JPH05120379A - 対話型ペア配線方法 - Google Patents

対話型ペア配線方法

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Publication number
JPH05120379A
JPH05120379A JP3277859A JP27785991A JPH05120379A JP H05120379 A JPH05120379 A JP H05120379A JP 3277859 A JP3277859 A JP 3277859A JP 27785991 A JP27785991 A JP 27785991A JP H05120379 A JPH05120379 A JP H05120379A
Authority
JP
Japan
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wiring
segment
line segment
length
start point
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277859A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Kamigaki
尚子 上垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準となる線分を発生する度に、ペアとなる
配線も追加できるかどうかチェックすることにより、追
加失敗時の再入力の工数と、チェックの工数を削減す
る。 【構成】 基準となる線分を発生する度に、ペアとなる
配線の線分も同時にチェックし、配線決定可能な場合、
ヴィアホールの有無、配線の向きにより、線分の長さを
決定する手段(1−11)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィック機能を利
用した対話的な配線設計によるプリント配線基板やLS
Iのレイアウトシステムに関し、特に、2組のピンペア
を可能な限りそれぞれの配線経路が同位相で同時に配線
するペア配線に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2組のピンペアに関して、それぞ
れの始点端子から終点端子までを複数の線分からなる配
線で同位相に接続するペア配線は、2組の線分を同時に
配線決定する類のものでなく、1組のピンペアが結線さ
れた後に、もう1組のピンペアについて1線分ずつ同位
相になるように配線決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、2組のピンペ
アを同位相で配線するペア配線は、ペアをなす2線分を
同時に配線決定するものではなかったので、ペアをなす
他方の線分の配線決定中に設計基準寸法検証(DRC)
によってエラー等がチェックされると、既に配線決定の
済んだ一方までを未結線としなければならないという欠
点があった。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点を
解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の対話型ペア配線
方法は、グラフィック機能を利用した対話的な配線設計
に於いて、2組のピンペアを同時に同位相で配線するペ
ア配線を行うもので、2本の配線の始点の座標を取り込
む手段と、ペアの一方の配線の1線分が指定される度
に、指定された線分および指定された線分とペアとなる
他方の線分を仮想発生させる手段と、仮想発生させた2
線分が配線決定できるかどうか判断する手段と、配線決
定可能なとき、ペアとなる線分の長さを決定する手段
と、2つの線分を配線決定する手段を有している。
【0006】
【作用】ペア配線する内の一方の配線の線分及び他方の
配線の線分のデータを仮想発生させ、両方の線分が同位
相で配線決定できるかどうかをチェックし、配線可能な
とき、2線分同時に配線決定し、不可能なときは仮想発
生させた2線分だけを無効として再入力する。
【0007】
【実施例】次に、本発明、対話型ペア配線方法の実施例
について、図面を参照して説明する。
【0008】図1、図2は、本発明の実施例における処
理手順を示す流れ図の分図である。グラフィック機能を
利用した対話的な配線設計において、2組のピンペアに
ついて、各始点端子と各終点端子がそれぞれ同じ配線層
上に並んだ位置にあって、その間を複数の線分からなる
配線で接続され、そして、それぞれの配線経路が同じ配
線層上で同じ方向に向かい、その長さもほぼ等しく(こ
れを以下、同位相と称する)配線するペア配線方法を実
施するために、処理ボックス1−1では、2組のピンペ
アの一方の配線の始点S1 の座標を入力に取り込み、処
理ボックス1−2で、他方の配線の始点S2 の座標を入
力に取り込む。
【0009】処理ボックス1−3では、2つの配線の始
点S1 とS2 との距離dを求める。次に、処理ボックス
1−4で、前記一方の配線の線分L1 の長さlを入力と
して取り込み、処理ボックス1−5では、線分L1 につ
いてのデータを仮想発生させる。
【0010】処理ボックス1−6に於いて、前記他方の
配線の始点S2 から、線分L1 と平行かつ同方向であっ
て、その長さが線分L1 の長さlと同じ距離dを加えた
長さに等しい線分L2 についてデータを仮想発生する。
【0011】判断ボックス1−7では、線分L1 および
線分L2 に関して配線決定できるかどうかの判断が前記
DRCに基づいて行われ、どちらか一方でも配線決定が
できない場合は、仮想発生させた2線分L1,L2 の前
記データを無効とし、処理ボックス1−4に戻り、再度
線分L1 を変更して入力を取り込む。
【0012】判断ボックス1−7で、2線分L1 ,L2
ともに配線決定ができる場合は、処理ボックス1−8へ
行き、仮想発生していた線分L1 を配線決定するととも
に表示する。
【0013】処理ボックス1−9では、線分L2 につい
て、その始点S2 から長さlの部分までを表示する。
【0014】処理ボックス1−10で、一方の配線の線
分L1 の終点を新たな始点とする次の線分L3 の長さを
入力に取り込み、記憶装置に格納する。
【0015】処理ボックス1−11は、詳しくは後述す
るが、一方の線分L1 の長さlに基づいて、他方の線分
2 の長さを決定し、次の処理ボックス1−12では線
分L 2 について配線決定をする。さらに処理ボックス1
−13で、線分L2 を決定した長さで再表示する。
【0016】処理ボックス1−14では、一方の配線の
線分L1 の終点(3−8)を次の線分L3 の新たな始点
1 としてセットし、処理ボックス1−15では、他方
の配線の線分L2 の終点から線分L1 の延長線上に下ろ
した垂線の足(3−9)を次の線分の新たなS2 として
セットする。次の処理ボックス1−16では、記憶装置
から線分L3 を読み込み、新たに線分L1 としてセット
する(処理ボックス1−4に該当する)。
【0017】判断ボックス1−17で、2組のピンペア
に対するペア配線が終了したかを判断し、終了していな
ければ、処理ボックス1−5へ戻り、再び、新たにセッ
トした線分L1 について仮想発生させる。
【0018】以下、これまでと同様の処理が、ペア配線
がそれぞれ複数の線分からなる配線で完成されるまで繰
り返され、ペア配線が完成したとき、処理を終了する。
【0019】図3は、図1中の他方の線分L2 の長さを
決定するための線分決定手段1−11の一実施例を示す
ものである。また図4は、図3の流れ図において、ヴィ
アホールが存在して線分L3 が線分L2 に近づく方向に
経路をとる場合の画面イメージを表わす図である。
【0020】前記の線分L1 ,L2 ,L3 および線分L
1 の長さl、2つの始点S1 ,S2間の距離dとの間の
関係は以下のとおりである。
【0021】まず、判断ボックス2−1で、オペレータ
が線分L1 と線分L3 との間にヴィアホールを入力した
かどうかを判断し、ヴィアホールがある場合には判断ボ
ックス2−2に行き、ない場合には、判断ボックス2−
3へ行く。
【0022】判断ボックス2−2および判断ボックス2
−3では、ともに、例えば図4に示すように、新たな始
点3−8から線分L3 が、線分L2 に近づく方向に経路
をとるかどうかを判断する。
【0023】判断ボックス2−2の結果、線分L2 に近
づくとき(図4の図示のとおり)と、判断ボックス2−
3の結果、線分L2 から遠ざかるとき(図4で、点3−
8から上方に向うとき)とは、長さlと距離dの和を1
2とし、判断ボックス2−2の結果、線分L2 から遠ざ
かるときと、判断ボックス2−3の結果、線分L2 に近
づくときとは、長さlと距離dの差を12とする(l>
d)。
【0024】処理ボックス2−4で、前記12を線分L
2 の長さとしてセットする。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、対話的
な配線設計に於いて、2組のピンペアを可能なかぎり同
位相で配線するペア配線を行うとき、一方の配線の線分
及び他方の配線の線分のデータを仮想発生し、両方の線
分に対し配線決定できるかどうかのチェックを行い、チ
ェックの結果、配線可能なときは2線分同時に配線決定
し、不可能なときは仮想発生させた2線分のデータだけ
を無効とし再入力するので、一方の配線を全て入力しな
おす手間が必要でなく、また工数が削減できる。また、
2線分同時にチェックを行うので、チェックに要する工
数もおよそ半分に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における処理手順の前半を示す
流れ図。
【図2】本発明の実施例における処理手順の後半を示す
流れ図。
【図3】図2中の、線分長決定手段1−11の処理手順
を示す流れ図。
【図4】図3中の、ヴィアホールが存在して、線分L3
が線分L2 に近づく方向のときの画面イメージ。
【符号の説明】
3−1 ペアの一方の配線の始点S1 3−2 ペアの他方の配線の始点S2 3−3,3−4,3−5 線分L1 、線分L2 、線分
3 3−6,3−7 長さl、距離d 3−8 ペアの一方の配線の新しい始点S1 3−9 ペアの他方の配線の新しい始点S2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィック機能を利用した対話的な配
    線設計において、2組のピンペアの各始点端子と各終点
    端子との間を、それぞれ複数の線分からなる配線で接続
    され、2本の配線経路を同位相とするペア配線方法にお
    いて、 前記2本の配線の始点端子の座標を取り込み、 前記2本のうちの一方の配線の1線分の長さを指定する
    度に、指定された線分および指定された線分とペアとな
    る他方の線分とを仮想発生させ、 仮想発生させた2つの線分が配線決定できるかどうかを
    判断し、配線決定可能なとき、前記ペアとなる2つの線
    分の長さを決定し、 2つの線分について配線決定することを特徴とする対話
    型ペア配線方法。
JP3277859A 1991-10-24 1991-10-24 対話型ペア配線方法 Pending JPH05120379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325133A (ja) * 1993-04-05 1994-11-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 差動電流スイッチ対のルーティング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06325133A (ja) * 1993-04-05 1994-11-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 差動電流スイッチ対のルーティング方法

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