JPH0512273A - 文書処理方法及びその装置 - Google Patents

文書処理方法及びその装置

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JPH0512273A
JPH0512273A JP3162698A JP16269891A JPH0512273A JP H0512273 A JPH0512273 A JP H0512273A JP 3162698 A JP3162698 A JP 3162698A JP 16269891 A JP16269891 A JP 16269891A JP H0512273 A JPH0512273 A JP H0512273A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書入力及び文書編集時における文字サイズ
変更に伴う文字入力を容易にする。 【構成】 キーボード1によって選択された文字サイズ
に従って、現在のカーソル行の位置、すでに表示されて
いる文字のサイズ、設定文字サイズを考慮して、表示す
べきカーソル位置とサイズを求め、カーソルのサイズを
変化させてLCD6の画面上に表示する。 【効果】 文字サイズ設定を契機として、設定された文
字サイズに従って文字入力位置にカーソルのサイズが変
化して表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理方法及びその装
置に関し、特に、文字サイズ設定機能と行とページの自
動フオーマツト機能を有する文書処理方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置においては、文字の
大きさの設定後、文字入力動作を契機として前行からの
カーソル送り量を決定し表示していた。また、文書作成
/編集作業が複数のページにまたがる場合、ページの区
切りにおいて特別なページ区切り機能を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、文字サイズ設定(或は変更)時点においては、
次の文字入力行が装置の編集画面(CRT或はLCDな
ど)に表示されたページ上のどこに配置されるか判別で
きず、文字入力によつて操作者の意図しない位置に行が
配置された場合には、入力された文字を削除しなければ
ならないという不都合があつた。更に、文字入力によつ
てページ区切りが変更される場合は、行の配置を回復す
る操作が複雑であるという問題点があつた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、文字サイズ設定(或は変更)を契機として文字入力
位置を表示することが可能な文書処理方法及びその装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文書処理方法は、以下のような工程からな
る。即ち、文書の入力場所をカーソルでディスプレイに
表示する文書処理方法であって、入力文字サイズを設定
或は変更する工程と、前記工程による設定或は変更を契
機として文字入力がなされる前に、前記ディスプレイの
文字入力位置に、前記工程によって設定或は変更された
文字サイズに対応して前記カーソルのサイズを変化させ
て表示する工程とを有することを特徴とする文書処理方
法を備える。
【0006】また他の発明によれば、文書の入力場所を
カーソルで表示手段に表示する文書処理装置であって、
入力文字サイズを設定或は変更する設定手段と、前記設
定手段による設定或は変更を契機として文字入力がなさ
れる前に、前記表示手段の文字入力位置に、前記設定手
段によって設定或は変更された文字サイズに対応して前
記カーソルのサイズを変化させて表示するカーソル表示
手段とを有することを特徴とする文書処理装置を備え
る。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明は、文字サイズ設定或
は変更を契機として次の文字入力を表示するよう動作す
る。
【0008】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0009】[パーソナルワードプロセツサの構成概要
(図1〜図3)]図1は、本発明の代表的な実施例であ
るパーソナルワードプロセツサの外観斜視図である。図
1(A)は、パーソナルワードプロセツサの使用時の状
態を、図1(B)は、パーソナルワードプロセツサの収
納時の状態を示している。
【0010】図1において、1はキーボード部であり、
文字・数字等のキヤラクタ入力用のキーやコントロール
キー等のキー群2が配列され、不使用時にはヒンジ3を
中心に回動させることにより、図1(B)に示すように
キーボード部1が折り畳めるようになつている。4は装
置内部のプリンタ部8にシート状記録媒体を送給するた
めの給紙トレーであり、同じく不使用時には図1(B)
に示すようにプリンタ部8を覆って収納される。5は手
動にて記録媒体のセツトや排出を行うための送りノブ、
6は入力した文章等を文字の書体、大きさ、文字修飾情
報に従つて、印刷出力と同等に表示可能なビツトマツプ
型LCD(液晶ディスプレイ)、7は本装置を運搬する
際に用いられる把手であり、8はプリンタ部であり、9
はフロッピィディスク装置である。
【0011】図2は、本実施例のパーソナルワードプロ
セツサの構成概略を示すブロツク図である。図2におい
て、100は文書処理を実行するマイクロコンピユータ
形態のCPU、102はCPU100が実行する文書処
理を実行する処理プログラムその他の固定データを格納
するROM、そして、103は文書処理に係る作業用及
び文書データ一時格納領域として使用するRAMであ
る。また、108は、CPU100、ROM102、R
AM103、キーボード(KB)1、LCD6、プリン
タ部8、そして、フロツピデイスク装置9を接続するC
PUバスであり、アドレス信号を転送するアドレスバ
ス、制御信号を転送するコントロールバスおよび各種デ
ータを転送するデータバスを総称するものである。
【0012】図3は、キーボード部1のキー配置例を示
す。図3に示すように、キーボード(KB)1は、文字
・数字の入力キー群、スペースキー、バツクスペースキ
ー、シフトキー、その他制御キー群等を有した公知のキ
ー配置を有している。なお、図3において、キー214
及びキー217は各々、前画面及び次画面の表示を指示
するキー、キー216は処理中の文書フアイル先頭にカ
ーソルを移動させるとともに文書先頭部分の表示を指示
するキー、キー220(キー220U、220D、22
0L、220Rの総称)は対応する矢印の方向(上下左
右方向)にカーソルを移動させるためのカーソルキー群
である。
【0013】MODEキー228とCODEキー229
は、これらキーとともに他のキー(例えば数値,文字キ
ー)を押下することにより、所定の機能を実行させるこ
とができるキーである。本実施例では、MODEキー2
29と数値キー“3”とを同時押下することにより文字
のサイズ設定画面(後述の図10(B))が表示され、
文字サイズ設定の選択を促すようにする。
【0014】キー230は、文章入力中であれば、文章
に改行コードを挿入するとともに、例えば、文字サイズ
設定画面(後述の図10(B))において機能の決定を
行うのに使用されるリターンキーである。
【0015】キー231は、カーソルの前の文字を削除
するキヤンセルキーであり、CODEキー228と同時
に押下する事により、カーソル位置の文字を削除するデ
リート機能として使用される。
【0016】[メモリ内の文書データ配置(図4〜図
5)]図4は、RAM103内のデータ配置を示す図で
ある。
【0017】図4はRAM103内のデータ配置例を、
図5(A)及び図5(B)は各々、表示行情報テーブル
112内とカーソル行表示文字列テーブル113のデー
タ配置例を示す。
【0018】図4において、111は文章情報格納領域
であり、現在入力中の文書やフロツピデイスクから読み
出した文書など、現在処理に係る文書データがここに展
開される。112は表示行情報テーブル展開領域であ
り、表示に係る行の表示に必要な情報を行単位で格納す
る。このテーブル112の詳細については、図5(A)
を用いて後述する。113はカーソル行内の表示文字列
テーブル展開領域であり、表示に係る文字の表示に必要
な情報を文字単位で格納する。このテーブル113の詳
細については、図5(B)を用いて後述する。114は
1ページに格納可能な行数ページレングス、115は現
在設定されている行間のラインスペース量、116は設
定文字サイズ(ポイント単位)の格納領域である。さら
に、117は表示行情報テーブル内カーソル行情報の格
納領域であり、カーソルが存在する行の表示行情報テー
ブル112上の位置を格納する。118はカーソル行表
示文字列テーブル内カーソル位置情報の格納領域であ
り、カーソル位置が示す文字のカーソル行表示文字列テ
ーブル113上の位置を格納する。119は設定文字サ
イズ反映表示フラグであり、文字サイズ設定後に文字が
入力されたと仮定してカーソル行を表示した場合に
“1”が、それ以外でカーソル行が表示された場合は
“0”が格納される。
【0019】次に、表示情報テーブル112内のデータ
配置を、図5(A)を用いて説明する。図5(A)にお
いて、表示情報テーブル112は複数の表示行情報12
1で構成されている。通常、表示行情報121は、表示
画面内の表示可能行数以上の数(例えば、3画面分の行
数)だけ設けられる。表示行情報テーブル内カーソル行
位置情報117は、この表示行情報121の一つを示し
ている。表示行情報121各々は、カーソル行表示文字
列テーブル113を作成するのに必要な行先頭文字情報
122、その行で一番大きな文字のサイズを格納する最
大文字サイズ123、その行のページ上での行位置12
4、その行のページ番号125等から構成されている。
【0020】さらに、カーソル行表示文字列テーブル1
13内のデータ配置を、図5(B)を用いて説明する。
図5(B)において、カーソル行表示文字列テーブル1
13は複数の表示文字情報131で構成されている。通
常、表示文字情報131は、表示モードごとにカーソル
行内の表示文字数の数だけ設けられる。カーソル行表示
文字列テーブル内カーソル位置情報118は、この表示
文字情報131の一つを示している。表示文字情報13
1各々は、表示文字コード132、文字サイズ133、
表示位置134等から構成されている。
【0021】[カーソル行表示処理(図6〜図10)]
以下にカーソル行表示処理について、図6〜図9に示す
カーソル行表示処理を示すフローチャートと図10に示
すカーソル表示例を参照して説明する。ここでは、特
に、装置の操作者が文字サイズを設定した後の文書編集
処理についてのみ言及する。
【0022】電源が投入されると、先ずステツプS1に
てページレングス114とラインベース量115がRO
M102に格納されているデフォルト情報から格納され
る。なお、ページレングス114とラインスペース量1
15は後述のステツプS10に示すその他の処理で操作
者によつて再設定することも可能である。次に、ステツ
プS2にて文字サイズを反映して仮にカーソル行を表示
しているかどうかを示す設定文字サイズ反映表示フラグ
をオフにする(ビット値“0”を格納する)。ついで、
ステツプS3にてキー入力待ちになる。ここで、何らか
のキーが入力された場合、処理はステツプS4に進み、
キーの判別を行う。ここで、キー入力が(1)文字入力
であると判断された場合、処理はステツプS5に進む。
また、キー入力が(2)文字サイズ設定を実行させるた
めのキー(例えばMODEキー229と数値キー“3”
の操作)であると判断された場合、処理はステツプS6
に進む。さらに、キー入力が(3)文字入力でも文字サ
イズ設定実行キーでもないと判断された場合、処理はス
テツプS9に進む。これ以降は、(1)〜(3)の処理
について説明する。
【0023】(1)文字入力処理 ステツプS5では文字入力後の第1表示処理を実行し、
その後、処理はステップS11に進み、電源オフでなけ
れば処理はステツプS3に戻り、次のキー入力待ちとな
る。ステップS11において、電源オフであれば処理は
終了する。
【0024】図10(A)は、ステツプS5の第1表示
処理が繰り返し実行され作成された文書情報をLCD6
に表示した表示例である。図10(A)において、61
は設定ラインスペース量インディケータであり、1/6
インチを1行とした単位で表示する。62はカーソル行
位置インディケータであり、ページ上のカーソル行位置
をトツプマージン位置を起点として1/6インチを1行
とした単位で表示する。例えば、図10(A)ではカー
ソル行が文章先頭から2行目にあるので“2”が表示さ
れる。63はページインディケータでありページ番号を
表示する。64はカーソルであり、図10(A)の場
合、文字サイズが12ポイントで文字入力が行われるこ
とを示す大きさとなっている。12ポイントの文字の大
きさとは1/6インチ(1行)に対応する大きさであ
る。
【0025】ステツプS5における第1表示処理の詳細
については、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0026】まず、ステツプS51において表示行情報
テーブル内カーソル位置情報117が示す表示行情報テ
ーブル112内の表示行情報121における先頭文字情
報122からカーソル行表示文字列テーブル113を作
成する。この時、カーソル行表示文字列テーブル内のカ
ーソル位置が示す表示文字情報131の位置をカーソル
行表示文字列テーブル内カーソル位置情報118に格納
する。ステツプS52では、カーソル行表示文字列テー
ブル113の各表示文字情報131の文字サイズ133
から最大の文字サイズを検索し、該当する表示行情報1
21の最大文字サイズ123に格納する。
【0027】ステツプS53では、設定されているライ
ンスペース量115とカーソル行の最大文字サイズ12
3を比較し、どちらか大きい量に従つてカーソル行の表
示行位置を決定する。
【0028】例えば、図10(D)に示す画面の場合、
設定ラインスペース量インディケータ61は“1”つま
り1/6インチであり、2行目の最大文字サイズは24
ポイントで、これは2行分、2/6インチである。この
場合はカーソル行の最大文字サイズ(24ポイント)の
大きさに従つて1行目からの行送り量を決定され、カー
ソル表示行位置はトップマージンから“3”となる。
【0029】また、図10(A)に示す場合のように、
設定ラインスペース量インディケータ61は“1”つま
り1/6インチ、2行目の最大文字サイズは12ポイン
ト(1行分、1/6インチ)の場合は、カーソル表示行
位置はトップマージンから“2”となる。
【0030】ステツプS54では、ステツプS53で決
定された表示行位置にステツプS51で作成されたカー
ソル行表示文字列テーブル113の内容をLCD6に表
示する。即ち、図10(D)に示す場合はカーソル行位
置インディケータ62に表示される値は“3”、図10
(A)に示す場合はカーソル行位置インディケータ62
に表示される値は“2”となる。ステツプS55では、
カーソル行表示文字列テーブル内カーソル位置情報11
8の示す表示文字情報131の表示位置134の位置に
設定文字サイズ116に従つた大きさのカーソルを表示
し、ステツプS56にて文字サイズ設定後の仮表示を示
す設定文字サイズ反映表示フラグ119に“0”を格納
(オフ)し、処理を終了する。
【0031】(2)文字サイズ設定処理 ステップS6では文字サイズ設定のため、LCD6の画
面は図10(B)に示す表示になり、所望の文字サイズ
を入力する。図10(B)において、65は通常の文字
表示画面にオーバライトされた文字サイズ設定用のウイ
ンドウであり、9ポイント(“9 point(Small)”)、1
2ポイント(“12point(Standard)”)、18ポイント
(“18 point(Medium)”)、24ポイント(“24 point
(Large)”)、36ポイント(“36 point(Largers)
”)、横幅拡大(“Expanded”)、横幅縮小(“Conde
nsed ”)の各サイズが表示され、それぞれの文字サイ
ズには“1”から“7”の数値が割り当てられている。
所望の文字サイズの選択は、対応する数値キーを入力し
リターンキー230の押下することによつて実行され
る。本実施例の場合、図10(B)に示すように、現在
設定されている12ポイントのサイズがボールドフエイ
ス表示、選択不可能な項目(ここでは、横幅縮小(“Co
ndensed”))はイタリツク体表示となる。66は設定
されている文字のフオント、サイズ、スタイルの表示例
を示すスタイルボツクスである。
【0032】次に、ステツプS7ではステツプS6で設
定された文字サイズ情報を設定文字サイズ116の領域
に格納し、ステツプS8では第2表示処理を実行する。
第2表示処理では、文字サイズ設定後、仮に文字が入力
されたとして設定された文字サイズに対応する大きさカ
ーソルをLCD画面の入力可能位置に表示する。ステツ
プS8での第2表示処理実行後、処理はステップS11
に進み、電源オフでなければ処理はステツプS3に戻
り、次のキー入力待ちとなる。ステップS11におい
て、電源オフであれば処理は終了する。
【0033】ステツプS8における第2表示処理の詳細
については、図8のフローチャートを用いて説明する。
以下の説明では、ステツプS6で24ポイントの文字サ
イズが指定されたとして、LCD6に図10(C)に示
すような画面が表示されるものとする。図10(C)に
おいて、67は選択された24ポイントの文字サイズに
相当する形状のカーソル、68は後述するステツプS6
3で決定された行位置に表示されたカーソル行を示して
いる。
【0034】先ず、前述したステツプS51〜S52の
処理を実行後、ステツプS63において、ステツプS6
で設定された設定文字サイズ116(ここでは、24ポ
イント)と、設定されているラインスペース量115
(ここでは、“1”つまり1/6行)とカーソル行の最
大文字サイズ123(ここでは、つまり12ポイント1
行分、1/6インチ)を比較し、一番大きい量に従つて
カーソル行の表示位置を決定する。この場合、一番大き
い量は設定文字サイズである24ポイントの文字サイズ
(2行分、つまり2/6インチの大きさ)なので、この
値に基づいて前行からの行送り量を決定される。即ち、
トツプマージンから“3”の位置にカーソルの表示行位
置が定められる。
【0035】以下、前述のステツプS54〜S55の処
理を実行し、図10(C)に示すようにカーソル行位置
インディケータ62に表示される値は“3”となり、カ
ーソル67のサイズは設定文字サイズに対応したものに
変化する。最後に、ステツプS66にて文字サイズ設定
後の仮表示を示す文字サイズ反映表示フラグ119に
“1”をセットし処理を終了する。
【0036】(3)その他の処理(文字入力処理と文字
サイズ設定処理以外) ステツプS9では、設定文字サイズによる仮の行表示を
キヤンセルして第1表示処理で表示された行表示に復帰
する第3表示処理を実行する。その後、ステップS10
において、ステップS3で入力したキーに対応する処理
(例えば、サーチ&リプレース機能,ブロツク機能等)
を実行後、処理はステップS11に進み、電源オフでな
ければ処理はステツプS3に戻り、次のキー入力待ちと
なる。ステップS11において、電源オフであれば処理
は終了する。
【0037】ステツプS9における第3表示処理の詳細
については、図9に示すフローチャートを用いて説明す
る。ここでは、ステツプS8の第2表示処理によって、
図10(C)で示す画面が表示されている時に、サーチ
&リプレースの機能を実行させるためのキーが入力さ
れ、第3表示処理の実行によって図10(A)に示す画
面表示に復帰し、ステツプS10でサーチ&リプレース
の処理に進む場合を想定する。
【0038】先ず、ステツプS91で設定文字サイズ反
映表示フラグ119を調べる。ここで、そのフラグ11
9がオフ(ビット値“0”)であれば処理を終了し、オ
ン(ビット値“1”)であれば処理はステツプS92に
進む。図10(C)の状態では、そのフラグ119はオ
ンの状態である。ステツプS92では、前述した第1表
示処理を実行し、さらにステツプS93で設定文字サイ
ズ反映フラグ119をオフにして処理を終了する。
【0039】従って本実施例に従えば、文書作成編集中
の文字サイズ変更指示に従って、カーソルの形状(大き
さ)を変化させて文字入力位置をLCD上に指示した
り、文字サイズ変更後に文字入力を実行せず、他の入力
を行った場合には文字サイズ変更を自動的にキャンセル
することができる。
【0040】
【他の実施例】前述の実施例でのカーソル表示処理は文
書作成編集処理がページ内に限定される場合について説
明したが、本実施例では、文字入力位置を示すカーソル
がページ最終行に位置しており、2頁にまたがるような
カーソル表示処理を行う場合について、図11〜図13
に示すフローチャートと図14に示すカーソル表示例を
参照して説明する。なお、ここでは前述の実施例とは異
なる特徴を示す部分の文書編集処理についてのみ説明
し、前述の実施例と共通する処理については共通なステ
ップ番号を付して説明を省略する。
【0041】本実施例の処理の前提条件として、ページ
レングス114の値が“54”行(1行は1/6イン
チ)であるとして、LCD画面が図14(A)に示すよ
うな状態を考える。図14(A)はステツプS5の第1
表示処理が繰り返し実行されて作成された文書がLCD
6上に表示された例である。図14(A)では、カーソ
ル行位置インディケータ62は“54”行となってお
り、カーソル行がページ最終行に位置することを示して
いる。
【0042】さて、ステツプS4で判別されたキーが文
字サイズ設定を実行さぜるためのキーである場合には、
ステツプS6〜S7の処理を経て、ステツプS108に
おいて第4表示処理を実行する。この処理の詳細は、図
12に示すフローチャートを参照して説明する。以下の
説明では、ステツプS6で24ポイントの文字サイズが
設定され、LCD画面が図14(A)の状態から図14
(B)に示す画面になる処理を考える。
【0043】先ず、ステツプS51〜S52、及び、ス
テツプS63の処理を行って同一ページ上におけるカー
ソル行の表示位置を決定する。ここでは、文字サイズと
して24ポイントが設定されているとしているので、こ
の設定文字サイズが一番大きな文字送り量を必要とし、
この設定文字サイズに従つて決定される表示行位置は
“55”となる。次にステツプS164にて、決定され
た表示行位置が設定されているページレングス114
(ここでは、“54”行)の範囲を越えるかどうかを調
べる。ここで、決定された表示行位置がページレングス
内に納まるのであれば処理はステツプS54に進み、ペ
ージレングスを越える場合はステツプS165に進む。
【0044】ステップS165では、表示行位置を次の
ページの先頭行として表示行位置を決定する処理を行
い、ステツプS166でページの区切りを表示し、ステ
ツプS167に進む。例えば、図14(B)に示すよう
に、決定された表示行位置が“55”であり、ページレ
ングス“54”を越える場合は、その行を次のページの
先頭行とする。この結果、図14(B)のカーソル行位
置インディケータ62は“2”行を、ページインディケ
ータ63は“2”頁となる。また、75はページの区切
りを示す。以下、ステツプS54〜S55、及び、ステ
ツプS66の処理を実行して第4表示処理を終了する。
【0045】次に、ステツプS4で判別されたキーが文
字入力キーでも文字サイズ設定を実行させるためのキー
でもない場合は、処理はステツプS109に進み、設定
文字サイズによる仮の行表示をキヤンセルして元々の行
表示に復帰させる第5表示処理を実行する。この処理の
詳細は、図13に示すフローチャートを参照して説明す
る。この説明では、ステツプS108で第4表示処理が
実行され、LCD画面が図14(B)に示す画面になっ
たときに、例えば、サーチ&リプレースの機能を実行さ
せるためのキーが入力されたとして、図14(A)で示
す画面表示に復帰する場合を想定する。
【0046】先ず、ステツプS91の処理に続いて、ス
テツプS192にて仮の表示行がページの先頭行である
かどうかを調べる。ここで、仮の表示行がページの先頭
行でなければステツプS92に進み、ページの先頭行で
ある場合はステツプS193に進む。
【0047】ステツプS193では、表示行情報テーブ
ル内カーソル表示位置情報117が示す表示行情報12
1のページ情報125をひとつ減じ前ページの最終行と
してステツプS92の第1表示処理を行い、ステツプS
93の処理を実行して終了する。
【0048】従って本実施例に従えば、文書作成編集が
頁をまたがるような場合であっても前述の実施例と同様
なカーソル表示処理を行うことができる。
【0049】なお、上述の実施例ではビツトマツプ型L
CDを表示部として用いた場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キヤラ
クタタイプディスプレイであつてもカーソルの行位置情
報を書き換えたり、空白行を挿入することなどによつて
文字サイズ設定による仮の行表示は可能である。
【0050】さらに、これら実施例では、パーソナルワ
ードプロセツサを例として説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、電子タイプライタな
どにも適用できる。
【0051】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによつて達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力文字サイズの設定或は変更を契機として実際の文字入
力がある前に、仮に文字入力されたと想定して文字入力
位置にカーソルが表示されるので、文字入力位置が容易
に判別され、より効率的な文書作成編集作業を行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるパーソナルワー
ドプロセツサの外観斜視図である。
【図2】図1で示したパーソナルワードプロセツサの構
成を示すブロック図である。
【図3】キーボード部の構成例を示す図である。
【図4】
【図5】RAM内のデータ配置例を示す図である。
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】カーソル行表示処理手順の一例を示すフローチ
ヤートである。
【図10】文字の大きさ変更によるカーソル行表示処理
に伴うカーソル表示例を示す図である。
【図11】
【図12】
【図13】他の実施例に従う、カーソル行表示処理手順
の一例を示すフローチヤートである。
【図14】他の実施例に従う、文字の大きさ変更による
カーソル行表示処理に伴うカーソル表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キーボード 6 LCD 100 CPU 103 RAM 111 文章情報格納領域 112 表示行情報テーブル 113 カーソル行表示文字例テーブル 114 ページレングス 115 ラインスペース量 116 設定文字サイズ 119 設定文字サイズ反映表示フラグ 228,229 機能キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の入力場所をカーソルでディスプレ
    イに表示する文書処理方法であって、 入力文字サイズを設定或は変更する工程と、 前記工程による設定或は変更を契機として文字入力がな
    される前に、前記ディスプレイの文字入力位置に、前記
    工程によって設定或は変更された文字サイズに対応して
    前記カーソルのサイズを変化させて表示する工程とを有
    することを特徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 文書の入力場所をカーソルで表示手段に
    表示する文書処理装置であって、 入力文字サイズを設定或は変更する設定手段と、 前記設定手段による設定或は変更を契機として文字入力
    がなされる前に、前記表示手段の文字入力位置に、前記
    設定手段によって設定或は変更された文字サイズに対応
    して前記カーソルのサイズを変化させて表示するカーソ
    ル表示手段とを有することを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記カーソル表示手段によって前記カー
    ソルのサイズを変化させて表示した後、文字入力以外の
    動作を契機として前記カーソルのサイズを変更前のサイ
    ズに戻して表示するカーソル復帰表示手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項第2項に記載の文書処理装
    置。
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