JPH03295065A - 記録または再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、テープリールの不使用時の回転を口・ンク
するリールロック機構を備えた記録または再生装置に関
するものである。

［従来の技術］ 磁気記録再生装置の１つとして、磁気記録媒体に画像信
号及び音声信号を記録するＶＴＲ（ビデオチープレコー
タ）かあり、その磁気記録媒体には、カセット内に一対
の回転リールを離間配設し、両リール間に磁気テープを
自由に走行できるようにしたカセットテープ（以下、巾
にカセットという）か用いられている。

そして、巻戻しリールから引出されたテープの終了、あ
るいは巻取リールから戻されたテープの巻取終了を検知
するためのテープエンドセンサか設けられ、このセンサ
の出力に基づいて駆動源となっているモータの回転を停
止させ、テープに必要以上の引っ張り荷重か印加されな
いようにしテープの保護を図っている。

また、アンローディング時にあって、カセットの持ち運
びなどによるテープの弛みの発生などを防止するために
、リールの回転を規制するリールロック・解除機構も設
けられている。

第５図はエンドセンサ及びリールロック・解除機構を備
えた従来の磁気記録再生装置の主要部及びカセットの一
例を示す平面図である。

カセット５１内には、磁気テープ５２の巻回された供給
リール５３及び巻取リール５４が回転自在に配設されて
いる。各ソール内には本体側に設けられているリール台
５５か嵌入しており、不図示のモータを駆動源として回
転し、磁気テープ５２の巻戻しまたは巻取りを行う。

また、供給リール５３及び巻取り−ル５４の回転を規制
するために、同一回転軸によって指示された一対の開脚
自在なり一ルロック解除レバー５６ａ、５６ｂかリール
間に配設されている。

更に、テープ引出し口端の中央部には、内蔵した発光素
子かカセット５１内に露出するようにして、作動ピン５
７か装置側に固定設置されている。また、カセット５１
の両横の装置シャーシ上には、磁気テープの始終端のリ
ーダテープ（透明テープ）を介して発光素子５７からの
光を受光する受光素子５８か配設されている。

以上の構成において、磁気記録再生装置の装填位置の指
定の方向からカセットを挿入すると、カセットは下降し
、供給リール５３及び巻取り−ル５４の各々にリール台
５５か嵌入する。この下降過程でリールロック解除レバ
ー５６ａ、５６ｂかリールのテープ最外周面から離間し
、リールロックか解除された状態てカセットかセットさ
れる。

ついて、録画、再生などのモートか指定されると、不図
示のロープインク機構か作動し、カセッ）−５１内から
磁気テープ５２か引出される。

［発明か解決しようとする課題］ しかし、上記のような従来の磁気記録再生装置において
は、リールロック解除用の部材かシャーシに固定されて
いるため、カセットの装着時に、リールかリール台に装
着されるよりも早くにリールロックか解除され、テープ
に弛みを生じるという問題かあった。この問題はテープ
のアンロープインクか終了し、カセットをイジェクト（
ＥＪＥＣ丁）する時にも同様に生じている。この場合、
テープを蓋て挟む恐れがある。

この発明はかかる課題を解決するためになされたものて
、テープに弛みを生しさせることなく、また、テープに
損傷などを与えることのない磁気記録再生装置を提供す
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、この発明はカセット内に
配されたリールに巻回されたテープ状記録媒体に記録ま
たは再生を行う記録または再生装置てあって、前記所定
の装填位置に装填されたカセットに対して挿脱可能に配
され前記リールをロックするためのリールロックレバ−
を制御して前記ソールロック解除あるいはロック動作を
行う作動部材と、　前記作動部材に配され前記カセット
内に挿入された状態において前記磁気テープの端部を検
出する検出手段と、前記カセットの前記装填位置への装
填動作に応して前記作動部材を前記カセット内へと挿入
し、前記リールロックレバ−を動作してロック解除する
とともに前記検出手段を動作可能な状態となす制御手段
とを備えたものである。

［作用］ 上記のように構成することによって、カセット装填時に
は、その降下と共にリールロックレバ−をアンロックさ
れるように駆動手段は作動部材を駆動し、装填完了に合
わせてアンロックを終了させる。また、カセットのイジ
ェクト時には、カセットのイジェクト動作に応して駆動
手段か作動部材を降下させ、リールロックレバ−はロッ
クを行う状態になる。従って、テープに弛みを生しるこ
とか無く、テープに損傷を与えることかない。

［実施例］ 以下、第１図〜第４図を参照して本発明を具体的に説明
する。なお、第１図はカセットを磁気記録再生装置に装
填した状態を示している。カセットｌはプラスチックに
より成形加工して作られ、内部には一対のり−ル２（供
給リール２ａ及び巻取リール２ｂ）か回転可能に配設さ
れ、その中心部には磁気記録再生装置側に設けられたリ
ール台３か嵌入している。リール台３は第２図に示すよ
うに、各々に設けられたモータｌｌによって個別に駆動
される。リール２間には、磁気記録媒体である磁気テー
プ４が架設されている。

カセットｌのテープ引出し口の中間部の開口菌寄りには
、テープエンドセンサの発光部／リールロック解除部材
５か配設されている。また、発光部／リールロック解除
部材５の近傍には、リールをロックするためのリールロ
ックレバ−６か設けられている。更にカセットｌの両側
には、発光部／リールロック解除部材５の発光素子から
の光を受光する受光素子７か設置されている。

磁気記録再生装置のテープ走行系は、テープ走行路に沿
って所定位置に複数のボスト８及び１つのピンチローラ
９か配設され、その走行路の中間部に回転ドラムｌＯか
配設されている。

第３図は発光部／リールロック解除部材５の詳細を示す
断面図である。

作動部材としての作動ピン１２は輪状を成してシャーシ
２０上に立設され、その頂部のカセット１内に露出する
部分には、発光素子１３が内蔵されている。発光素子１
３に面した作動ピン１２の部分には開通孔または透光部
か形成されている（あるいは、作動ピン１２全体が光を
透過する材料て形成されていてもよい）０発光素子１３
には配線用のフレキシブル基板１５か接続されている。

更に、作動ピン１２の中間部は、シャーシ２０に固定さ
れたガイド１４によって昇降自在に保持されている。

作動ピン１２の下端には、鍔１２ａか設けられ、作動ピ
ン１２の上昇位置を規制している。鍔１２ａの下面には
、回動部材としてのレバー１６の一端か係着可能に配設
され、その中央部は支点１７によってシャーシ２０に立
設されたサポータ１８に回動自在に支持されている。レ
バー１６の他端とサポータ１８間には、レバー１６を反
時計方向へ附勢するスプリング１９か懸架されている。

レバー１６の他端は、カセットｌの下面に当接している
。

第４図に示すように、発光部／リールロック解除部材５
は、同一回転中心を有し、水平方向に開ｊ１自在な２枚
のロック部材６ａ、６ｂから成り、その回転中心は軸２
３によってカセットｌの底面に開脚自在に、かつ回動自
在に支持されている。

また、ロック部材６ａ、６ｂの外側のリール２の外周面
に接する部分には、網目加工か施され、ロック部材６ａ
、６ｂとリール２の外周面との間の摩擦力でソールの回
転を規制している。

次に、以上の構成による実施例の動作について説明する
。

磁気記録再生装置に未装着カセットは、第４図に示すリ
ールローツクレバー６ａ、６ｂか共に矢印六方向に開い
ており、従って、外側面かり−ル２ａ、２ｂの各々に接
触し、リール２ａ、２ｂの回転を抑制し、テープか引出
されることはない。

使用に際しては、磁気記録再生装置のカセット挿入口に
対し、テープ引出し口側からカセットを挿入する。

この時、レバー１６の他端は未だカセットｌの下面に接
触していないため、レバー１６はスプリング１９の引張
力によって反時計方向に回動し。

作動ピン１２を下降させている。従って、リールロック
レバ−６ａ、６ｂは閉しており、第４図に示す如く閉脚
状態にあり、リールロックレバ−６ａ、６ｂのロック面
（網目部）かり−ル２ａ。

２ｂの外周面に当接し、リール２ａ、２ｂの回転を強制
的に止めている。

挿入されたカセットは、不図示のローディング機構によ
って挿入位２がら降下し、リール２ａ。

２ｂにリール台３か嵌入し始める。このカセットの降下
に伴ってレバー１６の他端か押下されスプリング１９の
附勢力に抗する回動力かレバー１６に付与され、レバー
１６は時計方向に回転し、その他端か作動ピン１２を押
し上げる。これによって、作動ピン１２かリールロック
レバ−６ａと６ｂの間（第４図に図示の点線丸枠位Ｍ）
に進入し、作動ピン１２の先端部か半球形にされている
ために、リールロックレバ−６ａ、６ｂは押し広げられ
る。

この結果、リールロックレバ−６ａ、６ｂは第４図のＡ
方向に開き、リール２ａ、２ｂとの接触面はリール表面
から離間し、リール２ａ、２ｂの回転規制（ロック）か
解除される。また、同時に、発光素子１３は受光素子７
の各々に対向する位置におかれ、その光路間にリーダテ
ープが介在する時に、受光素子７は発光素子１３からの
光を受光し、テープエンドを検出する。

このように、カセットの降下に応じて作動ピン１２か嵌
入し始め、リール２ａ、２ｂとリール台３の各々か保合
を始める時点で作動ピン１２によるロック解除動作か開
始され、リール２ａ、２ｂとリール台３との噛み合いが
終了した時点てソールロックか解除される。従って、テ
ープに弛みか生じるのを防止することかできる。

一方、カセットがイジェクトされる場合、上記と逆の動
作になり、カセットの上昇に連動して、スプリング１９
の附勢力を受けたレバー１６は反時計方向に回転し、作
動ピン１２は第３図の状態から、リーＪし口・ンクレハ
ー６ａ、６ｂの間から弓抜けるように降下する。この結
果、第４図に示オように、再びリールロックレバ−６ａ
、６ｂとリール２ａ、２ｂとか接触し、リールロックか
行われる。この後、即ち、ロック後にリール台３からリ
ール２ａ、２ｂか外れるため、従来のように、テープか
リールから引出されてカセットの着て挟み込まれるなど
の恐れは生じない。

なお、以上の実施例ては、テープエンドセンサの発光体
を作動ピン１２に一体化した例を示したか、必ずしも一
体化の必要はなく、テープエンドセンサと別個にロック
／アンロック用のビンを設ける構成としてもよい。

［発明の効果］ 以上より明らかな如く、本発明によれば、カセット内に
配されたリールに巻回されたテープ状記録媒体に記録ま
たは再生を行う記録または再生装置てあって、前記所定
の装填位置に装填されたカセットに対して挿脱可能に配
され前記リールをロックするためのソールロックレバ−
を制御して前記ソールロック解除あるいはロック動作を
行う作動部材と、前記作動部材に配され前記カセ・ント
内に挿入された状態に３いて前記磁気テープの端部を検
出する検出手段と、前記カセットの前記装填位置への装
填動作に応して前記作動部材を前記カセット内へと挿入
し、前記ソールロックレバ−を動作してロック解除する
とともに前記検出手段を動作可能な状態となす制御手段
とを備えたのて、テープに弛みを生じさせず、テープに
損傷などを与えることか無い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図はリー
ル回転部の詳細を示す断面図、第３図は発光部／リール
ロック解除部材の詳細を示す断面図、第４図はリールロ
ックレバ−の詳細を示す斜視図、第５図はエンドセンサ
及びリールロック・解除機構を備えた従来の磁気記録再
生装置の主要部及びカセットの一例を示す平面図である
。 図中。 ｌ、カセット　　　　２ａ、２ｂ：リール３　リール台
　　　　４゛磁気チーフ ロａ、６ｂ：リールロックレハー ７　受光素子　　　　ＩＯ回転トラム １２　　作動ピン　　　　１２ａ：鍔 １３−発光素子　　　　Ｉ４　　ガイド１５゛フレキシ
フル基板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カセット内に配されたリールに巻回されたテープ状記録
   媒体に記録または再生を行う記録または再生装置であっ
   て、 前記所定の装填位置に装填されたカセットに対して挿脱
   可能に配され、前記リールをロックするためのリールロ
   ックレバーを制御して前記リールロック解除あるいはロ
   ック動作を行う作動部材と、前記作動部材に配され前記
   カセット内に挿入された状態において前記磁気テープの
   端部を検出する検出手段と、 前記カセットの前記装填位置への装填動作に応して前記
   作動部材を前記カセット内へと挿入し、前記リールロッ
   クレバーを動作してロック解除するとともに前記検出手
   段を動作可能な状態となす制御手段とを備えたことを特
   徴とする記録または再生装置。