JP3332956B2 - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP3332956B2 JP18039192A JP18039192A JP3332956B2 JP 3332956 B2 JP3332956 B2 JP 3332956B2 JP 18039192 A JP18039192 A JP 18039192A JP 18039192 A JP18039192 A JP 18039192A JP 3332956 B2 JP3332956 B2 JP 3332956B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣識別用センサのリ
ニア特性が変動して不良状態となった場合でもその補正
を行なうことによって、常に正確な紙幣識別を安定して
実現するようにした紙幣識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来紙幣の真偽、金種等を識別する場
合、所定通路又は搬送路を紙幣が一定条件で通過するよ
うに規制し、通過する紙幣の所定範囲を光学的に又は磁
気的に読取るようになっている。図7は紙幣識別装置の
一例(特開平2−158895号)を示しており、紙幣
の模様に応じた電気信号を得るセンサ1が設けられてお
り、センサ1の検出出力は増幅器2で増幅されて、その
後にA/D変換器3でデイジタル値に変換される。デイ
ジタル値に変換された検出出力は判定手段4に入力さ
れ、予め設定手段5に記憶されている基準値と比較さ
れ、その比較によって異常と判定された場合は報知器6
よりアラームを出力するようになっている。また、セン
サ1は発光ダイオード1aとホトダイオード1bとで成
っており、紙幣は発光ダイオード1aとホトダイオード
1bとの間を通過するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような紙幣識別
装置のセンサ1の特性は、正常時には図8の(A)に示
すようなリニア特性を有しており、紙幣の模様に対して
例えば図8(B)に示すような画像データ出力となる。
そして、センサ1の経年変化等でその特性が変化し、図
9(A)に示すようにリニア特性が不良状態になると、
その画像データは同図(B)のようになり、紙幣模様が
基準データに対して歪んでしまい誤識別の原因となって
いた。従来はこのようなセンサ変動に対する診断機能は
なく、障害が発生した場合には装置ダウンとなってい
た。
【0004】本発明は上述の如き事情よりなされたもの
であり、本発明の目的は、センサのリニア特性が変動し
て不良状態となった場合でもその補正を行なうことによ
って常に正確な紙幣識別を実行することで、信頼性の高
い識別を行なう紙幣識別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は紙幣に光を照射
する発光手段と、前記紙幣の透過光若しくは反射光を受
光して信号を出力する受光手段とを有するセンサを備
、前記受光手段の出力を入力データとし、この入力デ
ータに基づいて前記紙幣の識別を行なう紙幣識別装置に
関するもので、本発明の上記目的は、紙幣に光を照射す
る発光手段と、前記紙幣の透過光若しくは反射光を受光
して信号を出力する受光手段とを有するセンサを備え
前記受光手段の出力を入力データとし、この入力データ
に基づいて前記紙幣の識別を行なう紙幣識別装置であっ
て、前記発光手段が発光する発光量を複数種の発光量に
変化調整することができる発光量調整制御手段と;前記
発光量調整制御手段で変化調整した複数種の各発光量に
対応する前記受光手段の出力を前記センサのリニア特性
の計測情報として記憶する入力データ記憶手段と;前記
発光手段が発光する複数種の発光量に対応して、前記受
光手段が出力すべき直線状の受光出力を予め記憶するリ
ニア基準テーブル記憶手段と;前記入力データ記憶手段
に記憶された内容と前記リニア基準テーブル記憶手段の
内容とを比較し、前記直線状の受光出力に対する前記受
光手段の出力のずれ量が予め定められた値以内であるか
否かを判定して前記センサのリニア特性の不良状態を判
別するリニア異常判別手段と;前記リニア異常判別手段
の判別結果に基づいて異常を報知する報知手段とを具備
することによって達成される。
【0006】また、前記発光手段が発光する発光量を複
数種の発光量に変化調整することができる発光量調整制
御手段と;前記発光量調整制御手段で変化調整した複数
種の各発光量に対応する前記受光手段の出力を前記セン
サのリニア特性の計測情報として記憶する入力データ記
憶手段と;前記発光手段が発光する複数種の発光量に対
応して、前記受光手段が出力すべき直線状の受光出力を
予め記憶するリニア基準テーブル記憶手段と;前記入力
データ記憶手段に記憶された内容と前記リニア基準テー
ブル記憶手段の内容とを比較し、前記直線状の受光出力
に対する前記受光手段の出力のずれ量を補正値として記
憶するリニア補正テーブル記憶手段と;紙幣識別の際
に、前記受光手段からの入力データを前記リニア補正テ
ーブル記憶手段に記憶された補正値に基づいてリニア補
正を行なうリニア補正手段と;前記リニア補正手段によ
って補正された入力データに基づいて前記紙幣を識別す
る識別手段とを設けることによっても達成される。
【0007】更に、紙幣に光を照射する発光手段と、前
記紙幣の透過光若しくは反射光を受光して信号を出力す
る複数の受光チャネルから成る受光手段とを有するセン
サを備え、前記受光手段の各チャネルの出力を入力デー
タとし、この入力データに基づいて前記紙幣の識別を行
なう紙幣識別装置であって、前記発光手段が発光する発
光量を複数種の発光量に変化調整することができる発光
量調整制御手段と;前記発光量調整制御手段で変化調整
した複数種の各発光量に対応する前記受光手段の各チャ
ネルの出力を前記センサのリニア特性の計測情報として
記憶する入力データ記憶手段と;前記発光手段が発光す
る複数種の発光量に対応して、前記受光手段の各チャネ
ルが出力すべき直線状の受光出力を予め記憶するリニア
基準テーブル記憶手段と;前記入力データ記憶手段に記
憶された内容と前記リニア基準テーブル記憶手段の内容
とを比較し、前記直線状の受光出力に対する前記受光手
段の各チャネルの出力のずれ量に基づき前記受光手段の
どのチャネルが有効か否かを判別するチャネル有効判別
手段と;前記有効と判別されたチャネルの出力及び前記
紙幣の金種,方向のパターンに対応して設定されている
前記受光手段のチャネル識別重要度に基づいて、識別可
能な金種,方向パターンを判別する識別可否判別手段
と;前記識別可否判別手段の判別結果を記憶する識別可
否テーブル記憶手段と;紙幣識別の際、前記識別可否テ
ーブル記憶手段に記憶された識別可能な金種,方向パタ
ーンについてのみ識別する識別手段とを設けることによ
っても達成される。
【0008】
【作用】本発明では、紙幣を光学的に計測するセンサの
リニア特性を周期的に診断し、リニア特性の異常を報知
すると共に、異常が検知された場合には補正を行なっ
て、常に確実な紙幣識別を行ない得るようにしている。
また、受光部を複数のチャネルに分け、どのチャネルが
異常か否かを判別するようにし、正常なチャネルだけを
用いて紙幣を識別するようになっている。これにより、
経年変化等で紙幣識別用センサのリニアリティが不良状
態となった場合でも、その報知と補正を行なうことがで
き、またチャネル分割の場合には正常なチャネルだけで
識別できるので、装置ダウンさせることなく紙幣識別を
行ない得る利点がある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例を機能ブロックで示して
おり、発光ダイオードアレイで成る発光器10は発光ド
ライバ11で駆動され、搬送される紙幣20を照射する
ようになっている。紙幣20を透過もしくは反射した光
は、受光器で成る光電変換部12でチャネルCH〜C
10毎に電気信号に変換され、増幅部13内の各チャ
ネル毎の増幅器131〜1310で増幅されてマルチプ
レクサ14に入力され、選択されたチャネル毎にA/D
コンバータ15でデイジタル値に変換される。発光器1
0及び光電変換部12で紙幣識別用センサを形成してお
り、このセンサのリニア特性が問題となるのである。そ
して、センサからの画像検出信号が変換されたデイジタ
ル値はバスライン21を経て制御部に入力され、制御部
にはCPU30と、ROM40と、RAM50とが設け
られている。CPU30には、発光量調整制御手段3
1、画像入力制御手段32、画像入力データのリニア補
正手段33、識別手段34、識別可否判定手段35、リ
ニア補正テーブル作成手段36、識別可否テーブル作成
手段37、その他の演算制御手段38、リニア異常判別
手段39、チャネル有効判別手段310が設けられてい
る。またROM40には、金種、方向毎の基準データ4
1、リニア基準テーブル42、その他の記憶データ43
が記憶され、RAM50には、画像入力データ51、画
像入力補正データ52、リニア補正テーブル53、識別
可否テーブル54、その他の記憶データ55が記憶され
る。更に、バスライン21には入出力インタフェース6
5を介して操作部60が接続されており、操作部60に
は、リニア補正実行指示手段61、リニアチェック指示
手段62、リニア補正テーブル更新指示手段63、ブザ
ーや表示手段の報知手段64が設けられている。
【0010】ROM40内のリニア基準テーブル42
は、図2(A)に示すような発光器10の発光量Vnと
光電変換部12の受光量Eとの関係を、同図(B)の
ようにチャネルCH〜CH10毎にテーブルとして記
憶している。また、RAM50内のリニア補正テーブル
53は、図3(A)に示すようなリニア特性からのずれ
量(補正量)eを、同図(B)のようにチャネルCH
〜CH10毎にテーブルとして記憶するようになってい
る。更に、RAM50内の識別可否テーブル54は、紙
幣の搬送方向及び表裏に対して識別可能か否かを決める
テーブルであり、例えば図4に示すような可否情報が金
種別にかつ各チャネル毎に格納されている。識別可否テ
ーブルで、○は識別を許可することを示し、×は識別を
許可しないことを示している。
【0011】このような構成において、その動作を図5
のフローチャートを参照して説明する。先ず発光器10
を発光ドライバ11を介して発光させ、透過式の場合に
は紙幣20を発光器10と光電変換部12との間を搬送
させる。また、反射式の場合には、発光器10と光電変
換部12を紙幣搬送路に対して同一側に設置しておく。
これにより、紙幣20の画像を光電変換部12で受光で
き、その画像信号を増幅部13、マルチプレクサ14及
びA/Dコンバータ15を経て所定のチャネル順番に画
像入力データ51として入力して、RAM50に記憶す
る(ステップS1)。そして、操作部60のリニア補正
実行指示手段61が指示されているか否かを判断し(ス
テップS2)、指示されていればRAM50内のリニア
補正テーブル53により画像入力データを補正する(ス
テップS3)。つまり、図3(B)に示すリニア補正テ
ーブル53を用いて、各チャネル毎の補正量e1〜en
を加減演算して、今回取込んだ画像入力データを補正す
る。このような画像入力データの補正後、当該画像入力
補正データはRAM50内に画像入力データ51として
記憶される。そして、リニア補正実行指示手段61が指
示されていなければ画像入力データ51の内容と、指示
されていないときは画像入力補正データ52の内容と、
ROM40に格納されている金種、方向毎の基準データ
41と比較される(ステップS4)。この比較で紙幣2
0の金種、真偽の判別を行なうと共に、紙幣20の表
裏、方向の判別を行なう(ステップS5)。この識別
で、投入された紙幣20の金種(万円券、五千円券、千
円券等)及びその真偽が判別されると共に、投入紙幣が
表面であるか裏面であるか、更に順方向の投入である
か、逆方向の投入であるかが判別される。その後、RA
M50内の識別可否テーブル54を用いて、その識別が
許可されているか否かをチェックし(ステップS6)、
識別不可に該当するか否かを判別する(ステップS
7)。識別不可に該当しなければ識別結果をそのまま出
力し(ステップS8)、識別不可に該当すれば識別不可
によりリジェクトする(ステップS9)。そして、上記
動作を全ての紙幣について繰り返す(ステップS1
0)。
【0012】図6は、上記ステップS3におけるリニア
補正の動作例を示すフローチャートであり、先ず操作部
60からリニアチェック指示手段62によりリニアチェ
ックが指示されているか否かを判断し(ステップS2
0)、リニアチェックが指示された場合にはチェックレ
ベルを入力する(ステップS21)。チェックレベルL
は、本例ではL1〜L3の3種類である。このチェック
レベルLは補正量e(i,j)の基準レベルとなり、L
1かシビアなレベル、L2がノーマルなレベル、L3が
イージーなレベルであり、
【数1】L1<L2<L3の関係を有している。レベル
L1〜L3の設定は、当該識別装置の設置場所によって
異なり、例えば銀行等の金融機関ではシビアなL1に設
定される。その後、発光器10の発光電圧Vを、発光ド
ライバ11を介してV1→Vnへステップ上に段階的に
変化させる(ステップS30)。そして、各チャネルC
〜CH10毎に光電変換部12からの受光出力E
(i,j)のテーブルを作成し(ステップS31)、補
正量e(i,j)の作成式を用いて、すなわち、
【数2】 e(i,j)=E(i,j)−E(i,j) によって補正量e(i,j)を求め、図3(B)に示す
ようなリニア補正テーブル53を作成して、RAM50
に仮記憶する(ステップS32)。そして、
【数3】 e(i,j)≧L となる異常チャネルを抽出し(ステップS33)、各チ
ャネル毎の変動率を抽出する(ステップS34)。
【0013】次に、所定の判定式に基づいて識別可否の
判別を行ない(ステップS35)、図4に示すような識
別可否テーブル54を作成する(ステップS40)。か
かる識別可否の判別は、e(i,j)>Lの情報、各チ
ャネルのリニア変動率、金種毎のチャネルの判定重要度
で判別する。判定重要度の基準は各チャネルが盲人マー
クの位置、すかしの部分か否か、金種の特徴模様の位置
かどうか等で判定する。即ち、このような判定重要度の
高い部分で検出する位置のチャネルがe(i,j)>
L、リニア変動率異常のときに、その金種、方向表裏の
識別を禁止する。作成後にリニア補正結果及び識別可否
の結果を表示装置(図示せず)に指示し(ステップS4
1)、リニア補正テーブル53の更新が必要か否かを判
定し(ステップS42)、更新が必要な場合にはリニア
補正テーブル53の更新を行ない(ステップS43)、
更に識別可否テーブルの更新が必要か否かを判定し(ス
テップS44)、更新が必要であれば識別可否テーブル
54を新しい情報に更新して(ステップS45)、終了
となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の紙幣識別装置によ
れば、紙幣の画像入力を行なうセンサのリニア特性をチ
ェックできると共に、リニア不良が生じた場合にはその
補正量を求めて記憶しておき、紙幣識別時に画像入力デ
ータを補正するようにしているので、常に正確な紙幣識
別を実現できる。また、チャネル毎にリニア特性を感知
し、リニア特性を有しているチャネルだけで識別をする
ようになっているので、常に正確な識別を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明に用いるリニア基準テーブルを説明する
ための図である。
【図3】本発明に用いるリニア補正テーブルを説明する
ための図である。
【図4】本発明に用いる識別可否テーブルを説明するた
めの図である。
【図5】本発明による紙幣識別の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明によるリニア補正の動作例を示すフロー
チャートである。
【図7】従来の紙幣識別装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図8】センサのリニア特性を説明するための図であ
る。
【図9】センサのリニア特性のずれとその影響を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 発光器 12 光電変換部 14 マルチプレクサ 20 紙幣 30 CPU 40 ROM 50 RAM 60 操作部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣に光を照射する発光手段と、前記紙
    幣の透過光若しくは反射光を受光して信号を出力する受
    光手段とを有するセンサを備え、前記受光手段の出力を
    入力データとし、この入力データに基づいて前記紙幣の
    識別を行なう紙幣識別装置であって、前記発光手段が発
    光する発光量を複数種の発光量に変化調整することがで
    きる発光量調整制御手段と;前記発光量調整制御手段で
    変化調整した複数種の各発光量に対応する前記受光手段
    の出力を前記センサのリニア特性の計測情報として記憶
    する入力データ記憶手段と;前記発光手段が発光する複
    数種の発光量に対応して、前記受光手段が出力すべき
    線状の受光出力を予め記憶するリニア基準テーブル記憶
    手段と;前記入力データ記憶手段に記憶された内容と前
    記リニア基準テーブル記憶手段の内容とを比較し、前記
    直線状の受光出力に対する前記受光手段の出力のずれ量
    が予め定められた値以内であるか否かを判定して前記セ
    ンサのリニア特性の不良状態を判別するリニア異常判別
    手段と;前記リニア異常判別手段の判別結果に基づいて
    異常を報知する報知手段とを具備したことを特徴とする
    紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 紙幣に光を照射する発光手段と、前記紙
    幣の透過光若しくは反射光を受光して信号を出力する受
    光手段とを有するセンサを備え、前記受光手段の出力を
    入力データとし、この入力データに基づいて前記紙幣の
    識別を行なう紙幣識別装置であって、前記発光手段が発
    光する発光量を複数種の発光量に変化調整することがで
    きる発光量調整制御手段と;前記発光量調整制御手段で
    変化調整した複数種の各発光量に対応する前記受光手段
    の出力を前記センサのリニア特性の計測情報として記憶
    する入力データ記憶手段と;前記発光手段が発光する複
    数種の発光量に対応して、前記受光手段が出力すべき
    線状の受光出力を予め記憶するリニア基準テーブル記憶
    手段と;前記入力データ記憶手段に記憶された内容と前
    記リニア基準テーブル記憶手段の内容とを比較し、前記
    直線状の受光出力に対する前記受光手段の出力のずれ量
    を補正値として記憶するリニア補正テーブル記憶手段
    と;紙幣識別の際に、前記受光手段からの入力データを
    前記リニア補正テーブル記憶手段に記憶された補正値に
    基づいてリニア補正を行なうリニア補正手段と;前記リ
    ニア補正手段によって補正された入力データに基づいて
    前記紙幣を識別する識別手段とを具備したことを特徴と
    する紙幣識別装置。
  3. 【請求項3】 紙幣に光を照射する発光手段と、前記紙
    幣の透過光若しくは反射光を受光して信号を出力する複
    数の受光チャネルから成る受光手段とを有するセンサを
    備え、前記受光手段の各チャネルの出力を入力データと
    し、この入力データに基づいて前記紙幣の識別を行なう
    紙幣識別装置であって、前記発光手段が発光する発光量
    を複数種の発光量に変化調整することができる発光量調
    整制御手段と;前記発光量調整制御手段で変化調整した
    複数種の各発光量に対応する前記受光手段の各チャネル
    の出力を前記センサのリニア特性の計測情報として記憶
    する入力データ記憶手段と;前記発光手段が発光する複
    数種の発光量に対応して、前記受光手段の各チャネルが
    出力すべき直線状の受光出力を予め記憶するリニア基準
    テーブル記憶手段と;前記入力データ記憶手段に記憶さ
    れた内容と前記リニア基準テーブル記憶手段の内容とを
    比較し、前記直線状の受光出力に対する前記受光手段の
    各チャネルの出力のずれ量に基づき前記受光手段のどの
    チャネルが有効か否かを判別するチャネル有効判別手段
    と;前記有効と判別されたチャネルの出力及び前記紙幣
    の金種,方向のパターンに対応して設定されている前記
    受光手段のチャネル識別重要度に基づいて、識別可能な
    金種,方向パターンを判別する識別可否判別手段と;前
    記識別可否判別手段の判別結果を記憶する識別可否テー
    ブル記憶手段と;紙幣識別の際、前記識別可否テーブル
    記憶手段に記憶された識別可能な金種,方向パターンに
    ついてのみ識別する識別手段とを具備したことを特徴と
    する紙幣識別装置。
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