JPH05122938A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH05122938A JPH05122938A JP3281674A JP28167491A JPH05122938A JP H05122938 A JPH05122938 A JP H05122938A JP 3281674 A JP3281674 A JP 3281674A JP 28167491 A JP28167491 A JP 28167491A JP H05122938 A JPH05122938 A JP H05122938A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- output
- power supply
- capacitor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】商用電源からの入力力率を下げずに、低周波リ
ップルの少ない高周波電圧を出力でき、しかも回路構成
が簡単で安価な電源装置を提供する。 【構成】第1のチョッパー回路6Aは全期間で動作し、
第2のチョッパー回路6Bは整流回路3の出力電圧が所
定の電圧以下となる期間で動作する。整流出力電圧の谷
の部分では、2つのチョッパー回路6A,6Bが共に動
作し、谷の部分でもコンデンサC0 が充分に充電される
ので、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもチョッ
パー型平滑回路6の出力電圧の低周波リップルは増加し
ない。 【効果】商用電源1からの入力力率を悪くすることな
く、略一定の低リップルの高周波電圧を出力することが
でき、平滑用のコンデンサC0 の容量を低減でき、コン
デンサC0 を小型化できる。
ップルの少ない高周波電圧を出力でき、しかも回路構成
が簡単で安価な電源装置を提供する。 【構成】第1のチョッパー回路6Aは全期間で動作し、
第2のチョッパー回路6Bは整流回路3の出力電圧が所
定の電圧以下となる期間で動作する。整流出力電圧の谷
の部分では、2つのチョッパー回路6A,6Bが共に動
作し、谷の部分でもコンデンサC0 が充分に充電される
ので、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもチョッ
パー型平滑回路6の出力電圧の低周波リップルは増加し
ない。 【効果】商用電源1からの入力力率を悪くすることな
く、略一定の低リップルの高周波電圧を出力することが
でき、平滑用のコンデンサC0 の容量を低減でき、コン
デンサC0 を小型化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用交流電源を入力と
し、低周波リップルの少ない高周波電圧を負荷に出力す
る電源装置に関するものである。
し、低周波リップルの少ない高周波電圧を負荷に出力す
る電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯点灯装置の電子安定器とし
て用いられる電源装置は、商用交流電源をダイオードブ
リッジよりなる整流回路で全波整流し、整流回路から出
力される脈流電圧を平滑用コンデンサで平滑し、このコ
ンデンサに得られた直流電圧をインバータ回路の電源入
力端に印加していた。これにより、インバータ回路は平
滑された直流電圧で駆動され、放電灯負荷には略一定の
高周波電圧を供給できるようになっていた。しかしなが
ら、この従来例にあっては、容量の大きな平滑用コンデ
ンサが整流回路の出力端に並列接続されているので、電
源側から見て容量性負荷が接続されていることになり、
入力力率が悪くなるという欠点があった。そこで、入力
力率を改善するために、整流回路の出力端と平滑用コン
デンサとの間にインダクタを直列的に挿入することが提
案されているが、インダクタとして低周波用の素子を用
いる必要があるので、形状が大きくなると共に、部品コ
ストが高価になるという欠点があった。
て用いられる電源装置は、商用交流電源をダイオードブ
リッジよりなる整流回路で全波整流し、整流回路から出
力される脈流電圧を平滑用コンデンサで平滑し、このコ
ンデンサに得られた直流電圧をインバータ回路の電源入
力端に印加していた。これにより、インバータ回路は平
滑された直流電圧で駆動され、放電灯負荷には略一定の
高周波電圧を供給できるようになっていた。しかしなが
ら、この従来例にあっては、容量の大きな平滑用コンデ
ンサが整流回路の出力端に並列接続されているので、電
源側から見て容量性負荷が接続されていることになり、
入力力率が悪くなるという欠点があった。そこで、入力
力率を改善するために、整流回路の出力端と平滑用コン
デンサとの間にインダクタを直列的に挿入することが提
案されているが、インダクタとして低周波用の素子を用
いる必要があるので、形状が大きくなると共に、部品コ
ストが高価になるという欠点があった。
【0003】そこで、図12に示すように、整流回路3
とインバータ回路4の間に、チョッパ型平滑回路6を挿
入することが提案されている。チョッパ型平滑回路6
は、チョッパ回路60と平滑用コンデンサ61とよりな
り、商用電源1からフィルター回路2を介して入力され
る交流電圧を全波整流する整流回路3から出力される脈
流電圧をスイッチングして、平滑用コンデンサ61に直
流電圧を充電するものである。ここで、チョッパ回路6
0は、インダクタ62と、スイッチング用のトランジス
タ63と、トランジスタ63の制御回路64と、逆流阻
止用のダイオード65とで構成され、平滑用コンデンサ
61の両端電圧は商用電源電圧よりも高くなる。なお、
フィルター回路2は、コンデンサ20とインダクタ21
よりなる。また、負荷回路5は例えば放電灯と共振回路
を含み、インバータ回路4の高周波出力により振動電流
が流れる。
とインバータ回路4の間に、チョッパ型平滑回路6を挿
入することが提案されている。チョッパ型平滑回路6
は、チョッパ回路60と平滑用コンデンサ61とよりな
り、商用電源1からフィルター回路2を介して入力され
る交流電圧を全波整流する整流回路3から出力される脈
流電圧をスイッチングして、平滑用コンデンサ61に直
流電圧を充電するものである。ここで、チョッパ回路6
0は、インダクタ62と、スイッチング用のトランジス
タ63と、トランジスタ63の制御回路64と、逆流阻
止用のダイオード65とで構成され、平滑用コンデンサ
61の両端電圧は商用電源電圧よりも高くなる。なお、
フィルター回路2は、コンデンサ20とインダクタ21
よりなる。また、負荷回路5は例えば放電灯と共振回路
を含み、インバータ回路4の高周波出力により振動電流
が流れる。
【0004】この回路では、トランジスタ63がオンさ
れたときに、インダクタ62を介して整流回路3の出力
端から電流が流れるので、チョッパ回路60を持たない
場合に比べると、入力力率が高くなる。また、インダク
タ62として、高周波用の小型で安価な素子を用いるこ
とができるので、安価に構成できる。しかしながら、イ
ンバータ回路4の高周波出力電圧に含まれる低周波リッ
プルを低減させるには、チョッパ型平滑回路6を構成す
る平滑用の電解コンデンサ61の容量を大きくする必要
があり、装置が大型になるという欠点があった。
れたときに、インダクタ62を介して整流回路3の出力
端から電流が流れるので、チョッパ回路60を持たない
場合に比べると、入力力率が高くなる。また、インダク
タ62として、高周波用の小型で安価な素子を用いるこ
とができるので、安価に構成できる。しかしながら、イ
ンバータ回路4の高周波出力電圧に含まれる低周波リッ
プルを低減させるには、チョッパ型平滑回路6を構成す
る平滑用の電解コンデンサ61の容量を大きくする必要
があり、装置が大型になるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、商用電源からの入力力率を下げることなく、低周波
リップルの少ない高周波電圧を出力することができ、し
かも回路構成が簡単で安価な電源装置を提供することに
ある。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、商用電源からの入力力率を下げることなく、低周波
リップルの少ない高周波電圧を出力することができ、し
かも回路構成が簡単で安価な電源装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置の基本
構成を図1に示す。この電源装置は、商用電源1を全波
整流する整流回路3と、整流回路3の出力電圧を平滑す
るチョッパ型平滑回路6と、その平滑出力により駆動さ
れて低周波リップルの少ない高周波電圧を出力するイン
バータ回路4とで構成されている。チョッパ型平滑回路
6は、第1のチョッパ回路6Aと、第2のチョッパ回路
6Bと、平滑用のコンデンサC0 とで構成されている。
各チョッパ回路6A,6Bはインダクタとスイッチング
素子を用いて構成され、整流回路3の出力電圧をインダ
クタを介してスイッチング素子に印加し、スイッチング
素子のオン時にインダクタに蓄積された電磁エネルギー
を、スイッチング素子のオフ時にコンデンサC0 に放出
し、その充電電圧をインバータ回路4に入力させるよう
に構成してある。
構成を図1に示す。この電源装置は、商用電源1を全波
整流する整流回路3と、整流回路3の出力電圧を平滑す
るチョッパ型平滑回路6と、その平滑出力により駆動さ
れて低周波リップルの少ない高周波電圧を出力するイン
バータ回路4とで構成されている。チョッパ型平滑回路
6は、第1のチョッパ回路6Aと、第2のチョッパ回路
6Bと、平滑用のコンデンサC0 とで構成されている。
各チョッパ回路6A,6Bはインダクタとスイッチング
素子を用いて構成され、整流回路3の出力電圧をインダ
クタを介してスイッチング素子に印加し、スイッチング
素子のオン時にインダクタに蓄積された電磁エネルギー
を、スイッチング素子のオフ時にコンデンサC0 に放出
し、その充電電圧をインバータ回路4に入力させるよう
に構成してある。
【0007】
【作用】本発明の電源装置の作用を図2に示す。図1の
電源装置において、第1のチョッパ回路6Aは図2のT
1で示す全期間で動作しており、第2のチョッパ回路6
Bは図2のT2で示す特定の期間でのみ動作している。
ここで、特定の期間T2とは、整流回路3の出力電圧が
所定の電圧以下となる期間である。このように、整流出
力電圧の谷の部分では、2つのチョッパ回路6A,6B
が動作し、谷の部分でもコンデンサC0 が充分に充電さ
れるので、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもチ
ョッパ型平滑回路6の出力電圧の低周波リップルは増加
しない。
電源装置において、第1のチョッパ回路6Aは図2のT
1で示す全期間で動作しており、第2のチョッパ回路6
Bは図2のT2で示す特定の期間でのみ動作している。
ここで、特定の期間T2とは、整流回路3の出力電圧が
所定の電圧以下となる期間である。このように、整流出
力電圧の谷の部分では、2つのチョッパ回路6A,6B
が動作し、谷の部分でもコンデンサC0 が充分に充電さ
れるので、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもチ
ョッパ型平滑回路6の出力電圧の低周波リップルは増加
しない。
【0008】
【実施例】図3は本発明の第1実施例の回路図である。
この回路は、商用電源1と、商用電源1の両端に電源ス
イッチSWを介して接続されたフィルター回路2と、フ
ィルター回路2の出力に接続された整流回路3と、整流
回路3の出力をコンデンサC0 に充電するチョッパ回路
6A及び6Bと、コンデンサC0 に得られた直流電圧を
高周波電圧に変換するインバータ回路4とで構成されて
いる。
この回路は、商用電源1と、商用電源1の両端に電源ス
イッチSWを介して接続されたフィルター回路2と、フ
ィルター回路2の出力に接続された整流回路3と、整流
回路3の出力をコンデンサC0 に充電するチョッパ回路
6A及び6Bと、コンデンサC0 に得られた直流電圧を
高周波電圧に変換するインバータ回路4とで構成されて
いる。
【0009】ここで、フィルター回路2は、コンデンサ
21,23とトランス22よりなり、商用交流周波数は
通過させ、高周波は阻止するように設計されている。ま
た、整流回路3はダイオードブリッジDBよりなり、入
力交流電圧を全波整流して出力する。
21,23とトランス22よりなり、商用交流周波数は
通過させ、高周波は阻止するように設計されている。ま
た、整流回路3はダイオードブリッジDBよりなり、入
力交流電圧を全波整流して出力する。
【0010】次に、インバータ回路4は、平滑用のコン
デンサC0 の両端間に直列的に接続されたトランジスタ
Q1 ,Q2 と、各トランジスタQ1 ,Q2 に逆並列接続
されたダイオードD1 ,D2 と、一方のトランジスタQ
1 の両端にコンデンサC1 を介して接続された負荷回路
5とを含んでいる。負荷回路5は、放電灯のような負荷
Zと、これに並列接続されたコンデンサC2 と、これら
に直列接続されたインダクタL3 とからなる。インダク
タL3 には2次巻線n2 が設けられており、1次巻線n
1 に流れる負荷回路5の振動電流を一方のトランジスタ
Q1のベース・エミッタ間に帰還している。このトラン
ジスタQ1 は、上記振動電流で決まる所定の周期でオン
・オフ駆動される。また、他方のトランジスタQ2 は、
図4に示す制御回路10によりオン・オフ駆動される。
図3に示す回路では、トランジスタQ1 の両端に直流カ
ット用のコンデンサC1 を介して負荷回路5を接続して
いるが、トランジスタQ2 の両端に接続しても良い。
デンサC0 の両端間に直列的に接続されたトランジスタ
Q1 ,Q2 と、各トランジスタQ1 ,Q2 に逆並列接続
されたダイオードD1 ,D2 と、一方のトランジスタQ
1 の両端にコンデンサC1 を介して接続された負荷回路
5とを含んでいる。負荷回路5は、放電灯のような負荷
Zと、これに並列接続されたコンデンサC2 と、これら
に直列接続されたインダクタL3 とからなる。インダク
タL3 には2次巻線n2 が設けられており、1次巻線n
1 に流れる負荷回路5の振動電流を一方のトランジスタ
Q1のベース・エミッタ間に帰還している。このトラン
ジスタQ1 は、上記振動電流で決まる所定の周期でオン
・オフ駆動される。また、他方のトランジスタQ2 は、
図4に示す制御回路10によりオン・オフ駆動される。
図3に示す回路では、トランジスタQ1 の両端に直流カ
ット用のコンデンサC1 を介して負荷回路5を接続して
いるが、トランジスタQ2 の両端に接続しても良い。
【0011】次に、チョッパ回路6Aは、整流回路3の
直流出力端子に接続されたインダクタL1 とインバータ
回路4のダイオードD1 及びトランジスタQ2 で構成さ
れ、チョッパ回路6Bは、整流回路3の直流出力端子に
接続されたインダクタL2 とダイオードD3 及びMOS
トランジスタQ3 で構成されている。
直流出力端子に接続されたインダクタL1 とインバータ
回路4のダイオードD1 及びトランジスタQ2 で構成さ
れ、チョッパ回路6Bは、整流回路3の直流出力端子に
接続されたインダクタL2 とダイオードD3 及びMOS
トランジスタQ3 で構成されている。
【0012】なお、抵抗R1 とコンデンサC3 、2端子
サイリスタQ4 及びダイオードD6 は、インバータ回路
4を起動させるための起動回路である。コンデンサC3
は抵抗R1 を介して充電され、コンデンサC3 の電圧が
2端子サイリスタQ4 のブレークオーバー電圧を越える
と、コンデンサC3 から2端子サイリスタQ4 を介して
トランジスタQ2 のベース・エミッタ間に電流が流れ
て、インバータ回路4が起動される。インバータ回路4
の起動後は、トランジスタQ2 がオンしたときに、コン
デンサC3 の電荷がダイオードD6 とトランジスタQ2
を介して放電されるので、2端子サイリスタQ4 がブレ
ークオーバーすることはなくなる。
サイリスタQ4 及びダイオードD6 は、インバータ回路
4を起動させるための起動回路である。コンデンサC3
は抵抗R1 を介して充電され、コンデンサC3 の電圧が
2端子サイリスタQ4 のブレークオーバー電圧を越える
と、コンデンサC3 から2端子サイリスタQ4 を介して
トランジスタQ2 のベース・エミッタ間に電流が流れ
て、インバータ回路4が起動される。インバータ回路4
の起動後は、トランジスタQ2 がオンしたときに、コン
デンサC3 の電荷がダイオードD6 とトランジスタQ2
を介して放電されるので、2端子サイリスタQ4 がブレ
ークオーバーすることはなくなる。
【0013】図4は制御回路10の回路図であり、端子
a,b,c,dを介して図3に示した主回路と接続され
ている。この制御回路10は、トランジスタQ1 のオフ
時点を検出する検出回路11と、検出回路11の検出出
力によりトリガー信号を発生するトリガー回路7と、ト
リガー回路7によりトリガーされてトランジスタQ2 を
所定の時間オンさせる単安定マルチバイブレータ8とを
含んでいる。ここで、検出回路11はトランジスタQ2
の両端電圧を端子cを介して検出するための抵抗R11,
R12の直列回路よりなり、抵抗R12に得られた分圧電圧
をトリガー回路7に入力するものである。トリガー回路
7は、微分回路を構成するコンデンサC 5 と抵抗R
6 と、波形整形用の反転回路N1 ,N2 (例えば、日本
電気株式会社製造のμPD4049B)で構成されてい
る。単安定マルチバイブレータ8は、汎用のタイマー回
路M1(例えば、日本電気株式会社製造のμPD555
5C)と、抵抗R7 ,R8 、コンデンサC6 ,C7 で構
成されている。なお、トランジスタQ5 ,Q6 と抵抗R
9 は、トランジスタQ2 の駆動回路を構成している。ま
た、抵抗R2 とコンデンサC4 は制御回路10の電源回
路を構成しており、整流回路3の出力電圧を端子aと接
続された降圧用の抵抗R2 を介してコンデンサC 4 に充
電することにより、直流低電圧を得ている。
a,b,c,dを介して図3に示した主回路と接続され
ている。この制御回路10は、トランジスタQ1 のオフ
時点を検出する検出回路11と、検出回路11の検出出
力によりトリガー信号を発生するトリガー回路7と、ト
リガー回路7によりトリガーされてトランジスタQ2 を
所定の時間オンさせる単安定マルチバイブレータ8とを
含んでいる。ここで、検出回路11はトランジスタQ2
の両端電圧を端子cを介して検出するための抵抗R11,
R12の直列回路よりなり、抵抗R12に得られた分圧電圧
をトリガー回路7に入力するものである。トリガー回路
7は、微分回路を構成するコンデンサC 5 と抵抗R
6 と、波形整形用の反転回路N1 ,N2 (例えば、日本
電気株式会社製造のμPD4049B)で構成されてい
る。単安定マルチバイブレータ8は、汎用のタイマー回
路M1(例えば、日本電気株式会社製造のμPD555
5C)と、抵抗R7 ,R8 、コンデンサC6 ,C7 で構
成されている。なお、トランジスタQ5 ,Q6 と抵抗R
9 は、トランジスタQ2 の駆動回路を構成している。ま
た、抵抗R2 とコンデンサC4 は制御回路10の電源回
路を構成しており、整流回路3の出力電圧を端子aと接
続された降圧用の抵抗R2 を介してコンデンサC 4 に充
電することにより、直流低電圧を得ている。
【0014】次に、制御回路9は、整流回路3の出力電
圧の谷の部分(電圧の低い期間)を検出し、この間、単
安定マルチバイブレータ8の出力によりチョッパ回路6
BのMOSトランジスタQ3 をオン・オフ制御するもの
である。この制御回路9は、整流回路3の出力電圧の谷
の部分を端子aを介して検出するための抵抗R4 ,R 5
の直列回路と、基準電圧を発生するための抵抗R3 とツ
ェナーダイオードZDの直列回路と、抵抗R5 の電圧V
5 とツェナーダイオードZDの電圧Vzを比較する電圧
比較器CPと、電圧比較器CPの出力により単安定マル
チバイブレータ8の出力信号をゲートするAND回路A
1 と、MOSトランジスタQ3 の駆動用バッファ回路B
1 とで構成される。ここで、電圧比較器CPは汎用のオ
ペアンプ(例えば、日本電気株式会社製造のμPC45
1)よりなり、B1 は汎用のバッファIC(例えば、日
本電気株式会社製造のμPD4081B)よりなる。
圧の谷の部分(電圧の低い期間)を検出し、この間、単
安定マルチバイブレータ8の出力によりチョッパ回路6
BのMOSトランジスタQ3 をオン・オフ制御するもの
である。この制御回路9は、整流回路3の出力電圧の谷
の部分を端子aを介して検出するための抵抗R4 ,R 5
の直列回路と、基準電圧を発生するための抵抗R3 とツ
ェナーダイオードZDの直列回路と、抵抗R5 の電圧V
5 とツェナーダイオードZDの電圧Vzを比較する電圧
比較器CPと、電圧比較器CPの出力により単安定マル
チバイブレータ8の出力信号をゲートするAND回路A
1 と、MOSトランジスタQ3 の駆動用バッファ回路B
1 とで構成される。ここで、電圧比較器CPは汎用のオ
ペアンプ(例えば、日本電気株式会社製造のμPC45
1)よりなり、B1 は汎用のバッファIC(例えば、日
本電気株式会社製造のμPD4081B)よりなる。
【0015】図5乃至図7は本実施例の動作波形図であ
る。まず、図5はチョッパ回路6A,6Bとその制御回
路9の動作波形図であり、(イ)は整流回路3の出力電
圧VdとインダクタL1 に流れる電流I1 、(ロ)は抵
抗R5 の両端電圧V5 と基準電圧Vz、(ハ)は電圧比
較器CPの出力電圧Vcp、(ニ)は制御回路9の出力
電圧V9 、(ホ)は整流回路3の出力電圧Vdとインダ
クタL2 に流れる電流I2 である。また、図5(ヘ)は
フィルター回路2によって平滑された交流の入力電流波
形である。
る。まず、図5はチョッパ回路6A,6Bとその制御回
路9の動作波形図であり、(イ)は整流回路3の出力電
圧VdとインダクタL1 に流れる電流I1 、(ロ)は抵
抗R5 の両端電圧V5 と基準電圧Vz、(ハ)は電圧比
較器CPの出力電圧Vcp、(ニ)は制御回路9の出力
電圧V9 、(ホ)は整流回路3の出力電圧Vdとインダ
クタL2 に流れる電流I2 である。また、図5(ヘ)は
フィルター回路2によって平滑された交流の入力電流波
形である。
【0016】次に、図6は検出回路11とトリガー回路
7及び単安定マルチバイブレータ8の動作波形図であ
り、(イ)は抵抗R12の両端電圧V12、(ロ)は反転回
路N1 の出力電圧V5 、(ハ)は抵抗R6 の両端電圧V
6 、(ニ)は反転回路N2 から出力されるトリガー回路
7の出力電圧V7 である。(ホ)はタイマー回路M1 の
出力端子(3番ピン)から出力される単安定マルチバイ
ブレータ8の出力電圧V 8 である。
7及び単安定マルチバイブレータ8の動作波形図であ
り、(イ)は抵抗R12の両端電圧V12、(ロ)は反転回
路N1 の出力電圧V5 、(ハ)は抵抗R6 の両端電圧V
6 、(ニ)は反転回路N2 から出力されるトリガー回路
7の出力電圧V7 である。(ホ)はタイマー回路M1 の
出力端子(3番ピン)から出力される単安定マルチバイ
ブレータ8の出力電圧V 8 である。
【0017】次に、図7はインバータ回路4の動作波形
図であり、(イ)はインバータ回路4のインダクタL3
に流れる振動電流I、(ロ)はインダクタL3 の2次巻
線n 2 に誘起される電圧Vn2 、(ハ)はチョッパ回路
6AのインダクタL1 に流れるチョッパ電流I1 、
(ニ)はトランジスタQ2 に流れる振動電流とチョッパ
電流の合成電流I2 、(ホ)は単安定マルチバイブレー
タ8の出力電圧V8 、(ヘ)は整流回路3の出力電圧が
低いときにチョッパ回路6B内のインダクタL2 に流れ
る電流波形である。
図であり、(イ)はインバータ回路4のインダクタL3
に流れる振動電流I、(ロ)はインダクタL3 の2次巻
線n 2 に誘起される電圧Vn2 、(ハ)はチョッパ回路
6AのインダクタL1 に流れるチョッパ電流I1 、
(ニ)はトランジスタQ2 に流れる振動電流とチョッパ
電流の合成電流I2 、(ホ)は単安定マルチバイブレー
タ8の出力電圧V8 、(ヘ)は整流回路3の出力電圧が
低いときにチョッパ回路6B内のインダクタL2 に流れ
る電流波形である。
【0018】以下、図5乃至図7を用いて本実施例の動
作を説明する。まず、抵抗R1 とコンデンサC3 、2端
子サイリスタQ4 よりなる起動回路によりトランジスタ
Q2 がオンされる。トランジスタQ2 がオンすると、抵
抗R12の両端電圧V12は図6(イ)のように立ち下が
る。これにより、反転回路N1 の出力V5 は図6(ロ)
に示すように立ち上がり、抵抗R6 の両端電圧V6 は図
6(ハ)に示すように立ち上がる。この電圧V6 が反転
回路N2 のスレショルド電圧を越えている間は、反転回
路N2 の出力V7 は図6(ニ)に示すようにLowレベ
ルとなる。この図6(ニ)に示す信号により単安定マル
チバイブレータ8がトリガーされ、その出力V8 がHi
ghレベルになる。単安定マルチバイブレータ8の出力
(タイマー回路M1 の3番ピン)がHighレベルとな
っている時間Tは、抵抗R8 とコンデンサC7 の時定数
により決まる。図6(ホ)の信号によりトランジスタQ
2 はオンし、図7(ニ)に示すような電流I2 がトラン
ジスタQ2 に流れ、所定時間Tの経過後にトランジスタ
Q2 はオフする。トランジスタQ2 のオン期間中には、
チョッパ回路6Aと、インバータ回路4からの合成電流
が流れる。一方、インバータ回路4のインダクタL3 に
巻かれた2次巻線n2 には、図7(ロ)に示すような電
圧Vn2 が誘起され、トランジスタQ1 がオン・オフさ
れる。トランジスタQ2 のオフ期間中には、トランジス
タQ2 のオン期間に、チョッパ回路6A内のインダクタ
L1 に蓄積されたエネルギーが、コンデンサC0 にダイ
オードD 1 を通して放出され、コンデンサC0 が充電さ
れる。また、整流回路3の出力電圧が低い期間では、図
5(ニ)に示す制御回路9の出力V9 によりチョッパ回
路6BのMOSトランジスタQ3 がオン・オフ動作し
て、インダクタL2 にエネルギーが蓄積され、このエネ
ルギーがMOSトランジスタQ3 のオフ期間中にダイオ
ードD3 を通して放出され、コンデンサC0 が充電され
る。このチョッパ回路6Bにより整流回路3の出力電圧
が低い期間でもコンデンサC0 が充分に充電されるの
で、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもコンデン
サC0の両端電圧のリップルは増加しないから、コンデ
ンサC0 を小型化できる。
作を説明する。まず、抵抗R1 とコンデンサC3 、2端
子サイリスタQ4 よりなる起動回路によりトランジスタ
Q2 がオンされる。トランジスタQ2 がオンすると、抵
抗R12の両端電圧V12は図6(イ)のように立ち下が
る。これにより、反転回路N1 の出力V5 は図6(ロ)
に示すように立ち上がり、抵抗R6 の両端電圧V6 は図
6(ハ)に示すように立ち上がる。この電圧V6 が反転
回路N2 のスレショルド電圧を越えている間は、反転回
路N2 の出力V7 は図6(ニ)に示すようにLowレベ
ルとなる。この図6(ニ)に示す信号により単安定マル
チバイブレータ8がトリガーされ、その出力V8 がHi
ghレベルになる。単安定マルチバイブレータ8の出力
(タイマー回路M1 の3番ピン)がHighレベルとな
っている時間Tは、抵抗R8 とコンデンサC7 の時定数
により決まる。図6(ホ)の信号によりトランジスタQ
2 はオンし、図7(ニ)に示すような電流I2 がトラン
ジスタQ2 に流れ、所定時間Tの経過後にトランジスタ
Q2 はオフする。トランジスタQ2 のオン期間中には、
チョッパ回路6Aと、インバータ回路4からの合成電流
が流れる。一方、インバータ回路4のインダクタL3 に
巻かれた2次巻線n2 には、図7(ロ)に示すような電
圧Vn2 が誘起され、トランジスタQ1 がオン・オフさ
れる。トランジスタQ2 のオフ期間中には、トランジス
タQ2 のオン期間に、チョッパ回路6A内のインダクタ
L1 に蓄積されたエネルギーが、コンデンサC0 にダイ
オードD 1 を通して放出され、コンデンサC0 が充電さ
れる。また、整流回路3の出力電圧が低い期間では、図
5(ニ)に示す制御回路9の出力V9 によりチョッパ回
路6BのMOSトランジスタQ3 がオン・オフ動作し
て、インダクタL2 にエネルギーが蓄積され、このエネ
ルギーがMOSトランジスタQ3 のオフ期間中にダイオ
ードD3 を通して放出され、コンデンサC0 が充電され
る。このチョッパ回路6Bにより整流回路3の出力電圧
が低い期間でもコンデンサC0 が充分に充電されるの
で、コンデンサC0 の容量を小さく設定してもコンデン
サC0の両端電圧のリップルは増加しないから、コンデ
ンサC0 を小型化できる。
【0019】図8は本発明の第2実施例に用いる制御回
路の回路図である。主回路の構成は、図3に示した第1
実施例と同様である。本実施例では、汎用のタイマー回
路M 2 (例えば、日本電気株式会社製造のμPD555
5)よりなる無安定マルチバイブレータを備えている。
このタイマー回路M2 は、上述の第1実施例に用いたタ
イマー回路M1 と同じものであり、トリガー端子(2番
ピン)が制御電源電圧Vccの(1/3)以下になる
と、トリガーされて出力端子(3番ピン)がHighレ
ベルとなり、放電端子(7番ピン)が高インピーダンス
となる。また、スレショルド端子(6番ピン)が制御電
源電圧Vccの(2/3)になると、出力端子(3番ピ
ン)がLowレベルとなり、放電端子(7番ピン)もL
owレベルとなる。電源端子(8番ピン)とアース端子
(1番ピン)の間には、制御電源電圧Vccが印加され
ている。また、リセット端子(4番ピン)は電源端子
(8番ピン)に接続されており、周波数制御端子(5番
ピン)はデカップリングコンデンサC8 を介してアース
端子(1番ピン)に接続されている。タイマー回路M2
の時定数回路を構成する抵抗R10と抵抗R13とコンデン
サC9 の直列回路には、制御電源電圧Vccが印加され
ている。抵抗R10と抵抗R13の接続点は、タイマー回路
M2 の放電端子(7番ピン)に接続されており、抵抗R
13とコンデンサC 9 の接続点は、タイマー回路M2 のス
レショルド端子(6番ピン)及びトリガー端子(2番ピ
ン)に接続されており、これによって、タイマー回路M
2 は無安定マルチバイブレータとして動作するものであ
る。その発振周波数は、抵抗R10と抵抗R13とコンデン
サC9 により決定される。本実施例では、このタイマー
回路M2 よりなる無安定マルチバイブレータを用いて、
チョッパ回路6B内のMOSトランジスタQ3 をオン・
オフ駆動する制御信号を作成している。なお、その他の
構成については、第1実施例と同様であり、MOSトラ
ンジスタQ3 に制御信号が与えられるのは、電圧比較器
CPの出力がHighレベルとなる期間(整流出力の谷
の部分)のみである。
路の回路図である。主回路の構成は、図3に示した第1
実施例と同様である。本実施例では、汎用のタイマー回
路M 2 (例えば、日本電気株式会社製造のμPD555
5)よりなる無安定マルチバイブレータを備えている。
このタイマー回路M2 は、上述の第1実施例に用いたタ
イマー回路M1 と同じものであり、トリガー端子(2番
ピン)が制御電源電圧Vccの(1/3)以下になる
と、トリガーされて出力端子(3番ピン)がHighレ
ベルとなり、放電端子(7番ピン)が高インピーダンス
となる。また、スレショルド端子(6番ピン)が制御電
源電圧Vccの(2/3)になると、出力端子(3番ピ
ン)がLowレベルとなり、放電端子(7番ピン)もL
owレベルとなる。電源端子(8番ピン)とアース端子
(1番ピン)の間には、制御電源電圧Vccが印加され
ている。また、リセット端子(4番ピン)は電源端子
(8番ピン)に接続されており、周波数制御端子(5番
ピン)はデカップリングコンデンサC8 を介してアース
端子(1番ピン)に接続されている。タイマー回路M2
の時定数回路を構成する抵抗R10と抵抗R13とコンデン
サC9 の直列回路には、制御電源電圧Vccが印加され
ている。抵抗R10と抵抗R13の接続点は、タイマー回路
M2 の放電端子(7番ピン)に接続されており、抵抗R
13とコンデンサC 9 の接続点は、タイマー回路M2 のス
レショルド端子(6番ピン)及びトリガー端子(2番ピ
ン)に接続されており、これによって、タイマー回路M
2 は無安定マルチバイブレータとして動作するものであ
る。その発振周波数は、抵抗R10と抵抗R13とコンデン
サC9 により決定される。本実施例では、このタイマー
回路M2 よりなる無安定マルチバイブレータを用いて、
チョッパ回路6B内のMOSトランジスタQ3 をオン・
オフ駆動する制御信号を作成している。なお、その他の
構成については、第1実施例と同様であり、MOSトラ
ンジスタQ3 に制御信号が与えられるのは、電圧比較器
CPの出力がHighレベルとなる期間(整流出力の谷
の部分)のみである。
【0020】図9は本発明の第3実施例の回路図であ
る。本実施例は、図3に示した実施例において、インバ
ータ回路の負荷に、降圧用のステップダウントランスT
1 と整流用のダイオードD5 ,D4 、平滑用のコンデン
サC10を設け、負荷Zに直流電圧を供給するようにした
ものである。本実施例に使用する制御回路は、図4又は
図8に示すいずれの構成でも構わない。
る。本実施例は、図3に示した実施例において、インバ
ータ回路の負荷に、降圧用のステップダウントランスT
1 と整流用のダイオードD5 ,D4 、平滑用のコンデン
サC10を設け、負荷Zに直流電圧を供給するようにした
ものである。本実施例に使用する制御回路は、図4又は
図8に示すいずれの構成でも構わない。
【0021】図10は本発明の第4実施例の回路図であ
り、図11はその制御回路の回路図である。本実施例で
は、インバータ回路とチョッパ回路とでスイッチング素
子を共用していない。まず、第1のチョッパ回路は、イ
ンダクタL1とダイオードD 7 、MOSトランジスタQ
7 よりなり、端子eを介してタイマー回路M2 よりなる
無安定マルチバイブレータから与えられる制御信号によ
り常に動作する。次に、第2のチョッパ回路は、インダ
クタL2 とダイオードD3 、MOSトランジスタQ3 よ
りなり、端子bを介して与えられる制御信号により商用
電源1の瞬時電圧の絶対値が所定値以下の期間(整流出
力の谷の部分)でのみ動作する。なお、本実施例では、
インバータ回路として、可飽和の電流トランスT0 を用
いた自励式のインバータ回路を用いている。
り、図11はその制御回路の回路図である。本実施例で
は、インバータ回路とチョッパ回路とでスイッチング素
子を共用していない。まず、第1のチョッパ回路は、イ
ンダクタL1とダイオードD 7 、MOSトランジスタQ
7 よりなり、端子eを介してタイマー回路M2 よりなる
無安定マルチバイブレータから与えられる制御信号によ
り常に動作する。次に、第2のチョッパ回路は、インダ
クタL2 とダイオードD3 、MOSトランジスタQ3 よ
りなり、端子bを介して与えられる制御信号により商用
電源1の瞬時電圧の絶対値が所定値以下の期間(整流出
力の谷の部分)でのみ動作する。なお、本実施例では、
インバータ回路として、可飽和の電流トランスT0 を用
いた自励式のインバータ回路を用いている。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、商用電源を入力とし、
常に動作する第1のチョッパ回路と、商用電源の低電圧
期間にのみ動作する第2のチョッパ回路を介して平滑用
のコンデンサを充電し、このコンデンサに得られる直流
電圧をインバータ回路により高周波に変換して負荷に供
給するようにしたので、商用電源からの入力力率を悪く
することなく、略一定の低リップルの高周波電圧を出力
することができ、平滑用のコンデンサの容量を低減で
き、コンデンサを小型化できるという効果がある。
常に動作する第1のチョッパ回路と、商用電源の低電圧
期間にのみ動作する第2のチョッパ回路を介して平滑用
のコンデンサを充電し、このコンデンサに得られる直流
電圧をインバータ回路により高周波に変換して負荷に供
給するようにしたので、商用電源からの入力力率を悪く
することなく、略一定の低リップルの高周波電圧を出力
することができ、平滑用のコンデンサの容量を低減で
き、コンデンサを小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の作用説明のための波形図である。
【図3】本発明の第1実施例の回路図である。
【図4】本発明の第1実施例に用いる制御回路の回路図
である。
である。
【図5】本発明の第1実施例の動作波形図である。
【図6】本発明の第1実施例の動作波形図である。
【図7】本発明の第1実施例の動作波形図である。
【図8】本発明の第2実施例に用いる制御回路の回路図
である。
である。
【図9】本発明の第3実施例の回路図である。
【図10】本発明の第4実施例の回路図である。
【図11】本発明の第4実施例に用いる制御回路の回路
図である。
図である。
【図12】従来例の回路図である。
1 商用電源 2 フィルター回路 3 整流回路 4 インバータ回路 5 負荷回路 6 チョッパ型平滑回路 6A 第1のチョッパ回路 6B 第2のチョッパ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江里口 裕康 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源を全波整流する整流回路と、
整流回路の出力を平滑する平滑回路と、平滑回路の出力
にて駆動されて低周波リップルの少ない高周波電圧を出
力するインバータ回路とよりなる電源装置において、整
流回路の出力を第1のインダクタを介して第1のスイッ
チング素子に印加し、第1のスイッチング素子のオン時
に第1のインダクタに蓄積された電磁エネルギーを第1
のスイッチング素子のオフ時に平滑用コンデンサに供給
する第1のチョッパ回路よりなる平滑回路と、整流回路
の出力を第2のインダクタを介して第2のスイッチング
素子に印加し、第2のスイッチング素子のオン時に第2
のインダクタに蓄積された電磁エネルギーを第2のスイ
ッチング素子のオフ時に平滑用コンデンサに供給する第
2のチョッパ回路よりなる平滑回路とを備え、第1のチ
ョッパ回路は商用電源周期の全期間にわたり常に動作
し、第2のチョッパ回路は商用電源の瞬時電圧の絶対値
が所定値以下の期間に動作するように構成されているこ
とを特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3281674A JPH05122938A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3281674A JPH05122938A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122938A true JPH05122938A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17642403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3281674A Pending JPH05122938A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122938A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246254A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | スイッチング電源装置の制御手段 |
CN107453416A (zh) * | 2016-06-01 | 2017-12-08 | 环达电脑(上海)有限公司 | 充电桩的供能方法 |
CN110784114A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-02-11 | 杭州必易微电子有限公司 | 一种用于非隔离式ac-dc电压变换系统的电压变换电路及变换方法 |
CN111245225A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-06-05 | 杭州必易微电子有限公司 | 一种电源变换系统及其控制电路和电流调节方法 |
RU2771461C1 (ru) * | 2021-01-18 | 2022-05-04 | Общество с ограниченной ответственностью "Надежные технические решения" (ООО "НТР") | Блок питания с токовым входом |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3281674A patent/JPH05122938A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246254A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | スイッチング電源装置の制御手段 |
CN107453416A (zh) * | 2016-06-01 | 2017-12-08 | 环达电脑(上海)有限公司 | 充电桩的供能方法 |
CN110784114A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-02-11 | 杭州必易微电子有限公司 | 一种用于非隔离式ac-dc电压变换系统的电压变换电路及变换方法 |
CN110784114B (zh) * | 2019-11-14 | 2021-03-23 | 杭州必易微电子有限公司 | 一种用于非隔离式ac-dc电压变换系统的电压变换电路及变换方法 |
US11513545B2 (en) | 2019-11-14 | 2022-11-29 | Hangzhou Kiwi Instruments Corporation | Voltage converting circuit and associated chip package and converting method |
CN111245225A (zh) * | 2020-01-20 | 2020-06-05 | 杭州必易微电子有限公司 | 一种电源变换系统及其控制电路和电流调节方法 |
RU2771461C1 (ru) * | 2021-01-18 | 2022-05-04 | Общество с ограниченной ответственностью "Надежные технические решения" (ООО "НТР") | Блок питания с токовым входом |
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