JPH067171B2 - 移動物体の検知方法 - Google Patents

移動物体の検知方法

Info

Publication number
JPH067171B2
JPH067171B2 JP61156062A JP15606286A JPH067171B2 JP H067171 B2 JPH067171 B2 JP H067171B2 JP 61156062 A JP61156062 A JP 61156062A JP 15606286 A JP15606286 A JP 15606286A JP H067171 B2 JPH067171 B2 JP H067171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
moving object
circuit
processing
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61156062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6312987A (ja
Inventor
忠明 三島
政雄 高藤
守男 金崎
秀夫 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61156062A priority Critical patent/JPH067171B2/ja
Publication of JPS6312987A publication Critical patent/JPS6312987A/ja
Publication of JPH067171B2 publication Critical patent/JPH067171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動体をITVカメラ等で2次元の画像とし
てとらえ、その画像に対して画像の平滑化や2値化処理
などのいわゆる画像処理を行い、何らかの認識や解析を
行う画像処理方法及び装置に関し、特にITVカメラ等
により得られた画像情報に基づいて前記移動体の取込み
タイミングを決定する画像取込み方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に画像図形は、m×n画素に分割された2次元の領
域により表わされ、濃淡画像の場合は各画素が被検査物
の明るさに応じたレベル(通常4〜8ビット),2値画
像の場合は各画素が“0”と“1”の値となる。
近年、上記画像図形を対象とする画像処理装置を用いた
種々の検査装置が開発されつつあるが、上記画像処理装
置の処理速度が向上するにつれ、リアルタイム性が要求
される移動物体を対象とする検査にも適用されるように
なってきている。
このような移動体を対象とする場合を第15図に示す。
ITVカメラ10の視野内の最適な位置に移動体が有る
ときに画像処理装置151へ上記移動体の画像を適確に
取込み処理する必要がある。ベルトコンベア11等のよ
うに等速度で移動する機器上に被検査物が等間隔に載せ
られている場合は、ある周期のタイミングで画像を取込
めばよいが、不等間隔の場合には何らかのセンサを用い
て画像を取込むタイミングを知る必要がある。従来から
は超音波センサや光電管などを用いたセンサ152で移
動体の位置を検出して第17図(a)のような最適な画
像を得ていた。しかしながら、移動物体を梱包製品とし
て考えた場合第16図のように、梱包製品の長さが種々
異なると、前述のセンサだけでは認識したいラベル12
を含む画像を適確に捕えることができないことが生じ
る。第17図(b),(c)はその画像の一例を示す。
そこで、最近の画像処理装置の処理速度向上に伴い特願
昭59-98428号に記載したように上記センサを用いずに画
像情報だけで移動物体の認識対象画像を適確に取込める
手法を考案した。これは、移動物体がITVカメラの視
野内に位置するときと、位置しないときでは逐次取込ん
だ画像データの濃度レベル(明るさ)が変化することか
ら、これを高速に調べることにより移動物体の進入を検
知するものである。
ところが、本手法では、得られた画像の明るさの変化だ
けに着目しているため、急激な照明の変化や、移動物体
の影などにより移動物体が視野に位置していないにもか
かわらず、誤まって移動物体の進入検知を行う可能性が
あった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、センサを用いずに画像情報だけで移動
物体の検知ができるが、得られた画像の明るさ変化だけ
に着目しているため、急激な照明の変化や移動物体の影
の影響について考慮しておらず、また、梱包製品などに
貼られたラベルを認識するような場合、ラベルのない画
像を最適画像とするような誤まった移動物体の進入検知
を行う可能性があった。また、ITVカメラの解像度の
問題や視野の広さなどにより、複数台のテレビカメラを
用いて画像を入力する場合の移動物体検知には触れてお
らず不都合が発生する問題があった。
本発明の目的は、移動物体の最適な画像取込みを上記欠
点を有さずに容易に可能とし、移動物体の認識や検査等
に多大の効果を提供することにある。すなわち、ITV
カメラ等から得られる画像情報だけを用いて移動物体の
画像取込みを行う画像処理装置において、照明の変化や
移動体の影などに影響されなく、かつ複数台のITVカ
メラを用いた場合でも最適な移動物体の画像取込みがで
きる移動物体の検知方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、移動物体がITVカメラの視野内に位置し
たか否かの判定を、移動物体の認識したい対象の特徴を
強調する手段を用い判定する。すなわち、移動物体たと
えば梱包製品のような物品には、マークや文字などが多
く印刷されているが、このマークや文字を強調すること
により上記物品を検知するものである。上記文字等を強
調する手段には例えば微分処理を用いれば良い。この結
果、物品が入力していれば微分値の高い領域が多く、物
品が入力していない、すなわちコンベア等をITVカメ
ラが撮影している状態なら微分値の高い領域はかなり少
ない。この差を判定に用いれば、照明の変化や影の影響
を受けない移動物体の最適画像取込みが可能となる。
また、複数台のITVカメラで影響する場合は、各IT
Vカメラで得られた画像のうち、少なくとも1つの画像
中に移動物体が入力したら、移動物体の検知と判定する
ことにより同様に最適画像取込みが可能となる。
〔作用〕 ITVカメラから入力した画像をある閾値で“0”と
“1”に2値化し、この“0”(あるいは“1”)の画
素数をカウントし、この画素数が所定の値より小さい
(あるいは大きい)時を移動物体の検知とする従来の手
法では、急激な照明変化や移動物体の影を移動物体の検
知タイミングと誤ってしまう。これを画像強調手段を設
けて処理すると、第2図のように影24があっても
(b)図のように、ほとんど情報は少なく、また、物品
上のマーク(数字)の部分、及び物品の輪郭は情報量が
多く抽出される。(21)。したがって、このような画
像強調手段を用いると前述したような移動物体の誤検知
をすることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例をコンベア上に載せられた移動
物体の検査等に適用し、以下詳細に説明する。
第1図のようにITVカメラ10はコンベア11に対し
垂直に高さHの位置に設置する。そして、このITVカ
メラの視野角を2φとすると次式のような関係が成立す
る。
L=2Htanφ 具体例としてφ=8°,H=1m,コンベア11の移動
速度V=1m/secとすると、移動物体がITVカメラ
の視野内を通過するのに要する時間tは、 t=L/V=2×1×tan8°=280msecとなる。
一方、ITVカメラ(ノンインタレース走査)で撮影す
る場合、1枚の画像を得るのにT=1/60秒要する。
すなわち前記条件で移動物体を連続に撮影した場合約1
7枚の画像が得られることになる。したがって、この得
られる1枚1枚の画像を取込むと共に画面内に移動物体
が入力したか否かを何らかの手法で調べれば移動物体の
検知が可能となる。この場合、前述したように特願昭59
-98428号記載のように単に画面全体の明るさ変化に着目
したのでは、照明変化や影に弱い。
そこで、第2図のようにコンベア11と移動物体20の
境界および、物体に記されているマーク(数字)23は
コントラストが強いことに着目して、画像を強調する手
段を用い、たとえば微分処理すると、物品の境界や数字
の輪郭はかなり情報量が多く逆にそれ以外の領域は少な
い。この処理では、影24を強調してもほとんど影の部
分の情報は少ないため、この影響を除去することができ
る。
このように、入力した画像を強調してその変化量を調べ
ることにより移動物体の検知が可能となる。この変化量
を求める具体的パラメータとしては、たとえば、微分値
の平均濃度や最大濃度がある値以上なら移動物体の検知
とする方法や、微分値がある値以上の領域の数(画素
数)がある値より多いときを移動物体の検知とする方法
などが考えられる。第3図には微分値がある値以上の画
素数で判定する場合の具体的処理フローを示す。まず、
最初にITVカメラ10からの画像を入力し(31)、
その画像に対し微分処理を行う(32)。このときの微
分のオペレータは第4図のようなパターンが考えられ、
横稿模様の多い移動体なら(a)のように縦方向を強調
し、逆に縦稿模様なら(b)のように横方向を強調する
微分を行えば良い。又、ランダムな模様の場合は(c)
や(d)のような微分を行えばよい。いずれにしても、
移動物体と背景とで大きく差がつくような微分オペレー
タとすることが移動物体を検知しやすい。
以上のような微分処理を行った後に、この微分画像に対
し、あらかじめ決められた値より高い微分値を取り出す
ための2値化を行う(33)。この2値化処理はたとえ
ば、決められた明るさより高い濃度を“1”,低い濃度
を“0”とする処理とする。この後に2値画像の“1”
の値をカウントし(34)、この画素数がある値以上な
ら移動物体がITVカメラの視野内40に入っていると
判断し、少ないときは移動物体はまだ視野内に入ってい
ない、あるいは入りかけていると判断して、再度次の画
像を取込み同様な処理を繰り返す。移動物体が視野内に
あると判断したら、その画像に対し、何らかの認識処理
36を実行する。
ところで、通常の対象物なら上記手法で検知可能である
が、第5図のように対象物に処理対象の数字とそれ以外
のマークが混在するような場合、全画面を微分してその
結果より移動物体が入力したか否かを判断したのでは
(b)図のような状態を最適な位置と誤って判断してし
まい文字を読取ることはできない。そこで、移動物体の
速度があらかじめ知られている場合は、(b)図の状態
からある時間経過した時の画像を取込むことにより最適
画像を得ることができる。一方、移動物体の速度がラン
ダムな場合は、(c)図のように、微分値が高い領域の
大きさを求める位置を進行方向の前方の方(図では上か
ら下へ移動物体20が移動するので、画面40下方)に
処理領域50を限定して処理することにより最適な画像
を得ることができる。
<処理の高速化> 第3図に示した処理フローの処理時間は、全画面の大き
さを水平256×垂直256画素として、画像入力か
ら、“1”の数をカウントするまでに各処理を16mse
cで処理すると16×4=64msec必要である。前述し
たコンベアの具体例では、1画面の視野を通過するのに
280msecであるので約4回の取込判定処理を実施で
きる。しかしながら、更に移動物体の移動速度が増すと
最適な画像を得ることができなくなる。すなわち、移動
速度が増すと、1回の取込判定が終り、次の画像を取込
んだ時はすでに対象となる移動物体は通過してしまって
いる場合が生じる。そこで、第6図に示すように、IT
Vカメラ10から画像入力回路61により入力した画像
を空間積和演算回路62で微分し、この微分画像を2値
化回路63で2値化し、更にこの2値画像に対し“1”
の画素数をカウントするヒストグラム回路64を介して
移動物体の検知を判定する回路65をパイプライン構成
とすることにより約16msecで1回の取込判定を実行
できる。又、第5図(c)のように任意の領域だけを処
理対象として取込判定を行う場合は、第7図のように処
理領域設定回路71,72を設けたブロック構成とし、
処理フローを第8図のようにすることにより実施でき
る。すなわち、処理領域設定回路71で画像を取込む領
域ウインドウ1を設定して画像を取込み、この領域のう
ち微分値の高い領域を求める領域ウインドウ2を設定し
て微分処理,2値化,判定処理を行う。移動物体が入力
していなければ上記処理を繰り返すが、移動物体が入力
していれば、上記で設定したウインドウを解除して画像
を取込む。このような処理であれば、第7図のようなパ
イプライン構成の処理回路でなくても約16msecで取
込判定を実施できる(ただし、ウインドウの大きさにも
よる)。
以上のような構成あるいは処理方法により、1回の取込
判定処理が高速になり、移動物体がかなり高速でも確実
に最適な画像を取込むことができる。
<ITVカメラが複数台のときの処理> 移動物体を撮影する場合、その物体の大きさと、認識対
象の大きさ、およびITVカメラの解像度から複数台の
ITVカメラを用いる必要が生じてくる。
第9図に3台のITVカメラで物体20を撮影している
状態を示すが、認識対象91が各カメラの視野に入力す
るまで取込判定を行う。今、各カメラの視野の大きさを
280mm四方とすると、移動方向に280mm移動物体が
移動する時間は移動速度を1m/secとすると280ms
ecとなる。すなわち、最底でも280msecのうちに3
台のITVカメラの画像92,93,94を処理して次
の画像を得る必要がある。前述した処理の高速化手法を
用いれば各画像ごとに16msecで判定は終了するの
で、280mmを移動する間に3画面を1処理とする判定
を6回程度実施できるので、複数台のITVカメラで
も、これまで述べた取込判定を実現できる。具体的実施
例を第10図に示す。まずn台(第9図では3台)のI
TVカメラから画像を取込む。この場合の画像取込方法
は第11図(a)に示すように、順次カメラ切換器11
1でカメラを切り換えその画像をA/D変換器112を
介して複数枚の画像メモリ113に取込む方法や、
(b)図のように各カメラにA/D変換器112と画像
メモリ113を接続して同時に取込む方法が考えられ
る。
次に、入力した画像に対し1〜nの順番に前述した取込
判定処理を実施し(103)全ての画像中に物体が入力
していないと判定した場合は再度画像を入力し同様な処
理を繰り返す。逆に物体が入力していると判定した画像
が1枚でもあれば、認識対象91が最適な位置に入るま
で時間待ち(106)を経て、全てのITVカメラから
画像を取込む(107)。
ここで、時間待ち(106)が必要ない場合は取込判定
に用いた画像を最適画像として処理すればよい。
このような処理にすることにより、複数台のカメラで画
像を取込む場合でも最適画像を取込める。当然ながら、
画面の境界に対象とするラベル91が位置しないことが
知られているなら、物体が入力していると判定した画像
だけを処理対象として以下処理すれば良い。
<ノイズ対策> 実際に上述した処理を行うと、対象によっては微分した
画像にノイズが多く表われる場合がある。たとえば、全
体的にコントラストの悪い画像を扱う場合、微分した画
像は移動物体のラベルなどを強調するとともに、背景も
かなり強調される。このため、実際には、移動物体が入
力していないにもかかわらず、ノイズによって誤って進
入検知と判断する場合がある。
このように影響を除去するため、第13図に示すような
フローで移動物体の検知を行う。すなわち、取込判定毎
に入力した画像131を平滑化する(132)。この平
滑化処理はたとえば、第14図のような空間積和演算の
オペレータで実行する。次に、これまで述べてきた微分
処理133を実行し、これを2値化する(134)。こ
こで2値画像に対し孤立点ノイズが多ければそのノイズ
除去を施し(135)、この結果の“1”の画素数をカ
ウントする(136)。その画素数が閾値より多ければ
物体検知と判断し、少なければ再度画像を取込む(13
7)。
このような処理にすることにより、ノイズの発生しやす
い画像であっても誤検知することなく、最適な画像を取
込める。
以上述べた処理方法はソフトウエアでもハードハエアで
も実現できるが、移動速度が速くなるとハードウエア化
された各処理回路が必要である。この処理回路は一般に
知られている画像処理装置と何ら変わらず、実現は容易
である。
また、前述した各処理方法はそれぞれの特徴を組み合わ
せても別の効果が表われるもので、種々の応用に適用で
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、移動物体の最適画像取込みが何らかの
センサを用いることなく、ITVカメラで取込んだ画像
情報だけで処理でき、しかも、照明の変化や移動物体の
影あるいはノイズなどに強く、誤判定することが少な
い。又、複数台のカメラを用いて画像を取込む場合にも
同様に適用でき、更に高速な処理手法とすることによ
り、かなりの移動物体の移動速度でも十分適用できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカメラ設置例を示す図、第2図は微分
処理の例を示す図、第3図は本発明の処理概要を示す
図、第4図は微分処理のオペレータ例、第5図は特殊な
対象の場合の画像例及び処理例、第6図及び第7図は本
発明の処理高速化の例、第8図はウインドウ処理含めて
処理概要を示す図、第9図は複数台のITVカメラで撮
影する場合を説明する図、第10図は複数台のITVカ
メラで物体検知する場合の処理概要を示す図、第11図
及び第12図は複数台のITVカメラから画像を取込む
方法を示す図、第13図は物体検知のノイズ除去を含ん
だ処理概要を示す図、第14図は平滑化処理のオペレー
タ例、第15図,第16図,第17図は従来例を示す図
である。 10…ITVカメラ、20…移動物体、61…画像入力
回路、62…空間積和演算回路、63…2値化回路、6
4…ヒストグラム回路、65…判定回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ITVカメラより得られる撮像信号をA/
    D変換器を介して濃淡画像メモリへ取込む画像入力回路
    と、該濃淡画像メモリの画像を微分処理や平滑化処理な
    どを実行する空間積和演算回路と、濃淡画像メモリの画
    像を2値化する2値化回路と、該2値化回路で得られた
    “1”(あるいは“0”)のデータの画素数を計数する
    ヒストグラム回路とを有する画像処理装置において、上
    記画像取込回路で入力した画像を空間積和演算回路で微
    分し、該微分画像を所定のしきい値で2値化し、該2値
    化データのうち“1”あるいは“0”のデータの画素数
    を上記ヒストグラム回路で求め、該画素数が所定のしき
    い値より大きい(あるいは小さい)ときを移動物体がI
    TVカメラの撮像視野内に入力したと判断し、逆の場合
    は再度画像入力回路より画像を取込み同様に繰り返し処
    理を行うことを特徴とする移動物体の検知方法。
  2. 【請求項2】特許請求範囲第1項において、濃淡画像の
    頻度分布を求める濃淡ヒストグラム回路を設け、前記微
    分した画像のうち所定のしきい値より明るい画素の頻度
    を上記濃淡ヒストグラム回路で求め、上記しきい値より
    明るい画素の総和が、所定のしきい値より大きい(ある
    いは小さい)ときを移動物体が撮像視野内に入力したと
    判断することを特徴とする移動物体の検知方法。
  3. 【請求項3】特許請求範囲第1項において、所定の大き
    さの処理領域を設定する手段を設け、該設定した領域だ
    けについて前記移動物体の進入検知処理を行うことを特
    徴とする移動物体の検知方法。
  4. 【請求項4】特許請求範囲第1項において、複数台のI
    TVカメラで対象を撮影し、それぞれ画像メモリに取り
    込むとともに、各画像メモリに対して前記移動物体の進
    入検知処理を行い、少なくとも1つの画像を移動物体検
    知と判定したときを全体の物体検知と判断し、既に入力
    している全画像あるいは物体検知した画像だけ、又は、
    ある時間経過して再度画像を全てあるいは物体検知と判
    断したITVカメラだけについて入力した画像を最適な
    画像として処理対象とすることを特徴とする移動物体の
    検知方法。
  5. 【請求項5】特許請求範囲第1項において、1画素ある
    いは、2,3画素程度の比較的小さい孤立点ノイズを除
    去するノイズ除去回路を設け、画像入力回路より入力し
    た画像を空間積和演算回路で平滑化し、更に該平滑化画
    像を微分し、該微分画像を所定のしきい値で2値化し、
    該2値画像を上記ノイズ除去回路によりノイズを除去
    し、該2値画像のうち“1”あるいは“0”のデータの
    画素数を前記ヒストグラム回路で求め、取込判定のノイ
    ズ除去を実施することを特徴とする移動物体の検知方
    法。
JP61156062A 1986-07-04 1986-07-04 移動物体の検知方法 Expired - Fee Related JPH067171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156062A JPH067171B2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04 移動物体の検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156062A JPH067171B2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04 移動物体の検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312987A JPS6312987A (ja) 1988-01-20
JPH067171B2 true JPH067171B2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=15619472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61156062A Expired - Fee Related JPH067171B2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04 移動物体の検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH067171B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280747A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Supankuriito Seizo Kk 梁構造
JPH02292428A (ja) * 1989-04-30 1990-12-03 Kudan Kenchiku Kenkyusho:Kk 現場打設コンクリート充填型pc梁
JP2768153B2 (ja) * 1992-07-27 1998-06-25 株式会社大林組 折曲げ式半pc梁型枠
TW202305740A (zh) * 2021-06-17 2023-02-01 日商新唐科技日本股份有限公司 物體檢測裝置、物體檢測方法及程式
EP4357814A1 (en) * 2021-06-17 2024-04-24 Nuvoton Technology Corporation Japan Object detecting device, object detecting method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6312987A (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0736001B2 (ja) びんの欠陥検査方法
JPH08145906A (ja) 被検査面の欠陥検査方法およびその装置
JPH067171B2 (ja) 移動物体の検知方法
JPH09288060A (ja) 移動体画像の取込方法と装置
JP5346304B2 (ja) 外観検査装置、外観検査システムおよび外観検査方法
JP2693586B2 (ja) 画像識別・追尾装置
JP3044951B2 (ja) 円形容器内面検査装置
JPH04147045A (ja) 表面検査装置
JPH0711414B2 (ja) ガラスびんの偏肉検査方法
JPH11101750A (ja) 異物検出方法
JPH09161056A (ja) 円形容器内面検査方法
JPH09178427A (ja) 画像位置計測方法
JPH07296166A (ja) 混雑度検出装置
JP2982287B2 (ja) 文字列検出方法、文字列検出装置、文字列読取方法及び文字列読取装置
JPS6211984A (ja) 画像2値化方式
JPS58129888A (ja) 円形端面の位置検出装置
US8428339B2 (en) System and method for alignment and inspection of ball grid array devices
JPH0645845Y2 (ja) 表面平滑度自動検査装置
JPH0760459B2 (ja) コ−ナ検出装置
JP3552419B2 (ja) 物体の認識方法
JP2959017B2 (ja) 円形画像判別方法
JPS60241387A (ja) 画像処理装置
JPH0713836B2 (ja) 2値化回路
JPH04294260A (ja) 印刷パタ−ン品質検査装置
JP2002039948A (ja) 外観検査装置及び外観検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees