JPH05123990A - 真空吸着搬送装置 - Google Patents
真空吸着搬送装置Info
- Publication number
- JPH05123990A JPH05123990A JP31843591A JP31843591A JPH05123990A JP H05123990 A JPH05123990 A JP H05123990A JP 31843591 A JP31843591 A JP 31843591A JP 31843591 A JP31843591 A JP 31843591A JP H05123990 A JPH05123990 A JP H05123990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- work
- fluid
- vacuum suction
- air
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に凹凸のあるワ−クを真空吸着可能な真
空吸着搬送装置を提供する。 【構成】 ポケット状の開口部3を有する基体2の上部
に真空発生装置に接続する空気吸引口5を設け、基体2
側壁下端のフランジ部4に空孔7を有するシ−ル体6を
設け、前記空孔7には流体加圧装置に接続する流体供給
口8が設けられている。
空吸着搬送装置を提供する。 【構成】 ポケット状の開口部3を有する基体2の上部
に真空発生装置に接続する空気吸引口5を設け、基体2
側壁下端のフランジ部4に空孔7を有するシ−ル体6を
設け、前記空孔7には流体加圧装置に接続する流体供給
口8が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に凹凸がある建築
材料、木材、鋼板等のワ−クを真空吸着し、搬送する真
空吸着搬送装置に関するものである。
材料、木材、鋼板等のワ−クを真空吸着し、搬送する真
空吸着搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に凹凸のあるワ−クを真空に
より吸着する装置としては、ウレタン樹脂等の柔軟性の
ある材質により形成された椀状のパッドをワ−クに押さ
えつけ、パッド内部の空気を吸引することによりワ−ク
を吸着し、搬送する方式であった。
より吸着する装置としては、ウレタン樹脂等の柔軟性の
ある材質により形成された椀状のパッドをワ−クに押さ
えつけ、パッド内部の空気を吸引することによりワ−ク
を吸着し、搬送する方式であった。
【0003】しかしながらワ−クの表面に高い凹凸があ
る場合、柔軟性のあるパッドを押さえつけても凹凸面の
空隙を閉塞することは難しく、空気を吸引してもパッド
内の圧力が低下せずワ−クを吸着することは不可能であ
った。
る場合、柔軟性のあるパッドを押さえつけても凹凸面の
空隙を閉塞することは難しく、空気を吸引してもパッド
内の圧力が低下せずワ−クを吸着することは不可能であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、表面に高い凹凸があるワ−クを真空吸着により強力
に吸着し、搬送可能な真空吸着搬送装置を提供すること
である。
は、表面に高い凹凸があるワ−クを真空吸着により強力
に吸着し、搬送可能な真空吸着搬送装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、ポケット状の開口部を設けた基体の上部
に、前記開口部に通じる空気吸引口を設け、基体側壁下
端のワ−クと対向するフランジ部全周に柔軟性のある材
質にて構成される中空の空孔を有するシ−ル体を装着す
る。
決するため、ポケット状の開口部を設けた基体の上部
に、前記開口部に通じる空気吸引口を設け、基体側壁下
端のワ−クと対向するフランジ部全周に柔軟性のある材
質にて構成される中空の空孔を有するシ−ル体を装着す
る。
【0006】前記シ−ル体の空孔は、基体に設けられた
流体供給口より配管を介し流体加圧装置に連結されてお
り、また空気吸引口は配管を通して真空発生装置に連結
された真空吸着搬送装置を構成し解決する。
流体供給口より配管を介し流体加圧装置に連結されてお
り、また空気吸引口は配管を通して真空発生装置に連結
された真空吸着搬送装置を構成し解決する。
【0007】
【作用】上記のように構成されている真空吸着搬送装置
をワ−クに接触させ、流体供給口を通じてシ−ル体の空
孔内の流体を加圧することによりシ−ル体を膨張させ、
ワ−クの凹凸面に密着させ、外部と開口部との空気の流
通を遮断する。
をワ−クに接触させ、流体供給口を通じてシ−ル体の空
孔内の流体を加圧することによりシ−ル体を膨張させ、
ワ−クの凹凸面に密着させ、外部と開口部との空気の流
通を遮断する。
【0008】つぎに空気吸引口より空気を吸引し、開口
部を負圧にする。
部を負圧にする。
【0009】この操作により開口部へ外部からの空気の
漏れ込みが無くなり、開口部の負圧は上昇し、真空吸着
搬送装置のワ−クへの吸着力は、高くなる。
漏れ込みが無くなり、開口部の負圧は上昇し、真空吸着
搬送装置のワ−クへの吸着力は、高くなる。
【0010】
【実施例1】図1および図2は本発明の真空吸着搬送装
置1の実施例を示す。
置1の実施例を示す。
【0011】ポケット状の開口部3を設けた基体2の上
部に開口部3に通じる空気吸引口5を設け、基体2の側
壁の下端のフランジ部4の全周に柔軟性のある弾性体の
材質により構成される中空の空孔7を有するシ−ル体6
を装着し、真空吸着搬送装置1を形成する。
部に開口部3に通じる空気吸引口5を設け、基体2の側
壁の下端のフランジ部4の全周に柔軟性のある弾性体の
材質により構成される中空の空孔7を有するシ−ル体6
を装着し、真空吸着搬送装置1を形成する。
【0012】前記空気吸引口5は配管を通して真空発生
装置(図示せず)に連結しており、前記空孔7には流体
供給口8を通して配管を介し、流体加圧装置(図示せ
ず)連結している。
装置(図示せず)に連結しており、前記空孔7には流体
供給口8を通して配管を介し、流体加圧装置(図示せ
ず)連結している。
【0013】まず表面に大きな凹凸のあるワ−ク9に真
空吸着搬送装置1の最下端にあるシ−ル体6接触させ
る。
空吸着搬送装置1の最下端にあるシ−ル体6接触させ
る。
【0014】つぎに、流体加圧装置よりシ−ル体6の空
孔7内部の流体を加圧しシ−ル体6を膨張させ、ワ−ク
9表面の凹凸にシ−ル体6を密着させ、外部と開口部3
との空気の流通を遮断する。
孔7内部の流体を加圧しシ−ル体6を膨張させ、ワ−ク
9表面の凹凸にシ−ル体6を密着させ、外部と開口部3
との空気の流通を遮断する。
【0015】そして空気吸引口5より真空発生装置によ
り開口部3内部を負圧にし、ワ−ク9を吸着する。
り開口部3内部を負圧にし、ワ−ク9を吸着する。
【0016】かようにして表面に凹凸のあるワ−ク9で
も強力に吸着することができる。
も強力に吸着することができる。
【0017】また図4に示すごとく、外部より流体加圧
装置により加圧せずに内部空孔7に流体を封入するのも
よい例である。
装置により加圧せずに内部空孔7に流体を封入するのも
よい例である。
【0018】そして図5に示すごとく、フランジ部4に
平板状のシ−ル19を空孔を作って張りつけるのも良い
例である。
平板状のシ−ル19を空孔を作って張りつけるのも良い
例である。
【0019】また図6に示すように、シ−ル19が柔軟
性のある材質のものであれば、空孔を形成しなくてもよ
い。
性のある材質のものであれば、空孔を形成しなくてもよ
い。
【0020】
【実施例2】図7は、本発明の真空吸着搬送装置1によ
り表面に凹凸のあるワ−ク9を積載台15から移載台1
4に搬送する真空吸着搬送システムである。
り表面に凹凸のあるワ−ク9を積載台15から移載台1
4に搬送する真空吸着搬送システムである。
【0021】図において、真空吸着搬送装置1を取り付
けてある回転及び昇降が可能な移動片11を備える旋回
が可能な移動具16と、真空吸着搬送装置1がワ−ク9
を吸着したことを検出し、空気吸引口5と真空発生装置
とを接続する配管17途中に介在する開閉弁13及び流
体供給口8と流体加圧装置とを接続する配管18途中に
介在する開閉弁12を開閉さすセンサ22、ワ−ク9を
積載している積載台15及びワ−ク9を受け取る移載台
14とで形成されている真空吸着搬送システムである。
けてある回転及び昇降が可能な移動片11を備える旋回
が可能な移動具16と、真空吸着搬送装置1がワ−ク9
を吸着したことを検出し、空気吸引口5と真空発生装置
とを接続する配管17途中に介在する開閉弁13及び流
体供給口8と流体加圧装置とを接続する配管18途中に
介在する開閉弁12を開閉さすセンサ22、ワ−ク9を
積載している積載台15及びワ−ク9を受け取る移載台
14とで形成されている真空吸着搬送システムである。
【0022】積載台15に積載されているワ−ク9上に
真空吸着搬送装置1を装着した移動片11がワ−ク9表
面に接触するまで下降すると、開閉弁12,13が開
き、真空吸着搬送装置1がワ−ク9を吸着する。
真空吸着搬送装置1を装着した移動片11がワ−ク9表
面に接触するまで下降すると、開閉弁12,13が開
き、真空吸着搬送装置1がワ−ク9を吸着する。
【0023】真空吸着搬送装置1の開口部3の真空度を
検出するセンサ21が、真空度が規定値に到達したこと
を検知すると、移動片11は上昇回転し移載台14上ま
で移動し、開閉弁12,13を閉じてワ−ク9を移載台
14上に解放する。
検出するセンサ21が、真空度が規定値に到達したこと
を検知すると、移動片11は上昇回転し移載台14上ま
で移動し、開閉弁12,13を閉じてワ−ク9を移載台
14上に解放する。
【0024】移動片11及び移動具16は、シリンダ、
モ−タ、等により前後進、昇降、旋回、往復運動等を行
なう機器にて構成されている。
モ−タ、等により前後進、昇降、旋回、往復運動等を行
なう機器にて構成されている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により表面
に凹凸のあるワ−クを真空吸着により強力に吸着し、搬
送することが可能な真空吸着搬送装置及び真空吸着搬送
システムを提供することが可能となった。
に凹凸のあるワ−クを真空吸着により強力に吸着し、搬
送することが可能な真空吸着搬送装置及び真空吸着搬送
システムを提供することが可能となった。
【図1】本発明の真空吸着搬送装置の側面断面図。
【図2】本発明の真空吸着搬送装置の下平面図。
【図3】本発明の真空吸着搬送装置がワ−クを吸着した
図。
図。
【図4】本発明の真空吸着搬送装置の他の例の側面断面
図。
図。
【図5】本発明の真空吸着搬送装置のその他の例の側面
断面図。
断面図。
【図6】本発明の真空吸着搬送装置のもう一つの他の例
の側面断面図。
の側面断面図。
【図7】本発明の真空吸着搬送システムの説明図。
1 真空吸着搬送装置 2 基体 3 開口部 4 フランジ部 5 空気吸引口 6 シ−ル体 7 空孔 8 流体供給口 9 ワ−ク 10 シ−ル体 11 移動片 12 開閉弁 14 移載台 15 積載台 PPTT@@ママレレ蒿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/14 C 7111−3F
Claims (2)
- 【請求項1】 空気吸引口を備えた基体の、前記空気吸
引口の周囲に、空孔を有し、かつ前記空孔内部の流体を
加圧することにより変形可能なシ−ル体を設けてなる真
空吸着搬送装置。 - 【請求項2】 ワ−クを積載している積載台と前記ワ−
クを移載する移載台との間を往復運動でき、かつ昇降自
在な移動片を備える移動具と、前記移動片に取り付けら
れた請求口1に記載された真空吸着搬送装置と、前記真
空吸着搬送装置に開閉弁を通じ空気を吸引する真空発生
装置および請求口1に記載された空孔内の流体を加圧す
る流体加圧装置と、前記ワ−クの吸着および解放を検知
するセンサとからなる真空吸着搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31843591A JPH05123990A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 真空吸着搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31843591A JPH05123990A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 真空吸着搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123990A true JPH05123990A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18099121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31843591A Pending JPH05123990A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 真空吸着搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123990A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101866234B1 (ko) * | 2017-09-22 | 2018-06-12 | 박종필 | 유체를 이용한 흡착패드 |
WO2022224168A1 (en) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | Nhon Hoa Nguyen | Portable vacuum gripper |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31843591A patent/JPH05123990A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101866234B1 (ko) * | 2017-09-22 | 2018-06-12 | 박종필 | 유체를 이용한 흡착패드 |
WO2022224168A1 (en) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | Nhon Hoa Nguyen | Portable vacuum gripper |
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