JPH0512825Y2 - - Google Patents

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JPH0512825Y2
JPH0512825Y2 JP1984043975U JP4397584U JPH0512825Y2 JP H0512825 Y2 JPH0512825 Y2 JP H0512825Y2 JP 1984043975 U JP1984043975 U JP 1984043975U JP 4397584 U JP4397584 U JP 4397584U JP H0512825 Y2 JPH0512825 Y2 JP H0512825Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はクレジツトカード機能を合わせもつカ
ード型電子式計算機に関する。
〔技術的背景〕
近時、小型電子式計算機は極度に薄型化され全
体の厚さが0.8mm程度にすぎないものが開発され
ている。本出願人が出願した特願昭57−33272号
は、このような薄型化された小型電子式計算機の
構造の一実施例を示す。
一方、近年クレジツト制度の採用が急激に増加
してきており、金融機関・信用供与機関・サービ
ス機関等から発行されている各種のクレジツトカ
ードの総数は国内においてさえ既に1億枚を超え
たと言われ、極めて多くの人々が各種のクレジツ
トカードを常時携帯している。
そこで、例えば、特開昭56−14369号公報の如
くカード型電子式計算機の裏面に磁気ストライプ
を設けて計算機能とキヤツシユカード機能とを1
個の電子機器に兼用させて携帯を便利にすること
が考えられている。しかし、同公報に示されるカ
ード型電子式計算機では、現行の磁気カードなみ
の厚さを達成することができず、また、特願昭57
−33272号のような磁気カードなみの厚さの電子
式計算機では、クレジツトカード機能を遂行する
ために機器に必要とされる信頼性の確保が課題と
なつていた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記の実状に鑑みてなされたもの
で、クレジツトカード機能を合わせもち、かつ、
現行磁気カードなみの厚さにした場合でも機器の
信頼性を確保することのできるカード型電子式計
算機を提供することを目的とするものである。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
第1図は本考案のカード型電子式計算機の外観
斜視図を、また、第2図はその−線断面図を
示す。両図において、参照符号1は本考案の電子
式計算機であり、その表面側は上面シート2によ
つて被覆されている。上面シート2の下面は硬質
塩化ビニルなどの可撓性を有する樹脂フイルムか
らなる上部シート3を配した上、この上部シート
3に設けた開口部3aに臨ませて表示体4および
太陽電池5を縦列に配してある。上面シート2は
ポリエステル等の透明フイルムから形成されたも
ので、表示体4および太陽電池5に対応する部分
を残して背景色や絵柄6とともに、各入力キーの
キー表示7a……を印刷したものである。従つ
て、透明部分2a,2bを介して表示体4および
太陽電池5が透視可能である。表示体4はポリエ
ステル等の一対のフイルム基材間に液晶素子を封
入した液晶表示セルからなり、また、太陽電池5
はフイルム基材上に太陽電池素子を形成した上、
エポキシ樹脂等をロールコートして形成したもの
である。そして、これら表示体4および太陽電池
5は、図示しないが、それぞれの各電極端子が配
線基板8の接続端子に接続してある。配線基板8
は、上部シート3の下方にこれと僅かに離間して
配置してあり、半導体集積回路9が取付けられて
いる。半導体集積回路の取付は配線基板8に設け
た貫通穴8bにおいて行ない配線基板8の厚さ分
を吸収するようにしてある。前記上面シート2の
各キー表示7a……に対応して可動接点10……
が設けてあり、また、この可動接点10……に対
応して上部シート3に開口3b……が設けてあ
る。さらに、配線基板8には、前記可動接点10
……の各々に対応する分割型の固定接点8a……
が設けられており、この分割型の固定接点の各々
の一方は前記半導体集積回路9のタイミングパル
ス出力端子に、また他方はその入力端子に接続さ
れている。従つて、上面シート2に印刷されたキ
ー表示7a……、可動接点10……および配線基
板8の固定接点8a……によりキー操作部7を形
成する。また、図中11は、電子計算機1の外形
に沿つて枠状に形成された枠体であり、12は電
子式計算機1の下面全体を覆う下部シートを示
す。この枠体11および下部シート12は、硬質
塩化ビニル等の可撓性を有する樹脂フイルムによ
り形成してある。そして、前述の表示体4、太陽
電池5、半導体集積回路9を取付けた配線基板8
は、枠体11の枠内に配置された上、これら各部
品と下部シート12間に充填された接着剤13に
より固定されている。接着剤13は、また、枠体
11の外周にも充填され、上部シート3と下部シ
ート12間が密封されている。また、図中15は
ポリエステルや軟質塩化ビニルで形成される下面
シートであり、16はこの下面シード15に突出
して形成された識別コードを含むエンボスであ
る。このエンボス16は下面シート15に塩化ビ
ニル樹脂をスクリーン印刷により数回厚塗りする
ことにより設けられるもので、配線基板8の一部
と厚さ方向で重なる位置において、後述する如
く、高さ0.1〜0.5mmに設定される。そして、前述
における各部材の厚さは、例えば、上面シート2
が0.08mm、上部シート3が0.1mm表示体4が0.55
mm、太陽電池5が0.2mm、配線基板8が0.2mm、半
導体集積回路9が0.5mm、枠体11が0.4mm、下部
シート12が0.1mm、下面シート15が0.05mmで
あり、電子式計算機1全体の厚さは0.8mm程度で
ある。また、この電子式計算機1の大きさは長手
方向の長さが85.5mm、短手方向の巾が54mmとさ
れ、クレジツトカードと同一の寸法にしてある。
こゝにおいて、クレジツトカードなる語は、信用
販売における代金支払いの信用性と、定められた
会員であることの証明として購買者が提示するプ
ラスチツク製のカード(所謂、クレジツトカー
ド)の他、銀行における現金自動引出用および預
金用のカード(キヤツシユカードと言われること
もある。)を含めたカード類の総称として定義さ
れる。
次に、第3図および第4図により、前記下面シ
ード15の詳細について説明する。
第3図は、下面シート15の正面図である。下
面シート15は、長さXおよび巾Yがクレジツト
カードと同一寸法にしてあり、その下方の長手方
向一側縁に沿つて、第1エンボス部16aと第2
エンボス部16bを形成するとともに、上方部分
に磁気ストライプ部17が形成してある。第1エ
ンボス部16aは各カード個有の識別コードを、
第2エンボス部16bは、例えばそのカードの所
有者の氏名や取得年月日等の他の識別情報を設け
る部分であり、前述の如く、印刷によつて突出し
状に形成される。磁気ストライプ部17には暗証
番号や会員番号等の磁気的情報が印刷される。第
1および第2エンボス部16a,16bや磁気ス
トライプ部17の位置・形状はISO 2894、ISO
3554および、JIS B 9560に規定された型カー
ドに適合させて設けてある。因みに、同図におけ
る各寸法は(単位:mm)、×=85.47〜85.72 Y=
53.92〜54.03、Z=0.76±0.08、D=4.32、E=
21.42±0.12、G=0.48−00.05、K=0.46−00.
051とされ、また、a=5.54、b=11.89、c=
6.35とされる。
しかしながら、実用においては前記各寸法は完
全に適合しなくても現行の端末機や照合機に対し
て十分使用可能であることが確認されており、要
は、前記寸法に準じて形成することによりクレジ
ツトカードとしての機能が果たせれば良い。電子
式計算機1はインプリンタに挿入して伝票にエン
ボス部に付与された識別情報をプリントさせる用
途とすることも可能であり、この場合には、表面
シート2の上面からエンボス16の上面迄の高さ
(Z+KまたはZ+G)を満足させれば良く、こ
のためには、エンボス部16の突出し高さ(Gま
たはK)を0.1〜0.2mmとすれば十分であり、電子
式計算機の厚さZは、その分厚くしても差支えな
い。また、磁気ストライプ部17を設ける場合、
この磁気ストライプ部17に対応する部分には計
算機1内部に導電部材がないことが望まれる。こ
のため、本考案では、この磁気ストライプ部17
に対応する内部には表示体4および太陽電池5を
縦列して配して、配線基板8をその下方に配して
ある。
第4図は、下面シートの他の実施例を示す。こ
の実施例に示す下面シード20は、JIS B 9560
に規定された型カードに準じたもので、磁気ス
トライプ部21、エンボス部22の他に、署名部
23が設けてある。JIS B 9560によるエンボス
部22の位置Lは24mm以下、磁気ストライプ部の
位置は、g=6.4mm以下、h=11.6mm以上であり、
これらの各寸法は型カードと大差ない。また、
署名部23の位置はR=18.95mm以下となしてあ
る。尚、署名部23はカードの所有者の氏名等を
署名するためのものである。
次に、第5図によつてこの電子式計算機を組立
てる場合につき説明する。上面シート2は、第1
図および第2図に示す完成品より予じめ大きく形
成しておき、図示はしないが、位置決めマークを
付しておく。この上面シート2に上部シート3お
よび枠体11を順に接着する。配線基板8には予
じめ表示体4、太陽電池5および半導体集積回路
9を取付けておき、枠体11の枠内に設置する。
この上から接着剤13を充填し、下部シート14
を被せる。接着剤13は枠体11の周囲にも充填
しておく。次に、エンボス16,22および磁気
ストライプ17,21を設けた下面シート15,
20を下部シート12に接着する。下面シート1
5には位置決めマーク18,18が設けてあり、
上面シートの位置決めマークと合致させることに
より位置決めされる。この状態において、第5図
に示す二点鎖線に沿つてレーザ加工により、上面
シート2、接着剤13および下面シート15を切
断する。切断位置は枠体11の外方0.1〜0.3mm程
度が望ましい。
このようにして第1図および第2図に示す如
く、表面側に計算および表示機能を有し、裏面側
にクレジツトカード機能を有するカード型電子式
計算機を得ることができる。
なお、前述の説明における計算機本体の構造は
一実施例として示したものであつて、本考案のカ
ード型電子式計算機はこれに限定される訳ではな
く、特に、裏面シートは計算機本体に接着後外周
をレーザカツトする場合で説明したが、裏面シー
トは貼着前にカツトしておいてから貼着しても良
く、また、エンボス部の印刷は貼着後に行なつて
も良いものである。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案のカード型電子式計算機は
電子式計算機の長さ・巾・厚さの全体の外形寸法
を実質的にクレジツトカードと同じにして、裏面
側にクレジツトカード機能を備え、かつ、下面シ
ートの磁気ストライプを表示体および電池に対向
させ、エンボスを配線基板に対向させたので、表
示体の破損や導電部材の影響による磁気の読取り
ミスを防止し、また、キー操作部を大きくするこ
とを可能とするため、携帯性の便と信頼性の向上
を同時に図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本考案のカード型電子式計算機に
関し、第1図はその外観斜視図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図はクレジツトカード機
能を有する下面シートの正面図、第4図は下面シ
ートの他の実施例を示す正面図、第5図は本考案
のカード型電子式計算機を組立てる状態を示す裏
面からの斜視図である。 1……電子式計算機、2……上面シート、4…
…表示体、5……太陽電池、7……キー操作部、
15,20……裏面シート、16,22……エン
ボス部、17,21……磁気ストライプ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キー接点を有し所定の長さおよび巾を有する配
    線基板、この配線基板の側方に長さ方向に沿つて
    配列された表示体および電池、前記配線基板に取
    付けられキー入力に応じて演算を実行して演算結
    果を前記表示体に表示するための半導体集積回路
    素子からなる計算機モジユールと、 前記キー接点に対向して印刷されたキー表示お
    よび前記表示体に対向して設けられた透光窓部を
    有し前記計算機モジユールの表面側に接着された
    上面シートと、 前記計算機モジユールの裏面側に接着された下
    部シートと、 前記下部シートに接着され前記表示体および前
    記電池に対向する部分に磁気ストライプが、また
    前記配線基板に対向する部分にエンボスが形成さ
    れた下面シートと、 を具備してなり、長さ・巾・厚さの全体の外形寸
    法が実質的にクレジツトカードと同じに形成され
    たことを特徴とするカード型電子式計算機。
JP4397584U 1984-03-27 1984-03-27 カ−ド型電子式計算機 Granted JPS60158253U (ja)

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JP4397584U JPS60158253U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 カ−ド型電子式計算機
US06/711,422 US4754418A (en) 1984-03-27 1985-03-13 Combined electronic calculator and credit card
GB08506579A GB2157463B (en) 1984-03-27 1985-03-14 Card-like electronic apparatus
FR8504485A FR2562287B1 (fr) 1984-03-27 1985-03-26 Dispositif electronique en forme de carte
US07/102,575 US4876441A (en) 1984-03-27 1987-09-29 Card-like electronic apparatus

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JPS60158253U JPS60158253U (ja) 1985-10-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5614369A (en) * 1979-07-13 1981-02-12 Fujitsu Ltd Card
JPS58151620A (ja) * 1982-03-03 1983-09-08 Casio Comput Co Ltd シ−ト状小型電子機器

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