JP2839005B2 - 回路図作成方式 - Google Patents

回路図作成方式

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JP2839005B2
JP2839005B2 JP8087595A JP8759596A JP2839005B2 JP 2839005 B2 JP2839005 B2 JP 2839005B2 JP 8087595 A JP8087595 A JP 8087595A JP 8759596 A JP8759596 A JP 8759596A JP 2839005 B2 JP2839005 B2 JP 2839005B2
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connector
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加奈女 黒木
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気系の回路図を
作成するための回路図作成方式に関し、特に回路図中の
所定のシンボル間を自動配線する回路図作成方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板等への実装を目的と
する実装図面における配線方法としては、例えば特開平
4−361375号公報や特開平2−287677号公
報、特開平2−12569号公報等に記載された装置な
いし方法がある。
【0003】前記特開平4−361375号公報には、
始点側の束端子にある各端子と、終点側の束端子にある
各端子が、不規則な対応関係で接続されたり、経路の先
に障害物があったりしても、柔軟に対応して束配線を形
成することができる方法が提案されている。
【0004】また、前記特開平2−287677号公報
には、途中に障害があるためにデザインルールに違反し
た配線パターンを仮配線とし、このような仮配線の多数
本を表示することができるプリント板CAD装置が提案
されている。
【0005】さらに、前記特開平2−12569号公報
には、任意の点における配線ライン延長可能幅及び配線
予定方向で障害物にあたった点の迂回点の検出を速やか
に行うことにより、結線の経路を探索するための障害物
検索の時間を短くすることができる会話型回路図編集装
置が提案されている。
【0006】このように、前記各公報に記載された装置
ないし方法は、プリント基板等のへの実装を目的とする
ものであり、部品形状や配線長、配線密度、配線可能領
域等のチェックを行う必要があるものであるが、本発明
が対象とする電気系の回路図は、シンボル間の接続関係
が分かれば十分であるため、このような厳密なチェック
を行う必要はない。
【0007】ただし、回路図の論理的なチェックを行う
上でより見易い回路図を作成する必要があるため、配線
を工夫する必要があり、また容易に配線を行えるように
する必要がある。
【0008】この種の従来の電気系の回路図を作成する
装置ないし方法においては、回路図中のシンボル間を接
続する配線について、指定された2点間の経路を自動発
生する場合に、2点間の配線可能領域を検索して配線を
行うようにしているが、例えば2点間に障害物があり配
線が不可能である場合には、自動配線を中止してしまっ
ている。このため、自動配線が不可能な2点間の配線に
おいては、その後、人手により空き領域を探しながら障
害物を迂回して配線したり、あるいは接続子を用いて配
線しなければならなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の電気系の回路図の作成においては、2点間を自動配線
したときに2点間に障害物等があり自動配線が不可能で
ある場合に、もう一度始点から今度は人手により配線し
なければならず、2度手間になるということである。
【0010】第2の問題点は、従来の電気系の回路図の
作成においては、2点間を接続子によって配線した場合
に、2点間に接続関係があることを示すために各接続子
に人手により同一の信号名を付与しなければならず、誤
った信号名を付与するおそれがあるということである。
なお、互いに接続関係にある接続子に異なる信号名を付
与してしまうと、両者が接続していることを示すことが
できず、誤った回路図になってしまう。
【0011】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、2点間を自動配線したときに障害物等
があり自動配線が不可能である場合に、自動配線を中止
することなく、その指定された2点に接続関係を示す接
続子を自動発生することにより、配線の操作性を向上さ
せることができる回路図作成方式を提供することを目的
とする。
【0012】また、本発明は、指定された2点に発生し
た一対の接続子に同一の信号名を付与することにより、
接続関係の指定ミスをなくして回路図の信頼性を向上さ
せることができる回路図作成方式を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、電気系の回路図エディタにより回路図を
作成する回路図作成方式において、配線対象となる2点
を指定する接続先指定手段と、前記指定された2点間を
結ぶ経路を検索する経路化手段と、前記検索された経路
に沿って線分を発生する自動配線手段と、前記指定され
た2点間に障害物等があり経路が検索できないときに、
前記指定された2点に接続関係を示す接続子を発生する
接続子発生手段と、を備えたことを特徴とする回路図作
成方式を提供する。
【0014】また、本発明の回路図作成方式は、前記指
定された2点に発生した一対の接続子に同一の信号名を
付与する信号名付与手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0015】前述した構成のもとで、本発明の回路図作
成方式によれば、指定された2点間に障害物等があり自
動配線ができないときに、その指定された2点に接続子
を自動発生するようにして、再度2点間の配線を人手に
よりやり直す必要をなくし、配線の操作性を向上させる
ようにする。
【0016】また、本発明の回路図作成方式によれば、
指定された2点に発生した一対の接続子に同一の信号名
を付与するようにして、指定された2点の各接続子にそ
れぞれ信号名を付与する必要をなくし、接続関係の指定
ミスをなくして回路図の信頼性を向上させるようにす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の回路図作成方式の一実施
形態の構成を示すブロック図である。本発明の回路図作
成方式は、コンピュータシステム等の情報処理装置上で
稼働する回路図エディタにおいて、回路図中の所定のシ
ンボル間を自動配線する際に用いられる。
【0019】図1を参照すると、本実施形態に係る回路
図作成方式は、回路図エディタにおいて、配線対象とな
る2点を指定する接続先指定手段1と、指定された2点
間を結ぶ経路を検索する経路化手段2と、検索された経
路に沿って線分を発生する自動配線手段3と、指定され
た2点間に障害物等があり経路が検索できないときに、
その指定された2点に接続関係を示す接続子を発生する
接続子発生手段4と、指定された2点に発生した接続子
が一対であることを示すために各接続子に同一の信号名
を付与する信号名付与手段5と、を備えている。
【0020】接続先指定手段1は、回路図エディタにお
いて接続したい2点を選択する手段であり、例えばマウ
ス等のポインティングデバイスを用いることができる。
【0021】経路化手段2は、接続先指定手段1により
指定された2点間を信号線で結ぶための経路を求める手
段であり、指定された2点間を結ぶ信号線は2点間にあ
る障害物をよけ、配線可能領域を探しながら水平ないし
垂直方向の直線の組合せにより形成される。
【0022】自動配線手段3は、経路化手段2により経
路が検索できたときに、その検索された経路に沿って信
号線を発生する手段である。
【0023】接続子発生手段4は、経路化手段2により
経路が検索できなかったときに、接続先指定手段1によ
り指定された2点に接続子を発生する手段である。な
お、接続子とは、シンボル間の配線においてシンボル同
士が離れていて線分でつなぐと配線が繁雑になる場合、
あるいは回路図のシートをまたがって別シートのシンボ
ルとの間で配線したい場合等に用いるものであり、これ
により回路図の見やすさを保つことができる。
【0024】信号名付与手段5は、接続子発生手段4に
より発生した一対の接続子が接続関係にあることを示す
ために各接続子に同一の信号名を付与する手段である。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施の形態を実施例に即して
より具体的に説明する。
【0026】図2は、本発明の回路図作成方式の一実施
例の動作を説明するためのフローチャートである。また
図3は、本発明の一実施例に係る回路図作成方式により
実際に回路図エディタにおいて配線処理がなされる様子
を示す図である。
【0027】以下、図1ないし図3を参照して、本発明
の一実施例に係る回路図作成方式により回路図エディタ
においてシンボルピンP1、P2間を接続する場合の動
作を説明する。
【0028】まず、接続先指定手段1により、シンボル
ピンP1及びP2をマウス等のポインティングデバイス
を用いて指定する(ステップ201)。図3(A)に、
回路図エディタにおいてシンボルピンP1及びP2が指
定された様子を示す。
【0029】次に、経路化手段2により、シンボルピン
P1、P2間を接続する最短距離を探索する。このと
き、他のシンボル等の障害物がない配線可能領域を探し
ながら、配線可能な経路を求める(ステップ202)。
【0030】ステップ202で配線可能領域を見つける
ことができた場合には、ステップ203で“Yes”へ
分岐し、経路化手段2により求められたシンボルピンP
1、P2間に自動配線手段3により信号線を発生する
(ステップ204)。図3(B)に、回路図エディタに
おいてシンボルピンP1、P2間が信号線により接続さ
れた様子を示す。
【0031】これに対し、ステップ202で配線可能領
域を見つけることができなかった場合には、ステップ2
03で“No”へ分岐し、シンボルピンP1、P2間に
信号線を発生することなく、接続子発生手段3により、
シンボルピンP1、P2にそれぞれ、接続子J1、J2
を発生する(ステップ205)。図3(C)に、回路図
エディタにおいてシンボルピンP1、P2にそれぞれ接
続子J1、J2が発生した様子を示す。
【0032】その後、信号名付与手段5により、シンボ
ルピンP1、P2にそれぞれ発生した接続子J1、J2
同士が接続関係にあることを示すために、それぞれの接
続子J1、J2上に同一の信号名を付与する(ステップ
206)。図3(C)に、回路図エディタにおいて接続
子J1、J2上に同一の信号名(“NET1”)が付与
された様子を示す。
【0033】以上、本発明の一実施形態を実施例に即し
て説明してきたが、本発明はこのような実施の形態及び
実施例に限定されることなく、本発明の原理に準ずる各
種の実施の形態及び実施例を含む。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回路図作
成方式によれば、自動配線が不可能である場合に、従来
のように自動配線を中止するのではなく、指定された2
点に接続子を発生することにより、人手により障害物を
迂回して配線可能領域を探しながら配線したり、接続子
を配置したりといった手間を省くことができるため、配
線の操作性を向上させることができる。
【0035】また、本発明の回路図作成方式によれば、
指定された2点に発生した接続子に同一の信号名を自動
的に付与することにより、接続子を人手で配置した場合
のように、人手により信号名を付与する際に誤った信号
名を付与するというおそれをなくすことができるため、
接続関係の指定ミスをなくして回路図の信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路図作成方式の一実施形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の回路図作成方式の一実施例の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る回路図作成方式により
実際に回路図エディタにおいて配線処理がなされる様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 接続先指定手段 2 経路化手段 3 自動配線手段 4 接続子発生手段 5 信号名付与手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気系の回路図エディタにより回路図を作
    成する回路図作成方式において、 配線対象となる2点を指定する接続先指定手段と、 前記指定された2点間を結ぶ経路を検索する経路化手段
    と、 前記検索された経路に沿って線分を発生する自動配線手
    段と、 前記指定された2点間に障害物等があり経路が検索でき
    ないときに、前記指定された2点に接続関係を示す接続
    子を発生する接続子発生手段と、 を備えたことを特徴とする回路図作成方式。
  2. 【請求項2】前記指定された2点に発生した一対の接続
    子に同一の信号名を付与する信号名付与手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1記載の回路図作成方式。
JP8087595A 1996-03-15 1996-03-15 回路図作成方式 Expired - Lifetime JP2839005B2 (ja)

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JPH09251485A JPH09251485A (ja) 1997-09-22
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Effective date: 19980916