JP3044951B2 - 円形容器内面検査装置 - Google Patents

円形容器内面検査装置

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JP3044951B2 JP4313827A JP31382792A JP3044951B2 JP 3044951 B2 JP3044951 B2 JP 3044951B2 JP 4313827 A JP4313827 A JP 4313827A JP 31382792 A JP31382792 A JP 31382792A JP 3044951 B2 JP3044951 B2 JP 3044951B2
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    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
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    • G01N21/90Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
    • G01N21/909Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents in opaque containers or opaque container parts, e.g. cans, tins, caps, labels

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばベルトコンベアな
どで搬送される紙コップなど側面部に継ぎ目のある円形
容器内面を検査し、異物・ゴミ・傷などを検出する画像
処理装置としての円形容器内面検査装置に関する。なお
以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を
示す。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な紙コップの容器の照明方
法と画像の1例を示す。ここで同図(A)は紙コップを
上面より照明する系の側断面図であり、21は円形容器
としての紙コップ、22はこの紙コップ21の上方に設
置されたリング状の照明器を示す。同図(B)は紙コッ
プの上方より広角レンズでこの容器内面を撮像した画像
で、容器側面部に継ぎ目23が観測される。この継ぎ目
23は直線として近似できるが、上部継ぎ目24は紙コ
ップ口部をカールさせるなどするため、継ぎ目23と同
一の直線上になく、屈曲した形となる。さらに円形容器
では、任意の角度に回転するため、このような継ぎ目も
検査画像中の容器側面部の任意の位置に移動する。
【0003】ここでこの屈曲した上部継ぎ目24の周辺
に汚れ25が存在する場合を考えると、従来は継ぎ目を
一つの直線と仮定し、フレームメモリより読み出された
多値濃淡画像信号を所定のしきい値で2値化して2値化
画像信号を生成し、この2値化画像信号上の各走査ごと
の2値画像信号の変化点座標を記憶することにより、継
ぎ目を構成すると考えられる画素の各点の座標値を決定
し、この座標値が直線状に並んでいるか否かによって継
ぎ目であるか否かを判定し、そのうえで継ぎ目周辺部の
汚れ画像を検出していた。例えば前記各変化点の座標よ
り回帰直線を求め、その回帰直線と前記各座標点との距
離を各々求め、その各々の距離を総和した後、その総和
値が所定のしきい値内に有るか否かによって、継ぎ目2
3周辺に汚れ画像が有るか否かを決定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな汚れ画素の検出方法ではこの円形容器の上端のカー
ル部に生ずる上部継ぎ目24が継ぎ目23に対して屈曲
し同一の直線上にないため、上部継ぎ目24を含めて判
定を行った場合は、上部継ぎ目24の、継ぎ目23の近
似直線からのズレが、前記総和を求める際に誤差として
累積するため、継ぎ目23周辺の検査精度が低下すると
いう問題が生じる。従って継ぎ目23と上部継ぎ目24
とを同一の検査領域とすると、精度低下が免れ得ず、別
領域として検査を実施する必要がある。ただしその場
合、容器は任意の角度に回転するため、各検査画像に対
して継ぎ目23の位置を算出し、これより上部継ぎ目2
4の位置を決定する必要がある。
【0005】この上部継ぎ目24を別領域とする手法と
しては破線26と容器外周との間を外形検出方法(例え
ば、特願平3−286934号参照)によって、一つの
検査領域として独立させ、適当なしきい値にて2値化処
理を行い汚れ画素を検出する手法も考えられるが、この
手法では目的とする上部継ぎ目24周辺部に対して、前
記検査領域が過大となって、演算時間が大きくなってし
まい、容器製造速度に対応して、1個1個の容器を検査
することが困難となる。
【0006】このように上部継ぎ目24の周辺を小領域
に限定して検査する手法が必要不可欠であるが、従来は
有効な手法が提案されていなかった。そこで本発明は前
記上部継ぎ目24の周辺の汚れ画素を高精度で且つ容器
製造速度に十分対応できる高速度で検査することができ
る円形容器内面検査装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の円形容器内面検査装置は、軸対称の所
定形状の円形容器で且つ容器側面部に直線状の継ぎ目
(23など)の存在する容器(21など)の上方から
(照明器22などを介し)この円形容器の内面側を照明
したうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容
器の照明面を撮像し、(欠陥画素検出回路11,総合判
定回路12などを介し)この撮像された画像を解析して
前記円形容器の内面の汚れを検査する円形容器内面検査
装置において、前記撮像の画面走査によって得られる濃
淡画像信号のA/D変換信号としての多値濃淡画像信号
(POなど)を前記撮像画面に対応する画面上のデータ
として記憶するフレームメモリ(1など)と、前記容器
側面部の継ぎ目部が含まれるように(ウインドウメモリ
3などに記憶した)リング型ウインドウパターン(30
など)を発生させ、そのフレームメモリの画像を制限す
る画像マスク手段(ウインドウゲート回路10,17な
ど)と、このフレームメモリの制限された画像の水平ま
たは垂直走査によって読み出された多値濃淡画像信号を
所定のしきい値で2値化して2値化画像信号を生成し、
この2値化画像信号上の前記の各走査ごとの2値画像信
号の変化点座標を記憶する手段(継ぎ目位置決定回路1
8など)と、この変化点座標に基づいて容器側面部の継
ぎ目部を近似した直線(Lなど)の位置を画面座標系内
に決定する手段(継ぎ目位置決定回路18など)と、こ
の直線と前記リング型ウインドウパターンとの交点(P
などの)座標を算出する手段(継ぎ目位置決定回路18
など)と、この交点座標に所定オフセット量(44な
ど)を加算することにより、サブウインドウ発生基準
(点0’などの)座標を決定する手段(継ぎ目位置決定
回路18など)と、前記サブウインドウ発生基準座標に
基づいて所定形状のサブウインドウ(41など)を発生
させ、(画像アドレス発生回路2、ウインドウゲート回
路10,17などを介し)このサブウインドウ領域で制
限される前記フレームメモリの画像に前記汚れの検査を
行わせる着目領域抽出手段(継ぎ目位置決定回路18な
ど)とを備え、前記円形容器の上部の継ぎ目周辺の汚れ
を検出し得るようにする。
【0008】また請求項2の円形容器内面検査装置は、
軸対称の所定形状の円形容器で且つ容器側面部に直線状
の継ぎ目(23など)の存在する容器(21など)の上
方からこの円形容器の内面側を照明したうえ、TVカメ
ラを介し斜め上方方向からこの円形容器の照明面を撮像
し、(欠陥画素検出回路11,総合判定回路12などを
介し)この撮像された画像を解析して前記円形容器の内
面の汚れを検査する円形容器内面検査装置において、前
記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のA/
D変換信号としての多値濃淡画像信号(POなど)を前
記撮像画面に対応する画面上のデータとして記憶するフ
レームメモリ(1など)と、前記容器側面部の継ぎ目部
が含まれるように(ウインドウメモリ3などに記憶し
た)固定ウインドウパターン(32など)を発生させ、
そのフレームメモリの画像を制限する画像マスク手段
(ウインドウゲート回路10,17など)と、このフレ
ームメモリの制限された画像の水平または垂直走査によ
って読み出された多値濃淡画像信号を所定のしきい値で
2値化して2値化画像信号を生成し、この2値化画像信
号上の前記の各走査ごとの2値画像信号の変化点座標を
記憶する手段(継ぎ目位置決定回路18など)と、この
変化点座標に基づいて容器側面部の継ぎ目部を近似した
直線(Lなど)の位置を画面座標系内に決定する手段
(継ぎ目位置決定回路18など)と、この直線と前記固
定ウインドウパターンとの交点座標(Pなど)を算出す
る手段(継ぎ目位置決定回路18など)と、この交点座
標に所定オフセット量(44など)を加算することによ
り、サブウインドウ発生基準(点0’などの)座標を決
定する手段(継ぎ目位置決定回路18など)と、前記サ
ブウインドウ発生基準座標に基づいて所定形状のサブウ
インドウ(41など)を発生させ、(画像アドレス発生
回路2,ウインドウゲート回路10,17などを介し)
このサブウインドウ領域で制限される前記フレームメモ
リの画像に前記汚れの検査を行わせる着目領域抽出手段
(継ぎ目位置決定回路18など)とを備え、前記円形容
器の上部の継ぎ目周辺の汚れを検出し得るようにする。
【0009】また請求項3の円形容器内面検査装置は、
請求項1または請求項2に記載の円形容器内面検査装置
において、さらに前記サブウインドウ内の多値濃淡画像
信号をこの円形容器の背景部(45など)を検出し得る
所定のしきい値で2値化して2値化画像信号を生成する
手段(画像エッジ検出回路5,固定2値化回路14な
ど)を備え、前記着目領域抽出手段は(着目区間発生回
路9,着目領域メモリ16などを介し)前記サブウイン
ドウ領域から前記背景部の領域を除いた領域(検査着目
領域42など)の画像に前記汚れの検査を行わせるよう
にする。
【0010】
【作用】
(1)請求項1に関わる発明について:図4は円形容器
としての紙コップ21を真上より観測した画像である
が、この発明では先ず内周,外周の2つの同心円の破線
で示されるリングウインドウ30をこの容器側面部に設
ける。このリングウインドウ30は、中心点Oを中心と
すると共に、継ぎ目23が図示のごとく含まれることを
特徴とする。しかる後、フレームメモリ内の多値濃淡画
像信号を前記リングウインドウ30にてマスクしてリン
グウインドウ30内の画像を対象領域とすると共に、所
定のしきい値で前記フレームメモリ内のこの対象領域の
多値濃淡画像の2値化画像信号を生成し、この2値化画
像信号上の前記の各走査ごとの2値画像信号の変化点座
標を記憶することにより、継ぎ目23のみの2値化画像
の座標値を得る。
【0011】図5は図4における継ぎ目23周辺部を拡
大図示したものである。継ぎ目23はLのごとく直線と
して近似されるが、この直線Lを求める手法としては、
例えば継ぎ目23を構成する各画素の座標値より回帰直
線として求める手法や、あるいは継ぎ目23を構成する
各画素とリングウインドウ中心点Oとの距離を各々求
め、最も点Oに近い点(Kとする)と、最も点Oに遠い
点(Eとする)を決定して、直線KEとして近似するな
どの手法が考えられる。このような例示手法により、直
線Lの方程式が決定された後、この直線Lと前記リング
ウインドウ30の外周との交点Pを求める。なお図5で
は参考として直線Lと前記リングウインドウ30の内周
との交点をQとして示す。
【0012】図6は上部継ぎ目24の近傍の検査対象領
域発生方法の説明図である。即ち前記の処理ののち図6
(A)に示すように点Pの座標に対し、オフセット量4
4を、点Pより直線Lを容器外周方向へ延長する方向へ
加算し、同図(A)の点O’を求め、そのO’を中心に
半径rのサブウインドウ41を発生させる。なお、サブ
ウインドウ41の形状は円形に限定するものではない
が、容器が円形であること、また容器が回転し、継ぎ目
の位置が検査画像内で移動することを考慮すると円形の
サブウインドウが適当である。以上によって、上部継ぎ
目24周辺に前記サブウインドウ41を発生させ、この
ウインドウ41の領域を検査領域として決定する。
【0013】(2)請求項3に関わる発明について:図
6(B)は、サブウインドウ41を拡大図示した画像で
あるが、サブウインドウ41内の容器部分の画像は検査
着目領域42として示される。この着目領域42は円形
容器個々の判定により継ぎ目が回転して、その継ぎ目位
置がランダムとなるため、形状が変動する。一方、背景
部45はツヤ消し黒とするため、背景部45が検査着目
領域42内に僅かでも含まれると、検査領域42内の正
規の黒汚れ画素と混同され、検査上非常に不都合であ
る。容器内面は背景部45に対し圧倒的に明るく設定す
ることが容易であるため、前記サブウインドウ41内を
走査することにより、図6(B)の検査着目領域42を
適当なしきい値TH1で固定2値化して切り出し、図6
(C)に示す走査線43を検出することができる。黒汚
れ画素検出の走査の際、この走査に同期してこの走査線
43の各々の最初の2値化信号開始点XS と2値化信号
終了点XE を求め、XS からXE の区間をそれぞれの走
査線内にて検査着目領域とすることにより、前記サブウ
インドウ内の検査領域を、より制限することができる。
【0014】このほか、サブウインドウ41内の検査着
目領域を決定する別手法として、一度サブウインドウ4
1内を適当なしきい値TH1にて走査し、背景部45を
排除した固定2値画像をパターンとして着目領域メモリ
16内に記憶しておく手法がある。この場合は再度、フ
レームメモリ1を走査して前記サブウインドウ41内の
黒汚れ画素検出を行う際に、前記着目領域メモリ内の固
定2値画像と対応する1画素1画素をアンド演算するよ
うにする。
【0015】(3)請求項2に関わる発明について:図
7は、容器側面部を斜めより観測する場合を示す。側面
より観測する方が、真上より観測する場合より側面の分
解能が有利であるが、検査に多画面を要する。図8およ
び図9及び図10(A),(B),(C)は、それぞれ
図4、図5、図6(A),(B),(C)に対応する。
図8においては検査画面(CRTなどの表示装置の画
面)51内に楕円形のリングの1部に相当する固定ウイ
ンドウ32を発生させている。このように請求項2に関
わる発明はで観測方向およびウインドウの形状が異なる
他は、検査手法は請求項1に関わる発明の場合と同様で
ある。
【0016】
【実施例】先ず図3ないし図6を参照しつつ図1,図2
を用いて請求項1,3に関わる発明の実施例を説明す
る。図1はこの発明の一実施例としてのハードウェアの
ブロック図である。同図において1は検査対象の円形容
器21をその上方から撮像してなる濃淡画像P0を記憶
するための濃淡画像用フレームメモリであり、2はその
フレームメモリ1にアドレスを供給するための画像アド
レス発生回路であり、3は継ぎ目23の位置を検出する
ためのリングウインドウ30およびサブウインドウ41
を図形パターンとして記憶するためのウインドウメモリ
であり、4はウインドウメモリに対してアドレスを発生
させるウインドウアドレス発生回路である。
【0017】次に7はフレームメモリ1内の円形容器の
位置ズレを検出するための位置ズレ量検出回路であり、
6はフレームメモリ1からの濃淡画像信号を1水平走査
分遅延させるためのラインメモリであり、8はウインド
ウメモリ3からの画像マスク信号を1水平走査分遅延さ
せるためのラインメモリである。ラインメモリ6および
8の各出力信号6aおよび8aは共に10のウインドウ
ゲート回路に送られ、濃淡画像信号が画像マスク信号と
アンド演算されることによって1画素1画素がゲートさ
れる。5はサブウインドウ41内の検査着目領域を検出
するための画像エッジ検出回路であり、この検出回路5
はサブウインドウ41内の背景部45と容器部(検査着
目領域)42をきりわけるための固定2値化回路を持
ち、その2値化信号の変化点座標を各々の走査ラインに
対応して記憶する。9は画像エッジ検出回路5によって
検出された画像エッジ座標の2値化開始点XS から2値
化終了点XE までを着目区間信号9aとして発生する着
目区間発生回路であり、この着目区間信号9aは前述し
たウインドウゲート回路10に送られる。ウインドウゲ
ート回路10よりの出力10aは18の継ぎ目位置決定
回路または11の欠陥画素検出回路へ送られ、この欠陥
画素検出回路11で黒汚れ画素が例えば谷を不良部とし
て2値化検出する方法(例えば、特願平3−26513
4号参照)を用いて検出される。この検出された黒汚れ
画素の数は12の総合判定回路にて総和されて黒汚れ面
積値となり、その面積値が予め設定された面積しきい値
を上回る場合はその判定容器は不良と判定される。総合
判定回路12にて判定された最終的な容器の良否が13
の出力回路を通して装置外部へ出力される。
【0018】図1の動作を順を追って説明する。先ず、
検査画像がフレームメモリ1に濃淡画像として記憶され
ると、容器21の位置ズレ検出のため、フレームメモリ
1に対する第1の走査が行われる。即ちフレームメモリ
1に記憶されたこの濃淡画像に対して画像アドレス発生
回路2により、検査画像の全部または一部の矩形領域の
アドレスを発生させてこの検査画像を走査する。この時
フレームメモリ1から出力される多値濃淡画像信号は位
置ズレ量検出回路7へ入力され、検査画像内における容
器21の位置ズレが検出される。このような円形容器の
位置を検出する方法には円形容器の外径輪郭が表われる
2値化画像の走査ライン上の最初の立上り点から最後の
立下り点までの区間の中点を求めて行う方法(例えば、
特願平3−232093号参照)などがある。
【0019】次に、前記継ぎ目23の位置検出動作の際
は、位置ズレ量検出回路7よりの容器の位置ズレ量が画
像アドレス発生回路2へ入力され、フレームメモリ1に
対する第2の走査が行われる。即ち2回目の検査画像の
走査の際には、容器21の位置を正規化して多値濃淡画
像信号がラインメモリ6をバイパスしてウインドウゲー
ト回路10へ入力されると同時に、ウインドウメモリ3
内に格納された前記リングウインドウ30のパターンが
1画素1画素づつ前記検査画像の走査に同期して読み出
され、ラインメモリ8をバイパスしてウインドウゲート
回路10へ入力される。ウインドウゲート回路10は、
前記2つの入力信号をアンド演算し、継ぎ目部のみ含む
マスクされた多値濃淡画像信号を継ぎ目位置決定回路1
8へ入力する。
【0020】この継ぎ目位置決定回路18は入力された
多値濃淡画像信号を2値化し、その2値化された各画素
の座標を検出し、その各画素の回帰直線Lを決定した
後、この直線Lとリングウインドウ外周部との交点Pの
座標を算出し、さらに所定オフセット量をこの交点Pの
座標に加算することによって、サブウインドウ41の発
生基準座標(この例ではサブウインドウ41の中心O’
の座標)を算出し、この基準座標において発生されるサ
ブウインドウ41に対応する検査画像側走査のための
(サブウインドウ41に外接する)矩形領域Sを決定し
て、画像アドレス発生回路2へ出力する。
【0021】次に、フレームメモリ1に対する第3の走
査により上部継ぎ目24の附近の走査が行われる。この
走査時には、フレームメモリ1を前記矩形領域Sで走査
して、この走査による多値濃淡画像信号を画像エッジ検
出回路5およびラインメモリ6へ入力し、この入力と同
期して、ウインドウメモリ3より前記サブウインドウ4
1のパターンを読み出し、ラインメモリ8へこのウイン
ドウパターンを示す信号を入力する。各ラインメモリ
6,8はFIFOで1水平走査ライン分だけ、入力され
た信号を遅延させるたとができ、この遅延時間中にサブ
ウインドウ41内の検査画像領域を決定するための演算
が画像エッジ検出回路5および着目区間発生回路9で行
われる。即ち画像エッジ検出回路5は、入力された多値
濃淡画像信号を固定2値化し、その2値化信号の1走査
ライン上での信号開始点座標Xs と信号終了点座標XE
を検出する。この検出処理を実行中に、検査画像および
サブウインドウの信号は、夫々ラインメモリ6および8
に蓄積されているが、この座標点Xs ,XE の検出処理
終了後の次の走査にて、着目区間発生回路9は前記2値
化信号開始点Xs の座標と前記2値化信号終了点XE
座標の間で画像ゲート信号を発生させて、ウインドウゲ
ート回路10へ入力すると同時に、ラインメモリ6およ
びラインメモリ8からの出力がウインドウゲート回路1
0へ入力され、このウインドウゲート回路10はこれら
3者の信号をアンド演算して得た、上部継ぎ目24部の
みを含むマスクされた多値濃淡画像信号を欠陥画素検出
回路11へ出力し、ここでサブウインドウ領域の欠陥画
素検出が行われる。このように図1の回路ではサブウイ
ンドウ41内の背景部45を排除した検査着目領域42
内の多値濃淡画像信号をフレームメモリ1に対する第3
(3回目)の各1走査ごとに着目区間発生回路9を介し
着目区間(つまり座標点Xs ,XE 間)を見出しつつ欠
陥画素検出回路11へ出力する。
【0022】これに対し次に述べる図2の回路ではフレ
ームメモリ1に対する第3の走査で矩形領域Sから容器
の背景部に相当する領域を排除した着目領域のパターン
を一旦、着目領域メモリ16に記憶し、さらにフレーム
メモリ1に対する第4の走査によって着目領域42内の
多値濃淡画像信号を欠陥画素検出回路11へ出力する。
【0023】即ち図2はサブウインドウ41内の背景部
45を排除した検査着目領域42を決定する際に、別に
着目領域メモリ16を用いる場合のハードウェア構成の
実施例を示す。この図2では前述の図1の動作中の第3
の走査に代わる走査において、前記矩形領域Sにてフレ
ームメモリ1を読み出した多値濃淡画像信号を14の固
定2値化回路にて2値化し、着目領域メモリ16へ容器
の背景部45を排除した2値化画像を記憶する。この
際、画像アドレス発生回路15は、着目領域メモリ16
へのアドレス供給を行う。
【0024】次に第4の走査として、フレームメモリ1
を前記矩形領域Sにて再度走査し、着目領域メモリ16
およびフレームメモリ1からの多値濃淡画像信号および
ウインドウメモリ3からのサブウインドウ41の領域信
号の3者を同時に読み出して、ウインドウゲート回路1
7にて3者のアンド演算を行い、サブウインドウ41内
の着目領域のみの多値濃淡画像信号を欠陥画素検出回路
11へ出力する。
【0025】次に請求項2に関わる発明の実施例につい
て説明する。この発明においては図7に示すように円形
容器21の内側面上部を容器の斜め上の所定方向から観
測する。但しこの場合図8に示すように検査画面51内
に継ぎ目23が入るようにするために観測は容器中心に
対し水平面内で等しい角度間隔を持つ複数(例えば3
つ)の方向から同時に行われる。図8の検査画面51は
このうよな複数の観測装置の1つの画面に相当する。
【0026】この場合、容器画像は楕円形のリングの1
部となる。従って継ぎ目23の検出には図4のリングウ
インドウ40に代わる楕円形リングのウインドウ(固定
ウインド)32が必要となるが円形容器21の形状や観
測方向が定まっているので、このようなウインドウ32
を作ることは可能である。また固定ウインドウ32を発
生させるための容易位置ズレの検出方法としては前述の
実施例と同様に例えばこの容器の外径輪郭が表われる2
値化画像の水平走査ライン上の最初の立上り点から最後
の立下り点までの区間の中点を求める方法を適用するこ
とができる。このようにして継ぎ目23の位置が検出さ
れた後の処理は前記実施例と同じである。
【0027】従ってこの請求項2に関わる発明において
もウインドウメモリ3中のリングウインドウ30を固定
ウインドウ32に置換えるのみで図1,図2の回路をそ
のまま用いることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、直線状の継ぎ目23を
持つ円形容器の継ぎ目位置の検出後、この継ぎ目直線L
の外方延長上の所定の点O’を中心とする所定形状のサ
ブウインドウ41を発生させて容器上部継ぎ目24附近
の黒汚れを検査するようにしたので、高速に精度よく継
ぎ目周辺の汚れ検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのハードウェアのブロ
ック図
【図2】図1の変形実施例としてのハードウェアのブロ
ック図
【図3】円形容器の照明方法と画像の例を示す図
【図4】請求項1に関わる発明の実施例としての継ぎ目
位置検出のためのリングウインドウの説明図
【図5】同じく継ぎ目直線とリングウインドウとの交点
の説明図
【図6】請求項1,3に関わる発明の実施例としてのサ
ブウインドウ発生方法と着目領域の説明図
【図7】請求項2に関わる発明の実施例としての観測方
向の説明図
【図8】同じく継ぎ目位置検出のための固定ウインドウ
の説明図
【図9】同じく継ぎ目直線と固定ウインドウとの交点の
説明図
【図10】請求項2,3に関わる発明の実施例としての
サブウインドウ発生方法と着目領域の説明図
【符号の説明】
PO 多値濃淡画像信号 1 フレームメモリ 2 画像アドレス発生回路 3 ウインドウメモリ 4 ウインドウアドレス発生回路 5 画像エッジ検出回路 6 ラインメモリ 7 位置ズレ量検出回路 8 ラインメモリ 9 着目区間発生回路 10 ウインドウゲート回路 11 欠陥画素検出回路 12 総合判定回路 13 出力回路 14 固定2値化回路 15 画像アドレス発生回路 16 着目領域メモリ 17 ウインドウゲート回路 18 継ぎ目位置決定回路 21 円形容器(紙コップ) 22 照明器 23 継ぎ目 24 上部継ぎ目 25 汚れ 30 リングウインドウ L 継ぎ目直線 32 固定ウインドウ 41 サブウインドウ S 矩形領域 42 検査着目領域 44 オフセット量 45 背景部 XS 最初の立上り点 XE 最後の立下り点 51 検査画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/88 G01N 21/90 G01B 11/30 G06T 5/00 G06T 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸対称の所定形状の円形容器で且つ容器側
    面部に直線状の継ぎ目の存在する容器の上方からこの円
    形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの
    軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像さ
    れた画像を解析して前記円形容器の内面の汚れを検査す
    る円形容器内面検査装置において、 前記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のA
    /D変換信号としての多値濃淡画像信号を前記撮像画面
    に対応する画面上のデータとして記憶するフレームメモ
    リと、 前記容器側面部の継ぎ目部が含まれるようにリング型ウ
    インドウパターンを発生させ、そのフレームメモリの画
    像を制限する画像マスク手段と、 このフレームメモリの制限された画像の水平または垂直
    走査によって読み出された多値濃淡画像信号を所定のし
    きい値で2値化して2値化画像信号を生成し、この2値
    化画像信号上の前記の各走査ごとの2値画像信号の変化
    点座標を記憶する手段と、 この変化点座標に基づいて容器側面部の継ぎ目部を近似
    した直線の位置を画面座標系内に決定する手段と、 この直線と前記リング型ウインドウパターンとの交点座
    標を算出する手段と、 この交点座標に所定オフセット量を加算することによ
    り、サブウインドウ発生基準座標を決定する手段と、 前記サブウインドウ発生基準座標に基づいて所定形状の
    サブウインドウを発生させ、このサブウインドウ領域で
    制限される前記フレームメモリの画像に前記汚れの検査
    を行わせる着目領域抽出手段とを備え、 前記円形容器の上部の継ぎ目周辺の汚れを検出し得るよ
    うにしたことを特徴とする円形容器内面検査装置。
  2. 【請求項2】軸対称の所定形状の円形容器で且つ容器側
    面部に直線状の継ぎ目の存在する容器の上方からこの円
    形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介し斜め
    上方方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像
    された画像を解析して前記円形容器の内面の汚れを検査
    する円形容器内面検査装置において、 前記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のA
    /D変換信号としての多値濃淡画像信号を前記撮像画面
    に対応する画面上のデータとして記憶するフレームメモ
    リと、 前記容器側面部の継ぎ目部が含まれるように固定ウイン
    ドウパターンを発生させ、そのフレームメモリの画像を
    制限する画像マスク手段と、 このフレームメモリの制限された画像の水平または垂直
    走査によって読み出された多値濃淡画像信号を所定のし
    きい値で2値化して2値化画像信号を生成し、この2値
    化画像信号上の前記の各走査ごとの2値画像信号の変化
    点座標を記憶する手段と、 この変化点座標に基づいて容器側面部の継ぎ目部を近似
    した直線の位置を画面座標系内に決定する手段と、 この直線と前記固定ウインドウパターンとの交点座標を
    算出する手段と、 この交点座標に所定オフセット量を加算することによ
    り、サブウインドウ発生基準座標を決定する手段と、 前記サブウインドウ発生基準座標に基づいて所定形状の
    サブウインドウを発生させ、このサブウインドウ領域で
    制限される前記フレームメモリの画像に前記汚れの検査
    を行わせる着目領域抽出手段とを備え、 前記円形容器の上部の継ぎ目周辺の汚れを検出し得るよ
    うにしたことを特徴とする円形容器内面検査装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の円形容器
    内面検査装置において、 さらに前記サブウインドウ内の多値濃淡画像信号をこの
    円形容器の背景部を検出し得る所定のしきい値で2値化
    して2値化画像信号を生成する手段を備え、 前記着目領域抽出手段は前記サブウインドウ領域から前
    記背景部の領域を除いた領域の画像に前記汚れの検査を
    行わせるようにした特徴とする円形容器内面検査装置。
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DE69310321T2 (de) 1997-10-23
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