JPH0422479Y2 - - Google Patents

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JPH0422479Y2
JPH0422479Y2 JP892887U JP892887U JPH0422479Y2 JP H0422479 Y2 JPH0422479 Y2 JP H0422479Y2 JP 892887 U JP892887 U JP 892887U JP 892887 U JP892887 U JP 892887U JP H0422479 Y2 JPH0422479 Y2 JP H0422479Y2
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analog switch
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operational amplifier
resistor
output
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、デイジタルオーデイオ用D/A演算
増幅器等に用いられて、スイツチがOFFからON
になつたとき、出力にスパイクを発生しないサン
プルホールド回路に関する。
<従来の技術> 而して、C MOS ICの4066B,4051B,
4052B,4053B等が一般に広く使用される。ま
た、これらのスイツチは、安価で、かつON抵抗
を下げるために種々の工夫がなされている。
従来例のサンプルホールド回路を第3図乃至第
5図について説明する。第3図において9,10
はそれぞれ入・出力端子で、両者間を、入力抵抗
R1、抵抗R2を直列に接続してある。さらに、
抵抗R2の入力端1を、MOS FETのアナログ
スイツチSW1を通して接地接続するとともに、
別のMOS FETのアナログスイツチSW2とコン
デンサC1を直列に接続して、抵抗R2と並列に
接続してある。また、演算増幅器のマイナス入力
端をアナログスイツチSW2の出力端2に、プラ
ス入力端を接地に、出力端をコンデンサC1の出
力端10にそれぞれ接続してある。そして、コン
トロール信号電源7から、それぞれアナログスイ
ツチSW1,SW2に入力接続してある。
第4図に示すアナログスイツチSW1,SW2
の詳細図において、1,2はそれぞれアナログ入
出力端であり、3はPチヤンネルMOS FET、
4はNチヤンネルMOS FETで、各ソース、ド
レーンはアナログ入出力端1,2に接続され、各
ゲートにコントロール信号電源7から入力接続さ
れる。PチヤンネルMOS FET3のサブストレ
ートS′は正の直流電源VDDに、Nチヤンネル
MOS FET4のサブストレートSは切換スイツ
チ5の切換片に接続され、接点のひとつはアナロ
グ入出力端2に、他の接点は負の直流電源VSS
にそれぞれ接続されている。
<考案が解決しようとする問題点> 上述のICは、NチヤンネルMOS FETのサブ
ストレートSが、切換スイツチ5ON時にはアナ
ログ信号ライン2に接続され、OFF時には、負
電源VSSに接続されるようにして、ON抵抗値を
下げるように工夫がなされている。
しかしながら、サブストレートSとソース間或
いはドレーン間の寄生容量6のために、OFFか
らONになつたとき、OFFの間中に前記の寄生容
量6に蓄電された負電荷がソース、ドレーンを通
じてアナログ信号ライン2に流れ込んで、サンプ
ルホールド回路の出力に、第5図のようなスパイ
ク20を生じて、信号の波形を歪ませるととも
に、ノイズとなつて発生する。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とし、サンプルホールド回路の出力にスパイク2
0が出ないようにしたスイツチ回路である。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に対応する第1図乃至第2図を用いて説明す
ると、本考案は、入力端子9に入力抵抗R1を通
して接続したMOS FETのアナログスイツチSW
2の入力端1に、他端を接地接続した別のMOS
FETのアナログスイツチSW1の一端を接続し、
前記アナログスイツチSW2の出力端を、出力端
子10に出力端を接続した演算増幅器16のマイ
ナス入力端2に接続し、前記アナログスイツチ
SW1,SW2にコントロール信号電源7を接続
し、前記アナログスイツチSW2入力端1に一端
を接続した抵抗R2の他端を、演算増幅器16の
マイナス入力端2に一端を接続したコンデンサC
1の他端とともに、演算増幅器16の出力端10
に接続したサンプルホールド回路において、前記
アナログスイツチSW2と連動し、アナログスイ
ツチSW2と同一構造のMOS FETのアナログス
イツチSW3の片方の入力端は無接続のままで、
出力端12を演算増幅器16のプラス入力端子1
3に接続するとともに、アナログスイツチSW3
のゲート4をコントロール信号電源7に接続し、
前記演算増幅器16のプラス入力端子13にコン
デンサC1と等容量のコンデンサC2と、
(R1R2/R1+R2)に相当する抵抗値の抵抗R3
を並 列に接地接続したことを特徴とするサンプルホー
ルド回路である。
<作用> 本考案はこのような構成としたものであるか
ら、サンプルホールド回路の非反転入力端子に、
コントロール信号によつて制御されるアナログス
イツチSW2と、全く同一の構造、同一仕様のア
ナログスイツチSW3のコントロール信号出力端
に、片方の接点を後段の演算増幅器16のプラス
入力端子13に接続するとともに、同端子に、C
3=C2,R3=(R1R2/R1+R2) の値を有するコンデンサC2とR3を接続してあ
るから、アナログスイツチSW2の寄生容量6に
よつて発生するON時のスパイク20はアナログ
スイツチSW3のサブストレートとソース間或い
はドレーン間の寄生容量によつて同時に発生する
同位相、波形対称のスパイク20′によつて打ち
消されるので出力回路には出てこない。
<実施例> 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第2図は本考案の一実施例を示す図
である。第4図はMOS FETのアナログスイツ
チSW3の詳細図である。図の符号中従来例と共
通のものは同じ符号を付してある。
第1図において9,10はそれぞれ入・出力端
子で、両者間を、入力抵抗R1、抵抗R2を直列
に接続してある。さらに、抵抗R2の入力端1
を、MOS FETのアナログスイツチSW1を通し
て接地接続するとともに、別のMOS FETのア
ナログスイツチSW2とコンデンサC1を直列に
接続して、抵抗R2と並列に接続してある。ま
た、演算増幅器16のマイナス入力端をアナログ
スイツチSW2の出力端2に、プラス入力端を接
地に、出力端をコンデンサC1の出力端10にそ
れぞれ接続してある。そして、コントロール信号
電源7から、それぞれアナログスイツチSW1,
SW2に入力接続してある。
第4図に示すMOS FETのアナログスイツチ
SW3の詳細図において、1,2はそれぞれアナ
ログ入出力端であり、3はPチヤンネルMOS
FET、4はNチヤンネルMOS FETで、各ソー
ス、ドレーンはアナログ入出力端1,2に接続さ
れ、各ゲートにコントロール信号電源7から入力
接続される。PチヤンネルMOS FET3のサブ
ストレートS′は正の直流電源VDDに、Nチヤン
ネルMOS FET4のサブストレートSは切換ス
イツチ5の切換片に接続され、接点のひとつはア
ナログ入出力端2に、他の接点は負の直流電源
VSSにそれぞれ接続されている。
SW3はSW2と連動する同一構造のアナログ
スイツチで、片方の入力端11は、無接続のまま
で、他の出力点12はサンプルホールド回路の演
算増幅器16のプラス入力端子13に接続され、
さらに抵抗R3及びコンデンサC2とが並列に接
地接続されたそれぞれのホツト端に接続されてい
る。C2,R3の値はそれぞれ C2=C1,R3=(R1R2/R1+R2) である。
また、スイツチSW3のコントロール信号入力
端14をスイツチSW2に入力するコントロール
信号電源7に接続してある。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備えかつ、本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
<考案の効果> 本考案は以上の説明から既に明らかなように、
MOS FETのアナログスイツチと同一構造の
MOS FETのアナログスイツチが連動するとと
もに、抵抗、コンデンサが演算増幅器のプラス入
力端と接地の間に挿入されているから、アナログ
スイツチがONになつたとき、寄生容量の充放電
によるスパイクは、アナログスイツチの寄生容量
が同時に同位相で、同一波形で現れるので、打ち
消される。このように同一構造のアナログスイツ
チと抵抗、コンデンサを付加するだけでサンプル
ホールド回路の出力に、スパイクのない波形が得
られるので忠実なサンプルホールド動作が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサンプルホールド回路図、第
2図は本考案の出力波形を示す図、第3図は従来
例のサンプルホールド回路図、第4図はMOS
FETアナログスイツチ(SW1,SW2,SW3)
のICの内部構成を示す図、第5図は従来のサン
プルホールド回路の出力波形を示す図である。 図中1はアナログスイツチSW2の入力端、2
は演算増幅器のマイナス入力端、4はゲート、7
はコントロール信号源、9は入力端子、10は出
力端子、12はアナログスイツチSW3の出力
端、13は演算増幅器のプラス入力端子、16は
演算増幅器、R1,R2,R3は抵抗、C1,C
2はコンデンサ、SW1,SW2,SW3はMOS
FETのアナログスイツチである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力端子9に入力抵抗R1を通して接続した
    MOS FETのアナログスイツチSW2の入力端1
    に、他端を接地接続した別のMOS FETのアナ
    ログスイツチSW1の一端を接続し、前記アナロ
    グスイツチSW2の出力端を、出力端子10に出
    力端を接続した演算増幅器16のマイナス入力端
    2に接続し、前記アナログスイツチSW1,SW
    2にコントロール信号電源7を接続し、前記アナ
    ログスイツチSW2入力端1に一端を接続した抵
    抗R2の他端を、演算増幅器16のマイナス入力
    端2に一端を接続したコンデンサC1の他端とと
    もに、演算増幅器16の出力端10に接続したサ
    ンプルホールド回路において、前記アナログスイ
    ツチSW2と連動し、アナログスイツチSW2と
    同一構造のMOS FETのアナログスイツチSW3
    の片方の入力端は無接続のままで、出力端12を
    演算増幅器16のプラス入力端子13に接続する
    とともに、アナログスイツチSW3のゲート4を
    コントロール信号電源7に接続し、前記演算増幅
    器16のプラス入力端子13にコンデンサC1と
    等容量のコンデンサC2と、(R1R2/R1+R2)
    に相 当する抵抗値の抵抗R3を並列に接地接続したこ
    とを特徴とするサンプルホールド回路。
JP892887U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH0422479Y2 (ja)

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JP892887U JPH0422479Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JP892887U JPH0422479Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JPS63118800U JPS63118800U (ja) 1988-08-01
JPH0422479Y2 true JPH0422479Y2 (ja) 1992-05-22

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ID=30793765

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06334483A (ja) * 1993-05-21 1994-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチトキャパシタサンプルホールド回路

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Publication number Publication date
JPS63118800U (ja) 1988-08-01

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