JPH0511829B2 - - Google Patents

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JPH0511829B2
JPH0511829B2 JP61309498A JP30949886A JPH0511829B2 JP H0511829 B2 JPH0511829 B2 JP H0511829B2 JP 61309498 A JP61309498 A JP 61309498A JP 30949886 A JP30949886 A JP 30949886A JP H0511829 B2 JPH0511829 B2 JP H0511829B2
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JP
Japan
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photodiode
switch element
signal
accumulation period
light
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JP61309498A
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JPS63161784A (ja
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Mikio Kyomasu
Seiichiro Mizuno
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は検出精度を向上させた固体撮像素子に
関する。
【従来技術】
従来のMOS型イメージセンサの1つの画素の
原理的構成は第3図に示すようになつている。即
ち、ホトダイオードPDがMOS−FETのスイツチ
SWを介して映像信号を出力するビデオライン
VLに接続されている。ビデオラインVLは抵抗R
を介して負電源Eに接続されており、この抵抗R
の端子間電圧の変化により映像信号VSが取り出
される。映像信号は、各画素のスイツチSWを順
次オンとすることにより、スイツチSWを介して
各画素のホトダイオードPDを負電源Eで充電す
る時の充電電流による抵抗Rの電圧変動として検
出される。この充電電流はホトダイオードPDに
励起された電荷の量に依存する。まず、ある走査
のタイミングで、ホトダイオードPDは負電源E
により充電され逆方向にバイアスされる。次の走
査タイミグまでに、ホトダイオードPDは光を受
光して電荷を光励起させる。その結果、その光励
起された電荷により予め充電された電荷は緩和さ
れ、ホトダイオードの逆電圧Vpは低下する。こ
の逆電圧Vpは、第4図に示すように、走査タイ
ミングの1周期の間に受光された光の光量に応じ
て減少する。例えば、光量が0の場合暗電流によ
りΔq0の電圧低下が生じ、光量が増加するにつれ
て光励起された電荷によりΔq1、Δq2の電圧低下
が生じ、光量が多いと電圧低下は飽和する。従つ
てホトダイオードPDの逆電圧Vpは、光量、暗電
流、走査周期(「電荷の蓄積期間」を意味する。)
に依存する。そして、走査タイミングでスイツチ
SWがオンとなると、ホトダイオードPDは再び
負電源Eから充電され、ホトダイオードPDの逆
電圧Vpは負電源Eの電圧に等しくなる。この時
流れる充電電流は、第4図dに示すようにホトダ
イオードPDの電圧低下に応じて変化する。した
がつて、充電電流はホトダイオードPDで1走査
周期の間に受光された光量に応じて変化すること
になる。 第5図は1画素の部分的なパターン図である。
アパーチヤ部90の拡散層部分がホトダイオード
PDとなり、他の拡散部分を含めて容量部が形成
されている。91はn型の基板であり、92,9
3はp型の拡散層である。このホトダイオード
PDにMOS FETスイツチ素子SWが接続されて
いる。92はソース、93はドレインであり、9
4がゲートである。そして、ドレイン93はポリ
シリコン95を介してビデオラインVLに接続さ
れている。ビデオライン容量には、ポリシリコン
95により形成される浮遊容量、ドレイン93の
拡散容量、アルミニウムからなるビデオライン
VLによつて形成される浮遊容量がある。
【発明が解決しようとする問題点】
以上のように、従来のMOSイメージセンサは、
ホトダイオードPDが受光していなくても、熱励
起によりホトダイオードPDに蓄積されている電
荷は緩和されるので、ホトダイオードPDの逆電
圧Vpは減少する。このため、映像信号はこの熱
励起による影響を受け、暗電流を含むことにな
る。映像信号のS/N比は主として光電流と暗電
流の比となり暗電流の大きさがS/N比を支配す
る。しかも、暗電流は顕著な温度依存性があるた
め、固体撮像素子を高温又は広温度範囲で使用す
ることに問題があつた。
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための発明の構成は、各
画素にホトダイオードを配列し、各ホトダイオー
ドにおいて光励起された電荷に基づいて映像信号
をビデオラインに出力する固体撮像素子におい
て、検出セルと少なくとも1つのダミーセルを設
けたことである。 検出セルは、ホトダイオードに並列に接続さ
れ、少なくともホトダイオードにより光励起され
た電荷の蓄積期間導通される第1のスイツチ素子
と第1の容量素子からなる直列回路と、ホトダイ
オードの一端と基準電圧電源又はアースに接続さ
れ、少なくとも蓄積期間非導通とされ、導通によ
りホトダイオードに逆電圧を印加させる第2のス
イツチ素子と、第1の容量素子の一端とビデオラ
インとの間に配設され、蓄積期間の経過後、各画
素の走査信号により導通される第3のスイツチ素
子とを有している。 又、ダミーセルは、検出セルと同様に構成され
ており、遮光されたホトダイオードと、遮光され
たホトダイオードに並列に接続され、第1のスイ
ツチ素子が導通する期間導通する第4のスイツチ
素子と第2の容量素子とからなる直列接続回路
と、遮光されたホトダイオードの一端と基準電圧
電源又はアースに接続され、少なくとも蓄積期間
非導通とされ、導通により遮光されたホトダイオ
ードに逆電圧を印加させる第5のスイツチ素子
と、第2の容量素子の一端と暗信号を伝送するダ
ミーラインとの間に配設され、蓄積期間の経過
後、走査信号により導通される第6のスイツチ素
子とを有している。
【作 用】
検出セルの作動を次に説明する。 まず、第1のスイツチ素子及び第2のスイツチ
素子が導通状態になることで、ホトダイオードと
第1の容量素子には、基準電圧が印加されたリセ
ツト状態となる。尚、ホトダイオードには逆方向
に基準電圧が印加される。 次に、第2のスイツチ素子が非導通状態、第1
のスイツチ素子が導通状態となることで、ホトダ
イオード及び第1の容量素子には基準電圧が印加
されていない状態となる。この状態の継続期間
が、電荷の蓄積期間である。 電荷の蓄積期間において、第1のスイツチ素子
は導通状態であるので、ホトダイオードから発生
される光電流が、第1のスイツチ素子を介して、
ホトダイオードに並列に接続された第1の容量素
子に流れる。この結果、第1の容量素子は逆方向
に充電され、第1の容量素子の端子間電圧は、基
準電圧を初期値として減少する。 電荷の蓄積期間が終了すると、第1のスイツチ
素子は非導通状態となり、その第1の容量素子は
ホトダイオードから絶縁され、その端子間電圧を
維持する。 次に、第3のスイツチ素子には、各画素の走査
信号が入力されて、所定期間導通状態となる。こ
の結果、第1の容量素子の端子間電圧に応じた映
像信号がビデオラインに出力されることになる。 又、蓄積期間が経過した後は、第1のスイツチ
素子は非導通状態、第2のスイツチ素子は導通状
態となる。この結果、ホトダイオードには逆方向
に基準電圧が印加され、光電流は基準電圧源を通
る閉回路を流れる。よつて、光が照射されていて
も、ホトダイオードの端子間電位は変化すること
がなく、ブルーミングが防止される。 次に、全ての画素の読取走査が完了すると、第
1のスイツチ素子が導通状態、第2のスイツチ素
子が導通状態、即ち、リセツト状態となり初期状
態に戻る。上記の動作が繰り返されて、映像信号
の出力が行われる。 このように、第2のスイツチ素子が非導通とな
つてから、第1のスイツチ素子が非導通となるま
での期間を制御することにより、全ての画素にお
いて電荷の蓄積期間を同期させることができ、そ
の蓄積期間の長さも自由に設定することができ
る。 したがつて、全ての画素において同期のとれた
映像信号が得られる。また、電荷の蓄積期間を自
由に設定することにより、感度を変化させること
ができる。 次に、ダミーセルの作動について説明する。 検出セルと同様に、第1のスイツチ素子の導通
時間だけ第4のスイツチ素子が導通して、第2の
容量素子に遮光されたホトダイオードから出力さ
れる暗電流が流れる。この結果、第2の容量素子
の充電状態が変化しその端子間電圧も変化する。
全ての検出セルからの映像信号の取出期間(走査
期間)、第6のスイツチ素子が導通する。これに
より、この第2の容量素子の端子間電圧に応じた
暗信号がダミーラインに出力される。 ダミーセルは検出セルとホトダイオードが遮光
されていることを除いて同一に構成されているた
め、ダミーセルの第2の容量素子の充電状態は、
受光量が零の場合の検出セルの第1の容量素子の
充電状態と等しくなる。したがつて、検出セルの
第1の容量素子の充電状態に基づいて出力される
映像信号から、ダミーセルの第2の容量素子の充
電状態に基づいて出力される暗信号を減算すれ
ば、映像信号から暗電流による影響を除去するこ
とができるため、高温、広温度範囲でも高精度で
使用することが可能となる。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明
する。第1図は実施例のMOS型固体撮像素子の
主要部の構成を示した電気回路図である。X1は
一つの検出セル(第1検出セル)を表し、Wはダ
ミーセルである。ダミーセルは固体撮像素子にお
いて1つ設けられている。 まず、検出セルX1について説明する。 ホトダイオードPD1のカソードは、MOS−
FET(以下単に「トランジスタ」という)FT2
(第2のスイツチ素子)(エンハンスメントタイ
プ)のソースに接続され、ホトダイオードPD1
のアノードは接地されている。そして、トランジ
スタFT2のドレインには正のリフアレンス電圧
Vrefが印加されている。また、ホトダイオード
PD1の陰極はトランジスタFT1(第1のスイツ
チ素子)(エンハンスメントタイプ)のソースに
接続され、そのトランジスタFT1のドレインは
第1の容量素子C1に接続され、その容量素子C
1の他の端子は接地されている。この容量素子C
1はMOS型の容量素子で構成されている。この
トランジスタFT1と容量素子C1とで直列回路
を構成し、その直列回路がホトダイオードPD1
の両端子間に接続されている。 また、容量素子C1の陽極はトランジスタFT
3(第3のスイツチ素子)(エンハンスメントタ
イプ)のソースに接続され、そのトランジスタ
FT3のドレインにはリフアレンス電圧Vrefが印
加されている。さらに、容量素子C1の陽極はセ
ンス増幅器A1を構成するトランジスタFT4
(エンハンスメントタイプ)のゲートに接続され、
そのトランジスタFT4のドレインには電圧Vref
が印加され、そのソースは負荷抵抗を構成するト
ランジスタFT6のドレインに接続されている。
トランジスタFT6のソースはトランジスタFT7
のドレインに接続され、トランジスタFT7のソ
ースは接地されている。両トランジスタFT6,
FT7のゲートには安定した電圧が印加されてい
る。また、トランジスタFT4のソースはトラン
ジスタFT5(エンハンスメントタイプ)のドレ
インに接続され、そのトランジスタFT5のソー
スはビデオラインVLに接続されている。 トランジスタFT3はゲートにアクテイブハイ
のリセツト信号Sを入力しており、リセツト信号
S2が高レベルとなると導通する。また、トラン
ジスタFT1はゲートにアクテイブハイのデータ
信号S1を入力しており、データ信号S1が高レ
ベルとなると導通する。また、トランジスタFT
5はゲートにアクテイブハイのX1選択信号S3
を入力しており、X1選択信号S3が高レベルと
なると導通する。さらに、トランジスタFT2は
データ信号S1を反転したロツク信号S4が入力
しており、ロツク信号S4が高レベルになると導
通する。 係る構成において、第2図のタイミングチヤー
トに示すように、リセツト信号S2が時刻t1で
高レベルとなると、トランジスタFT3は導通し
容量素子C1は電圧Vrefに充電される。尚、ロ
ツク信号S4は時刻t1において高レベルである
ので、この時ホトダイオードPD1には逆方向に
電圧Vrefが印加されている。次に時刻t2にお
いて、データ信号S1が高レベルとなりロツク信
号S4が低レベルになると、トランジスタFT1
がオンとなりトランジスタFT2がオフとなる。
すると、ホトダイオードPD1はトランジスタFT
1,FT3を介して、逆方向に電圧Vrefが継続し
て印加される。 次に、時刻t3においてリセツト信号S2が低
レベルになると、トランジスタFT3はオフとな
り、トランジスタFT1のみがオン状態を継続す
る。すると、ホトダイオードPD1により生じる
光電流ILは自己の容量を充電すると共に、I1
で示すように容量素子C1、トランジスタFT1、
ホトダイオードPD1の閉回路に分流する。この
ため、光電流ILの分流成分により容量素子C1
は逆方向に充電され、その端子電圧Vcは初期電
圧Vrefから漸次減少する。 次に、時刻t4においてデータ信号S1が低レ
ベルとなると、トランジスタFT1がオフとなり、
光電流ILの分流成分による容量素子C1に対す
る逆充電が停止し、容量素子C1の端子電圧Vc
の減少が停止する。このようにして、容量素子C
1の端子電圧Vcは光電流ILの分流成分の大きさ
と容量素子C1を逆方向に充電する期間(時刻t
3〜時刻t4の期間)、即ち、電荷の蓄積期間の
長さに依存して変化する。 次に、時刻t5において、シフトレジスタで構
成された選択信号出力回路1に、アクテイブロー
のスタート信号が入力されると、選択信号出力回
路1はクロツク信号に同期して、選択信号を順次
各セルのトランジスタFT5のゲートに出力する。
シフトレジスタは、初期状態において全桁が
「0」にプリセツトされており、1桁だけが「1」
となり「1」が下位桁から上位桁へクロツク信号
に同期して伝搬するように構成されている。 時刻t6において、クロツク信号に同期してア
クテイブハイのX1選択信号S3が第1検出セル
X1のトランジスタFT5のゲートに出力される
と、そのトランジスタFT5は1クロツク周期の
間(時刻t6〜t7)オンとなり、その第1検出
セルX1の容量素子C1の端子電圧Vcがビデオ
ラインVLに出力される。次に、時刻t7におい
て、クロツク信号に同期してアクテイブハイの選
択信号が第2セルのトランジスタFT5のゲート
に出力されると、そのトランジスタFT5は1ク
ロツク周期の間(時刻t7〜t8)オンとなり、
その第2検出セルの容量素子C1の端子電圧Vc
がビデオラインVLに出力される。このようにし
て、最終セルに至るまで走査され、各検出セルの
容量素子C1の端子電圧VcがビデオラインVLに
映像信号VSとして出力される。最終の検出セル
まで走査が進行すると、エンド信号が選択信号出
力回路1に出力され、時刻t9で検出セルの走査
が停止する。その後、上記した時刻t1か次のサ
イクルの処理が繰り返される。 上記処理において、時刻t3〜t4間における
光電流による電荷の蓄積の処理は、各検出セルに
おいて同時に実行される。したがつて、時系列的
に出力された映像信号VSは、全検出セルにおい
て同時性のある受光量を表すことになる。また、
容量素子C1に電荷を蓄積しているため電荷の蓄
積量を多くとることができるので、感度を向上さ
せることができる。 尚、上記実施例において、電荷の蓄積期間以外
の期間は、アクテイブハイのロツク信号S4によ
りトランジスタFT2がオンとなり、ホトダイオ
ードPD1に初期電圧Vrefが印加される。この場
合には、電荷の蓄積期間外はホトダイオードPD
1により生じる光電流ILは、I2で示すように
ホトダイオードPD1等に蓄積されることなく電
源に流れ込むことになりブルーミングが防止され
る。 次に、ダミーセルWについて述べる。 ダミーセルWはホトダイオードPD11のアパ
ーチヤ部90がアルミニウム層96により遮光さ
れていることを除き、検出セルX1の構成と同一
である。即ち、ダミーセルWのトランジスタFT
11(第4のスイツチ素子)、FT12(第5のス
イツチ素子)、FT13,FT14,FT15(第6
のスイツチ素子),FT16,FT17は、それぞ
れ、検出セルX1のトランジスタFT1,FT2,
FT3,FT4,FT5,FT6,FT7に対応する。
ダミーセルWは各検出セルと同様に作動し、電荷
の蓄積期間(t3〜t4)にホトダイオードPD
11により生じた暗電流IDは自己の容量と第2
の容量素子C11を逆方向に充電し、容量素子C
11の端子電圧Vdを減少させる。そして、各検
出セルが順次走査され映像信号VSが順次出力さ
れている走査期間(時刻t6〜t9)高レベルと
なるアクテイブハイのダミーセル選択信号S5が
トランジスタFT15のゲートに入力しているの
で、ダミーセルWの容量素子C11の端子電圧
Vdは、走査期間ダミーラインDLに暗信号DSと
して出力される。 このようにしてビデオラインVLに出力された
映像信号VSからダミーラインDLに出力された暗
信号DSを減算することにより、映像信号VSから
暗電流の影響を除去した信号を得ることができ
る。 尚、上記実施例において、容量素子C1をリセ
ツトしホトダイオードPD1をロツクするために
トランジスタFT3とトランジスタFT2が使用さ
れているが、トランジスタFT3を省略すること
もできる。省略した場合には、トランジスタFT
2とトランジスタFT1がオンすることにより容
量素子C1がリセツトされ、トランジスタFT2
がオンし、トランジスタFT1がオフすることに
よりホトダイオードPD1のリセツトとロツクが
行われる。また、トランジスタFT2がオフしト
ランジスタFT1がオンすることにより、容量素
子C1に電荷の蓄積が行われる。このことはダミ
ーセルWについても同様である。
【発明の効果】
本発明は検出セルと検出セルと同様に構成され
た少なくとも1つのダミーセルとを設けた固体撮
像素子であり、検出セル及びダミーセルは、それ
ぞれ、ホトダイオード及び遮光されたホトダイオ
ードに並列に接続され、少なくともホトダイオー
ドにより光励起された電荷の蓄積期間導通される
第1及び第4のスイツチ素子と第1及び第2の容
量素子からなる直列回路と、ホトダイオードの一
端と基準電圧電源又はアースに接続され、少なく
とも蓄積期間非導通とされ、導通によりホトダイ
オードに逆電圧を印加させる第2及び第5のスイ
ツチ素子と、第1及び第2の容量素子の一端とビ
デオライン及びダミーラインとの間に配設され、
蓄積期間の経過後、各画素の走査信号により導通
される第3のスイツチ素子及び全画素の読出期間
の間導通される第6のスイツチ素子とを設けたも
のである。従つて、映像信号からホトダイオード
の暗電流による影響を除去し、S/N比の高い信
号を得ることができる。また、暗電流分が除去さ
れているので、高温及び広温度範囲での使用が可
能となる。又、本発明のダミーセルは暗電流に比
例した電圧を全画素の読取り期間保持することが
できるので、全画素に対して少なくとも1つのセ
ルで構成することが可能である。又、映像信号の
読出期間では、第2及び第5のスイツチ素子が導
通しており、ホトダイオードには逆電圧が印加さ
れていることになるので、その期間における励起
電荷の影響を除去することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係る固体
撮像素子の主要部の構成を示した回路図。第2図
は実施例回路の動作を説明するタイミングチヤー
ト。第3図は従来のMOS型イメージセンサの1
画素の主要部の構成を示した構成図。第4図はそ
の素子の動作特性を示した波形図。第5図aはそ
の素子の構造を示した平面図、第5図bはその素
子の構造を示した断面図である。 FT1〜FT7,FT11〜FT17…MOS−
FET、PD,PD1,PD11…ホトダイオード、
C1,C11…容量素子、X1…検出セル、W…
ダミーセル、A1,A11…センス増幅器、VL
…ビデオライン、DL…ダミーライン、90…ア
パーチヤ部、91…n型基板、92…ソース、9
3…ドレイン、94…ゲート、96…アルミニウ
ム層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各画素にホトダイオードを配列し、各ホトダ
    イオードにおいて光励起された電荷に基づいて映
    像信号をビデオラインに出力する固体撮像素子に
    おいて、 前記ホトダイオードに並列に接続され、少なく
    ともホトダイオードにより光励起された電荷の蓄
    積期間導通される第1のスイツチ素子と第1の容
    量素子からなる直列回路と、 前記ホトダイオードの一端と基準電圧電源又は
    アースに接続され、少なくとも前記蓄積期間非導
    通とされ、導通により前記ホトダイオードに逆電
    圧を印加させる第2のスイツチ素子と、 前記第1の容量素子の一端と前記ビデオライン
    との間に配設され、前記蓄積期間の経過後、各画
    素の走査信号により導通される第3のスイツチ素
    子とから成る検出セルと、 遮光されたホトダイオードと、 前記遮光されたホトダイオードに並列に接続さ
    れ、前記第1のスイツチ素子が導通する期間導通
    する第4のスイツチ素子と第2の容量素子とから
    なる直列接続回路と、 前記遮光されたホトダイオードの一端と基準電
    圧電源又はアースに接続され、少なくとも前記蓄
    積期間非導通とされ、導通により前記遮光された
    ホトダイオードに逆電圧を印加させる第5のスイ
    ツチ素子と、 前記第2の容量素子の一端と暗信号を伝送する
    ダミーラインとの間に配設され、前記蓄積期間の
    経過後、走査信号により導通される第6のスイツ
    チ素子と から成る少なくとも1つのダミーセルと を有することを特徴とする固体撮像素子。 2 前記蓄積期間が始まる前に、前記検出セル及
    び前記ダミーセルにおいて、前記ホトダイオード
    及び前記遮光されたホトダイオードは逆電圧が印
    加され前記第1の容量素子及び第2の容量素子は
    その逆電圧で充電されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の固体撮像素子。 3 前記検出セルは、前記第1の容量素子の端子
    電圧を入力し電流増幅された信号を出力する第1
    の増幅器を有し、前記ダミーセルは、前記第2の
    容量素子の端子電圧を入力し電流増幅された信号
    を出力する第2の増幅器を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の固体撮像素子。
JP61309498A 1986-12-22 1986-12-25 固体撮像素子 Granted JPS63161784A (ja)

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JP61309498A JPS63161784A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 固体撮像素子
US07/135,382 US4839735A (en) 1986-12-22 1987-12-21 Solid state image sensor having variable charge accumulation time period

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JP61309498A JPS63161784A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 固体撮像素子

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Publication Number Publication Date
JPS63161784A JPS63161784A (ja) 1988-07-05
JPH0511829B2 true JPH0511829B2 (ja) 1993-02-16

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