JPH05126750A - 円形容器内面検査装置 - Google Patents

円形容器内面検査装置

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JPH05126750A
JPH05126750A JP3286934A JP28693491A JPH05126750A JP H05126750 A JPH05126750 A JP H05126750A JP 3286934 A JP3286934 A JP 3286934A JP 28693491 A JP28693491 A JP 28693491A JP H05126750 A JPH05126750 A JP H05126750A
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image signal
signal
point
circuit
circular container
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JP3286934A
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Koichi Toyama
公一 外山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
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    • G01N21/90Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
    • G01N21/909Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents in opaque containers or opaque container parts, e.g. cans, tins, caps, labels

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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来、容器面の白、黒汚れ検出には画像濃淡を
微分する方法が用いられるがビール缶内面検査の場合、
画像に環状高輝度部が表れ、欠陥背景の濃度変化が複雑
で欠陥検出が困難なことを解決する。 【構成】例えば同一走査線上で、着目点の濃淡画素値P
O(i,j),その前後に夫々α画素離れた背景点の濃
淡画素値PO(i+α,j),PO(i−α,j)の間
にTHDをしきい値として PO(i+α,j)−PO(i,j)>THD PO(i−α,j)−PO(i,j)>THD の関係があるとき着目点を谷不良、また上式差分の符号
を反転した式の関係があるとき着目点を山不良として汚
れ検査を行うが、この検査に先立ってフレームメモリか
らの多値濃淡画像信号1aを所定しきい値THGで2値
化した信号の最初の立上り点61から最後の立下り点6
2までの区間(又はマスク領域201を除いた点61−
63間及び64−62間)の斜線領域を濃淡信号1aに
対する検査対象領域として抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばコンベアなどで搬
送されるビール缶などの円形容器内面を検査し、異物・
ゴミ・傷などを検出する画像処理装置としての円形容器
内面検査装置に関する。なお以下各図において同一の符
号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図8は一例としてのビール用アルミ缶の
容器を上面より観測した場合の高輝度部の説明図で、同
図(A)は缶容器の上面(画像)図、同図(B)は側断
面図である。そして102は容器、101はこの容器1
02を上方から照らすリング状の照明器、103は口部
の高輝度部、104は底部の高輝度部である。このよう
にリング照明器101を用いて容器102の内面に光線
を照射することにより、容器内面の口部と底部に夫々1
03,104のような高輝度部が発生する。特に缶など
のように容器内面に金属光沢のある場合は顕著である。
【0003】図9(B)は容器102の上面画像(図1
3(A))に対する走査線Q−Q1上の濃度変化を示し
たものであるが、濃度変化の特徴よりW1〜W5の5つ
の領域に分類される。第1の領域W1は口部高輝度部1
03であり、第2の領域W2は濃度変化が比較的小さい
容器側面上中部であり、第3の領域W3は図12で述べ
た照明101による光線があまり届かないため、他の領
域より暗い容器側面下部であり、第4の領域W4は底部
高輝度部104であり、第5の領域W5は底部である。
【0004】従来はこれらの領域W1〜W5にそれぞれ
ウィンドウを設け、領域の光学的な特性に応じて黒汚れ
(黒点)や白汚れ(白点)の不良を検出するためのしき
い値を設定していた。不良検出の方法としては例えば対
象画像の走査によって得られたアナログのビデオ信号
(アナログ濃淡画像信号)をA/D変換してなる8ビッ
トなどの多値の濃淡画像信号を所定のしきい値で2値化
する方法や、前記のビデオ信号を図10に示すような微
分回路を介し微分して欠陥信号を抽出する微分法などが
知られている。この微分法の場合、対象物の外形の輪郭
部でも微分信号が出るが輪郭部では微分によって正方向
パルス,負方向パルスのいずれか一方が発生するのに対
し、微小欠陥部では正方向パルスと負方向パルスが同時
に発生することを利用して欠陥部を抽出することができ
る。
【0005】即ちラスタ走査に基づくアナログ濃淡画像
信号を微分してなる信号P(x,y)についての着目点
(座標値x=i,y=j)における値P(i,j)と、
この着目点よりx方向走査線上の前,後に夫々所定の微
小のα画素,β画素だけ離れた点における値P(i−
α,j)、P(i+β,j)との間に、 P(i,j)−P(i−α,j)>TH1であって且
つ、 P(i+β,j)−P(i,j)>TH1の関係があれ
ば、(但しTH1は所定のしきい値(正値)とする) 着目点における不良検出のための二値化関数値PD
(i,j)=1としてこの着目点を黒レベル不良の点と
し、それ以外の場合はPD(i,j)=0としてこの着
目点を正常の点とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11は微分法に基づ
く従来の不良検出方法の問題点の説明図で、同図(A)
は走査線Q−Q1上の濃度変化(アナログ濃淡画像信
号)の例を、同図(B)は同図(A)に対応するアナロ
グ微分信号を、同図(C)は同じく同図(A)に対応す
るデジタル微分信号の例を夫々示す。そしてこの各図
(A)〜(C)中BDは黒汚れ(谷)不良箇所である。
即ち従来の不良検出方法においては図11(A)のよう
に濃度変化の傾斜のある部分においてBDのような黒レ
ベル不良が信号として存在しても、アナログ微分法によ
れば同図(B)に示すようにフィルタ回路の時定数によ
り基底となる濃淡微分信号上に小さな不良箇所の微分信
号が重畳するのみとなり、またデジタル微分法によれば
同図(C)のように、信号が安定せず、ノイズ成分の中
に不良箇所の微分信号が埋もれてしまい、或るしきい値
を利用して不良信号を検出するのは極めて困難である。
【0007】図12は底部に角張った突出部102aを
持つ容器102の上面観測図の例を示すが、他方では、
このように容器内面は底部形状や側面部の光線の反射の
程度により同図104−1,104−2のような高輝度
部が幾重にも発生してしまい、特に金属容器の場合など
は内面が鏡面状である場合が多く、この傾向が顕著であ
る。このような高輝度部は照明の工夫等では除去が難し
く、容器内面の検査を行う場合は、本質的に高輝度部に
よる、容器内面の照度ムラに対応した不良検出方法を採
用する必要があったが、従来の方法によってはこの不良
検出を行うのは困難であった。そこで本発明は、容器内
面に照度ムラがある場合においても、安定かつ高精度に
て不良箇所を検出することができる円形容器内面検査装
置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の円形容器内面検査装置は、軸対称の円
形容器の前記軸方向からこの円形容器の内面側を照明し
たうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器
の照明面を撮像し、この撮像された画像を解析して前記
円形容器の内面の黒汚れおよび白汚れを検査する円形容
器内面検査装置において、前記撮像の画面走査によって
得られる濃淡画像信号のD/A変換信号としての多値濃
淡画像信号(POなど)を前記撮像画面に対応する画面
上のデータとして記憶するフレームメモリ(1など)
と、このフレームメモリの水平又は垂直走査によって読
出された多値濃淡画像信号(1aなど)を所定のしきい
値(THGなど)で2値化して2値化画像信号を生成
し、この2値化画像信号上の前記の各走査ごとの最初の
立上り点(61など)から最後の立下り点(62など)
までの区間を前記検査の対象領域とする領域検出手段
(領域検出回路21など)とを備えたものとし、また
【0009】請求項2の円形容器内面検査装置は、請求
項1に記載の円形容器内面検査装置において、前記領域
検出手段によって検出される検査対象領域内の光学的特
性の異なる領域を(マスク立上り点63,マスク立下り
点64などを与える)所定のマスクパターンデータ(2
aなど)を用いてマスクする手段(ウィンドウゲート回
路5Eなど)を備えたものとする。
【0010】
【作 用】ラスタ走査に基づく多値濃淡画像信号PO
(x,y)についての着目点(座標値x=i,y=j)
における値(着目画素値)PO(i,j)と、この着目
点よりx方向走査線上の前,後に夫々所定の微小のα画
素だけ離れた2点(背景点)における値(背景画素値)
PO(i+α,j),PO(i−α,j)とを抽出し、
それら3点の関係が黒レベル検出においては谷形とな
り、白レベル検出においては山形となるべき濃度関係
(つまり背景画素値と着目画素値との濃度差)を検出
し、該濃度差の絶対値が或るしきい値THDを越える場
合について着目画素値PO(i,j)を不良画素とする
ものである。
【0011】即ち図1は本発明に関わる谷検出2値化方
法の原理説明図で、同図(A)は走査線(y=j)Q−
Q1上の多値濃淡画像信号PO(x,y)の例を示す。
但しこの多値濃淡画像信号POはフレームメモリの走査
によって読出されたもので、かつこの信号POに対応す
る固定2値化信号についての、前記フレームメモリの各
走査ごとの最初の立上り点から最後の立下り点に到る検
査対象区間にある部分の信号として抽出されたものであ
る。ここで51は良品部分における着目点、52と53
は夫々この着目点51に対し走査線上で、前と後に画素
数αだけ離れた背景点としての良品部前方背景点と良品
部後方背景点である。同様に54は不良部分における着
目点、55と56は夫々この着目点54に対し走査線上
で前と後に画素数αだけ離れた背景点としての不良部前
方背景点と不良部後方背景点である。
【0012】本発明では着目点の座標をx=i,y=j
としたとき、 PO(i−α,j)−PO(i,j)>THD ───(1) であって且つ、 PO(i+α,j)−PO(i,j)>THD ───(2) (但しTHDは所定のしきい値(正値)とする)の関係
があれば、着目点における不良検出のための2値化関数
値(山・谷不良二値化画像信号という)POD(i,
j)=1として、この着目点を谷(不良)とするもので
あるが、図1の良品部分では、上記の式(2)が成立せ
ず不良は検知されないが、図1の不良部分では上記
(1),(2)が成立し、谷不良を検知することができ
る。なお図1(B)は同図(A)に対応する不良判定出
力としての前記山・谷二値化画像信号POD(x,j)
を示す。
【0013】このようにして図1(A)の波形を小領域
に分割し、それら小領域ごとに(1),(2)式におけ
る画素数α,しきい値THDの値を適宜与えることによ
り、最適な検出性能を得ることができる。また本発明で
は山(不良)検出の場合には、前記(1),(2)式に
おける差分項の位置を逆転し、 PO(i,j)−PO(i−α,j)>THD ───(1A) であって且つ、 PO(i,j)−PO(i+α,j)>THD ───(2A) の関係があれば、着目点における山・谷二値化画像信号
POD(i,j)=1としてこの着目点を山不良とする
ものである。
【0014】
【実施例】以下図1ないし図13に基づいて本発明の実
施例を説明する。図2は本発明の一実施例としてのハー
ドウェアのブロック図である。同図においてPOは図外
のTVカメラの映像面をラスタ走査して得られるビデオ
信号をAD変換してなる前述の多値(例えば8ビット)
の濃淡画像信号、1はこの多値濃淡画像信号POを入力
し、多値画面データとして記憶するフレームメモリ、3
はこのフレームメモリに対するアドレス発生回路であ
る。2はウィンドウメモリ別のマスクパターンが格納さ
れているウィンドウメモリ、4はこのウィンドウメモリ
に対するアドレス発生回路である。5Eはウィンドウゲ
ート回路で、多値濃淡画像信号POまたはフレームメモ
リ1から読出された画像信号1aをウィンドウメモリ2
からのマスクパターンデータ2aでマスクし、指定され
たウィンドウ領域のみの画像信号POまたは1aを通過
させるウィンドウゲート回路である。
【0015】6−1,6−2は画像エッジ検出回路で、
画像のエッジ、具体的にはリング状の高輝度部の外端
(外周点)と内端(内周点)を検出する機能を持ち、こ
の場合、入力した画像信号を対象画像の位置検出や円形
性検査のための所定のしきい値で2値化したうえ、画像
エッジとしてのこの2値化信号の立上り点の座標と立下
り点の座標とを自身内のメモリに格納する。11はこの
画像エッジ検出回路6−1によって検出された外周点ま
たは内周点の座標値に対し円形性検査を行う回路であ
る。13は対象画像に対して正しい位置にウィンドウが
発生するように、画像エッジ検出回路6−2が最新の多
値濃淡画像信号POを入力して検出した現実の対象画像
の中心の位置と予め設定されているウィンドウの中心の
位置とのズレを検出する回路である。
【0016】21はフレームメモリ1からウィンドウゲ
ート回路5Eを通過した多値濃淡画像信号1aを入力し
て不良画素を検出するために1水平走査ラインごとの不
良検査対象領域(換言すれば対象容器の外形で区切られ
る領域)を定める信号としての領域信号21aを出力す
る領域検出回路、22はこの領域検出回路21と同期し
て同じ1水平走査ライン分づつの画像信号1aを入力し
て一時記憶するラインメモリであり、23は領域信号2
1aと、これに対応する1水平走査ライン分ごとの画像
信号としての、ラインメモリ22から出力される濃淡画
像信号22aとのAND条件を取り、不良検査対象領域
のみの濃淡画像信号(検査領域濃淡画像信号という)2
3aを出力するANDゲートである。24は画像信号2
3aから図1で述べた山・谷不良を含む不良画素を検出
する山・谷検出2値化回路である。
【0017】次に9はウィンドウゲート回路5Eを通過
した多値画像信号POを用いて対象画像のX方向投影回
路パターンを求めるX投影回路、10は同じく対象画像
のY方向投影パターンを求めるY投影回路、14はこの
2つの投影回路9,10の出力データを用いて他の容器
画像と連接していない対象容器画像の領域のみを求める
回路である。また15は高輝度部判定回路11および山
・谷検出2値化回路24の判定結果を入力し総合的な判
定を行う回路、16はこの総合判定回路15の出力判定
信号によって良否の出力を行う出力回路である。
【0018】本発明では領域検出回路21にて検査対象
領域としての容器外形の検出を行い、それにより決定さ
れた領域に対して、図1で述べた式(1),(2)及び
(1A),(2A)による不良検出を実施する。
【0019】図13は前記領域検出回路21の動作、即
ち不良検査対象領域(つまり容器外形)の検出動作の説
明図である。即ち同図(A)は容器102の上面画像で
あり、この図中OLは外形、QA−QA1,QB−QB
1は夫々走査線(又は断面)、201はマスクパターン
である。また同図(B)は断面QA−QA1における画
像の濃度変化(濃淡画像信号)とその検査対象領域の関
係を示し、同図(C)は同じく断面QB−QB1におけ
る画像の濃度変化とその検査対象領域との関係を示す。
【0020】領域検出回路21は前述のようにフレーム
メモリ1よりウィンドウゲート回路5Eを介して入力し
た多値濃淡画像信号1aを入力し、図13(B)に示し
たように、この信号1aを或るしきい値(便宜上外形2
値化しきい値という)THGにて2値化し、この2値化
信号の最初の立上り点61と最後の立下り点62を検出
し点61−62間を処理範囲とするものである。そして
この処理範囲を示す信号、つまり同図斜線部のみで
“1”となる信号を前述した領域信号21aとして出力
する。この領域信号21aは前述したラインメモリ22
に1時記憶された、この領域信号21aに対応する1走
査ライン分の濃淡画像信号22aとANDゲート23に
よりAND条件が求められ、このANDゲート23の出
力として前述の検査対象領域濃淡画像信号23aが得ら
れる。但しこの領域信号21aはウィンドウメモリ2か
らのマスクパターンデータ2aによって得られるウィン
ドウ信号(つまりマスクパターン領域を除く領域を示す
信号)または領域信号21aとこのウィンドウ信号との
組合せで与えられることも有る。
【0021】図13(C)の点63−64間の領域は同
図(A)のマスクパターン201に対応する領域であ
り、ここで便宜上63をマスク立上り点、64をマスク
立下り点と呼ぶ。この例ではマスクパターン201によ
り容器底面の濃淡画像信号1aの変化が或る程度複雑と
思われる領域をマスクしたものである。この場合、前記
ウィンドウ信号はマスク領域としての点63−64間を
除く領域にて“1”となる信号として得られる。そして
最初の立上り点61から最後の立下り点までの間のみ
“1”となる元の領域信号と前記ウィンドウ信号とを組
合せた信号、つまり図13(C)の点61−63間およ
び点64−62間の斜線部のみにて“1”となる信号が
この領域検出回路21から最終的に出力される領域信号
21aとなる。
【0022】このようにしてこの斜線の検査領域に対し
て図1で述べた式(1),(2),(1A),(2A)
における最適な画素数α,しきい値THDを与えること
ができる。このようなマスクパターン201あるいはウ
ィンドウパターンを同心円状に幾重も作成することによ
り、容器内面の光学特性に応じた最適な画数数α,しき
い値THDを選択し、検出能力を向上することが可能で
ある。
【0023】図3は図1の山・谷検出2値化回路24の
詳細構成の実施例を示すブロック図である。但し、この
構成は谷(不良)検出の場合を示し、山(不良)検出の
場合は後述の減算回路36−1,36−2の減算の極性
が反転されるか、又はこの山・谷検出2値化回路24へ
の入力画像信号23aが反転される。なおこの後者の場
合、比較器37−3の機能(固定二値化による黒レベル
判定)と比較器37−4の機能(固定二値化による白レ
ベル判定)とは入れ替わることになる。
【0024】次に図3の機能を説明する。なおこの図3
は図1の原理を実施するものである。図3において32
−1,32−2は入力画像信号(つまり図2で述べたA
NDゲート23の出力としての検査領域濃淡画像信号)
23aに対して順次α画素だけ走査方向に遅延を加える
+α画素ディレイ回路である。41−1,41−2は後
述のように画像信号を必要に応じて平滑化し雑音の影響
を低下させるための平滑化回路で、42はこの平滑化を
行うか否かを切換える平滑化回路オン/オフスイッチで
ある。ここで平滑化回路41−1は後述する前方背景点
検出回路33に対応して設けられ、また平滑化回路41
−2は同じく後述する後方背景点検出回路35に対応し
て設けられている。なお後述する着目点検出回路34に
対応する平滑化回路が無いのは着目点の不良検出感度
(つまり低い山・谷、薄い濃淡、更に換言すれば小さい
しきい値で検出される不良画素を検出する能力)を高め
るためである。
【0025】さて前方背景点検出回路33は元の入力画
像信号としての検査領域濃淡画像信号23a、またはそ
の平滑化信号を入力して前方背景点を検出する回路、着
目点検出回路34は+α画素ディレイ回路32−1の出
力画像信号を入力して着目点を検出する回路、後方背景
点検出回路35は+α画素ディレイ回路32−2の出力
画像信号又はその平滑化信号を入力して後方背景点を検
出する回路であり、前記したディレイ回路32−1,3
2−2の働きによって各検出回路33,34,35は平
滑化回路41−1,41−2を用いない(つまりスイッ
チ42でこの平滑化回路を短絡した)場合、夫々図1で
述べた画素値PO(i+α,j),PO(i,j),P
O(i−α,j)を同時にラッチする。
【0026】但し平滑化回路41−1,41−2を用い
た場合、上記画素値PO(i+α,j),PO(i−
α,j)は夫々下記(3),(4)式の値に置換わる。 PO(i+α,j)={k=0 Σn-1 PO(i+α+k,j)}/n──(3) PO(i−α,j)={k=0 Σn-1 PO(i−α−k,j)}/n──(4) 即ち平滑化回路41−1は当該の前方背景点の画素値P
O(i+α,j)を含むその前方側計n個の画素値の平
均を求めて当該前方背景点の画素値に置換えるものであ
り、同様に平滑化回路41−2は当該後方背景点の画素
値PO(i−α,j)を含むその後方側計n個の画素値
の平均を求めて当該後方背景点の画素値に置換えるもの
である。なおここで当該画素値を中心とする平均値を求
めないのは着目点の画素値PO(i,j)がこの平均値
の演算に巻込まれる惧れがないようにするためである。
また上記(3),(4)式のような平均値を求める代わ
りに当該のn個の画素値のメディアン(つまりこのn個
の値を大きさの順に並べたときの中央の順番に位する
値)を抽出するようにしてもよい。
【0027】さて図3の検出回路33,34,35にラ
ッチされた上記の各画像データは減算回路36−1,3
6−2に入力され、それぞれ図1で述べた(1),
(2)式の内容に従って差分が算出される。この差分は
夫々比較器37−1,37−2により、しきい値設定回
路38−1,38−2に夫々設定された山・谷しきい値
THDと比較され、この比較器37−1,37−2のA
ND条件を求めるANDゲート39の出力として図1で
述べた(この例では谷不良の)山・谷二値化画像信号P
ODが得られる。一方比較器37−3,37−4は比較
的大きな面積の不良画素を検出するためのもので、比較
器37−3は平滑化画像信号を入力しない着目点検出回
路34より着目画素の画像データ出力を受け、しきい値
設定回路38−3に設定された黒レベルしきい値THB
と比較し、黒レベル不良画素を示す黒レベル二値化画像
信号37Bを検出出力する。また同様に比較器37−4
は着目画素の画素データ出力を受け、しきい値設定回路
38−4に設定された白レベルしきい値THWと比較
し、白レベル不良画素を示す白レベル二値化画像信号3
7Wを検出出力する。
【0028】ORゲート40はこのようにして検出され
た各不良画素検出信号としての山・谷二値化画像信号P
OD,黒レベル二値化画像信号37B,白レベル二値化
画像信号37WのOR条件を求め、不良2値化画像信号
40aを出力する。なお黒レベル不良画素を検出する手
段(比較器37−3等)と白レベル不良画素を検出する
手段(比較器37−4等)は図3の例では山・谷検出2
値化手段(ANDゲート39等)と同時並列的に処理し
ているが、もちろんこれらの手段は個別に画像の検査を
行い最終的に各演算を合成し、判定出力を行う方法を用
いても本発明の範囲に含まれる。
【0029】次に画像走査方法について説明する。図1
(A)は容器内面の或る断面Q−Q1における画像の濃
淡を示したものであるが、式(1),(2)あるいは式
(1A),(2A)における画素数αとは不良箇所部分
の画像信号の周波数(換言すれば山や谷の巾)を与える
パラメータである。しかし図1(A)のように容器内面
での良品時の濃淡画像信号は、何種もの周波数成分を含
み複雑であり、前述のように状況によって容器内面を分
割し、それぞれに最適なパラメータを与える必要があ
る。しかし画像の走査方向を工夫することにより、さら
に背景画素の濃淡変化を減少させ検出の精度を向上する
ことができる。
【0030】図4はこのような画像走査方法の一実施例
の説明図であり、この図4(A)においてWBは不良検
出対象領域を選択するウィンドウ、Z1,Z2,Z3,
Z4は夫々上円領域,下円領域,左円領域,右円領域で
ある。即ち図4では容器102の濃淡変化が多い底部高
輝度部104をウィンドウWBで選択して谷検出2値化
を試みるものである。ここでウィンドウWBの領域につ
いて例えば水平走査方向に濃淡変化を調べると左円領域
Z3では図4(C)のHFのような濃淡が高周波にて変
化している部分が発生し、検出感度に影響を与えるが、
図4(A)の左円領域Z3を走査方向矢印ARの方向に
走査を行えば、図4(B)のように背景として低周波の
濃淡変化が得られ、これに対して不良箇所は充分に高周
波であるため、検出の精度を上げることができる。
【0031】図5は簡易的な画像走査方法の実施例の説
明図である。同図においては走査方向を矢印ARのよう
に水平方向としたまま、走査領域としてはウィンドウW
BをZa,Zb,Zcの3領域に分割するもので、この
場合Za,Zcの領域の山・谷検出のためのしきい値設
定と、Zbの領域の山・谷検出のためのしきい値設定と
を別々に行い、それぞれ背景の濃淡の周波数に応じて最
適な検出をい行うものである。なおこの場合、領域Zb
における不良検出感度は低いが、領域Za,Zcの検出
感度は高めることができる。
【0032】図6は図4の変形実施例を示し、図4では
走査領域を容器中心を巡る4つの扇形領域に等分割した
ものを、図6では8つの扇形領域に等分割し、それぞれ
の領域に最適な走査方向ARを与えたものであり、図4
の場合よりも検出感度を高めることができる。
【0033】図7は本発明に基づく不良検出方法と不良
箇所の形状との関係の説明図である。同図(A)におい
て71〜73は容器102の画像に表れた不良箇所を示
す。同図(B)は同図(A)の走査断面QA−QA1に
おける濃淡変化を示すが、長円状の不良箇所71,72
の長(短)径の方向によって濃淡変化の周波数が異な
る。従って同一検査領域において前記の式(1),
(2)の画素数αに相当する量を何種か選択し、検査を
繰り返すことにより不良検出能力を改善することができ
る。
【0034】一方、図7(C)は図7(A)の走査断面
QB−QB1における濃淡の変化を示すが、この断面上
の不良箇所73は大きく、濃淡画像信号の変化は低周波
であるが背景に対して充分黒いと仮定する。この場合、
不良箇所73は低周波であるため、谷検出2値化におい
ては前記画素数αの値を極めて大きくしなければ検出で
きず、実用的ではない。このような場合は、図3で述べ
た固定2値化の方式を用いTHBなる黒レベルしきい値
を図3のしきい値を図3のしきい値設定回路38−3に
設定して図7(C)のように不良箇所73を黒レベルと
して分離して検出し、谷検出2値化の検出能力を補うよ
うにする。黒レベルしきい値THBの決定の方法として
は、例として図7(A)の74のような円周(照度計測
円)上の画素の濃度データの平均を求め、同図(C)に
示すようにこの平均値よりある設定量σを減じてしきい
値THBとするなどの方法がある。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、軸対称の円形
容器の前記軸方向からこの円形容器の内面側を照明した
うえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器の
照明面を撮像し、この撮像された画像を解析して前記円
形容器の内面の黒汚れおよび白汚れを検査する円形容器
内面検査装置において、前記撮像の画面走査によって得
られる濃淡画像信号のD/A変換信号としての多値濃淡
画像信号POを前記撮像画面に対応する画面上のデータ
として記憶するフレームメモリ1と、このフレームメモ
リ1の水平又は垂直走査によって読出された多値濃淡画
像信号1aを所定のしきい値THGで2値化して2値化
画像信号を生成し、この2値化画像信号上の前記の各走
査ごとの最初の立上り点61から最後の立下り点62ま
での区間を前記検査の対象領域とする領域検出回路21
とを備えたものとし、また
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の円形容器内面検査装置において、前記領域検出回路2
1によって検出される検査対象領域内の光学的特性の異
なる領域をマスク立上り点63,マスク立下り点64を
与える所定のマスクパターンデータ2aを用いてマスク
する手段としてのウィンドウゲート回路5Eを備えたも
のとしたので、照明により発生する高輝度部等による円
形容器内面の照度ムラがある場合においても、検査対象
領域を正しく抽出して、不良箇所を的確に検出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく谷検出2値化方法の原理説明図
【図2】本発明の一実施例としてのハードウェア構成を
示すブロック図
【図3】本発明の一実施例としての山・谷検出回路の詳
細構成を示すブロック図
【図4】本発明に基づく画面走査方法の第1の実施例の
説明図
【図5】本発明に基づく画面走査方法の第2の実施例の
説明図
【図6】本発明に基づく画面走査方法の第3の実施例の
説明図
【図7】本発明に基づく不良検出方法と不良箇所の形状
との関係の説明図
【図8】円形容器内面の高輝度部を示す図
【図9】円形内容内面の濃度変化と従来のウィンドウ分
割との関係を示す図
【図10】アナログ微分回路の例を示す図
【図11】従来の不良検出方法の説明図
【図12】円形容器の底面形状が異なる場合の容器内面
の高輝度部を示す図
【図13】領域検出回路の動作説明図
【符号の説明】
PO 多値濃淡画像信号 1 フレームメモリ 1a フレームメモリ出力画像信号 2 ウィンドウメモリ 2a マスクパターンデータ 3 画像アドレス発生回路 4 ウィンドウアドレス発生回路 5E ウィンドウゲート回路 6−1 画像エッジ検出回路 6−2 画像エッジ検出回路 9 X投影回路 10 Y投影回路 11 高輝度部判定回路 13 位置ズレ量決定回路 14 処理領域決定回路 15 総合判定回路 16 出力回路 WB ウィンドウ 21 領域検出回路 21a 領域信号 22 ラインメモリ 22a 濃淡画像信号 23 ANDゲート 23a 検査領域濃淡画像信号 24 山・谷検出2値化回路 32−1 +α画素ディレイ回路 32−2 +α画素ディレイ回路 33 前方背景点検出回路 34 着目点検出回路 35 後方背景点検出回路 36−1 減算回路 36−2 減算回路 37−1 比較器 37−2 比較器 37−3 比較器 37−4 比較器 37B 黒レベル二値化画像信号 37W 白レベル二値化画像信号 38−1 しきい値設定回路 38−2 しきい値設定回路 38−3 しきい値設定回路 38−4 しきい値設定回路 39 ANDゲート 40 ORゲート 40a 不良2値化画像信号 51 良品部着目点 52 良品前方背景点 53 良品後方背景点 54 不良部着目点 55 不良部前方背景点 56 不良部後方背景点 61 最初の立上り点 62 最後の立下り点 63 マスク立上り点 64 マスク立下り点 Z1 上円領域 Z2 下円領域 Z3 左円領域 Z4 右円領域 Za 領域 Zb 領域 Zc 領域 101 リング照明器 102 容器 103 口部高輝度部 104 底部高輝度部 104−1 底部高輝度部 104−2 底部高輝度部 201 マスクパターン PO(i−α,j) 後方背景点の画素値 PO(i,j) 着目点の画素値 PO(i+α,j) 前方背景点の画素値 POD 山・谷二値化画像信号 THD 山・谷しきい値 THB 黒レベルしきい値 THW 白レベルしきい値 THG 外形2値化しきい値 OL 外形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 B 8626−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸対称の円形容器の前記軸方向からこの円
    形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの
    軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像さ
    れた画像を解析して前記円形容器の内面の黒汚れおよび
    白汚れを検査する円形容器内面検査装置において、 前記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のD
    /A変換信号としての多値濃淡画像信号を前記撮像画面
    に対応する画面上のデータとして記憶するフレームメモ
    リと、 このフレームメモリの水平又は垂直走査によって読出さ
    れた多値濃淡画像信号を所定のしきい値で2値化して2
    値化画像信号を生成し、この2値化画像信号上の前記の
    各走査ごとの最初の立上り点から最後の立下り点までの
    区間を前記検査の対象領域とする領域検出手段とを備え
    たことを特徴とする円形容器内面検査装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の円形容器内面検査装置に
    おいて、前記領域検出手段によって検出される検査対象
    領域内の光学的特性の異なる領域を所定のマスクパター
    ンデータを用いてマスクする手段を備えたことを特徴と
    する円形容器内面検査装置。
JP3286934A 1991-07-15 1991-11-01 円形容器内面検査装置 Pending JPH05126750A (ja)

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