JPH0512215Y2 - - Google Patents

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JPH0512215Y2
JPH0512215Y2 JP5761187U JP5761187U JPH0512215Y2 JP H0512215 Y2 JPH0512215 Y2 JP H0512215Y2 JP 5761187 U JP5761187 U JP 5761187U JP 5761187 U JP5761187 U JP 5761187U JP H0512215 Y2 JPH0512215 Y2 JP H0512215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はエレベーターの戸の制御装置、特に
乗場戸の戸閉不能を防止する制御装置に関するも
のである。
[従来の技術] 第6図は従来のエレベーターの戸を示す要部横
断面図である。図中、1はエレベーターのかご、
2はかご1の出入口を開閉するかご戸、3はかご
戸2と連動して乗場4の出入口を開閉する乗場戸
である。
従来のエレベーターの戸は上記のように構成さ
れ、かご1が乗場に着床すると、電動機(図示し
ない)によりかご戸2は開き、これに機械的に係
合した乗場戸3も、かご戸2に連動して開く。か
ご1が出発するときは、上記電動機によりかご戸
2は閉まり、これに連動して乗場戸3も閉まる。
ところが、乗場4が外気に面した場所に設置さ
れ、風が乗場戸3に当たる場合や、冬場の中高層
建物で昇降路内に風の吸込みが生じる場合には、
乗場戸3に風圧が作用して、乗場戸3が閉まり切
らず、かご1が運転不能になることがある。これ
は、かご戸2は電動機によつて完全に全閉する
が、乗場戸3の全閉終端はかご戸2との係合間隙
分だけ乗場戸3自体の自閉力(乗場戸3に閉まり
勝手の力を与えるドアクローザの力)によつて閉
まるためである。すなわち、上記自閉力よりも乗
場戸3に作用する風圧による摩擦力が上回わる
と、乗場戸3は全閉しなくなり、かご1は使用不
能となる。
そこで、この対策として、乗場戸3の自閉力を
増加したり、一定時間経過しても乗場戸3が全閉
しないときは再度戸開し、電動機による戸閉力を
上げてかご戸2を閉め、これによつて乗場戸3を
全閉させるようにしたりしている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来のエレベーターの戸の制御装
置では、乗場戸3の自閉力を増加すれば、風圧が
発生しないときに乗場戸3の全閉時の戸当り部へ
の衝突力が強くなり、騒音が発生する問題点があ
る。また、電動機による戸閉力を上げれば、風圧
による全閉不能の場合には有用であるが、風圧以
外で全閉しない場合(例えば人や物がはさまれた
場合)にも再戸閉時の速度が速くなるため、人が
はさまれたり、衝突したりする危険性があるとい
う問題点がある。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、風圧による乗場戸の全閉不能を防止で
きると共に、人や物が戸に衝突したりはさまれた
りする事故を回避して安全性を向上できるように
したエレベーターの戸の制御装置を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るエレベーターの戸の制御装置
は、かご戸全閉検出スイツチが動作しても、乗場
戸全閉検出スイツチが動作しないときは、かご戸
及び乗場戸を開放し、少なくとも1回は通常の速
度で戸閉させ、再度全閉不能になつたときは、戸
閉終端の速度を増加して戸閉するようにしたもの
である。
[作用] この考案においては、かご戸全閉検出スイツチ
が動作しても、乗場戸全閉検出スイツチが動作し
ないときは全閉不能が発生したと判定して、かご
戸及び乗場戸を再開し、人や物がはさまれた場合
を考慮して少なくとも1回は通常の戸閉動作を行
い、それでも全閉不能の場合は風圧による影響と
判定した、戸閉速度を増加して戸閉動作を行う。
[実施例] 第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示す図
で、第1図は制御回路図、第2図は全体のブロツ
ク回路図、第3図は戸閉速度指令発生回路図、第
4図は戸閉速度指令電圧曲線図、第5図は動作説
明図である。
第1図中、(+)(−)は直流電源、11は戸開
条件が成立すると不導通となり、戸閉条件が成立
すると導通すると共に戸開閉指令リレー12(後
出)が付勢されるとその自己保持回路を持つ戸開
閉条件回路、12は戸開閉指令リレーで、12a
はその常開接点、12bは同じく常閉接点、13
は付勢されると戸駆動電動機28(後出)を戸閉
方向へ回転させる戸閉リレーで、13aはその常
閉接点、14は付勢されると上記戸駆動電動機を
戸開方向へ回転させる戸開リレーで、14aはそ
の常閉接点、15は乗場戸3が全閉すると閉成す
る乗場戸全閉検出スイツチ、16は乗場戸全閉確
認リレーで、16aはその常開接点、16bは同
じく常閉接点、17はかご戸2が全閉すると閉成
するかご戸全閉検出スイツチ、18はかご戸全閉
確認リレーで、18aはその常閉接点、19は付
勢されると直ちに動作し消勢されると一定時間後
に復帰する乗場戸全閉不能検出時限リレーで、1
9aはその常開接点、19bは同じく常閉接点、
20は接点19bの閉成回数をカウントし、それ
が2回になると動作するカウンタである。
第2図中、25は速度指令電圧Vpを発生する
速度指令発生回路、26は速度指令電圧Vpと後
出する速度電圧Vtの偏差を増幅する差動増幅回
路、27はトランジスタ及びダイオードで構成さ
れた駆動回路、28はかご戸2を駆動する戸駆動
電動機、29は電動機28に直結され電動機28
の回転速度に比例する速度電圧Vtを発する速度
計用発電機である。
第3図中、Vcは直流正電源、Aは演算増幅器、
Cはコンデンサ、R1〜R7は抵抗、S1〜S3はかご
戸2の位置に応じて閉成する位置スイツチで、第
4図に示すように、位置スイツチS1は区間Aだけ
閉成し、位置スイツチS2は区間B+Cだけ閉成
し、位置スイツチS3は区間Cだけ閉成する。14
bは戸開リレー14の常開接点、20aはカウン
タ20の常閉接点である。
次に、この実施例の動作を第4図及び第5図を
参照して説明する。
今、かご戸2及び乗場戸3は全開しているもの
とすると、かご戸全閉確認リレー18は消勢さ
れ、接点18aは閉成しているので、戸全閉不能
検出時限リレー19は付勢され、接点19aは閉
成し、接点19bは開放している。戸開閉条件回
路11は不導通になつているため、戸開閉指令リ
レー12は消勢され、接点12bは閉成して戸開
リレー14は付勢され、接点14aは開放してい
る。また、位置スイツチS1は閉成している。
時刻t1で戸閉条件が成立し、戸開閉条件回路1
1が導通すると、戸開閉指令リレー12は付勢さ
れ、接点12aは閉成し、接点12bは開放す
る。接点12bの開放により、戸開リレー14は
消勢され、接点14aは閉成する。これで、(+)
−12a−14a−13−(−)の回路で戸閉リ
レー13は付勢され、接点13aは開放する。こ
れで、 Vc×(R6+R7)/(R4+R6+R7) の電圧が演算増幅器Aに入力して増幅されて速度
指令電圧Vpが出力され、差動増幅器26で速度
電圧Vtを照合され、その偏差に応じて駆動回路
27は電動機28を回転させ、かご戸2は戸閉方
向へ駆動し、乗場戸3はこれに連動して戸閉方向
へ移動する。かご戸2が少し閉じて位置スイツチ
S1が開放すると、 Vc×(R5+R6+R7)/(R4+R5+R6+R7) の電圧に対応する速度指令電圧Vpが出力され、
戸閉速度は上昇して全速となる。かご戸2が減速
点に達すると、位置スイツチS2が閉成するので、 Vc×(R5+R7)/(R4+R5+R7) の電圧に対応する速度指令電圧Vpが出力され、
戸閉速度は減速して第1段低速となる。かご戸2
が更に戸閉側に移動すると、位置スイツチS3も閉
成するので、 Vc×R5/(R4+R5) の電圧に対応する速度指令電圧Vpが出力され、
戸閉速度は更に減速して第2段低速となる。
時刻t2でかご戸2が全閉すれば、かご戸全閉検
出スイツチ17が閉成するので、かご戸全閉確認
リレー18は付勢され、接点18aは開放し、乗
場戸全閉不能検出時限リレー19は消勢され、時
限のカウントを開始する。しかし、乗場戸3に異
常がなければ、乗場戸全閉検出スイツチ15も閉
成するので、乗場戸全閉確求リレー16は付勢さ
れ、接点16aは閉成するため、時限リレー19
は再ぶ付勢され接点19aの閉成及び接点19b
の開放は保持される。
もし、かご戸全閉検出スイツチ17が閉成して
も、乗場戸全閉検出スイツチ15が閉成しない
と、接点18a,16aは共に開放しているた
め、時限リレー19の時限カウントは進み、一定
時間経過すると、時刻t3で時限リレー19は復帰
し、接点19aは開放し、接点19bは閉成す
る。これでカウンタ20は戸閉不能1回とカウン
トする。接点19aの開放により、戸開閉指令リ
レー12は消勢され、接点12aは開放し、接点
12bは閉成する。接点12aの開放により、戸
閉リレー13は消勢されて接点13aは閉成す
る。これで、(+)−12b−13a−14−(−)
の回路で戸開リレー14は付勢され、接点14a
は開放し、接点14bは閉成する。接点14bの
閉成により、抵抗R5〜R7は短絡されるため、戸
閉用の速度指令電圧Vpは発生されない。その代
わりに第3図と同様の戸開用の速度指令発生回路
(図示しない)が動作して戸開放の速度指経電圧
Vpが発生され、かご戸2及び乗場戸3は戸開方
向へ移動する。かご戸2が少し開くと、かご戸全
閉検出スイツチ17は開放し、かご戸全閉確認リ
レー18は消勢され、接点18aは閉成し、時限
リレー19は付勢されて動作し、接点19aは閉
成し、接点19bは開放する。
時刻t4で全開すると、戸開閉条件回路11が導
通し、再び戸開閉指令リレー12及び戸閉リレー
13は付勢され、既述のように戸閉動作が開始さ
れる。時刻t5でかご戸2が全閉しても、乗場戸3
が全閉しなければ、時限リレー19のカウント終
了後カウンタ20は動作して、戸閉不能2回とカ
ウントし、接点20aは開放する。そして、時刻
t7で戸閉動作に移行する。
このとき、接点20aは開放しているので、戸
閉終端において抵抗R7は短絡されず、速度指令
電圧Vp1が発生され、戸閉速度は第1段低速のま
まとなる。この戸閉終端速度の増速により、かご
戸2及び乗場戸3は時刻t8で全閉する。これで、
時限リレー19は動作状態が保持される。また、
乗場戸3の全閉により、接点16bは開放し、カ
ウンタ20はリセツトされる。
[考案の効果] 以上説明したとおりこの考案では、かご戸が全
閉しても乗場戸が全閉しないときは、かご戸及び
乗場戸を開放し、少なくとも1回は通常の速度で
戸閉させ、再度全閉不能になつたときは、戸閉終
端の速度を増加して戸閉させるようにしたので、
風圧による乗場戸の全閉不能を防止できると共
に、人や物が戸に衝突したりはさまれたりする事
故を回避して安全性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案によるエレベーター
の戸の制御装置を示す図で、第1図は制御回路
図、第2図は全体ブロツク回路図、第3図は第2
図の速度指令発生回路の戸閉時の回路図、第4図
は戸閉速度指令電圧曲線図、第5図は動作説明
図、第6図はこの考案及び従来のエレベーターの
戸を示す要部横断面図である。 図中、2かかご戸、3は乗場戸、11は再戸閉
指令回路(戸開閉条件回路)、12は再戸閉指令
回路(戸開閉指令リレー)、13は戸閉リレー、
14は戸開リレー、15は乗場戸全閉検出スイツ
チ、17はかご戸全閉検出スイツチ、19は全閉
不能検出回路(乗場戸全閉不能検出時限リレー)
19aは再戸閉指令回路(乗場戸全閉不能検出時
限リレー接点)、20は再戸閉指令回路(カウン
タ)、20aは戸閉能力増加回路(カウンタ接
点)、25は速度指令発生回路、28は戸駆動電
動機である。なお、図中同一符号は同一或は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉駆動電動機でかご戸を閉方向へ駆動し、この
    かご戸に連動して乗場戸も上記閉方向へ駆動され
    るものにおいて、上記かご戸が全閉状態になると
    動作するかご戸全閉検出スイツチと、上記乗場戸
    が全閉状態になると動作する乗場戸全閉検出スイ
    ツチと、上記かご戸全閉検出スイツチが動作して
    も上記乗場戸全閉検出スイツチが動作しないこと
    を検出する全閉不能検出回路と、この全閉不能検
    出回路が動作すると上記かご戸及び乗場戸を戸閉
    させる再戸閉指令回路と、この再戸閉指令回路が
    動作しても上記全閉不能検出回路が動作すると戸
    閉の終端速度を増加する戸閉能力増加回路とを備
    えたことを特徴とするエレベーターの戸の制御装
    置。
JP5761187U 1987-04-16 1987-04-16 Expired - Lifetime JPH0512215Y2 (ja)

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JPS63166575U JPS63166575U (ja) 1988-10-31
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