JPH0511977Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0511977Y2
JPH0511977Y2 JP1988147293U JP14729388U JPH0511977Y2 JP H0511977 Y2 JPH0511977 Y2 JP H0511977Y2 JP 1988147293 U JP1988147293 U JP 1988147293U JP 14729388 U JP14729388 U JP 14729388U JP H0511977 Y2 JPH0511977 Y2 JP H0511977Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
workpieces
magnetic chuck
arrangement jig
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988147293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0266962U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988147293U priority Critical patent/JPH0511977Y2/ja
Publication of JPH0266962U publication Critical patent/JPH0266962U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0511977Y2 publication Critical patent/JPH0511977Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、研削盤、フライス盤等の機械加工
時に多用されるマグネツトチヤツクに、被加工
物、特に小物の被加工物を効率良く整列配置し、
機械稼動率を大幅に向上させる被加工物配列治具
に係り、被磁性支持板上にマグネツトチヤツクの
吸着力より弱い磁力の平板状の永久磁石を配置し
た配列治具に関する。
従来の技術 マグネツトチヤツクには吸着力発生源として電
磁石を用いた電磁チヤツク、永久磁石を用いた永
磁チヤンクが知られている。
これらのマグネツトチヤツクは、サーフエスグ
ラインダー、堅型、横型のロータリーサーフエス
グラインダー等の研削盤、堅型、横型のフライス
盤等を用いる各種機械加工に際し、被加工物を整
列配置するために不可欠なものである。
マグネツトチヤツクの上面に被加工物を整列配
置するためには、通常、マグネツトチヤツク上面
に吸着力を作用させないオフ状態にしておき、そ
のマグネツトチヤツク上面に、作業者が直接手作
業にて所定位置に整列させたのち、マグネツトチ
ヤツク上面に吸着力を作用させるオン状態にして
吸着固定する。
上記の如き方法にて、マグネツトチヤツク上面
に被加工物を配列して磁気吸着固定すると、この
被加工物の配列作業の間は実質的に加工作業がで
きないため、機械稼動率が低くなり、特に、被加
工物が小物の場合は、配列作業に手間取り機械可
動率が極めて悪い問題があつた。
そこで、機械可動率を向上させるため、1加工
ヘツドに対して2テーブルを配置し、一方のマグ
ネツトチヤツクテーブル上に被加工物を配列する
間に、他方の準備を完了したテーブルを加工ヘツ
ド側へ移動させて所定の加工を行なう構成の加工
装置が提案されている。
前記装置は能率向上を達成できるが、複数の可
動テーブルを備えるため装置が複雑かつ大型化
し、装置も高価になる問題があつた。
解決すべき技術的課題 この考案は、1ヘツド2テーブル構成等の高価
な装置を用いることなく、被加工物を効率良くマ
グネツトチヤツク上面に配列して吸着固定でき、
研削盤等の機械加工に際し、その機械稼動率を大
幅に向上させることが可能な被加工物配列治具の
提案を目的とするものである。
考案の概要 この考案は、複数の被加工物をマグネツトチヤ
ツク上面に、配列吸着固定する被加工物配列治具
において、非磁性支持板上面に磁石を平板状に配
置するとともに、該平板状磁石上に磁力調整用非
磁性体を配置してその吸着力を前記マグネツトチ
ヤツクの吸着力以下とし、必要に応じて支持板に
ハンドルを設けたり、マグネツトチヤツク上面の
形状に応じて種々形状となすことを特徴とする被
加工物配列治具である。
考案の図面に基づく開示 第1図はこの考案の被加工物配列治具の概略構
成を示す縦断正面説明図と上面説明図である。第
2図はこの考案の被加工物配列治具の使用状態を
示す縦断正面説明図である。
構 成 第1図に示す被加工物配列治具1(以下配列治
具)は、木製合板からなる非磁性支持板2上に樹
脂磁石からなる平板状磁石3、塩化ビニールから
なる磁力調整用シート4を積層してあり、さらに
配列治具1を持ち上げて運ぶための取手5を設け
てある。
この配列治具の上面に、例えば第1図に示す如
く、複数の被加工物6を配列して磁気吸着固定す
る。
上記構成において、非磁性支持板2は、その上
面に平板状磁石3を接着剤等にて固着するが、特
に被加工物の配列を容易にするために平板状磁石
3上面を平滑に保持し、該磁石3の機械的強度を
補強するとともに、一旦配列された被加工物の搬
送を容易にするために配設するものである。
上記目的を達成するためには、この支持板2が
磁性体であつても良いが、配列治具1の周辺に位
置する作業台や工具等との吸引、吸着を考慮する
に、非磁性体であることが作業性の上で望まし
い。
また、非磁性支持板2は木製合板の他、上記目
的を達成するものであれば、樹脂性の板等を適宜
選定すれば良い。
平板状磁石3は、その上面に被加工物6を配列
し、配列後磁石の吸着力によつて固定する役割を
有する。
平板状磁石3の吸着力は後述する如く、マグネ
ツトチヤツクの吸着力以下である必要があるが、
一方、一旦配列した被加工物が移動したり離脱し
なりしないだけの吸着力が必要である。
特に配列治具1に配列固定されている被加工物
6をマグネツトチヤツクに移す際には、該配列治
具1を反転させるため、その時に被加工物6が配
列治具1から落下しない程度の吸着力が必要であ
る。
また、必要以上に吸着力が大きいと被加工物6
の配列作業が煩雑になるため、平板状磁石3の吸
着力はマグネツトチヤツクの吸着力、被加工物の
重量、形状寸法等を考慮して選定することが望ま
しい。
上記吸着力を有する平板状磁石3としては、樹
脂磁石、ゴム磁石等の他フエライト磁石等、公知
の磁石が使用でき、一板のシート状磁石を用いて
も、複数の小片状磁石を組み合せ配列しても良
い。
磁力調整用シート4は、この考案において不可
欠のものであり、前記平板状磁石3の吸着力が強
すぎる場合に、被加工物6と平板状磁石3との間
に介在して磁気的な空〓を形成し、所望の吸着力
とする役割を有する。
また、磁気吸脱着を繰りかえす平板状磁石3の
上面の損傷防止に有効であり、前記塩化ビニール
等の所定厚さからなる非磁性材料を適宜採用でき
る。
作用・効果 第2図に基づいて、この考案の配列治具1に配
列されている被加工物6をマグネツトチヤツク7
に移し、該マグネツトチヤツク7上面に被加工物
6を配列吸着固定する作業を説明する。
第1図に示す如く、この考案の配列治具1に複
数個の被加工物6を所要位置に配列して磁気吸着
固定したのち、オフ状態にあるマグネツトチヤツ
ク7の上方に、前記配列治具1を反転させ、さら
にマグネツトチヤツク7上面に被加工物6を当接
させる。
この状態においてマグネツトチヤツク7をオン
状態にすると、被加工物6がマグネツトチヤツク
7上面に配列固定される。
この時、マグネツトチヤツク7の吸着力が配列
治具1の平板状磁石3の吸着力よりも大きいた
め、配列治具1の取手5を持ち上げると、被加工
物6は配列治具1から離脱し、マグネツトチヤツ
ク7上面に配列したまま吸着固定される。
上述の如く、被加工物6をこの考案の配列治具
1からマグネツトチヤツク7へ配列形態を保持し
たまま容易に移転することができるため、機械加
工の間に、被加工物6を配列治具1に配列して吸
着固定しておき、先の機械加工終了時、即座に配
列治具1上の被加工物6をマグネツトチヤツク7
に移動して配列させることができ、機械稼動率を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案の被加工物配列治具の
概略構成を示す縦断正面説明図と上面説明図であ
る。第2図はこの考案の被加工物配列治具の使用
状態を示す縦断正面説明図である。 1……配列治具、2……非磁性支持板、3……
平板状磁石、4……磁力調整用シート、5……取
手、6……被加工物、7……マグネツトチヤツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の被加工物をマグネツトチヤツク上面に、
    配列吸着固定する被加工物配列治具において、磁
    力調整用非磁性体を表面に介在させて吸着力を前
    記マグネツトチヤツクの吸着力以下とした平板状
    永久磁石を非磁性支持板上面に配置したことを特
    徴とする被加工物配列治具。
JP1988147293U 1988-11-10 1988-11-10 Expired - Lifetime JPH0511977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147293U JPH0511977Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988147293U JPH0511977Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266962U JPH0266962U (ja) 1990-05-21
JPH0511977Y2 true JPH0511977Y2 (ja) 1993-03-25

Family

ID=31417558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988147293U Expired - Lifetime JPH0511977Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511977Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4422576B2 (ja) * 2004-08-02 2010-02-24 ナブテスコ株式会社 光学的立体造形方法および装置
JP4988324B2 (ja) * 2006-12-14 2012-08-01 小瀬 冨士子 研磨盤へのコイルバネセット方法とそれを用いたコイルバネ研磨方法とコイルバネセット具とそれを用いたコイルバネ研磨装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61208233A (ja) * 1985-03-12 1986-09-16 Nec Corp フラツトic用ハンドラ−

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024537Y2 (ja) * 1981-03-28 1985-07-22 勇 青木 鉄心用鉄板扱い工具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61208233A (ja) * 1985-03-12 1986-09-16 Nec Corp フラツトic用ハンドラ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0266962U (ja) 1990-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2853858B2 (ja) ワークピースの固定装置
WO2024032802A1 (zh) 线切割加工落料类零件的夹持装置及其使用方法
US20090283946A1 (en) Single-sided magnetic fixturing systems
JP5856245B2 (ja) インゴットブロックの複合面取り加工装置および面取り加工方法
JPH0511977Y2 (ja)
CN112091639B (zh) 一种模具毛坯件加工中心以及加工工艺
CN208929784U (zh) 一种电磁铁压紧治具
KR20160086995A (ko) 평판소재의 가장자리 연마용 지그
CN211867243U (zh) 可同步取放料的立式cnc加工中心的工作台
CN112266988B (zh) 一种带磁吸夹持式随行夹靴的工作台及其加工中心
JPH0691419A (ja) 6面加工方法
CN111037349A (zh) 可同步取放料的立式cnc加工中心的工作台
CN113182612B (zh) 方形体快速一次性倒角加工装置、加工机及倒角加工方法
CN219152538U (zh) 用于薄板铣磨的辅助限位装置
KR102575763B1 (ko) 고리형상을 갖는 환형모재를 선반척에 안착시키기 위한 이송로봇용 헤드 및 이를 구비한 가공기계장치
CN211332757U (zh) 一种用于非磁性零件平面磨削加工的夹具
CN219666007U (zh) 一种硅钢片铁芯的自动化磨削装置
CN220561257U (zh) 工作台自动打磨夹具
CN221849446U (zh) 一种用于冲压件再加工的磁吸夹具及加工装置
CN215546783U (zh) 方形体一次性倒角加工用定位机构
CN211387866U (zh) 一种用于装夹薄壁板类碳纤维复合材料的装置
CN220699535U (zh) 一种零件加工定位工装
CN211305055U (zh) 一种多边形组合倒角机床
CN217912960U (zh) 一种防止磁性材料偏移的磁性材料钻孔装置
JPS6338999Y2 (ja)