うメカ
ニズムにおいても同様に小型化、軽量化が要求され、そ
の為に、部品そのものを小型化すると共に、部品どうし
の間隔もできる限り短くしてメカニズム全体の小型化を
図っている。
い、機器に搭載されるメカニズムにおいても小型化、軽
量化が要求されている。たとえば、DATのようにテ−
プをカセットテ−プから引き出して記録再生を行うメカ
ニズムにおいても同様に小型化、軽量化が要求され、そ
の為に、部品そのものを小型化すると共に、部品どうし
の間隔もできる限り短くしてメカニズム全体の小型化を
図っている。
【0003】ところで、回転シリンダと既回転シリンダ
に対して所定の位置に保持されるカセットテ−プとの間
隔をできる限り短くすることは小型化に大きな効果があ
り、一般的によく行われている。
に対して所定の位置に保持されるカセットテ−プとの間
隔をできる限り短くすることは小型化に大きな効果があ
り、一般的によく行われている。
【0004】以下図面を参照しながら、上述した従来の
回転ヘッド式記録再生装置について説明する。
回転ヘッド式記録再生装置について説明する。
【0005】図4は従来の回転ヘッド式記録再生装置の
カセットテ−プの移送状態を示す側面図、図5は同装置
のカセットテ−プが装着され、テ−プロ−ディングが完
了したときの上面図である。
カセットテ−プの移送状態を示す側面図、図5は同装置
のカセットテ−プが装着され、テ−プロ−ディングが完
了したときの上面図である。
【0006】図4において、1はシャ−シで、ヘッドが
搭載された回転シリンダ2が回転自在に取り付けられて
いる。3はカセットテ−プで、カセットホルダ−(図示
せず)によって保持されており、図中Aで装脱可能な位
置を示し、図中Bで記録再生可能な位置を示す。また、
カセットテ−プ3にはブレ−キ(図示せず)が内蔵され
ている。このブレ−キはテ−プ5が巻き取られたリ−ル
(図示せず)の回転を阻止しテ−プ5の弛みを防止して
いる。そして、これによってテ−プ5はカセットテ−プ
3の前面開口部において張架されている。4はリッド
で、カセットテ−プ3の前面開口部でテ−プ5を保護す
るために開閉自在に軸支されており、図中Aの位置にカ
セットテ−プ3が保持されているときは内蔵されたバネ
(図示せず)によって図のように閉じられている。
搭載された回転シリンダ2が回転自在に取り付けられて
いる。3はカセットテ−プで、カセットホルダ−(図示
せず)によって保持されており、図中Aで装脱可能な位
置を示し、図中Bで記録再生可能な位置を示す。また、
カセットテ−プ3にはブレ−キ(図示せず)が内蔵され
ている。このブレ−キはテ−プ5が巻き取られたリ−ル
(図示せず)の回転を阻止しテ−プ5の弛みを防止して
いる。そして、これによってテ−プ5はカセットテ−プ
3の前面開口部において張架されている。4はリッド
で、カセットテ−プ3の前面開口部でテ−プ5を保護す
るために開閉自在に軸支されており、図中Aの位置にカ
セットテ−プ3が保持されているときは内蔵されたバネ
(図示せず)によって図のように閉じられている。
【0007】図5において、6はロ−ディングブロック
S、8はロ−ディングブロックTで、ともにシャ−シ1
に設けられたガイド溝10を移動自在に取付られてい
る。7はVストッパS、9はVストッパTでロ−ディン
グブロックS6、ロ−ディングブロックT8が各々テ−
プロ−ディングした時に位置精度が決められるように取
付けられている。11はテ−プガイドアングル、12、
13はカセットテ−プ3の装着時にテ−プ5を案内する
ための傾斜面を有したテ−プガイドである。
S、8はロ−ディングブロックTで、ともにシャ−シ1
に設けられたガイド溝10を移動自在に取付られてい
る。7はVストッパS、9はVストッパTでロ−ディン
グブロックS6、ロ−ディングブロックT8が各々テ−
プロ−ディングした時に位置精度が決められるように取
付けられている。11はテ−プガイドアングル、12、
13はカセットテ−プ3の装着時にテ−プ5を案内する
ための傾斜面を有したテ−プガイドである。
【0008】以上のように構成された回転ヘッド式記録
再生装置では、まず、カセットホルダ−に挿入され図中
Aの位置にあるカセットテ−プ3は、カセットホルダ−
の下降移動にともない図中Bの位置に向かって移送され
る。この時、カセットテ−プ3の前面に設けられたリッ
ド4は、シャ−シ1に設けられたリッドオ−プナ−(図
示せず)によって回動させられ、カセットテ−プ3に内
蔵されたブレ−キとその一端を係合してブレ−キを解除
する。このブレ−キ解除によって前記リ−ルは回転自由
になり、これによってカセットテ−プ3の前面開口部に
おけるテ−プ5の張架も解除されることになる。この状
態で移送(下降)が進むと、カセットテ−プ3は図中B
の位置に装着され、装着されたカセットテ−プ3からは
ロ−ディングブロックS6、ロ−ディングブロックT8
によって、テ−プ5が引き出される。そして、ロ−ディ
ングブロックS6、ロ−ディングブロックT8は、Vス
トッパS7、VストッパT9とそれぞれが係合し位置が
決められるところまでテ−プロ−ディングを行う。
再生装置では、まず、カセットホルダ−に挿入され図中
Aの位置にあるカセットテ−プ3は、カセットホルダ−
の下降移動にともない図中Bの位置に向かって移送され
る。この時、カセットテ−プ3の前面に設けられたリッ
ド4は、シャ−シ1に設けられたリッドオ−プナ−(図
示せず)によって回動させられ、カセットテ−プ3に内
蔵されたブレ−キとその一端を係合してブレ−キを解除
する。このブレ−キ解除によって前記リ−ルは回転自由
になり、これによってカセットテ−プ3の前面開口部に
おけるテ−プ5の張架も解除されることになる。この状
態で移送(下降)が進むと、カセットテ−プ3は図中B
の位置に装着され、装着されたカセットテ−プ3からは
ロ−ディングブロックS6、ロ−ディングブロックT8
によって、テ−プ5が引き出される。そして、ロ−ディ
ングブロックS6、ロ−ディングブロックT8は、Vス
トッパS7、VストッパT9とそれぞれが係合し位置が
決められるところまでテ−プロ−ディングを行う。
【0009】しかしながら、この時小型化を図るため
に、図4に示すように回転シリンダ2とカセットテ−プ
3との間隔Lを出来る限り小さくしたメカニズムにおい
ては、図中Aから図中Bへの移送時にブレ−キの解除に
よってフリ−になったテ−プ5が回転シリンダ2のごく
近傍を通過することになる。この時、テ−プ5に弛み等
が生じていると、回転シリンダ2に引っかかってしまっ
たり、また回転シリンダ2を乗り越えて回転シリンダの
向こう側に行ってしまったりして、正しい走行位置にな
い状態でテ−プ5を走行させてしまい、テ−プ5への損
傷や更にはカセットテ−プ3が取り出せない等の虞れが
あった。
に、図4に示すように回転シリンダ2とカセットテ−プ
3との間隔Lを出来る限り小さくしたメカニズムにおい
ては、図中Aから図中Bへの移送時にブレ−キの解除に
よってフリ−になったテ−プ5が回転シリンダ2のごく
近傍を通過することになる。この時、テ−プ5に弛み等
が生じていると、回転シリンダ2に引っかかってしまっ
たり、また回転シリンダ2を乗り越えて回転シリンダの
向こう側に行ってしまったりして、正しい走行位置にな
い状態でテ−プ5を走行させてしまい、テ−プ5への損
傷や更にはカセットテ−プ3が取り出せない等の虞れが
あった。
【0010】そこで、図4(断面図)および図5に示す
ように、回転シリンダ2の上部やカセットテ−プ側の前
面に、テ−プ5を案内するテ−プガイド12、13を取
り付けたものが開発され、テ−プ弛みが生じてもテ−プ
をガイドできるように対策が行われている。
ように、回転シリンダ2の上部やカセットテ−プ側の前
面に、テ−プ5を案内するテ−プガイド12、13を取
り付けたものが開発され、テ−プ弛みが生じてもテ−プ
をガイドできるように対策が行われている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このテ
−プガイド12、13を用いると、テ−プ5が弛んだ場
合でもそのテ−プガイド12、13の傾斜面に沿ってテ
−プ5が案内され、回転シリンダ2に引っかからずに正
規のテ−プ走行位置に案内され効果的であるが、例え
ば、テ−プ5とカセットテ−プ3のリッド4との間で静
電気が生じた場合、リッド4の裏側に静電気によってテ
−プ5が張り付き、リッド4が開く時にテ−プ5が引き
出されてしまったり、ブレ−キ機構の不備等によりカセ
ットテ−プ3の中で既に弛みが生じ、リッド4が開けら
れた時には不測にも大きく飛び出してしまう場合など、
テ−プガイド12、13が有効に働かないためにテ−プ
5が正しい位置にセットされない場合が発生している。
そして、そのために次の動作のテ−プロ−ディングにお
いても正しくテ−プを引き出すことができず、テ−プ5
が正規のテ−プ走行位置と異なるところにひっかかった
まま次の走行動作に入ってしまって、テ−プ5に大きな
損傷を与えるという問題があった。
−プガイド12、13を用いると、テ−プ5が弛んだ場
合でもそのテ−プガイド12、13の傾斜面に沿ってテ
−プ5が案内され、回転シリンダ2に引っかからずに正
規のテ−プ走行位置に案内され効果的であるが、例え
ば、テ−プ5とカセットテ−プ3のリッド4との間で静
電気が生じた場合、リッド4の裏側に静電気によってテ
−プ5が張り付き、リッド4が開く時にテ−プ5が引き
出されてしまったり、ブレ−キ機構の不備等によりカセ
ットテ−プ3の中で既に弛みが生じ、リッド4が開けら
れた時には不測にも大きく飛び出してしまう場合など、
テ−プガイド12、13が有効に働かないためにテ−プ
5が正しい位置にセットされない場合が発生している。
そして、そのために次の動作のテ−プロ−ディングにお
いても正しくテ−プを引き出すことができず、テ−プ5
が正規のテ−プ走行位置と異なるところにひっかかった
まま次の走行動作に入ってしまって、テ−プ5に大きな
損傷を与えるという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
み、テ−プ5が正規の位置にセットされないことが発生
してもそれを検出して次の動作への移行を停止させるこ
とによりテ−プ5への大きな損傷を防止し、これによっ
て信頼性の高い記録再生装置を提供することを目的とす
るものである。
み、テ−プ5が正規の位置にセットされないことが発生
してもそれを検出して次の動作への移行を停止させるこ
とによりテ−プ5への大きな損傷を防止し、これによっ
て信頼性の高い記録再生装置を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カセットテ−プからテ−プを引き出し回転
シリンダの周面に所定角度に渡ってテ−プを巻き付け記
録再生する記録再生装置において、テ−プが所定の位置
に案内されて正規のテ−プ走行位置にテ−プが位置して
いるかを検出する為に、光を照射する発行素子とその反
射光を受光する受光素子とを収納した光センサ−を、回
転シリンダのカセットテ−プ側前面と、回転シリンダに
テ−プを巻き付けるためのロ−ディングブロックがテ−
プロ−ディングを完了した際位置決めされる、回転シリ
ンダの出側のVストッパの直後に備えたものである。
に本発明は、カセットテ−プからテ−プを引き出し回転
シリンダの周面に所定角度に渡ってテ−プを巻き付け記
録再生する記録再生装置において、テ−プが所定の位置
に案内されて正規のテ−プ走行位置にテ−プが位置して
いるかを検出する為に、光を照射する発行素子とその反
射光を受光する受光素子とを収納した光センサ−を、回
転シリンダのカセットテ−プ側前面と、回転シリンダに
テ−プを巻き付けるためのロ−ディングブロックがテ−
プロ−ディングを完了した際位置決めされる、回転シリ
ンダの出側のVストッパの直後に備えたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成することにより、本発明で
は、カセットテ−プの装着時にテ−プが正しくセットさ
れなかったり、装着されても正しく引き出されずに正規
のテ−プ走行位置にセットされなかった場合を光センサ
−で検出し、これによって次の動作への良否を判断す
る。
は、カセットテ−プの装着時にテ−プが正しくセットさ
れなかったり、装着されても正しく引き出されずに正規
のテ−プ走行位置にセットされなかった場合を光センサ
−で検出し、これによって次の動作への良否を判断す
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図1から図3
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0016】図中において、1はシャ−シ、2は回転シ
リンダ、3はカセットテ−プ、4はリッド、5はテ−
プ、6はロ−ディングブロックS、7はVストッパS、
8はロ−ディングブロックT、9はVストッパT、10
はガイド溝、11はテ−プガイドアングル、12はテ−
プガイドで、これらは従来の回転ヘッド式記録再生装置
と同様に同一符号を付している。
リンダ、3はカセットテ−プ、4はリッド、5はテ−
プ、6はロ−ディングブロックS、7はVストッパS、
8はロ−ディングブロックT、9はVストッパT、10
はガイド溝、11はテ−プガイドアングル、12はテ−
プガイドで、これらは従来の回転ヘッド式記録再生装置
と同様に同一符号を付している。
【0017】また、14aは回転シリンダ2のカセット
テ−プ側前面に設けられた光センサ−で、図3に示され
るように、発光素子および受光素子を一対に備えると共
にその外形においては、カセットテ−プ側に弛んだテ−
プ5をガイドできるように回転シリンダ2側に向かって
傾斜面が設けられている。一方、14bは正しくテ−プ
ロ−ディングされて、正規のテ−プ走行位置に引き出さ
れたテ−プを検出する光センサ−で、図1に示すように
回転シリンダ2の出側にあるVストッパT9の直後に設
けられている。そして、光センサ−14aと同様に、発
光素子および受光素子を一対に備えるとともに、図1に
示すように、走行するテ−プ5のテ−プ面に平行に面す
るように取り付けられている。また、光センサ−14
a、14bは、テ−プが正しく案内され、正規のテ−プ
走行位置にセットされた時が、テ−プ5との距離関係が
最適になるように配置されており、その動作は、図3に
示すように、発光素子からテ−プ5に向けて照射された
光がテ−プ表面で反射し、その反射光が受光素子に受光
され出力信号が得られるように構成されている。
テ−プ側前面に設けられた光センサ−で、図3に示され
るように、発光素子および受光素子を一対に備えると共
にその外形においては、カセットテ−プ側に弛んだテ−
プ5をガイドできるように回転シリンダ2側に向かって
傾斜面が設けられている。一方、14bは正しくテ−プ
ロ−ディングされて、正規のテ−プ走行位置に引き出さ
れたテ−プを検出する光センサ−で、図1に示すように
回転シリンダ2の出側にあるVストッパT9の直後に設
けられている。そして、光センサ−14aと同様に、発
光素子および受光素子を一対に備えるとともに、図1に
示すように、走行するテ−プ5のテ−プ面に平行に面す
るように取り付けられている。また、光センサ−14
a、14bは、テ−プが正しく案内され、正規のテ−プ
走行位置にセットされた時が、テ−プ5との距離関係が
最適になるように配置されており、その動作は、図3に
示すように、発光素子からテ−プ5に向けて照射された
光がテ−プ表面で反射し、その反射光が受光素子に受光
され出力信号が得られるように構成されている。
【0018】次に、15は光センサ−14a,14bの
出力信号を取り込むマイクロコンピュ−タで、次のモ−
タ駆動回路16を制御する。17はモ−タ駆動回路によ
って駆動されるモ−タ、18はそのモ−タ17によって
回転させられるカムギヤである。そして、このカムギヤ
18は、そのカム部によって図示しない部材を動作さ
せ、図中のロ−ディングブロックS6、ロ−ディングブ
ロックT8をガイド溝10に沿って移動させてテ−プロ
−ディングを行うようになっている。
出力信号を取り込むマイクロコンピュ−タで、次のモ−
タ駆動回路16を制御する。17はモ−タ駆動回路によ
って駆動されるモ−タ、18はそのモ−タ17によって
回転させられるカムギヤである。そして、このカムギヤ
18は、そのカム部によって図示しない部材を動作さ
せ、図中のロ−ディングブロックS6、ロ−ディングブ
ロックT8をガイド溝10に沿って移動させてテ−プロ
−ディングを行うようになっている。
【0019】以上のように構成された回転ヘッド式記録
再生装置において、まず、挿脱可能な位置でカセットホ
ルダ−に挿入されたカセットテ−プ3は、従来の場合と
同様にカセットホルダ−の下降移動(装着)によって、
記録再生可能な位置に向かって移動される。この時、リ
ッド4は従来と同様に、リッドオ−プナ−によって回動
させられ、この回動によってカセットテ−プ3に内蔵さ
れたブレ−キと係合してブレ−キを解除する。ブレ−キ
が解除されると、また同様に、リ−ルは回転自由にな
り、カセットテ−プ3の前面開口部におけるテ−プ5の
張架が解除される。次に、更にカセットホルダ−の下降
移動が進むと、テ−プ5は回転シリンダ2のごく近傍を
通過し、正規のテ−プセット位置に向かって移動させら
れることになる。
再生装置において、まず、挿脱可能な位置でカセットホ
ルダ−に挿入されたカセットテ−プ3は、従来の場合と
同様にカセットホルダ−の下降移動(装着)によって、
記録再生可能な位置に向かって移動される。この時、リ
ッド4は従来と同様に、リッドオ−プナ−によって回動
させられ、この回動によってカセットテ−プ3に内蔵さ
れたブレ−キと係合してブレ−キを解除する。ブレ−キ
が解除されると、また同様に、リ−ルは回転自由にな
り、カセットテ−プ3の前面開口部におけるテ−プ5の
張架が解除される。次に、更にカセットホルダ−の下降
移動が進むと、テ−プ5は回転シリンダ2のごく近傍を
通過し、正規のテ−プセット位置に向かって移動させら
れることになる。
【0020】ところが、この時、テ−プ5とカセットテ
−プ3のリッド4との間で静電気が発生すると、カセッ
トテ−プ3の下降によって開けられるリッド4の裏側
に、静電気によってテ−プ5が張り付いてしまう。そし
て、リッド4が回動するとその張り付いたテ−プ5が引
き出されてしまうことになる。またこの時、ブレ−キの
解除も同時に行われるので、テ−プ5はフリ−の状態に
なっており、そのために静電気のような小さな力でも引
き出されてしまう。また、前述のような静電気が働いて
いない場合でも、例えば、ブレ−キの不備等によりカセ
ットテ−プ3に振動、落下等が加わった時には、リッド
4が開かれる以前にカセットテ−プ3の中で既にテ−プ
弛みが起こり、リッド4が回動するとカセットテ−プ3
の前面にテ−プ5が飛び出してくる。そして、このよう
な状態で、カセットテ−プ3の装着が行われると、カセ
ットテ−プ3からのテ−プ飛び出しが通常時より早い時
点で起こり、またその飛び出し量も通常時より大きくな
っているので、テ−プガイド12は充分に機能せず、テ
−プ5を正規の位置にガイドできなくなる。そして、ガ
イドできないテ−プ5は、テ−プガイド12の傾斜面や
その近傍に引っかかってしまう。
−プ3のリッド4との間で静電気が発生すると、カセッ
トテ−プ3の下降によって開けられるリッド4の裏側
に、静電気によってテ−プ5が張り付いてしまう。そし
て、リッド4が回動するとその張り付いたテ−プ5が引
き出されてしまうことになる。またこの時、ブレ−キの
解除も同時に行われるので、テ−プ5はフリ−の状態に
なっており、そのために静電気のような小さな力でも引
き出されてしまう。また、前述のような静電気が働いて
いない場合でも、例えば、ブレ−キの不備等によりカセ
ットテ−プ3に振動、落下等が加わった時には、リッド
4が開かれる以前にカセットテ−プ3の中で既にテ−プ
弛みが起こり、リッド4が回動するとカセットテ−プ3
の前面にテ−プ5が飛び出してくる。そして、このよう
な状態で、カセットテ−プ3の装着が行われると、カセ
ットテ−プ3からのテ−プ飛び出しが通常時より早い時
点で起こり、またその飛び出し量も通常時より大きくな
っているので、テ−プガイド12は充分に機能せず、テ
−プ5を正規の位置にガイドできなくなる。そして、ガ
イドできないテ−プ5は、テ−プガイド12の傾斜面や
その近傍に引っかかってしまう。
【0021】そこで、このような不測の状態が発生する
と、まず、前述の光センサ−14aは回転シリンダ2の
前面にテ−プ5がセットされているかどうかを検出す
る。そして、その状態に応じた検出信号をマイクロコン
ピュ−タ15に出力する。
と、まず、前述の光センサ−14aは回転シリンダ2の
前面にテ−プ5がセットされているかどうかを検出す
る。そして、その状態に応じた検出信号をマイクロコン
ピュ−タ15に出力する。
【0022】今、例えば、テ−プ5が正しくセットされ
なかった場合、その検出信号がマイクロコンピュ−タ1
5に出力されると、マイクロコンピュ−タ15は次への
動作が不可であることを判断して、モ−タ駆動回路16
への信号出力を停止する。そして、これによって次のテ
−プロ−ディングを行わないようにする。
なかった場合、その検出信号がマイクロコンピュ−タ1
5に出力されると、マイクロコンピュ−タ15は次への
動作が不可であることを判断して、モ−タ駆動回路16
への信号出力を停止する。そして、これによって次のテ
−プロ−ディングを行わないようにする。
【0023】しかし、逆に正しくセットされた場合、光
センサ−14aの検出信号がマイクロコンピュ−タ15
に出力されると、今度は次への動作が可能であることを
判断し、マイクロコンピュ−タ15からモ−タ駆動回路
16に信号が送られる。そして、モ−タ駆動回路16に
よってモ−タ17が駆動されると、図2の状態から図1
のテ−プロ−ディングの状態に動作移行が行なわれる。
そして、テ−プロ−ディングによって引き出されたテ−
プ5は、次に光センサ−14bによって回転シリンダ2
の出側のロ−ディングブロックT8の直後におけるテ−
プ検出が行なわれる。この場合も光センサ−14aと同
様に各々の場合の検出信号がマイクロコンピュ−タ15
に出力され、その結果に応じて次の動作への可否を判断
する。今、動作可の場合にどのようになるかを説明する
と、次の動作の、例えば、PLAYやFF/REWに動
作移行するようモ−タ駆動回路を制御する。また、逆に
動作否の場合は次への動作が不可であることを判断し
て、STOP状態(図2の状態)までアンロ−ドして戻
ることになる。
センサ−14aの検出信号がマイクロコンピュ−タ15
に出力されると、今度は次への動作が可能であることを
判断し、マイクロコンピュ−タ15からモ−タ駆動回路
16に信号が送られる。そして、モ−タ駆動回路16に
よってモ−タ17が駆動されると、図2の状態から図1
のテ−プロ−ディングの状態に動作移行が行なわれる。
そして、テ−プロ−ディングによって引き出されたテ−
プ5は、次に光センサ−14bによって回転シリンダ2
の出側のロ−ディングブロックT8の直後におけるテ−
プ検出が行なわれる。この場合も光センサ−14aと同
様に各々の場合の検出信号がマイクロコンピュ−タ15
に出力され、その結果に応じて次の動作への可否を判断
する。今、動作可の場合にどのようになるかを説明する
と、次の動作の、例えば、PLAYやFF/REWに動
作移行するようモ−タ駆動回路を制御する。また、逆に
動作否の場合は次への動作が不可であることを判断し
て、STOP状態(図2の状態)までアンロ−ドして戻
ることになる。
【0024】このようにして、テ−プのセット状態を光
センサ−にて検出し、正しくセットされていない場合は
次の動作への移行を停止することにより、予期せぬとこ
ろにひっかかったままテ−プ走行が行われることを防止
することができる。
センサ−にて検出し、正しくセットされていない場合は
次の動作への移行を停止することにより、予期せぬとこ
ろにひっかかったままテ−プ走行が行われることを防止
することができる。
【0025】なお、本実施例では、本発明をDATに適
用した場合について説明したが、この例に限らず他の磁
気記録再生装置に適用してもよい。
用した場合について説明したが、この例に限らず他の磁
気記録再生装置に適用してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、テ−プのセット
状態を検出して、正しくセットされている場合は次の動
作に移行することができ、また、正しくない場合には次
への動作を停止することにより、テ−プに大きな損傷を
及ぼすことが未然に防止でき、その結果、カセットテ−
プと回転シリンダとの間隔を短くして、回転ヘッド式記
録再生装置の小型化を図ることができる。
状態を検出して、正しくセットされている場合は次の動
作に移行することができ、また、正しくない場合には次
への動作を停止することにより、テ−プに大きな損傷を
及ぼすことが未然に防止でき、その結果、カセットテ−
プと回転シリンダとの間隔を短くして、回転ヘッド式記
録再生装置の小型化を図ることができる。
【図1】本発明をDATに適用した場合の一実施例を示
す回転ヘッド式記録再生装置で、テ−プロ−ディングを
完了したときの上面図
す回転ヘッド式記録再生装置で、テ−プロ−ディングを
完了したときの上面図
【図2】本発明をDATに適用した場合の一実施例を示
す回転ヘッド式記録再生装置で、テ−プのセットが完了
したときの上面図
す回転ヘッド式記録再生装置で、テ−プのセットが完了
したときの上面図
【図3】本発明をDATに適用した場合の一実施例で、
回転シリンダと光センサ−の位置関係を示す断面図
回転シリンダと光センサ−の位置関係を示す断面図
【図4】従来の回転ヘッド式記録再生装置のカセットテ
−プの移送状態を示す側面図
−プの移送状態を示す側面図
【図5】従来の回転ヘッド式記録再生装置のカセットテ
−プが装着され、テ−プロ−ディングが完了したときの
上面図
−プが装着され、テ−プロ−ディングが完了したときの
上面図
1 シャ−シ 2 回転シリンダ 3 カセットテ−プ 4 リッド 5 テ−プ 11 テ−プガイドアングル 12 テ−プガイド 13 テ−プガイド 14a 光センサ− 14b 光センサ− 15 マイクロコンピュ−タ 16 モ−タ駆動回路 17 モ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】カセットテ−プからテ−プを引き出し回転
シリンダの周面に所定角度に渡ってテ−プを巻き付け記
録再生する記録再生装置において、テ−プが所定の位置
に案内され、正規のテ−プ走行位置にテ−プが位置して
いるかを検出する為に、光を照射する発光素子とその反
射光を受光する受光素子とを収納した光センサ−を、回
転シリンダのカセットテ−プ側前面と、回転シリンダに
テ−プを巻き付けるためのロ−ディングブロックがテ−
プロ−ディングした時、位置決めされる回転シリンダの
出側のVストッパの直後に備えたことを特徴とする回転
ヘッド式記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292963A JPH05128666A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 回転ヘツド式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292963A JPH05128666A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 回転ヘツド式記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128666A true JPH05128666A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17788697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292963A Pending JPH05128666A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 回転ヘツド式記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05128666A (ja) |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292963A patent/JPH05128666A/ja active Pending
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