JPH0512800B2 - - Google Patents

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JPH0512800B2
JPH0512800B2 JP62105393A JP10539387A JPH0512800B2 JP H0512800 B2 JPH0512800 B2 JP H0512800B2 JP 62105393 A JP62105393 A JP 62105393A JP 10539387 A JP10539387 A JP 10539387A JP H0512800 B2 JPH0512800 B2 JP H0512800B2
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JP
Japan
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input
amplifier
hold
terminal
signal
Prior art date
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JP62105393A
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JPS63269399A (ja
Inventor
Makoto Imamura
Shoichi Kadokura
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、アナログ信号を一時的に保持する
トラツクホールド回路に関し、とくにアナログデ
ジタル変換器に用いて好適なトラツクホールド回
路に関するものである。
<従来技術> アナログ信号をデジタル信号に変換するにはア
ナログデジタル変換器を用いるが、変換のために
はある一定の時間が必要であり、かつこの変換時
間中に入力信号が変化すると誤差が大きくなる。
従つて、アナログ信号を一時的に保持するトラツ
クホールド回路が必要になる。第5図にこの様な
トラツクホールド回路の一例を示す。第5図にお
いて、1は入力端子、2〜5はスイツチ、6,7
は抵抗、8はホールドコンデンサ、9は増幅器、
10は出力端子である。増幅器9の反転入力端子
はスイツチ3により入力端子1に接続、または切
離しがなされる。またホールドコンデンサ8の一
端はスイツチ4,5によつて増幅器9の反転入力
端子または共通電位点に切り換え接続される。ト
ラツクモードのときはスイツチ3,5をオン、ス
イツチ2,4をオフにする。入力端子1に印加さ
れた入力信号は抵抗6,7の比率で増幅され、ホ
ールドコンデンサ8を充放電する。そのためホー
ルドコンデンサ8の両端電圧は入力信号に追従す
る。ホールドモードのときはスイツチ3,5がオ
フ、スイツチ2,4がオンにされる。そのため、
増幅器9は入力端子から切離され、また、ホール
ドコンデンサ8がその反転入力端子に接続され、
このホールドコンデンサ8に保持された電圧が出
力端子10に出力される。
第6図に他のトラツクホールド回路の例を示
す。この図において、11,12はバツフアアン
プ、13はスイツチ、14はホールドコンデンサ
である。ホールドコンデンサ14はバツフアアン
プ12の入力側におかれ、スイツチ13により入
力信号と接続または切離しが成される。トラツク
モードのときはスイツチ13がオン状態にされ
る。入力端子1に印加された入力信号はバツフア
アンプ11を介してホールドコンデンサ14に印
加され充放電する。従つてホールドコンデンサ1
4の両端電圧は入力信号に追従する。ホールドモ
ードのときはスイツチ13がオフにされ、ホール
ドコンデンサ14は入力信号から切離される。そ
のため、このホールドコンデンサ14に保持され
た電圧がバツフアアンプ12を介して出力端子1
0に出力される。
第7図にさらに他の例を示す。この図におい
て、15〜19はスイツチ、20は増幅器、21
はホールドコンデンサである。増幅器20の非反
転入力端子はスイツチ15,16によつて入力端
子1または共通電位点に接続され、ホールドコン
デンサ21の一端はスイツチ18,19により増
幅器20の反転入力端子または共通電位点に接続
される。スイツチ17は増幅器20をバツフアア
ンプとして働かせるためのものである。この様な
構成において、トラツクモードのときはスイツチ
15,17,19をオン、スイツチ16,18を
オフにする。そのため入力端子1は増幅器20の
非反転入力端子に、ホールドコンデンサ21の一
端は共通電位点に接続される。また増幅器20は
バツフアアンプとして働く。従つて、ホールドコ
ンデンンサ21の両端電圧は入力信号に追従す
る。ホールドモードのときはスイツチ15,1
7,19がオフ、スイツチ16,18がオンに制
御される。そのため、増幅器20は入力端子1か
ら切離され、またホールドコンデンサ21の一端
が増幅器20の反転入力端子に接続されるので、
このホールドコンデンサ21に保持された電圧が
出力端子10に出力される。
<発明が解決すべき問題点> しかしながら、この様なトラツクホールド回路
には次のような問題点があつた。第5図に示した
例では抵抗6,7に発生する熱雑音のためその出
力に雑音が発生し、ローノイズ化することが難し
く、高精度なトラツクホールド回路を実現するこ
とが困難であるという欠点があつた。抵抗6,7
の抵抗値をそれぞれR1、R2とすると増幅器9の
ゲインは(R1+R2)/R1で表わされ、熱雑音も
またこのゲインで増幅される。R1=R2としても
ゲインは2となり、雑音を小さく出来ない。ま
た、第6図および第7図に示した例では、その信
号経路に抵抗を含んでいないためローノイズ化が
可能であるが、スイツチ13,15,17,18
には入力信号と同じ大きさのコモンモード電圧が
かかるため、それをドライブするドライブ回路が
複雑になるという欠点がある。
<発明の目的> この発明の目的は、高精度化が可能であり、か
つ構成が簡単なトラツクホールド回路を提供する
ことにある。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するために、本発明では2つ
の入力段を有しこれらの入力段に供給する動作電
流を切換えることにより前記2つの入力段のうち
どちらか一方を選択する増幅器を用い、この増幅
器の一方の入力段と出力の間にホールドコンデン
サを接続し、また、このホールドコンデンサの前
記増幅器の出力に接続されていない側と共通電位
点の間に前記動作電流の切り換えと連動してその
オンオフが制御されるスイツチを接続するように
して、前記増幅器の他方の入力段にホールドすべ
き入力信号を印加するようにしたものである。
<実施例> 第1図に本発明に係るトラツクホールド回路の
一実施例を示す。第1図において、30は第1お
よび第2の2つの入力段を有する増幅器であり、
1+,1−は第1の入力段の、2+、2−は第2
の入力段の非反転および反転入力、CLK+,
CLK−は第1および第2の入力段を切換える信
号が入力される端子である。第1の入力段の非反
転入力1+には入力端子1から入力信号が印加さ
れ、その反転入力1−は増幅器30の出力に接続
される。また、第2の入力段の非反転入力2+は
共通電位点に接続される。31はスイツチを構成
するFETであり、そのドレインは増幅器30の
第2の入力段の反転入力2−に、そのソースは共
通電位点に接続される。32はホールドコンデン
サであり、その一端は増幅器30の出力に、他端
は第2の入力段の反転入力2−に接続される。3
3はトラツクモードとホールドモードを切換える
信号が入力される端子であり、この信号はFET
31のゲートおよび増幅器30の端子CLK+に
入力される。端子CLK−はダイオード34を介
して共通電位点に、抵抗35を介して負側電源V
−に接続され、この端子にクロツクの閾値電圧を
与える。また、FET31のゲートは抵抗36を
介して共通電位点に接続される。増幅器30の出
力は出力端子10に出力される。
この様な構成において、トラツクモードにする
ときは端子33に0Vの信号を入力する。そのた
めFET31は導通し、ホールドコンデンサ2の
一端は共通電位点に接続される。また、この信号
は増幅器30の端子CLK+に入力され、第1の
入力段が選択される。その結果増幅器30はバツ
フアアンプとして動作し、その出力には入力信号
と同じ大きさの信号が現れ、この信号によりホー
ルドコンデンサ32が充放電され、その端子間電
圧は入力信号の大きさに等しくなる。ホールドモ
ードのときは端子33に低レベルの信号が印加さ
れ、そのためFET31は不導通になると共に第
2の入力段が選択される。従つて増幅器30は入
力信号から切離され、またホールドコンデンサ3
2の一端は共通電位点から切離される。その結果
ホールドコンデンサ32に保持されていた電圧が
増幅器30の出力に現れる。
第2図にこの実施例の動作を示すタイムチヤー
トを示す。この図において、Aは入力信号、Bは
FET31の状態、Cは第1の入力段の動作電流、
Dは第2の入力段の動作電流、Eは端子33の電
位、Fは出力を表わす。端子33に0Vの信号が
入力されるとFET31がオンになると共に第1
の入力段にのみ動作電流が流れ、トラツクモード
になる。時刻で端子33に低レベルの信号が入
力されると、FET31がオフになると共に第2
の入力段にのみ動作電流が流れてホールドモード
に切替わる。そのため、増幅器30の出力はホー
ルドモードに切替わる直前の入力信号の値にホー
ルドされる。時刻で端子33に0Vの信号が入
力されると再びトラツクモードになる。この動作
を繰返すことにより、入力信号を所定時間ホール
ドすることが出来る。ホールドモードのときは第
1の入力段には動作電流が流れないので、増幅器
30は入力信号から完全に切離される。
第3図に増幅器30の具体的な構成の一例を示
す。なお、第1図と同じ要素には同一符号を付
し、説明を省略する。第3図において、37は
FETQ1,Q2から構成される第1の入力段、38
はFETQ3,Q4から構成される第2の入力段、3
9はトランジスタQ5〜Q8から構成される切り換
えスイツチ部、40は後段アンプ部および出力部
である。また、V+、V−はそれぞれ正負の電源
を表わす。
この様な構成において、CLK+が高レベル、
CLK−が低レベルであるとすると、トランジス
タQ5がオフ、Q6がオンになる。そのため、トラ
ンジスタQ7がオフ、Q8がオンになつて第1の入
力段37にのみ動作電流が流れ、第2の入力段3
8には流れない。その結果第1の入力段のみ動作
してトラツクモードになる。CLK+が低レベル、
CLK−が高レベルになるとトランジスタQ5がオ
ン、Q6がオフ、Q7がオン、Q8がオフになり、第
2の入力段38が選択されてホールドモードにな
る。この様にしてCLK+、CLK−に印加する信
号によつてトラツクモードとホールドモードを切
換えることが出来る。
第4図に本発明の他の実施例を示す。この実施
例はFET31のスイツチング時に発生するペデ
スタル電圧の補償を行うようにしたものである。
なお、第1図と同じ要素には同一符号を付し、説
明を省略する。第4図において41はコンデンサ
であり、例えばホールドコンデンサ32と同じ容
量を有する。このコンデンサ41は増幅器30の
第2の入力段の反転入力2−と共通電位点の間に
接続される。42はFETであり、コンデンサ4
1と並列に接続される。FET42はFET31と
同じ信号で駆動される。トラツクモードでは
FET42がオンになり、コンデンサ41を短絡
する。ホールドモードではFET42はオフにな
り、FET42で発生するペデスタル電圧がコン
デンサ41に保持される。FET31と41の特
性が同じであると発生するペデスタル電圧はほぼ
同じ値になるので、コンデンサ41にはホールド
コンデンサ32と同じ大きさのペデスタル電圧が
保持され、かつこれらは第2の入力段の互いに反
対の極性の入力に接続されているので、これらの
信号はさしひかれペデスタルを補償することが出
来る。
なお、増幅器30の構成は第3図に示したもの
に限らず、種々の構成のものを用いることが出来
る。要は、2つの入力段を有し、これに流す動作
電流を切換えることによつてこれら2つの入力段
を選択出来る構成であればよい、 <発明の効果> 以上実施例に基づいて具体的に説明したよう
に、この発明では増幅器として2つの入力段を有
しかつこれらの入力段に流す動作電流を切換える
ことによつてこれらの入力段を切換えることが出
来るものを用い、一方の入力段に入力信号を印加
し、他方の入力と出力の間にホールドコンデンサ
を接続してこのホールドコンデンサの一端を前記
2つの入力段を切換えるのと同期してホールドコ
ンデンサの一端を共通電位点と接続、切離しを行
うようにした。そのため、信号の伝達経路に抵抗
を含まなくてもトラツクホールド回路を構成する
ことが出来、低雑音化が可能になる。
また、スイツチは共通電位点におくことが出来
るので、スイツチにコモンモード電圧がかかるこ
とがなく、駆動が簡単になる。
また、2つの同じ特性の入力段を用いるので、
ペデスタル電圧を補償することが容易に出来る。
さらに、ホールドモードでは入力と出力が完全
に分離されるので、フイードスルー特性がよくな
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトラツクホールド回路の
一実施例を示す構成図、第2図は動作を示すタイ
ムチヤート、第3図は増幅器の構成を示す構成
図、第4図は本発明の他の実施例を示す構成図、
第5図〜第7図は従来のトラツクホールド回路の
構成を示す構成図である。 30……増幅器、31,42……FET、32
……ホールドコンデンサ、37……第1の入力
段、38……第2の入力段、39……切り換えス
イツチ部、41……コンデンサ、Q1〜Q8……ト
ランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非反転入力端と反転入力端を有する2つの入
    力段を備え、これらの入力段に供給する動作電流
    を切り換えることにより前記2つの入力段のうち
    どちらか一方が選択されるようになつており、一
    方の入力段についてはその非反転入力端に入力信
    号が加えられると共にその反転入力端は出力と接
    続され、他方の入力段についてはその非反転入力
    端が共通電位点に接続されると共に、その反転入
    力端は、ホールドコンデンサを介して出力に接続
    されると同時に前記動作電流の切り換えと連動し
    てオンオフが制御されるスイツチを介して共通電
    位点にも接続された増幅器を有し、 トラツクモードにおいては、前記動作電流を切
    り換えて前記2つの入力段の一方の入力段を選択
    すると共に前記スイツチがオンになるようにし
    て、前記ホールドコンデンサを入力信号により充
    放電させ、 ホールドモードにおいては、前記動作電流を切
    り換えて前記2つの入力段の他方の入力段を選択
    すると共に前記スイツチがオフになるようにし
    て、ホールドモードに切り換わる直前の入力信号
    が増幅器出力から得られる ようにしたことを特徴とするトラツクホールド回
    路。
JP62105393A 1987-04-28 1987-04-28 トラツクホ−ルド回路 Granted JPS63269399A (ja)

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JPS63269399A JPS63269399A (ja) 1988-11-07
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416370U (ja) * 1990-05-29 1992-02-10
CN1205618C (zh) * 2000-03-28 2005-06-08 皇家菲利浦电子有限公司 跟踪和保持放大器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238104U (ja) * 1975-09-10 1977-03-17
JPS5979496A (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 Nec Corp サンプルド・デ−タ回路

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