JPH05126633A - 媒体読取装置 - Google Patents

媒体読取装置

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JPH05126633A
JPH05126633A JP3291402A JP29140291A JPH05126633A JP H05126633 A JPH05126633 A JP H05126633A JP 3291402 A JP3291402 A JP 3291402A JP 29140291 A JP29140291 A JP 29140291A JP H05126633 A JPH05126633 A JP H05126633A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、透過型センサを用いて紙葉状の媒
体を光学的に読み取る装置に関し、媒体片がセンサ内に
残留した場合であっても光センサの経年変化分を正しく
補正することが可能となる装置の提供を目的とする。 【構成】 発光素子10の整列した発光部12と受光素
子14の整列した受光部16とが対向して配置され、発
光部12と受光部16との間に挿入された媒体18を各
発光素子10の出力光が透過して対応の受光素子14に
与えられる光センサ20と、発光部12と受光部16と
の間へ媒体18が挿入されているときに、各受光素子1
4からの出力信号の値を取り込む手段22と、発光部1
2と受光部16との間へ媒体18が挿入されていないと
きに、各受光素子14から出力された信号の値が同無媒
体時の許容値に達していない異常な受光素子14の個数
を求める手段24と、各発光素子10の発光量を補正す
る手段26と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次元の透過型センサ
を用いて紙葉状の媒体を光学的に読み取る装置に関す
る。
【0002】紙幣や証券の取り引きに使用される自動機
では、投入された紙幣,証券の全体を微小分割した各領
域の濃淡がこの種の装置で測定されており、投入の紙
幣,証券が正規なものであるか否かがその測定結果を用
いて判断されている。
【0003】
【従来の技術】投入された媒体(紙幣や証券)は自動機
内部を搬送され、光センサへ送られる。その光センサに
は発光素子が整列した発光部と受光素子が整列した受光
部が設けられており、発光部と受光部との間を投入の媒
体が搬送される。
【0004】そして、各発光素子の出力光は媒体を透過
して対応の発光素子で受光され、各受光素子の出力信号
はA/D変換されて媒体の模様濃度を階調で表現するデ
ジタルデータとされる。
【0005】自動機においては、これらのデータが基準
媒体の対応したデータと各々比較されており、その比較
結果により、投入媒体が正規なものであるか否かが判断
されている。
【0006】ところが、光センサの各発光素子は経年変
化で劣化する。そこで従来においては、以下のようにし
て光センサの発光量を制御して同センサの経年変化分が
吸収されていた。
【0007】図9において、受光量Dは発光部と受光部
との間に媒体が存在していない場合で発光部が発光して
いないときに受光部が出力した値(受光量オフセット)
を示しており、発光量を増加させると、受光部の出力は
受光量Aから特性900で急峻に立ち上がり、B点で飽
和する。
【0008】また、発光部と受光部との間に媒体が存在
している場合、受光部の出力は発光量の増加とともに受
光量Aから同図の特性902で緩やかに立ち上がり、C
点で飽和する。
【0009】製品の出荷時には、以上の特性900,9
02が受光部の全受光素子について測定されて内部メモ
リに書き込まれ、同図のダイナミックレンジ[D,E]
を確保できる光量が得られるよう各発光素子の発光量が
定められる。
【0010】そして実際の運用時には、ユーザが媒体を
投入する直前に媒体の存在していない状態で各受光素子
の特性904が測定される。次いで、出荷時の無媒体特
性900が全て読み出されて対応した無媒体特性904
と比較され、運用時の無媒体特性904が出荷時の無媒
体特性900から劣化した割合が各受光素子について求
められる。
【0011】さらに、媒体が発光部と受光部との間に存
在している状態で出荷時に測定された各受光素子の特性
902が読み出され、これらと無媒体時に測定された特
性9904の劣化割合とにより、運用時に発光部と受光
部との間へ媒体が搬送されたときにおける各受光素子の
特性906が予測される。
【0012】すなわち、特性904が特性900よりあ
る割合だけ傾斜していた場合には、特性906も特性9
02より同様な割合だけ傾斜していることを前提として
実運用時の各受光特性906が推定される。
【0013】これらの特性906となるように各発光素
子の発光制御が行われると、出荷時の飽和点Cが運用時
に移動して飽和点Fとなり、その結果、出荷時と全く同
一なダイナミックレンジ[D,E]が運用時において常
に得られる。
【0014】したがって、光センサの劣化にもかかわら
ず、媒体透過濃度の検出を正確に行なえ、このため、投
入された媒体の透過模様が正規なものであるか否かを常
に精度良く判定することが可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】発光部と受光部の間に
媒体片が何らかの原因で残留した場合、無媒体時の特性
904が残留の媒体片でほぼ特性902まで大きく傾斜
する。
【0016】したがって、無媒体特性904から予測さ
れる特性906も大きく傾いて飽和点Fは出荷時の飽和
点から図9の右側へ遠く離れた位置に移動する。このた
め、上記の発光量制御が誤って行なわれ、その結果、必
要なダイナミックレンジを確保するために媒体片残留部
分の発光量が極めて多くなる。
【0017】本発明は、上記従来の事情に鑑みて為され
たものであり、その目的は、媒体片がセンサ内に残留し
た場合であっても光センサの経年変化分を正しく補正す
ることが可能となる装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明にかかる装置は図1のように構成されてお
り、同図の装置は、発光素子10の整列した発光部12
と受光素子14の整列した受光部16とが対向して配置
され、発光部12と受光部16との間に挿入された媒体
18を各発光素子10の出力光が透過して対応の受光素
子14に与えられる光センサ20と、発光部12と受光
部16との間へ媒体18が挿入されているときに、各受
光素子14から出力された信号の値を取り込む媒体画像
取込手段22と、発光部12と受光部16との間へ媒体
18が挿入されていないときに、各受光素子14から出
力された信号の値が同無媒体時の許容値に達していない
異常な受光素子14の個数を求める異常素子数算出手段
24と、算出された個数が予め設定されていた個数に達
していたときに、各発光素子10の発光量を補正する発
光量補正手段26と、を備えている。
【0019】また第2発明にかかる装置は図2のように
構成されており、同図の装置は、発光素子10の整列し
た発光部12と受光素子14の整列した透過受光部16
とが対向配置され、受光素子28の整列した反射受光部
30が発光部12と並列配置され、発光部12と透過受
光部16との間に挿入された媒体18を各発光素子10
の出力光が透過して透過受光部16の対応する受光素子
14に与えられ、該媒体18で反射した各発光素子10
の出力光が反射受光部30の対応する受光素子28に与
えられる光センサ32と、発光部12と透過受光部16
との間へ媒体18が挿入されているときに、透過受光部
16の各受光素子14から出力された信号の値を取り込
む媒体画像取込手段34と、発光部12と透過受光部1
6との間に媒体18が挿入されていないときに、透過受
光部16の各受光素子14から出力された信号の値が同
無媒体時の許容値に達していない異常な受光素子14を
特定する異常素子特定手段36と、異常と特定された受
光素子14に対応する反射受光部30の受光素子28か
ら出力された信号の値を調べて媒体片が発光部12と透
過受光部16との間に残留しているか否かを判断する媒
体片残留有無判断手段38と、媒体片が発光部12と透
過受光部16との間に残留していなかったときに、異常
と特定された発光素子10の発光量を補正する発光量補
正手段40と、を備えている。
【0020】
【作用】第1発明,第2発明においては、光センサ2
0,32で検出された媒体18の透過像が媒体画像取込
手段22,34に取り込まれる。
【0021】第1発明では、光センサ20に媒体片が残
留している場合には異常な受光素子14の数が少ないも
のと考えられるので、無媒体時の受光出力(特性90
4)が異常となる受光素子14の数が多い場合には、そ
れらの異常が光センサ20の劣化によるものと判断さ
れ、光センサ20の発光量が補正される。
【0022】また第2発明では、媒体18で反射した発
光部12の出力光が与えられる反射受光部30が設けら
れており、無媒体時の出力(特性904)から異常な透
過側受光素子14が特定されると、それらの異常な受光
素子14と対応した反射側受光素子28の出力値が調べ
られる。
【0023】このときの異常が光センサ32に残留の媒
体片を原因としていた場合には残留片部分における反射
側受光素子28の受光量は媒体18が光センサ32へ挿
入されていたときとほぼ同一で多く、また、光センサ3
2の劣化による場合にはわずかとなる。
【0024】したがって、異常な受光素子14と対応し
た反射側受光素子28の出力値を調べることにより、媒
体片の残留有無を明確に判別できる。このため、上記の
異常が光センサ32の劣化を原因としていた場合(媒体
片が光センサ32内に残留してなかった場合)に、その
センサ32の発光量が補正される。
【0025】
【実施例】図3には実施例の全体構成が示されており、
自動機内へ投入された媒体18は同図の光センサ42に
搬送される。
【0026】この光センサ42の出力は増幅部44で増
幅されてA/D変換部46でデジタルデータへ変換され
てからセンサ補正部48に与えられており、記憶部50
に予め書き込まれていた出荷時のセンサ特性とデジタル
変換されたデータで示される運用時のセンサ特性とがセ
ンサ補正部48において比較される。
【0027】センサ補正部48ではこのときの比較結果
から光センサ42に劣化が生じているか否か、光センサ
42内に媒体片が残留しているか否かが判断され、その
判断結果に応じたセンサ発光量の制御目標値(本実施例
においては、センサ劣化時に図9の特性906、媒体片
の残留時及びセンサ正常時には同図の特性902)が記
憶部52へ書き出される。
【0028】さらに、記憶部52へ書き出された値は中
央処理装置54にセンサ補正部48を介して読み出さ
れ、この値に光センサ42の発光量が中央処理装置54
で制御される。
【0029】なお、光センサ42へ媒体18が搬送され
てセンサ発光量が制御されているときにA/D変換部4
6で得られたデジタルデータは、媒体18の透過模様が
正規なものであるか否かを判定する別の回路へ出力され
る。
【0030】図4には本実施例で使用される光センサ4
2の構成が示されており、同図のように光センサ42は
発光素子56が整列した発光部58と受光素子60が整
列した受光部62で構成されている。
【0031】そして、各発光素子56の発光面と受光素
子60の受光面が対向しており、両者間に搬送された媒
体18を透過した各発光素子56の出力光は対応の受光
素子60に入射する。
【0032】図5では本実施例の作用がフローチャート
を用いて説明されており、媒体18の投入されることが
確認されると、媒体18が発光部18,受光部62間に
存在していない状態で、全受光素子60の出力がデジタ
ルデータに変換されてセンサ補正部48へ入力され、図
9の無媒体特性904が各受光素子60について求めら
れる(ステップ500)。
【0033】そして、記憶部50から図9の無媒体特性
900がセンサ補正部48へ全て読み出され、各受光素
子60について両特性900,904が比較される(ス
テップ502)。
【0034】このときに運用側特性904の全てが対応
した出荷時側特性900から一定の割合(5%)を差し
引いたものに達していた場合には、それら受光素子60
(光センサ42)に劣化が生じていない旨の判断が行な
われて光センサ42の発光量補正を行われない旨が決定
される(ステップ504)。
【0035】さらに、出荷時に媒体存在状態で測定され
て記憶部50に書き込まれていた図9の特性902が同
記憶部50から読み出され、記憶部52へそのまま書き
出される(ステップ506)。
【0036】また、出荷時の無媒体特性900から一定
の割合(5%)を差し引いたものに達していない特性9
04が確認された場合には、その異常な特性904とな
った受光素子60の数(×)がカウントされ(ステップ
508)、これらの合計数が予め定められた数(全数=
NでN/3)に収まるか否かが判断される(ステップ5
10)。
【0037】その際に異常特性(904)の受光素子数
が規定の数に収まっていることが確認されると(ステッ
プ510でYES)、経年変化によるセンサ劣化が一様
に進行することから、これらの異常が媒体片の残留によ
るものと判断される(ステップ512)。
【0038】したがって、前述したセンサ発光量の補正
を行わない旨が決定され(ステップ504)、記憶部5
0に書き込まれていた図9の特性902(出荷時のも
の)が記憶部52へそのまま書き出される。
【0039】これに対し、異常特性904となった受光
素子60の数が規定の数に収まらなかった場合には(ス
テップ510でNO)、それらの異常がセンサ劣化によ
るものと判断されて図9の特性906が全ての発光素子
56について求められ(ステップ514)、記憶部52
へ書き出される(ステップ516)。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、光
センサ42の劣化が一様に進行することに着目して媒体
片が光センサ42内に残留しているか否かが調べられ、
媒体片の残留が確認されると、センサ発光量の補正が行
われないので、その補正を常に正しく行なえる。
【0041】したがって、受光入力のダイナミックレン
ジを確保するためにセンサ発光量を誤って大きく増加さ
せることはなく、このため、媒体片の残留による発光部
58の劣化進行を回避することが可能となり、また、投
入された媒体18の透過模様を安定して忠実に表現する
ことが可能となる。
【0042】図6には他の光センサ42が示されてお
り、この光センサ42では媒体18の上側と下側に発光
部58と受光部62が各々設けられ、同図の図7(A)
のように光透過型のセンサ及び光反射型のセンサとして
使用される(上記の実施例は光透過型のセンサとしての
み機能していた)。
【0043】しかも、媒体18の表裏両面からの読み取
りを同時に行なえ、このため、透過模様と反射模様が得
られる。したがって、自動機は媒体18の正規性をより
厳密にチェックすることが可能となる。
【0044】図8ではこの光センサ42を使用した大型
な装置の場合の作用がフローチャートを用いて説明され
ており、運用時の無媒体特性904が図7(B)のよう
に異常となった透過側の受光素子60の存在が確認され
ると(ステップ502)、これと対応した反射側の受光
素子60の受光量特性が調べられる(ステップ80
0)。
【0045】図7(C)には光反射型センサの受光量特
性が各々示されており、光センサ42内に媒体片が残留
していた場合、運用時の無媒体特性904が異常と認め
られた透過側の受光素子60に対応する反射側の受光素
子60から出力の信号値が明らかに大きなものとなる。
【0046】すなわち、残留の媒体片部分における反射
側受光素子28の受光量は媒体18が光センサ32へ挿
入されていたときとほぼ同一で多く、また、光センサ3
2の劣化による場合にはわずかとなる。
【0047】そこで、出荷時に光センサ42へ媒体18
が挿入されて図7(C)の特性700が測定されてお
り、記憶部50へこの媒体挿入時の特性700が予め書
き込まれている。
【0048】そして、対応した透過側受光素子60の受
光特性(904)が異常と認められたときにこの特性7
00が読み出され、上述のようにして調べられた反射側
受光素子60の特性と比較される(ステップ802)。
【0049】このときに、反射側受光素子60の受光特
性が出荷時の特性700と一致していることが確認され
ると、透過光量の減少した異常が光センサ42に残留し
た媒体片によるものと判断され(ステップ512)、し
たがって、その部分に関する発光量の補正は行なわない
旨が決定される(ステップ504)。
【0050】また、透過光量の減少した異常が光センサ
42に残留の媒体片によるものでないことが上記の比較
結果から確認されると、前述と同様な発光量の補正が行
われる(ステップ514)。
【0051】以上のように、光センサ42が反射型のも
のとしても機能できる大型な装置の場合には、その機能
を使用してセンサ42内に残留した媒体片を直接的に検
出できる。したがって、無媒体時に受光量が低下した異
常の原因が光センサ42の劣化によるものか、媒体片の
残留によるものかを明確に識別することが可能となる。
【0052】なお、これに前述した簡易センサ(図4の
光センサ42)における処理(図5参照)を併用するこ
とで、光センサ42の発光量が媒体片の残留で補正され
る誤りを完全に回避することが可能となる(処理時間が
許される場合に限る)。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
センサに残留した媒体片を確認できるので、その残留に
もかかわらず、センサ発光量の補正を常に正しく行な
え、したがって、センサ発光量を誤って大きく増加させ
ることはない。このため、媒体片による発光部の劣化進
行を回避することが可能となり、また、投入された媒体
の透過模様を安定して忠実に表現することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図である。
【図2】第2発明の原理説明図である。
【図3】第1実施例の全体構成説明図である。
【図4】第1実施例における光センサの構成説明図であ
る。
【図5】第1実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図6】第2実施例における光センサの構成説明図であ
る。
【図7】第2実施例における光センサの作用説明図であ
る。
【図8】第2実施例の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図9】従来における光センサ補正の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
18 媒体 42 光センサ 44 増幅部 46 A/D変換部 48 センサ補正部 50 記憶部 52 記憶部 54 中央処理装置 56 発光素子 58 発光部 60 受光素子 62 受光部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子(10)の整列した発光部(1
    2)と受光素子(14)の整列した受光部(16)とが
    対向して配置され、発光部(12)と受光部(16)と
    の間に挿入された媒体(18)を各発光素子(10)の
    出力光が透過して対応の受光素子(14)に与えられる
    光センサ(20)と、 発光部(12)と受光部(16)との間へ媒体(18)
    が挿入されているときに、各受光素子(14)から出力
    された信号の値を取り込む媒体画像取込手段(22)
    と、 発光部(12)と受光部(16)との間へ媒体(18)
    が挿入されていないときに、各受光素子(14)から出
    力された信号の値が同無媒体時の許容値に達していない
    異常な受光素子(14)の個数を求める異常素子数算出
    手段(24)と、 算出された個数が予め設定されていた個数に達していた
    ときに、各発光素子(10)の発光量を補正する発光量
    補正手段(26)と、 を備えた、ことを特徴とする媒体読取装置。
  2. 【請求項2】 発光素子(10)の整列した発光部(1
    2)と受光素子(14)の整列した透過受光部(16)
    とが対向配置され、受光素子(28)の整列した反射受
    光部(30)が発光部(12)と並列配置され、発光部
    (12)と透過受光部(16)との間に挿入された媒体
    (18)を各発光素子(10)の出力光が透過して透過
    受光部(16)の対応する受光素子(14)に与えら
    れ、該媒体(18)で反射した各発光素子(10)の出
    力光が反射受光部(30)の対応する受光素子(28)
    に与えられる光センサ(32)と、 発光部(12)と透過受光部(16)との間へ媒体(1
    8)が挿入されているときに、透過受光部(16)の各
    受光素子(14)から出力された信号の値を取り込む媒
    体画像取込手段(34)と、 発光部(12)と透過受光部(16)との間に媒体(1
    8)が挿入されていないときに、透過受光部(16)の
    各受光素子(14)から出力された信号の値が同無媒体
    時の許容値に達していない異常な受光素子(14)を特
    定する異常素子特定手段(36)と、 異常と特定された受光素子(14)に対応する反射受光
    部(30)の受光素子(28)から出力された信号の値
    を調べて媒体片が発光部(12)と透過受光部(16)
    との間に残留しているか否かを判断する媒体片残留有無
    判断手段(38)と、 媒体片が発光部(12)と透過受光部(16)との間に
    残留していなかったときに、異常と特定された発光素子
    (10)の発光量を補正する発光量補正手段(40)
    と、 を備えた、ことを特徴とする媒体読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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