JPH05120221A - パーソナルコンピユータのバス・システム - Google Patents
パーソナルコンピユータのバス・システムInfo
- Publication number
- JPH05120221A JPH05120221A JP30970791A JP30970791A JPH05120221A JP H05120221 A JPH05120221 A JP H05120221A JP 30970791 A JP30970791 A JP 30970791A JP 30970791 A JP30970791 A JP 30970791A JP H05120221 A JPH05120221 A JP H05120221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus
- cpu
- accessible
- personal computer
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Transfer Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CPUのみがアクセスするメモリやIOへの
アクセイ時のバス・アービトレーション及び同期化によ
るアクセスタイムのオーバーヘッドをなくす。 【構成】 CPUのみがアクセス可能なバス・アービト
レーション回路を含まない、CPU1に同期したバスb
と、CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なバス
・アービトレーション回路7を含むCPUと非同期なバ
スaとの2つのバスを設ける。これにより、CPU1の
みがアクセスするメモリ2やIO3をアクセスする場
合、バス・アービトレーション及び同期化によるオーバ
ーヘッドをなくすことができる。
アクセイ時のバス・アービトレーション及び同期化によ
るアクセスタイムのオーバーヘッドをなくす。 【構成】 CPUのみがアクセス可能なバス・アービト
レーション回路を含まない、CPU1に同期したバスb
と、CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なバス
・アービトレーション回路7を含むCPUと非同期なバ
スaとの2つのバスを設ける。これにより、CPU1の
みがアクセスするメモリ2やIO3をアクセスする場
合、バス・アービトレーション及び同期化によるオーバ
ーヘッドをなくすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タに関し、特に、そのバス・システムに関する。
タに関し、特に、そのバス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータは、図2
に示すようにCPU1及びバス・マスタ4がアクセス可
能なバス・アービトレーション回路7をもつアドレス,
データ,コントロール信号を含むバスの1つのバスで構
成されている。
に示すようにCPU1及びバス・マスタ4がアクセス可
能なバス・アービトレーション回路7をもつアドレス,
データ,コントロール信号を含むバスの1つのバスで構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパーソナル
コンピュータのバス構成では、CPU1が、CPUのみ
がアクセスするメモリ2及びIOにアクセスする場合に
おいても、バス・アクセス権を取得するため、バス・ア
ービトレーション回路7でのバス・アクセス権の調停が
必要であり、また多くの場合、CPU1とバスとは非同
期であるため、その同期化が必要である。このため、C
PUのアクセスタイムは、バス・アービトレーション及
び同期化によるオーバーヘッドが含まれ、CPUの性能
向上がシステムの性能向上に必ずしも結びつかないか、
あるいはCPU性能を生かしきれないという欠点があっ
た。
コンピュータのバス構成では、CPU1が、CPUのみ
がアクセスするメモリ2及びIOにアクセスする場合に
おいても、バス・アクセス権を取得するため、バス・ア
ービトレーション回路7でのバス・アクセス権の調停が
必要であり、また多くの場合、CPU1とバスとは非同
期であるため、その同期化が必要である。このため、C
PUのアクセスタイムは、バス・アービトレーション及
び同期化によるオーバーヘッドが含まれ、CPUの性能
向上がシステムの性能向上に必ずしも結びつかないか、
あるいはCPU性能を生かしきれないという欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、CPUのみがアクセスす
るメモリやIOをアクセスする場合に、バス・アービト
レーション及び同期化によるオーバーヘッドをなくした
パーソナルコンピュータのバス・システムを提供するこ
とにある。
るメモリやIOをアクセスする場合に、バス・アービト
レーション及び同期化によるオーバーヘッドをなくした
パーソナルコンピュータのバス・システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるパーソナルコンピュータのバス・シス
テムにおいては、CPUに同期したバスと、CPUに非
同期なバスとを有するパーソナルコンピュータのバス・
システムであって、CPUに同期したバスは、バス・ア
クセス権設定回路であるCPUのみがアクセス可能なバ
ス・アービトレーション回路をもたないアドレス,デー
タ,コントロール信号を含むものであり、CPUに非同
期なバスは、CPU及びDMAを含むバス・マスタがア
クセス可能なバス・アービトレーション回路をもつアド
レス,データ,コントロール信号を含むものである。
め、本発明によるパーソナルコンピュータのバス・シス
テムにおいては、CPUに同期したバスと、CPUに非
同期なバスとを有するパーソナルコンピュータのバス・
システムであって、CPUに同期したバスは、バス・ア
クセス権設定回路であるCPUのみがアクセス可能なバ
ス・アービトレーション回路をもたないアドレス,デー
タ,コントロール信号を含むものであり、CPUに非同
期なバスは、CPU及びDMAを含むバス・マスタがア
クセス可能なバス・アービトレーション回路をもつアド
レス,データ,コントロール信号を含むものである。
【0006】また、CPUに同期したバスには、CPU
のみがアクセス可能なメモリと、CPUのみがアクセス
可能なIOとが接続されたものである。
のみがアクセス可能なメモリと、CPUのみがアクセス
可能なIOとが接続されたものである。
【0007】また、CPUに非同期なバスには、CPU
及びバス・マスタがアクセス可能なメモリと、CPU及
びバス・マスタがアクセス可能なIOとが接続されたも
のである。
及びバス・マスタがアクセス可能なメモリと、CPU及
びバス・マスタがアクセス可能なIOとが接続されたも
のである。
【0008】
【作用】CPUのみがアクセス可能なメモリ又は、IO
をアクセスする場合、バス・アービトレーション及び同
期化によるオーバーヘッドをなくす。
をアクセスする場合、バス・アービトレーション及び同
期化によるオーバーヘッドをなくす。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム・ブロ
ック図であり、図2に示す従来のパーソナルコンピュー
タと同一構成部分には、同一の符号を付して説明する。
図において、本発明のシステムは、CPU1、CPU1
のみがアクセス可能なメモリ2及びIO3、バス・マス
タ4、CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なメ
モリ5及びIO6、バス・アービトレーション回路7、
CPU1とバスaの接続を制御するバス制御回路8を含
むものである。
説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム・ブロ
ック図であり、図2に示す従来のパーソナルコンピュー
タと同一構成部分には、同一の符号を付して説明する。
図において、本発明のシステムは、CPU1、CPU1
のみがアクセス可能なメモリ2及びIO3、バス・マス
タ4、CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なメ
モリ5及びIO6、バス・アービトレーション回路7、
CPU1とバスaの接続を制御するバス制御回路8を含
むものである。
【0010】図2に示す従来例では、メモリ2及びIO
3,メモリ5,IO6は、同一のバスaに接続されてい
るのに対し、本発明においては、図1に示すようにメモ
リ2及びIO3は、CPU1のみがアクセス可能なCP
U1に同期したバスbに接続されている。また、メモリ
5及びIO6は、CPU1及びバス・マスタ4が、アク
セス可能なバスaに接続されている。
3,メモリ5,IO6は、同一のバスaに接続されてい
るのに対し、本発明においては、図1に示すようにメモ
リ2及びIO3は、CPU1のみがアクセス可能なCP
U1に同期したバスbに接続されている。また、メモリ
5及びIO6は、CPU1及びバス・マスタ4が、アク
セス可能なバスaに接続されている。
【0011】CPU1が、バスaに接続されたメモリ5
又はIO6をアクセスする場合、バス制御回路8よりバ
ス・アービトレーション回路7に対し、バス要求信号c
を出力する。
又はIO6をアクセスする場合、バス制御回路8よりバ
ス・アービトレーション回路7に対し、バス要求信号c
を出力する。
【0012】バス・アービトレーション回路7は、バス
aの使用状態をモニタし、未使用状態であれば、CPU
1に対するバス使用許可信号dを出力する。
aの使用状態をモニタし、未使用状態であれば、CPU
1に対するバス使用許可信号dを出力する。
【0013】バス制御回路8は、バス使用許可信号dを
受け付けるとCPU1とバスaの同期化を行い、メモリ
5又は、IO6をアクセスする。
受け付けるとCPU1とバスaの同期化を行い、メモリ
5又は、IO6をアクセスする。
【0014】また、バス制御回路8からバス要求信号c
が出力された時、バス・マスタ4がメモリ5又はIO6
をアクセスするために、バスaを占有していた場合、バ
ス・アービトレーション回路7は、バス・マスタ4のア
クセスサイクルが終了し、バスaが解放されるのを待っ
てCPU1に対するバス使用許可信号dを出力する。
が出力された時、バス・マスタ4がメモリ5又はIO6
をアクセスするために、バスaを占有していた場合、バ
ス・アービトレーション回路7は、バス・マスタ4のア
クセスサイクルが終了し、バスaが解放されるのを待っ
てCPU1に対するバス使用許可信号dを出力する。
【0015】これは、図2に示す従来例において、CP
U1が可能なメモリ2及びIO3をアクセスする場合
も、同様である。
U1が可能なメモリ2及びIO3をアクセスする場合
も、同様である。
【0016】一方、図1において、CPU1がバスbに
接続されたメモリ2又はIO3をアクセスする場合、バ
スbは、CPU1のみがアクセス可能であり、またCP
U1に同期しているため、バス・アービトレーション及
び同期化によるオーバーヘッドなしに、メモリ2又はI
O3をアクセスすることができる。
接続されたメモリ2又はIO3をアクセスする場合、バ
スbは、CPU1のみがアクセス可能であり、またCP
U1に同期しているため、バス・アービトレーション及
び同期化によるオーバーヘッドなしに、メモリ2又はI
O3をアクセスすることができる。
【0017】従って、図2の従来例では、バス・アービ
トレーション及び同期化によるオーバーヘッドが生じた
メモリ2又はIO3へのアクセスに対し、図1のように
構成することにより、本発明ではそのオーバーヘッドを
なくすことができる。
トレーション及び同期化によるオーバーヘッドが生じた
メモリ2又はIO3へのアクセスに対し、図1のように
構成することにより、本発明ではそのオーバーヘッドを
なくすことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUの
みがアクセス可能なバス・アービトレーション回路を含
まないCPUと同期したバスと、CPU及びバス・マス
タがアクセス可能なバス・アービトレーション回路を含
む非同期なバスとの2つのバスで、バスシステムを構成
することによりCPUのみがアクセス可能なメモリ又
は、IOをアクセスする場合、バス・アービトレーショ
ン及び同期化によるオーバーヘッドをなくすことができ
る効果がある。
みがアクセス可能なバス・アービトレーション回路を含
まないCPUと同期したバスと、CPU及びバス・マス
タがアクセス可能なバス・アービトレーション回路を含
む非同期なバスとの2つのバスで、バスシステムを構成
することによりCPUのみがアクセス可能なメモリ又
は、IOをアクセスする場合、バス・アービトレーショ
ン及び同期化によるオーバーヘッドをなくすことができ
る効果がある。
【図1】本発明の一実施例のシステムブロック図であ
る。
る。
【図2】従来のパーソナルコンピュータのシステムブロ
ック図である。
ック図である。
1 CPU 2 CPU1のみがアクセス可能なメモリ 3 CPU1のみがアクセス可能なIO 4 バスマスタ 5 CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なメモ
リ 6 CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なIO 7 バス・アービトレーション回路 8 バス制御回路 a CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なバス b CPU1のみがアクセス可能なバス c CPU1のバス要求信号 d CPU1のバス使用許可信号
リ 6 CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なIO 7 バス・アービトレーション回路 8 バス制御回路 a CPU1及びバス・マスタ4がアクセス可能なバス b CPU1のみがアクセス可能なバス c CPU1のバス要求信号 d CPU1のバス使用許可信号
Claims (3)
- 【請求項1】 CPUに同期したバスと、CPUに非同
期なバスとを有するパーソナルコンピュータのバス・シ
ステムであって、 CPUに同期したバスは、バス・アクセス権設定回路で
あるCPUのみがアクセス可能なバス・アービトレーシ
ョン回路をもたないアドレス,データ,コントロール信
号を含むものであり、 CPUに非同期なバスは、CPU及びDMAを含むバス
・マスタがアクセス可能なバス・アービトレーション回
路をもつアドレス,データ,コントロール信号を含むも
のであることを特徴とするパーソナルコンピュータのバ
ス・システム。 - 【請求項2】 CPUに同期したバスには、CPUのみ
がアクセス可能なメモリと、CPUのみがアクセス可能
なIOとが接続されたものである請求項1に記載のパー
ソナルコンピュータのバス・システム。 - 【請求項3】 CPUに非同期なバスには、CPU及び
バス・マスタがアクセス可能なメモリと、CPU及びバ
ス・マスタがアクセス可能なIOとが接続されたもので
ある請求項1に記載のパーソナルコンピュータのバス・
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30970791A JPH05120221A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パーソナルコンピユータのバス・システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30970791A JPH05120221A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パーソナルコンピユータのバス・システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120221A true JPH05120221A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17996324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30970791A Pending JPH05120221A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | パーソナルコンピユータのバス・システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05120221A (ja) |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP30970791A patent/JPH05120221A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5359717A (en) | Microprocessor arranged to access a non-multiplexed interface or a multiplexed peripheral interface | |
JPH07271721A (ja) | コンピュータシステム及びその動作方法 | |
JPS5878246A (ja) | アクセス調整装置及び方法 | |
US5748203A (en) | Computer system architecture that incorporates display memory into system memory | |
JPH05120221A (ja) | パーソナルコンピユータのバス・システム | |
JPH03122745A (ja) | Dma制御方式 | |
JP2565916B2 (ja) | メモリアクセス制御装置 | |
JPS59229662A (ja) | 共有メモリ制御回路 | |
JPH05282246A (ja) | マイクロコンピュータ | |
JPH09311812A (ja) | マイクロコンピュータ | |
US5784580A (en) | System and method for communicating between devices | |
JPH03232052A (ja) | 共有データの排他アクセス方式 | |
JPS62127962A (ja) | マイクロコンピユ−タ | |
JPS6224347A (ja) | バス制御装置 | |
JP2594919B2 (ja) | ロジックlsi | |
JP3206013B2 (ja) | ダイレクト・メモリ・アクセス転送制御装置 | |
JPS622337A (ja) | メモリ拡張方式 | |
KR19990058860A (ko) | 인터럽트를 이용한 1:엔 프로세서간의 시분할 디피램통신 방법 | |
JPH01241643A (ja) | インタフェース装置 | |
JPH07121483A (ja) | 共有メモリアクセス制御回路 | |
JPH04157556A (ja) | 識別番号付与方式 | |
JPS6341973A (ja) | マルチプロセツサシステム | |
JPS61264463A (ja) | バス制御方式 | |
JPH04338859A (ja) | コンピュータ装置 | |
JPH02211570A (ja) | バスマスタ切り換え制御方式 |