JP5856245B2 - インゴットブロックの複合面取り加工装置および面取り加工方法 - Google Patents

インゴットブロックの複合面取り加工装置および面取り加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、主軸台と心押台とからなる第一クランプ機構に挟持されている円柱状インゴットブロックの四側面を一対の回転ブレードで切り落として四角柱状ブロックに形成し、この四角柱状ブロックを受け渡し機構により主軸台と心押台とからなる第二クランプ機構に受け渡して挟持させ、ついで、一対の複合研削砥石軸を備える研削装置により四側面を粗研削加工および仕上げ研磨加工して四側面を平坦化加工するインゴットブロックの複合面取り加工装置およびインゴットの面取り加工方法に関する。この平坦化加工された四角柱状インゴットブロックをワイヤーカットして得られた四角形基板は、太陽光電池の基板として利用される。
円柱状インゴットブロックを四角柱状インゴットブロックに面取り加工する装置は、本願特許出願人の株式会社岡本工作機械製作所よりSiSG156H機(商品名)より販売されている。また、その面取り加工装置および面取り加工方法の詳細は、特許第5,129,319号明細書(特許文献1)に記載がなされている(図5参照)。なお、SiSG156H機の長手方向の寸法は、8,225mmである。
前記特許文献1の請求項1は、
a)機枠(2)上に左右方向に設けられた案内レール(3,3)上を左右方向に往復移動できるように設けられた一対のワークテーブル(4,4’)、
b)前記一対のワークテーブル上に左右に分離して搭載された主軸台(7a)と心押台(7b)の一対よりなる第一クランプ機構と第二クランプ機構(7,7‘)、
c)前記第一クランプ機構(7)および第二クランプ機構(7’)に支架(挟持)されたワークを載せた前記ワークテーブル(4,4’)を左右方向に往復移動させる駆動機構(7am)、
d)前記ワークテーブル(4,4’)を複合面取り加工装置(1)の正面側から見る方
向であって、かつ、右側方向より左側方向へ向かって、
e)円筒状シリコンインゴットブロックのローディングステージ(8R)、
f)前記ローディングステージの背後に設けた前記第一クランプ機構(7)の待機位置ステージ(70)、
g)前記第一クランプ機構のワーク支持軸を挟んで一対の回転切断刃(91a,91b)をその回転切断刃直径面が相対向するように前記案内レール(3,3)に対し前後に設けられた円筒状シリコンインゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(90)、
h)前記スライシングステージの左横側に設けたインゴットブロックの受け渡しステージ(80)、
i)前後移動可能および上下昇降可能な砥石軸(11a,11b)の一対に軸承されたカップホイール型砥石の一対(11g,11g)をその砥石面が相対向するようにワークテーブルを挟んでワークテーブル前後に設けられた粗研削ステージ(11)、
j)前記粗研削ステージの左横側に平行に設けた、前後移動可能および上下昇降可能な砥石軸(10a,10b)の一対に軸承されたカップホイール型砥石の一対(10g,10g)をその砥石面が相対向するようにワークテーブルを挟んでワークテーブル前後に設けられた仕上げ研削ステージ(10)、
k)前記仕上げ研削ステージの左横側位置であって、主軸台(7a)と心押台(7b)の一対よりなる前記第二クランプ機構(7’)の待機位置ステージ60)、
および、
l)前記第二クランプ機構(7’)の待機位置ステージの前面側に設けた角柱状シリコンインゴットブロックのアンローディングステージ(8L)、
を設けたことを特徴とするシリコンインゴットブロックの複合面取り加工装置(1)を提案する。
また、請求項2は、上記の複合面取り加工装置を用い、下記の工程を経て、円筒状シリコンインゴットブロックを角柱状シリコンインゴットブロックに面取り加工する方法を提案する。
(1)ローディングステージに在る搬入機構を用い、被加工物である円筒状シリコンインゴットブロックを第一クランプ機構の回転C軸廻りに回転させる機能を有するエンコーダ付き主軸台と心押台間に搬入し、ついで、前記心押台を前進させて円筒状シリコンインゴットブロックを第一クランプ機構に挟持する。
(2)前記第一クランプ機構の主軸台のC軸駆動モータを作動させ、一対の回転切断刃に対する前記円筒状シリコンインゴットブロックの切断開始位置の芯出しを行う。
(3)回転する前記一対の回転切断刃の方向に前記第一クランプ機構を搭載するワークテーブルを移動させて前記一対の回転切断刃による円筒状シリコンインゴットブロックの前後面の切断加工を行う。
(4)ついで、円筒状シリコンインゴットブロックのC軸を90度回転させる。
(5)回転する前記一対の回転切断刃の方向に第一クランプ機構を搭載するワークテーブルを移動させて前記一対の回転切断刃による円筒状シリコンインゴットブロックの前後面の切断加工を行い、四角柱状シリコンインゴットブロックを得る。
(6)前記第一クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルをインゴットブロックの受け渡しステージ方向に移動させ、受け渡しステージにロボットハンドを前進させロボットハンドの把持爪を閉じて前記四角柱状シリコンインゴットブロックを把持させ、ついで、前記第一クランプ機構の心押台を後退させて前記四角柱状シリコンインゴットブロックの挟持を開放した後、前記ロボットハンドを待機位置へ後退させる。その後、前記第一クランプ機構を搭載するワークテーブルを前記第一クランプ機構の待機位置ステージ位置へと戻した後、前記ロボットハンドを前記受け渡しステージに前進させる。
(7)第二クランプ機構の待機位置ステージ位置にある第二クランプ機構を搭載するワークテーブルを右方向に移動して前記受け渡しステージのロボットハンド位置へと移動する。次いで、前記第二クランプ機構の心押台を前進させて前記四角柱状シリコンインゴットブロックを前記第二クランプ機構の主軸台と心押台とで挟持した後、前記ロボットハンドの把持爪を開いて前記四角柱状シリコンインゴットブロックを解放し、前記ロボットハンドを待機位置へ後退させる。
(8)前記四角柱状シリコンインゴットブロックを挟持する第二クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルを左方向に移動させ、粗研削ステージへ四角柱状シリコンインゴットブロックを搬入する。
(9)一対のカップホイール型粗研削砥石間に前記第二クランプ機構を搭載するワークテーブルを移動させ、回転している前記四角柱状シリコンインゴットブロックの四隅Rコーナー部を回転している前記一対のカップホイール型粗研削砥石で円筒研削する。
(10)上記円筒研削された四角柱状シリコンインゴットブロックのC軸を回転させて一対のカップホイール型粗研削砥石の刃径方向の面に対する四角柱状シリコンインゴットブロックの面取り加工開始時のC軸芯出しを行う。
(11)回転している前記一対のカップホイール型粗研削砥石間に前記第二クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルを移動させ、前記一対のカップホイール型粗研削砥石を前進させて前記四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面に切り込みを掛けつつ前記ワークテーブルの移動により四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面の面取り加工を行う。
(12)前記四角柱状シリコンインゴットブロックのC軸を90度回転させて前記一対のカップホイール型粗研削砥石の刃径方向面に対する四角柱状シリコンインゴットブロックの加工側面位置を固定する芯出しを行う。
(13)回転している前記一対のカップホイール型粗研削砥石間に前記第二クランプ機
構を搭載する前記ワークテーブルを移動させ、前記一対のカップホイール型粗研削砥石をC軸方向に前進させて四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面に切り込みを掛けつつ前記ワークテーブルの移動により四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面の面取り加工を行なう粗面取り加工を行う。
(14)粗面取り加工が終了した四角柱状シリコンインゴットブロックを挟持する前記第二クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルを左方向に移動させ、仕上げ研削ステージへ前記四角柱状シリコンインゴットブロックを搬入する。
(15)一対のカップホイール型仕上げ研削砥石間に第二クランプ機構を搭載するワークテーブルを移動させ、回転している前記四角柱状シリコンインゴットブロックの四隅Rコーナー部を回転している前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石で円筒研削する。
(16)上記円筒研削された四角柱状シリコンインゴットブロックのC軸を回転させて前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石の刃径方向の面に対する研削開始位置決めの芯出しを行う。
(17)回転している前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石間に前記第二クランプ機構を搭載するワークテーブルを移動させ、前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石を前進させて前記四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面に切り込みを掛けつつ前記ワークテーブルの移動により四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面の面取り加工を行う。
(18)ついで、前記四角柱状シリコンインゴットブロックのC軸を90度回転させて前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石の刃径方向面に対する四角柱状シリコンインゴットブロックの加工側面位置に芯出しする。
(19)回転している前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石間に前記第二クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルを移動させ、前記一対のカップホイール型仕上げ研削砥石をC軸方向に前進させて四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面に切り込みを掛けつつ前記ワークテーブルの移動により四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面の仕上げ面取り加工を行なう。
(20)上記四角柱状シリコンインゴットブロックの前後面の仕上げ面取り加工が終了した後、仕上げ面取り加工された四角柱状シリコンインゴットブロックを挟持する第二クランプ機構を搭載する前記ワークテーブルを左方向に移動させて第二クランプ機構の待機位置ステージ位置に戻す。
(21)前記第二クランプ機構の待機位置ステージ位置にある四側面および四隅Rコーナー部仕上げ研削加工された四角柱状シリコンインゴットブロックの下面をアンローディングステージに在る搬送機構の把持爪で抱かえ把持し、前記第二クランプ機構の心押台を後退させて四角柱状シリコンインゴットブロックの第二クランプ機構による挟持を開放する。
(22)搬送機構の把持爪を複合面取り装置のハウジング外に移送し、アンローディングステージに在るブロックストッカー棚上に前述の四側面および四隅Rコーナー部が仕上げ研削加工された四角柱状シリコンインゴットブロックを載置する。
さらに、新東布雷塔▲分▼有限公司の中国公告特許第1015463号明細書(特許文献2)は、四角柱状インゴットブロック(w)を第一ローダー/アンローダー機構(25)の爪(273,273)にて掲げ上げでワークテーブル上に載置し、治具でブロックを固定した後、前記ワークテーブルを前進させて一対の粗研削砥石(11A,11A)、一対の仕上げ研削砥石(11B,11B)、一対のR粗研削ロール砥石(12A,12A)、一対のR仕上げ研削砥石(12B,12B)と接触させて四角柱状インゴットブロックの左右側面および上面Rコーナー部を研磨加工し、研磨加工が終えた四角柱状インゴットブロックを第二ローダー/アンローダー機構(22)の爪(233,233)で掲げ上げ、次いで、ワーク搬送ベルト(4)上へと搬送する図6に示す面取り加工装置(M)を開示する。
一方、特開2014−42950号公報(特許文献3)は、被加工物(円板状ウエーハ)を回転可能に保持する保持テーブルと該保持テーブルで保持された被加工物を研削する研削手段とを備えた研削装置であって、
前記研削手段は、仕上げ研削砥石を含み被加工物の直径以上の直径を有した仕上げ研削ホイールと 該仕上げ研削ホイールの外周側に同心円状に配設された粗研削砥石を含む被
加工物の直径の2倍以上の直径を有した粗研削ホイールとを有し、前記仕上げ研削ホイールの研削面は、前記粗研削ホイールの研削面よりも鉛直方向上方に形成されており、該粗研削ホイールの半径と該仕上げ研削ホイールの半径との差が被加工物の半径以上である二重ホイールと、該二重ホイールが装着されて該二重ホイールを回転させるスピンドルとを有する同一砥石軸心を有する複合構造の砥石軸ヘッドと、
該研削手段を鉛直方向に移動させる鉛直移動手段と、
所定高さに位置付けられた前記粗研削ホイールの下方で被加工物を保持した前記保持テーブルを水平方向に移動させて被加工物に粗研削を施すとともに、該粗研削ホイールを通過した被加工物の中心に前記仕上げ研削ホイールの外周が位置付けられるように該保持テーブルを移動させる水平移動手段と、
を備えることを特徴とする研削装置を提案する。
特許第5,129,319号明細書 中国公告特許第1015463号明細書 特開2014−42950号公報
太陽光電池基板加工メーカーより、面取り加工される円柱状インゴットブロックの長さが従来のSiSG156H機の250mmまたは500mmから600mmまたは1,000mmのものを面取り加工できる装置の出現が望まれている。装置の納品条件として、面取り装置の左右方向(長手方向)寸法をSiSG156H機と同等か若干寸法(200mm以内)の増加に止めることが要望されている。
本発明者らは、上記特許文献1記載の面取り加工装置において、(i).ローダーと受け渡し機(アンローダー)を並列させて装置の前面中央部に位置させ、また、一対の粗研削砥石軸と一対の仕上げ研削砥石軸を(ii).一対の同一砥石軸心を有する粗研削砥石軸と仕上げ研削砥石軸の複合構造の砥石軸ヘッド構造とすれば、太陽光電池基板加工メーカーの寸法条件を満たすことを見出し、本願発明に想到した。
請求項1の発明は、
被加工物(w)である円筒状インゴットブロックの側面を剥いで四角柱状インゴットブロックとし、さらに、この四角柱状インゴットブロックの四側面を研削加工するインゴットブロックの複合面取り加工装置(1)であって、この複合面取り加工装置(1)は、
a).機枠(2)上に左右方向に伸ばして設けられた案内レール(3,3)上を左右方向に往復移動できるように離間して設けられた一対のワークテーブル(4,4’)
b).前記一対のワークテーブル(4,4’)上に左右に分離して搭載された主軸台(7a)と心押台(7b)の一対よりなる第一クランプ機構(7)と第二クランプ機構(7’)
c).前記第一クランプ機構(7)および第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持された被加工物(w)を載せた前記ワークテーブル(4,4’)を左右方向に往復移動させる駆動機構(5,5)、
d).前記複合面取り加工装置(1)の作業ステージ(s)を、第一クランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)の右側方向から第二クランプ機構(7’)を搭載するワークテーブル(4’)左側方向に向けて、円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)、被加工物(w)のローディング/アンローディングステージ(s1)および四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)に分け、
e).前記円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)は、一対の回転切断刃(91a,91b)を備える切断装置(9,9)を前記第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)の間に挟持された被加工物(w)のワーク支持軸を挟んで前記一対の回転切断刃(91a,91b)の回転切断刃直径面が相対向するように複合面取り加工装置(1)の前記案内レール(3)の側およびに設けた切断装置(9,9)の一対の回転切断刃(91a,91b)により第一ワークテーブル(4)上の第一クランプ機構(7)の左右方向の移動により前記挟持された被加工物(w)の前後側面を切断する円柱状インゴットブロック(w)の四側面を剥いで四角柱状インゴットブロックとなすスライシングステージ(s2)であり、
f).前記ローディング/アンローディングステージ(s1)は、前記複合面取り加工装置(1)の中央部位置の被加工物(w)正面に対して機枠(2)外のに第一ローダー/アンローダー機構(13)と、第二ローダー/アンローダー機構(13’)を並列して設置し、前記第一ローダー/アンローダー機構(13)により被加工物(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持させる作業を行い、第二ローダー/アンローダー機構(13’)は、第一クランプ機構(7)に挟持されていた被加工物(w)を第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に受け渡す作業、および、第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持されていた四角柱状インゴットブロック(w)をアンローディングする作業を行い、
g).前記四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)は、第二クランプ機構(7’)と、被加工物(w)の側面に対して前後移動可能および上下昇降可能な第一砥石軸(10a)に軸承されたカップホイール型粗研削砥石(10g)、および、前記第一砥石軸(10a)内に圧空の供給または磁気軸受けのリニアモータにより前後移動可能な第二砥石軸(11a)に軸承されたカップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を双方の砥石軸心(gc,gc)が同一となるように設けた複合構造の砥石軸ヘッド構造(10,10)の一対をそれぞれのカップホイール型砥石面が相対向するようにワークテーブル(4’)を挟んで複合面取り加工装置(1)の側およびに設けられた四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)であり、カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)の砥石刃外径は、前記カップホイール型粗研削砥石(10g)の砥石刃内径より小さく、カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)の砥石刃先は、前記カップホイール型粗研削砥石(10g)の砥石刃先より内側に位置し、第二ワークテーブル(4’)上の第二クランプ機構(7’)の左右方向の移動により前記挟持された四角柱状ンゴットブロック(w)の前後側面をカップホイール型研削砥石(10g,11g)により粗研削加工および仕上げ研削加工する研削ステージ(s3)である、
ことを特徴とするインゴットブロックの複合面取り加工装置(1)を提するものである
請求項2の発明は、上記の請求項1記載の複合面取り加工装置(1)を用い、下記の工程を経て、被加工物(w)である円柱状ンゴットブロックを角柱状インゴットブロックに面取り加工する方法を提するものである
1).ローディング/アンローディングステージ(s1)にある第一ローダー/アンローダー機構(13)を用い、被加工物(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に搬入し、ついで、前記心押台(7b)を前進させて円柱状インゴットブロック(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持する。
2).前記第一クランプ機構(7)の主軸台(7b)センター支持軸をサーボモータ(7m)で回転させ、一対の回転切断刃(91a,91b)に対する前記被加工物(w)の切断開始位置の芯出し作業を行う。
3).切断装置(9)の回転する一対の回転切断刃(91a,91b)の右方向に前記第一クランプ機構(7)を搭載する第一ワークテーブル(4)を移動させて前記一対の回転切断刃の回転による被加工物(w)の前後面の切断加工を行う。
4).上記切断加工された被加工物(w)の軸心(C)を90度回転させる。
5).回転する前記一対の回転切断刃(91a,91b)の左方向に第一クランプ機構(7)を搭載する第一ワークテーブル(4)を移動させて前記一対の回転切断刃(91a,91b)による被加工物(w)の前後面の前後面の切断加工を行い、四角柱状インゴットブロック(w)を得る。
6).前記第一クランプ機構(7)を搭載する前記第一ワークテーブル(4)をローディング/アンローディングステージ(s1)方向に移動させ、第二ローダー/アンローダー機構(13’)を用い前記四角柱状インゴットブロック(w)を第一クランプ機構(7)の挟持から開放した後、第一クランプ機構(7)を右方向に在る待機位置へと後退させる。その後、第二クランプ機構(7’)を右方向に移動させてローディング/アンローディングステージ(s1)位置へと戻した後、前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)により前記四角柱状インゴットブロック(w)を第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に位置させ、挟持させる。
7).上記四角柱状インゴットブロック(w)センター軸心(C)を第二クランプ機構(7’)の主軸台センター支持軸をサーボモータ(7m)で回転させて一対のカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)の刃径方向の面に対する四角柱状インゴットブロック(w)の面取り加工開始時のC軸芯出しを行い、ついで、前記前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)を前記四角柱状インゴットブロック(w)の把持から解放し、前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)を待機位置へと後退させる。
8).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)四角柱状インゴットブロック(w)前後面に当てて粗研削加工を行う。
9).ついで、上記前後面が粗研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)の軸心(C)を90度回転させる。
10).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)をインゴットブロック(w)前後面に当てて粗研削加工を行う。
11).ついで、複合研削砥石ヘッド構造(10,10)のカップホイール型仕上げ研削砥石軸(11a)をインゴットブロック研削加工開始位置まで前進させた後、研削砥石軸(11a)を回転させる。
12).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構を搭載する第二ワークテーブル(4’)を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石(11g,11g)をインゴットブロック(w)前後面に当てて仕上げ研削加工を行う。
13).ついで、上記前後面が仕上げ研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)の軸心(C)を90度回転させる。
14).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向に位置するローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石(11g,11g)四角柱状インゴットブロック(w)前後面に当てて仕上げ研削加工を行う。
15).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させる。
16).前記ローディング/アンローディングステージ(s1)位置にある四側面が研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)を第二ローダー/アンローダー機構を用いて複合面取り装置(1)機枠(2)外へと移送する。
インゴットブロック(被加工物)のローダー/アンローダー機構の2台を並列に設置させることと、粗研削砥石軸と前後方向移動できる仕上げ研削砥石軸を同一砥石軸心とする複合構造の砥石軸ヘッド構造とすることにより、被加工物の長手方向寸法が2倍となっても複合面取り加工装置の長手方向寸法は、従来機と同等であるので、コンパクトなフットプリントの装置の設計となり、既存の工場建屋内にある装置を新しい装置に交替させて据え付けることができる。
図1は、インゴットブロックの複合面取り加工装置の平面図で、第一クランプ機構に被加工物がローディングされた状態を示す図である。 図2は、インゴットブロックの複合面取り加工装置の平面図で、第二クランプ機構に挟持された被加工物をアンローディング位置に戻した状態を示す図である。 図3は、複合構造の砥石軸ヘッド構造を示す部分断面図である。 図4は、複合構造の砥石軸ヘッドの仕上げ研削砥石が被加工物の四隅コーナー部を研磨している状態を示す図である。 図5は、複合面取り加工装置の平面図である(公知)。 図6は、別態様の複合面取り加工装置の平面図である(公知)。
図1および図2に示す本発明の複合面取り加工装置1は、直径200mm、長さ600mmの単結晶シリコンインゴットブロックを被加工物(w)とするもので、長手方向(左右方向)の寸法は、8,095mmの装置である。この複合面取り加工装置1は、第一クランプ機構および回転切断刃を備える四側面切削加工ステージ(s2)、被加工物のローディング、アンローディングステージ(s1)、第二クランプ機構7’および複合研削砥石軸ヘッド構造を備える被加工物両側面の粗研削加工および仕上げ研削加工ステージ(s3)の三つのステージを備える。
上記本発明の複合面取り加工装置1は、
a)機枠2上に左右方向に伸ばして設けられた案内レール3,3上を左右方向に往復移動できるように離間して設けられた一対のワークテーブル4,4’
b)前記一対のワークテーブル上に左右に分離して搭載された主軸台7aと心押台7bの一対よりなる第一クランプ機構7と第二クランプ機構7’、
c)前記第一クランプ機構7および第二クランプ機構7’の主軸台7aと心押台7b間に挟持されたワーク(w)を載せた前記ワークテーブル4,4’を左右方向に往復移動させる駆動機構5,5を備えており、
d)前記三つの作業ステージは、複合面取り加工装置1の左右方向を正面側から見る方向であって、かつ、複合面取り加工装置の右側方向の第一クランプ機構7より左側方向の第二クランプ機構7’へ向かって、複合面取り加工装置の作業ステージを円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)、インゴットブロック(被加工物)のローディング/アンローディングステージ(s1)および四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)に区分されている。
e)前記円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)は、前記第一クランプ機構7の主軸台7aと心押台7bの間に挟持されたワークのワーク支持軸(C軸)を挟んで切断装置9,9に備えられた一対の回転切断刃91a,91bをその回転切断刃直径面が相対向するように前記案内レール3,3に対し前後に設けられた前記一対の回転切断刃91a,91bにより第一ワークテーブル4上の第一クランプ機構7の左右
方向の移動により前記挟持された円柱状インゴットブロックwの前後側面を切断する円柱状インゴットブロックの四側面を剥いで四角柱状インゴットブロックwとなすスライシングステージである。
前記第一ワークテーブル4は、機枠2に左右方向に延びて敷設された一対の案内レール3,3上を左右方向に往復移動できるように設けてある。このワークテーブル4の左右往復移動は、サーボモータ5(図示されていない)による回転駆動をボールネジ6(図示されていない)が受けて回転し、このボールネジ6に螺合された固定台6aが左方向または右方向に移動することにより、この固定台表面にワークテーブル4の裏面が固定されているワークテーブル4が左方向または右方向に前進する。ワークテーブル4の左方向または右方向の前進は、サーボモータ5の回転軸が時計廻り方向か、逆時計廻り方向かに依存する。
この第一ワークテーブル4の左方向または右方向の移動に付随して前記第一クランプ機構7も左方向または右方向に移動し、クランプ機構7の主軸台センター支持軸と心押台センター支持軸により支架されて宙吊り状態となったワークwが側面剥ぎスライシングステージs3、または、ローディング/アンローディングステージ(s1)位置へと移動することを可能としている。
クランプ機構7,7’は公知のチャック機構であり、円筒研削盤で広く一般に使用されている。主軸台7aは主軸台センター支持軸をサーボモータ7amで回転させることにより被加工物(ワーク)を360度連続回転させもしくは20〜45度の角度幅で揺動回転させて被加工物の四隅Rコーナー部を面取り加工させる、あるいは、45度または90度回転させて芯出しする機能を有する。心押台7bは空気シリンダー駆動でガイドレール3,3上を左右に移動できる移動台上に設けられ、被加工物をクランプ機構7で支架したのち、レバーを押し下げることにより固定し、ワークテーブル4の移動により心押台7bを搭載する移動台が移動するのを防ぐ。
回転切断刃91a,91bの前後移動は、回転切断刃91a,91bを軸承するスピンドル軸を回転させるサーボモータ93m,93mを搭載したツールテーブル94,94を図示されていないモータ駆動ボールネジを回転駆動することにより行われる。このツールテーブル94の前進または後退の移動方向は、モータの回転軸が時計廻り方向か、逆時計廻り方向かに依存する。
一対の回転切断刃91a,91bは、一対のスピンドル軸92a,92bに軸承され、これらスピンドル軸は駆動モータ93m,93mにより回転されることにより、回転切断刃91a,91bは被加工物(w)に対し同一時計廻り方向に50〜7,500min−1の回転速度で回転される(両スピンドル軸の回転方向は互いに逆方向となる)。前記スピンドル軸92a,92bはツールテーブル94,94を前後移動することによりインゴットブロックの面剥ぎ加工開始位置へと移動可能である。ワークテーブル4は、5〜200mm/分の速度で移動可能であり、回転軸92a,92bの昇降は100mmまで上下移動可能である。前記回転切断刃としては、直径が450〜500mm、厚み1〜2mmの鋼板シートの外周縁(厚み1.3〜4.5mm)にダイヤモンド微粒子を電着したダイヤモンドカッターが使用される。
被加工物(w)のC軸を水平方向に挟持する第一クランプ機構7を搭載する第一ワークテーブル4を左方向に移動させることにより被加工物端面の前後が一対の回転切断刃91a,91bに当接し、これら回転切断刃により円柱状被加工物前面および後面が円弧状に剥ぎ落とされる両側面取り加工が行われる。被加工物前後面の面剥ぎ加工が終了したら、第一クランプ機構7の主軸台7aの支持軸を90度回転させ、面剥ぎ加工が為されていな
い被加工物の円弧面を前後位置に芯出し(位置決め)し、ついで、第一ワークテーブル4を移動させて前記一対の回転切断刃91a,91bを駆動モータ93m,93mで回転させて残りの側面の面剥ぎ加工(切断)を行う。
f)前記ローディング/アンローディングステージ(s1)は、前記複合面取り加工装置1の中央部位置の前面側に第一ローダー/アンローダー機構13と、第二ローダー/アンローダー機構13’を並列して設置し、前記第一ローダー/アンローダー機構13により被加工物を第一クランプ機構7の主軸台と心押台間に挟持させる作業を行い、第二ローダー/アンローダー機構13’は、第一クランプ機構7に挟持されていた被加工物を第二クランプ機構7’の主軸台と心押台間に受け渡す作業、および、第二クランプ機構7’の主軸台と心押台間に挟持されていた四角柱状ワーク(被加工物)をアンローディングする作業を行う。
前記ローダー/アンローダー機構13,13’は、特許文献1記載のワークローディング装置13を用いてもよいし、特許文献2記載のローダー/アンローダー機構22,25を用いてもよい。また、市場より他態様のローダー/アンローダー機構を入手してもよい。
g)前記四角柱状インゴットブロックwの研削ステージ(s3)は、第二クランプ機構7’と、前後移動可能および上下昇降可能な第一砥石軸10aに軸承されたカップホイール型粗研削砥石10g、および、前記第一砥石軸内に前後移動可能な第二砥石軸11aに軸承されたカップホイール型仕上げ研削砥石11gを同一砥石軸心gcとして設けた複合構造の砥石軸ヘッド構造10の一対をそれぞれのカップホイール型砥石10g,10g、11g,11gの刃先面が相対向するように第二ワークテーブル4’を挟んで第二ワークテーブル4’前後に設けられた四角柱状インゴットブロックの研削ステージである。
図3に示すように、前記カップホイール型仕上げ研削砥石11gの砥石刃外径(インゴットの直径が155mmのときは175mm)は、前記カップホイール型粗研削砥石10gの砥石刃外径(220mm)より小さく、カップホイール型仕上げ研削砥石11gの砥石刃先は、前記カップホイール型粗研削砥石10gの砥石刃先より内側に位置する。第一砥石軸10aおよび第二砥石軸11aは、駆動モータ10m,10mにより砥石軸心gc周りに回転する。また、ツールテーブル10t,10tのボールネジ駆動により前後方向に移動可能である。さらに、前記第一砥石軸10a内に設けられた第二砥石軸11aは、空気流入口10inより供給された圧空がカップホイール型仕上げ研削砥石11gの台座11d据付上部に供給されることにより前進し、また、カップホイール型仕上げ研削砥石11gの台座11d据付下部に供給されることにより後退できる構造となっている。10outは、空気放出孔である。なお、第二砥石軸11aの前進・後退の前後移動は、上述の空気シリンダー方式に限定されるものではなく、前記第一砥石軸10a内に設けられた第二砥石軸11aをリニアモータと電磁コイルにより磁気軸受けする構造を採用してもよい。
単結晶シリコンインゴットの直径が155mmのときは、カップホイール型粗研削砥石10gは、ビトリファイドボンド研削砥石(#300〜#600砥番)を用い、研削砥石の回転速度は1,800〜3,000min−1が好ましい。また、カップホイール型仕上げ研削砥石11gは、ビトリファイドボンド研削砥石(#8,000〜#12,000砥番)が好ましく、研削砥石の回転速度は1,000〜2,800min−1が好ましい。
前記四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)は、前記第二ワークテーブル4’上の第二クランプ機構7’の左右方向の移動により前記挟持された四角柱状インゴッ
トブロックの前後側面をカップホイール型研削砥石10g,11gにより粗研削加工および仕上げ研削加工する研削ステージである。また、被研削物の素材が単結晶シリコンインゴットのように次工程のワイヤーカットソウにより薄い四角形板を多数に切断加工する際にコーナーR部よりチッピングにより破損するのを防ぐ目的で四角柱状インゴットブロックの四隅コーナーR部をカップホイール型仕上げ研削砥石11gで仕上げ研削加工する作業を為すこともできる。
被加工物wとしては、単結晶シリコンインゴット、多結晶シリコンインゴット、SiCインゴット、Siインゴット、ゲルマニウムインゴット等が挙げられる。
上記の複合面取り加工装置1を用い、被加工物wの円筒状シリコンインゴットブロックを角柱状シリコンインゴットブロックに面取り加工する工程は、以下のように実施される。
(1)ローディング、アンローディングステージ(s1)にあるローダー/アンローダー機構13を用い、被加工物wである円筒状シリコンインゴットブロックを第一クランプ機構7の回転C軸廻りに回転させる機能を有するエンコーダ付き主軸台7aと心押台7b間に搬入し、ついで、前記心押台7bを前進させて円筒状シリコンインゴットブロックを第一クランプ機構7に挟持する。
(2)前記第一クランプ機構7の主軸台7aのC軸駆動モータ7amを作動させ、一対の回転切断刃91a,91bに対する前記円柱状インゴットブロックの切断開始位置の芯出し(位置決め)作業を行う。ついで、第一ローダー/アンローダー機構13のロボットの爪を開放し、爪を待機位置へと戻す。
(3)回転する前記一対の回転切断刃の方向(右方向)に前記第一クランプ機構を搭載する第一ワークテーブルを移動させて前記一対の回転切断刃による円柱状インゴットブロックの前後面の切断加工を行う。
(4)ついで、上記切断加工されたインゴットブロックのC軸を90度回転させる。
(5)回転する前記一対の回転切断刃91a,91bの左方向に第一クランプ機構7を搭載する第一ワークテーブル4を移動させて前記一対の回転切断刃91a,91bによる被加工物の前後面の切断加工を行い、四角柱状インゴットブロック(被加工物)を得る。
(6)前記第一クランプ機構7を搭載する前記第一ワークテーブル4をローディング/アンローディングステージ(s1)方向に移動させ、第二ローダー/アンローダー機構13’のロボットハンドを前進させロボットハンドの把持爪を閉じて前記四角柱状インゴットブロックを把持させ、ついで、前記第一クランプ機構7の心押台7bを後退させて前記四角柱状シリコンインゴットブロックのロボットハンドの爪による被加工物(w)の挟持を開放した後、前記ロボットハンドを上昇させ、第一クランプ機構7を右方向の待機位置へと後退させる。その後、第二クランプ機構7’を右方向に移動させてローディング/アンローディングステージ(s1)位置へと戻した後、前記ロボットハンドを下降させて前記四角柱状インゴットブロックwを第二クランプ機構7’の主軸台7aと心押台7b間に位置させ、心押台7bを前進移動させて四角柱状インゴットブロックを第二クランプ機構7’に受け渡す(挟持させる)。
(7)上記四角柱状インゴットブロックのC軸を第二クランプ機構7’の主軸台7aで
回転させて一対のカップホイール型粗研削砥石10g,10gの刃径方向の面に対する四角柱状インゴットブロックの面取り加工開始時のC軸芯出しを行う。ついで、前記ロボッ
トハンドの把持爪を開いて前記四角柱状インゴットブロックを解放し、前記第二ローダー/アンローダー機構13’のロボットハンドを待機位置へと後退させる。
(8)前記四角柱状インゴットブロックを挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第
二ワークテーブル4’を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造10の回転するカップホイール型粗研削砥石10g,10gをインゴットブロック前後面に当てて粗研削加工を行う。一方、この粗研削加工の間において、ローディング、アンローディングステージ(s1)に戻されたローダー/アンローダー機構13を用い、被加工物である円筒状シリコンインゴットブロック(w)を第一クランプ機構7の回転C軸廻りに回転させる機能を有するエンコーダ付き主軸台7aと心押台7b間に搬入し、ついで、前記心押台7bを前進させて円筒状シリコンインゴットブロックを第一クランプ機構7に挟持(支架)する。
(9)ついで、上記前後面が粗研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)のC軸を90度回転させる。
(10)前記四角柱状インゴットブロックを挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第二ワークテーブル4’を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造10の回転するカップホイール型粗研削砥石10g,10gをインゴットブロックw前後面に当てて粗研削加工を行う。
(11)ついで、複合研削砥石ヘッド構造10のカップホイール型仕上げ研削砥石軸11a,11aをインゴットブロック研削加工開始位置まで前進させた後、砥石軸11a,11aを回転させる。
(12)前記四角柱状インゴットブロックwを挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第二ワークテーブル4’を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造10の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石11g,11gを前進移動させてインゴットブロック前後面に当て仕上げ研削加工を行う。
(13)ついで、上記前後面が仕上げ研削加工された四角柱状インゴットブロックのC軸を90度回転させる。
(14)前記四角柱状インゴットブロックを挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第二ワークテーブル4’を右方向に位置するローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造10の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石11g,11gを前進移動させてインゴットブロックの前後面に当てて仕上げ研削加工を行う。
(15)ついで、一対の複合研削砥石ヘッド構造10の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石11g,11gの高さ位置を変更し(図4参照)、前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第二ワークテーブル4’を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石11g,11gを四角柱状インゴットブロックの四隅Rコーナー面(R1,R2,R3,R4)の四面または二面に当ててR仕上げ研削加工を行う。この際、四角柱状インゴットブロックは、主軸台7aのモータ7amによりC軸周りに360度回転または0〜30度の揺動回転がなされる。
(16)前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構7’を搭載する第二ワークテーブル4’を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させる。
(17)前記ローディング/アンローディングステージ(s1)位置にある四側面および四隅Rコーナー部仕上げ研削加工された四角柱状シリコンインゴットブロックの下面を第二ローダー/アンローダー機構13’のロボットの把持爪で把持し、前記第二クランプ機構の心押台7bを後退させて第二クランプ機構による四角柱状シリコンインゴットブロックの挟持(支架)を開放する。
(18)第二ローダー/アンローダー機構13’のロボットの把持爪を複合面取り装置1のハウジング外の待機位置へと移送し、加工されたインゴットブロックを降ろす。
(19)第二クランプ機構7’の第二ワークテーブル4’を待機位置の左方向へと移動させる。
本発明の複合面取り加工装置1は、被加工物の長手方向寸法が2倍となっても複合面取り加工装置1の長手方向寸法は、従来機と同等であるので、既存の工場建屋内にある面取り加工装置を新しい本発明の複合面取り加工装置に交替させて据え付けることができる。
1 複合面取り加工装置
w 被加工物
s1 ローディング/アンローディングステージ
13 第一ローダー/アンローダー機構
13’第二ローダー/アンローダー機構
s2 円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ
s3 四角柱状インゴットブロックの研削ステージ
2 機枠
3 案内レール
4 ワークテーブル
5 ワークテーブル移動用モータ
7 クランプ機構
7a 主軸台
7b 心押台
7m 駆動モータ
C ワーク支架軸心
9 切断装置
91a,91b 回転切断刃
10 複合構造の砥石軸ヘッド構造
10a 第一研削砥石軸
10g カップホイール型粗研削砥石
10in,10out 圧力空気流路
11a 第二研削砥石軸
11g カップホイール型仕上げ研削砥石
gc 研削砥石軸心

Claims (2)

  1. 被加工物(w)である円筒状インゴットブロックの側面を剥いで四角柱状インゴットブロックとし、さらに、この四角柱状インゴットブロックの四側面を研削加工するインゴットブロックの複合面取り加工装置(1)であって、この複合面取り加工装置(1)は、
    a).機枠(2)上に左右方向に伸ばして設けられた案内レール(3,3)上を左右方向に往復移動できるように離間して設けられた一対のワークテーブル(4,4’)
    b).前記一対のワークテーブル(4,4’)上に左右に分離して搭載された主軸台(7a)と心押台(7b)の一対よりなる第一クランプ機構(7)と第二クランプ機構(7’)
    c).前記第一クランプ機構(7)および第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持された被加工物(w)を載せた前記ワークテーブル(4,4’)を左右方向に往復移動させる駆動機構(5,5)、
    d).前記複合面取り加工装置(1)の作業ステージ(s)を、第一クランプ機構(7)を搭載するワークテーブル(4)の右側方向から第二クランプ機構(7’)を搭載するワークテーブル(4’)左側方向に向けて、円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)、被加工物(w)のローディング/アンローディングステージ(s1)および四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)に分け、
    e).前記円筒状インゴットブロックの側面剥ぎスライシングステージ(s2)は、一対の回転切断刃(91a,91b)を備える切断装置(9,9)を前記第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)の間に挟持された被加工物(w)のワーク支持軸を挟んで前記一対の回転切断刃(91a,91b)の回転切断刃直径面が相対向するように複合面取り加工装置(1)の前記案内レール(3)の側およびに設けた切断装置(9,9)の一対の回転切断刃(91a,91b)により第一ワークテーブル(4)上の第一クランプ機構(7)の左右方向の移動により前記挟持された被加工物(w)の前後側面を切断する円柱状インゴットブロック(w)の四側面を剥いで四角柱状インゴットブロックとなすスライシングステージ(s2)であり、
    f).前記ローディング/アンローディングステージ(s1)は、前記複合面取り加工装置(1)の中央部位置の被加工物(w)正面に対して機枠(2)外のに第一ローダー/アンローダー機構(13)と、第二ローダー/アンローダー機構(13’)を並列して設置し、前記第一ローダー/アンローダー機構(13)により被加工物(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持させる作業を行い、第二ローダー/アンローダー機構(13’)は、第一クランプ機構(7)に挟持されていた被加工物(w)を第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に受け渡す作業、および、第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持されていた四角柱状インゴットブロック(w)をアンローディングする作業を行い、
    g).前記四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)は、第二クランプ機構(7’)と、被加工物(w)の側面に対して前後移動可能および上下昇降可能な第一砥石軸(10a)に軸承されたカップホイール型粗研削砥石(10g)、および、前記第一砥石軸(10a)内に圧空の供給または磁気軸受けのリニアモータにより前後移動可能な第二砥石軸(11a)に軸承されたカップホイール型仕上げ研削砥石(11g)を双方の砥石軸心(gc,gc)が同一となるように設けた複合構造の砥石軸ヘッド構造(10)の一対(10,10)をそれぞれのカップホイール型砥石面が相対向するようにワークテーブル(4’)を挟んで複合面取り加工装置(1)の側およびに設けられた四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)であり、カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)の砥石刃外径は、前記カップホイール型粗研削砥石(10g)の砥石刃内径より小さく、カップホイール型仕上げ研削砥石(11g)の砥石刃先は、前記カップホイール型粗研削砥石(10g)の砥石刃先より内側に位置し、第二ワークテーブル(4’)上の第二クランプ機構(7’)の左右方向の移動により前記挟持された四角柱状ンゴットブロック(w)の前後側面をカップホイール型研削砥石(10g,11g)により粗研削加工および仕上げ研削加工する研削ステージ(s3)
    であることを特徴とするインゴットブロックの複合面取り加工装置(1)
  2. 請求項1記載の複合面取り加工装置(1)を用い、下記の工程を経て、被加工物(w)である円柱状ンゴットブロックを角柱状インゴットブロックに面取り加工する方法。
    1).ローディング/アンローディングステージ(s1)にある第一ローダー/アンローダー機構(13)を用い、被加工物(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に搬入し、ついで、前記心押台(7b)を前進させて円柱状インゴットブロック(w)を第一クランプ機構(7)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に挟持する。
    2).前記第一クランプ機構(7)の主軸台(7b)センター支持軸をサーボモータ(7m)で回転させ、一対の回転切断刃(91a,91b)に対する前記被加工物(w)の切断開始位置の芯出し作業を行う。
    3).切断装置(9)の回転する一対の回転切断刃(91a,91b)の右方向に前記第一クランプ機構(7)を搭載する第一ワークテーブル(4)を移動させて前記一対の回転切断刃の回転による被加工物(w)の前後面の切断加工を行う。
    4).上記切断加工された被加工物(w)の軸心(C)を90度回転させる。
    5).回転する前記一対の回転切断刃(91a,91b)の左方向に第一クランプ機構(7)を搭載する第一ワークテーブル(4)を移動させて前記一対の回転切断刃(91a,91b)による被加工物(w)の前後面の前後面の切断加工を行い、四角柱状インゴットブロック(w)を得る。
    6).前記第一クランプ機構(7)を搭載する前記第一ワークテーブル(4)をローディング/アンローディングステージ(s1)方向に移動させ、第二ローダー/アンローダー機構(13’)を用い前記四角柱状インゴットブロック(w)を第一クランプ機構(7)の挟持から開放した後、第一クランプ機構(7)を右方向に在る待機位置へと後退させる。その後、第二クランプ機構(7’)を右方向に移動させてローディング/アンローディングステージ(s1)位置へと戻した後、前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)により前記四角柱状インゴットブロック(w)を第二クランプ機構(7’)の主軸台(7a)と心押台(7b)間に位置させ、挟持させる。
    7).上記四角柱状インゴットブロック(w)センター軸心(C)を第二クランプ機構(7’)の主軸台センター支持軸をサーボモータ(7m)で回転させて一対のカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)の刃径方向の面に対する四角柱状インゴットブロック(w)の面取り加工開始時のC軸芯出しを行い、ついで、前記前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)を前記四角柱状インゴットブロック(w)の把持から解放し、前記第二ローダー/アンローダー機構(13’)を待機位置へと後退させる。
    8).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロック(w)の研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)四角柱状インゴットブロック(w)前後面に当てて粗研削加工を行う。
    9).ついで、上記前後面が粗研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)の軸心(C)を90度回転させる。
    10).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型粗研削砥石(10g,10g)をインゴットブロック(w)前後面に当てて粗研削加工を行う。
    11).ついで、複合研削砥石ヘッド構造(10,10)のカップホイール型仕上げ研削砥石軸(11a)をインゴットブロック研削加工開始位置まで前進させた後、研削砥石軸(11a)を回転させる。
    12).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構を搭載する第二ワークテーブル(4’)を左方向に移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内へと移動させ、一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石(11g,11g)をインゴットブロック(w)前後面に当てて仕上げ研削加工を行う。
    13).ついで、上記前後面が仕上げ研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)の軸心(C)を90度回転させる。
    14).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向に位置するローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させつつ四角柱状インゴットブロックの研削ステージ(s3)内で一対の複合研削砥石ヘッド構造(10,10)の回転するカップホイール型仕上げ研削砥石(11g,11g)四角柱状インゴットブロック(w)前後面に当てて仕上げ研削加工を行う。
    15).前記四角柱状インゴットブロック(w)を挟持する第二クランプ機構(7’)を搭載する第二ワークテーブル(4’)を右方向のローディング/アンローディングステージ(s1)位置側へと移動させる。
    16).前記ローディング/アンローディングステージ(s1)位置にある四側面が研削加工された四角柱状インゴットブロック(w)を第二ローダー/アンローダー機構を用いて複合面取り装置(1)機枠(2)外へと移送する。
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